JP2011128374A - テロップ表示制御装置、テロップ表示制御方法、テロップ表示制御プログラム - Google Patents

テロップ表示制御装置、テロップ表示制御方法、テロップ表示制御プログラム Download PDF

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俊一 米村
Yoko Asano
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Abstract

【課題】ろう者にとって読み取りの負担が少ないテロップ文章の表示を行う。
【解決手段】テロップ表示制御装置1は、表示装置(情報表示装置70)のテキスト表示領域におけるユーザの注視領域を検出する注視領域検出手段(注視領域検出部20)と、前記検出された注視領域の経時的な変化に基づき前記テキスト表示領域におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づき前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を決定するスクロール制御手段(スクロール制御部30)と、前記決定されたスクロール時間でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する制御情報作成手段(画像合成部40)と、前記作成された制御情報に基づき前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるテロップ制御手段(テロップ制御部50)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はテロップの表示動作を制御する技術に関する。
鉄道や航空機などの公共交通機関では、交通情報や緊急時の避難などに関する情報表示の際に音声アナウンスのみでなく文章表示やグラフィック表示を併用する情報保障が行なわれている。特に、言語獲得期以前に聴覚を失い日常生活で手話を用いるろう者に対する情報保障では、日本語テキストと手話映像を同時に表示することでアナウンス内容の理解を助ける支援が必要とされる。このような支援を実現するため、例えば、NHKの手話ニュースなどでは、ニュース映像とともに手話映像および日本語テキストによるテロップを表示している(非特許文献1)。このような情報保障の実現によって、ろう者も含めた多くの人が公共情報の取得を容易に達成できるようになった。
米村俊一,永徳真一郎,鎌田一雄,「緊急情報の二言語提示における視線特性の分析」,ヒューマンインタフェース学会研究報告集,特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会,2009年3月10日,Vol.11,No.1,p.61−66
しかしながら、言語獲得期以前に聴覚を失って日本語が第一言語ではないろう者にとって、日本語はあくまで第二言語であるため、テロップ内容の理解度に関して個人差があると言われている。また、手話と日本語は互いに異なる言語であり、語順などの文法が異なる。そのため、手話映像とスクロール型テロップ(文字が流れて消えるスクロール)が同時に表示された場合、ろう者は手話映像とテロップを頻繁に見比べながら、それらを逐次記憶してテロップの意味を理解しなければならないため、短時間のうちにスクロールしてしまうテロップでは、その内容を読み取る時の負担が大きいという課題があった。
そこで、本発明は、テロップ表示領域におけるユーザの注視領域検出結果に基づき、注視領域の変化を検出して注視領域の遷移パターンを特定し、このパターンに基づいてテキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を制御する。
本発明のテロップ表示制御装置の態様としては、表示装置のメッセージ提示画面におけるテロップ文章のスクロール表示を制御するテロップ表示制御装置であって、表示装置のテキスト表示領域におけるユーザの注視領域を検出する注視領域検出手段と、前記検出された注視領域の経時的な変化に基づき前記テキスト表示領域におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づき前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を決定するスクロール制御手段と、前記決定されたスクロール時間で前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する制御情報作成手段と、前記作成された制御情報に基づき前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にスクロール表示させるテロップ制御手段とを備える。
