JP6516650B2 - 文書出力制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、文字情報の表示領域に、出力対象文書の最適な要約文を提供する文書出力制御装置に関するものである。
従来から、出力対象文書を表示する表示領域から文字数を算出し、その文字数に応じた要約文を表示することで、表示領域に最適な完結する文章を提供する自動要約システムや表示システムが知られている。
例えば、特許文献1には、文書が出力制約条件で定められた領域に収まらない場合に、要約率を段階的に小さくして出力する技術が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、映像コンテンツの付随データからインターネット上の関連情報を表示する際、事前に表示領域から解像度や最大文字数を算出し、表示する文字量や解像度を調整する技術が開示されている。また、ページの編集が許可されたサイトを表示する場合は、改めて適当な文字数の再要約を行う技術が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、インターネット上のサイトを異なるコンピューティング装置上に表示するのに適したセマンティックサムネイルに変換するのに、ページを要求するコンピューティング装置が備える空間制限に対処するため、ページの要素内に配置されたテキストを、テキストが読取可能になるよう要約するかまたは切り取る技術が開示されている。
特開2005−258676号公報 特開2009−157460号公報 特開2006−120153号公報
例えば、テレビの番組表や番組の詳細情報を画面表示する際においても、文字情報の表示領域に確実に完結し意味が理解できる文書を提供するためには、表示領域にあわせて文書を要約する必要がある。
一方、文字情報の表示領域に表示できる文字数は、表示される文字のフォントに応じて変わってくる。
そこで、完結し意味が理解できる文書を提供するためには、表示される文字のフォントが変更されると、当該変更された文字のフォントを考慮して文書の要約を行う必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示されているような技術では、段階的に要約率を小さくして文字数を調整することで出力制約条件に定められた領域に収まるよう出力する文書を縮小することはできても、文字のフォントが考慮されていないため、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントに変更があった場合に、確実に完結し意味が理解できる文章となるような要約ができていない場合があるという課題があった。
また、特許文献1では、一度要約すると、その後その文書を要約し直せないという問題もあった。
これに対し、特許文献2に開示されているような技術では、ページの編集が許可されたサイトを表示する場合は、改めて適当な文字数に再要約することができるため、一度要約すると、その後その文書を要約し直せないという問題は解消できる。
しかしながら、特許文献2では、表示される文書のフォントサイズではなく、表示領域の解像度や最大文字数から、表示する文字量の要約を行っているため、依然として、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントが変更されると、確実に完結し意味が理解できる文章となるような要約ができていない場合があるという課題があった。
また、特許文献3に開示されているような技術では、コンピューティング装置が備える空間制限に応じてテキストを要約することが開示されているが、特許文献3に開示されている技術は、単に、小さな画面でも可読性を保つための文書の要約を目的としており、特許文献1,2同様、表示される文書のフォントサイズが変更された場合への考慮がされておらず、確実に完結し意味が理解できる文章となるような要約ができていないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、フォントサイズの変化と文書の自動要約が連動し、表示される文書のフォントサイズに応じた文書の要約を行うことで、確実に完結し意味が理解できる要約文を出力することができる文書出力制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る文書出力制御装置は、出力対象文書の文字数を判定する文字量判定部と、フォントサイズ変更に関する情報を受け付け、表示部における文字情報の表示領域に表示できる文字数を、当該フォントサイズ変更に関する情報に基づいて決定する表示文字数決定部と、文字量判定部が判定した出力対象文書の文字数と、表示文字数決定部が決定した文字数とに基づき、出力対象文書の要約が必要かどうかを判定し、出力対象文書の要約が必要と判定した場合に、文字量判定部が判定した出力対象文書の文字数と、表示文字数決定部が決定した文字数とに基づいて、要約率を算出する表示文字数比較判定部と、表示文字数比較判定部が出力対象文書の要約が必要と判定した場合に、当該出力対象文書の要約文を、要約率に基づいて作成する要約部と、要約部が作成した要約文を、表示領域に表示させる出力部とを備えたものである。
この発明の文書出力制御装置によれば、フォントサイズの変化と文書の自動要約が連動し、表示される文書のフォントサイズに応じた文書の要約を行うことで、確実に完結し意味が理解できる要約文を出力することができる。
この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置の動作を説明するフローチャートである。 文字情報の表示領域におけるフォントサイズと表示可能文字数の関係について説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置100の構成図である。
この実施の形態1に係る文書出力制御装置100は、例えば、受信される番組詳細等、文章で表示される情報を、文章要約技術を用いて任意の表示領域に必要な量と必要な大きさで表示させるテレビ等である。
文書出力制御装置100は、操作受付部11と、表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、表示部17と、文字量判定部18と、出力対象文書記憶部19とを備える。
操作受付部11は、操作者から、文字のフォントサイズの変更を受け付ける。また、操作受付部11は、操作者から、出力対象文書の指定を受け付ける。なお、この実施の形態1において、出力対象文書とは、例えば、テレビの番組表や、番組の詳細情報等をいう。
表示領域解析部12は、コンテンツ表示領域における文字情報の表示領域の大きさを判断する。
表示文字数決定部13は、操作受付部11が操作者から文字のフォントサイズの変更を受け付けた場合に、表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に、操作受付部11が受け付けたフォントサイズの文字を表示できる文字数を決定する。操作受付部11が操作者から文字のフォントサイズの変更を受け付けていない場合は、表示文字数決定部13は、文字のフォントサイズを予め設定された標準サイズとして、初期状態において、表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定する。
表示文字数比較判定部14は、表示文字数決定部13が決定した文字数と、文字量判定部18が判定した出力対象文書の情報に基づき、出力対象文書を要約する必要があるかどうかを判定し、要約する必要がある場合に、出力対象文書の要約率を算出する。
要約部15は、表示文字数比較判定部14が、出力対象文書を要約する必要があると判定した場合に、表示文字数比較判定部14が算出した要約率を用いて、出力対象文書を要約した要約文を作成する。
出力部16は、表示文字数比較判定部14が、出力対象文書を要約する必要があると判定した場合、要約部15が作成した要約文を表示部17に表示させる。また、出力部16は、表示文字数比較判定部14が、出力対象文書を要約する必要がないと判定した場合は、文字量判定部18が出力対象文書記憶部19から取得した出力対象文書をそのまま表示部17に表示させる。
