JP6510244B2 - ガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、原子炉内で制御棒クラスタを上下方向に沿って移動自在に案内する制御棒クラスタ案内管としても用いられるガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法に関するものである。
例えば、原子力プラントにおける加圧水型原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電するものである。
この加圧水型原子炉は、原子炉容器内に炉心が設けられており、この炉心は、多数の燃料集合体により構成されており、この燃料集合体に対して制御棒クラスタを挿入することで、原子炉の出力を制御可能となっている。この制御棒クラスタは、複数の制御棒からなり、制御棒クラスタ案内管を通して燃料集合体に挿入可能となっている。制御棒クラスタ案内管は、上下のフランジ部が上部炉心支持板及び上部炉心板に支持されている。このような加圧水型原子炉における制御棒クラスタ案内管としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2014−098596号公報
制御棒クラスタ案内管は、3個のガイドチューブを直列に結合されて構成されている。そして、3個のガイドチューブを結合することで制御棒クラスタ案内管を製造した後、洗浄作業や各種の試験を行っている。この場合、クレーンを用いて組立工場と洗浄工場と試験工場間を移動しており、作業性が良くなく、各種の作業工数が多くなり、作業時間も長時間となってしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、ガイドチューブにおける各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図るガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のガイドチューブ用移送ラックは、フランジ部を介して複数のガイドチューブ本体が結合されて構成されるガイドチューブを搭載するガイドチューブ用移送ラックであって、水平方向に並列される複数の収容空間部を有するラック本体と、前記ラック本体における前記複数の収容空間部の上部に設けられて前記フランジ部を載置することで前記ガイドチューブを吊下げ支持する複数の取付座と、を有することを特徴とするものである。
従って、ガイドチューブは、フランジ部が取付座に載置されることで、ラック本体における収容空間部に吊下げ支持されることから、一方のガイドチューブ本体をラック本体に吊下げ支持した状態で、他方のガイドチューブ本体を結合することができ、また、ガイドチューブをガイドチューブ用移送ラックに支持したまま移送することで、ガイドチューブにおける各種の作業を行うことができ、ガイドチューブにおける各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図ることができる。
本発明のガイドチューブ用移送ラックでは、前記取付座は、リング形状をなし、前記ガイドチューブを挿入するための開口部が設けられることを特徴としている。
従って、リング形状をなす取付座に開口部が設けられることで、ガイドチューブを開口部から取付座内に挿入し、このガイドチューブのフランジ部を容易に取付座に載置することができる。
本発明のガイドチューブ用移送ラックでは、前記開口部に前記ガイドチューブを案内するためのガイド部が設けられることを特徴としている。
従って、取付座の開口部にガイド部が設けられることで、ガイドチューブを容易に取付座内に挿入することができる。
本発明のガイドチューブ用移送ラックでは、前記取付座は、前記フランジ部に形成された取付用孔に対応する位置に、固定ボルトが螺合する固定ねじ孔が設けられることを特徴としている。
従って、複数のガイドチューブ本体を結合した後、フランジ部に形成された取付用孔と取付座の固定ねじ孔を一致させ、固定ねじを取付用孔を貫通して固定ねじ孔に螺合することで、ガイドチューブをガイドチューブ用移送ラックに吊下げた状態で固定することができ、その後、ガイドチューブをガイドチューブ用移送ラックごと移送して各種の作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
本発明のガイドチューブ用移送ラックでは、前記ラック本体は、複数の吊り金具が設けられることを特徴としている。
従って、複数の吊り金具を用いてガイドチューブが支持されたガイドチューブ用移送ラックを吊上げることができ、複数のガイドチューブを纏めて移送することができる。
