JP6513416B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車等に搭載される車両用空調装置に関するものである。
従来より、車両用空調装置は、車室内が設定温度となるように目標吹出空気温度を決定し、その目標吹出空気温度となるように温度制御を行っている。例えば、特許文献1に開示されている車両用空調装置は、乗員によって設定された設定温度と、車室外の温度(外気温度)と、車室内の温度(内気温度)と、日射量とに基づいて目標吹出空気温度を決定している。さらに、車室内に吹き出す吹出空気温度を検出する温度センサを設けており、この温度センサによって検出された吹出空気温度と、上記目標吹出空気温度との偏差が0になるように空調機の熱交換能力を変化させている。
特開昭62−234712号公報
しかしながら、特許文献1では実際に車室に吹き出す空気の温度を検出しながら、検出した吹出空気温度が目標吹出空気温度と合うように空調機の熱交換器能力を制御しているため、吹出空気温度を検出する温度センサが必要になり、部品点数の増加を招く。
そこで、吹出空気温度を検出する温度センサを省略し、例えば、既設の内気温度を検出する温度センサを使用して内気温度を検出することで吹出空気温度を推定し、その推定結果に基づいて空調機の熱交換能力を変化させることが考えられる。
しかしながら、吹出空気温度を推定する場合には、推定結果と実際の吹出空気温度との間に差が生じてしまうのは避けられない。特に、車両用空調装置では、空調用空気を加熱する加熱熱源から車室の所定部位まで延びる空調風通路によって調和空気を車室に導くようにしているので、加熱された空気が空調風通路を流れる間に空気から失われる熱量が比較的大きく、このことが吹出空気温度の推定結果と実際の吹出空気温度との差を拡大させてしまう懸念がある。吹出空気温度の推定結果と実際の吹出空気温度との差が拡大すると、乗員の快適性が悪化する懸念がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吹出空気温度を直接検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を快適性の高い温度にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、空調風通路を流れる間の空気の熱変化量を得て、その熱変化量を加熱熱源の目標温度に反映させるようにした。
第1の発明は、
空気を加熱する加熱熱源と、
車室の所定部位まで延び、上記加熱熱源によって加熱された空気を導く空調風通路と、
車室内の空気温度を検出する内気温度センサと、
乗員が車室内の温度を設定する温度設定手段と、
少なくとも上記内気温度センサから出力される車室内の空気温度及び上記温度設定手段で設定された設定温度とに基づいて目標吹出空気温度を決定するとともに、上記加熱熱源を制御する空調制御装置と
空気を冷却する冷却熱源と、
冷凍サイクル装置とを備えた車両用空調装置において、
上記空調風通路は、上記冷却熱源によって冷却された空気が流通するように構成され、
上記冷凍サイクル装置の冷媒蒸発器が上記冷却熱源とされて上記加熱熱源の空気流れ上流側に配設され、
上記空調制御装置は、少なくとも目標吹出空気温度と上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度との差に基づいて上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を得て、得られた熱変化量と目標吹出空気温度とに基づいて上記加熱熱源の目標温度と上記冷却熱源の目標温度それぞれ決定し、決定された上記加熱熱源の目標温度となるように上記加熱熱源を制御するとともに、決定された上記冷却熱源の目標温度となるように上記冷却熱源を制御するように構成され、
さらに、上記空調制御装置は、上記冷凍サイクル装置を作動させるモードにあるか否かを判定し、上記冷凍サイクル装置を作動させるモードにあるときには、上記冷却熱源の目標温度を、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とする一方、上記冷凍サイクル装置を作動させないモードにあるときには、上記冷却熱源の現在温度を、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とするように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、内気温度センサで検出された温度が低く、かつ、温度設定手段で設定された温度が高ければ、空調制御装置は基本的に目標吹出空気温度を高くするので、加熱熱源による単位時間当たりの加熱量が多くなるように加熱熱源を制御する。加熱熱源によって加熱された空気は空調風通路を流通して車室の所定部位まで導かれた後、車室に供給される。空気が空調風通路を流通する間、空気の熱量は例えばダクト等に奪われて変化することになり、最終的に車室に供給される空気の温度は目標吹出空気温度から離れていることが考えられる。本発明では、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を空調制御装置が得ており、得られた熱変化量と目標吹出空気温度とに基づいて加熱熱源の目標温度を決定している。これにより、加熱熱源の目標温度は、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を考慮した温度となるので、最終的に車室に供給される空気の温度が目標吹出空気温度に近づく。よって、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を実際の吹出空気温度に近づけることが可能になる。
