JP6516975B2 - 棒つきアイスクリームを作るための方法およびシステムと、棒つきアイスクリームを作るための液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン - Google Patents

Description

本発明は、棒つきアイスクリームを作るための方法およびシステムと、棒つきアイスクリームを作るのに適した処理された液体または半液体製品を作り分配するためのマシーンに関する。

棒つきアイスクリームは、アイスクリームのバーから成り、それには、ハンドグリップとして役立つ一般に木またはプラスチックで作られた棒の一部が埋め込まれている。

問題の技術分野において、アイスクリームは、ベース液体または半液体混合物を、液体または部分的液体製品を収容するための穴を定めている型の中にじかに入れることによって製造される。

型は、ベース混合物を凍らせて最終製品を得るために、比較的低い温度に、急速冷却にかけられる。

ベース液体または半液体混合物は、型の中に導入される前に低温殺菌処理に通常かけられる。

たとえば、作業者は、ベース液体または半液体混合物をピッチャーによって型の中に導入し、たとえば、彼／彼女は、甘味づけされたミルクベース混合物を導入する。

問題の分野の特に感じられる必要性は、高いオーバーランが与えられた棒つきアイスクリームタイプ製品を得ること、すなわち、特に高いパーセンテージの空気を取り込むことである。

実際、これまで使用されてきた方法は、高いオーバーランが与えられた棒つきアイスクリームタイプ製品を得ることはできない。

本発明の目的は、棒つきアイスクリームの生産を可能にするマシーンとシステムと方法を提供することによって上に述べられた必要性を満足させることである。

本発明によると、この目的は、棒つきアイスクリームを作るための方法およびシステムと、棒つきアイスクリームを作るための液体または半液体製品を作り分配するためのマシーンによって達成される。

本発明の技術的特徴は、前述の目的によると、以下に述べられる請求項の内容からはっきりと推測可能であり、また、その利点は、単に例示的で非限定的な実施形態を表わしている添付の図面を参照しておこなわれる続く詳細な説明からより明白になるであろう。

図１は、第一の実施形態による本発明のマシーンおよびシステムの斜視図を示している。 図２は、第二の実施形態にしたがう本発明のマシーンおよびシステムの斜視図を示している。 図３は、第三の実施形態にしたがう本発明のマシーンおよびシステムの斜視図を示している。

添付の図において、描かれた要素の大きさは、実際の要素の大きさを描写しているものではなく、特に、マシーン１は、拡大したスケールで意図的に描かれている。

本発明によると、棒つきアイスクリームを作るための方法が定められる。

本発明の方法は、
・液体または半液体ベース製品をコンテナ２の内側における冷却および攪拌にかけて、処理された液体または半液体製品を得るステップと、
・処理された製品を前記コンテナ２から取り出して型３の穴４を満たすステップと、
・型３に（好ましくはプラスチック材料または木で作られた）棒を差し込むステップと、
・処理された製品で満たされ棒を収容している型３を冷却して棒つきアイスクリームを得るステップを有している。

この方法は、棒つきアイスクリームのための処理された液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン１によって、また、棒つきアイスクリームを作るためのシステム２０によって実施されることが可能である。

棒つきアイスクリームのための処理された液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン１（これも本発明の主題の一部）と、棒つきアイスクリームを作るためのシステム２０（これも本発明の主題の一部）は以下に説明される。

棒つきアイスクリームのための処理された液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン１は、液体または半液体ベース製品を収容するためのコンテナ２を備えている。

液体または半液体ベース製品は、好ましくは、ミルクベース混合物で構成されると認められるべきである。

本発明によるマシーン１は、液体または半液体ベース製品を混合および冷却するための１ユニット１０を備えており、それは、液体または半液体処理された製品を得るようにベース製品がコンテナ２中で混合および冷却されることを可能にするようにコンテナ２と関係づけられている。