表示部17は、出力部16からの指示に応じて、出力対象文書の要約文、あるいは、要約していない出力対象文書を表示する。なお、この実施の形態1では、図1に示すように、表示部17は、文書出力制御装置100が備えるものとしたが、これに限らず、表示部17は、文書出力制御装置100の外部に備えられるものとしてもよい。
文字量判定部18は、操作受付部11が受け付けた操作者の操作に応じて、出力対象文書記憶部19に記憶された出力対象文書から、操作者に提示する出力対象文書を取得し、取得した出力対象文書の文字量を判定する。なお、この実施の形態1では、文字量とは、文字数のことをいう。
出力対象文書記憶部19は、出力対象文書を記憶する。なお、この実施の形態1では、図1に示すように、出力対象文書記憶部19は、文書出力制御装置100が備えるものとしたが、これに限らず、出力対象文書記憶部19は、文書出力制御装置100の外部に備えられるものとしてもよい。
動作について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置100の動作を説明するフローチャートである。
例えば、視聴者は、現在視聴中の画面において、視聴中の番組の詳細や番組表、あるいは、録画しておいた録画番組の一覧を確認したいような場合、当該確認のための文書を画面に表示させる。この、確認のための文書とは、例えば、番組の詳細に関する情報や、番組表であり、当該文書を、ここでは、出力対象文書とする。文書出力制御装置100は、出力対象文書の出力を行う。
以下、図2に沿って、例えば、視聴者が現在視聴中の画面から、出力対象文書の出力を行う場合の文書出力制御装置100の動作について説明する。
表示領域解析部12は、表示領域の解析を行う(ステップST201)。具体的には、まず、表示領域解析部12は、表示部17のコンテンツ表示領域における文字情報の表示領域の大きさを判断しておく。なお、表示領域解析部12は、ステップST201で判断した文字情報の表示領域の大きさの情報を、表示文字数決定部13に出力する。
操作者に提供できる文字情報量は、表示する表示領域の大きさによって異なる。
そこで、まず、ステップST201において、表示領域解析部12は、視聴者が視聴中の表示部17の画面において、視聴中の番組の詳細情報やテレビの番組表の出力対象文書を表示できる表示領域の大きさを判断する。
なお、視聴者が、コンテンツ表示領域や番組詳細表示領域をどれぐらいの大きさとする設定としているかの情報は、文書出力制御装置100に記憶されており、表示領域解析部12は、当該記憶された設定情報から、番組詳細表示領域の情報に基づき、出力対象文書を表示できる表示領域の大きさを判断する。
操作受付部11は、操作者から、出力対象文書の指定を受け付けるまで待機し(ステップST202の“NO”の場合)、操作受付部11が出力対象文書の指定を受け付けると(ステップST202の“YES”の場合)、文字量判定部18は、操作受付部11が受け付けた操作者の操作に応じて、出力対象文書記憶部19に記憶された出力対象文書から、操作者に提示する出力対象文書を取得し、取得した出力対象文書の文字量を判定する(ステップST203)。文字量判定部18は、判定した文字量の情報を、表示文字数比較判定部14に出力する。
出力対象文書記憶部19には、番組詳細の情報が、例えば、番組IDと紐付けられて記憶されており、文字量判定部18は、現在視聴者が視聴中、すなわち、画面に表示されている番組に紐付けられた番組詳細情報を、出力対象文書として取得し、当該番組Aの番組詳細情報に含まれる文字量を判定する。なお、ここでは、文字量とは、文字数のことをいう。
操作受付部11は、操作者から、フォントサイズ変更指示があったかどうかを判断する(ステップST204)。
この実施の形態1において、操作者は、画面に表示させる出力対象文書の文字のフォントサイズを変更することができる。具体的には、例えば、視力が悪くテレビの文字が見えにくい場合や、テレビまでの距離があってテレビの文字が見えにくい場合、あるいは、特に見たい決まった番組があるわけではなく、番組内容について詳しく知った上で視聴番組を決めたいため、多くの情報を表示させたい場合など、操作者は、例えば、リモコンのフォントサイズ変更ボタンを押下し、フォントを大きくしたり小さくする操作を行うことで、出力対象文書の文字のフォントサイズを、所望のフォントサイズとなるよう変更指示を行う。
なお、この実施の形態1において、文字のフォントサイズの初期状態として、予め標準サイズが設定、記憶されているものとする。
フォントサイズ変更指示がない場合(ステップST204の“NO”の場合)、表示文字数決定部13は、文字のフォントサイズを予め設定された標準サイズとして、初期状態において、ステップST201で表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定する(ステップST213)。そして、ステップST206へ進む。
フォントサイズ変更指示があった場合、(ステップST204の“YES”の場合)、操作受付部11は、操作者から受け付けた変更後のフォントサイズの情報を表示文字数決定部13に出力し、表示文字数決定部13は、操作受付部11から出力された変更後のフォントサイズの情報を受け付けて、ステップST201で表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に、ステップST204で操作受付部11が受け付けた変更後のフォントサイズで表示できる文字数を決定する(ステップST205)。
図3は、文字情報の表示領域におけるフォントサイズと表示可能文字数の関係について説明する図である。
図3に示すように、文字情報の表示領域が同じ大きさであっても、表示される文字のフォントが異なると、表示できる文字数が変わる。具体的には、文字のフォントが大きくなるほど、表示できる文字数は少なくなる。
そこで、このステップST205では、表示文字数決定部13は、受け付けたフォントサイズの変更指示に基づき、表示できる文字数を決定する。このようにすることで、視聴者が、視聴状況に応じて様々にフォントサイズの変更を行った場合でも、常に、指定されたフォントサイズで表示できる文字数を設定でき、当該設定した文字数に基づいて、この後の処理で、表示対象文書が切れないように、完結した文章で表示するようにすることができるようになる。
表示文字数比較判定部14は、ステップST204においてフォントサイズ変更指示を受け付けた場合、ステップST205で表示文字数決定部13が決定した文字数と、ステップST203で文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数の情報に基づき、表示文字数の比較判定を行い(ステップST206)、出力対象文書を要約する必要があるかどうかを判定する(ステップST207)。
また、表示文字数比較判定部14は、ステップST204においてフォントサイズ変更指示を受け付けていない場合は、ステップST213で表示文字数決定部13が決定した文字数と、ステップST203で文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数の情報に基づき、表示文字数の比較判定を行い(ステップST206)、出力対象文書を要約する必要があるかどうかを判定する(ステップST207)。
具体的には、表示文字数比較判定部14は、表示文字数決定部13が決定した、フォントサイズ変更後に文字情報の表示領域に表示できる文字数(ステップST204の“YES”の場合)、あるいは、初期状態において文字情報の表示領域に表示できる文字数(ステップST204の“NO”の場合)と、文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数とを比較し、表示文字数決定部13が決定した、フォントサイズ変更後に文字情報の表示領域に表示できる文字数、あるいは、初期状態において文字情報の表示領域に表示できる文字数の方が多い場合、出力対象文書を表示するのに十分な表示領域がある、すなわち、出力対象文書の要約は不要であり、出力対象文書の原文のまま表示できると判定する。一方、表示文字数比較判定部14は、上記文字数の比較を行い、表示文字数決定部13が決定した、フォントサイズ変更後に文字情報の表示領域に表示できる文字数、あるいは、初期状態において文字情報の表示領域に表示できる文字数の方が少ない場合、出力対象文書をそのまま表示させたのでは文章が切れてしまうため、要約が必要と判定する。
