JP6511435B2 - 飲料調製カプセル - Google Patents

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Description

本発明は、飲料調製カプセルに関する。
粉コーヒー等の粒状の飲料製造成分を含むカプセルを飲料製造装置の飲料製造ステーションに挿入することによって一回限りの飲料が作られる多数の飲料製造システムが公知となっている。次に、その装置は、水をカプセル内に注入し、そこでは、飲料製造成分がその水に溶解し、即ち、浸出して飲料を形成する。飲料は、カプセルから適切な出口を通って流出し、その出口は、単純にカプセル中の開口や穿孔であってもよく、或いは、カプセルの出口領域を貫通する出口チューブで構成されてもよい。カプセルは、フィルタを組み込み、コーヒーの粉等の固体成分のカプセルから外への通過を防止するようにしてもよい。この一般的なタイプの飲料製造システムは、例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3(これら全ては、Nestle)に、特許文献4(Keurig)に、特許文献5(Kenco)に、特許文献6(Sara Lee)に、及び特許文献7及び特許文献8(Mars)において記述されている。
特許文献9、特許文献10、特許文献7、特許文献11及び特許文献12は、登録商標FLAVIAの下でMars Drinksによって今日広く使用され且つ市販されているタイプのカプセルベースの飲料調製システムを記述している。最新の技術に従ってFLAVIAカプセルの例示的実施形態が図1、図2a及び図2bに示されている。
図1、図2a及び図2bを参照すると、現在のFLAVIAタイプの飲料調製カプセル100は、以下により詳細に記述されるように、頂縁部及び側縁部周りが永続的に接合された液体及び空気不透過材料の前面シート110と背面シート112を備えている。前面シートと背面シートはまた、カプセルの底縁部120に沿って一体に接合されるが、この接合は、カプセル内の熱や圧力の影響下で解除可能である。例えば、底縁部120の接合は、感圧接着剤によって行われてもよい。カプセル100内には、前面シートと背面シートの内側に接合されたフィルタ材料の折られたウエブがある。フィルタ材料のウエブは、粉コーヒーや茶葉のような飲料調製成分150を支持している。カプセル100は、更に、管状の穴142を有するノズル140を備える。このノズルは、カプセルの頂縁部内に挿入されて気密態様で前面シートと背面シートに接合され、ノズルは、飲料調製マシンに正確にカプセル100を配置することを助けるようにフランジが付けられている。このノズルの穴は、最初に適切な気密の鮮度バリアによって封止される。
使用中に、カプセル100は、フランジの下のノズルを把持するためのクランプと中空インジェクターチューブをノズル穴に挿入するための機構を有する中空インジェクターチューブを備えるFLAVIA分配マシンに導入され、それによって、鮮度バリアを貫通する。分配マシンは、更に、温水源とインジェクターチューブを介してその温水をカプセル内に注入するポンプを備える。温水がインジェクターチューブとノズル穴を介して導入されると、カプセル100に含まれる飲料調製成分150は、温水と混合され、飲料がいれられる。カプセル100の底部シーム120は、カプセル内の熱と液体の影響下で開き、飲料がフィルタウエブ130及びカプセルの開口底部を通過して、カプセル直下に位置されるレセプタクルステーションに配置されるレセプタクルに集められる。
図2aを参照すると、ウエブ材料のシート130は、浸出可能飲料調製成分150を維持するW状の断面を形成するように折り曲げられる。液体が液体導管を介して導入されると、液圧によって、図2bに示されるように、下方に凸状のフィルタを提供するようにWの頂部132を外にめくり返させる。外へめくり返すことの効果は、底部シーム120の感圧シールを破りカプセル内の飲料を分配するのを助ける。外にめくり返るフィルタウエブの更なる詳細と利点は、欧州特許出願公開第0179641号明細書に見られる。
浸出後に、カプセル内の成分、例えば、粉コーヒーや茶葉がカプセル内に保持されるべき浸出タイプの飲料の場合、ウエブ材料は、典型的には、液体飲料の自由な通過を許容すると共に浸出された固体を保持するために適度に微細なメッシュサイズの薄層状のシートのフィルタ材料である。例示のフィルタ材料は、不織布スパンボンドポリプロピレンの層同士間に挟まれたメルトブローポリプロピレンのラミネートである。また、コスト及び生分解性のためにセルロース材料を使用することが望ましい。フィルタウエブ材料の欠点は、それらの機械的強度が低く、それによって、フィルタウエブが入れている間に破裂する可能性があることである。この問題は、セルロースフィルタ材料が使用される時に悪化させられる。理由は、コーヒーの酸性特性がそのようなフィルタを更に弱めるためである。
図1を再び参照すると、カプセルの前面シートと背面シートとの間の接合は、頂部シーム114から下方へ延在し且つ底部シーム120で内方に先細りになる一対の側部シーム116を備えることがわかる。側部シーム116は、各々内方に延在してカプセルの「腰部」を形成する封止されたランド118を含む。カプセルが使用されている時に、ランドの追加の接合エリアは、管状構成にカプセルを維持するのを助ける。特に、ランド118は、カプセルが開くとカプセルの底縁が上方にカールする傾向を減少し、それによって、カプセルの底部からの飲料の流れに対する制御を向上する。このように、ランド118は、カプセルのより一貫した且つ規定の開口を提供する。この特徴の更なる詳細は、欧州特許出願公開第0247841号明細書に見られる。しかしながら、不利なことに、追加の封止されたランドは、飲料調製成分をカプセル内に含みそれを注入するための利用可能な容量を減少する。特別な要件がシート材料の結合及び切断に導入されると、製造コストも上昇される。
国際公開第94/01344号 欧州特許出願公開第0512468号明細書 欧州特許出願公開第0468079号明細書 米国特許第5840189号明細書 欧州特許出願公開第0272922号明細書 欧州特許出願公開第0821906号明細書 欧州特許出願公開第0179641号明細書 国際公開第02/19875号 独国特許出願公開第2121762号明細書 独国特許出願公開第2122881号明細書 欧州特許出願公開第0247841号明細書 国際公開第99/05044号