混合および冷却ユニット１０は熱処理システムと撹拌機６を備えていると認められるべきである。

撹拌機６は、ベース製品の混合を達成するようにベース製品に効果的に作用力があるである。

熱処理システムは、作用（冷媒）流体が作用力がある回路を備えている。

熱処理システムは、好ましくは、冷媒流体を介して熱サイクルを実行するように構成されていると認められるべきである。

特に、熱処理システムは、好ましくは、冷却サイクルを定めるように構成されている。

熱処理システムは、好ましくは、回路と関係づけられた下記コンポーネント、
・コンテナ２の内側のベース製品を冷却するようにコンテナ２の内側の作動流体とベース製品の間の熱交換を達成するためにコンテナ２に効果的に作用力がある第一の熱交換手段（蒸発器）と、
・作動流体を冷却するための第二の熱交換手段（コンデンサー）と、
・冷媒流体の圧力を増大させるためにそれに効果的に作用力があり、第一および第二の熱交換手段の間の回路中に配置されたコンプレッサーと、
・冷媒流体の圧力を減少させるためにそれに効果的に作用力があり、第二および第一の熱交換手段の間の回路中に配置された、流体の圧力を下げるための手段（熱膨張弁）を備えている。

マシーン１はさらに、本発明によると、処理された液体または半液体製品を抽出するための抽出手段１１を備えており、それは、処理された製品がコンテナ２から取り出されることを可能にするようにコンテナ２につながれる、また、それから分離されることが可能であり、棒つきアイスクリームを作るための型３の穴４の中に作業者が処理された製品を放つことを可能にするように構成されている。

好ましくは、処理された液体または半液体製品を抽出するための抽出手段１１は、処理された液体または半液体製品がコンテナ２から抽出されることを可能にするようにコンテナ２に連結可能なホース９を備えている。

図２と３に示されたマシーン１の実施形態がいま説明される。

この実施形態によると、マシーン１は、好ましくは、使用者がコンテナ２から処理された製品を取り出し、同一の処理された製品を分配することを可能にするようにコンテナ２につながれたディスペンサー１２を備えている。

この実施形態によると、マシーン１は、ホース９をディスペンサー１２につなぐための手段１３を備えている。

好ましくは、ホース９はゴムホースである。

この側面によると、ホース９はディスペンサー１２を介してコンテナ２につながれると認められるべきである。

図２と３に示された例によると、コンテナ２は、バッチ冷凍シリンダー５によって定められ、それは、コンテナ２を閉じて隔離するためのドア１５を備えている。

バッチ冷凍シリンダー５は、ベース材料を処理および混合するための内部チャンバーが設けられていると認められるべきである。

バッチ冷凍シリンダー５は、熱処理システムによって直接冷却される。

特に、熱処理システムの交換器（蒸発器）の一つはバッチ冷凍シリンダー５につながれている。

好ましくは、交換器（蒸発器）は、バッチ冷凍シリンダー５の側面の壁を冷却するように配置されていると認められるべきである。

特に、この実施形態によると、撹拌機６は、バッチ冷凍シリンダー５の側面の壁の少なくとも一部をこするように構成されている。

好ましくは、方法を実施するこの実施形態によると、液体または半液体ベース混合物をコンテナ２の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、ベース製品を−３℃と−１５℃の間の温度に冷却するステップが考えられる。

それから、マシーン１は、ベース製品を−３℃と−１５℃の間の温度に冷却するように熱処理システムの一つ以上のコンポーネントを制御するように構成された電子ユニット１６を備えていると認められるべきである。

したがって、方法のこの実施形態によると、液体または半液体ベース製品をコンテナ２の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、バッチ冷凍シリンダー５の内側において実行され、それは、外部の大気から密閉して隔離されることが可能である。

さらに、この実施形態によると、処理された製品をコンテナ２から取り出して型３を満たすステップは、好ましくは、コンテナ２からの製品の流出を促進するために撹拌機６のスイッチを入れるステップを有している。

液体または半液体ベース製品を冷却および攪拌にかけるステップのあいだ、バッチ冷凍シリンダー５の内側の圧力は大気圧よりも大きいと同様に認められるべきである。

特に、バッチ冷凍シリンダー５の内側の圧力は、好ましくは、１．５ｂａｒと２．５ｂａｒの間にある。

この実施形態によると、好ましくは、バッチ冷凍シリンダー５の内側のベース製品の混合と組み合わされた冷却が考えられる。

より一般的には、本方法によると、液体または半液体ベース製品を冷却および攪拌にかけるステップは、好ましくは、同時の冷却と混合のステップを備えている。

バッチ冷凍シリンダー５は、図２に示された実施形態によると、上側タンクによって供給される（すなわちベース製品を受け取る）と認められるべきである。

対照的に、バッチ冷凍シリンダー５は、図３に示された実施形態によると、バッグインボックスタイプのコンテナによって供給される（すなわちベース製品を受け取る）。

図１に示された実施形態がいま説明される。

この実施形態によると、コンテナ２はタンク７によって定められている。

タンク７は撹拌機６を備えていると認められるべきである。

別の側面によると、ホース９は、閉じ手段１４が装備されており、それは、処理された製品がホース９中を流れるのを防止するように使用者によって操作されることが可能である。

