JP6517971B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
また、この発明にかかる電子機器は、光を受光して発電する発電部と、前記発電部によって発電された電力を蓄電する蓄電部と、前記蓄電部によって蓄電された電力を用いて時刻を計時する計時部と、前記計時部によって計時される時刻を表示する表示部と、前記発電部によって発電される電流を検出し、あらかじめ定められた複数の段階のうち、検出された電流の電流量に応じた段階を決定する制御部と、を備え、前記表示部が、操作指示があった場合に、前記制御部によって決定された段階に基づいて、前記発電部による発電状況と、前記蓄電部の蓄電状況を表示するにあたり、前記発電状況または前記蓄電状況のうちの一方の表示に先だって、他方を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示部が、前記発電状況の表示に先だって、前記蓄電状況を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記発電状況の表示を行う領域と、前記蓄電状況の表示を行う領域が、異なる領域であることを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示部が、複数の指針を備え、前記複数の指針を用いて、前記発電状況と前記蓄電状況を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記複数の指針のうち、前記蓄電状況の表示に用いた指針が、前記蓄電状況の表示を継続し、他の指針が、前記発電状況の表示を実施することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記発電状況の表示領域へ前記指針が移動する移動方向と、前記蓄電状況の表示領域へ前記指針が移動する移動方向が、互いに異なることを特徴とする。
まず、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計の構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の電子機器の一例である電波修正時計の外観を示す説明図である。図1において、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計100は、電波修正時計100の外装をなすケース(外装ケース)101を備えている。ケース101は、たとえば、金属材料を用いて形成され、両端が開口した略円筒形状をなす。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計100のハードウエア構成について説明する。図2は、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計100のハードウエア構成を示す説明図である。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計100の機能的構成について説明する。図3は、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計の機能的構成を示す説明図である。図3において、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計100の各機能は、電波修正時計100の全体の制御を司る制御部300と、発電部301、蓄電部302、計時部303、表示部304、受信部305の各部とによって実現することができる。
つぎに、発電状況表示処理の手順について説明する。図4は、発電状況の表示にかかる制御部の処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、所定のタイミングになったか否かを判断する(ステップS401)。所定のタイミングとは、たとえば、あらかじめ定められた日時や一定間隔に達した場合であってもよい。また、使用者による所定の操作指示(後述するステップS408における操作指示を含む)があった場合でもよい。
つぎに、発電状況表示の具体的な内容について説明する。図6〜図9は、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計の発電状況表示の内容を示す説明図である。図6のAは、通常時刻表示の状態を示している。時刻表示針106(時針106a、分針106b、秒針106c)によって時刻(1時50分23秒)が表示されている。
6b、秒針106cが3時の位置で重なって停止している。これによって、レベルL3の
発電量であることを示している。通常時刻表示において、3時の位置で3つの指針が完全
に重なることはないので、3つの指針がこの状態で時刻表示と見間違うことはない。
定時間が経過した後、オートリターンにより、移動して通常時刻表示の状態に戻るように