従って、FLAVIAタイプの装置において専用ではないが適切に使用される飲料調製カプセルを改良する必要性が依然としてある。
本願は、中に密閉シールされた飲料調製成分を有するカプセル本体を備え、前記カプセルの飲料出口領域が、縁部に沿って面対面関係で配置される空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前面シートと背面シートと、前記縁部から内方に延在するまちの形状のフレキシブルフィルム材料の折り曲げられたストリップとを備え、且つ少なくとも前記ストリップの中央領域は、複数の穿孔又は弱部のゾーンを有する、飲料調製カプセルを提供する。
空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前記前面シートと背面シートは、前記カプセルの前記飲料出口領域の出口縁部を画定することが好ましい。まちの形状のフレキシブルフィルム材料の折り曲げられた前記ストリップは、前記出口縁部から内方へ延在する。
用語「縁部」は、カプセルの末端を記述しているが、空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前記前面シートと背面シートの終端(単数又は複数)に限られないことが理解される。換言すれば、カプセルの縁部は、前面シートと背面シートの終端(単数又は複数)によって提供されてもよいし、又はその縁部は、シートの裏側をシート自体に折り曲げて前面シート及び背面シートを形成することによって設けられてもよい。このように、まちの形態のフレキシブルフィルム材料の折り曲げられたストリップは、空気及び水不透過フレキシブルフィルム材料の前記前面シートと背面シートの終端(単数又は複数)又は端部領域へ接着又は固定された折り曲げられたフレキシブルフィルム材料の別個のストリップを含むか、又は空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前記前面シートと背面シートのまち内への折り曲げによる空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前面シートと背面シートの連続部分を含む。
飲料カプセルは、密閉して封止されることが好ましい。即ち、カプセルは、エンクロージャー(包囲空間)を画定する本体を含み、そのエンクロージャーは、そのカプセルが使用中に破裂して入口を介して水をエンクロージャー内に注入してエンクロージャーの内側で成飲料調製分から飲料を調製し、このように調製された飲料が飲料調製中にカプセルの前記出口領域から出ていくまで、実質的に気密及び液密状態で飲料調製成分を包む。
前記出口領域は、飲料調製中に破壊されて飲料がこの出口領域を通って出ていくことができるシールで任意な便利な方法でシールされることができる。シールは、熱解除接合及び/又は圧力解除接合で前面シートと背面シートとを一体に接合することによって形成されることが好都合である。
一実施形態では、前記前面シートと背面シートとは反対側の前記ストリップの表面同士は、一体的に接合されて前記出口領域内に実質的な気密シールを完成し、前記表面同士間の接合は、前記カプセル本体の内側の温度及び/又は圧力を上げることによって解除されて使用中に前記本体からストリップを通って飲料が出ていくことができる。
他の一実施形態では、空気及び水不透過性のフレキシブルフィルム材料の前記前面シートと背面シートの内表面同士は、まちストリップの内側のラインに沿って一体に接合されて前記出口領域において実質的に気密シールを完成し、前記表面同士の接合は、前記カプセル本体の内側の温度及び/又は圧力を上げることによって解除されて使用中に前記本体から前記ストリップの前記穿孔を通って飲料が出ていくことができる。接合は、前記前面シートと背面シートの出口縁部に対して実質的に平行なラインに沿って適切に形成されるが、その接合は、飲料成分を密閉して包むがまちストリップを密閉して包まないようにまちストリップの縁部から及び内側から内方に離間される。用語「内側の(internal)」及び「内方に(inwardly)」は、本文脈では、カプセルの中心により近い位置、即ち、出口縁部がカプセルの底に位置されている場合、まちストリップの上方を指す。
上記実施形態では、接合のラインは、約1mmから約10mmまでの幅、例えば、約2mmから約5mmまでの幅であることが適切である。その接合は、例えば、FLAVIAカプセルで現在使用されている感圧接着剤によって設けられてもよい。この接着剤は、温水がカプセル内に注入されると、熱と圧力の相乗効果(任意ではあるが、飲料製造装置からの外部加熱によって援助されて)によって解除される。或いは、接合は、前記まちストリップの前記表面同士に、又は前記前面シートと背面シートの内側表面同士に熱可塑性シーリング層の溶融接合によって形成されてもよい。例えば、熱可塑性シーリング層は、シート材料を形成するラミネートの内側層同士の融点よりも低い接合(軟化/溶融)温度を有することが適切であり、それによって、シーリング層は、シートの機械的強度を大きく減ずることなく溶融接合されることができる。シーリング層の接合温度は、90から100℃までの温度の水がカプセルに注入されると容易に解除されるように、選択されることができる。カプセルに解除可能な鮮度接合を形成するために前記本体又はまちラミネート上への熱シールを可能にする層の使用は、それが、接合を形成するために感圧接着剤にストリップを提供する必要がもはやないので、より単純な製造プロセスを提供する。
本明細書における用語「まち」は、横断面で見た時に(即ち、カプセルの出口縁部の方向に沿って)、逆V字形状(或いは、幾つかの実施形態では、逆W字形状)を有するインサートの通常の意味で使用され、そこでは、まちストリップの長い(横方向)縁部同士が隣り合い且つ前記前面シートと背面シートの出口縁部に接合され、V字の頂点は、前記出口縁部の内方に且つ前記前面シートと背面シートとの間に位置される。実施形態では、前面シートと背面シートとは反対側のまちの表面同士は一体には接合されない。他の実施形態では、前面シートと背面シートとは反対側のまちの表面同士は、まちストリップの短い(端部)縁部に沿って一体に接合されて飲料調製中に出口領域でカプセルの側部の膨張を防止する。いずれにしても、まちは、カプセルの出口を覆いシールするが、飲料調製中に前面シートと背面シートの出口縁部の限られた膨張を許容し、飲料がカプセルからまちストリップの穿孔を通って出ていく。まちは、飲料調製中に飲料のろ過と前面シートと背面シートの開口の規制の両方を行い、それによって、FLAVIAタイプのカプセルの側縁部にランドを設けることの必要性を排除する。