この側面によると、ホース９は、ホース９それ自体を閉じるための機械デバイス１４を備えており、それは、使用者が、製品を分配するためのホースを開閉することを可能にすると認められるべきである。

好ましくは、この実施形態によると、マシーン１はポンプ８を備えている。

ポンプ８は、処理された製品をタンク７から取り出すように構成されている。

したがって、特に、ポンプ８の吸引側がタンク７に、特にタンク７の底に連結されると認められるべきである。

この実施形態では、ホース９は、ポンプ８の送出側に連結されている。

それから、方法のこの実施形態によると、処理された製品をコンテナ２から取り出して型３を満たすステップは、処理された製品をポンプ８によって移動させるステップを有していると認められるべきである。

言い換えれば、ポンプ８は、処理された製品をコンテナ２から取り出して型３の穴４を満たすためにスイッチが入れられ、実際、ポンプ８は、処理された製品をホース９を通して移動させるために必要な水頭を生成する。

同様に、本発明によると、棒つきアイスクリームを作るためのシステム２０が定められ、それは、
・すでに前に説明された、棒つきアイスクリームを得るように処理された液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン１と、
・処理された液体または半液体製品で満たされることが可能である複数の穴４が設けられた型３と、
・型３のための冷却ユニット１７を備えており、それは、処理された製品が穴４の内側で固まることを可能にするような温度への（穴４が処理された製品で満たされ、棒を収容している）型３の冷却を可能にし、それにより棒つきアイスクリームを得るように構成されている。

型３のための冷却ユニット１７は、処理された製品が−１５℃よりも低い（好ましくは−１５℃と−３５℃の間にある）温度に冷却されることを可能にするように構成されていると認められるべきである。

さらに好ましくは、型３のための冷却ユニット１７は、処理された製品が−２０℃よりも低い（好ましくは−２０℃と−３５℃の間にある）温度に冷却されることを可能にするように構成されていると認められるべきである。

示された図では、型３が冷却ユニット１７の内側に置かれたときに、型３が処理された液体または半液体製品で満たされると認められるべきである。

あるいは、型３が冷却ユニット１７の外側に置かれたときに、型３が処理された液体または半液体製品で満たされ、満たされた後に型３が冷却ユニット１７の内側に置かれる。

満たしの後、複数の棒を支持している棒支持要素が、型３につながれ、それにより、棒が、製品で満たされた各穴４に置かれる。

好ましくは、型３のための冷却ユニット１７は、迅速温度低減ユニットである。

表現「迅速温度低減ユニット」は、その内側の製品が非常に迅速で速いやり方で冷却されることを可能にするように構成された冷却システムを装備したユニットを意味している。

好ましくは、迅速温度低減ユニットは、型を収容するための区画と、その区画へのアクセスを可能にするために開閉されることが可能であるドアが設けられている。

好ましくは、冷却システムの蒸発器は、区画を冷却するように構成されている。

本発明によると、マシーン１は、棒つきアイスクリームを作るのに特に適した混合物が得られることを可能にする。

特に、実験的試験は、本発明の方法によって、またはシステム２０によって得られる棒つきアイスクリームは、高いオーバーランが与えられ、すなわち、多量の空気を取り込み、それは、その感覚の品質を改善することを、技術者が観察することを可能にした。

オーバーランは、（混合物の重量−アイスクリームの重量）×１００／（アイスクリームの重量）を意味していると認められるべきである。

したがって、マシーン１によって得られる処理された製品は、棒つきアイスクリームを作る従来の方法と比較して、高いオーバーランが与えられた、すなわち、多量の空気を取り込んでいる棒つきアイスクリームを得ることを可能にする。

特に、図１の実施形態によって実施される方法は、大量の空気が取り込まれることを可能にし、実際、ポンプ８の動作は、空気のある種のエマルジョンが処理された液体中に作り出されるようにする、言い換えれば、空気の取り込みを支援すると認められるべきである。