また、本発明のガイドチューブの組立試験方法は、フランジ部を介して複数のガイドチューブ本体が結合されて構成されるガイドチューブの組立試験を行うガイドチューブの組立試験方法であって、一方のガイドチューブ本体をフランジ部により移送ラックに吊下げ支持する工程と、前記移送ラックに支持された前記一方のガイドチューブ本体のフランジ部に他方のガイドチューブ本体のフランジ部を結合する工程と、前記一方のガイドチューブ本体のフランジ部と前記他方のガイドチューブ本体のフランジ部を前記移送ラックに固定する工程と、前記移送ラックを洗浄作業架台に移動して前記ガイドチューブの洗浄作業を行う工程と、前記移送ラックを試験架台に移動して前記ガイドチューブの通過試験を行う工程と、を有することを特徴とするものである。
従って、ガイドチューブを移送ラックに吊下げ支持したままで、このガイドチューブの組立作業、洗浄作業、通過試験を行うことができ、ガイドチューブにおける各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図ることができる。
本発明のガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法によれば、ガイドチューブを移送ラックに吊下げ支持した状態で、ガイドチューブの組立作業、洗浄作業、通過試験を行うので、ガイドチューブにおける各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態のガイドチューブ用移送ラックを表す正面図である。 図2は、ガイドチューブ用移送ラックを表す平面図である。 図3は、取付座を除いたガイドチューブ用移送ラックを表す斜視図である。 図4は、上部ガイドチューブと中部ガイドチューブの接合部を表す正面図である。 図5は、上部ガイドチューブと中部ガイドチューブの接合部を表す平面図である。 図6は、ガイドチューブ用移送ラックの移動台車を表す概略図である。 図7は、制御棒クラスタ案内管の洗浄作業を表す概略図である。 図8は、制御棒クラスタ案内管の通過試験を表す概略図である。 図9は、制御棒クラスタ案内管の組立試験方法を表すフローチャートである。 図10は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。 図11は、制御棒クラスタ案内管を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
原子力発電プラントは、図示しないが、原子炉格納容器内に配置される原子炉及び蒸気発生器と、蒸気タービン発電設備とを有している。本実施形態の原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
原子炉は、燃料の核分裂により一次冷却水を加熱し、蒸気発生器は、この高温高圧の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換し、高圧の蒸気を生成する。蒸気タービン発電設備は、この蒸気により蒸気タービンを駆動することで発電を行う。一方、蒸気タービンを駆動した蒸気は、復水器で冷却されて復水となり、蒸気発生器に戻される。
まず、原子炉について説明する。図10は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。
図10に示すように、加圧水型原子炉10において、原子炉容器11は、その内部に炉内構造物が挿入できるように、原子炉容器本体12とその上部に装着される原子炉容器蓋(上鏡)13により構成されており、この原子炉容器本体12に対して原子炉容器蓋13が複数のスタッドボルト14及びナット15により開閉可能に固定されている。
原子炉容器本体12は、原子炉容器蓋13を取り外すことで上部が開口可能であり、下部が半球形状をなす下鏡16により閉塞された円筒形状をなしている。原子炉容器本体12は、上部に一次冷却水としての軽水(冷却材)を供給する入口ノズル(入口管台)17と、軽水を排出する出口ノズル(出口管台)18が形成されている。
原子炉容器本体12は、内部に炉心槽21が配置されており、上部が原子炉容器本体12の内壁面に支持されている。また、原子炉容器本体12は、内部に上部炉心支持板22が配置されており、上部炉心支持板22は、上部が炉心槽21の上部に支持されている。上部炉心支持板22は、複数の炉心支持ロッド23により上部炉心板24が吊下げ支持されている。
