JP6508743B1 - シェア購入システム、シェア購入方法、およびプログラム - Google Patents

シェア購入システム、シェア購入方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不特定の人物との商品シェア行為の心理的障壁を減らすための技術を提供する。【解決手段】シェア購入システム10は、シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、シェア商品の商品識別情報、およびシェア商品の提供数量を取得する提供情報取得部110と、シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、シェア商品の希望購入数量を取得する購入情報取得部120と、取得した希望購入数量に基づいてシェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成する小分け情報生成部130と、ロッカー装置におけるシェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する収納スペース情報取得部140と、提供者識別情報に基づいて小分け情報を提供者の端末に通知し、かつ、購入者識別情報に基づいて収納スペース情報を購入希望者の端末に通知する通知部150とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シェア購入システム、シェア購入方法、およびプログラムに関する。
シェア購入システムに関する技術の一例が、例えば、下記特許文献1乃至3に開示されている。特許文献1および特許文献2は、インターネット上での共同購入システムについて開示している。特許文献3は、大容量の商品を販売する倉庫型店舗などでの共同購入を支援する技術を開示している。
特開2002−007758号公報 特開2002−133205号公報 特開2013−171321号公報
例えば、上述の特許文献3の技術では、商品をシェア購入する場合に不特定の人物(見知らぬ人物)と直接会わなければならない。不特定の人物と直接会うことは、人によっては大きな心理的障壁となり得る。この心理的障壁によって、シェア購入による潜在的な商品販売機会が損なわれている可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、不特定の人物との商品シェア行為の心理的障壁を減らすための技術を提供することである。
本発明によれば、
シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得する提供情報取得手段と、
前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する購入情報取得手段と、
前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成する小分け情報生成手段と、
ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する収納スペース情報取得手段と、
前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知する通知手段と、
前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行う決済手段と、
前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する開錠手段と、
を備えるシェア購入システムが提供される。
本発明によれば、
少なくとも1台のコンピュータが、
シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得し、
前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得し、
前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成し、
ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得し、
前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知し、
前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行い、
前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
ことを含むシェア購入方法が提供される。
本発明によれば、
少なくとも1台のコンピュータに、上述のシェア購入方法を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、不特定の人物との商品シェア行為の心理的障壁を減らし、商品販売機会を拡大させることができる。