したがって、有利なことに、本発明によるマシーン１とシステム２０と方法は、高品質特性が与えられた棒つきアイスクリームを得ることを可能にする。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
［１］ 棒つきアイスクリームを作るための方法であり、
・液体または半液体ベース製品をコンテナ（２）の内側における冷却および攪拌にかけて、処理された液体または半液体製品を得るステップと、
・処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して型（３）の穴（４）を満たすステップと、
・前記型（３）に棒を差し込むステップと、
・処理された製品で満たされ棒を収容している前記型（３）を冷却して棒つきアイスクリームを得るステップを有していることを特徴とする方法。
［２］ 液体または半液体ベース製品をコンテナの内側における冷却および攪拌にかけるステップは、外部の大気から密閉して隔離されることが可能であるバッチ冷凍シリンダー（５）の中でおこなわれる、先行請求項に記載の方法。
［３］ 液体または半液体ベース製品をコンテナの内側における冷却および攪拌プロセスのあいだの前記バッチ冷凍シリンダーの内側の圧力は、外部の大気圧よりも大きい、先行請求項に記載の方法。
［４］ 処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たすステップは、前記コンテナ（２）からの製品の流出を促進するために撹拌機（６）のスイッチを入れるステップを有している、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［５］ 液体または半液体ベース製品をコンテナ（２）の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、タンク（７）の中でおこなわれる、［１］に記載の方法。
［６］ 処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たすステップは、処理された製品をポンプ（８）によって移動させるステップを有している、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［７］ 処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たすステップは、前記コンテナ（２）に連結可能なホース（９）を介しておこなわれる、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［８］ 前記ホース（９）は、ポンプ（８）のデリバリー側に連結される、［６］と［７］に記載の方法。
［９］ 液体または半液体ベース製品をコンテナ（２）の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、ベース製品を−３℃よりも低い温度に冷却することを有している、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［１０］ 液体または半液体ベース製品をコンテナ（２）の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、ベース製品を−３℃と−１５℃の間の温度に冷却することを有している、先行請求項に記載の方法。
［１１］ 液体または半液体ベース製品をコンテナ（２）の内側における冷却および攪拌にかけるステップは、ベース製品を−３℃と−８℃の間の温度に冷却することを有している、先行請求項に記載の方法。
［１２］ 処理された製品で満たされ棒を収容している前記型（３）を冷却するステップは、処理された製品を−２０℃よりも低い温度に冷却するステップを有している、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［１３］ 処理された製品で満たされ棒を収容している前記型（３）を冷却するステップは、処理された製品を−３５℃と−２０℃の間の温度に冷却するステップを有している、先行請求項のいずれかに記載の方法。
［１４］ 棒つきアイスクリームのための液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン（１）において、
・液体または半液体ベース製品を収容するためのコンテナ（２）と、
・液体または半液体ベース製品を混合し冷却するように構成された、液体または半液体処理された製品を得るようにベース製品がコンテナ（２）の中で混合され冷却されることを可能にするようにコンテナ（２）と関係づけられた混合および冷却ユニット（１０）と、
・液体または半液体処理された製品を抽出するための抽出手段（１１）を備え、それは、処理された製品がコンテナ（２）から取り出されることを可能にするように前記コンテナ（２）につながれる、また、それから分離されることが可能であり、棒つきアイスクリームを作るための型（３）の穴（４）の中に作業者が処理された製品を放つことを可能にするように構成されている、マシーン。
［１５］ 前記抽出手段（１１）は、処理された液体または半液体製品が抽出されることを可能にするように前記コンテナ（２）に連結可能なホース（９）を備えている、先行請求項に記載のマシーン。
［１６］ 使用者が処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出し、同一の処理された製品を分配するのを可能にするように前記コンテナ（２）につながれたディスペンサー（１２）を備えていて、また、前記ホース（９）を前記ディスペンサー（１２）につなぐための手段（１３）を備えていて、前記ホース（９）は前記ディスペンサー（１２）を介して前記コンテナ（２）につながれる、先行請求項に記載のマシーン。
［１７］ 前記ホース（９）は、処理された製品が前記ホース（９）中を流れるのを防止するように使用者によって操作されることが可能である閉じ手段（１４）が装備されている、先行［１５］または［１６］のいずれかに記載のマシーン。
［１８］ 前記コンテナ（２）は、バッチ冷凍シリンダー（５）によって定められ、それは、前記コンテナ（２）を外部の大気から閉じて隔離するためのドア（１５）を備えている、１４から１７までの先行請求項のいずれかに記載のマシーン。
［１９］ 前記コンテナ（２）は、前記コンテナ（２）の壁の少なくとも一部をこするように構成された撹拌機（６）を備えている、１４から１８までの先行請求項のいずれかに記載のマシーン。
［２０］ 混合および熱処理ユニット（１０）のための電子制御ユニット（１６）を備えており、それは、ベース製品が−３℃よりも低い温度に冷却されることを可能にするように混合および熱処理ユニット（１０）を制御するように構成されている、１４から１９までの先行請求項のいずれかに記載のマシーン。
［２１］ 棒つきアイスクリームを作るためのシステム（２０）であり、
・棒つきアイスクリームのための液体または半液体製品を作り分配するためのマシーン（１）と、
・処理された液体または半液体製品で満たされる複数の穴（４）が設けられた型（３）と、
型（３）のための冷却ユニット（１７）を備え、それは、前記複数の穴（４）が処理された製品で満たされ、各々が棒を収容している型（３）を、棒つきアイスクリームを得るように処理された製品が固まることを可能にするような温度に冷却することを可能にするように構成されている、システム。
［２２］ 前記型（３）のための前記冷却ユニット（１７）は、処理された製品が−２０℃よりも低い温度に冷却されることを可能にするように構成されている、［２１］に記載のシステム。