例えば、コンテンツ視聴中に番組詳細表示領域に番組Aの番組詳細を閲覧するような場合、番組詳細表示領域に表示できる文字数が、出力対象文書記憶部19に記憶されている番組Aの番組詳細の文字数よりも多ければ、表示文字数比較判定部14は要約不要と判定し、番組詳細表示領域に表示できる文字数が、出力対象文書記憶部19に記憶されている番組Aの番組詳細の文字数よりも少なければ表示文字数比較判定部14は要約必要と判定する。
ステップST207において、要約必要と判断した場合(ステップST207の“YES”の場合)、表示文字数比較判定部14は、出力対象文書の要約率を算出する(ステップST208)。具体的には、表示文字数比較判定部14は、表示文字数決定部13が決定した、フォントサイズ変更後に文字情報の表示領域に表示できる文字数、あるいは、初期状態において文字情報の表示領域に表示できる文字数と、文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数と、両文字数の差とに基づき、要約率を算出する。なお、表示文字数比較判定部14が、出力対象文書を、表示文字数決定部13が決定した、フォントサイズ変更後に文字情報の表示領域に表示できる文字数、あるいは、初期状態において文字情報の表示領域に表示できる文字数以内の文字数で表現できる要約率を算出するものであれば、要約率の算出方法は問わない。
表示文字数比較判定部14は、算出した要約率を要約部15に出力する。
要約部15は、ステップST208において表示文字数比較判定部14が算出した要約率を用いて、出力対象文書を要約した要約文を作成する(ステップST209)。具体的には、要約部15は、例えば、既存の文章要約技術を用いて出力対象文書の要約を行えばよい。要約部15は、作成した要約文を出力部16へ出力する。
出力部16は、ステップST209において要約部15が作成した出力対象文書の要約文を表示部17に出力し、表示させる(ステップST210)。表示部17は、要約された出力対象文書を文字情報の表示領域に表示する。なお、このとき表示部17が表示する文字のフォントサイズは、ステップST204でフォントサイズ変更指示があった場合は、変更後のフォントサイズである。
一方、ステップST207において、要約不要と判断された場合(ステップST207の“NO”の場合)、ステップST208,209の処理をスキップし、表示文字数比較判定部14は、ステップST203において文字量判定部18が出力対象文書記憶部19から取得した出力対象文書をそのまま出力部16に出力し、出力部16は、出力対象文書をそのまま表示部17に出力し、表示させる(ステップST210)。なお、このとき表示部17が表示する文字のフォントサイズは、ステップST204でフォントサイズ変更指示があった場合は、変更後のフォントサイズである。
操作受付部11は、操作者から、出力対象文書の表示終了指示を受け付けたかどうかを判断する(ステップST211)。具体的には、例えば、操作者は、リモコンより、画面に表示された番組詳細文字表示終了ボタンを選択クリックする操作を行うことで、出力対象文書の表示終了を指示し、操作受付部11は、当該操作を受け付けたかどうかを判断する。
ステップST211において、出力対象文書の表示終了指示を受け付けた場合(ステップST211の“YES”の場合)、出力対象文書の表示処理を終了する。なお、このとき、操作受付部11は、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを初期値、すなわち、予め設定された標準サイズとする。
出力対象文書の表示処理を終了すると、その後、例えば、視聴者が視聴中であった画面に戻る、あるいは、例えば、出力対象文書が番組表であった場合に、当該番組表から視聴者が所望の番組を選択すれば、当該選択された番組の視聴画面に遷移する等、状況に応じて、画面の遷移を行う。
ステップST211において、出力対象文書の表示終了指示を受け付けていない場合(ステップST211の“NO”の場合)、操作受付部11は、操作者から、フォントサイズ変更指示があったかどうかを判断する(ステップST212)。具体的な動作は、ステップST204と同様であるため詳細な説明は省略する。
ステップST212において、操作者から、フォントサイズ変更指示がない場合(ステップST212の“NO”の場合)、ステップST211へ戻る。
ステップST212において、操作者から、フォントサイズ変更指示を受け付けた場合(ステップST212の“YES”の場合)、ステップST205へ戻り、以降の処理を繰り返す。これにより、一旦文字のフォントサイズを変更して、当該変更に応じて出力対象文書の要約文を表示させた後に、再度フォントサイズの変更を行う場合であっても、再度受け付けたフォントサイズに基づき、出力対象文書の要約文を作成し直し、常に文字のフォントサイズを考慮した、確実に完結し意味が理解できる要約文を出力することができる。
なお、上述したとおり、この実施の形態1では、操作受付部11が視聴者からの出力対象文書の出力操作を受け付け、出力対象文書の文字量を判定した(ステップST202,203)後、視聴者からフォント変更指示があれば、当該指示を受けて、表示文字数決定部13が、表示領域に表示させる文字数を決定する(ステップST204,205,213)ようにしたが、この動作の順番はこれに限らない。例えば、視聴者からフォント変更指示があれば、当該指示を受けて、表示文字数決定部13が、表示領域に表示させる文字数を決定した後、操作受付部11が視聴者からの出力対象文書の出力操作を受け付け、出力対象文書の文字量を判定するようにしてもよいし、出力対象文書の文字量の判定の動作と、表示領域に表示させる文字数の決定の動作とが同時に行われてもよい。
図4は、この発明の実施の形態1に係る文書出力制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
この発明の実施の形態1において、表示部17は、ディスプレイ51である。ディスプレイ51は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイである。また、表示部17は、LED、ブラウン管等によって構成されるものであってもよい。
操作受付部11は、この実施の形態1では、例えば、リモコン52する。なお、これは一例であり、これに限らず、その他のハードウェア構成としてもよい。
表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18の各機能は、処理回路54により実現される。すなわち、文書出力制御装置100は、文字情報の表示領域を解析し、文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定し、当該決定した表示領域に表示できる文字数と出力対象文書の文字数との比較を行って、要約が必要であるかを判定し、必要に応じて出力対象文書を要約した要約文を作成するための処理回路54を備える。処理回路54は、図4(a)に示すように専用のハードウェアであっても、図4(b)に示すようにメモリ56に格納されるプログラムを実行するCPU55であってもよい。
処理回路54が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路54がCPU55の場合、表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェアとファームウェとの組み合わせにより実現される。すなわち、表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18は、HDD53、メモリ56等に記憶されたプログラムを実行するCPU55、システムLSI等の処理回路により実現される。また、HDD53、メモリ56等に記憶されたプログラムは、表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ56とは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
