JP6515218B1 - 換気装置及びトンネル換気システム - Google Patents
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Abstract
Description
発破:膠質エマルション薬量150kg/1.5m長
有害ガス:CO2 1200L、CO 750L、NOx 375L
許容値:CO2 5000PPm、CO 50PPm、NOx 25PPm
希釈量:CO2 240m3、CO 15000m3、NOx 15000m3
換気量(20分):12m3/min、750m3/min、750m3/min
排ガス量:22m3/min、NOx 950PPm
換気量:22×950/25=836m3/min
2NO2+H2O→HNO3(硝酸)+HNO2(亜硝酸)
(発破使用時)
NOx:375L
NO2:37.5L(NO2はNOxの7〜10%であるとされており、10%で算定した場合)
希釈量:37.5×10-3÷0.2PPm=187500m3
換気量(20分):9375m3/min
NO2:22m3/min×950PPm×10%
希釈量:22×95PPm÷0.2PPm=10450m3/min
ファン(必要量):φ3000、1000kw
ファン(現状):φ1300、220kw
ダクト(必要量):φ3500
ダクト(現状):φ1500
坑内風速(必要量):2.4m/s
坑内風速(現状):0.3m/s
汚染空気を吸い込むダクトと、このダクトに繋がる集塵装置とを有し、
前記ダクトには、当該ダクト内に水を噴霧する水噴霧手段と、前記水の噴霧位置よりも下流において前記ダクト内に粉体を散布する粉体散布手段と、前記粉体の散布位置の上流に位置し、かつ前記ダクトの径方向に延在する板状の拡散板と、前記粉体の散布位置の下流に位置し、かつ回転軸が前記ダクトの軸方向に沿い、前記集塵装置への押込みファンとしての機能も有する拡散ファンとが備わり、
前記粉体の散布は、前記拡散板の近傍において当該拡散板の裏側に向けて行われる、
ことを特徴とする換気装置。
前記水の噴霧は、前記拡散板の近傍において当該拡散板に向けて行われる、
請求項1に記載の換気装置。
前記集塵装置は、複数のフィルタ手段と、このフィルタ手段の収納容器とを有し、
前記フィルタ手段は、軸が上下方向を向く円筒状で、かつ周面が濾過面を構成し、上方に上方空間が形成され、かつ下方に下方空間が形成されるように前記収納容器内に配置され、
前記収納容器の側壁には、前記上方空間を臨む排気口及び前記下方空間を臨む排出口が形成されており、
前記ダクトからの粉体を含む空気は、前記フィルタ手段の濾過面を通り抜け、前記フィルタ手段内を上方へ抜けて前記上方空間に至り、前記排気口から排気され、
前記フィルタ手段の濾過面で集塵された粉体は、下方へ落ちて前記下方空間に至り、前記排出口から排出される、
請求項1又は請求項2に記載の換気装置。
前記粉体は、消石灰又はセメントである、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気装置。
汚染空気を吸い込むダクトと、このダクトに繋がる集塵装置とを有し、
前記ダクトには、当該ダクト内に水を噴霧する水噴霧手段と、前記水の噴霧位置よりも下流において前記ダクト内に粉体を散布する粉体散布手段と、前記粉体の散布位置の上流に位置し、かつ前記ダクトの径方向に延在する拡散板と、前記粉体の散布位置の下流に位置し、かつ回転軸が前記ダクトの軸方向に沿う拡散ファンとが備わり、
前記粉体の散布は、前記拡散板の近傍において当該拡散板に向けて行われる換気装置と、
前記ダクトに吸い込まれる汚染空気の濃度を測定する入口濃度センサと、
前記集塵装置から排気される清浄空気の濃度を測定する排気濃度センサと、
前記入口濃度センサの測定値に応じて前記拡散ファンを制御する手段と、
前記排気濃度センサの測定値に応じて前記水噴霧手段及び前記粉体散布手段を制御する手段と、
を有することを特徴とするトンネル換気システム。
トンネル内に外気を吹き込む送風手段と、
前記排気濃度センサの測定値が所定値を超えた場合に、当該測定値に応じて前記送風手段の風量を上昇させる手段と、
この風量の上昇に応じて前記拡散ファンの風量を上昇させる手段と、
を有する請求項5に記載のトンネル換気システム。
まず、本形態の換気装置Xにおいては、水Wの噴霧により、汚染空気Aに含まれるNO2が水Wと反応し、硝酸や亜硝酸になる(前述した反応式参照)。この反応を確実なものとするためには、ミスト状の水Wは、粒子径が小さい方が好ましく、粒子径が40μm以下であるのが好ましい。粒子径が40μm以下であると、水Wが分散・蒸発し易くなり、NO2との反応(接触)効率が高くなる。
2HNO3+Ca(OH)2→Ca(NO3)2+2H2O
なお、この反応は、汚染空気Aがダクト1内を流れている間だけではなく、フィルタ手段21の濾過面24Aでも行われる。
図1に示すように、本形態のトンネル換気システムにおいては、換気装置Xにダクト1に吸い込まれる汚染空気AのNO2濃度を測定する入口濃度センサ8xと、集塵装置2から排気される清浄空気CのNO2濃度を測定する排気濃度センサ8yとが備え付けられている。加えて、入口濃度センサ8xの測定値に応じて拡散ファン5を制御する手段(ファン制御手段)と、排気濃度センサ8yの測定値に応じて水噴霧手段3及び粉体散布手段4を制御する手段(水・粉体制御手段)とが備えられている。
以上の形態においては、水Wの噴霧や粉体Pの散布をそれぞれ1段(1カ所)で行うものとている。ただし、当該噴霧や散布は、汚染空気Aの流れ方向に位置が異なるものとした2段(2カ所)以上の複数段で行うこともできる。