本発明のテロップ表示制御方法の態様としては、表示装置のメッセージ提示画面におけるテロップ文章のスクロール表示を制御するテロップ表示制御方法であって、注視領域検出手段が表示装置のテキスト表示領域におけるユーザの注視領域を検出するステップと、スクロール制御手段が前記検出された注視領域の経時的な変化に基づき前記テキスト表示領域におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づき前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を決定するステップと、制御情報作成手段が前記決定されたスクロール時間でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成するステップと、テロップ制御手段が前記作成された制御情報に基づき前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるステップとを有する。
本発明は前記テロップ表示制御装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるテロップ表示制御プログラムの態様とすることもできる。
以上の発明によれば、テロップ文章の表示時間を柔軟に調節できるので、ろう者にとって読み取りの負担が少ないテロップ文章の表示が行える。
発明の実施形態に係るテロップ表示制御装置を示したブロック構成図。 発明の実施形態の係るテロップ表示制御装置がテロップ文章のスクロール時間を調整するステップを説明したフローチャート図。 メッセージ提示画面における注視領域の一例を説明した説明図。 注視領域特定表の一例を示した図。 テロップ文章のスクロール時間の調整表の一例を示した図。 テロップ文章のスクロールの一例を説明した説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示された発明の実施形態に係るテロップ表示制御装置1は、図3に例示した情報表示装置70のメッセージ提示画面200のテキスト表示領域201におけるユーザの注視領域A〜Cの変化を検出して特定した注視領域A〜Cの遷移パターンに基づきテロップ文章のスクロール時間を調整する。これにより、ユーザのテキスト読み取り時の負担が軽減され、テロップ文章の読みやすさ向上が促進する。図3に例示されたテキスト表示領域201におけるテロップ文章のスクロールの方向は画面200の縦方向となっている。前記遷移パターンとしては、例えば、テロップ文章の内容が難しい場合に当該文章を読み返す行動パターンなどが挙げられる。尚、スクロール時間は前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール動作の間隔時間を意味する。
テロップ表示制御装置1は、コンピュータにより構成され、通常のコンピュータのハードウェアリソース、例えばCPU、メモリ(RAM)、ハードディスクドライブ装置、入出力デバイス等を備える。そして、このハードウェアリソースとソフトウェアリソース(OS、アプリケーション等)との協働の結果、テロップ表示制御装置1はテロップ文章記憶部10と注視領域検出部20とスクロール制御部30と画面合成部40とテロップ制御部50とタイマー60と情報表示装置70と注視点観測装置80を実装する。
テロップ文章記憶部10は情報表示装置70に表示させるためのテロップ文章をテキスト形式で予め記憶している。
注視領域検出部20は図3に例示した情報表示装置70のメッセージ提示画面200のテキスト表示領域201におけるユーザの注視領域A〜Cを検出する。具体的には注視点観測装置80から入力されたユーザの注視点座標に基づいて情報表示装置70の図3のメッセージ提示画面200における当該ユーザの注視領域A〜Cを特定する。注視点観測装置80はユーザの注視点座標を取得できる周知の注視点観測装置を適用すればよい。前記周知の注視点観測装置としては例えば非特許文献1に開示された非接触式/無拘束式の視線計測装置が挙げられる。この視線計測装置はオートトラッキング機能及びオートフォーカス機能によってユーザの頭部の上下左右、前後方向の動きに追従しながら絶対座標系計測機能によって当該ユーザの注視点座標を算出する。
また、注視領域検出部20は特定した注視領域をその特定した時刻及び注視領域の変化と対応関係を保つ形式で一時的に記憶する注視領域特定処理を経時的に繰り返すことにより、図4に示すような注視領域特定表300を形成する。注視領域特定表300は図3に例示されたメッセージ提示画面200におけるユーザの注視領域A〜Cの変化を経時的に記録したものである。注視領域特定表300は具体的には図4に示されたようにユーザの注視領域が検出された時刻のカラムと当該注視領域のカラムと当該注視領域の変化のカラムを有したような態様となっている。
スクロール制御部30は前記検出した注視領域A〜Cの経時的な変化に基づきテキスト表示領域201におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づきテキスト表示領域201におけるテロップ文章のスクロール時間を決定する。より具体的には注視領域検出部20から供された図4に例示の注視領域特定表300を図5に例示した調整表400と比較することでメッセージ提示画面200おけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定する。そして、この特定した遷移パターンに基づきスクロール時間とタイマー60の計測状態を決定する。尚、タイマー60は情報表示装置70のテキスト表示領域201に表示されるテロップ文章の表示時間を計測するための時計手段である。