また、例えば、内気温度センサで検出された温度が高く、かつ、温度設定手段で設定された温度が低ければ、空調制御装置は基本的に目標吹出空気温度を低くするので、冷却熱源による単位時間当たりの冷却量が多くなるように冷却熱源を制御する。冷却熱源によって冷却された空気は空調風通路を流通して車室の所定部位まで導かれた後、車室に供給される。空気が空調風通路を流通する間、空気の冷熱量は例えばダクト等に奪われて変化することになり、最終的に車室に供給される空気の温度は目標吹出空気温度から離れていることが考えられる。本発明では、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を空調制御装置が得ており、得られた熱変化量と目標吹出空気温度とに基づいて冷却熱源の目標温度を決定している。これにより、冷却熱源の目標温度は、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を考慮した温度となるので、最終的に車室に供給される空気の温度が目標吹出空気温度に近づく。よって、冷房時においても、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を実際の吹出空気温度に近づけることが可能になる。
また、冷凍サイクル装置の作動モードを判定するという簡単な制御内容としながら、加熱熱源により加熱される前の空気温度を的確に推定することが可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記空調制御装置は、上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を、少なくとも、目標吹出空気温度と、上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度と、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とに基づいて得るように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、加熱熱源により加熱される前の空気温度を利用することで、より正確な空気の熱変化量が得られるようになる。
第3の発明は、第の発明において、
上記空調制御装置は、上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を、少なくとも、目標吹出空気温度と、上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度と、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とに基づいて得るように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、冷却熱源により冷却される前の空気温度を利用することで、より正確な空気の熱変化量が得られるようになる
の発明は、第の発明において、
車室外の空気温度を検出する外気温度センサと、
車室外の空気を上記冷却熱源で冷却する外気導入モードと、車室内の空気を上記冷却熱源で冷却する内気導入モードとに切り替えられる内外気導入部とを備え、
上記空調制御装置は、上記内外気導入部のモードを判定し、上記内外気導入部が外気導入モードにあるときには、上記外気温度センサで検出された外気温度を、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とする一方、上記内外気導入部が内気導入モードにあるときには、上記内気温度センサで検出された内気温度を、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とするように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、内外気導入部の作動状態を判定するという簡単な制御内容としながら、冷却熱源により冷却される前の空気温度を的確に推定することが可能になる。
の発明は、第1からのいずれか1つの発明において、
上記加熱熱源は、車両に搭載されたエンジンの冷却水が供給されるヒータコアで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、エンジンを搭載した車両でエンジンの冷却水を熱源として利用し、制御することが可能になる。
の発明は、第1からのいずれか1つの発明において、
