JP6513561B2 - 年次または永久カレンダ機構、およびそれを備える時計 - Google Patents

年次または永久カレンダ機構、およびそれを備える時計 Download PDF

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Description

本発明は、時計製造の分野に関するものである。より詳細には、本発明は、年次または永久カレンダ機構、並びにそのような機構を備える時計に関している。
時計は、現在の日付に関するかつその月のその日を有する一つ以上の情報を示す表示盤を備えることができる。この表示盤は、時計のムーブメントによって駆動される、年次カレンダ機構または永久カレンダ機構のような機構によって制御される。
年次カレンダ機構は、グレゴリオ暦における31日より少ない月の存在を考慮に入れ、これらの月のそれぞれの終わりに、その月の単数または複数の余分の日が翌月の最初の日になるまですばやく進む修正を行う。永久カレンダ機構は、年次カレンダ機構と同じ修正、並びにうるう年の2月の際に29日目を加える修正を行う。
米国特許第4674889号明細書の中に記述されるのは、永久カレンダ機構であり、該機構において、日歯車は31個の歯を有し、該歯はそれぞれある日からその翌日への移行の間に第一の爪から一段分の動作を受けるように備えられる。この日歯車は、日可動装置の一部を形成するものであり、該日可動装置の一部は、同様に渦巻カムを有し、該渦巻カムの二つの端は、第二の爪が31日より少ない月の終わりに修正を行うことを可能にするV字形の刻み目で隔てられている。一つの同じレバーが、第一の爪および第二の爪を支える。月歯車は、その周囲の凹凸形の作用によって、月の変更の度ごとに一段の割合で、日可動装置の動きから駆動される。月歯車は、カムと一体になっており、該カムは、レバーの動きの振幅を調節し、また、このように各月について修正が行われるべきかどうか、また修正が必要な場合、何日間の修正が必要なのかを決定する。
前述の米国特許第4674889号明細書の中で記述される永久カレンダ機構は、多数の部品を有し、ある程度のかさを有する。このかさは、永久カレンダ機構を組み込む時計の厚さおよびかさばりに影響を及ぼす可能性がある。目下の事情では、美的理由および/または着け心地の理由のために、時計の厚さおよび/またはボリュームが大きすぎないことが求められている。
本発明は、年次または永久カレンダ機構が有するかさばりの少なくとも一つの範囲を局部的にまたは全体で減らすことを可能にすることを少なくとも目的とする。
本発明によると、この目的は、以下を備える年次または永久カレンダ機構によって達成される
−日可動装置であって、月の31日のうちの一つとそれぞれが関連している31の連続する角度位置の間を回転し、またV字形の刻み目と31個の歯を有する日歯車とを備えている日可動装置、
−月可動装置であって、年の12ヶ月のうちの一つとそれぞれが関連している連続する角度位置の間を回転し、月可動装置が有する角度位置の数と同数の歯を有する月歯車を備え、また、それぞれが一つの月と関連していて、月可動装置がこの月と関連している角度位置にあるとき進行開始位置を制御するために使用可能な進行開始部ストッパを定義している月可動装置、
−ある月の末日からその翌月の初日への日可動装置の移行の度ごとに、月可動装置をある月からその翌月に移行させる一段の作動を、月歯車の歯のうちの一つにもたらすための作動フィンガ、
−前記進行開始位置を起点として、一日に一度作動されるように備えられるレバー、
−レバーによって支えられ、また二つの爪フィンガを備える操作装置であって、該二つの爪フィンガとはすなわち、
●第一の爪フィンガであって、レバーの作動のたびに、日可動装置を月のある日からその31の連続する位置の中の一つであるその翌日に移行させる一段の作動を、日歯車の31個の歯のうちの一つにもたらすためのもの、および
●第二の爪フィンガであって、31日より少ない月の終わりでのこのレバーの作動の際に、レバーの進行開始位置によって決定される段の全数分の日可動装置の作動を、V字形の刻み目にもたらすためのものである。
月歯車の歯のそれぞれは、この月歯車の外周縁が形成する輪郭を有する。月歯車の外周縁はまた、月歯車の歯と交互に並ぶ溝の底部である前記進行開始部ストッパも形成する。
このように、月歯車は、月可動装置となることができ、その厚さは、したがって一つの歯車の厚さに減らすことができる。
上に定義された年次または永久カレンダ機構は、とりわけ以下に引用される中の単数または複数の他の有利な特徴を、単独でまたは組み合わせて、組み込むことができる。