炉心槽21は、下方に下部炉心支持板25が支持され、下部炉心支持板25は、外周部が位置決め部材26により原子炉容器本体12の内壁面に位置決め支持されている。炉心槽21は、下部に下部炉心板27が支持されている。炉心28は、炉心槽21における上部炉心板24と下部炉心板27により区画された領域に多数の燃料集合体29が配置されて構成されている。炉心28は、内部に多数の制御棒30が配置されており、この制御棒30は、複数がまとめられて制御棒クラスタ31を構成し、燃料集合体29に挿入可能となっている。上部炉心支持板22は、上部炉心支持板22を貫通して上下に延出する多数の制御棒クラスタ案内管32が固定されている。各制御棒クラスタ案内管32は、下端部が上部炉心板24に連結され、内部に制御棒クラスタ31が挿通可能となっている。
原子炉容器蓋13は、上部が半球形状をなし、上部に磁気式ジャッキの制御棒駆動装置33が配置されている。複数の制御棒クラスタ案内管32は、上端部が原子炉容器蓋13の管台を通してその上方まで延出され、制御棒駆動装置33から下方に延出された制御棒クラスタ駆動軸34が、制御棒クラスタ案内管32内に挿通されている。制御棒クラスタ駆動軸34は、制御棒駆動装置33により上下方向に移動可能であり、制御棒クラスタ案内管32内を通って炉心28まで延出され、制御棒クラスタ31に連結されている。制御棒駆動装置33は、制御棒クラスタ31の各制御棒30を炉心28に対して抜き差しすることで、原子炉出力を制御する。
原子炉容器本体12は、下鏡16を貫通する多数の計装管台35が設けられ、この各計装管台35は、炉内側の上端部に炉内計装案内管36が連結される一方、炉外側の下端部にコンジットチューブ37が連結されており、各炉内計装案内管36に複数の連接板38が取付けられている。シンブルチューブ39は、コンジットチューブ37内から計装管台35及び炉内計装案内管36内を通し、下部炉心支持板25及び下部炉心板27を貫通して炉心28(燃料集合体29)まで挿通されている。
原子炉容器11は、炉心28の上方に上部プレナム40が設けられ、下方に下部プレナム41が設けられ、その間にダウンカマー部42が形成されている。
ここで、制御棒クラスタ案内管32について説明する。図11は、制御棒クラスタ案内管を表す概略図である。
制御棒クラスタ案内管32は、図11に示すように、ステンレス鋼製であり、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53が直列に結合されて構成されている。上部ガイドチューブ51は、円筒部61の下部にフランジ部62が設けられており、フランジ部62は、2個の結合用孔62aと、4個の取付用孔62bが形成されている。中部ガイドチューブ52は、角筒部63の上部に上フランジ部64が設けられると共に、下部に下フランジ部65が設けられている。そして、上フランジ部64は、2個の結合用孔64aと、4個の取付用孔64bが形成され、下フランジ部65は、図示しないが、結合用孔と取付用孔が形成されている。下部ガイドチューブ53は、枠部66の上下にフランジ部67,68が設けられており、図示しないが、結合用孔と取付用孔が形成されている。また、下部ガイドチューブ53は、下フランジ部68に支持ピン69が取付けられている。
上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52は、フランジ部62と上フランジ部64が密着し、結合ボルト71が各結合用孔62a,64aを用いて結合されている。また、中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53は、下フランジ部65と上フランジ部67が密着し、結合ボルト72が各結合用孔を用いて結合されている。そして、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53が結合されて構成された制御棒クラスタ案内管32は、各フランジ部62,64が上部炉心支持板22に密着し、取付ボルト73が各取付用孔62b,64bを用いて固定されると共に、各フランジ部65,67が上部炉心板24に密着し、図示しないが、取付ボルトが各取付用孔を用いて固定される。
このように構成された制御棒クラスタ案内管32は、前述したように、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53が直列に結合されて組み立てられた後、洗浄作業と通過試験が実施される。
本実施形態のガイドチューブ用移送ラックは、上述した制御棒クラスタ案内管32を搭載して移送するものである。以下、本実施形態のガイドチューブ用移送ラックについて説明する。図1は、本実施形態のガイドチューブ用移送ラックを表す正面図、図2は、ガイドチューブ用移送ラックを表す平面図、図3は、取付座を除いたガイドチューブ用移送ラックを表す斜視図である。