上記加熱熱源は、電力の供給によって発熱する電気ヒータで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば電気自動車等において、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら乗員の快適性を向上させることが可能になる。
第1の発明によれば、目標吹出空気温度と内気温度センサで検出された車室内の空気温度との差に基づいて、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を得て、得られた熱変化量と目標吹出空気温度とに基づいて加熱熱源の目標温度を決定し、決定された目標温度となるように加熱熱源を制御するようにしている。これにより、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を快適性の高い温度にすることができる。
また、冷房時においても吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を快適性の高い温度にすることができる。
また、冷凍サイクル装置を作動させるモードにあるときには、冷却熱源の目標温度を、加熱熱源によって加熱される前の空気温度とする一方、冷凍サイクル装置を作動させないモードにあるときには、冷却熱源の現在温度を、加熱熱源により加熱される前の空気温度とするようにしている。これにより、簡単な制御内容としながら、加熱熱源により加熱される前の空気温度を的確に推定することができる。
第2の発明によれば、空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を得る際に、加熱熱源により加熱される前の空気温度を利用することで、より正確な空気の熱変化量を得ることができる
の発明によれば、冷房時に空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を得る際に、冷却熱源により冷却される前の空気温度を利用することで、より正確な空気の熱変化量を得ることができる
の発明によれば、外気導入モードにあるときには、外気温度を、冷却熱源により冷却される前の空気温度とする一方、内気導入モードにあるときには、内気温度を、冷却熱源により冷却される前の空気温度とするようにしている。これにより、簡単な制御内容としながら、冷却熱源により冷却される前の空気温度を的確に推定することができる。
の発明によれば、エンジンを搭載した車両で、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら乗員の快適性を向上させることができる。
の発明によれば、電気自動車等で、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら乗員の快適性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用空調装置の概略構成図である。 実施形態に係る車両用空調装置のブロック図である。 空調制御装置の制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
尚、この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置1の概略構成図である。この実施形態に係る車両用空調装置1は、冷凍サイクル装置2と空調ユニット3と空調制御装置4とを備えている。冷凍サイクル装置2は、冷媒を圧縮するコンプレッサ21と、コンプレッサ21で圧縮された冷媒を凝縮する冷媒凝縮器22と、冷媒凝縮器22で凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁23と、冷媒蒸発器としてのエバポレータ(冷却熱源)24とを備えており、コンプレッサ21、冷媒凝縮器22、膨張弁23及びエバポレータ24は冷媒配管によって接続されている。コンプレッサ21は、例えば車両に搭載されているエンジン5によって駆動されるものや、図示しないが電動モータによって駆動されるものを使用することができる。エンジン5によって駆動されるコンプレッサ21は、エンジン21の駆動力を断続するための電磁クラッチ(図示せず)を有しており、この電磁クラッチによってコンプレッサ21の運転と停止を切り替えることができる。コンプレッサ21が運転しているときには、冷凍サイクル装置2が作動状態となり、コンプレッサ21が停止しているときには、冷凍サイクル装置2が停止状態となる。コンプレッサ21の電磁クラッチは空調制御装置4によって制御される。コンプレッサ21の運転状態を制御することによってエバポレータ24による空気の冷却能力、即ち、エバポレータ24の温度を任意に変更することができる。
空調ユニット3は、内外気導入部30と、ケーシング31と、ヒータコア(加熱熱源)32と、エアミックスダンパ33と、デフロスタダンパ34と、ベントダンパ35と、ヒートダンパ36とを備えている。内外気導入部30及びケーシング31は、車室の前端部に設けられたインストルメントパネル(図示せず)の内部に配設されている。
