JP6509431B2 - センサユニット、およびセンサユニットを有する空気調和機の室内機 - Google Patents

センサユニット、およびセンサユニットを有する空気調和機の室内機 Download PDF

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Description

本発明は、物体の温度などを非接触で検出する非接触型センサを有するセンサユニット、およびセンサユニットを有する空気調和機の室内機に関するものである。
従来、物体の温度などを非接触で検出する非接触型センサを有するセンサユニットを備えた空気調和装置の室内機がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の空気調和機の室内機は、運転時に非接触型センサが水平方向に回転駆動し、空調対象域の人体の温度、壁の温度、床の温度、家具の位置、人体の活動量、天井の温度、日射量、間取りなどを広範囲に走査して検出している。そうすることで、無駄な空調を省いた運転、つまり、消費電力を低減した運転を行うことができるようになっている。なお、非接触型センサとしては、焦電型、熱起電力型などの熱型赤外線検出センサ、および可視光カメラなどがある。
また、特許文献1に記載の空気調和機の室内機は、停止時は非接触型センサが室内機の収納部へ収納され、美観を損なわないようになっている。一方、室内機の運転時、非接触型センサは螺旋状のガイドに沿って回転しながら徐々に室内機から突出し始め、ガイドの終点まで回転したところで一度停止する。このとき、非接触型センサは収納部から最大に突出した状態となっている。次に、非接触型センサは、ある一定角度まで逆方向に回転し、指定の角度まで回転したら、再び逆方向に回転する。その動作を繰り返すことで対象物を広範囲にわたって走査し、検出している。
特許第5537333号公報
非接触型センサは室内機の制御基板と通信線で接続されており、非接触型センサの検知結果は通信線を介して制御基板に送られる。非接触型センサが上述のように上下に移動し、左右に回転すると、通信線も非接触型センサの動きに追従する。非接触型センサの回転に応じて通信線が回転することにより、通信線にねじれおよび屈曲が生じ、その結果、通信線が周囲部品と干渉してしまうことがある。そして、通信線が周囲部品と干渉する際に通信線に過度の応力が発生し、通信線が断線して非接触型センサと室内機の制御基板との間でデータの通信ができなくなるという恐れがある。
また、通信線の動く範囲には規制がなく、非接触センサと共に動くと、周辺部品に挟まる恐れがあった。周辺部品に挟まると通信線が断線する恐れや、通信線にクセが付き、非接触センサの動きに影響を及ぼす恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、通信線に断線の恐れやクセのつく恐れがないセンサユニット、およびそれを有する空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係るセンサユニットは、非接触で検出対象の情報を検出する非接触センサと、前記非接触センサに接続される通信線と、前記非接触センサが収納される円筒状の部材であって、一方の端部側に前記非接触センサが露出するセンサ窓が形成され、前記通信線が他方の端部側から外部に導かれるセンサケースと、前記センサケースを前記センサケースの軸方向を中心に回転自在にかつ前記センサケースの軸方向に沿って移動自在に保持するセンサケース保持部材と、前記センサケースの前記他方の端部側に設けられ、前記センサケースの軸方向に沿った移動を案内する案内部材と、前記センサケースの動きに伴う前記通信線の動きを規制する規制部材とを備えたセンサユニットであって、前記センサユニットに搭載される部品を部分的に覆う内壁面と、前記内壁面から下方向に向かって延びる壁部とを有する上部カバーを備え、前記規制部材は、対向する一対の側壁部と、前記一対の側壁部の一方の側端部同士を接続する第1の接続部と、他方の側端部同士を接続する第2の接続部とを有し、前記通信線は、前記一対の側壁部の下端部で開口する開口部と、前記第1の接続部の下方で開口する開口部とを通されており、前記規制部材は、前記通信線が前記上部カバーの前記壁部と前記規制部材の前記一対の側壁部とで規定される空間内に常時位置するよう、設けられており、前記センサケースが前記センサユニットに収納されているとき、前記一対の側壁部によって前記通信線の動きが規制され、前記センサケースが前記センサユニットから突出しているとき、前記一対の側壁部と前記壁部とにより前記通信線の動きが規制されるものである。
本発明に係るセンサユニットによると、非接触センサに接続されている通信線の動きを規制する規制部材が設けられている。従って、非接触センサが保持されているセンサケースの動きに非接触センサが追従するとき、通信線の姿勢がセンサユニットの内方へ倒れこむ態様となることが防止される。その結果、通信線がセンサユニットに搭載された他の部品に挟まれることがなく、通信線の断線が防止される。また、通信線が他の部品に挟まれることがないため、通信線の形状が不必要に変形することがなく、非接触センサの動きに影響を与えることが防止される。