有利には、日歯車の31個の歯のそれぞれは、この日歯車の外周縁が形成する輪郭を有する。日歯車の外周縁はまた、日歯車の31個の歯のうちの二つの連続する歯の間に位置付けられる前記V字形の刻み目も形成する。そのような場合、日歯車は、日可動装置となることができ、その厚さは、したがって一つの歯車の厚さに減らすことができる。
さらに、そうなると、日歯車、月歯車、レバー、および操作装置が同一平面内に広がって、年次または永久カレンダ機構の組立部品が平らになることができること、かつおよそ歯車一つのみの厚さを有することができることを、加えて予測することが有利である。
好ましくは、日歯車の31個の歯は、第一のタイプの30個の歯および第二のタイプの1個の歯から成る。第一のタイプの各歯は、頂上および後面を有するが、該後面は、第二の爪フィンガによってではなく第一の爪フィンガによって引っ掛けられることができるように、この頂上から遠ざかりながら後方に次第に広がるものである。第二のタイプの歯は、頂上とV字形の刻み目の境界を定める後面とを有するが、該後面は、該第二のタイプの歯が、ちょうど第一の爪フィンガによっても第二の爪フィンガによっても引っ掛けられることができるように、この頂上から遠ざかりながら前方に次第に広がるものである。
有利には、第一および第二の爪フィンガのうちの少なくとも一つを定義する部品は、円筒形の収容場所および相補的な円筒形のヘッドを有する円筒形の関節接合部によって、レバーに枢着される。好ましくは、円筒形の収容場所は、円筒形の収容場所の中の円筒形のヘッドの揺動軸を中心にして一方が他方に対して角度的にオフセットされた二つの位置の間で、半径方向の通路で半径方向に開いている。好ましくは、円筒形のヘッドは、半径方向の通路を通る頸部によって支えられる。このように形成される円筒形の関節接合部は、平らであることができ、また、一平面内に、とりわけ日歯車と同一平面内に広がることができ、このことは、年次または永久カレンダ機構の厚さの減少を可能にすることができる。
好ましくは、レバーに枢着され、またこのレバーのストッパに対して弾性的に付勢される同部品は、第一の爪フィンガおよび第二の爪フィンガの両方を定義するが、該第二の爪フィンガは、第一の爪フィンガによる日歯車の歯の前進方向を考慮すると、第一の爪フィンガに対して下流にオフセットされる。この場合には、該部品は、部材の数の減少による単純化を可能にする利点および/またはかさばりに関するメリットを有することができる。
好ましくは、レバーは、前記溝のうちの任意の溝の中に挿入されるように、また進行開始位置における、この溝の底部によって止められるように構成されるフィーラーを有する。
好ましくは、31日未満の月と関連している溝のそれぞれは、月歯車の二つの連続する歯の間に位置する入口と、これらの二つの連続する歯から離れて位置し、また入口に対して広くなった部分とを有する。そのような場合、該溝を月歯車の歯の間に入れても、これらの歯をあまり弱めることはなく、また31日未満の月と関連している溝のうちの一つの中へのフィーラーの挿入の達成に困難を伴う恐れはない。
有利には、フィーラーは、一様な、かつレバーの揺動軸を中心とする湾曲を有する。好ましくは、少なくとも、31日未満の月と関連している溝は、それぞれが、それらの全長に、フィーラーと同じ一様な湾曲を有する。
好ましくは、年次または永久カレンダ機構は、月歯車の歯と噛み合いまた当月の表示盤と関連している小歯車を備える。そのような場合、月歯車の歯は、順番に作動フィンガから動作を受ける機能と小歯車の作動をもたらす機能とを有する、二つの機能を果たす。その結果、単純化が生じ、スペースの節約が可能となる。
好ましくは、日歯車および月歯車は、同一平面内に広がる。そのような場合、日歯車の歯のうちの一つは、好ましくは、この日歯車のその他の歯よりも半径方向にさらに突き出ており、前記作動フィンガを形成する。
独立請求項が、以下を含む年次または永久カレンダ機構であるように、保護される本発明を定義してもよいことが注目されるであろう:
−日可動装置であって、月の31日のうちの一つとそれぞれが関連している31の連続する角度位置の間を回転し、またV字形の刻み目と31個の歯を有する日歯車とを備える日可動装置、
−一日に一度作動されるように備えられるレバー、
−レバーによって支えられ、また二つの爪フィンガを備える操作装置であって、該二つの爪フィンガとはすなわち、
●第一の爪フィンガであって、レバーの作動のたびに、日可動装置を月のある日からその31の連続する位置の中の一つであるその翌日に移行させる一段の作動を、日歯車の31個の歯のうちの一つにもたらすためのもの、および
●第二の爪フィンガであって、31日より少ない月の終わりでのこのレバーの作動の際に、レバーの進行開始位置によって決定される段の全数分の日可動装置の作動を、V字形の刻み目にもたらすためのもの、