本実施形態において、図1から図3に示すように、ガイドチューブ用移送ラック100は、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53が結合されて組み立てられたガイドチューブ、つまり、制御棒クラスタ案内管32を搭載するものであり、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100に支持したままで、組立作業、洗浄作業、通過試験を行うものである。
ガイドチューブ用移送ラック100は、水平方向に並列される複数の収容空間部Sを有するラック本体101と、ラック本体101における複数の収容空間部Sの上部に設けられてフランジ部62,64を載置することで、制御棒クラスタ案内管32を吊下げ支持する複数の取付座102とを有している。
ラック本体101は、複数の四角筒材が水平方向に交差するように連結されて構成された下部構造体111と、複数の四角筒材が鉛直方向及び交差するように連結されて構成された後部構造体112と、複数の四角筒材が鉛直方向及び斜め方向に交差するように連結されて構成された複数の側部構造体113とが組み合わされて構成されている。後部構造体112は、下部構造体111上の後部に立設して連結されており、複数の側部構造体113は、下部構造体111上に一定間隔をもって立設し、この下部構造体111と後部構造体112に連結されている。
ラック本体101は、下部構造体111と後部構造体112と複数の側部構造体113と組み合わされて連結されることで、各側部構造体113の間に収容空間部Sがそれぞれ確保されている。後部構造体112及び複数の側部構造体113は、上端部に上部構造体114が固定されている。この上部構造体114は、複数(本実施形態では、4個)の取付座102が連結板115により連結されて構成されている。この場合、各取付座102は、各収容空間部Sの上方に配置されることとなり、各収容空間部S(ラック本体101)の高さは、中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53を結合した長さより長く設定されている。
取付座102は、リング形状をなし、一方側に中部ガイドチューブ52を挿入するための開口部116が設けられている。また、上部構造体114は、各取付座102の各開口部116に対応して中部ガイドチューブ52を取付座102内に案内するためのガイド部117,118が設けられている。
即ち、各取付座102は、連結板115上に載置され、複数のボルト119により固定されている。ガイド部117,118は、取付座102の開口部116の両側で連結板115上に載置され、複数のボルト120,121により固定されている。そして、取付座102は、上部ガイドチューブ51及び中部ガイドチューブ52における各フランジ部62,64に形成された取付用孔62b,64bに対応する位置に、固定ねじ122が螺合する固定ねじ孔123が設けられている。
また、ガイドチューブ用移送ラック100は、ラック本体101における側部にそれぞれ吊り金具124が設けられている。
制御棒クラスタ案内管32は、ガイドチューブ用移送ラック100を用いて上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53が結合された後、制御棒クラスタ案内管32がガイドチューブ用移送ラック100に吊下げ支持された状態で移動し、洗浄作業と通過試験が行われる。
図6は、ガイドチューブ用移送ラックの移動台車を表す概略図、図7は、制御棒クラスタ案内管の洗浄作業を表す概略図、図8は、制御棒クラスタ案内管の通過試験を表す概略図である。
即ち、図6に示すように、制御棒クラスタ案内管32が吊下げ支持されたガイドチューブ用移送ラック100は、電動台車150に搭載可能となっており、電動台車150は、レール151に沿って移動可能となっている。このとき、ガイドチューブ用移送ラック100は、電動台車150上に載置され、固定部材152,153により固定されている。
また、図7に示すように、制御棒クラスタ案内管32が吊下げ支持されたガイドチューブ用移送ラック100は、洗浄作業架台160内に配置可能となっている。洗浄作業架台160は、内部に洗浄液(例えば、純水)が充填されており、各制御棒クラスタ案内管32が浸漬されている。洗浄機161は、ホース162が各制御棒クラスタ案内管32の上端部に連結されており、内部に洗浄液を所定時間だけ供給し続けることで、内部を洗浄する。
また、図8に示すように、洗浄済の制御棒クラスタ案内管32は、ガイドチューブ用移送ラック100に吊下げ支持された状態で、保管作業架台170に保管されている。保管作業架台170は、複数の保管架台171と1個の試験架台172を有している。制御棒クラスタ案内管32が吊下げ支持されたガイドチューブ用移送ラック100は、試験台175に配置可能である。通過試験装置173は、制御棒クラスタ案内管32の上端部に装着された試験治具174と、試験治具174内に設けられた通過治具(図示略)を昇降させる牽引ロープ175とを有しており、通過治具が制御棒クラスタ案内管32内を適正に通過するかどうかの試験を行う。