なお、表示領域解析部12と、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、表示領域解析部12については専用のハードウェアとしての処理回路54でその機能を実現し、表示文字数決定部13と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16と、文字量判定部18については処理回路がメモリ56に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
出力対象文書記憶部19は、例えば、HDD53を使用する。なお、これは一例にすぎず、出力対象文書記憶部19は、DVD、メモリ56等によって構成されるものであってもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、番組表や番組の詳細情報等の出力対象文書に対するフォントサイズ変更指示に基づき、当該フォントサイズ変更と連動して、文字情報の表示領域に最適な、確実に完結し意味が理解できる要約文を提供することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、視聴者が所望のフォントサイズへの変更指示の操作を行い、当該操作によって受け付けられたフォントサイズに基づき、文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定し、要約文を作成するようにしていたが、視聴者がフォントサイズを変更する場合、視聴者による所望のフォントサイズへの変更は、視聴者の視聴状況に因るところが大きい。
また、上述した特許文献1〜3に開示されているような技術においても、視聴者の視聴状況に応じて、要約文の長さ、すなわち、要約率を変更することはできないという課題があった。特許文献2では、一度要約文を作成した後に、改めて適当な文字数に再要約することができるが、視聴者の視聴状況に応じて要約できるものではなく、特許文献3は、視聴者の視聴状況に応じて可読性を保つようにするものではなかった。
そこで、この実施の形態2では、センサ等から検出された情報から視聴者の視聴状況を判断し、当該視聴者の視聴状況に応じて、フォントサイズの変更を自動的に行う実施の形態について説明する。
図5は、この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置101の構成図である。
図5において、実施の形態1で図1を用いて説明した構成と同様のものについては、同じ符号を付し、重複した説明を省略する。
この実施の形態2に係る文書出力制御装置101は、図5に示すように、実施の形態1の文書出力制御装置100とは、状況検出部20と、状況判別部21とをさらに備えた点が異なるのみである。
状況検出部20は、例えば、センサ等であり、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報を検出する。
状況判別部21は、状況検出部20が検出した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報に基づき、視聴者の視聴状況を判別する。また、状況判別部21は、判別した視聴者の視聴状況に基づき、必要に応じて、文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更する。状況判別部21は、変更した文字のフォントサイズの情報を表示文字数決定部13に出力する。
なお、実施の形態1では、表示文字数決定部13は、操作受付部11が操作者から受け付けた文字のフォントサイズの変更の情報を受け付け当該情報に基づき、文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定していたが、この実施の形態2では、表示文字数決定部13は、状況判別部21から出力された、変更した文字のフォントサイズの情報を受け付け、当該情報に基づき、表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に、操作受付部11が受け付けたフォントサイズの文字を表示できる文字数を決定する。状況判別部21が、文字のフォントサイズの変更の必要がないと判断した場合には、その情報を受けて、表示文字数決定部13は、文字のフォントサイズを予め設定された標準サイズとして、初期状態において、表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定する。
また、この実施の形態2では、図5に示すように、状況検出部20は、文書出力制御装置101が備えるものとしたが、これに限らず、状況検出部20は、文書出力制御装置101の外部に備えるようにしてもよい。
動作について説明する。
図6は、この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置101の動作を説明するフローチャートである。
図6のステップST701〜ステップST703、ステップST707〜ステップST713の動作は、実施の形態1で説明した図2のステップST201〜ステップST203、ステップST205〜ステップST211の動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
以下、実施の形態1とは異なる、ステップST704〜ステップST706、ステップST714〜ステップST715の動作について詳細に説明する。
なお、ここでは、例えば、状況検出部20をテレビに設置された距離検出センサとし、テレビと視聴者との距離に応じて自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントを変更し、自動で変更した文字のフォントに応じて要約文を作成、表示させる場合を例に以下説明する。
状況検出部20は、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報を検出する(ステップST704)。具体的には、ここでは、テレビと視聴者との距離を検出する。
状況検出部20は、検出した情報を状況判別部21に出力する。
状況判別部21は、ステップST704において状況検出部20が検出した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報に基づき、視聴者の視聴状況を判別し(ステップST705)、フォントサイズの変更が必要かどうかを判断する(ステップST706)。そして、フォントサイズの変更が必要と判断した場合(ステップST706の“YES”の場合)、状況判別部21は、フォントサイズを変更する旨の変更指示を表示文字数決定部13に出力し、ステップST707へ進む。
フォントサイズの変更が必要ではないと判断した場合(ステップST706の“NO”の場合)は、状況判別部21は、フォントサイズを変更する必要がない旨の指示を表示文字数決定部13に出力し、ステップST717へ進む。
具体的には、ここでは、例えば、視聴者がテレビの前のソファに座っている場合等、状況検出部20である距離検出センサで検出されたテレビと視聴者との距離が近い場合、状況判別部21は、文字情報の表示領域に表示する文字のフォントサイズを、初期値である標準サイズとし、フォントの変更は不要であると判断する(ステップST706の“NO”)。
また、例えば、視聴者がキッチンやダイニングといったテレビから遠い場所からテレビを視聴している場合等、状況検出部20である距離検出センサで検出されたテレビと視聴者との距離が遠い場合、状況判別部21は、文字情報の表示領域に表示する文字のフォントサイズを大きいサイズに変更する必要があると判断し、大きいサイズのフォントサイズに変更する変更指示を表示文字数決定部13に出力する(ステップST706の“YES”)。なお、このとき状況判別部21が設定する大きいサイズのフォントサイズは、適宜設定可能である。例えば、テレビと視聴者との距離に応じて、フォントサイズを大きくする割合を予め設定しておくようにすればよい。
