JP6513380B2 - オーナメント - Google Patents

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本発明は、発光体を有するオーナメントに係り、特に、発光体が発光しているときだけでなく、発光していないときにも装飾用に利用することが可能なオーナメントに関する。
従来、発光体、特に、発光ダイオードを内蔵するランプは、複数の色で発光するものなどがあり、照明や装飾用に利用できるものが知られている。
従来、発光ダイオードを本体部に内蔵し、本体部の外周面の一部を、光透過性を備えるようにすることで、この光透過性の部分を介して発光ダイオードの光を外部に放射させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3080957号公報
しかしながら、上記特許文献1にあっては、光透過性の部分を備えることから、外部から内部の発光ダイオードや回路が見えてしまうという問題がある。特に、発光していないときに、昼間などの明るい時間帯には、外部から内部の発光ダイオードや回路などが全て見えてしまい、外観が悪くなる。
このため、照明用として利用することができても、装飾用のオーナメントとして常時利用するには問題となることがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、装飾用のオーナメントとして常時利用することが可能な発光体を有するオーナメントを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のオーナメントは、
発光体及び前記発光体を制御する回路部を筐体部に内蔵するオーナメントであって、
前記筐体部は、
前記発光体から放射される光を拡散させて透過させる拡散層と、
前記拡散層の外側表面に、外部からの光の一部を反射させる反射層と、を備え、
前記反射層は、前記拡散層を透過した前記発光体から放射される光の一部を透過させ、
前記回路部は、当該回路部の裏面側に設けられる脚部を介して前記拡散層に配置され、
前記発光体から放射された光は、前記回路部の表面側に対向する前記拡散層及び前記反射層を透過するとともに、前記拡散層にて拡散され前記回路部の裏面側に回り込むことにより前記回路部の裏面側に対向する前記拡散層及び前記反射層を透過することが可能である
ことを特徴としている。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、
前記反射層及び前記拡散層に、穴部を有し、
前記穴部は、スイッチ部または接続部の装着が可能であり、
前記スイッチ部または接続部は、前記回路部に接続されることを特徴とする。
また、本発明のオーナメントは、
前記接続部は、他のオーナメントの筐体部に接続可能であることを特徴とする。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、前記反射層及び前記拡散層を、当該筐体部の全周に亘って備える
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、球型または多角形型であることを特徴とする。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、前記反射層と前記拡散層の間に前記反射層の付着力を高める中間層を備えることを特徴とする。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、前記反射層の外側に保護層を備えることを特徴とする。
本発明のオーナメントは、
前記拡散層は、拡散材により構成され、
前記筐体部は、前記拡散材を基材とすることを特徴とする。
これらの特徴によれば、拡散層の外側表面に、外部からの光の一部を反射させる反射層を備えているため、発光体が発光していないときに、外部が明るい場合には、外部からの光が筐体部の反射層に反射されて拡散層部分を通過しないため、筐体部の内部が外側から見えなくなり、筐体部の外観をそのままオーナメントとして用いることができる。また、発光体が発光しているときに、外部が暗い場合には、発光体の光が筐体部の拡散層部分を介して拡散し透過するため、筐体部の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。例えば、回路部の制御により発光体の光の色を変更させることで、様々な光を放射させることができる。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、透過性の乳白のプラスチック素材またはガラス素材を用いることで、前記拡散層を構成させることを特徴とする。
この特徴によれば、筐体部において、透過性の乳白のプラスチック素材またはガラス素材を利用することで、透過性の乳白部分で光が拡散する拡散層を簡単に構成することができる。
本発明のオーナメントは、
前記反射層は、前記筐体部の表面に、メッキ蒸着により、入射する光の一部を反射し、一部を透過するハーフミラー処理が施されていることを特徴とする。