調整表400は図3に例示のメッセージ提示画面200におけるユーザの注視領域A〜Cの遷移とこれに対応したテロップ文章のスクロール時間と前記テロップ文章の表示時間を計測するタイマー60の計測状態を記録している。調整表400の具体的な態様としては図5に示されたように注視領域A〜Cの遷移のカラムと各遷移に対応したテロップ文章のスクロール時間のカラムと前記スクロール時間に対応したタイマー状態(タイマー60の計測状態)のカラムを有する。タイマー60の計測状態としては表示されているテロップ文章の表示時間を計測することの「継続」及び「リセット(初期化)」の2種類がある。調整表400は図1に示された調整表記憶部90に予め記憶される。尚、調整表記憶部90はテロップ文書記憶部10を実現する記憶手段に格納してもよい。
画像合成部40はスクロール制御部30によって決定されたスクロール時間でテロップ文章をテキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する。具体的にはスクロール制御部30によって決定されたスクロール時間でテロップ文章を図6に例示した情報表示装置70におけるメッセージ提示画面500のテキスト表示領域501にてスクロール表示させるための制御情報を作成する。
また、画像合成部40は、スクロール制御部30によって注視領域の変化を示していない遷移パターンに対応したスクロール時間に設定されていると共にタイマー60の計測状態が前記表示時間の計測の継続に設定されている場合に、この設定されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する。
さらに、画像合成部40は、スクロール制御部30によって前記テロップ文章の文末側または文頭側への注視領域の変化を示す遷移パターンに対応したスクロール時間に設定されていると共にタイマー60の計測状態が前記表示時間の計測の初期化に設定されている場合に、この設定されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する。
テロップ制御部50は画像合成部40によって作成された上述の制御情報に基づきテロップ文章を情報表示装置70のテキスト表示領域にてスクロール表示させる。
情報表示装置70はテロップ制御部50による制御によってユーザに対して図6に例示したようなメッセージ提示画面500,510を出力表示する。出力表示にあたり、メッセージ提示画面500,510のテキスト表示領域501,511にて表示されているテロップ文章を画面合成部40によって設定されたスクロール時間でスクロール表示する。情報表示装置70にはパーソナルコンピュータに採用されているディスプレイのような周知の表示装置を適用すればよい。
本発明に係るテロップ表示制御装置1はコンピュータとプログラムによっても実現でき、当該プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。すなわち、上述のテロップ表示制御装置1を構成する各機能部20〜60に係る処理をプログラムとして構築し、当該プログラムを通信回線または記録媒体によってコンピュータにインストールすることにより、当該コンピュータによってテロップ表示制御装置1の実現が可能となる。情報表示装置70は前記コンピュータに付帯されるディスプレイによって実現できる。記憶部10,90としてはハードディス装置やファイルサーバ等に例示される記憶手段によって実現できる。
図2のフローチャートを参照しながらテロップ文書のスクロール時間を調整するステップS1〜S6について説明する。
S1:テロップ制御部50は情報表示装置70に表示すべきテロップ文章をテロップ文章記憶部10から検索して引き出してテロップ表示制御装置1の内部メモリ(揮発性のメモリ)の一時的に記憶する。そして、図6に示したように情報表示装置70のメッセージ提示画面500におけるテキスト表示領域501に前記テロップ文章のテキスト1行分を表示させる。このとき、タイマー60は前記テロップ文章の表示時間の起算を開始する。
S2:注視領域検出部20は、注視点観測装置80からのユーザの注視点座標の入力を受けると、この注視点座標に基づいて図6のテキスト表示領域501に示されたユーザの注視領域A〜Cを特定し、この特定した領域A〜Cをその特定時刻と対応関係を保つ形式で前記内部メモリに一時的に記憶する。この注視領域特定処理が経時的に逐次繰り返し実行されることで図4に例示したような注視領域特定表300が形成されて前記内部メモリに一時的に記憶される。
S3:スクロール制御部30は前記内部メモリに一時的保存された注視領域特定表300における注視領域の変化を検出する。注視領域の変化が検出された場合はS4のステップに移行し、前記変化が検出されない場合はS2のステップが再度実行される。
S4:スクロール制御部30は注視領域特定表300を参照してこの特定表300に存在する「注視領域の変化」を注視領域の遷移パターンとして特定して前記内部メモリに一時的に記憶する。