第1実施形態に係るシェア購入システムの機能構成を概念的に示すブロック図である。 第1実施形態に係るシェア購入システムのハードウエア構成を例示する図である。 第1実施形態に係るシェア購入システムの動作を例示するフローチャートである。 第2実施形態に係るシェア購入システムの機能構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態に係るシェア購入システムのハードウエア構成を例示する図である。 第2実施形態のシェア購入システムのシステム構成を例示するブロック図である。 シェア提供情報およびシェア購入情報を登録する流れを例示するフローチャートである。 シェア提供情報DBの一例を示す図である。 シェア購入情報DBの一例を示す図である。 シェアIDと収納スペース情報との対応関係をテーブル形式で記憶する情報の一例を示す図である。 通知部からの通知があった後の、シェア提供者、シェア購入者、およびシェア購入システムの動作を示すシーケンス図である。 通知部からの通知があった後の、シェア提供者、シェア購入者、およびシェア購入システムの動作を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係るシェア購入システムの機能構成を概念的に示すブロック図である。 第3実施形態に係るシェア購入システムの機能構成を概念的に示すブロック図である。 第4実施形態に係るシェア購入システムのハードウエア構成を例示する図である。 第4実施形態に係るシェア購入システムの動作を例示するフローチャートである。
[概要説明]
本発明は、例えばホールセールクラブや業務用スーパーといった店舗で利用され得る。ホールセールクラブや業務用スーパーといった店舗で取り扱われている商品は、一般的な小売店よりも大容量である。そして、このような大容量の商品を複数の利用客で分け合って購入する、所謂シェア購入が行われることがある。シェア購入は、代表者として商品を購入し、必要量を超える分の商品を他者に提供する人物(以下、「シェア提供者」と表記)と、シェア提供者から提供される商品を購入する人物(以下、「シェア購入者」と表記)と、により行われる。但し、不特定の人物(見知らぬ人物)と商品をシェアすることに対して心理的障壁を持つ人もいる。この心理的障壁のため、知人と一緒でないといった場合に、店舗の利用客が商品の購入を見合わせることもある。本発明は、詳しくは後述するような、不特定の人物と直接会わずに商品をシェアすることを可能にする構成を有する。この構成によれば、不特定の人物と直接会わなくてもよいため、商品をシェアすることに対する心理的障壁を減らすことできる。結果として、例えば商品の売上向上といった効果が得られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔機能構成〕
図1は、第1実施形態に係るシェア購入システム10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図1に示されるように、本実施形態のシェア購入システム10は、提供情報取得部110、購入情報取得部120、小分け情報生成部130、収納スペース情報取得部140、および通知部150を含んで構成される。
提供情報取得部110は、シェア購入対象の商品(以下、「シェア商品」とも表記)の提供者(シェア提供者)を識別する提供者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、シェア商品の提供数量を取得する。以下、提供者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、シェア商品の提供数量を含む情報を、「シェア提供情報」と表記する。
購入情報取得部120は、提供者から提供されたシェア商品の購入希望者(シェア購入者)を識別する購入者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、シェア商品の希望購入数量を取得する。以下、購入者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、シェア商品の希望購入数量を含む情報を、「シェア購入情報」と表記する。
小分け情報生成部130は、購入情報取得部120により取得されたシェア商品の希望購入数量に基づいて、当該シェア商品の小分け情報を生成する。ここで、小分け情報は、シェア商品の小分けの仕方を示す情報である。
収納スペース情報取得部140は、収納スペース情報を取得する。収納スペース情報は、ロッカー装置(図示せず)においてシェア商品を収納すべき場所(収納スペース)を示す情報である。ここで、ロッカー装置は、提供者と購入希望者との間でシェア商品を受け渡す際、当該シェア商品の一時的な保管場所として利用される装置である。ロッカー装置は、1以上の収納スペースを有している。また、各収納スペースには、電子錠などにより施錠可能な扉が設けられている。
通知部150は、提供者識別情報に基づいて小分け情報を、図示しない提供者の端末(以下、「提供者端末」と表記)に通知する。また、通知部150は、購入者識別情報に基づいて収納スペース情報取得部140により取得された収納スペース情報を、図示しない購入希望者の端末(以下、「購入者端末」と表記)に通知する。
〔ハードウエア構成〕
シェア購入システム10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、シェア購入システム10の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図2は、第1実施形態に係るシェア購入システム10のハードウエア構成を例示する図である。図2に示されるように、シェア購入システム10は、ロッカー装置20、サーバ装置30、携帯端末40、および店舗端末50を含んで構成される。
ロッカー装置20は、提供者と購入希望者との間でシェア商品を受け渡す際、シェア商品の一時的な保管場所として利用される装置である。ロッカー装置20は、商品を収納するための1以上の収納スペースを有している。また、各収納スペースには、施錠可能な扉が設けられている。また図示していないが、ロッカー装置20には、商品代金を受け付ける代金支払装置、各収納スペースに収納された物体(シェア商品)の重量を計測する重量センサ、商品に付されたバーコードや商品画像から商品を認識する商品認識装置などが備えられていてもよい。