また、テレビと視聴者との距離が近いかどうかは、例えば、予め閾値を設定しておき、状況判別部21は、テレビと視聴者との距離が閾値よりも短ければ近い、閾値よりも長ければ遠いと判断するようにすればよいし、これに限らず、例えば、テレビと視聴者との距離の範囲を何パターンかに分けて、当該パターンに応じたフォントサイズを予め設定しておき、状況判別部21は、当該予め設定された情報に基づき、テレビと視聴者との距離に対応するフォントサイズを判断するようにしてもよい。
フォントサイズの変更の必要がないと判断した場合(ステップST706の“NO”の場合)、状況判別部21は、フォントサイズを変更する必要がない旨の指示を表示文字数決定部13に出力し、表示文字数決定部13は、文字のフォントサイズを予め設定された標準サイズとして、初期状態において、ステップST701で表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定する(ステップST717)。そして、ステップST708へ進む。具体的な動作は、図2のステップST213と同様である。
フォントサイズ変更の必要があると判断した場合(ステップST706の“YES”の場合)、状況判別部21は、決定した変更後のフォントサイズへの変更指示を表示文字数決定部13に出力し、表示文字数決定部13は、ステップST701で表示領域解析部12が判断した文字情報の表示領域に、ステップST706で状況判別部21が決定したフォントサイズで表示できる文字数を決定する(ステップST707)。具体的な動作は、図2のステップST206と同様である。
このように、表示文字数決定部13は、視聴者からのフォントの変更指示の操作によらず、状況検出部20が検出した情報から、状況判別部21が視聴者の周囲の状況を判断して決定したフォントサイズへの変更指示の情報を取得して、文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定するようにすることができる。
表示文字数比較判定部14は、ステップST706においてフォントサイズ変更の必要があると判断した場合は、ステップST707で表示文字数決定部13が決定した文字数と、ステップST703で文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数の情報に基づき、表示文字数の比較判定を行い(ステップST708)、ステップST706においてフォントサイズ変更の必要がないと判断した場合は、ステップST717で表示文字数決定部13が決定した文字数と、ステップST703で文字量判定部18が判定した出力対象文書の文字数の情報に基づき、表示文字数の比較判定を行う(ステップST708)。具体的な動作は、図2のステップST206と同様である。
その後の、ステップST709〜ステップST713の動作は、図2のステップST207〜ステップST211の動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
ステップST713において、出力対象文書の表示終了指示を受け付けた場合(ステップST713の“YES”の場合)、処理終了する。なお、このとき、操作受付部11は、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを初期値、すなわち、予め設定された標準サイズとする。
ステップST713において、出力対象文書の表示終了指示を受け付けていない場合(ステップST713の“NO”の場合)、状況検出部20は、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報を検出する(ステップST714)。具体的な動作は、ステップST704と同様である。
状況判別部21は、ステップST714で状況検出部20が検出した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報を取得し、前回取得した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況が変わったかどうかを判断する(ステップST715)。具体的には、状況判別部21は、状況検出部20から取得した最新の視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報を記憶しておくようにし、当該記憶しておいた最新の視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報と、ステップST714で状況検出部20が検出した情報との比較を行うことで、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況が変わったかどうかを判断する。
ステップST715において、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況が変わっていないと判断した場合(ステップST715の“NO”の場合)、ステップST713へ戻る。
ステップST715において、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況が変わったと判断した場合(ステップST715の“YES”の場合)、状況判別部21は、ステップST714において状況検出部20が検出した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報に基づき、視聴者の視聴状況を判別し、フォントサイズの変更が必要かどうかを判断する(ステップST716)。具体的な動作は、ステップST705,706と同様である。
ステップST716において、フォントサイズの変更が必要ではないと判断した場合(ステップST716の“NO”の場合)、ステップST713へ戻る。
ステップST716において、フォントサイズの変更が必要であると判断した場合(ステップST716の“YES”の場合)、ステップST707へ戻り、以降の処理を繰り返す。これにより、一旦文字のフォントサイズを変更して、当該変更に応じて出力対象文書の要約文を表示させた後に、視聴者の視聴状況が変わった場合でも、再度取得した視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況の情報に応じて、出力対象文書の要約文を作成し直し、常に文字のフォントサイズを考慮した、確実に完結し意味が理解できる要約文を出力し、表示部17に表示させることができる。具体的には、例えば、視聴者がキッチンにいてテレビから遠い場所からテレビを視聴していたため、フォントサイズを大きくして出力対象文書の要約文を作成、表示させた後、視聴者がキッチンでの用事を済ませ、テレビの前のソファに座ってテレビを視聴するようになった場合には、当該視聴者のテレビの前への移動、すなわち、テレビと視聴者との距離が近くなったことに応じて、フォントサイズを標準サイズに変更し、標準サイズの文字で、必要に応じて出力対象文書の要約文を再度作成、表示させるようにすることができる。
なお、上述したとおり、この実施の形態2では、操作受付部11が視聴者からの出力対象文書の出力操作を受け付け、出力対象文書の文字量を判定した(ステップST702,703)後、状況検出部20からの情報に基づき状況判別部21がフォントサイズ変更の必要があると判断した場合に、状況判別部21からの指示を受けて、表示文字数決定部13が表示領域に表示させる文字数を決定する(ステップST704〜707,716)ようにしたが、この動作の順番はこれに限らない。例えば、状況検出部20からの情報に基づき状況判別部21がフォントサイズ変更の必要があると判断した場合に、状況判別部21からの指示を受けて、表示文字数決定部13が表示領域に表示させる文字数を決定した後、操作受付部11が視聴者からの出力対象文書の出力操作を受け付け、出力対象文書の文字量を判定するようにしてもよいし、出力対象文書の文字量の判定の動作と、表示領域に表示させる文字数の決定の動作とが同時に行われてもよい。
また、上記の説明では、例えば、状況検出部20を、テレビに設置された距離検出センサとし、テレビと視聴者との距離に応じて視聴者の視聴状況を判別し、必要に応じて自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更し、変更した文字のフォントサイズにあわせて要約文を作成、表示させる場合を例に説明したが、視聴者の視聴状況の判別は、テレビと視聴者との距離によるものに限らない。