1A 軟質管
1B 硬質管
2 集塵装置
3 水噴霧手段
3x 水噴霧制御盤
4 粉体散布手段
4x 粉体散布制御盤
5 拡散ファン
5x ファン制御盤
6 中央制御盤
7 送風手段
7x 送風機制御盤
8x 入口濃度センサ
8y 出口濃度センサ
21 フィルタ手段
21A 濾過面
22 収納容器
22A 側壁
22B 天面
22C 底面
23 上方空間
23A 排気口
24 下方空間
24A 排出口
31 水タンク
32 ポンプ
33 流量計
34 管
35 ノズル
41 ブロワ
42 粉体タンク
43 管
44 ノズル
45 拡散板
51 インペラ
71 送風ダクト
72 送風機
A 汚染空気
P 粉体
W 水
X 換気装置
Claims (6)
- 汚染空気を吸い込むダクトと、このダクトに繋がる集塵装置とを有し、
前記ダクトには、当該ダクト内に水を噴霧する水噴霧手段と、前記水の噴霧位置よりも下流において前記ダクト内に粉体を散布する粉体散布手段と、前記粉体の散布位置の上流に位置し、かつ前記ダクトの径方向に延在する板状の拡散板と、前記粉体の散布位置の下流に位置し、かつ回転軸が前記ダクトの軸方向に沿い、前記集塵装置への押込みファンとしての機能も有する拡散ファンとが備わり、
前記粉体の散布は、前記拡散板の近傍において当該拡散板の裏側に向けて行われる、
ことを特徴とする換気装置。 - 前記水の噴霧は、前記拡散板の近傍において当該拡散板に向けて行われる、
請求項1に記載の換気装置。 - 前記集塵装置は、複数のフィルタ手段と、このフィルタ手段の収納容器とを有し、
前記フィルタ手段は、軸が上下方向を向く円筒状で、かつ周面が濾過面を構成し、上方に上方空間が形成され、かつ下方に下方空間が形成されるように前記収納容器内に配置され、
前記収納容器の側壁には、前記上方空間を臨む排気口及び前記下方空間を臨む排出口が形成されており、
前記ダクトからの粉体を含む空気は、前記フィルタ手段の濾過面を通り抜け、前記フィルタ手段内を上方へ抜けて前記上方空間に至り、前記排気口から排気され、
前記フィルタ手段の濾過面で集塵された粉体は、下方へ落ちて前記下方空間に至り、前記排出口から排出される、
請求項1又は請求項2に記載の換気装置。 - 前記粉体は、消石灰又はセメントである、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気装置。 - 汚染空気を吸い込むダクトと、このダクトに繋がる集塵装置とを有し、
前記ダクトには、当該ダクト内に水を噴霧する水噴霧手段と、前記水の噴霧位置よりも下流において前記ダクト内に粉体を散布する粉体散布手段と、前記粉体の散布位置の上流に位置し、かつ前記ダクトの径方向に延在する拡散板と、前記粉体の散布位置の下流に位置し、かつ回転軸が前記ダクトの軸方向に沿う拡散ファンとが備わり、
前記粉体の散布は、前記拡散板の近傍において当該拡散板に向けて行われる換気装置と、
前記ダクトに吸い込まれる汚染空気の濃度を測定する入口濃度センサと、
前記集塵装置から排気される清浄空気の濃度を測定する排気濃度センサと、
前記入口濃度センサの測定値に応じて前記拡散ファンを制御する手段と、
前記排気濃度センサの測定値に応じて前記水噴霧手段及び前記粉体散布手段を制御する手段と、
を有することを特徴とするトンネル換気システム。 - トンネル内に外気を吹き込む送風手段と、
前記排気濃度センサの測定値が所定値を超えた場合に、当該測定値に応じて前記送風手段の風量を上昇させる手段と、
この風量の上昇に応じて前記拡散ファンの風量を上昇させる手段と、
を有する請求項5に記載のトンネル換気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018005149A JP6515218B1 (ja) | 2018-01-16 | 2018-01-16 | 換気装置及びトンネル換気システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019124046A JP2019124046A (ja) | 2019-07-25 |
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JP2018005149A Active JP6515218B1 (ja) | 2018-01-16 | 2018-01-16 | 換気装置及びトンネル換気システム |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112228136A (zh) * | 2020-09-24 | 2021-01-15 | 辽宁工程技术大学 | 一种快速排出密封巷道有毒有害气体系统及使用方法 |
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CN110131186B (zh) * | 2019-05-20 | 2021-06-01 | 河南省鑫豫风机有限公司 | 治理雾霾的通风设备 |
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2018
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CN112228136B (zh) * | 2020-09-24 | 2022-11-04 | 辽宁工程技术大学 | 一种快速排出密封巷道有毒有害气体系统及使用方法 |
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