を有し、
また、そこにおいて、レバーに枢着されまたこのレバーのストッパに対して弾性的に付勢される同部品が、第一の爪フィンガおよび第二の爪フィンガの両方を定義し、該第二の爪フィンガが、第一の爪フィンガによる日歯車の歯の前進方向を考慮すると、第一の爪フィンガに対して下流にオフセットされる。
独立請求項において、以下を含む年次または永久カレンダ機構であるように、保護される本発明はさらに定義されてもよいことが注目されるであろう:
−日可動装置であって、月の31日のうちの一つとそれぞれが関連している31の連続する角度位置の間を回転し、またV字形の刻み目と31個の歯を有する日歯車とを備える日可動装置、
−一日に一度作動されるように備えられるレバー、
−レバーによって支えられ、また二つの爪フィンガを備える操作装置であって、該二つの爪フィンガとはすなわち、
●第一の爪フィンガであって、レバーの作動のたびに、日可動装置を月のある日からその31の連続する位置の中の一つであるその翌日に移行させる一段の作動を、日歯車の31個の歯のうちの一つにもたらすためのもの、および
●第二の爪フィンガであって、31日より少ない月の終わりでのこのレバーの作動の際に、レバーの進行開始位置によって決定される段の全数分の日可動装置の作動を、V字形の刻み目にもたらすためのもの、
を有し、
また、そこにおいて、第一および第二の爪フィンガのうちの少なくとも一つを定義する部品が、円筒形の収容場所および相補的な円筒形のヘッドを有する円筒形の関節接合部によってレバーに枢着される。円筒形の収容場所が、円筒形の収容場所の中の円筒形のヘッドの揺動軸を中心にして一方が他方に対して角度的にオフセットされた二つの位置の間で、半径方向の通路で半径方向に開いている。円筒形のヘッドが、半径方向の通路を通る頸部によって支えられる。
本発明は、さらに、先に定義された年次または永久カレンダ機構のうちの一つを備える時計を主題として有する。
他の利点および特徴は、非制限的な例として与えられ、また以下のような付属の図面の中で示される、本発明の具体的な実施形態の続いていく説明からより明確に明らかになるであろう。
平面図、すなわち文字盤側であって、ここには、本発明による永久カレンダ機構が、本発明による腕時計のぜんまい仕掛けのムーブメントに取り付けられている。 図1に見られる永久カレンダ機構の斜視図である。 図2と同じ永久カレンダ機構を示す平面図であり、また該図において、この永久カレンダ機構が、うるう年の9月29日に相当する安定状態にあることが分かる。 図3に類似している平面図であって、月の変更のない日の変更を示しているが、該図は、二つの中間配置のうちの一つにおける図2の永久カレンダ機構を示しており、該中間配置を経由して、この機構は、その展開の間に図3の安定状態から次の安定状態へ引き続いて進む。 図3に類似している平面図であって、月の変更のない日の変更を示しているが、該図は、二つの中間配置のうちの一つにおける図2の永久カレンダ機構を示しており、該中間配置を経由して、この機構は、その展開の間に図3の安定状態から次の安定状態へ引き続いて進む。 図3に類似している平面図であって、該図において、図2のカレンダ機構は、図3の安定状態の次に来る、また、うるう年の9月30日に相当する安定状態にある。 図3に類似している平面図であって、月の変更を伴う日の変更を示しており、該図は、二つの中間配置のうちの一つにおける図2の永久カレンダ機構を示しており、該中間配置を経由して、この機構は、その展開の間に図6の安定状態から次の安定状態へ引き続いて進む。 図3に類似している平面図であって、月の変更を伴う日の変更を示しており、該図は、二つの中間配置のうちの一つにおける図2の永久カレンダ機構を示しており、該中間配置を経由して、この機構は、その展開の間に図6の安定状態から次の安定状態へ引き続いて進む。 図3に類似している平面図であって、該図において、図2のカレンダ機構は、図6の安定状態の次に来る、また、うるう年の10月1日に相当する安定状態にある。
図1において、本発明による腕時計は、それ自体が公知であり、また本発明に直接関連していないその腕時計ケース、その文字盤、および他の構成部材なしで表示されている。参照番号1は、本発明による永久カレンダ機構2の取り付けられる、ぜんまい仕掛けのムーブメントを示している。ギアトレイン3は、ぜんまい仕掛けのムーブメント1の時間可動装置4を歯車5につなぎ、該歯車はフィンガ6と一体になっている。
歯車5と同じように、フィンガ6は、一日につき一回の回転を行う。該フィンガは、作動レバー9を、この作動レバー9のキャッチ10の反応を引き起こすことによって一日に一回操作するように設計されている。