本発明の実施の形態に係るセンサユニットが搭載される室内機全体の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の正面図である。 本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る非接触センサアセンブリの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る非接触センサアセンブリの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレールカバーの一部の部材を省略して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレールカバーの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレールカバーを図8の線X−Xで切断して示す図である。 レールカバーの比較例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る、センサケース突出時のセンサユニットを図3の線Z−Zで切断して示す図である。 図11のセンサユニットの主要部の簡略図である。 センサケース突出時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。 本発明の実施の形態に係る、センサケース突出時のセンサユニットを図4の線Y−Yで切断して示す図である。 図14のセンサユニットの主要部の簡略図である。 センサケース突出時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。 本発明の実施の形態に係る、センサケース収納時のセンサユニットを、図3の線Z−Zの位置で切断して示す図である。 図17のセンサユニットの主要部の簡略図である。 センサケース収納時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。 本発明の実施の形態に係る、センサケース収納時のセンサユニットを、図4の線Y−Yの位置で切断して示す図である。 図20のセンサユニットの主要部の簡略図である。 センサケース収納時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。
以下に、本発明におけるセンサユニットの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面においては各構成部材の大きさは実際の装置とは異なる場合がある。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサユニットが搭載される室内機全体の斜視図である。室内機100は、壁面に取り付けられる背面筐体1と、背面筐体1の前面に取り付けられている前面パネル3とを有している。室内機100の底面には、背面筐体1側に吹出口2が配設され、前面パネル3側に上下風向調整板4が配設されている。さらに、室内機100の底面の右端部近傍には、非接触型センサを有するセンサユニット200が配設されている。また、室内機100の上面には吸入口(図示せず)が配設されている。室内機100の内部には、熱交換器、送風ファン、電気品箱、およびドレンパン(いずれも図示せず)が配設されている。送風ファンによって吸入口から室内機100の内部へ吸い込まれた室内空気は、熱交換器によって冷媒と熱交換されて冷気(冷房運転の場合)もしくは暖気(暖房運転の場合)となる。そして、その冷気もしくは暖気は、吹出口2を介して室内機100から室内へ送り出される。その際、上下風向調整板4の向きを制御することにより、冷気もしくは暖気の風向きが調整される。
図2は、本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の正面図である。図4は、本発明の実施の形態に係るセンサユニットのセンサケース突出時の左側面図である。センサユニット200は、上部カバー42(カバー部材)と載置プレート41(センサケース保持部材)とを有している。載置プレート41は、略矩形のプレート状の部材である。載置プレート41には、センサユニット200の各部品が搭載されると共に、略円筒状のセンサケース31が円筒状の軸心を中心に回転可能、かつ軸心に沿って上下運動可能に保持されている。上部カバー42は、載置プレート41に搭載された各部品を部分的に覆っている。図2〜図4には、センサケース31の一部が載置プレート41から下方へ突出している状態が示されている。
図5は、本発明の実施の形態に係る非接触センサアセンブリの斜視図である。図6は、本発明の実施の形態に係る非接触センサアセンブリの分解斜視図である。非接触センサアセンブリ30は、下部を構成するセンサケース31と上部を構成するレールカバー32と、レールカバー32をセンサケース31に取り付ける取付部材33とを有している。センサケース31は円筒状を有しており、レールカバー32が取り付けられていない側の端部、すなわち先端にはセンサ窓部31aが形成されている。