この特徴によれば、前記筐体部の表面に、メッキ蒸着によりハーフミラー処理を施すことで、発光体から放射される光の一部を外部に透過させる透過機能と、外部からの光の反射機能を同時に備えることとなる。
本発明のオーナメントは、
前記筐体部は、球型または多角形型であることを特徴とする。
この特徴によれば、筐体部は、発光体及び前記発光体を制御する回路部を内蔵できればよく、球型または多角形型などの形状のオーナメントとすることができる。
本発明のオーナメントは、
前記発光体は、複数種類の色の発光体を備え、
前記回路部は、前記複数種類の色の発光体を制御することで異なる色を発光するように制御することを特徴とする。
この特徴によれば、回路部が、複数種類の色の発光体を制御することで異なる色を発光するように制御することで、例えば、時間により異なる色を発光させることができるため、幻想的なオーナメントとすることができる。
本発明のオーナメントは、
前記発光体及び前記回路部は、前記筐体部の内部の略中央に配置されていることを特徴とする。
この特徴によれば、発光体及び回路部が、筐体部の内部の略中央に配置されることで、発光体の光が筐体部の拡散層部分を介して拡散し、筐体部の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。
実施例1におけるオーナメントの外観図である。 実施例1におけるオーナメントの内部の発光体が発光しているときの様子を示す外観図である。 実施例1におけるオーナメントの概略構成図(a)及び(b)である。 実施例2におけるオーナメントを複数接続させた場合の説明図である。 実施例2におけるオーナメントの構成図である。
本発明に係る発光体を有するオーナメントを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る発光体を有するオーナメントにつき、図1から図3を参照して説明する。
図1及び図2に、本発明が適用された発光体を有するオーナメント1の外観図を示す。また、図3(a)及び(b)に、オーナメント1の概略構成図を示す。
本実施例におけるオーナメント1は、装飾用のオーナメントとして昼夜を問わず常時利用することができ、また、内部の発光体を点灯させることで照明用としても利用することができ、さらに発光体としてフルカラーLEDを用いることで、様々な色で発光するオーナメントとして機能する。
オーナメント1の形状は、図1に示すように球状としてもよいし、四角形状や多角形状など、様々な形状に形成でき、その形状により装飾用のインテリアやデザイングッズ、置物として用いることができるような形状を備える。オーナメント1は、図1に示すように、内部の発光体が発光していないときに、外部が明るい場合には、外部からの光がオーナメント1の外側表面の反射層に反射されて内部に光が通過しないため、オーナメント1の内部が外側から見えなくなり、オーナメント1の外観をそのままオーナメントとして用いることができる。また、図2にオーナメントの内部の発光体が発光しているときの様子を示すように、内部の発光体が発光しているときに、外部が暗い場合には、発光体の光がオーナメント1の拡散層部分を介して拡散し透過するため、オーナメント1の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。例えば、発光体の光の色を変更させることで、様々な光を放射させることができる。
つぎに、図3(a)及び(b)を参照してオーナメント1の構成を説明する。
オーナメント1は、図3(a)に概略構成を示すブロック図を示すように、発光ダイオードなどの赤色・緑色・青色のRGB三原色の発光体を有するフルカラーLEDモジュール5と、フルカラーLEDモジュール5の発光色と輝度を制御する制御部6と、フルカラーLEDモジュール5及び制御部6を搭載した回路部2と、回路部2を内蔵する筐体部3とを少なくとも有する。
筐体部3は、図3(b)にオーナメント1の断面の概略図を示すように、透過性の乳白色のプラスチック素材またはガラス素材などの拡散材11により構成され、拡散材11の外側表面に、外部からの光の一部を反射させ、拡散材11を透過したフルカラーLEDモジュール5から放射される光の一部を透過させる反射層4を備える。拡散材11は、フルカラーLEDモジュール5から放射される光を拡散させて透過させる拡散層として機能し、指向性の高いLEDであっても、拡散層を設けることで、光が筐体部3内で拡散し、筐体部3全体から拡散された光が透過することで、筐体部の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。プラスチック素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト、アクリル系樹脂などを利用することができ、筐体部3をプラスチック素材とすることで、扱いやすく、耐久性に優れたオーナメントにすることができる。また、プラスチック素材またはガラス素材を、拡散材が投入された透過性の乳白色としておくことで、光を乱反射させる拡散層として機能する。また、光が拡散するような素材であれば、拡散材を透過性の乳白色としなくてもよい。拡散材11を用いる代わりに、筐体部3を透明または半透明な基材により構成し、透明または半透明な基材の内側表面に、光を拡散させる拡散層を備えるようにしてもよい。