ばね12は、作動レバー9を、該作動レバーの各操作の後に待機位置に戻すために備えられる。ばね12に加えて、作動レバー9は、ラック13を備え、該ラックは、レバー21に備わる相補的なラック20と係合している。
レバー21は、枢着される二つの爪22を支えるものであって、永久カレンダ機構2の構成部材であるが、該永久カレンダ機構はまた、日可動装置23、この日可動装置23の安定角度位置を定義するジャンパ24、月可動装置25、この月可動装置25と噛み合う12個の歯から成る小歯車26、ならびに小歯車26の安定角度位置を定義するジャンパ31も備える。針27は、日可動装置23と一体になっているものであるが、円形の目盛り(それ自体が公知であり非表示)に当日の日を示すために備えられており、該円形の目盛りは、時計の文字盤(やはり非表示)によって支えられる。針28は、月可動装置25と一体になっており、時計の文字盤によって支えられるクラウン(それ自体が公知であり非表示)の内部で、それぞれが90°の角度の、四つのセクターのうちの一つを指定することによって、当年のタイプ、すなわちうるう年かそうでないかを示すために備えられる。針29は、小歯車26と一体になっており、時計の文字盤によって支えられる円形の目盛り(それ自体が公知であり非表示)に、当月を示すために備えられる。
変形例において、当日、当月、および当年のタイプである情報の全てまたは一部は、それぞれ、開口部のところを除いて文字盤によって隠される可動円板によって示されることができる。例えば、日の全数を担う円板は、日可動装置23と一体になって、時計の文字盤に開けられる開口部のところで部分的に見ることができる。例として与えられる別の可能性によると、日可動装置23はまた、欧州特許出願公開第1586962号明細書において開示される仕方で、表示装置に運動学的に結合されることもできる。
プッシュボタンまたはプッシュピース30は、手動の命令を時々伝えるために備えられるものであって、針27、28、および29によって示される日付の更新の間にこの月可動装置25および日可動装置23のそれぞれの位置を変えるために、レバー21の一端40ならびに月可動装置25に作用することができる。
図2において見ることができるように、日可動装置23は、日歯車一つだけで構成される。以下において、この日可動装置およびその日歯車は、同じ参照番号23で示される。厚さに関しては、日可動装置23は、一段しか有さない、つまり、前述の米国特許第4674889号明細書において記述される日可動装置より一段少ない。
同様に、月可動装置25は、月歯車一つだけで構成される。以下において、この月可動装置およびその月歯車は、同じ参照番号25で示される。厚さに関しては、月可動装置25は、一段しか有さない、つまり、前述の米国特許第4674889号明細書において記述される月可動装置より一段少ない。
回転および揺動のための取付軸を除いて、永久カレンダ機構2は、平らである。そのレバー21、その二つの爪22、その日可動装置23、そのジャンパ24、その月可動装置25およびその小歯車26は、全て平らでかつ同一平面P1内に広がる。さらに、それらは全て、実質上同じ厚さeを有し、該厚さはまた、回転および揺動用の取付軸を除けば永久カレンダ機構2の厚さでもある。したがって、日可動装置23は、ただその日歯車23だけの厚さを有し、一方、月可動装置25は、ちょうどその月歯車25の厚さを有する。永久カレンダ機構2は、このように、その厚さeが一つの歯車の厚さに減らされる限りにおいて、とりわけ薄い。
図3からよく理解することができるように、レバー21は、二つの向かい合った端部分41および42を有するが、該端部分は、日歯車23の両側で実質上対面しており、また、この日歯車23を180度回転以上に渡って取り囲む弓形の湾曲したアーム43によってつながれている。レバー21の揺動軸X1−X’1は、端部分41において、この端部分41が定義する端40とラック20との間を通る。もう一方の端部分42は、月歯車25に当接するように提供されるフィーラー44で終わる。該もう一方の端部分は、さらに二つの爪22を支えるが、該二つの爪は、揺動軸X1−X’1に平行な可動揺動軸X2−X’2を中心にして枢着されるものである。
より正確には、二つの爪22は、円筒形の関節接合部45によってレバー21につながれているが、該円筒形の関節接合部は、平らであり、また平らな円筒形の収容場所46および相補的な平らな円筒形のヘッド47を有するものである。この円筒形のヘッド47は、揺動軸X2−X’2であるその枢動軸を中心にして、円筒形の収容場所46の中で枢動する。円筒形の収容場所46は、端部分42のカーブによって境界を定められており、半径方向の通路53で、弓形のアーム43の方向に半径方向に開いている。二つの爪22の頸部48は、この半径方向の通路53から半径方向に入り込み円筒形の収容場所46に至って、そして平らなヘッド47によって延長される。