穿孔ストリップは、まちの態様で挿入される。即ち、ストリップの両側の長い縁部は、ストリップがその長手軸に沿って折り曲げられた状態で、前面シートと背面シートの内側表面同士へ接合され、そのストリップは、前記前面シートと背面シートとの間の開口内に実質的に全体が存在する。カプセルのまちストリップの縁部とカプセルの前面シートと背面シートの開口縁部の間の接合は、永久接合であり、即ち、その接合は、カプセルの動作中に熱と圧力の状態下で維持されることが好適である。永久接合は、溶融接合が好適であり、例えば、熱シーリングや超音波シーリングを生成する。折り曲げられたまちストリップをフレキシブルフィルム容器の基部に永久シールするための適切な方法は、所謂「スタンドアップ」ポーチの製造では周知であり、それらの方法は、更には記述しない。
まちストリップの縁部が前面シートと背面シートの出口縁部に隣り合っているまちストリップの位置は、まちポーチ(スタンドアップポーチとしても知られている)のための既存の技術を使用してカプセルを製造することを容易にする。この文脈での「隣り合う(adjoining)」は、ストリップの縁部が夫々の前面シートと背面シートの縁部の約10mm以内、好ましくは、約5mm以内、より好ましくは、約2mm以内に位置され、最も好ましくは、実質的に正確に一致することを意味する。
代替の実施形態では、まちストリップは、前面シートと背面シートと一体的に形成されてもよい。例えば、前面シートと背面シートは、折り曲げ部の中央の要素がまちを形成するようにカプセルの底に沿ってW折りへ折り曲げられる材料の単一シートであってもよい。これらの実施形態は、例えば、従来の形成‐充填‐シール装置の変更によって製造が特に容易であり得る。
まちの各内側折り曲げ部の幅は、適切には、約5mmから約50mmまでであり、より適切には、約10mmから約40mmまでであり、例えば、約15mmから約20mmまでである。
まちは、少なくとも中央領域に穿孔又は弱部のゾーンを有するフレキシブルフィルム材料よりなる。用語「フレキシブルフィルム材料」は、ポリプロピレンフィルム等の熱可塑性フィルムやラミネートが適する。まちは、織布又は不織布フィルタ要素のみからはならない。理由は、そのような要素は、単独では、まちに望ましい機械的強度や耐薬品性を有さないからである。しかしながら、まちは、穿孔されたフレキシブルフィルム材料と不織布又は織布フィルタ材料のラミネートであってもよく、それによって、フィルム材料は、望ましい機械的特性を提供し且つ不織布は、飲料中の小さな粒子のろ過を提供する。そのようなラミネートにおいて、不織布層は、カプセル本体の内側に面するように配置される。そのようなラミネートの使用によって、まちストリップのフィルム層中の穿孔がより大きくなることができ、それによって、まちストリップにラミネートされた不織布フィルタ材料の層によって小さな粒子の効果的なろ過を維持しながら、まちストリップのろ過ゾーンを通過する飲料の流れの速度が増加する。
実施形態では、まちストリップは、弱部のゾーンを備え、その弱部のゾーンは、カプセル本体の内側の温度及び/又は圧力の上昇によって破断されることができ、使用中に、飲料が本体から前記ストリップを通って出ていくことができる。これらの実施形態は、カプセルが水分散性飲料成分を含む時に特に適する。即ち、ミルク原液又はミルク粉末、チョコレート原液又はチョコレート粉末、インスタントコーヒー又はインスタント茶、又はフルーツ飲料原液又は粉末等の成分である。分散可能な成分は、それらが水に完全に溶解する又は分散して飲料を製造することを特徴としている。飲料のろ過は、分散可能な成分がフィルタに目詰まりを生じさせる恐れがあるので、必要でもなく且つ望ましくもない。従って、これらの実施形態では、まちストリップは、破れて1mmよりも大きな、例えば、5mmよりも大きな有効直径の開口を提供し、飲料がこの開口を通って妨げられることなく流れることができる弱部のゾーンを備えることが適切である。弱部のゾーンは、弱部のライン、例えば、スコアライン又は穿孔のラインであることが適切である。このラインは、直線、例えば、まちの内側折り曲げ部に沿って延在するラインであってもよい。或いは、そのラインは、例えば、C形状とされる又はU形状とされてまちにフラップ開口を画定することができる。
他の実施形態では、カプセルは、コーヒー粉末又は茶葉等の浸出可能飲料成分を含む。これらのカプセルは、飲料の分配中にカプセル内の成分を保持するためにろ過要素を必要とする。このように、本発明の幾つかの実施形態では、まちストリップは、実質的に本体の内側に浸出可能な成分を保持すると共に、使用中に本体からストリップを通って飲料が出ていくことができるように穿孔を備えることが好適である。
穿孔されたまちの実施形態では、まちストリップは、中央領域にある穿孔と実質的に穿孔が無いマージン(周辺部)を有するプラスチックフィルムを備えることが好適である。このように、穿孔は、まちストリップの前面シートと背面シートへの接合と干渉しない。ストリップの角部はまた、実質的に穿孔が無いことが好適であり、それによって、まちストリップの中央領域が穿孔される。例えば、穿孔領域は、長円形又はひし形であってもよい。これは、飲料の外への流れを出口の中央領域に向け、それによってカプセルの内側及び外側の両方での液体の流れを改善する。
他の実施形態では、穿孔は、まちストリップの周囲領域内まで延在してもよい。これは、まちストリップの二つの長い縁部周囲部を介して前面シートと背面シートを一体に熱シールすることによって出口の解除可能な基部シールを作る更なる可能性を広げる。即ち、前面シートと背面シートの内側表面上の熱可塑性シーリング層同士は、溶融された熱プラスチックが穿孔を浸み出すことに起因して穿孔されたまちストリップを介して一体に接合されることができ、それによって、カプセル本体の内側の熱と圧力の動作によって開けられることができる比較的に弱い熱シールを得ることになる。これによって、まちと出口の解除可能なシールを含む全体のパックが熱可塑性シーリング層を有する単一のシートの材料から作られることができる。