オーナメント1の筐体部3の拡散材11の外側表面には、外部からの光の一部を反射させる反射処理が施された反射層4を備える。例えば、筐体部3の拡散材11の外側表面に、メッキ蒸着により、入射する光の一部を反射し、光の一部を透過させるハーフミラー処理を施しておくことができる。メッキ蒸着によるハーフミラー処理を施すことで、拡散材11の外側表面には入射する光の一部を反射し、一部を透過する反射層4としての金属膜が形成される。メッキ蒸着による金属としては、アルミニウムや、金、銀などを利用することできる。ハーフミラー処理を施すことで、拡散材11の外側表面に金属膜が形成されると、筐体部3の外側は、例えば鏡面のような外観となり、外部からの光の一部を反射させることができる。さらに、反射層4の外側にトップコートとして樹脂などにより保護層を設けるようにしてもよいし、また、拡散材11と反射層4との間に反射層の付着力を高めるようなアンダーコートを施すようにしてもよい。また、メッキ蒸着の代わりに、スパッタリング法などにより金属膜を直接成膜するようにしてもよい。いずれの場合も、反射層の厚みを調整することでハーフミラーとすることができる。拡散材11及び反射層4の厚みは、後述するように、フルカラーLEDモジュール5から放射される光を外側に透過させることができるように、フルカラーLEDモジュール5の最適な輝度に応じて、適切に設定されている。
回路部2は、基板上に、フルカラーLEDモジュール5が一個または複数個装着され、これらのフルカラーLEDモジュール5の発光色と輝度を制御する制御部6を搭載し、所定の回路パターンが形成されている。制御部6によりフルカラーLEDモジュール5の発光色をさまざまな色に変更できるとともに、輝度を調節させることができる。フルカラーLEDモジュール5としては、例えば、Shenzhen world semi(深セン市華彩威科技有限公司)社の製品のWS2812などを利用することができる。制御部6は、フルカラーLEDモジュール5の各色の輝度を調整することで、発光色が様々な色に時間と共に変化するようにプログラミングしておいてもよいし、スマートフォン等からの遠隔操作により、外部から発光色を調整できるようにしてもよい。フルカラーLEDモジュール5の代わりに、LEDを一つまたは二つにして一色または二色で発光するようにしてもよい。回路部2の構成は、発光体であるLEDモジュールの点灯、消灯を制御できるものであれば、従来周知の構成を利用することができる。
回路部2の配線パターンは、フルカラーLEDモジュール5と制御部6と電源とを規定の配線により接続させるようにしてもよいし、基板に配線パターンを予めプリントしておき、プリント基板としておくことができる。また、プリント基板は、フレキシブル基板にしておいてもよい。
また、回路部2には、直流の電池等を装着させた電源部を備えるようにしてもよいし、外部から電源を供給させるように電源端子を備えるようにしてもよい。オーナメント1は、図1〜図3に示すスイッチ8により、接続線9を介して回路部2に供給される電源をオン/オフするようにできる。スイッチ8の形状は、図示するような外部に突出するような形状でなく、オーナメント1の外観に沿った形状とするほうが美観の点からも望ましい。または、スイッチ8を設けずに、リモートコントロールにより、外部からオーナメント1の電源をオン/オフするようにしてもよい。また、乾電池等を内蔵する代わりに、外部から電源を供給させる場合には、スイッチ8の代わりに、コンセント及び整流器を介して交流電源に接続される電源接続部を備え、電源接続部を回路部2の電源端子に接続させるようにしてもよい。なお、電源接続部を備える場合の構成は、実施例2において後述する。
スイッチ8またはリモートコントロール等により電源がオンされると、回路部2に電源が供給され、フルカラーLEDモジュール5及び制御部6が起動するとともに、フルカラーLEDモジュール5の発光体が発光する。
また、回路部2は、図3(b)に概略的に示されているように、オーナメント1の筐体部3の内側にスペーサ12により固定されている。脚部としてのスペーサ12を介することで、回路部2と筐体部3との間に空間設けられ、フルカラーLEDモジュール5からの光が拡散材11を介して拡散され、回路部2のフルカラーLEDモジュール5が搭載されている裏面側にも光が回り込み、筐体部3全体が光って見えることになる。好ましくは、フルカラーLEDモジュール5を搭載した回路部2は、筐体部3の内部の略中央の、筐体部3の内部表面から離れた位置に配置した方が、フルカラーLEDモジュール5の光がより拡散しやすくなる。