二つの爪22は、平らなヘッド47、頸部48、戻しばね49、ならびに二つの連続する爪フィンガ、すなわち上流の爪フィンガ50および下流の爪フィンガ51を定義する一体成形品であり、該二つの連続する爪フィンガは、両方とも日歯車23を回転させることを目的としているが、しかし別個の時においてであり、このことはこれより先でより詳細に説明されるであろう。以下でまた付属の請求項において、用語「上流」および「下流」ならびに類似の用語は、二つの爪22によって引っ掛けられまた駆動される歯の進行方向を参照するものである。ばね49は、二つの爪22を、フィーラー44によって延長されるカーブ52に寄りかかる、操作可能な位置に戻す。このフィーラー44は、レバー21の揺動軸X1−X’1を中心とする、一様な湾曲を有する。
日歯車23は、ジャンパ24によって安定される31の連続する角度位置を有する。一つの日が、これらの安定される角度位置のそれぞれと関連している。日歯車23が一段分枢動するとき、該日歯車はある安定角度位置から次の安定角度位置に進むが、これはある日のその翌日への通過に相当する。日歯車23のある安定位置と関連している日は、日歯車23がこの安定位置にあるときに、針27によって示される。
日歯車23は、外周縁60、ならびに、それぞれの輪郭がこの外周縁60によって形成される31個の周囲の半径方向の歯61、62、および64を有する歯車である。日歯車23の31個の周囲の歯の中で、第一のタイプの30個の歯61および62はそれぞれ、実質上三角形の輪郭を有する。外周縁60は、さらに、歯61と第二のタイプの歯64との間に見出される、V字形の刻み目63を形成する。それぞれの歯61または62は、後面65を有し、該後面は、後方に次第に広がることによってこの歯61または62の頂上から遠ざかっている。歯64は、後面66を有し、該後面は、V字形の刻み目63の縁を形成し、また前方に次第に広がることによってこの歯64の頂上から遠ざかっている。上流の爪フィンガ50は、歯61、62、および64のそれぞれを引っ掛けて、下流方向に一段分駆動することができる。下流の爪フィンガ51は、歯61および62の後面65の上でスライドし、該歯をこのように駆動することはできない。一方、下流の爪フィンガ51は、V字形の刻み目63の中に係合することができ、後面66に引っ掛かけて、単数または複数の段の分だけ歯64を駆動することができる。
日歯車23の歯61、62、および64の中で、ただ一つの歯のみが、月歯車25を一段分駆動することができる作動フィンガを形成する。それは、62によって参照される第一のタイプの歯であって、該歯は、その他の第一のタイプの歯61よりもまた第二のタイプの歯64よりも半径方向にさらに突き出ている。日歯車23は、ひと月に一回転を実行する。その突き出ている歯62は、したがって、月に一度の完全な回転を成し遂げ、またある月からその翌月への各移行の際に、月歯車25を一段分作動させる。
月歯車25は、48個の周囲の半径方向の歯70を有する歯車である。この月歯車25の外周縁71は、各周囲の歯70の輪郭を形成する。該外周縁は、さらに、48個の溝72、73、74、および75、すなわち歯70と同数の溝の境界を定める。
溝72から75のそれぞれは、月歯車25の外縁から延び、また二つの連続する歯70の間に位置する。各溝72、73、74、または75は、一年のうちのある月と関連しており、またその深さは、その月の長さに応じている。溝72から75は、それらが相当する月と同じ順番に円周方向に追随する。
月歯車25は、48の連続する角度位置を有し、各角度位置は、ジャンパ31による小歯車26の安定化を介して安定される。一つの月が、これらの安定される角度位置のそれぞれと関連している。月歯車25が一段分枢動するとき、該月歯車はある安定角度位置から次の安定角度位置に進むが、これはある月のその翌月への通過に相当する。月歯車25の48個の歯および48個の溝は、四つの連続する年の周期に相当するが、そのうちの一つはうるう年である。
溝72から75は、以下を含む:
−非常に浅い深さの48個の溝72であって、それぞれが31日の月と関連しているもの、
−浅い深さの16個の溝73であって、それぞれが30日の月と関連しているもの、
−中間の深さの一つの溝74であって、うるう年の29日の2月と関連しているもの、および
−非常に深い三つの溝75であって、それぞれが、うるう年ではない28日の2月と関連しているもの。