更に他の実施形態では、穿孔されたまちストリップは、水分散性ポリマーが前記穿孔を阻止することによって使用前に水不透過性にされる。使用中には、水分散性ポリマー組成物は、溶解する又は分散して液体が穿孔を通過することを可能とする。この阻止は、例えば、ドクターブレードを使用して、穿孔を水分散性ポリマー組成物で充填することによって簡単に達成されることができる。穿孔されたまちストリップは、まちストリップにラミネートされ且つ穿孔の全てを覆う水分散性ポリマーの連続シートによって使用前に液不透過性にされることがより適切である。水分散性ポリマーのシートは、カプセルの内部に面するまちストリップの表面にラミネートされることが適切である。用語「ラミネートされる」は、水分散性シートのまちストリップへの任意の水不透過性接合を指す。これらの実施形態の利点は、水分散性ポリマーが使用前に必要な密閉シーリングを提供し、それによって、横方向鮮度シールが追加の安全性を提供するために存在してもよいが、上述のように、出口領域にそれらの横方向鮮度シールを提供することはもはや必要ないことである。ポリマー組成物は、グリセロール又はソルビトール等の可塑剤といった追加の従来の成分を含んでいてもよい。
水分散性ポリマーは、任意の食用水分散性ポリマー組成物であり得る。例えば、水分散性ポリマーは、制限はしないが、アルギン酸塩、プルラン、親水コロイド、ss−グルカン、マルトデキストリン、及びヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ヒドロキシプロピルエチルセルロース、セルロースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートを含むセルロース、ローカストビーンガム、カラギーナンガム、キサンタンガム、トラガカントガム、グアーガム、アカシアゴム、アラビアゴム、カラヤゴム、ガティガム、タマリンドガム等の天然ゴム、ポリアクリル酸、メチルメタクリレートコポリマー、カルボキシビニルポリマー、アミロース、高アミローススターチ、ヒドロキシプロピル高アミローススターチ、デキストリン、ペクチン、キチン質、キトサン、レバン、エルシナン、コラーゲン、ゼラチン、ゼイン、グルテン、大豆タンパク質分離物、乳清タンパク質分離物、カゼイン及びそれらの混合物を含む。食用ポリマーは、代わりに又は加えて、水分散性合成ポリマー、コポリマー、制限はしないが、ポリ(グリコール酸)(PGA)、ポリ(乳酸)(PLA)、ポリジオキサノン、ポリオキサレート、ポリ(アルファエステル)、ポリ無水物、ポリアセテート、ポリカプロラクトン、ポリ(オルソエステル)、ポリアミノ酸、ポリアミノ炭酸塩、ポリウレタン、ポリ炭酸塩、ポリアミド、ポリ(アルキルシアノアクリレート)、L−及びD−乳酸のステレオポリマー、bis(p−カルボキシフェノキシ)プロパン酸とセバシン酸のコポリマー、セバシン酸コポリマー、カプロラクトンのコポリマー、ポリ(乳酸)/ポリ(グリコール酸)/ポリエチレングリコールコポリマー、ポリウレタンとポリ(乳酸)のコポリマー、ポリウレタンとポリ(乳酸)のコポリマー、アルファアミノ酸のコポリマー、アルファアミノ酸とカプロン酸のコポリマー、アルファベンジルグルタメートとポリエチレングリコールのコポリマー、琥珀酸塩とポリ(グリコール)のコポリマー、ポリホスファゼン、ポリヒドロキシアルカノエート、及びそれらの組合せを含む。適切なブロッキングポリマー組成物の例は、英国のHartleburyのMonosol Ltd.から入手可能なもの等のポリビニルアルコール(PVOH)よりなる温水溶解フィルムである。
既に気付いているように、不織布ろ過材料の層が設けられ、その上流の表面のまちストリップに当接又はラミネートされる。これによって、小さな粒子の効果的ろ過を維持すると共にまちストリップ中の穿孔が飲料の望ましい流速のために十分に大きくなることができる。不織布ろ過材料は、まちストリップに支持されているので、不織布ろ過材料の機械的弱さは問題ではなく、不織布ろ過材料は、非常に薄くすることができる。
まちストリップ中の穿孔は、約50から約500μmまでの、例えば、約100から250μmまでの有効直径を有することが好適である。穿孔は、平方センチメートル当たり約25から約250個の穿孔の平均有効密度を有することが好適である。ストリップの穿孔エリアは、少なくとも約1cm、例えば、約1cmから約4cmまでであることが好適である。
穿孔は実質的に丸いことが好適である。少なくとも約10個の穿孔、例えば、約20から約1000個までの穿孔があることが好適であり、約50から約250個までの穿孔があることがより好適である。穿孔は、任意の手段、例えば、レーザ穿孔、機械的穿孔、火針穿孔、又は真空穿孔によってストリップ中に形成されることができる。
まちストリップが穿孔を有する実施形態では、まちストリップは、カプセルの開口後に飲料がストリップを通過できることが好ましいが、カプセルの内側に飲料調製成分を保持する。このように、カプセルの底部にまちストリップを使用することは、既存のFLAVIAフィルタカプセルに使用されるフィルタウエブに取って代わることになる。本発明に係るカプセルは、まちストリップ(それにラミネートされた何らかのフィルタシートを含む)以外の飲料用のろ過要素を備えない。別個のフィルタ要素の排除は、本発明に係るカプセルの製造を単純化する。加えて、まちがカプセルの底縁部に接合されるので、飲料成分の格納のために利用可能なカプセルの内側の全容量が増加され、それによって、所与の量の飲料成分のためのカプセルを形成するために必要な材料の量を減少する。最後に、まちは、飲料調製中にカプセルの剛性を維持するのを助け、それによって、より薄い材料と周囲部をシールするより狭い縁部がカプセルのために使用されることが可能となる。
幾つかの実施形態では、接合の斜め線は、まちストリップとフレキシブルフィルム材料のそれに隣り合う前面シート又は背面シートとの間に形成され、接合の前記斜め線は、まちストリップの四つの角部の少なくとも一つ、好ましくは、それらの各々を横切って延在する。接合の前記斜め線は、まちストリップのこれらの角部に隣接するカプセルの角部から液体を排除し、まちの中心に向かって飲料を流し込むように働き、それによって、飲料は、出口領域の中心から滑らかに流れる。接合の斜め線は、約30°から約60°までの、適切には、約45°の角度でカプセルの側縁部と底縁部に交差する。
カプセルは、飲料の1回分の調製のための十分な飲料調製成分を、即ち、飲料の約25から約500mlまで、好ましくは、約100mlから約250mlまで含有する1回限りのカプセルであることが好適である。例えば、そのカプセルは、粉末コーヒーの約2gから約25gまで、又は茶葉の約1gから約9gまで、又は水分散性成分の約2gから約30gを含むことができる。