S5:スクロール制御部30は調整表記憶部90から引き出した図5に示した調整表400に含まれる「注視領域の遷移」の一覧からS4で遷移パターンとして特定された「注視領域の変化」と合致しているものを選定する。そして、調整表400において「注視領域の変化」と合致している「注視領域の遷移」がある場合は、当該「注視領域の遷移」に対応した「スクロール時間」「タイマー状態」に従ってタイマー60の計測動作を「継続」させるか「リセット」するかのいずれかを決定する。例えば、「注視領域の遷移」が「A to A」に相当するものである場合にはスクロール時間は「5.0秒」でありタイマー60の計測動作は「継続」となる。「注視領域の遷移」が「B to A」に相当するものである場合にはスクロール時間は「8.0秒」に変更されタイマー60の計測動作は「リセット」される。「注視領域の遷移」が「A to C」に相当するものである場合にはスクロール時間は「3.0秒」に変更されタイマー60の計測動作は「リセット」される。一方、調整表400において「注視領域の変化」と合致している「注視領域の遷移」がない場合は、S2のステップが再度実行される。
S6:画面合成部40はテロップ文章のスクロール時間を調整する。すなわち、画面合成部40はS5で決定されたスクロール時間でテロップ文章を情報表示装置70のテキスト表示領域201にスクロール表示させるための制御情報を作成する。
そして、テロップ制御部50は図6の例示したように情報表示装置70のメッセージ提示画面500におけるテキスト表示領域501に表示されているテロップ文章を前記作成された制御情報に基づき画面500の縦方向にスクロール表示させる。スクロールの方向は画面500の縦方向に限定されることなく横方向でもよい。
また、図6に示したようにステップS2〜S5の過程で情報表示装置70のメッセージ提示画面500のテキスト表示領域501にてユーザの注視行動が注視領域Bから注視領域Aに戻る(読み直し)行動パターンが観測されると、テロップ制御部50はメッセージ提示画面510のテキスト表示領域511においてはスクロール時間が5.0秒から8.0秒の「ゆっくり」スクロールに緩和されるように調整された状態でテロップ文章をスクロール表示させる。スクロール表示が終了した後はテロップ文章記憶部10に格納された他のテロップ文章の表示のためにS1のステップに戻る。
以上のステップS1〜S6によって、テキスト内容が難しい場合にユーザがテキストを読み返す行動パターンが抽出でき、その読み返す行動を遂行するために十分なスクロール時間をとるなど、テロップの表示時間を柔軟に調節できる。したがって、ろう者にとって負担の少ないテロップ読み取りができるようになる。
以上のようにテロップ表示制御装置1は、テロップ表示領域におけるユーザの注視領域検出結果に基づき、注視領域の変化を検出して注視領域の遷移パターン(例えば、テキスト内容が難しい場合にテキストを読み返す行動パターンなど)を特定しこのパターンに基づいてテロップのスクロール時間を調整する。したがって、ユーザのテキスト読み取り時の負担が軽減され、テロップの読みやすさが向上促進する。そして、このことにより、テロップを逐次読み取る途中のプロセスにおいては手話映像と内容が合致するテキストを逐次表示することにより両者を見比べ易くなる。また、テロップ読み取りの最終段階においては逐次表示したテキストの全てを同時に表示することによりテロップ内容の最終確認を促進することが可能となる。ゆえに、ろう者にとっては負担の少ないテロップ読み取りができる。
1…テロップ表示制御装置
10…テロップ文章記憶部
20…注視領域検出部(注視領域検出手段)
30…スクロール制御部(スクロール制御手段)
40…画面合成部(制御情報作成手段)
50…テロップ制御部(テロップ制御手段)
60…タイマー
70…情報表示装置
80…注視点観測装置
90…調整表記憶部(調整表記憶手段)
400…調整表

Claims (10)

  1. 表示装置のメッセージ提示画面におけるテロップ文章のスクロール表示を制御するテロップ表示制御装置であって、
    表示装置のテキスト表示領域におけるユーザの注視領域を検出する注視領域検出手段と、
    前記検出された注視領域の経時的な変化に基づき前記テキスト表示領域におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づき前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を決定するスクロール制御手段と、
    前記決定されたスクロール時間で前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成する制御情報作成手段と、
    前記作成された制御情報に基づき前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にスクロール表示させるテロップ制御手段と
    を備えた
    を特徴とするテロップ表示制御装置。
  2. 注視領域の遷移パターンとこのパターンに対応したテロップ文章のスクロール時間と前記テロップ文章の表示時間を計測する時計手段の計測状態とを記録した調整表を格納した調整表記憶手段をさらに備え、