してもよい。また、オートリターンが行われる前に、操作部104による所定の操作があ
った場合に、移動して通常時刻表示の状態に戻るようにしてもよい。
まで、所定の位置において停止した状態を保持する。そして、所定の操作があった場合に
、移動して通常時刻表示の状態に戻るようにしてもよい。その際、各指針が所定の位置に
おいて停止した状態を保持したまま、発電量モニターを自動で継続する。具体的には、た
とえば所定のタイミングで図4のフローチャートの電流検出(ステップS402)、段階
決定(ステップS403)、段階情報更新(ステップS404)の各処理を繰り返し実行
し、その都度、ステップS409の発電状況の表示を実行する。
示す時刻指示針106の位置が変更されるので、使用者は、時刻指示針106の指し示す
位置を見ながら自ら移動し、発電状況が最適な位置を容易に探すことができる。時刻指示
針106の指し示す位置が最適になったら、所定時間後オートリターンにより通常時刻表
示状態に戻るようにしてもよい。
動で継続するようにしてもよい。充電量モニター時は、ほとんど指針が停止しているので
、事実上パワーセーブ状態であり、指針を運針することによる通常時刻表示の状態よりも
充電を効率よくおこなうことができる。充電量モニターは、充電を促すのが目的なので、
充電が完了したら(あるいは所定量充電できたら)、オートリターンにより通常時刻表示
状態に戻るようにしてもよい。このように、充電が完了したら自動で時計機能が動き出す
ような構成にすることによって、使用者は、指針が止まっているときは充電中であり、指
針が動き出したら使用可能な状態になったということを感覚的に把握することができ、使
用者にとっては使い勝手がよい。
して所定の位置(2時の位置)へ移動する。図7のAは、図6のAと同様に、通常時刻表
示の状態を示している。時刻表示針106(時針106a、分針106b、秒針106c
)によって時刻(1時50分23秒)が表示されている。
。操作指示があると、各指針は、所定の位置(2時の位置)へすべて時計回りに回動して
、2時の位置へ移動を開始する。
6b、秒針106cが2時の位置で重なって停止している。これによって、レベルL2の
発電量であることを示している。また、図示は省略するが、図7とは反対にすべて反時計
回りに回動して所定の位置へ移動して重なるようにしてもよい。また、図示は省略するが
、3つの指針すべてを同一方向に移動させて重ねる代わりに、3つの指針のうちのいずれ
か2つ(たとえば時針106a、分針106b)のみを時計回りまたは反時計回りに移動
させて重ねるようにして、残りの1つ(たとえば秒針106c)だけは2つとは反対方向
に回動させるようにしてもよい。なお、通常時刻表示への各指針の復帰に関しては図6の
場合と同様である。
06b、秒針106c)によって通常時刻表示の状態(1時50分23秒)を示している
。
。操作指示があると、各指針は、所定の位置とは別の位置(12時の位置)へ最短で移動
できる方向に回動する。具体的には、分針106bは時計回りに、時針106aおよび秒
針106cは反時計回りに回動して、12時の位置へ移動を開始する。この際、すべての
指針が時計回りに回動して、12時の位置へ移動してもよく、反対に、すべて指針が反時
計回りに回動して、12時の位置へ移動してもよい。また、3つの指針すべてを同一方向
に移動させて12時の位置へ移動させる代わりに、3つの指針のうちのいずれか2つ(た
とえば時針106a、分針106b)のみを時計回りまたは反時計回りに回動させて、残
りの1つ(たとえば秒針106c)だけは2つとは反対方向に回動させて移動させてもよ
い。
の状態で所定時間(たとえば1〜2秒程度)停止する。この所定時間は、発電される電流
量を検出し、電流量に応じた段階を決定するのに要する時間に対応させるようにするとよ
い(その理由は後述する)。図8のDは、12時の位置から時針106aおよび分針10
6b、秒針106cの3つの指針が重なった状態で所定の位置(5時の位置)へ移動して
、5時の位置で停止して、発電状況表示が完了した状態を示している。これによって、レ
ベルL5の発電量であることを示している。
態で発電量表示位置へ移動することによって、指針が通常の動きとは異なる目立つ動きを
するので、使用者がより確実に発電状況を認識することができる。また、あらかじめ段階
情報が更新されておらず、使用者による操作指示があってから発電量を検出して段階を決
定する場合に、一旦、別の位置(12時の位置)に移動させてから、所定の位置(5時の
位置)へ移動させる方法は有効である。
位置まで指針が移動するのに要する時間が長くかかることに対する使用者の違和感を緩和
することができる。また、ソーラーセル206が配置されていない領域へ指針を退避させ
ることによって、指針が重なる領域の影響を受けることなく、より精度の高い電流量を検
出することができる。
置、すなわち別の位置を1時の位置としてもよい。このようにすることによって、最初に