サーバ装置30は、図1の各処理部を備える装置である。サーバ装置30は、バス302、プロセッサ304、メモリ306、ストレージデバイス308、入出力インタフェース310、及びネットワークインタフェース312を有する。
バス302は、プロセッサ304、メモリ306、ストレージデバイス308、入出力インタフェース310、及びネットワークインタフェース312が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ304などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ304は、CPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。メモリ306は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。ストレージデバイス308は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス308は、シェア購入システム10の各機能(提供情報取得部110、購入情報取得部120、小分け情報生成部130、収納スペース情報取得部140、通知部150など)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ304は、これら各プログラムモジュールをメモリ306上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。
入出力インタフェース310は、サーバ装置30と各種入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース310には、例えば、マウスやキーボードなどの入力用デバイス、ディスプレイ装置などの出力用デバイス、タッチパネルなどの入出力用デバイスが接続される。
ネットワークインタフェース312は、サーバ装置30をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース312がネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。サーバ装置30は、ロッカー装置20、携帯端末40、および店舗端末50などの外部装置と、ネットワークインタフェース312を介して通信可能に接続される。
携帯端末40は、店舗の利用客が所有する端末である。特に限定されないが、携帯端末40は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などである。店舗の利用客は、携帯端末40を用いて、シェア提供情報またはシェア購入情報を登録することができる。シェア提供情報を登録した人物が「シェア提供者」であり、当該人物が所有する携帯端末40が「提供者端末」である。また、シェア購入情報を登録した人物が「シェア購入者」であり、当該人物が所有する携帯端末40が「購入者端末」である。
店舗端末50は、店舗内に配置されている、店舗の利用客が自由に使用可能な端末である。シェア提供者は、上述の携帯端末40の代わりに店舗端末50を用いて、シェア提供情報を登録することができる。また、シェア購入者は、上述の携帯端末40の代わりに店舗端末50を用いて、シェア購入情報を登録することができる。
なお、図2に示される構成はあくまで例示であり、本発明のハードウエア構成は図2の構成に限定されない。例えば、ロッカー装置20とサーバ装置30は一体の装置として実現されてもよい。この場合、ロッカー装置20がシェア購入システム10の各処理部を有することになる。
〔動作例〕
図3を用いて、本実施形態に係るシェア購入システム10の動作について説明する。図3は、第1実施形態に係るシェア購入システム10の動作を例示するフローチャートである。
まず、提供情報取得部110は、ある商品に関するシェア提供情報を、シェア提供者の携帯端末40(提供者端末)または店舗端末50から取得する(S102)。シェア提供情報は、例えば次のようにして取得される。まず、シェア提供者が、自身の識別情報(例えば、所定のユーザIDなど)、シェア商品の識別情報(例えば、商品IDや商品名など)、および、シェア商品の提供数量(例えば、10個1パックのシェア商品について「5個」など)を、携帯端末40(提供者端末)または店舗端末50に入力する。この入力に基づいて、シェア提供者を識別する提供者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、当該シェア商品の提供数量を含むシェア提供情報が生成される。提供情報取得部110は、携帯端末40(提供者端末)または店舗端末50からシェア提供情報を取得してストレージデバイス308などに記憶する。
購入情報取得部120は、ある商品に関するシェア購入情報を、シェア購入者の携帯端末40(購入者端末)または店舗端末50から取得する(S104)。シェア購入情報は、例えば次のようにして取得される。まず、シェア購入者が、自身の識別情報(例えば、所定のユーザIDなど)、シェア商品の識別情報(例えば、商品IDや商品名など)、および、シェア商品の希望購入数量(例えば、10個1パックのシェア商品について「5個」など)を、携帯端末40(購入者端末)または店舗端末50に入力する。この入力に基づいて、シェア購入者を識別する購入者識別情報、シェア商品の商品識別情報、および、当該シェア商品の希望購入数量を含むシェア購入情報が生成される。購入情報取得部120は、携帯端末40(購入者端末)または店舗端末50からシェア購入情報を取得してストレージデバイス308などに記憶する。