拡散材11及び反射層4の厚みについては、例えば、筐体部3を直径10センチの球型とし、拡散材11として、乳白色のアクリル板を利用した場合に、拡散材11の厚みを5ミリまたは7ミリとしたときの、メッキ蒸着の厚みを0.3mm、0.7mm、1mmとした場合のフルカラーLEDモジュール5としてWS2812を一つ利用した場合、3原色の全体の光度は400〜1000mcdとすることで、オーナメント1が幻想的に光ることを確認できた。このため、筐体部3を直径10センチの球型とし、拡散材11として、厚みを5ミリまたは7ミリの乳白色のアクリル板を利用した場合に、通常の光度であればメッキ蒸着の厚みを0.3mm、0.7mm、1mmと設定しておくことができる。この場合、厚みが0.3mm以上1mm以下のメッキ蒸着を施すだけで、簡単に反射層4を施すことができるので、筐体部3の形状に関わらず、筐体部3の外側表面に反射処理を施すことができる。ここで、メッキ蒸着される反射層の厚みは、0.3mm以上1mm以下、より好ましくは、0.3mm以上0.7mm以下とすることができる。従って、メッキ蒸着される反射層の厚みは、乳白色のアクリル板の拡散層の厚みに対して、0.3/7=0.042〜1/5=0.2ぐらい、好ましくは、0.3/5=0.06〜1/5=0.2に設定すればよい。他の材料により拡散層と反射層とを構成する場合にも、反射層の厚みは、拡散層の厚みに対して、0.06〜0.2ぐらい、好ましくは、0.06〜0.1ぐらいに設定すれば、反射層の厚みをより薄くしても、通常のLEDの光度である400〜1000mcdに対して、ハーフミラーとして機能させることができる。
オーナメント1の製造方法としては、回路部2のプリント基板を形成し、制御部6とフルカラーLEDモジュール5と電源部とを回路部2のプリント基板上の所定位置に配置させる。また、透過性の乳白色のプラスチック素材またはガラス素材などの拡散材11を球型などの所定の形状に形成し、拡散材11の外側表面に、ハーフミラー処理を施し、反射層4を設けておくことで、筐体部3を形成する。筐体部3には、スイッチ8の形状に合わせた穴を形成しておく。回路部2の製造と、筐体部3の製造とを別々に行った後に、筐体部3の穴から、プリント基板の回路部2を挿入し、スペーサ12により、筐体部3に回路部2を固定する。回路部2は、プリント基板とすることにより折り曲げ可能である。または、スイッチ8の形状に合わせた穴が小さく、回路部2が挿入できない場合には、筐体部3を二分割することで、筐体部3の内部に回路部2をスペーサ12により固定し、その後、分割した筐体部3を張り合わせるようにしてもよい。筐体部3に回路部2を固定後、接続線9にスイッチ8を接続し、スイッチ8を筐体部3の穴に装着して固定する。
このように、回路部2の製造と、筐体部3の製造とを別々に行った後に組み立てるだけで簡単にオーナメント1を製造することができる。上述した製造方法以外の方法でも、図1〜図3に示すようなオーナメント1の構成を備えていれば、どのような製造方法であってもよい。
実施例2に係る発光体を有するオーナメントにつき、図4及び図5を参照して説明する。図4及び図5に、実施例2におけるオーナメント1A〜Cの外観図を示す。実施例2においては、実施例1に示したオーナメント1を複数接続させることができる接続部を備える場合を例にする。なお、オーナメント1の基本構成、及び製造方法は、実施例1と同様である。実施例2におけるオーナメント1A〜Cは、同一の構成であり、識別のためにA〜Cを付加しており、他の構成においても同様である。また、例えば、図5においては、回路部2B及び2C等の構成は、回路部2Aの構成と同じであるため、詳細の構成の記載は省略している。
実施例2においては、図4に接続例を示し、図5に概略構成を示すブロック図を示すように、オーナメント1A、1B、1Cのそれぞれに、他のオーナメントの筐体部に接続される接続部18(各オーナメントにおいては18A1、18A2、18B1、18B2、18C1、18C2として示す。)を少なくとも一つ備えている。接続部18は、各オーナメントを物理的に接続させるだけでなく、各オーナメントに供給する電源線19を備えて、各オーナメントを接続させている。この場合、各オーナメントに電池等を内蔵する代わりに、外部からの電源を、正極線とグランド線の二本の電源線19を介して供給させる。回路部2へ電源を供給するための電源線19は接続部18に内蔵されており、接続部18の電源線19が回路部2に設けられる回路端子部20に接続され、電源線19を介して電源が供給されるようにできる。また、接続部18の端部にコンセント等に差し込むための差込プラグ17が設けられ、交流電力を直流電力に変換(整流)する整流器(図示せず)を介して交流電源に接続され、接続部18の接続線上にスイッチを設けてもよい。また、スイッチ8はオーナメント1にそれぞれ設けてもよいし、設けなくてもよい。また、接続部18には、各フルカラーLEDモジュール5の制御線を内蔵させてもよい。この場合、接続部18は、二本の電源線と制御線との三本の信号線を備える。
オーナメント1A、1B、1Cを、接続部18を介して接続させ、電源を接続させることで、それぞれのオーナメントのフルカラーLEDモジュール5の発光を制御するようにできる。例えば、オーナメント1A、1B、1Cそれぞれを同じ色または異なる色で発光させたり、時間によりそれぞれをオン/オフさせたりするように各制御部6において制御するようにできる。実施例に2においては、複数のオーナメント1が接続されることで、装飾用の照明装置として利用することができ、また、複数のオーナメント1のそれぞれを点灯させるようにできる。