0ルクスを示し、徐々に明るさが増していって、発電量表示位置を指し示すイメージを使
用者に与えることができる。なお、通常時刻表示への各指針の復帰に関しては図6の場合
と同様である。
a、分針106b、秒針106c)によって通常時刻表示の状態(1時50分23秒)を
示している。この状態で、使用者による所定のボタン操作がなされると、図9のBに示す
ように、時針106aおよび分針106b、秒針106cがすべて10時の位置に移動し
て重なって停止する。この状態により蓄電状況を表示する。図示は省略するが、文字板の
左半分の所定の位置において、蓄電状況を段階的に表示する。
、10時の位置に重なって停止していた時針106aおよび分針106b、秒針106c
が重なった状態のままで、時計回りに4時の位置まで回動し、停止する。これによって、
レベルL4の発電量であることを示している。
よび発電状況の両方を表示することができる。また、蓄電状況表示をしている状態におい
て、ボタン操作することなく、所定の時間(3〜5秒)経過後に、自動的に時計回りに4
時の位置まで回動するようにしてもよい。なお、通常時刻表示への各指針の復帰に関して
は図6の場合と同様である。
回動させて4時の位置へ移動させる代わりに、3つの指針のうちのいずれか2つ(たとえ
ば時針106a、分針106b)のみを時計回りまたは反時計回りに4時の方向へ回動さ
せて、残りの1つ(たとえば秒針106c)だけは10時の位置に停止したままの状態と
してもよい。2つとは反対方向に回動させて移動させてもよい。これによって、(秒針1
06cによる)蓄電状況と、(時針106aおよび分針106bによる)発電状況とを同
時に表示することができる。
図10は、この発明にかかる実施の形態の電波修正時計のアンテナおよびソーラーセル
と発電量表示部の配置の関係を示す説明図である。図10に示すように、文字板105と
重なる大部分の領域には、ソーラーセル206が設けられている。インジケーター110
が配置された領域にもソーラーセル206が設けられている。ただし、12時の位置の矩
形の切り欠き部分にはソーラーセル206は設けられていない。この切り欠き部分には、
アンテナ201が配置される。
電波の受信処理をおこなう場合であっても、所定の段階を示す所定の位置(6時の位置)
は、受信部305による電波の受信領域、すなわちアンテナ201が配置された位置と重
ならない領域に設けている。このようにすることで、アンテナ201と指針とが重なるこ
とによる電波受信の感度の低下を防止し、より確実に電波受信処理を実現することができ
る。
けられたインジケーター110と重ならない位置、すなわち、文字板105の略右半分に
配置している。これにより、指針によってインジケーター110の表示内容の視認性を阻
害しないようにすることができる。
光領域と重ならない領域に設けている。すなわち、図10からもわかるように12時の位
置にはソーラーセル206は配置されていない。上述のように、使用者による操作指示が
あってから発電量を検出して段階を決定する場合に、一旦、別の位置(12時の位置)に
移動させて、発電量を検出している間、指針とソーラーセル206との重なりを少なくす
る。これによって、指針とソーラーセル206とが重なることにより受け得る影響(受光
量強いては電流量が変化してしまうこと)を減らして、より正確な発電量を検出すること
ができる。
つぎに、蓄電状況表示と発電状況表示との関係について説明する。図11は、この発明
にかかる実施の形態の電波修正時計の蓄電状況表示と発電状況表示との関係を示す説明図
である。
示されており、時刻指示針106によってレベル2の発電量表示部114bが指し示され
ている。この状態では、発電量は少ないが、蓄電量が十分確保できているので、衛星電波
の受信が可能である。また、図11のBにおいて、機能指示針113によって「CHG」
の区間表示部112eが指し示されており、時刻指示針106によってレベル5の発電量
表示部114eが指し示されている。この状態では、蓄電量は少ないが、発電量が十分確
保できているので、図11のAの状態と同様に、衛星電波の受信が可能である。
と区間表示部112を指し示す機能指示針113の角度がほぼ同じになるように設定して
いる。すなわち、発電量表示部114は、検出された電流の電流量が小さい段階から大き
い段階へ所定の回動方向(たとえば時計回り)に順次設けられ、区間表示部112は、そ
の反対に蓄電部302における蓄電量が大きい段階から小さい段階へ所定の回動方向と同
じ方向(時計回り)に順次設けられている。
角度と、区間表示部112を指し示す機能指示針113の角度とがほぼ同じになっている
場合は、GPS信号を含む電波の受信が可能であることを使用者が瞬時にかつ感覚的に認
識することができる。また、使用者は、両者の指し示す角度が異なる場合は、GPS信号
を含む電波の受信ができないことを認識し、両者の指し示す角度がほぼ一致するような環