小分け情報生成部130は、シェア購入情報に含まれる希望購入数量に基づいて、シェア商品の小分け情報を生成する(S106)。例えば、10個で1パックのシェア商品に関するシェア購入情報の希望購入数量が「5個」であった場合、小分け情報生成部130は、シェア商品を半パック(5個)に小分けすることを示す小分け情報を生成する。
通知部150は、小分け情報生成部130により生成された小分け情報を、シェア提供者の携帯端末40に通知する(S108)。シェア提供者の携帯端末40と通信するためのアドレス情報は、例えば提供者識別情報と紐付けられた状態で、メモリ306やストレージデバイス308などに予め記憶されている。この場合、通知部150は、S102の処理で取得した提供者識別情報を基に、メモリ306やストレージデバイス308などシェア提供者の携帯端末40のアドレス情報を読み出すことができる。また、シェア提供者の携帯端末40や店舗端末50から取得される提供者識別情報がシェア提供者の携帯端末40のアドレス情報である場合、通知部150は、提供者識別情報として取得されたアドレス情報を使用することができる。
通知部150から通知された小分け情報は、例えば、シェア提供者の携帯端末40のディスプレイに表示させる。シェア提供者は、自身が所有する携帯端末40に表示された小分け情報を確認して、シェア商品を小分けする。さらに、シェア提供者は、小分けしたシェア商品をロッカー装置20の収納スペースに収納する。このとき、シェア提供者は、空き状態の収納スペースの中から任意の収納スペースを選択できる。また、シェア購入システム10がシェア商品を収納すべき収納スペースを指定してもよい。
そして、収納スペース情報取得部140は、シェア商品が収納される収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する(S110)。収納スペース情報は、例えば、ロッカー装置20から通知される。具体的には、ロッカー装置20が、シェア提供者がシェア商品を収納スペースに入れて扉を閉めたこと、または、当該扉が電子錠によって施錠されたことを検出し、当該収納スペースを示す収納スペース情報をサーバ装置30に送信する。収納スペース情報取得部140は、ロッカー装置20から送信された収納スペース情報を取得することができる。また、シェア購入システム10がシェア商品を収納すべき収納スペースを予め指定する場合、収納スペース情報取得部140は、シェア購入システム10が収納スペースを指定したタイミングに応じて、当該収納スペースの収納スペース情報を取得することができる。
そして、通知部150は、収納スペース情報取得部140により取得された収納スペース情報を、シェア購入者の携帯端末40に通知する(S112)。シェア購入者の携帯端末40と通信するためのアドレス情報は、例えば購入者識別情報と紐付けられた状態で、メモリ306やストレージデバイス308などに予め記憶されている。この場合、通知部150は、S104の処理で取得した購入者識別情報を基に、メモリ306やストレージデバイス308などシェア提供者の携帯端末40のアドレス情報を読み出すことができる。また、シェア購入者の携帯端末40や店舗端末50から取得される購入者識別情報がシェア購入者の携帯端末40のアドレス情報である場合、通知部150は、購入者識別情報として取得されたアドレス情報を使用することができる。
通知部150から通知された収納スペース情報は、例えば、シェア購入者の携帯端末40のディスプレイに表示される。シェア購入者は、自身が所有する携帯端末40に表示された収納スペース情報を確認して、目的のシェア商品が収納されている収納スペースを把握することができる。そして、シェア購入者は、有人の決済装置またはロッカー装置20に設けられた無人の決済装置を用いて、シェア提供者から購入するシェア商品の代金の決済を完了させる。商品代金の決済が完了した後、シェア購入者は、収納スペース情報により示される収納スペースから目的のシェア商品を取り出すことができる。
上記のとおり、本実施形態のシェア購入システム10では、まず、シェア提供者が通知部150から通知される小分け情報に従ってシェア商品を小分けにしてロッカー装置20に収納する。そして、シェア購入者は、通知部150から通知される収納スペース情報に従って、ロッカー装置20から目的のシェア商品を取り出すことができる。このとき、シェア提供者およびシェア購入者は直接会う必要がない。このように、不特定の人物と直接会う必要がなくなることによって、シェア購入行為に対する心理的障壁が低減され、シェア購入による商品購入機会が増加する。結果として、各商品の売上を向上させる効果が見込める。
[第2実施形態]
本実施形態は、以下の点を除き、第1実施形態と同様の構成を有する。
図4は、第2実施形態に係るシェア購入システム10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図4に示されるように、本実施形態のシェア購入システム10は、決済部160、ロッカー制御部170、重量計測部180を更に備える。
決済部160は、シェア商品の単価とシェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行う。決済部160は、ロッカー装置20に設けられていてもよいし、ロッカー装置20とは異なる装置(例えば、一般的なレジ端末)に備えられていてもよい。