内外気導入部30は、外気導入口30aと、内気導入口30bと、内外気切替ダンパ30cと、内外気切替アクチュエータ30dとを備えている。外気導入口30aは、車室外の空気を導入するためのものであり、図示しないが外気導入ダクトに接続されて外部と連通している。内気導入口30bは、車室内の空気を導入するためのものであり、車室内で開口している。内外気切替ダンパ30cは、内外気導入部30の内部に収容されており、外気導入口30aと内気導入口30bの一方を開き、他方を閉じるように構成されている。内外気切替アクチュエータ30dは、内外気切替ダンパ30cを駆動するためのアクチュエータであり、空調制御装置4によって制御される。内外気切替ダンパ30cが外気導入口30aを開き、かつ、内気導入口30bを閉じた状態で外気導入モードとなり、外気導入口30aを閉じ、かつ、内気導入口30bを開いた状態で内気導入モードとなる。
ケーシング31における空気流れ方向上流側には、送風機38が設けられている。送風機38は、ファン38aと、ファン38aを回転駆動するファンモータ38bとを有している。ファンモータ38bは、空調制御装置4によって制御されてファン38aによる送風量を変化させることができる。ファン38aが回転することによって内外気導入部30から外気または内気がケーシング31の内部に導入される。
エバポレータ24は、ケーシング31の内部において送風機38の下流側に配設されている。ケーシング31の内部に導入された空気はその全量がエバポレータ24を通過するようになっている。
ヒータコア32は、エバポレータ24の下流側に配設されている。ヒータコア32は、ヒータ配管32aを介してエンジン5の冷却水通路に接続されている。冷却水は、エンジン5のウォーターポンプ(図示せず)によってヒータコア32に送られるようになっている。ヒータ配管32aには、流量制御弁32bが設けられている。流量制御弁32bは、空調制御装置4によって制御される電動弁で構成されており、単位時間当たりの冷却水の流量を調整することができる。流量制御弁32bによってヒータコア32による空気の加熱能力、即ち、ヒータコア32の温度を任意に変更することができる。
エアミックスダンパ33は、ケーシング31の内部においてヒータコア32とエバポレータ24との間に配設されている。エアミックスダンパ33は、エバポレータ24を通過した空気のうち、ヒータコア32を通過する空気量を変更するためのものである。エアミックスダンパ33は、ケーシング31に設けられたエアミックスアクチュエータ40によって動作し、ヒータコア32を通過する空気量が略0となる開度と、エバポレータ24を通過した空気の全量がヒータコア32を通過する開度との間で任意の開度にすることができるようになっている。エアミックスアクチュエータ40は、空調制御装置4によって制御される。エアミックスダンパ33が、ヒータコア32を通過する空気量を略0とする開度にある場合には、ヒータコア32の下流側の空間(エアミックス空間R)で生成される空調風の温度は最も低温となる。一方、エアミックスダンパ33が、エバポレータ24を通過した空気の全量がヒータコア32を通過する開度にある場合には、エアミックス空間Rで生成される空調風の温度は最も高温となる。エアミックスダンパ33の開度を変更することで、エバポレータ24のみ通過した空気とヒータコア32を通過した空気とのエアミックス空間Rへの流入量が変化し、空調風の温度が変更される。尚、エアミックスダンパ33の配設位置や構造は図示したものに限られず、温度調節を行うことができればよいので、各種構造のものを任意の位置に配設することができる。
ケーシング31には、デフロスタダクト43、ベントダクト44及びヒートダクト45が設けられている。デフロスタダクト43は、内部に空調風通路43aを有しており、エアミックス空間Rに接続されてインストルメントパネルのデフロスタノズル46まで延びている。デフロスタノズル46は、車両のフロントウインド(図示せず)の内面に空調風を供給するためのものであり、インストルメントパネルの前端部に設けられている。
ベントダクト44は、内部に空調風通路44aを有しており、エアミックス空間Rに接続されてインストルメントパネルのセンタ及びサイドベントノズル47まで延びている。センタ及びサイドベントノズル47は、主に前席乗員の上半身に空調風を供給するためのものである。センタベントノズル47は、インストルメントパネルの車幅方向中央寄り位置しており、サイドベントノズル47は、インストルメントパネルの車幅方向両側にそれぞれ設けられている。
ヒートダクト45は、内部に空調風通路45aを有しており、エアミックス空間Rに接続されて乗員の足下近傍まで延びている。ヒートダクト45は、主に乗員の足下近傍に空調風を供給するためのものである。
デフロスタダンパ34、ベントダンパ35及びヒートダンパ36は、ケーシング31の内部に配設されている。デフロスタダンパ34は、デフロスタダクト43の空調風通路43aを開閉するためのものである。ベントダンパ35は、ベントダクト44の空調風通路44aを開閉するためのものである。ヒートダンパ36は、ヒートダクト45の空調風通路45aを開閉するためのものである。