境に移動するなどして、受信のための環境を容易に調整することができるようになる。す
なわち、移動して最適な環境を見つけ出す場合、時刻表示針106が指し示す角度と、機
能指示針113の指し示す角度の違いに着目するだけでよく、容易かつ確実に最適な環境
を見つけ出すことができる。
ことにより、たとえば電圧低下を示す「CHG」の区間表示部112eを指し示している
ときは、発電量も同じ方向を指し示すようなところに移動することを、使用者に促すこと
ができる。
上ある場合は、それら2つ以上の機能指示針113を、図6〜図9に示した時刻指示針1
06の動きと同様に、重ね合わせて区間表示部112を指し示すことにより、蓄電状況を
表示するようにしてもよい。
、図6〜図9に示した時刻指示針106の動きと同様に、重ねて所定の位置へ移動させる
ことで、発電状況を表示するようにしてもよい。その際、時刻指示針106は、通常時刻
を表示していてもよく、また、通常時刻以外の他の情報を表示するのに用いてもよい。
いてもよい。その際、それぞれが同じ発電状況を表示してもよい。これにより、発電状況
の表示に関して、より強い印象を使用者に与えることができる。また、発電状況について
の異なる情報、たとえば、操作指示直後の発電状況と、所定時間経過後の発電状況をそれ
ぞれが同時に表示することによって、その変化を使用者に認識させることなどが可能とな
る。このように、時刻指示針106と機能指示針113が互いに補完することによって、
使用者にとってより分かりやすい発電状況の表示を実現するようにしてもよい。
ケーター110を構成する例で説明したが、これには限定されない。たとえば、図示を省
略するクロノグラフ用指針など適宜の機能を表示する指針を用いても発電状況を表示する
ようにしてもよい。また、時刻指示針106、機能指示針113に代えてあるいは時刻指
示針106、機能指示針113とともに、図2に示した表示画面212を用いて発電状況
を表示するようにしてもよい。
つぎに、時刻指示針106の形状の一例について説明する。図12は、この発明にかか
る実施の形態の電波修正時計の時刻指示針の形状の一例を示す説明図である。図12のA
は通常時刻表示状態であり、図12のBは発電状況表示状態である。図12のAにおいて
、時針106aの先端部分1201a、分針106bの途中部分1201bの形状および
色彩に特徴がある。また、秒針106cの途中部分1201cの色彩にも特徴がある。
刻指示針106の途中部分に、時刻指示針106の他の部分とは異なる色彩(たとえば赤
色、黄色またはオレンジ色)の円形形状1201が形成される。これはたとえば、太陽を
デザインしたものであり、太陽光による発電をイメージしたものである。時刻表示針10
6が互いに重なることによって形成される形状は、それに限らず、衛星電波をイメージす
る星型であったり、他の形状、色彩あるいは模様であってもよい。また、3つの時刻指示
針106のうちのいずれか2つによって所定の形状を形成するようにしてもよい。
表示であることを確実にかつ感覚的に使用者に知らしめることができる。また、図示を省
略するが、インジケーター110を構成する機能指示針113が2つ以上ある場合に、そ
れら2つ以上の機能指示針113が、図12に示した時刻指示針106の形状と同様に、
重なった場合にのみ所定の形状を形成させるようにしてもよい。
100は、制御部300が、発電部301によって発電される電流を検出し、あらかじめ
定められた複数の段階のうち、検出された電流の電流量に応じた段階を決定し、表示部3
04が、操作指示があった場合に、制御部300によって決定された段階に基づいて、発
電部301による発電状況を表示する。これにより、使用者に対して、明るさ(光の強さ
)を示す発電量を直感的に知らしめ、効率的かつ直感的な充電をおこなわせることができ
る。
部304が、時刻を表示する、同じ軸を中心として回動する複数の時刻指示針106を備
えており、検出された電流の電流量に応じた段階に対応する所定の位置(発電量表示部1
14)へ、複数の指針のうちの少なくともいずれかの指針を移動させることによって、発
電状況を表示する。これにより、時刻指示針106が、一時的に時刻表示を止めて発電量
表示をおこなうので、使用者に対して確実かつ直感的に発電量を直感的に知らしめること
ができる。
の指針のうちの少なくとも2つの時刻指示針106を所定の位置へ移動させて重ねるため
、通常の時刻表示とは異なった表示となるため、通常の時刻表示と見間違われることなく
、より確実に使用者に対して発電量を知らしめることができる。
複数の指針のうちの少なくとも2つの時刻指示針106を所定の位置とは別の位置(基準
位置(12時の位置))において重ねた後、当該別の位置から重ねた状態で当該所定の位
置へ移動させることによって、時刻指示針106が通常の時刻表示ではあり得ない動きを
することから、使用者の目を引き、より確実に使用者に対して発電量を知らしめさせるこ
とができる。また、発電量の段階を決定するまでの時間調整をすることができる。