フィーラー44は、月歯車25が一段ずつ回転するにつれて、溝72から75のそれぞれに、引き続いて挿入される。溝73から75のそれぞれは、その全長に渡って、フィーラー44と同じ一様な湾曲を有する。溝73から75のそれぞれは、月歯車25の外縁の、二つの連続する周囲の歯70の間に位置する入口77、ならびにこれらの二つの周囲の歯70から離れて始まる広くなった部分78を有する。
各溝72、73、74、または75は、フィーラー44のための進行開始部ストッパ76を形成する底部を有する。フィンガ6による作動レバー9の操作がないとき、ばね12によって果たされる弾性復帰は、レバー21の復帰の後に待機位置となるが、該待機位置において、フィーラー44は、進行開始部ストッパ76の一つに対して押し付けられる。レバー21は、作動される前に、このように、進行開始部ストッパ76によって、またはより正確には、この進行開始部ストッパ76が位置する所の深さによって決定される進行開始位置を占める。要約すれば、レバー21は、そのラック20の作用で作動される時はいつも、常に同じ場所で終わるが始まりはその振幅のように可変である一つの角度進行を実行する。
図3から図9において、参照記号R1およびR2は、理解を容易にするために追加された配置の目印である。
図3において、月歯車25は、うるう年の9月と関連している角度位置を占める。日歯車23は、29日と関連している角度位置を占める。相当する日付は、うるう年の9月29日である。まだ図3において、作動は行われておらず、レバー21は、その次の角度進行のためのその進行開始位置となるであろう待機位置にある。
図4において、日付は9月29日から30日に変わる。レバー21は、そのラック20を介して作動されて、図3のその進行開始位置からちょうど離れたところであり、一つの往きの進行の間に、矢印B1によって示されるように揺動する。このレバー21は、そのとき、該レバーと一緒に二つの爪22を引っ張るが、その下流の爪フィンガ51が不活発で静止しているのに対して、その上流の爪フィンガ50は、歯61と係合して、日歯車23を一段P1分だけ回転させて30日と関連している位置に至らしめる。
図5において、ばね12によって果たされる復帰のおかげで、レバー21は、その往きの進行B1に連続する、その復帰の進行B2を実行して、その進行開始位置に戻る。上流の爪フィンガ50は、戻しばね49に対する二つの爪22の揺動B3のおかげで、歯61を引っ掛けることなく該歯を通り越す。
図6は、図5で示される復帰B2の後の、永久カレンダ機構2の状態を示す。この図6において、レバー21は、図3において該レバーが占めていた進行開始位置に戻っている。日歯車23は、30日の日と関連している角度位置にある。月歯車は、図3内と同じ角度位置にある。相当する日付は、うるう年の9月30日である。これは9月の最終日であるが、下流の爪フィンガ51がV字形の刻み目63にあり、フィーラー44がうるう年の9月と関連している溝73の底部まで到達していることが注目されるであろう。
図7において、新たな日付変更の第一の段階が行われる。レバーは、図6のその進行開始位置から始まる、揺動運動B4において駆動される。まだ図7において、下流の爪フィンガ51は、V字形の刻み目63の中で歯64と係合しており、かつ日歯車を一段P2分だけ回転させる。
揺動B4は図8において続くが、該図において下流の爪フィンガ51は、もはや日歯車23に作用していない。対照的に、上流の爪フィンガ50は、歯61に引っ掛かり、日歯車23を更なる一段P3分だけ枢動させる。今度は、この日歯車23が、歯70に作用するその突き出ている歯62の仲介で、一段P4分だけ月歯車を作動させる。
図9は、揺動B4が完了し、ひいてはレバー21が月歯車25に対して押し戻された時点での、永久カレンダ機構2の状態を示している。この図9において、日歯車23は、日付の1日と関連している位置にあり、一方、月歯車25は、うるう年の10月と関連している位置にある。相変わらず図9において、フィーラー44が、31日から成る10月の月に相当する非常に浅い深さの溝72の中に位置することが注目されるであろう。
日歯車23が、月の末日以外の日と関連している位置に最初にあるとき、レバー21の操作は、この日歯車23に作用する上流の爪フィンガ50のみの誘因となり、該上流の爪フィンガは日歯車を一段分回転させる。
日歯車23が月の末日と関連している位置にあるとき、レバー21の操作は、同様に、日歯車23の移動を引き起こす。この移動が含む段数は、レバー21の開始位置ひいてはフィーラー44が最初に位置する溝72、73、74、または75の深さによって決まる。下流の爪フィンガ51が、31日から成る月の末日の終わりでのレバー21の往きの運動の間にV字形の刻み目63の中に引っ掛かるのが早ければ早いほど、日歯車23はより多くの段数分だけ枢動するであろう。