カプセル本体及び/又はまちシートを形成するために使用されるシート材料は、例えば、既存のFLAVIAカプセルを形成するために使用されるタイプのフレキシブルフィルム材料から実質的に構成されることが好適である。シート即ちフレキシブルフィルム材料は、通常、以下の層、即ち、シートをパッケージの他の部材に接合すための熱可塑性密封剤層、アルミニウムフィルム等の金属フィルム又はポリビニルアルコール(PvOH)等のガスバリアポリマーであり得る実質的にガスを透過しないバリア層、ラミネートの他の層同士の接着を向上する接着層、例えば、貫入抵抗を提供するための構造層、及び/又は印刷基板層の内の二つ以上を備えるラミネートである。構造層は、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン、又は当該技術で周知の他のポリマーから作られることができる。一実施形態では、シート材料は、一層のポリプロピレンと一層のポリビニルアルコール(PvOH)を備えるラミネートである。シート材料は、カプセルの内容物を見えるようにするために少なくとも一つの透明な領域を備えていてもよい。
幾つかの実施形態では、カプセル本体は、一端部に前記出口領域を有するチューブの形態の単一のシートから形成されることができる。そのチューブは、押し出し成形で形成されてもよいし又はそれは、単一のシートを折り重ねてその両端を長手ラップ(長手のすその部分)即ちフィンシールに沿って接合することによってその単一のシートから形成されてもよい。
代替の実施形態では、その本体は、出口領域から離れた周囲部回りに面対面関係で前記材料の第1のシートと第2のシートと一体に永久接合することによって形成されることができる。
まちストリップは、カプセル本体の開口端内に挿入され且つ従来の態様で熱接合又は接着剤接合によってカプセル本体の開口縁部に接合されるシート材料(又は不織布フィルタ層を有するラミネート)の別個のV形状に折られたストリップであってもよい。そのようなまちパックを製造する連続方法は、例えば、菓子類及びペットフードのための「スタンドアップ」ポーチを製造するための従来技術において周知であり、詳述しない。
他の実施形態では、まちストリップは、折り曲げることによって前面シートと背面シートに一体的に形成される。即ち、材料の単一シートは、W形状に折り曲げられ、それによって、そのW形状の外側の付き出した部分がカプセルの前面と後面を形成し且つW形状の中央の付き出した部分がまちを形成し得る。このシートのまち領域は、上述の方法のいずれかによって、折り曲げられる前に、穿孔又は弱いゾーンを形成するために処理されることができる。或いは、W折りは、カプセル本体の製造後に穿孔又は弱いゾーンを導入するために逆T字断面から開かれてもよい。いずれにしても、折り曲げによる前面及び後面と一体的なまちの形成は、パックの一体性、及び材料と製造の単純性に関して利点を提供する。
幾つかの実施形態では、飲料調製カプセルは、更に、カプセル本体に接合され且つ前記カプセル内に飲料を調製するために液体が注入される穴を有する液体注入ノズルを備え、前記穴は、使用前に脆弱な鮮度バリアによってシールされる。例えば、鮮度バリアは、ノズルの穴を横切って延在する金属箔の酸素不透過膜及び/又は熱可塑性フィルムを備えることができる。
幾つかの実施形態では、本体は、面対面関係にあり且つ縁部シームと頂部シームに沿って一体に永久結合される二つのフレキシブルラミネートシートを備え、前記出口領域は、前記本体の底部シームに設けられ、そこでは、前記液体注入ノズルがカプセル本体の頂部シーム又は縁部シーム内に挿入される。これらの実施形態では、カプセルの構造は、実質的に上述の従来のFLAVIAに対するものと同じであるが、まちストリップの追加が有り内部フィルタシートが無い。
更なる一態様では、本発明は、本発明に係る飲料調製カプセルに水性液体を通過させるステップを備える飲料を調製する方法を提供する。水性液体は、例えば、85℃から99℃までの温度にある水であることが好ましい。この方法は、上記でリストアップされた、例えば、特許文献に記述される既存のカプセルフォーマットと共に使用するために既に知られている飲料調製装置で、その装置を変更することなく、実行されることができる。水は、システムに従って、フィルタタイプのコーヒーに対してはゲージ圧で0.5から1.5バール(50から150kPa)の圧力で、及びエスプレッソコーヒーに対してはゲージ圧で5から20バール(500から2000kPa)等のより高い圧力で注入されることができることが好適である。更に、本発明のカプセルはまちフィルタが従来の技術の不織布ウエブフィルタよりも強い材料で作られ且つまちのプラスチックシート材料が不織布ウエブフィルタと同様に水又は酸によって弱められないので、より高い内圧に耐えることができることが、本発明のカプセルの更なる利点である。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して、例として更に記述される。
従来の技術に係る飲料調製カプセルの斜視図である。 使用前における図1の飲料調製カプセルの横断面図である。 使用中における図1の飲料調製カプセルの横断面図である。 本発明に係る飲料調製カプセルの斜視図である。 図3の飲料調製カプセルの断面図である。 飲料調製カプセルが使用中にある時の図3と図4の飲料調製カプセルの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る飲料調製カプセルの断面図である。 飲料調製カプセルが使用中にある時の図6の飲料調製カプセルの断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る飲料調製カプセルの斜視図である。 図8の飲料調製カプセルの断面図である。 飲料調製カプセルが使用中にある時の図8の飲料調製カプセルの断面図である。 飲料調製カプセルが使用中にある時の図8の飲料調製カプセルの底部平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る飲料調製カプセルの断面図である。 図12の飲料調製カプセルの出口領域の詳細な断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る飲料調製カプセルの断面図である。 飲料調製カプセルが使用中にある時の図14の飲料調製カプセルの断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る飲料調製カプセルの断面図である。