非接触センサ50は、空調対象域の物体、例えば、人体、壁、床の温度などを非接触で検出するセンサである。非接触センサ50として、例えば、焦電型、熱起電力型などの熱型赤外線検出センサ、または、可視光カメラ、測距センサ、ドップラーセンサ、光度センサ、マイクなどが用いられる。非接触センサ50は、略四角柱で中空のセンサベース51の内部に保持されている。センサベース51は、非接触センサ50を内部に保持した状態で、センサケース31に収納されている。センサベースの先端には矩形の開口部51aが形成されている。非接触センサ50は、センサベース51の開口部51aおよびセンサケース31のセンサ窓部31aを介して露出している。駆動ギア34はギア保持部材35に保持されており、モータ(図示せず)の回転力をセンサケース31に伝達する。これにより、図2〜図4に示されるようにセンサケース31が載置プレート41から下方へ突出している状態において、センサケース31は軸心周りに回転制御される。センサケース31の軸心周りの回転に伴い、非接触センサ50が水平方向、すなわち左右方向に回転駆動され、空調対象域の物体の温度などを広範囲にわたって走査し、検出することができる。
図8は、本発明の実施の形態に係るレールカバーの斜視図である。図7は、本発明の実施の形態に係るレールカバーの一部の部材を省略して示す斜視図である。図9は、本発明の実施の形態に係るレールカバーを図8の線X−Xで切断して示す図である。レールカバー32は、薄板状の基部32aと駆動案内部材32bと側面カバー32cとを有している。駆動案内部材32bと側面カバー32cは、基部32aの一方の面上に立設されている。基部32aは略矩形の薄板状の部材である。駆動案内部材32bは、基部32aの一対の短辺部の一方の短辺の近傍において基部32aに立設されている。センサケース31が上下方向に駆動されるとき、駆動方向がぶれることがないよう、センサケース31は駆動案内部材32bにより支持されながら案内される。基部32aには、駆動案内部材32bが立設されている短辺とは反対側の短辺側に、非接触センサ50に接続された通信線43を通すための穴320が形成されている。
側面カバー32cは、基部32aから並行に延びる一対の側壁部321、322を有している。側壁部321および322は、矩形の薄板を基部32a側の角部のうちの一方の角部を矩形に切り欠いた形状を有している。すなわち、側壁部321および322は、上半分の横方向の長さが下半分の横方向の長さよりも長い形状を有している。一対の側壁部321、322の角部が切り欠かれている側の側端部は、上半分すなわち横方向の長さがより長い部分が接続部323により接続されている。接続部323の下端部には、上方向に向かって半円状に切り欠かれた通信線案内部323aが形成されている。一対の側壁部321、322の角部が切り欠かれていない側の側端部は、互いに近づく方向に所定の角度で屈曲しており、接続部324により接続されている。
以上の構成により、側面カバー32cは、一対の側壁部321、322の上端側で開口する開口部331aと、下端側で開口する開口部331bと、接続部323の下側で開口する開口部331cとを有している。すなわち、側面カバー32cは、上部および底部が開口している略直方体の箱状部材の、基部32a側に位置する一方の角部を、基部32aに垂直な面と基部32aに平行な面とで切り欠くと共に、角部が切り欠かれていない側部が面取り加工された形状を有している。側面カバー32cは、基部32aにおいて、一対の側壁部321、322の下端側の開口部331bが穴320の上部に位置するよう、形成されている。そして、レールカバー32は、基部32aがセンサケース31のセンサ窓部31aが設けられていない側の端部に対向するよう、取り付けられている。
通信線43は、一方の端部が非接触センサ50に接続され、他方の端部が室内機100に設けられている制御基板に接続されている。非接触センサ50で検知された情報は通信線43を介して室内機100の制御基板に送られる。通信線43は、非接触センサ50からレールカバー32の基部32aの穴320、側面カバー32cの開口部331b、開口部331cを通って、制御基板側へ延びている。
図11は、本発明の実施の形態に係る、センサケース突出時のセンサユニットを図3の線Z−Zで切断して示す図である。図12は、図11のセンサユニットの主要部の簡略図である。図13は、センサケース突出時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。図14は、本発明の実施の形態に係る、センサケース突出時のセンサユニットを図4の線Y−Yで切断して示す図である。図15は、図14のセンサユニットの主要部の簡略図である。図16は、センサケース突出時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。通信固定部43cは載置プレート41の内壁面に設けられたリブである。通信線43は通信固定部43cに係合している。すなわち、通信線43は、非接触センサ50から室内機100の制御基板に至る途中の一部が、通信固定部43cを介して載置プレート41に固定されている。尚、図11および図14の方向からセンサユニット200の各部材を透視的に見た場合の通信固定部43cと他の部材との相対的位置関係を明示するため、図11〜図16において、通信固定部43cは周辺部材に重ねて表示されている。また、これらの図において、非接触センサ50、通信固定部43c、および通信線43は、本実施の形態の構成の理解を助けるため、実際の大きさよりも大きく強調して示されている。