重量計測部180は、シェア提供者により収納スペースの内部に収納された物体の重量を計測する。重量計測部180は、例えば、収納スペース毎に設けられる重量センサの出力を受け取り、各収納スペースに収納された物体(シェア商品)の重量を計測することができる。
ロッカー制御部170は、各収納スペースの扉の施錠/開錠動作を制御する。ロッカー制御部170は、例えば、決済部160による代金の決済が完了したことに応じて、シェア商品が収納されている収納スペースの扉を開錠する。また、ロッカー制御部170は、収納スペースに収納された物体の重量を用いて「シェア提供者がシェア商品を収納スペースに正しく収納したか否か」を判断し、その判断結果に応じて収納スペースの扉を施錠するか否かを決定する。具体的には、ロッカー制御部170は、重量計測部180により計測された物体の重量が基準を満たした場合に、収納スペースの扉を施錠する。この基準は、シェア商品の内容物1個あたりの重量と、購入情報取得部120により取得されるシェア購入情報の希望購入数量とによって決まる。例えば、あるシェア商品について、内容物1個あたりの重量が「70g」、シェア購入情報の希望購入数量が「3個」である場合、ロッカー制御部170が用いる基準は「210g」となる。ロッカー制御部170は、例えば、重量計測部180により計測された物体の重量と基準との差が所定の誤差の範囲内である場合、シェア商品が収納スペースに正しく収納されたと判断し、扉を施錠する。一方、ロッカー制御部170は、重量計測部180により計測された物体の重量と基準との差が所定の誤差の範囲を超える場合、シェア商品が収納スペースに正しく収納されていないと判断し、扉を施錠しない。このとき、ロッカー制御部170は、シェア提供者に対して、シェア商品を正しく収納するように促すメッセージ等を出力してもよい。
〔ハードウエア構成〕
図5は、第2実施形態に係るシェア購入システム10のハードウエア構成を例示する図である。本実施形態のハードウエア構成は、以下の点を除き、第1実施形態と同様である。図示していないが、ロッカー装置20は、プロセッサ、メモリ、ストレージデバイス等を備えている。ロッカー装置20のストレージデバイスは、決済部160、ロッカー制御部170、重量計測部180の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。ロッカー装置20のプロセッサは、これらのプログラムモジュールをメモリ上に読み込んで実行することで、上述の各機能を実現する。
また、図5の例では、代金支払装置22がロッカー装置20に設けられている。代金支払装置22は、紙幣および硬貨を投入可能な自動釣銭装置、または、電子マネー用の非接触ICカードやクレジットカードを読み取るカード読取装置などを備える。決済部160は、この代金支払装置22を用いて支払われた金銭を基に、シェア商品の代金の決済処理を行うことができる。なお、代金支払装置は、ロッカー装置20に設けられていなくてもよい。例えば、店舗内の通常のレジ端末が、代金支払装置として利用されてもよい。
また、ロッカー装置20の各収納スペースには、重量センサ24が設けられている。重量センサ24は、各収納スペースの内部に収納された物体(シェア商品)の重量に応じた電気信号を出力する。重量計測部180は、重量センサ24からの出力信号を、収納スペースの内部に収納された物体(シェア商品)の重量を示す情報に変換する。
また、ロッカー装置20の収納スペースの扉には、電子錠26が設けられている。ロッカー制御部170は、各扉に設けられた電子錠26と通信可能に接続されており、開錠/施錠動作を制御する信号を対象の電子錠26に出力することができる。これにより、電子錠26の開錠/施錠状態が制御される。
〔動作例〕
図6乃至図12を用いて、本実施形態に係るシェア購入システム10の動作について説明する。
図6は、第2実施形態のシェア購入システム10のシステム構成を例示するブロック図である。図6では、ロッカー装置20、サーバ装置30、携帯端末40、および、店舗端末50が通信可能に接続される例が示されている。また、図6では、サーバ装置30が、提供情報取得部110、購入情報取得部120、小分け情報生成部130、収納スペース情報取得部140、及び、通知部150を備えている。また、図6では、ロッカー装置20が、決済部160、ロッカー制御部170、および重量計測部180を備えている。
<シェア提供情報およびシェア購入情報を登録する流れ>
まず、図7を用いて、シェア提供情報およびシェア購入情報を登録する流れを説明する。図7は、シェア提供情報およびシェア購入情報を登録する流れを例示するフローチャートである。
店舗の利用客は、自分の携帯端末40や店舗端末50を利用して、シェア購入に関する情報を入力する専用のサイトにアクセスする(S202)。そして、店舗の利用客は、当該専用サイト上で所望の商品に関する情報(商品識別情報および希望購入数量)を入力する(S204)。ここで入力された情報は、サーバ装置30に送信される。
サーバ装置30は、入力された情報とマッチするシェア提供情報が存在するか否かを判定する(S206)。具体的には、サーバ装置30は、まず、専用サイト上で入力された商品識別情報に基づいて、シェア提供情報を管理するシェア提供情報データベース(以下、「シェア提供情報DB」と表記)を検索する。なお、サーバ装置30は、専用サイト上で入力された希望購入数量を更に用いて、検索対象とするシェア提供情報を絞り込んでもよい。