デフロスタダンパ34、ベントダンパ35及びヒートダンパ36は、図示しないがリンク機構を介して連結されており、吹出方向切替アクチュエータ48によって作動する。吹出方向切替アクチュエータ48は、空調制御装置4によって制御される。例えば、デフロスタダンパ34が空調風通路43aを開いて、ベントダンパ35がベントダクト44の空調風通路44aを閉じ、ヒートダンパ36がヒートダクト45の空調風通路45aを閉じると、デフロスタモードとなる。また、デフロスタダンパ34が空調風通路43aを閉じ、ベントダンパ35がベントダクト44の空調風通路44aを開き、ヒートダンパ36がヒートダクト45の空調風通路45aを閉じると、ベントモードとなる。他にもヒートダクト45から空調風が吹き出すヒートモード、デフロスタダクト43及びヒートダクト45から空調風が吹き出すデフヒートモード、ベントダクト44及びヒートダクト45から空調風が吹き出すバイレベルモード等の各種モードに切り替えることができる。
車両用空調装置1には、空調操作パネル(温度設定手段)50、外気温度センサ51、内気温度センサ52、日射センサ53、ヒータ後空気温度センサ54及びエバポレータ温度センサ55が設けられている。空調操作パネル50は、インストルメントパネルに配設されており、車両用空調装置1のON/OFF切替スイッチや、乗員が車室内温度を設定するための温度設定スイッチ、風量設定スイッチ、コンプレッサ21のON/OFF切替スイッチ、内外気切替スイッチ等を備えている。空調操作パネル50は空調制御装置4に接続されており、空調操作パネル50の操作によって出力される操作信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
外気温度センサ51は、車室外の空気温度を検出する周知のセンサであり、例えば車室外においてフロントグリル(図示せず)近傍等に設けることができる。外気温度センサ51は空調制御装置4に接続されており、外気温度センサ51によって検出された外気温度に関する出力信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
内気温度センサ52は、車室内の空気温度を検出する周知のセンサであり、例えばインストルメントパネル近傍等に設けることができる。内気温度センサ52は空調制御装置4に接続されており、内気温度センサ52によって検出された内気温度に関する出力信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
日射センサ53は、日射量を検出する周知のセンサであり、例えばインストルメントパネルの上面近傍等に設けることができる。日射センサ53は空調制御装置4に接続されており、日射センサ53によって検出された日射量に関する出力信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
ヒータ後空気温度センサ54は、ケーシング31の内部においてヒータコア32の空気流れ方向下流側の面に隣接するように設けられており、ヒータコア32を通過した空気の温度を検出するセンサである。ヒータ後空気温度センサ54は、空調制御装置4に接続されており、ヒータ後空気温度センサ54によって検出された空気の温度に関する出力信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
エバポレータ温度センサ55は、ケーシング31の内部においてエバポレータ24の空気流れ方向下流側の面に隣接するように設けられており、エバポレータ24を通過した空気の温度を検出するセンサである。エバポレータ温度センサ55は、空調制御装置4に接続されており、エバポレータ温度センサ55によって検出された空気の温度に関する出力信号が空調制御装置4に入力されるようになっている。
空調制御装置4は、CPU(中央演算処理装置)、記憶装置等を有するコンピュータで構成されており、オートエアコン制御の他、乗員が空調操作パネル50を操作することによるマニュアル制御も行うことができるようになっている。乗員が空調操作パネル50の内外気切替スイッチを操作し、外気導入モードを選択すると、空調制御装置4は、内外気切替アクチュエータ30dに制御信号を出力して内外気導入部30を外気導入モードにする。外気導入モードでは、車室外の空気をエバポレータ24で冷却することになる。また、乗員が空調操作パネル50の内外気切替スイッチを操作し、内気導入モードを選択すると、空調制御装置4は、内外気切替アクチュエータ30dに制御信号を出力して内外気導入部30を内気導入モードにする。内気導入モードでは、車室内の空気をエバポレータ24で冷却することになる。また、乗員が空調操作パネル50のコンプレッサ21のON/OFF切替スイッチを操作し、コンプレッサ21のONモードを選択すると、空調制御装置4は、コンプレッサ21をON、即ち、冷凍サイクル装置2を作動させるモード(A/C ONモード)にする一方、コンプレッサ21のOFFモードを選択すると、空調制御装置4は、コンプレッサ21をOFF、即ち、冷凍サイクル装置2を作動させないモード(A/C OFFモード)にする。A/C ONモードにおいては、コンプレッサ21のON/OFFの切替タイミングによってエバポレータ24の温度を変更することが可能である。