図13および図16に示す比較例は、例えば図7に示すように側面カバー32cが設けられていないレールカバー32が用いられている例である。この比較例においては、センサケース31がセンサユニット200から突出しているとき、通信線43を通信固定部43cで固定しているものの、通信線43は大きく折れ曲がり、センサユニットの内方へ深くまで届いている。これに対し、本実施の形態では上述の側面カバー32cが設けられているため、センサケース31が下方へ駆動され、センサユニット200から突出しているとき、通信線43はレールカバー32の側面カバー32cの内部に位置している。従って、側面カバー32cの側壁部321、322により通信線43の動きが規制されるため、柔軟性のある通信線43の姿勢がセンサユニットの内方へ倒れこむ態様となることが防止される。その結果、通信線43が不用意にセンサユニット内の他の搭載部品に接触あるいは接近することが防止される。
図17は、本発明の実施の形態に係る、センサケース収納時のセンサユニットを、図3の線Z−Zの位置で切断して示す図である。図18は、図17のセンサユニットの主要部の簡略図である。図19は、センサケース収納時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。図20は、本発明の実施の形態に係る、センサケース収納時のセンサユニットを、図4の線Y−Yの位置で切断して示す図である。図21は、図20のセンサユニットの主要部の簡略図である。図22は、センサケース収納時におけるセンサユニットの主要部の比較例の簡略図である。尚、図17および図20の方向から各部材を透視的に見た場合の通信固定部43cと他の部材との相対的位置関係を明示するため、図17〜図22において、通信固定部43cは周辺部材に重ねて表示されている。また、これらの図において、非接触センサ50、通信固定部43c、および通信線43は、本実施の形態の構成の理解を助けるため、実際の大きさよりも大きく強調して示されている。
図19および図22に示す比較例は、例えば図7に示すように側面カバー32cが設けられていないレールカバー32が用いられている例である。この比較例においては、センサケース31がセンサユニット200に収納されているとき、通信線43を通信固定部43cで固定しているものの、通信線43は大きく折れ曲がり、センサユニットの内方へ深くまで届いている。これに対し、本実施の形態では上述の側面カバー32cが設けられているため、センサケース31が上方へ駆動され、センサユニット200に収納されているとき、通信線43はレールカバー32の側面カバー32cの内部に位置している。従って、側面カバー32cの側壁部321、322により通信線43の動きが規制されるため、柔軟性のある通信線43の姿勢がセンサユニットの内方へ倒れこむ態様となることが防止される。その結果、通信線43が不用意にセンサユニット内の他の搭載部品に接触あるいは接近することが防止される。
以上のように、本実施の形態によれば、センサケース31がセンサユニット200から下方向へ突出している場合、およびセンサユニット200内に収納されている場合のいずれの場合においても、通信線43は側面カバー32cの内部に位置しており、通信線43の姿勢がセンサユニットの内方へ倒れこむ態様となることはない。すなわち、センサケース31が上下方向に駆動されても、センサケース31の動きに伴って通信線43の姿勢がセンサユニットの内方へ倒れこむ態様となって不用意にセンサユニット内の他の搭載部品に接触あるいは接近することがないよう、通信線43の動きは側面カバー32cにより規制されている。従って、通信線43がセンサユニット200に搭載された他の部品に挟まれることがなく、通信線43の断線が防止される。また、通信線43が他の部品に挟まれることがないため、通信線43の形状が不必要に変形することがなく、非接触センサ50の動きに影響を与えることが防止される。
図10は、レールカバーの比較例を示す図である。ここで、図9及び図10を用いて、接続部323の通信線案内部323aについて説明する。本実施の形態では、上述のように、接続部323の下端部に通信線案内部323aが形成されているが、図10の比較例では、通信線案内部は形成されていない。従って、この比較例においては、センサユニット200を室内機100に組み込み、制御基板から延びる通信線43をセンサユニット200の非接触センサ50に接続する際、通信線43をほぼ直角に曲げて挿入しなければならず、組立てが困難である。これに対し、本実施の形態では、上述のように接続部323に通信線案内部323aが形成されている。従って、通信線43をセンサユニット200の非接触センサ50に接続する際、図9に示すように、通信線43を通信線案内部323aに通すことができ、緩やかに挿入することができる。図9中、点線は、図10に示す比較例における通信線43の挿入態様を示している。接続部323の下端部に通信線案内部323aを形成することにより、センサユニット200の組立性が向上する。