図3と図4は、本発明に係るシールされた飲料調製カプセルの斜視図と断面図を夫々示す。飲料調製カプセル200は、粉コーヒー又は茶葉等の浸出可能飲料調製成分250を含む。飲料調製カプセル200は、側壁210と212及びまちシート材料230を備える本体202を有する。
側壁210と212は、一つ以上の実質的に水及び液体不透過性のシート材料から形成されることができる。シート材料は、実質的にフレキシブルフィルム材料よりなることができる。まちシート材料230は、使用中に浸出可能飲料調製成分をろ過するための複数の穿孔を備える中央領域232を有することができる。
飲料調製カプセル200の出口領域204は、縁部218に沿って面対面関係に配置される前面シート材料214と背面シート材料216と、前面シート材料214と背面シート材料216の間に挿入され縁部218に沿ってそれらの材料に接合されるまちシート材料230から形成される。
前面シート材料214と背面シート材料216とは反対側のまちシート材料230の表面234aと234bは、出口領域204に実質的に気密なシールを完成するために一体に接合される。まちシート材料230の表面234aと234bとの間の接合は、感圧又は感熱接着剤よりなることができる。接合は、使用中に飲料が本体202から穿孔を通って出ていくことができるようにカプセル本体202の内側の温度及び/又は圧力上昇によって解除されることができる。
飲料調製カプセル200は、更に、カプセル本体202に接合された液体注入ノズル240を備えることができる。液体注入ノズル240は、飲料を調製するために液体がカプセル内へ注入されることができる穴242を有する。穴242は、使用前に脆弱な鮮度バリアによってシールされることができる。勿論、飲料調製カプセルは、飲料を調製するために液体をカプセル内に注入するための他の適切な液体注入機構を有していてもよい。
使用中に、液体は、液体注入ノズル240の穴242を通って飲料調製カプセル200に導入される。液体がカプセルに導入されると、まちシート材料230は、飲料調製のためのベッド(床)を形成するために下方へめくれる。底部シーム220は、熱及び/又は液体/空気圧下で開く。浸出可能飲料調製成分250は、カプセル内で液体が浸出される。浸出された固体は、まちシート材料230によって保持される。まちシート材料230の中央部分232の穿孔を通って流れる飲料は、底部開口を通って分配される。図5は、使用中の飲料調製カプセルの横断面図を示す。
図3及び図4に示されるまちシート材料230は、使用前は実質的に逆V字形状を有し、従って、使用中では下方へめくれる。しかしながら、まちシート材料はまた、他の適切な形状に形成されてもよく、従って、使用中にめくれる必要はないことが理解されるべきである。
カプセル本体202は、底端部に出口領域204を有するチューブの形態に単一シートの材料から形成されることができる。チューブは、シートを折り返し且つ長手ラップ即ちフィンシールに沿って両縁部を接合することによって単一シートの材料から形成されることができる。
カプセル本体202は、出口領域204から離れる第1のシートの材料と第2のシートの材料の周辺部の回りに面対面関係で両材料を一体に接合することによって形成されることができる。例えば、カプセル本体202は、面対面関係にあり且つ側部シーム224と頂部シーム222に沿って一体に接合される二つのフレキシブルラミネートシートよりなることができ、且つ前記出口領域204は、カプセル本体202の底部シーム220に設けられる。液体注入ノズル240は、カプセル本体202の頂部シーム222又は側部シーム224内に挿入されることができる。
まちシート材料230は、すくなくとも中央領域232に穿孔を有するプラスチックフィルムよりなることができる。プラスチックフィルムを使用することの利点は、プラスチック材料は一般的に従来使用されていたフィルタ紙よりもより耐久性があることである。従って、プラスチックフィルムから形成される飲料調製カプセルは、フィルタ紙で形成されるカプセルよりも入れている時により破裂しにくい。
まちシート材料は、レーザ穿孔によって形成されてもよい。レーザ穿孔は、パッケージ製造産業において使用が増加している。レーザ穿孔は、典型的には、レーザビームを発生するレーザ源と穿孔を作るためにレーザビームの焦点を合わせてそれを向ける焦点機構、例えば、ミラーを備える。レーザ穿孔は、他の穿孔方法よりもフレキシブルで正確な穿孔サイズとパターンを提供する。
本願の飲料調製パッケージにとって、レーザ穿孔によって、まちシート230が望ましい穿孔サイズを有するように形成されることが可能になる。また、レーザ穿孔によって、まちシート230が種々の飲料調製成分のための望ましいパターンを有するように形成されることが可能になる。例えば、まちシート材料230は、浸出可能飲料調製成分250をろ過するための穿孔された中央領域232と、まちシート材料230が前面シート214と背面シート216に接合される無孔で且つ比較的より硬い周囲領域とを有するように形成される。このように、まちシート材料230の周囲領域は、前面シート214と背面シート216に類似する機械的性質を有する。カプセルの底部シーム220は、飲料の分配中に実質的に規定の開口を維持できる。これによって、従来の飲料調製カプセルに関連する不規則な開口の問題を克服するためにカプセルをくびれ形状に形成し且つフィルタ材料をV又はW形状(図1に示されるように)に形成することの要件が排除されることができる。更に、製造のコストが減少され、且つ飲料調製カプセルの内側にシールされる空間が飲料調製のために十分に使用されることができる。
上述及び図2aと図2bに示されるように、従来の飲料調製カプセル110は、典型的に、使用前に底部シーム120でシールされる。ろ過材料は、カプセル本体の中央又は下部中央領域に亘って且つ少なくとも底部シーム120の上方で側壁110と112に取り付けられる。本発明に係る飲料調製カプセル220は、出口領域204を形成するために前面シート材料214と背面シート材料216に接合されるまちシート材料230を有することが有利である。まちシート材料230の対向表面234aと234bは、例えば、感圧接着剤によって、互いに接合されて出口領域204に実質的に気密のシールを完成する。このように、飲料調製成分を収容し且つ入れるためのカプセル本体内の利用可能空間は増加される。
更に、まちストリップは、飲料を入れる前と入れている時に真直ぐな側部で円筒状構成にカプセルを保持し、それによって、側部シールにおけるランドの必要性を排除する。これによって、所与の量のシート材料に対してカプセルの容量が増加され、且つ製造プロセスが単純化される。