空調制御装置4は、空調操作パネル50の操作信号を常時入力しておき、空調操作パネル50の操作によって乗員が空調をONにしたら制御を開始し、図3のフローチャートに示すように、制御開始直後のステップS1では、空調操作パネル50の操作信号、外気温度センサ51の出力信号(外気温度(Ta))、内気温度センサ52の出力信号(内気温度(Tr))、日射センサ53の出力信号(日射量(Sun))、ヒータ後空気温度センサ54の出力信号(Th)及びエバポレータ温度センサ55の出力信号(Te)を読み込む。ステップS2では、空調操作パネル50の操作信号、外気温度センサ51の出力信号、内気温度センサ52の出力信号及び日射センサ53の出力信号に基づいて目標吹出空気温度(Ti)を決定する。例えば、乗員によって空調操作パネル50の設定温度が高く設定され、かつ、内気温度センサ52の出力信号が低い温度であれば、目標吹出空気温度(Ti)を高くし、一方、設定温度が低く設定され、内気温度センサ52の出力信号が高い温度であれば、目標吹出空気温度(Ti)を低くする。日射量が多い場合には目標吹出空気温度(Ti)を低めに設定したり、外気温が高い場合にも目標吹出空気温度(Ti)を低めに設定する。この目標吹出空気温度(Ti)の決定手法は従来から周知の手法を用いることができる。尚、目標吹出空気温度(Ti)は、少なくとも、内気温度センサ52から出力される車室内の空気温度(Tr)及び設定温度とに基づいて決定するようにしてもよい。
ステップS2に続くステップS3では、内外気導入部30が外気導入モードにあるか否かを判定する。ステップS3でYESと判定されて内外気導入部30が外気導入モードにある場合にはステップS4に進み、ステップS3でNOと判定されて内気導入モードにある場合にはステップS5に進む。
ステップS4では、外気導入モードであるため、エバポレータ24には外気が流入することになる。よって、ステップS4においてエバポレータ24に流入する前の空気温度(Te in)が外気温度(Ta)であるとする。また、ステップS5では、内気導入モードであるため、エバポレータ24には内気が流入することになる。よって、ステップS5においてエバポレータ24に流入する前の空気温度(Te in)が内気温度(Tr)であるとする。したがって、内外気導入部30の作動状態を判定するという簡単な制御内容としながら、エバポレータ24により冷却される前の空気温度を的確に推定することが可能になる。
ステップS4及びステップS5を経た後、ステップS6に進む。ステップS6では、目標エバポレータ温度(Te trg)を次式に基づいて決定する。目標エバポレータ温度(Te trg)は、冷却熱源であるエバポレータ24の目標温度である。
Te trg=Ti+(Kdc−Kdcin×Te in)×(Ti−Tr)
(Kdc−Kdcin×Te in)×(Ti−Tr)の項は、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量を表している。熱変化量は、空調風通路43a、44a、45a毎に異なっている。Kdcは、空調風通路43a、44a、45a毎に設定された熱変化量算出係数であり、空調風通路43a、44a、45a毎に空気の冷熱量が奪われる度合いを示す。また、Kdcinは、空調風通路43a、44a、45a毎に設定された熱変化量算出吸込温度係数である。つまり、(Kdc−Kdcin×Te in)は、空調風通路43a、44a、45a毎、及びエバポレータ24に流入する前の空気温度(Te in)によって決まる係数を表している。したがって、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量は、目標吹出空気温度(Ti)と内気温度センサ52で検出された車室内の空気温度(Tr)との差に基づいて得ることができる。そして、空調制御装置4は、吹出モードを検出し、現在の吹出モードで空調風が流通している空調風通路43a、44a、45aに対応した係数を使用して目標エバポレータ温度(Te trg)を決定する。
ステップS6で目標エバポレータ温度(Te trg)を決定した後、ステップS7に進み、A/C ONモードであるか否かを判定する。ステップS7では、空調操作パネル50に設けられているコンプレッサ21のON/OFF切替スイッチの操作状態を検出してONであればステップS8に進む一方、OFFであればステップS9に進む。ステップS8では、A/C ONモードであるため、エバポレータ24で冷却された空気がヒータコア32に流入することになる。よって、ステップS8においてヒータコア32に流入する前の空気温度(Th in)が目標エバポレータ温度(Te trg)であるとする。また、ステップS9では、A/C OFFモードであるため、エバポレータ24で冷却されない空気がヒータコア32に流入することになる。よって、ステップS8においてヒータコア32に流入する前の空気温度(Th in)がエバポレータ温度センサ55で検出された現在温度(Te)であるとする。したがって、冷凍サイクル装置2の作動状態を判定するという簡単な制御内容としながら、ヒータコア32により加熱される前の空気温度を的確に推定することが可能になる。