以下、視聴者の視聴状況を判別するその他の例について説明する。
例えば、状況検出部20を、テレビに備えられた、リモコンからのスクロール操作の速度を検出するスクロール速度検出センサとし、ページをスクロールする際の、視聴者のスクロールの早さに基づいて視聴状況を判別し、文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更するようにしてもよい。
具体的には、例えば、状況判別部21は、スクロール速度検出センサが検出したスクロール速度の情報に基づき、スクロール速度が予め設定された閾値以上である場合には、フォントサイズを大きく変更する。つまり、視聴者がスクロールするスピードが速い場合は、表示される情報を読み飛ばしている可能性が高いため、状況判別部21は、フォントサイズを大きく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が少なくなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も短くなる。視聴者は、短い文章で、短時間に、出力対象文書の内容を把握することができ、スクロールの煩わしさも低減できる。
逆に、例えば、状況判別部21は、スクロール速度検出センサが検出したスクロール速度の情報に基づき、スクロール速度が予め設定された閾値に満たない場合には、フォントサイズを小さく変更する。つまり、視聴者がスクロールするスピードが遅い場合は、表示される情報を、時間をかけて読みながらスクロールしている可能性が高いため、フォントサイズを小さく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が多くなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も長くなる。視聴者は、出力対象文書について、ゆっくり時間をかけて、一画面でより多くの情報を把握することができる。
また、状況判別部21は、スクロール速度検出センサが検出したスクロール速度が、予め設定された範囲内であれば、フォントサイズを、初期値である標準サイズとし、フォントサイズの変更は不要であると判断するようにしてもよい。
このように、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを視聴者のスクロールの速さに応じたものとし、スクロールの速度変化と同時にフォントサイズを自動的に変更し、出力対象文書の長さを決定するようにすることで、視聴者の視聴状況に応じて、出力対象文書を、確実に完結し、意味が理解できるように提供することができる。
また、例えば、状況検出部20を、テレビのある部屋に設置された、人の動きを検知する人感センサとし、視聴者の動きに基づいて視聴状況を判別し、自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更するようにしてもよい。
具体的には、状況判別部21は、人感センサが検出した人の動きの情報、すなわち、視聴者の移動情報に基づき、動き量が予め設定された閾値以上である場合等、視聴者の動きが大きい、あるいは、速いと判別できる場合には、フォントサイズを大きく変更する。つまり、視聴者の動きが大きい、あるいは、速い場合は、視聴者が忙しくしている時間帯である可能性が高いため、フォントサイズを大きく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が少なくなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も短くなる。視聴者は、短い文章で、短時間に、出力対象文書の内容を把握することができる。
逆に、状況判別部21は、人感センサが検出した人の動きの情報、すなわち、視聴者の移動情報に基づき、動き量が予め設定された閾値に満たない場合には、フォントサイズを小さく変更する。つまり、視聴者の動きが小さい、あるいは、遅い場合は、視聴者が忙しくしていない時間帯である可能性が高いため、フォントサイズを小さく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数も多くなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も長くなる。視聴者は、出力対象文書について、ゆっくり時間をかけて、一画面でより多くの情報を把握することができる。
また、状況判別部21は、人感センサが検出した人の動きの情報に基づく動き量が、予め設定された範囲内であれば、フォントサイズを、初期値である標準サイズとし、フォントの変更は不要であると判断するようにしてもよい。
このように、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを、視聴者の生活パターン、すなわち、上述した例では、視聴者の忙しい時間帯に応じたものとすることもできる。なお、上述の例では、視聴者の生活パターンを、例えば、人感センサが検出した人の動きの情報に基づく忙しさの度合いで判別するものとしたが、これは一例にすぎず、その他の方法で判別するようにしてもよい。例えば、予め、父がよくテレビを見ている時間帯や、祖母がよくテレビを見ている時間帯を登録しておき、状況判別部21は、当該登録した情報から生活パターンを判別し、よくテレビを見ている時間帯であれば、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを大きく変更する等、時間帯に応じたフォントサイズとすることもできる。
また、例えば、状況検出部20を、テレビのある部屋に設置された顔認識センサとし、視聴者の視線や表情に基づいて視聴状況を判別し、自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更するようにしてもよい。
具体的には、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の表情の情報に基づき、視聴者が目を細めていると判別できる場合には、フォントサイズを大きく変更する。つまり、視聴者が目を細めている場合は、視聴者は画面の文字が読みにくいと感じている可能性が高いため、フォントサイズを大きく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が少なくなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も短くなる。視聴者にとって、出力対象文書の内容を、大きい文字の短い文章で、見やすくすることができる。
逆に、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の視線の情報に基づき、視聴者が文字情報の表示領域を凝視していると判別できる場合には、フォントサイズを小さく変更する。つまり、視聴者が一点を凝視している場合は、出力対象文書の内容を興味深く読んでいる可能性が高いため、フォントサイズを小さく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が多くなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も長くなる。視聴者は、出力対象文書について、ゆっくり時間をかけて、一画面でより多くの情報を把握することができる。
また、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報から、普段メガネやコンタクトを着けている視聴者が、メガネやコンタクトを外していると判別できる場合には、フォントサイズを大きく変更するようにしてもよい。つまり、普段メガネやコンタクトを着けている視聴者が、メガネやコンタクトを外している場合は、視聴者は、画面の文字が読みにくい状況である可能性が高いため、フォントサイズを大きく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が少なくなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も短くなり、視聴者は、メガネやコンタクトを外した状態で、出力対象文書の内容を、大きな文字の短い文章で確認できる。