以上、説明したように、上記実施例1及び2によれば、装飾用のオーナメントとして昼夜を問わず常時利用することができ、また、内部の発光体を点灯させることで照明用としても利用することができ、さらに発光体としてフルカラーLEDを用いることで、様々な色で発光するオーナメントを実現することができ、内部の発光体を点灯させた場合消灯させた場合で外観を異なるものとすることができるため、使用者の気分に応じてこれらのオーナメントを使い分けることができる。
上記実施例1及び2によれば、拡散材11の外側表面に、外部からの光の一部を反射させる反射層4を備えているため、発光体が発光していないときに、外部が明るい場合には、外部からの光が筐体部の反射層4に反射されて拡散材11部分を通過しないため、筐体部3の内部が外側から見えなくなり、筐体部3の外観をそのままオーナメントとして用いることができる。また、発光体が発光しているときに、外部が暗い場合には、発光体の光が筐体部3の拡散材11部分を介して拡散し透過するため、筐体部3の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。例えば、回路部2の制御により発光体の光の色を変更させることで、様々な光を放射させることができる。
上記実施例1及び2によれば、筐体部3において、透過性の乳白のプラスチック素材またはガラス素材を利用することで、透過性の乳白部分で光が拡散する拡散材11を簡単に構成することができる。
上記実施例1及び2によれば、筐体部3の表面に、メッキ蒸着によりハーフミラー処理を施すことで、発光体から放射される光の一部を外部に透過させる透過機能と、外部からの光の反射機能を同時に備えることとなる。
上記実施例1及び2によれば、筐体部3は、フルカラーLEDモジュール5及びこれを制御する制御部6を搭載した回路部2を内蔵できればよく、球型または多角形型などの形状のオーナメントとすることができる。
上記実施例1及び2によれば、回路部2が、複数種類の色の発光体を制御することで異なる色を発光するように制御することで、例えば、時間により異なる色を発光させることができるため、幻想的なオーナメントとすることができる。
上記実施例1及び2によれば、発光体及び回路部2が、筐体部3の内部の中央に配置されることで、発光体の光が筐体部3の拡散材11部分を介して拡散し、筐体部3の全体が均一に光って見えることとなり、幻想的なオーナメントとすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、回路部2は、オーナメント1の筐体部3の内側にスペーサ12により固定されているが、回路部2をICなどチップ状に超小型に制作して、オーナメント1の筐体部3の内側に直接接着するようにしてもよい。
また、筐体部3は、防水性を備えるように、外側表面をさらに被覆してもよい。この場合、反射層4の外側表面に被覆されるトップコートを樹脂にすることで、構成できる。さらに、筐体部3を載せる台を下部に備えてもよい。筐体部3が球型の場合には、台に載せることで安定させることができる。
1、1A、1B、1C :オーナメント
2 :回路部
3 :筐体部
4 :反射層
5 :フルカラーLEDモジュール
6 :制御部
8 :スイッチ
9 :接続線
11 :拡散材
12 :スペーサ
17 :差込プラグ
18 :接続部
19 :電源線
20 :回路端子部

Claims (5)

  1. 発光体及び前記発光体を制御する回路部を筐体部に内蔵するオーナメントであって、
    前記筐体部は、
    前記発光体から放射される光を拡散させて透過させる拡散層と、
    前記拡散層の外側表面に、外部からの光の一部を反射させる反射層と、を備え、
    前記反射層は、前記拡散層を透過した前記発光体から放射される光の一部を透過させ、
    前記回路部は、当該回路部の裏面側に設けられる脚部を介して前記拡散層に配置され、
    前記発光体から放射された光は、前記回路部の表面側に対向する前記拡散層及び前記反射層を透過するとともに、前記拡散層にて拡散され前記回路部の裏面側に回り込むことにより前記回路部の裏面側に対向する前記拡散層及び前記反射層を透過することが可能である
    ことを特徴とするオーナメント。
  2. 前記筐体部は、前記反射層及び前記拡散層に、穴部を有し、
    前記穴部は、スイッチ部または接続部の装着が可能であり、
    前記スイッチ部または接続部は、前記回路部に接続されることを特徴とする請求項1に記載のオーナメント。
  3. 前記接続部は、他のオーナメントの筐体部に接続可能であることを特徴とする請求項2に記載のオーナメント。
  4. 前記筐体部は、前記反射層及び前記拡散層を、当該筐体部の全周に亘って備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のオーナメント。
  5. 前記筐体部は、球型または多角形型であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のオーナメント。
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