ステップS8及びステップS9を経た後、ステップS10に進む。ステップS10では、目標ヒータコア温度(Th trg)を次式に基づいて決定する。目標ヒータコア温度(Th trg)は、加熱熱源であるヒータコア32の目標温度である。
Th trg=Ti+(Kdh−Kdhin×Th in)×(Ti−Tr)
(Kdh−Kdhin×Th in)×(Ti−Tr)の項は、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量を表している。熱変化量は、空調風通路43a、44a、45a毎に異なっている。Kdhは、空調風通路43a、44a、45a毎に設定された熱変化量算出係数であり、空調風通路43a、44a、45a毎に空気の熱量が奪われる度合いを示す。また、Kdhinは、空調風通路43a、44a、45a毎に設定された熱変化量算出吸込温度係数である。つまり、(Kdh−Kdhin×Th in)は、空調風通路43a、44a、45a毎、及びヒータコア32に流入する前の空気温度(Th in)によって決まる係数を表している。したがって、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量は、目標吹出空気温度(Ti)と内気温度センサ52で検出された車室内の空気温度(Tr)との差に基づいて得ることができる。そして、空調制御装置4は、吹出モードを検出し、現在の吹出モードで空調風が流通している空調風通路43a、44a、45aに対応した係数を使用して目標ヒータコア温度(Th trg)を決定する。尚、空気の熱変化量は、少なくとも目標吹出空気温度(Ti)と内気温度センサ52で検出された車室内の空気温度(Tr)との差に基づいて得るようにしてもよい。
ステップS10に続くステップS11では、冷凍サイクル装置2の運転能力を決定する。冷凍サイクル装置2の運転能力によってエバポレータ23の温度が変化するので、エバポレータ23の温度が、ステップS6で決定した目標エバポレータ温度(Te trg)となるように冷凍サイクル装置2の運転能力を決定する。
ステップS12では、ヒータコア32の加熱能力を決定する。ヒータコア32の加熱能力は、流量制御弁32bの開度によって変化するので、ヒータコア32の温度が、ステップS10で決定した目標ヒータコア温度(Th trg)となるように流量制御弁32bの開度を決定する。
そして、空調制御装置4は、ステップS11で決定した運転能力となるようにコンプレッサ21を制御するとともに、ステップS12で決定した開度となるように流量制御弁32bを制御する。
以上説明したように、この実施形態に係る車両用空調装置1によれば、ステップS10において、目標吹出空気温度(Ti)と内気温度センサ52で検出された車室内の空気温度(Tr)との差に基づいて、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量を得て、得られた熱変化量と目標吹出空気温度(Ti)とに基づいてヒータコア32の目標温度(Th trg)を決定し、決定された目標温度(Th trg)となるようにヒータコア32を制御するようにしている。これにより、吹出空気温度を検出する温度センサを省略しながら、車室に吹き出す吹出空気温度を快適性の高い温度にすることができる。
また、ステップS6において、目標吹出空気温度(Ti)と内気温度センサ52で検出された車室内の空気温度(Tr)との差に基づいて、空調風通路43a、44a、45aを流通する間の空気の熱変化量を得て、得られた熱変化量と目標吹出空気温度(Ti)とに基づいてエバポレータ24の目標温度(Te trg)を決定し、決定された目標温度(Te trg)となるように冷凍サイクル装置2を制御するようにしている。これにより、冷房時にも快適性を高めることができる。
また、内外気切替部30が外気導入モードにあるときには、外気温度(Ta)を、エバポレータ24により冷却される前の空気温度とする一方、内気導入モードにあるときには、内気温度(Tr)を、エバポレータ24により冷却される前の空気温度とするようにしている。これにより、簡単な制御内容としながら、エバポレータ24により冷却される前の空気温度を的確に推定することができる。
また、冷凍サイクル装置2が作動状態にあるときには、エバポレータ24の目標温度(Te trg)を、ヒータコア32によって加熱される前の空気温度とする一方、冷凍サイクル装置2が停止状態にあるときには、エバポレータ24の現在温度(Te)を、ヒータコア32によって加熱される前の空気温度とするようにしている。これにより、簡単な制御内容としながら、ヒータコア32により加熱される前の空気温度を的確に推定することができる。
尚、上記実施形態では、加熱熱源がヒータコア32である場合について説明するが、これに限らず、電力の供給によって発熱する電気ヒータで構成されていてもよい。電気ヒータとしては、例えばPTC素子を使用したPTCヒータ等を挙げることができる。電気ヒータの場合には、空調制御装置4によって電気ヒータへの電力供給量を変化させることで加熱熱源の温度を変化させることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用空調装置は、例えば加熱熱源の温度を調節することができる場合に適している。