ここで、本実施形態のガイドチューブの組立試験方法について説明する。図4は、上部ガイドチューブと中部ガイドチューブの接合部を表す正面図、図5は、上部ガイドチューブと中部ガイドチューブの接合部を表す平面図、図9は、制御棒クラスタ案内管の組立試験方法を表すフローチャートである。
本実施形態のガイドチューブの組立試験方法は、中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53をガイドチューブ用移送ラック100に吊下げ支持する工程と、ガイドチューブ用移送ラック100に支持された中部ガイドチューブ52の上フランジ部64に上部ガイドチューブ51のフランジ部62を結合する工程と、上部ガイドチューブ51のフランジ部62及び中部ガイドチューブ52の上フランジ部64をガイドチューブ用移送ラック100に固定する工程と、ガイドチューブ用移送ラック100を洗浄作業架台160に移動して制御棒クラスタ案内管32の洗浄作業を行う工程と、ガイドチューブ用移送ラック100を試験架台172に移動して制御棒クラスタ案内管32の通過試験を行う工程とを有している。
ガイドチューブの組立試験方法について詳細に説明すると、図9に示すように、ステップS1にて、ガイドチューブ用移送ラック100の準備作業を行う。即ち、図示しないクレーンを用いて仮置き場にあったガイドチューブ用移送ラック100を所定の位置まで搬送する。ステップS2にて、中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53とを結合する。即ち、中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53を横倒しとし、下フランジ部65と上フランジ部67を密着させ、複数の結合ボルト72を用いて両者を結合する。
ステップS3にて、結合された中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53をガイドチューブ用移送ラック100に吊下げ支持する。即ち、図1及び図2に示すように、まず、クレーンにより上フランジ64を介して中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53を吊上げ、ガイド部117,118により開口部116から取付座102内に挿入する。次に、クレーンにより中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53を吊下げ、上フランジ部64を取付座102に載置する。このとき、フランジ部64の各取付用孔64bが取付座102の固定ねじ孔123に一致するように、中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53を位置決めする。
ステップS4にて、ガイドチューブ用移送ラック100に支持された中部ガイドチューブ52に上部ガイドチューブ51を結合する。即ち、図1に示すように、クレーンにより吊り具130を介して上部ガイドチューブ51を吊上げて移動し、フランジ部62をガイドチューブ用移送ラック100に支持された中部ガイドチューブ52の上フランジ部64上に載置する。このとき、各フランジ部62,64の各取付用孔62b,64b及び各結合用孔62a,64aが一致するように上部ガイドチューブ51を位置決めする。そして、図4及び図5に示すように、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52は、フランジ部62と上フランジ部64が密着した状態で、結合ボルト71が各結合用孔62a,64aを貫通して結合される。
ステップS5にて、上部ガイドチューブ51のフランジ部62及び中部ガイドチューブ52の上フランジ部64をガイドチューブ用移送ラック100に固定する。即ち、上部ガイドチューブ51のフランジ部62の各取付用孔62bと、中部ガイドチューブ52の上フランジ部64の各取付用孔64bと、取付座102の各固定ねじ孔123が一致していることから、固定ねじ122を取付用孔62bと取付用孔64bを貫通し、固定ねじ孔123に螺合することで、上部ガイドチューブ51及び中部ガイドチューブ52、つまり、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100に固定する。