月歯車25がある月と関連している位置にあるとき、この月に関連している溝72、73、74、または75は、フィーラー44の通り道に位置付けられており、またこの溝の底部によって形成される進行開始部ストッパ76についても同様である。
月歯車25が31日の月と関連している位置にあるとき、フィーラー44は、非常に浅い深さの溝72に追い込まれる。この場合、月の末日の終わりのレバー21の操作は、下流の爪フィンガ51を除外して、上流の爪フィンガ50だけの誘因となり、該上流の爪フィンガは、日歯車23を移動させ、該日歯車はただ一段分のみ回転する。
月歯車25が30日の月と関連している位置にあるとき、フィーラー44は、浅い深さの溝73に追い込まれる。この場合、図6から図9に関して上にさらに述べられるように、月の末日の終わりのレバー21の操作は、下流の爪フィンガ51の誘因となり該下流の爪フィンガは日歯車23を一段分回転させ、上流の爪フィンガ50もまた、この日歯車23を一段分回転させる。
月歯車25が、うるう年の2月、すなわち29日から成る月と関連している位置にあるとき、フィーラー44は、中間の深さの溝74に追い込まれる。この場合、月の末日の終わりのレバー21の操作は、下流の爪フィンガ51の誘因となり該下流の爪フィンガは日歯車23を二段分回転させ、今度は上流の爪フィンガ50が、この日歯車23を一段分回転させる。
月歯車25が、うるう年でない2月、すなわち28日から成る月と関連している位置にあるとき、フィーラー44は、非常に深い三つの溝74のうちの一つに追い込まれる。この場合、月の末日の終わりのレバー21の操作は、下流の爪フィンガ51の誘因となり該下流の爪フィンガは日歯車23を三段分回転させ、今度は上流の爪フィンガ50が、この日歯車23を一段分回転させる。
本発明は、先に記述された実施形態に限定されない。とりわけ、月歯車は、年の12ヶ月と関連している12個だけの溝を有することが可能であり、またそのような月歯車を備える年次カレンダ機構は、本発明を包含することができる。
6 作動フィンガ
22 操作装置
23 日可動装置
25 月可動装置
50 第一の爪フィンガ
51 第二の爪フィンガ
76 進行開始部ストッパ
米国特許第4674889号明細書

Claims (12)

  1. 年次または永久カレンダ機構であって、
    −日可動装置(23)であって、月の31日のうちの一つとそれぞれが関連している31の連続する角度位置の間を回転し、またV字形の刻み目(63)と、31個の歯(61、62、64)を有する日歯車(23)とを備える日可動装置、
    −月可動装置(25)であって、年の12ヶ月のうちの一つとそれぞれが関連している連続する角度位置の間を回転し、月可動装置(25)が有する角度位置の数と同数の歯(70)を有する月歯車(25)を備え、また、それぞれが一つの月と関連していて、月可動装置(25)がこの月と関連している角度位置にあるとき進行開始位置を制御するために使用可能な進行開始部ストッパ(76)を定義する月可動装置、
    −ある月の末日(62)からその翌月の初日への日可動装置(23)の移行の度ごとに、月可動装置(25)をある月からその翌月に移行させる一段の作動を、月歯車(25)の歯(70)のうちの一つにもたらすための作動フィンガ(6)、
    −前記進行開始位置を起点として、一日に一度作動されるように備えられるレバー(21)、
    −レバー(21)によって支えられ、また二つの爪フィンガを備える操作装置(22、45、49)であって、該二つの爪フィンガとはすなわち、
    ●第一の爪フィンガ(50)であって、レバー(21)の作動のたびに、日可動装置(23)を月のある日からその31の連続する位置の中の一つであるその翌日に移行させる一段の作動を、日歯車(23)の31個の歯(61、62、64)のうちの一つにもたらすためのもの、および
    ●第二の爪フィンガ(51)であって、31日より少ない月の終わりでのこのレバー(21)の作動の際に、レバー(21)の進行開始位置によって決定される段の全数分だけの日可動装置(23)の作動を、V字形の刻み目(63)にもたらすためのもの、
    を有し、
    月歯車(25)の歯(70)のそれぞれが、この月歯車(25)の外周縁(71)が形成する輪郭を有し、
    月歯車(25)の外周縁(71)がまた、月歯車(25)の歯(70)と交互に並ぶ溝(72〜75)の底部である前記進行開始部ストッパ(76)も形成することを特徴とする年次または永久カレンダ機構。