図6と図7は、本発明の代替の実施形態を示す。この実施形態では、カプセル300の構造は、図1から図5のものと概して類似している。カプセルは、先に記述されたように、頂縁部と側縁部に沿って一体に接合された前面シート302と背面シート304を備える。ノズル306は、前面シートと背面シートとの間で頂縁部に挿入される。穿孔されたまちシート310は、図3から図5に記述されたように、前面シート302と背面シート204の底縁部に接合される。飲料調製成分は、カプセル300内に包まれる。この実施形態では、密閉出口シールは、カプセルを横切って前面シートと背面シートを一体に接合し且つまちストリップの上方に配置される一本の線の感圧接着剤312によって形成される。繊維状のフィルタ材料316の薄い不織布ウエブ(スクリム)、例えば、ポリプロピレンスクリムがまちストリップ310の内側表面にラミネートされる。
使用中、温水は、カプセルの内側に飲料を調製するためにカプセル内にノズル306を介して注入される。この水の熱と圧力(任意ではあるが、飲料製造装置における外部熱源によって助けられた)は、接着剤接合312を解除し、飲料がフィルタスクリム316と穿孔されたまち310を通って出ていくことを可能とする。スクリム316によって、まちストリップ中の穿孔がより大きく、例えば、150μm以上になって飲料をなお効果的にろ過しながら飲料の高流速を可能とする。
図8から図11は、本発明の代替の実施形態を示す。この実施形態では、カプセル400の構造は、図6と図7のものと概して類似している。カプセルは、先に記述したように、頂縁部409及び側部エッジ406と408に沿って一体に接合された前面シート402と背面シート404を備える。ノズル410は、前面シートと背面シートとの間の頂縁部409に挿入される。穿孔されたまちシート412は、上述のように、前面シート402と背面シート404の底縁部に接合される。まちストリップは、中央領域424のみに穿孔を有する。飲料調製成分415は、カプセル400内に包まれる。この実施形態では、密閉出口シールは、カプセルを横切って延在して前面シートと背面シートを一体に接合し且つまちストリップの上方に配置される一本のラインの感圧接着剤414によって形成される。繊維状のフィルタ材料(図示せず)の薄い不織布ウエブ(スクリム)、例えば、ポリプロピレンスクリムがまちストリップ412の内側表面にラミネートされる。
この実施形態は、更に、カプセルのまちシートと隣接する前面シートと背面シートとの間に接合の斜め線416、418、420及び422によって特徴付けられる。接合の斜め線は、カプセルの底角部を横切って延在してこれらの角部から液体を排除する。
使用中に、温水は、カプセルの内側に飲料を調製するためにノズル410を通ってカプセル内に注入される。この水の熱と圧力(任意ではあるが、飲料製造装置における外部熱源によって補助された)は、接着剤接合414を解除し、飲料が穿孔されたまち412を通って出ていくことを可能とする。接合の斜め線は、カプセルを通って液体の流れをその外へ向けるカプセルの底部の漏斗形状の構成を提供する。接合の斜め線はまた、飲料調製中にカプセルの安定した形状を維持することを助ける。
図12と図13は、本発明の代替の実施形態を示す。この実施形態では、カプセル500の構造は、図1から図5のものと概して類似している。カプセルは、先に記述したように、頂縁部と側縁部に沿って一体に接合された前面シート502と背面シート504を備える。ノズル506は、前面シートと背面シートとの間の頂縁部に挿入される。浸出可能飲料調製成分528は、カプセル500の中に包まれる。
この実施形態では、穿孔されたまちストリップ510は、カプセルの底縁部にW形状折りを形成することによって前面シート502と背面シート504と一体的に形成される。このように、穿孔されたまちストリップ510は、前面シートと背面シートと全く同じシート材料から形成される。シートのまちストリップ領域は、シートを折り曲げてカプセルを形成する前に、その全領域にわたって約1mmのピッチの矩形のアレイに約200μmの直径を有するレーザ穿孔で穿孔される。
図13に示されるように、シート材料は、熱シーリングと熱解除のための適切な溶融温度範囲を有する、ポリオレフィン等の熱可塑性ポリマーの一つ以上の構造層512と一つの内部シーリング層514とを備えるラミネートである。カプセルの側縁部シール526と頂縁部シールは、このシーリング層の従来の溶融接合によって形成される。より弱いシーリング接合部524はまた、熱シーリング又は超音波シーリングによって折り曲げられたまちの底部に形成される。シーリングプロセスは、内部シーリング層514を溶融し、それによって、まちの反対側の穿孔から漏れたシーリング熱可塑性物質と融合するために溶融された内部シーリング層514が構造層の穿孔を通って流れる。これによって、飲料調製中に熱と圧力の作用によってカプセルの内側から解除されることができるシーリング接合部514に沿う比較的に弱い熱シールが得られる。
使用中に、温水は、カプセルの内側に飲料を調製するためにノズル506を通ってカプセル内に注入される。この水の熱と圧力(任意ではあるが、飲料製造装置における外部熱源によって補助された)は、弱い熱接合部524を解除し、飲料が穿孔されたまち領域510を通って出ていくことを可能とする。
図14と図15は、特に、インスタントコーヒー、インスタント茶、ミルクの液体又は固体原液、チョコレート、ソープ、又はフルーツフレーバーの飲み物等の水溶性又は水分散性成分のために意図された本発明の代替の実施形態を示す。これらの成分は、通常、分配中にフィルタ処理を必要としない。この実施形態では、カプセル600の構造は、図12及び図13のものと概して類似している。カプセルは、先に記述されたように、頂縁部と側縁部605に沿って一体に接合された前面シート602と背面シート604を備える。ノズル606は、前面シートと背面シートとの間で頂縁部に挿入される。水溶性又は水分散性飲料調製成分628は、カプセル600内に包まれる。
この実施形態では、まちストリップ610は、カプセルの底縁部にW形状折りを形成することによって前面シート602と背面シート604と一体的に形成される。従って、穿孔されたまちストリップ610及び前面シートと背面シートは、材料の単一シートから形成される。そのシートのまちストリップ領域は、穿孔されない。代わりに、弱部612のスコアラインが、1から2cmの距離に対してまちの内部折り曲げに沿って延在する。解除可能接着剤接合部614は、使用前に、パックの密閉シーリングを確実にするためにまちの底部に沿って適用される。