なお、普段メガネやコンタクトを着けている視聴者が、メガネやコンタクトを外している状況であるかどうかの判断は、例えば、普段のメガネ等を着用した画像を予め保存しておき、状況判別部21は、当該保存した画像と、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報とのマッチングを行うことで判断するようにしてもよいし、その他の方法で判断するものであってもよい。
このように、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを、視聴者の視線や表情に応じたものとすることもできる。
また、例えば、状況検出部20を、テレビのある部屋に設置された、顔認識センサとした場合に、検出された視聴者の顔の情報に基づいて、視聴者の視力を判別し、自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更するようにしてもよい。
具体的には、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報に基づき、健常な視力を持った視聴者であると判別した場合には、文字情報の文字の大きさよりも、情報量が多いほうが好ましい可能性が高いため、フォントサイズを小さく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が多くなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も長くなって、視聴者は、出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文について、一画面でより多くの情報を把握することができる。
あるいは、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報に基づき、高齢者や視力の悪い視聴者であると判別した場合には、文字情報の情報量よりも、文字の大きさを優先する可能性が高いため、フォントサイズを大きく変更する。これにより、文字情報の表示領域に表示できる文字数が少なくなり、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文も短くなって、視聴者は、大きい文字の短い文章で、より簡単に出力対象文書の内容を把握することができる。
このように、文字情報が表示される文字のフォントサイズを、視聴者の視力に応じたものに変更し、これに応じて、適宜出力される出力対象文書の要約率、および、要約文の長さを変更していくようにすることができる。
なお、視聴者の視力は、例えば、予め、視聴者の顔画像と視力とを紐付けて登録しておき、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報と、登録しておいた顔画像との付き合わせを行うことで特定するようにすればよいし、その他の方法であってもよい。
また、出力対象文書を表示している最中に、当該表示された出力対象文書を視聴する視聴者に交代があったと判別された場合に、当該視聴者の交代に基づき、交代と同時に文字のフォントサイズを変更するようにすることもできる。
具体的には、例えば、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報に基づき、健常な視力を持った視聴者であると判別し、フォントサイズを小さく変更して、長い出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文を表示させていたとする。
そして、その後、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報に基づき、健常な視力を持った視聴者から、例えば、高齢者や視力の悪い視聴者に交代したことを判別すると、フォントサイズを大きく変更して、短い出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文を表示させるようにする。
このように、出力対象文書の視聴中に、文字情報の表示される文字のフォントサイズを、適宜視聴者の視力に応じたものに変更し、これに応じて、適宜出力される出力対象文書の要約率、および、要約文の長さを変更していくようにすることができる。
なお、ここでは、一例として、状況判別部21は、顔認識センサが検出した視聴者の顔の情報に基づき視聴者の交代を判別するようにしたが、これに限らない。例えば、状況検出部20を音声検出センサとし、状況判別部21は、音声検出センサで検出された視聴者の声の情報を取得して、当該声の情報に基づき視聴者の交代を判別するようにしてもよく、状況判別部21は、顔や声の情報等、状況検出部20によって検出される視聴者の属性に関する情報に基づき、視聴者の交代を判別するようにすればよい。
また、出力対象文書を表示している最中に、当該表示された出力対象文書を視聴する視聴者に交代があった場合に、当該視聴者の交代に基づき、文字のフォントサイズを変更し、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文の長さを変更できることについては上述したとおりであるが、例えば、出力対象文書を同時に視聴する複数の視聴者がいる場合に、複数の視聴者による視聴状況に応じて、文字のフォントサイズを変更し、表示される出力対象文書、あるいは、出力対象文書の要約文の長さを変更することもできる。
具体的には、例えば、状況検出部20を顔認識センサとし、状況判別部21は、顔認識センサが検出した複数の視聴者の顔認識情報に基づき、複数の視聴者の中に、高齢者や視力が悪い人がいる場合には、高齢者や視力が悪い人にあわせて、フォントサイズを大きく変更する。
一方、状況判別部21は、顔認識センサが検出した複数の視聴者の顔認識情報に基づき、複数の視聴者が全員健常な視力を持った人である場合には、フォントサイズを小さく変更する。
あるいは、予め、複数の視聴者において、視聴状況を優先する優先順位を決めておき、状況判別部21は、当該優先順位の高い視聴者の視聴状況に基づき、フォントサイズを変更するようにしてもよい。
状況判別部21は、表示部17に表示される出力対象文書を同時に視聴している視聴者が複数いる場合、複数の視聴者の属性に関する情報に応じてフォントサイズを変更するものであればよい。
また、例えば、状況検出部20を、テレビのある部屋に設置された、音声検出センサとし、番組表や番組の詳細情報等の出力対象文書を閲覧中の視聴者の発話情報等の音声情報に基づいて視聴状況を判別し、自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントサイズを変更するようにしてもよい。
具体的には、状況判別部21は、音声検出センサが検出した視聴者の発話の情報に基づき、例えば、「文字が小さい」、「見えにくい」という言葉が検知されたと判別した場合、フォントサイズを大きく変更する。
反対に、状況判別部21は、音声検出センサが検出した視聴者の発話の情報に基づき、例えば、「もっと見たい」、「もっと詳しく」という言葉が検知されたと判別した場合、フォントサイズを小さく変更する。
このように、視聴者の発話内容から、視聴者にとって、視聴状況と現在のフォントサイズがマッチしていないと判断し、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズを、視聴者の所望するフォントサイズに変更するようにしてもよい。これにより、視聴者はより簡単に、視聴状況に応じた文字のフォントサイズで、出力対象文書の内容をよりストレスなく把握することができる。
また、例えば、状況検出部20を、番組情報取得手段とし、視聴している番組の内容に応じて、自動で文字情報の表示領域に表示させる文字のフォントを変更するようにしてもよい。
具体的には、状況判別部21は、状況検出部20が取得した番組情報に基づき、視聴している番組がお年寄り向けの番組である場合には、フォントサイズを大きく変更する。