そして、ステップS6にて、ガイドチューブ用移送ラック100を洗浄作業架台160に移動して制御棒クラスタ案内管32の洗浄作業を行う。続いて、ステップS7にて、ガイドチューブ用移送ラック100を試験架台172に移動して制御棒クラスタ案内管32の通過試験を行う。その後、ステップS8にて、制御棒クラスタ案内管32を分解して各ガイドチューブ51,52,53を梱包する。即ち、固定ねじ122を弛緩することで、ガイドチューブ用移送ラック100への制御棒クラスタ案内管32の固定を解除し、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100から降ろす。そして、結合ボルト71,72を弛緩することで、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52と下部ガイドチューブ53の結合を解除する。分解された各ガイドチューブ51,52,53は、養生袋に収容されて梱包される。
このように本実施形態のガイドチューブ用移送ラックにあっては、水平方向に並列される複数の収容空間部Sを有するラック本体101と、ラック本体101における複数の収容空間部Sの上部に設けられてフランジ部62,64を載置することで制御棒クラスタ案内管(ガイドチューブ)32を吊下げ支持する複数の取付座102とを設けている。
従って、制御棒クラスタ案内管(ガイドチューブ)32は、フランジ部62,64が取付座102に載置されることで、ラック本体101における収容空間部Sに吊下げ支持されることから、中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53をラック本体101に吊下げ支持した状態で、上部ガイドチューブ51を結合することができる。また、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100に支持したまま移送することで、制御棒クラスタ案内管32を各種の作業場所に移動することができる。その結果、制御棒クラスタ案内管32における各種の作業を容易に行うことができ、制御棒クラスタ案内管32に対する各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図ることができる。
本実施形態のガイドチューブ用移送ラックでは、取付座102をリング形状とし、中部ガイドチューブ52を挿入するための開口部116を設けている。従って、中部ガイドチューブ52を開口部116から取付座102内に挿入し、この中部ガイドチューブ52の上フランジ部64を容易に取付座102に載置することができる。
本実施形態のガイドチューブ用移送ラックでは、開口部116に中部ガイドチューブ52を案内するためのガイド部117,118を設けている。従って、中部ガイドチューブ52を容易に取付座102内に挿入することができる。
本実施形態のガイドチューブ用移送ラックでは、上フランジ部64に形成された取付用孔64bに対応する取付座102の所定の位置に固定ねじ122が螺合する固定ねじ孔123を設けている。従って、上部ガイドチューブ51と中部ガイドチューブ52を結合した後、各フランジ部62,64に形成された取付用孔62b,64bと取付座102の固定ねじ孔123を一致させ、固定ねじ122を取付用孔62b,64bを貫通して固定ねじ孔123に螺合することで、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100に吊下げた状態で固定することができ、その後、制御棒クラスタ案内管32をガイドチューブ用移送ラック100ごと移送して各種の作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
本実施形態のガイドチューブ用移送ラックでは、ラック本体101に複数の吊り金具124を設けている。従って、複数の吊り金具124を用いて複数の制御棒クラスタ案内管32が支持されたガイドチューブ用移送ラック100を吊上げることができ、複数の制御棒クラスタ案内管32を纏めて移送することができる。
また、本実施形態のガイドチューブの組立試験方法にあっては、中部ガイドチューブ52及び下部ガイドチューブ53をガイドチューブ用移送ラック100に吊下げ支持する工程と、ガイドチューブ用移送ラック100に支持された中部ガイドチューブ52の上フランジ部64に上部ガイドチューブ51のフランジ部62を結合する工程と、上部ガイドチューブ51のフランジ部62及び中部ガイドチューブ52の上フランジ部64をガイドチューブ用移送ラック100に固定する工程と、ガイドチューブ用移送ラック100を洗浄作業架台160に移動して制御棒クラスタ案内管32の洗浄作業を行う工程と、ガイドチューブ用移送ラック100を試験架台172に移動して制御棒クラスタ案内管32の通過試験を行う工程とを設けている。
