JP6509106B2 - ステータおよびステータの製造方法 - Google Patents
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Description
(ステータの構造)
図1〜図10を参照して、第1実施形態によるステータ100の構造について説明する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図1、図4〜図6および図10〜図12を参照して、第1実施形態による回転電機1(ステータ100)の製造方法について説明する。
第1実施形態の回転電機1(ステータ100)の製造方法は、同一の板部材5に打ち抜き加工を行うことにより、外周側コア嵌合部31を有する外周側板部材30と、外周側コア嵌合部31に嵌合される内周側コア嵌合部41を有する内周側板部材30とを形成する打ち抜き工程を備える。なお、本願明細書では、打ち抜き加工は、板部材5から型に沿って材料を切り離す加工のみならず、材料が板部材5に接続された状態を維持されながら、プレス装置102により成形される加工を含む、より広い概念を意味するものとして記載している。
次に、図10に示すように、内周側コア4に、3相(3組)のコイル5が取り付けられる。具体的には、1相当りに、第1コイル部51、第2コイル部52、および、複数(6個)の第3コイル部53がカセットコイルとして形成されたものを準備する。そして、内周側コア4の径方向の外側から、内周側コア4に、第1相目〜第3相目の第1コイル部51が取り付けられる。そして、内周側コア4の径方向の外側から、内周側コア4に、第1相目〜第3相目の第3コイル部53が取り付けられる。そして、内周側コア4の径方向の外側から、内周側コア4に、第1相目〜第3相目の第2コイル部52が取り付けられる。
そして、第1実施形態では、図9に示すように、外周側コア3と内周側コア4とが回転軸方向に相対移動されることによって、外周側コア3の外周側コア嵌合部31と、内周側コア4の内周側コア嵌合部41とを隙間嵌めすることにより、外周側コア3と内周側コア4とが嵌合される。なお、外周側コア嵌合部41の幅W1は、内周側コア嵌合部31の投影幅W4よりも大きく、隙間CL2を有するので、隙間嵌めすることが可能である。これにより、図1に示すように、第1実施形態によるステータ100の製造が終了される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(ステータの構造)
図13〜図15を参照して、第2実施形態によるステータ200の構造について説明する。第2実施形態のステータ200は、内周側コア嵌合部41が放射軸線Bまわりに傾斜された形状を有する上記第1実施形態と異なり、内周側コア嵌合部241が径方向から見て回転軸方向に窪むように曲げられた形状を有する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図16を参照して、第2実施形態によるステータ200の製造方法について説明する。なお、上記第1実施形態によるステータ100の製造方法と同一の内容については、説明を省略する。
図16に示すように、第2実施形態によるステータ200の順送工程は、第1実施形態によるステータ100の順送工程と、位置P5において行う工程が異なる。具体的には、第1実施形態によるステータ100の順送工程では、位置P5において、傾斜成形が行われる一方、第2実施形態によるステータ200の順送工程では、位置P5において、曲げ成形が行われる。詳細には、図14(a)の状態(曲げ成形前)の内周側板部材240から、プレス装置102により、図14(b)の状態(曲げ成形後)の内周側板部材240に、変形される。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(ステータの構造)
図17〜図19を参照して、第3実施形態によるステータ300の構造について説明する。第3実施形態のステータ300は、内周側コア嵌合部41(241)の投影幅を小さくすることにより、隙間嵌めを可能に構成していた第1実施形態のステータ100および第2実施形態のステータ200と異なり、外周側コア嵌合部331の歯部332の投影幅をW21からW22に小さくすることにより、隙間嵌めを可能に構成されている。なお、上記第1実施形態および上記第2実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図18および図20を参照して、第3実施形態によるステータ300の製造方法について説明する。なお、上記第1実施形態によるステータ100の製造方法と同一の内容については、説明を省略する。
図20に示すように、第3実施形態によるステータ300の順送工程は、第1実施形態によるステータ100の順送工程と、位置P5〜位置P7において行う工程が異なる。具体的には、第3実施形態によるステータ300の順送工程では、位置P5において、内周側板部材340に傾斜成形および曲げ成形を行わずに、内周側板部材340が位置P15に切り落とされる。そして、位置P7において、外周側板部材330の歯部332に曲げ成形が行われる。これにより、歯部332の投影幅をW21からW22に小さくされる。すなわち、投影幅をW21からW22に小さくすることを、複数の歯部332に、曲げ成形を行うことにより行う。そして、位置P8において、外周側板部材330が打ち抜かれ位置P18に切り落とされる。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