図11および図14に示されるように、上部カバー42の内壁面には下方向に延びる壁部42a、壁部42bが設けられている。また、ユニット上ケースの側面42s1と側面42s2の間には段部42xが形成されている。
センサケース31が下方へ駆動され、載置プレート41から突出しているとき、レールカバー32の側面カバー32cの上端部は、壁部42aの下端部、壁部42bの下端部、段部42xよりも上方に位置している。換言すると、センサケース31が載置プレート41から突出しているとき、側面カバー32cの側壁部321の上縁部と上部カバー42の壁部42aの下縁部、側面カバー32cの側壁部322の上縁部と上部カバー42の側面42s1の下縁部、および、側面カバー32cの接続部324の上縁部と上部カバー42の壁部42bの下縁部は、側面視で重なり合っている。
すなわち、図12に示されるように、側面カバー32cの上端部の上下方向における高さと、上部カバー42の壁部42aの下端部の上下方向における高さとの差分Aは0よりも大きい。また、側面カバー32cの上端部の上下方向における高さと、上部カバー42の側面の段部42xの上下方向における高さとの差分Bは0よりも大きい。また、図15に示されるように、側面カバー32cの上端部の上下方向における高さと上部カバー42の壁部42bの下端部の上下方向における高さとの差分Cは0よりも大きい。
このように、センサケース31が下方向へ駆動され、上部カバー42から最も離れた位置に位置決めされた状態においても、レールカバー32の側面カバー32cの上端部は、壁部42aの下端部、壁部42bの下端部、段部42xよりも上方に位置するよう、側面カバー32cの上下方向の高さは設定されている。換言すると、センサケース31が上下方向のいずれの位置に駆動されても、側面カバー32cと壁部42aとの間、側面カバー32cと壁部42bとの間、および側面カバー32cと段部42xとの間には、上下方向において隙間が生じることがないよう、側面カバー32cの上下方向の高さは設定されている。この構成により、センサケース31が上下方向のいずれの位置に駆動されても、通信線43は常時、側面カバー32cの側壁部321と上部カバー42の壁部42a、側面カバー32cの側壁部322、上部カバー42の側面42s1の下縁部、および側面カバー32cの接続部324と上部カバー42の壁部42bで囲まれている。従って、仮に通信線43がセンサユニットの内方へ倒れ込みかけても、側面カバー32cの開口部331aから側面カバー32cの外方に変位することがなく、センサユニット200に搭載されている他部品の挟み込まれることが防止される。
1 背面筐体、2 吹出口、3 前面パネル、4 上下風向調整板、30 非接触センサアセンブリ、31 センサケース、31a センサ窓、32 レールカバー、32a 基部、32b 駆動案内部材、32c 側面カバー、33 取付部材、34 駆動ギア、35 保持部材、41 載置プレート(センサケース保持部材)、42 上部カバー、42a 壁部、42b 壁部、42s1 側面、42s2 側面、42x 段部、43 通信線、43c 通信固定部、50 非接触センサ、51 センサベース、51a 開口部、100 室内機、200 センサユニット、320 穴、321 側壁部、322 側壁部、323 接続部、323a 通信線案内部、324 接続部、331a 開口部、331b 開口部、331c 開口部。

Claims (2)

  1. 非接触で検出対象の情報を検出する非接触センサと、
    前記非接触センサに接続される通信線と、
    前記非接触センサが収納される円筒状の部材であって、一方の端部側に前記非接触センサが露出するセンサ窓が形成され、前記通信線が他方の端部側から外部に導かれるセンサケースと、
    前記センサケースを前記センサケースの軸方向を中心に回転自在にかつ前記センサケースの軸方向に沿って移動自在に保持するセンサケース保持部材と、
    前記センサケースの前記他方の端部側に設けられ、前記センサケースの軸方向に沿った移動を案内する案内部材と、
    前記センサケースの動きに伴う前記通信線の動きを規制する規制部材と
    を備えセンサユニットであって、
    前記センサユニットに搭載される部品を部分的に覆う内壁面と、前記内壁面から下方向に向かって延びる壁部とを有する上部カバーを備え、
    前記規制部材は、対向する一対の側壁部と、前記一対の側壁部の一方の側端部同士を接続する第1の接続部と、他方の側端部同士を接続する第2の接続部とを有し、
    前記通信線は、前記一対の側壁部の下端部で開口する開口部と、前記第1の接続部の下方で開口する開口部とを通されており、
    前記規制部材は、前記通信線が前記上部カバーの前記壁部と前記規制部材の前記一対の側壁部とで規定される空間内に常時位置するよう、設けられており、
    前記センサケースが前記センサユニットに収納されているとき、前記一対の側壁部によって前記通信線の動きが規制され、
    前記センサケースが前記センサユニットから突出しているとき、前記一対の側壁部と前記壁部とにより前記通信線の動きが規制されるセンサユニット。
  2. 請求項に記載のセンサユニットを有する空気調和機の室内機。
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