従って、制御棒クラスタ案内管32における各種の作業を容易に行うことができ、制御棒クラスタ案内管32に対する各種の作業時間を短縮して作業性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態にて、複数の四角筒材を連結した下部構造体111と後部構造体112と側部構造体113とを組み合わせてラック本体101を構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、板材を組み合わせてラック本体を形成してもよい。
また、上述した実施形態では、ラック本体101の上部に4個の取付座102を固定したが、その数に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、本発明のガイドチューブ用移送ラック及びガイドチューブの組立試験方法を制御棒クラスタ案内管32に適用して説明したが、この構成に限定されるものではない。
10 加圧水型原子炉
11 原子炉容器
21 炉心槽
22 上部炉心支持板
24 上部炉心板
25 下部炉心支持板
27 下部炉心板
28 炉心
29 燃料集合体
30 制御棒
31 制御棒クラスタ
32 制御棒クラスタ案内管(ガイドチューブ)
33 制御棒駆動装置
34 制御棒クラスタ駆動軸
51 上部ガイドチューブ(ガイドチューブ本体)
52 中部ガイドチューブ(ガイドチューブ本体)
53 下部ガイドチューブ(ガイドチューブ本体)
61 円筒部
62 フランジ部
62a 結合用孔
62b 取付用孔
63 角筒部
64 上フランジ部
64a 結合用孔
64b 取付用孔
65 下フランジ部
66 枠部
67 上フランジ部
68 下フランジ部
69 支持ピン
71,72 結合ボルト
100 ガイドチューブ用移送ラック
101 ラック本体
102 取付座
111 下部構造体
112 後部構造体
113 側部構造体
114 上部構造体
115 連結板
116 開口部
117,118 ガイド部
119 ボルト
120,121 ボルト
122 固定ボルト
123 固定ねじ孔
124 吊り金具
150 電動台車
160 洗浄作業架台
161 洗浄機
170 保管作業架台
171 保管架台
172 試験架台
173 通過試験装置
S 収容空間部

Claims (5)

  1. フランジ部を介して複数のガイドチューブ本体が結合されて構成されて内部に制御棒クラスタを挿通可能なガイドチューブを搭載するガイドチューブ用移送ラックであって、
    水平方向に並列される複数の収容空間部を有するラック本体と、
    前記ラック本体における前記複数の収容空間部の上部に設けられて前記フランジ部を載置することで前記ガイドチューブを吊下げ支持する複数の取付座と、
    を有し、
    前記取付座は、前記フランジ部に形成された取付用孔に対応する位置に、固定ボルトが螺合する固定ねじ孔が設けられる
    ことを特徴とするガイドチューブ用移送ラック。
  2. 前記取付座は、リング形状をなし、前記ガイドチューブを挿入するための開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のガイドチューブ用移送ラック。
  3. 前記開口部に前記ガイドチューブを案内するためのガイド部が設けられることを特徴とする請求項2に記載のガイドチューブ用移送ラック。
  4. 前記ラック本体は、複数の吊り金具が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガイドチューブ用移送ラック。
  5. フランジ部を介して複数のガイドチューブ本体が結合されて構成されて内部に制御棒クラスタを挿通可能なガイドチューブの組立試験を行うガイドチューブの組立試験方法であって、
    一方のガイドチューブ本体をフランジ部により移送ラックに吊下げ支持する工程と、
    前記移送ラックに支持された前記一方のガイドチューブ本体のフランジ部に他方のガイドチューブ本体のフランジ部を結合する工程と、
    前記一方のガイドチューブ本体のフランジ部と前記他方のガイドチューブ本体のフランジ部を前記移送ラックに固定する工程と、
    前記移送ラックを洗浄作業架台に移動して前記ガイドチューブの洗浄作業を行う工程と、
    前記移送ラックを試験架台に移動して前記ガイドチューブの通過試験を行う工程と、
    を有することを特徴とするガイドチューブの組立試験方法。
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