    前記スクロール制御手段は前記特定した遷移パターンに対応したスクロール時間と計測状態とを前記調整表記憶手段の調整表から引き出し、
    前記制御情報生成手段は前記引き出されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成すること
    を特徴とする請求項1に記載のテロップ表示制御装置。
  3. 前記特定された遷移パターンが注視領域の変化がないことを示す場合、前記スクロール制御手段は当該遷移パターンに対応したスクロール時間に設定すると共に前記時計手段の計測状態を前記表示時間の計測の継続に設定にし、
    前記制御情報生成手段は前記設定されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成すること
    を特徴とする請求項2に記載のテロップ表示制御装置。
  4. 前記特定された遷移パターンが前記テロップ文章の文末側への注視領域の変化を示す場合、前記スクロール制御手段は当該遷移パターンに対応したスクロール時間に設定すると共に前記時計手段の計測状態を前記表示時間の計測の初期化に設定し、
    前記制御情報生成手段は前記設定されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成すること
    を特徴とする請求項2に記載のテロップ表示制御装置。
  5. 前記特定された遷移パターンが前記テロップ文章の文頭側への注視領域の変化を示す場合、前記スクロール制御手段は当該遷移パターンに対応したスクロール時間として当初のスクロール時間を増大させた時間に設定すると共に前記時計手段の計測状態を前記表示時間の計測の初期化に設定し、
    前記制御情報生成手段は前記設定されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成すること
    を特徴とする請求項2に記載のテロップ表示制御装置。
  6. 表示装置のメッセージ提示画面におけるテロップ文章のスクロール表示を制御するテロップ表示制御方法であって、
    注視領域検出手段が表示装置のテキスト表示領域におけるユーザの注視領域を検出するステップと、
    スクロール制御手段が前記検出された注視領域の経時的な変化に基づき前記テキスト表示領域におけるユーザの注視領域の遷移パターンを特定しこの特定した遷移パターンに基づき前記テキスト表示領域におけるテロップ文章のスクロール時間を決定するステップと、
    制御情報作成手段が前記決定されたスクロール時間でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成するステップと、
    テロップ制御手段が前記作成された制御情報に基づき前記テロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるステップと
    を有すること
    を特徴とするテロップ表示制御方法。
  7. 前記スクロール制御手段が、注視領域の遷移パターンとこのパターンに対応したテロップ文章のスクロール時間と前記テロップ文章の表示時間を計測する時計手段の計測状態とを記録した調整表から、前記特定した遷移パターンに対応したスクロール時間と計測状態とを引き出すステップと、
    前記制御情報生成手段が前記引き出されたスクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成するステップと
    をさらに有すること
    を特徴とする請求項6に記載のテロップ表示制御方法。
  8. 前記特定された遷移パターンが注視領域の変化がないことを示す場合、前記スクロール制御手段が当該遷移パターンに対応したスクロール時間に設定すると共に前記時計手段の計測状態を前記表示時間の計測の継続に設定するステップと、
    前記制御情報生成手段が前記設定された前記スクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成するステップと
    をさらに有すること
    を特徴とする請求項7に記載のテロップ表示制御方法。
  9. 前記特定された遷移パターンが前記テロップ文章の文末側または文頭側への注視領域の変化を示す場合、前記スクロール制御手段は当該遷移パターンに対応したスクロール時間に設定すると共に前記時計手段の計測状態を前記表示時間の計測の初期化に設定するステップと、
    前記制御情報生成手段が前記設定された前記スクロール時間及び計測状態でテロップ文章を前記テキスト表示領域にてスクロール表示させるための制御情報を作成するステップと
    をさらに有すること
    を特徴とする請求項7に記載のテロップ表示制御方法。
  10. 請求項1から5のいずれか1項に記載のテロップ表示制御装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするテロップ表示制御プログラム。
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