なお、視聴している番組がどういった人向けであるかは、例えば、時代劇はお年寄り向け、アニメは若者向け等、番組のジャンルによって視聴者層を予め設定し、当該視聴者層と、フォントサイズを大きくする、あるいは、小さくする等の情報とを紐付けて管理しておくようにし、当該管理しておいた情報に基づいて、判断するようにすればよい。
なお、上述したように、状況検出部20を距離検出センサや顔認識センサ等とする例をあげて説明したが、状況検出部20について、これは一例にすぎず、状況検出部20は、視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況を検出できるものであればよい。
このように、この実施の形態2に係る文書出力制御装置101では、視聴者からの変更指示の操作によらず、センサ等から検出された情報から視聴者の視聴状況を判別し、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズの変更を自動的に行って、当該変更したフォントサイズに応じて出力対象文書を要約することで、視聴者の視聴状況に応じた、確実に完結し意味が理解できる出力対象文書を提供することができる。
なお、この実施の形態2において、実施の形態1を適用してもよい。
具体的には、例えば、通常時は、状況判別部21が視聴者の視聴状況を判別して自動で文字のフォントサイズを変更し、表示文字数決定部13は、状況判別部21から取得したフォントサイズに基づいて文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定し、操作受付部11が視聴者から文字のフォントサイズの変更指示を受け付けた場合は、表示文字数決定部13は、当該変更指示された文字のフォントサイズに基づいて文字情報の表示領域に表示できる文字数を決定するようにしてもよい。
図7は、この発明の実施の形態2に係る文書出力制御装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。
なお、実施の形態1において、図4を用いて説明した構成と同様の構成については、同じ符号を付し重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2において、状況検出部20は、例えば、センサ81とする。なお、これは一例であり、これに限らず、その他のハードウェア構成としてもよい。
状況判別部21の機能は、処理回路54により実現される。すなわち、文書出力制御装置100は、センサ等が検出した情報に基づき、視聴者の視聴状況を判別するための処理回路54を備える。処理回路54は、図7(a)に示すように専用のハードウェアであっても、図7(b)に示すようにメモリ56に格納されるプログラムを実行するCPU55であってもよい。
処理回路54が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
以上のように、この実施の形態2によれば、センサ等から検出された情報から視聴者の視聴状況を判断し、文字情報の表示領域に表示される文字のフォントサイズの変更を自動的に行うようにし、当該自動的に変更されたフォントサイズと文書の自動要約が連動することで、視聴者側の状況に応じて、常に出力対象文書の要約文の可読性を保つことができ、確実に完結し意味が理解できる要約文を出力させることができる。
なお、この発明の実施の形態1において、文書出力制御装置100は、図1で示すような構成としたが、文書出力制御装置100は、表示文字数決定部13と、文字量判定部18と、表示文字数比較判定部14と、要約部15と、出力部16とを備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
11 操作受付部、12 表示領域解析部、13 表示文字数決定部、14 表示文字数比較判定部、15 要約部、16 出力部、17 表示部、18 文字量判定部、19 出力対象文書記憶部、20 状況検出部、21 状況判別部、51 ディスプレイ、52 リモコン、53 HDD、54 処理回路、55 CPU、56 メモリ、81 センサ、100,101 文書出力制御装置。

Claims (13)

  1. 出力対象文書の文字数を判定する文字量判定部と、
    フォントサイズ変更に関する情報を受け付け、表示部における文字情報の表示領域に表示できる文字数を、当該フォントサイズ変更に関する情報に基づいて決定する表示文字数決定部と、
    前記文字量判定部が判定した出力対象文書の文字数と、前記表示文字数決定部が決定した文字数とに基づき、前記出力対象文書の要約が必要かどうかを判定し、前記出力対象文書の要約が必要と判定した場合に、前記文字量判定部が判定した出力対象文書の文字数と、前記表示文字数決定部が決定した文字数とに基づいて、要約率を算出する表示文字数比較判定部と、
    前記表示文字数比較判定部が前記出力対象文書の要約が必要と判定した場合に、当該出力対象文書の要約文を、前記要約率に基づいて作成する要約部と、
    前記要約部が作成した要約文を、前記表示領域に表示させる出力部
    とを備えた文書出力制御装置。
  2. 視聴者から前記フォントサイズの変更操作を受け付ける操作受付部をさらに備え、
    前記表示文字数決定部は、前記操作受付部が受け付けた変更操作により変更された前記フォントサイズの情報を受け付け、前記表示領域に表示できる文字数を、当該フォントサイズの情報に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書出力制御装置。
  3. 視聴者、あるいは、視聴者の周囲の状況に関する情報に基づき前記フォントサイズを変更する状況判別部をさらに備え、
    前記表示文字数決定部は、前記状況判別部が変更したフォントサイズの情報を受け付け、前記表示領域に表示できる文字数を、当該フォントサイズの情報に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書出力制御装置。
  4. 前記状況判別部は、
    前記表示部と視聴者との距離の情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  5. 前記状況判別部は、
    視聴者のスクロール操作速度の情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  6. 前記状況判別部は、
    視聴者の移動情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  7. 前記状況判別部は、
    視聴者の行動を記録した生活パターンの情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  8. 前記状況判別部は、
    視聴者の顔認識情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  9. 前記状況判別部は、
    視聴者の視線情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  10. 前記状況判別部は、視聴者の属性に関する情報に基づき視聴者の交代の有無を判別し、当該視聴者の交代の有無の判別結果に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  11. 前記表示部を同時に視聴する視聴者が複数いる場合、
    前記状況判別部は、前記複数の視聴者の属性に関する情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  12. 前記状況判別部は、音声情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
  13. 前記状況判別部は、前記表示部に表示される番組情報に基づき前記フォントサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書出力制御装置。
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