使用中に、図15に示されるように、温水がカプセルの内側の飲料成分と混合するようにノズル606を通ってカプセル内に注入される。この水の熱と圧力(任意ではあるが、飲料製造装置における外部熱源によって補助された)は、弱い熱接合部614を解除し且つ弱部のラインを破断して飲料がカプセルから出ていくことを可能とする開口621を生成する。
図16は、特に、粉末コーヒー又は茶葉等の、フィルタ処理を必要とする浸出可能成分のために意図された本発明の代替の実施形態を示す。カプセル700の構造は、図6及び図7のものと概して類似している。カプセルは、先に記述されたように、頂縁部と側縁部に沿って一体に接合された前面シート702と背面シート704を備える。ノズル706は、前面シートと背面シートとの間で頂縁部に挿入される。水溶性又は水分散性飲料調製成分728は、カプセル700内に包まれる。
この実施形態では、まちストリップ710は、カプセルの底縁部にW形状折りを形成することによって前面シート702と背面シート704と一体的に形成される。従って、穿孔されたまちストリップ710及び前面シートと背面シートは、材料の単一シートから形成される。
水溶性ポリマー組成物の層720は、使用前に、穿孔を覆い且つシールするためにまち710の内側表面にラミネートされる。ポリマー組成物は、温水可溶性PVOHよりなり、任意ではあるが、追加の多糖類が追加されてもよい。水分散性ポリマー組成物の層720は、使用前に、まちストリップ710の穿孔を密閉してシールするので、出口領域に解除可能接着剤接合部を必要としない。これによって、カプセルの製造が容易になる。水分散性ポリマー組成物は、フィルムがカプセルを作るために折り畳まれてシールされる前に、フィルムの穿孔された領域に単純に適用されることができる。
使用中に、温水は、カプセルの内側で飲料成分と混合するためにノズル706を通ってカプセル内に注入される。温水はまた、ポリマー層720を溶解して穿孔を通ってカプセルから飲料が出ていくのを可能とする。ポリマー層は、製品の飲料に分散される食用物質で作られる。
上記実施形態は、例としてのみで記述されたことが理解されるべきである。添付の特許請求の範囲内に入る多くの他の実施形態は、当業者である読者には明白である。更に、任意の一実施形態に関連して開示された任意の特徴は、他の実施形態の内の任意のものに代替として又は追加的に存在することが理解されるべきである。
200 飲料調製カプセル
202 カプセル本体
204 出口領域
210、212 側壁
214 前面シート材料
216 背面シート材料
220 底部シーム
222 頂部シーム
224 側部シーム
230 まちシート材料
232 中央領域
240 液体注入ノズル
242 穴
250 浸出可能飲料調製成分
300、400、500、600、700 カプセル
302、420、502、602、702 前面シート
304、404、504、604、704 背面シート
306、410、506、606、706 ノズル
310 まちストリップ
312 感圧接着剤
316 繊維状フィルタ材料
406、408 側縁部
409 頂縁部
412 穿孔されたまちシート
414 感圧接着剤
415 飲料調製成分
416、418、420、422 接合部
424 中央領域
510 穿孔されたまちストリップ
512 構造層
514 内部シーリング層
524 より弱いシーリング接合部
526 側縁部シール
610 穿孔されたまちストリップ
614 解除可能接着剤接合部
621 開口
710 穿孔されたまちストリップ
720 層
728 水浸出可能飲料調製成分

Claims (7)

  1. 中に密閉シールされた飲料調製成分を有するカプセル本体を備える飲料調製カプセルであって、前記カプセルの飲料出口領域は、
    縁部において面対面関係で配置される空気及び水不浸透性フレキシブルフィルム材料の前面シートと背面シートと、
    前記縁部から内方に延在するまちの形態のフレキシブルフィルム材料の折り曲げられたストリップと、
    を備え、前記ストリップの中央領域は、複数の穿孔又は弱部のゾーンを備え
    前記前面シートと前記背面シートとは反対側の前記ストリップの表面同士が一体に接合されて前記出口領域に実質的に気密のシールを完成し、前記表面同士間の前記接合は、使用中に前記カプセル本体の内側の温度及び/圧力上昇によって解除可能になり前記ストリップを通って前記本体から飲料が出ていくことが可能となるよう構成されており、
    前記カプセル本体の内側の温度及び/圧力上昇によって解除可能な前記接合は、前記前面シートと前記背面シートの内側表面上の熱可塑性シーリング層によってもたらされて、前記カプセル本体の内側の温度及び/圧力上昇によって解除可能である前記接合を、前記ストリップの内表面同士間に形成するように構成されている飲料調製カプセル。
  2. 穿孔が前記まちストリップの周辺部に形成されており、前記熱可塑性シーリング層が前記ストリップの穿孔に滲み出して、前記接合を形成するよう構成されている請求項1に記載の飲料調製カプセル。
  3. 空気及び水不浸透性フレキシブルフィルム材料の前記前面シートと前記背面シートの内表面同士が前記まちストリップの上流のラインに沿って一体に接合されて前記出口領域に実質的に気密のシールを完成し、前記表面同士間の前記接合は、使用中に前記カプセル本体の内側の温度及び/圧力上昇によって解除可能になり前記ストリップを通って前記本体から飲料が出ていくことができる請求項1に記載の飲料調製カプセル。
  4. 前記カプセルは、浸出可能飲料成分を含み、前記まちストリップは、前記本体内に前記浸出可能成分を実質的に保持しながら、使用中に前記ストリップを通して前記本体から飲料が逃げることを可能とするための穿孔を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の飲料調製カプセル。
  5. 更に、上流側表面で前記穿孔されたまちストリップに当接される又はラミネートされる不織布ろ過材料の層を備える請求項4に記載の飲料調製カプセル。
  6. 前記穿孔は、約50から約500μmまでの有効直径を有する請求項4に記載の飲料調製カプセル。
  7. 前記穿孔は、約100から250μmまでの有効直径を有する請求項6に記載の飲料調製カプセル。
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