位置(基準位置)を、重ねられた時刻指示針106が、光を受光する受光領域(ソーラー
セル206が配置された領域)と重ならない領域に設けることによって、時刻指示針10
6が重なることによって、発電量の検出に影響を及ぼさないようにすることができる。
状況を表示する少なくとも2つの指針が、互いに重なることによって所定の形状1201
を形成することによって、より確実に使用者に対して発電量を知らしめさせることができ
る。
状況を表示する時刻指示針106の発電量表示部114への移動を、検出された電流の電
流量に応じた移動速度によっておこなわせることによって、時刻指示針106の移動速度
(回動速度)から、使用者に対して発電量を直感的に知らしめることができる。
部302の蓄電状況を表示するインジケーター110および機能指示針113を備えてお
り、発電量表示部114を指し示す時刻指示針106が、インジケーター110の領域と
重ならない領域に設ける。これによって、インジケーター110および機能指示針113
による蓄電量の表示が阻害されることがない。
量表示部114が、検出された電流の電流量が小さい段階から大きい段階へ所定の回動方
向に順次設けられ、区間表示部112が蓄電量が大きい段階から小さい段階へ所定の回動
方向と同じ方向に順次設けられることによって、GPS信号を含む電波が受信可能である
か否かを、使用者に対して、瞬時にかつ感覚的に認識させることができる。
指示針106による発電状況の表示に先だって、時刻指示針106で蓄電状況の表示をす
ることによって、インジケーター110および機能指示針113を設ける必要がない。あ
るいは、インジケーター110および機能指示針113を使用しなくてもよい。
した段階が所定の段階(たとえば、最高レベルであるレベルL6)である場合に、受信部
による電波の受信処理を自動的におこなうことにより、確実に電波の受信処理を実行でき
るとともに、電波の受信処理の操作指示を使用者におこなわせることなく(使用者を煩わ
せることなく)効率的な電波の受信処理が可能となる。
受信処理をおこなう際の時刻指示針106の発電量表示部114における停止位置が、ア
ンテナ201が配置された基準位置と重ならないようにすることにより、時刻指示針10
6の存在が影響を与えることなく、確実に受信処理を実行することができる。
器に有用であり、特に、GPS信号を含む電波を受信する電子機器に適している。
104 操作部
105 文字板
106 時刻指示針
110 インジケーター
111 目盛り
112 区間表示部
113 機能指示針
114 発電量表示部
115 帯表示
206 ソーラーセル
300 制御部
301 発電部
302 蓄電部
303 計時部
304 表示部
305 受信部
Claims (6)
- 光を受光して発電する発電部と、
前記発電部によって発電された電力を蓄電する蓄電部と、
前記蓄電部によって蓄電された電力を用いて時刻を計時する計時部と、
前記計時部によって計時される時刻を表示する表示部と、
前記発電部によって発電される電流を検出し、あらかじめ定められた複数の段階のうち、検出された電流の電流量に応じた段階を決定する制御部と、を備え、
前記表示部は、所定のボタンの操作がなされると、前記制御部によって決定された段階に基づいて、前記発電部による発電状況と、前記蓄電部の蓄電状況を表示するにあたり、前記発電状況または前記蓄電状況のうちの一方の表示に先だって、他方を表示し、前記他方の表示状態において、所定のボタンの操作をすることなく前記一方を表示する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記表示部は、前記発電状況の表示に先だって、前記蓄電状況を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記発電状況の表示を行う領域と、前記蓄電状況の表示を行う領域が、異なる領域である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記表示部は、複数の指針を備え、
前記複数の指針を用いて、前記発電状況と前記蓄電状況を表示する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記複数の指針のうち、
前記蓄電状況の表示に用いた指針は、前記蓄電状況の表示を継続し、
他の指針が、前記発電状況の表示を実施する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 前記発電状況の表示領域へ前記指針が移動する移動方向と、前記蓄電状況の表示領域へ前記指針が移動する移動方向が、互いに異なる
ことを特徴とする請求項4または5に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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