  2. 日歯車(23)の31個の歯(61、62、64)のそれぞれが、この日歯車(23)の外周縁(60)が形成する輪郭を有し、日歯車(23)の外周縁(60)がまた、日歯車(23)の31個の歯(61、62、64)のうちの二つの連続する歯(61、64)の間に位置付けられる前記V字形の刻み目(63)も形成することを特徴とする、請求項1に記載の年次または永久カレンダ機構。
  3. 日歯車(23)、月歯車(25)、レバー(21)、および操作装置(22、45、49)が、同一平面(P1)内に広がることを特徴とする、請求項2に記載の年次または永久カレンダ機構。
  4. 日歯車(23)の31個の歯(61、62、64)が、第一のタイプの30個の歯(61、62)および第二のタイプの一つの歯(64)から成り、第一のタイプの各歯(61、62)が、頂上および後面(65)を有するが、該後面が、第二の爪フィンガ(51)によってではなく第一の爪フィンガ(50)によって引っ掛けられることができるように、この頂上から遠ざかりながら後方に次第に広がるものであり、第二のタイプの歯(64)が、頂上とV字形の刻み目(63)の境界を定める後面(66)とを有するが、該後面(66)が、該第二のタイプの歯(64)が、ちょうど第一の爪フィンガ(50)によっても第二の爪フィンガ(51)によっても引っ掛けられることができるように、この頂上から遠ざかりながら前方に次第に広がるものであることを特徴とする、請求項2または3に記載の年次または永久カレンダ機構。
  5. 第一および第二の爪フィンガ(50、51)のうちの少なくとも一つを定義する部品(22)が、円筒形の収容場所(46)および相補的な円筒形のヘッド(47)を有する円筒形の関節接合部(45)によって、レバー(21)に枢着され、円筒形の収容場所(45)が、円筒形の収容場所(46)の中の円筒形のヘッド(47)の揺動軸(X2−X’2)を中心にして、一方が他方に対して角度的にオフセットされた二つの位置の間で、半径方向の通路(53)で半径方向に開いており、円筒形のヘッド(47)が、半径方向の通路(53)を通る頸部(48)によって支えられることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構。
  6. レバー(21)に枢着されまたこのレバー(21)のストッパ(52)に対して弾性的に付勢される同部品(22)が、第一の爪フィンガ(50)および第二の爪フィンガ(51)の両方を定義し、該第二の爪フィンガが、第一の爪フィンガ(50)による日歯車(23)の歯(61、62、64)の前進方向を考慮すると、第一の爪フィンガ(50)に対して下流にオフセットされることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構。
  7. レバー(21)が、前記溝(72〜75)のうちの任意の溝(72〜75)の中に挿入されるように、また進行開始位置における、この溝(72〜75)の底部(76)によって止められるように構成されるフィーラー(44)を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構。
  8. 31日未満の月と関連している溝(73〜75)のそれぞれが、月歯車(25)の二つの連続する歯(70)の間に位置する入口(77)と、これらの二つの連続する歯(70)から離れて位置しまた入口(77)に対して広くなった部分(78)とを有することを特徴とする、請求項7に記載の年次または永久カレンダ機構。
  9. フィーラー(44)が、一様な、かつレバー(21)の揺動軸(X1−X’ 1)を中心とする湾曲を有し、少なくとも、31日未満の月と関連している溝(73〜75)が、それぞれが、それらの全長に、フィーラー(44)と同じ一様な湾曲を有することを特徴とする、請求項7または8に記載の年次または永久カレンダ機構。
  10. 月歯車(25)の歯(70)と噛み合い、また当月の表示盤と関連している小歯車(26)を備えることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構。
  11. 日歯車(23)および月歯車(25)が、同一平面内に広がり、日歯車(23)の歯のうちの一つ(62)が、この日歯車(23)のその他の歯(61、64)よりも半径方向にさらに突き出ており、前記作動フィンガ(62)を形成することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構。
  12. 請求項1から11のいずれか一つに記載の年次または永久カレンダ機構(2)を備える時計。
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