4、204 内周側コア
5 板部材(同一の板部材)
30、330 外周側板部材(第1板部材)
31、331 外周側コア嵌合部
32、332 歯部
40、240 内周側板部材(第2板部材)
41、241 内周側コア嵌合部
42、242 ティース部
43、243 ブリッジ部
100、200、300 ステータ
Claims (13)
- 外周側に配置され、外周側コア嵌合部を有する複数の第1板部材が積層された外周側コアと、
前記外周側コアの内周側に配置され、前記外周側コア嵌合部に嵌合される内周側コア嵌合部を有する複数の第2板部材が積層された内周側コアとを備え、
前記第1板部材の前記外周側コア嵌合部、および、前記第2板部材の前記内周側コア嵌合部のうちの少なくとも一方は、回転軸方向から見た投影幅が小さくなるように、回転軸方向と直交する平面に対して、径方向に沿った中心軸線まわりに傾斜された形状を有するか、または、径方向から見て回転軸方向に窪むように曲げられた形状を有する、ステータ。 - 前記第1板部材および前記第2板部材は、同一の板部材から形成されている、請求項1に記載のステータ。
- 前記第2板部材は、径方向の外側に突出するとともに、前記内周側コア嵌合部を含む複数のティース部を有し、
前記複数のティース部の前記内周側コア嵌合部は、前記傾斜された形状を有するか、または、前記曲げられた形状を有する、請求項1または2に記載のステータ。 - 前記第2板部材は、隣接する前記複数のティース部の径方向の内側の端部同士の間を接続するブリッジ部を含み、
前記複数のティース部の前記内周側コア嵌合部と、前記ブリッジ部とは、それぞれ、回転軸方向と直交する平面に対して、前記径方向に沿った中心軸線まわりに傾斜された形状を有する、請求項3に記載のステータ。 - 前記ブリッジ部は、回転軸方向と直交する平面に対して、前記径方向に沿った中心軸線まわりに、前記隣接する複数のティース部の前記内周側コア嵌合部が傾斜する方向とは反対方向に傾斜された形状を有する、請求項4に記載のステータ。
- 前記複数のティース部の前記内周側コア嵌合部は、それぞれ、径方向から見て回転軸方向の一方側に窪む凹形状を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のステータ。
- 前記複数のティース部は、前記凹形状の窪み度合が、前記内周側コア嵌合部から径方向の内側に向かって徐々に小さくなるように形成されている、請求項6に記載のステータ。
- 前記外周側コア嵌合部は、複数の歯部を有し、
前記複数の歯部は、前記傾斜された形状を有するか、または、前記曲げられた形状を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のステータ。 - 同一の板部材に打ち抜き加工を行うことにより、外周側コア嵌合部を有する第1板部材と、前記外周側コア嵌合部に嵌合される内周側コア嵌合部を有する第2板部材とを形成し、
前記第1板部材の前記外周側コア嵌合部、および、前記第2板部材の前記内周側コア嵌合部のうちの少なくとも一方に、回転軸方向と直交する平面に対して、径方向に沿った中心軸線まわりに傾斜する傾斜成形を行うか、または、径方向から見て回転軸方向に窪むように曲げる曲げ成形を行うことにより、回転軸方向から見た投影幅を小さくし、
前記外周側コア嵌合部と前記内周側コア嵌合部とを隙間嵌めすることにより、前記外周側コアと前記内周側コアとを嵌合する、ステータの製造方法。 - 前記第1板部材および前記第2板部材を形成することは、前記第1板部材の打ち抜き加工を行う場所と、前記第2板部材の打ち抜き加工を行う場所とに前記板部材を順次移動させて打ち抜き加工を行う順送工程であり、
前記投影幅を小さくすることは、前記順送工程中に、前記外周側コア嵌合部および前記内周側コア嵌合部のうちの少なくとも一方に、前記傾斜成形を行うか、または、前記曲げ成形を行うことである、請求項9に記載のステータの製造方法。 - 前記第2板部材は、径方向の外側に突出するとともに、前記内周側コア嵌合部を含む複数のティース部を含み、
前記投影幅を小さくすることは、前記複数のティース部の前記内周側コア嵌合部に前記傾斜成形を行うことである、請求項9または10に記載のステータの製造方法。 - 前記第2板部材は、隣接する前記複数のティース部の径方向の内側の端部同士の間を接続するブリッジ部を含み、
前記投影幅を小さくすることは、前記複数のティース部の前記内周側コア嵌合部を径方向に沿った中心軸線まわりに傾斜させる前記傾斜成形を行うとともに、前記内周側コア嵌合部を傾斜する方向とは反対方向に、前記複数のブリッジ部を傾斜させることである、請求項11に記載のステータの製造方法。 - 前記外周側コア嵌合部は、複数の歯部を有し、
前記投影幅を小さくすることは、前記複数の歯部に、前記傾斜成形を行うか、または、前記曲げ成形を行うことである、請求項9〜12のいずれか1項に記載のステータの製造方法。
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