Claims (11)

1. 棒つきアイスクリームを作るための方法であって、
   ・液体又は半液体のベース製品をコンテナ（２）の内側で冷却及び攪拌にかけて、処理された液体製品又は半液体製品を得るステップと、ここで、前記ベース製品の冷却は−３℃よりも低い温度であり、
   ・前記処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して型（３）の穴（４）を満たすステップと、ここで、前記型（３）には、前記処理された製品で満たされ得る複数の前記穴４が設けられ、
   ・前記型（３）に棒を差し込むステップと、
   ・前記処理された製品で満たされ、前記棒を収容している前記型（３）を冷却して棒つきアイスクリームを得るステップと、ここで、前記型の冷却は−２０℃よりも低い温度であり、を有し、
   ・前記液体または半液体ベース製品は、ミルクベース製品で構成され、
   ・複数の棒を支持する棒支持要素が前記型（３）につながれ、それにより、棒が、製品で満たされた各穴（４）に置かれる、
   ことを特徴とする、方法。
2. 液体又は半液体のベース製品をコンテナの内側で冷却及び攪拌にかける前記ステップは、外部の大気から密閉して隔離されることが可能であるバッチ冷凍シリンダー（５）の中でおこなわれる、請求項１に記載の方法。
3. 前記液体又は半液体のベース製品をコンテナの内側で冷却及び攪拌する前記ステップのあいだの前記バッチ冷凍シリンダーの内側の圧力は、外部の大気圧よりも大きい、請求項２に記載の方法。
4. 前記処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たす前記ステップは、前記コンテナ（２）からの製品の流出を促進するために、撹拌機（６）のスイッチを入れるステップを有している、請求項１−３のいずれか１項に記載の方法。
5. 液体又は半液体のベース製品をコンテナ（２）の内側で冷却及び攪拌にかける前記ステップは、タンク（７）の中でおこなわれる、請求項１に記載の方法。
6. 前記処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たす前記ステップは、前記処理された製品をポンプ（８）によって移動させるステップを有している、請求項１−５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記処理された製品を前記コンテナ（２）から取り出して前記型（３）を満たす前記ステップは、前記コンテナ（２）に連結可能なホース（９）を介しておこなわれる、請求項１−６のいずれか１項に記載の方法。
8. 前記ホース（９）は、前記ポンプ（８）のデリバリー側に連結される、請求項６に従属する請求項７に記載の方法。
9. 液体又は半液体のベース製品をコンテナ（２）の内側で冷却及び攪拌にかけるステップは、前記ベース製品を−３℃と−１５℃の間の温度に冷却することを有している、請求項１−８のいずれか１項に記載の方法。
10. 液体又は半液体のベース製品をコンテナ（２）の内側で冷却及び攪拌にかけるステップは、前記ベース製品を−３℃と−８℃の間の温度に冷却することを有している、請求項９に記載の方法。
11. 前記処理された製品で満たされ、前記棒を収容している前記型（３）を冷却する前記ステップは、前記処理された製品を−３５℃と−２０℃の間の温度に冷却するステップを有している、請求項１−１０のいずれか１項に記載の方法。

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