1 車両用空調装置
2 冷凍サイクル装置
4 空調制御装置
24 エバポレータ(冷却熱源)
30 内外気導入部
32 ヒータコア(加熱熱源)
43a、44a、45a 空調風通路
50 空調操作パネル(温度設定手段)
51 外気温度センサ
52 内気温度センサ

Claims (6)

  1. 空気を加熱する加熱熱源と、
    車室の所定部位まで延び、上記加熱熱源によって加熱された空気を導く空調風通路と、
    車室内の空気温度を検出する内気温度センサと、
    乗員が車室内の温度を設定する温度設定手段と、
    少なくとも上記内気温度センサから出力される車室内の空気温度及び上記温度設定手段で設定された設定温度とに基づいて目標吹出空気温度を決定するとともに、上記加熱熱源を制御する空調制御装置と
    空気を冷却する冷却熱源と、
    冷凍サイクル装置とを備えた車両用空調装置において、
    上記空調風通路は、上記冷却熱源によって冷却された空気が流通するように構成され、
    上記冷凍サイクル装置の冷媒蒸発器が上記冷却熱源とされて上記加熱熱源の空気流れ上流側に配設され、
    上記空調制御装置は、少なくとも目標吹出空気温度と上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度との差に基づいて上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を得て、得られた熱変化量と目標吹出空気温度とに基づいて上記加熱熱源の目標温度と上記冷却熱源の目標温度それぞれ決定し、決定された上記加熱熱源の目標温度となるように上記加熱熱源を制御するとともに、決定された上記冷却熱源の目標温度となるように上記冷却熱源を制御するように構成され、
    さらに、上記空調制御装置は、上記冷凍サイクル装置を作動させるモードにあるか否かを判定し、上記冷凍サイクル装置を作動させるモードにあるときには、上記冷却熱源の目標温度を、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とする一方、上記冷凍サイクル装置を作動させないモードにあるときには、上記冷却熱源の現在温度を、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とするように構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    上記空調制御装置は、上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を、少なくとも、目標吹出空気温度と、上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度と、上記加熱熱源により加熱される前の空気温度とに基づいて得るように構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項に記載の車両用空調装置において、
    上記空調制御装置は、上記空調風通路を流通する間の空気の熱変化量を、少なくとも、目標吹出空気温度と、上記内気温度センサで検出された車室内の空気温度と、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とに基づいて得るように構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項に記載の車両用空調装置において、
    車室外の空気温度を検出する外気温度センサと、
    車室外の空気を上記冷却熱源で冷却する外気導入モードと、車室内の空気を上記冷却熱源で冷却する内気導入モードとに切り替えられる内外気導入部とを備え、
    上記空調制御装置は、上記内外気導入部のモードを判定し、上記内外気導入部が外気導入モードにあるときには、上記外気温度センサで検出された外気温度を、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とする一方、上記内外気導入部が内気導入モードにあるときには、上記内気温度センサで検出された内気温度を、上記冷却熱源により冷却される前の空気温度とするように構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
    上記加熱熱源は、車両に搭載されたエンジンの冷却水が供給されるヒータコアで構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 請求項1からのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
    上記加熱熱源は、電力の供給によって発熱する電気ヒータで構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
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