シェア提供情報DB上に該当するシェア提供情報が存在しない場合(S206:NO)、上述の店舗の利用客は「シェア提供者」となり、提供情報取得部110によってシェア提供情報が登録される。具体的には、提供情報取得部110は、S204の処理で入力された情報を用いて新たなシェア提供情報を生成する。そして、提供情報取得部110は、生成したシェア提供情報をシェア提供情報DBに登録する(S220)。
一例として、提供情報取得部110は、S204の処理で入力された商品識別情報を、シェア商品の商品識別情報としてシェア提供情報に含めることができる。また、提供情報取得部110は、S204で入力された商品識別情報に対応する商品の全内容量から、S204の処理で入力された希望購入数量を差し引くことにより、シェア商品の提供数量を算出してシェア提供情報に含めることができる。また、例えば専用サイトのアクセス時にユーザIDの入力を必須としておくことにより、提供情報取得部110は、専用サイト上で入力されたユーザIDを提供者識別情報としてシェア提供情報に含めることができる。提供情報取得部110は、生成されたシェア提供情報を、例えば図8に示すようなシェア提供情報DBに登録する。図8は、シェア提供情報DBの一例を示す図である。図8に示されるように、シェア提供情報DBは、レコードID、提供者識別情報、シェア商品の商品識別情報、シェア商品の提供数量、および、シェアIDを互いに関連付けて記憶している。なお、レコードIDは、シェア提供情報DB内で各レコードを一意に識別するための情報である。また、シェアIDは、組となるシェア提供情報とシェア購入情報とを識別するための情報である。シェアIDは、シェア提供情報と組となるシェア購入情報が登録された場合に、例えばサーバ装置30上で生成される。生成されたシェアIDは、組となるシェア提供情報およびシェア購入情報で共通の情報として、シェア提供情報およびシェア購入情報それぞれに関連付けられる。なお、1つのシェア提供情報に、2以上のシェア購入情報が関連付けられることもある。シェア提供情報の提供数量が「10個」である場合、希望購入数量の合計が「10個」となるまで、シェア購入情報を関連付けることができる。
一方、シェア提供情報DB上に該当するシェア提供情報が存在した場合(S206:YES)、サーバ装置30は、該当するシェア提供情報のリストを生成し、店舗の利用客の携帯端末40または店舗端末50に送信する。携帯端末40または店舗端末50は、サーバ装置30から送信されたシェア提供情報のリストをディスプレイに表示させる(S208)。
店舗の利用客は、表示されたシェア提供情報のリストの中から、条件に合うシェア提供情報を選択することができる。ここでシェア提供情報が選択されなかった場合(S210:NO)、上述の店舗の利用客は「シェア提供者」となり、上述したように、提供情報取得部110によってシェア提供情報が登録される(S220)。一方、いずれかのシェア提供情報が選択された場合(S210:YES)、上述の店舗の利用客は「シェア購入者」となり、購入情報取得部120によってシェア購入情報が登録される。具体的には、購入情報取得部120は、S204の処理で入力された情報を用いて新たなシェア購入情報を生成する。そして、購入情報取得部120は、生成したシェア購入情報をシェア購入情報データベース(以下、「シェア購入情報DB」と表記)に登録する(S212)。シェア購入情報DBは、シェア購入情報を管理するデータベースである。
一例として、購入情報取得部120は、S204の処理で入力された商品識別情報を、シェア商品の商品識別情報としてシェア購入情報に含めることができる。また、購入情報取得部120は、S204の処理で入力された希望購入数量をシェア提供情報に含めることができる。また、例えば専用サイトのアクセス時にユーザIDの入力を必須としておくことにより、購入情報取得部120は、専用サイト上で入力されたユーザIDを購入者識別情報としてシェア提供情報に含めることができる。購入情報取得部120は、生成されたシェア提供情報を、例えば図9に示すようなシェア購入情報DBに登録する。図9は、シェア購入情報DBの一例を示す図である。図9に示されるように、シェア購入情報DBは、レコードID、購入者識別情報、シェア商品の商品識別情報、シェア商品の希望購入数量、および、シェアIDを互いに関連付けて記憶している。なお、レコードIDは、シェア購入情報DB内で各レコードを一意に識別するための情報である。また、シェアIDについては、シェア提供情報DBと同様である。
サーバ装置30は、共通のシェアIDを生成し、S210の処理で選択されたシェア提供情報およびS212の処理で生成されたシェア購入情報に付与する(S214)。このシェアIDによって、S210の処理で選択されたシェア提供情報とS212の処理で生成されたシェア購入情報とが互いに関連付けられる。
シェア提供情報とシェア購入情報との関連付けに応じて、小分け情報生成部130は、シェア購入情報の希望購入数量に基づいて小分け情報を生成する(S216)。例えば、10個で1パックのシェア商品に関するシェア購入情報の希望購入数量が「5個」であった場合、小分け情報生成部130は、シェア商品を半パック(5個)に小分けすることを示す小分け情報を生成する。
そして、通知部150は、S214の処理で付与されたシェアIDと、S216で生成した小分け情報とを、シェア提供者の携帯端末40(提供者端末)に通知する(S218)。例えば、通知部150は、S214の処理で用いたシェア購入情報と関連付けているシェア提供情報を読み出し、そのシェア提供情報に含まれる提供者識別情報を基にシェア提供者の携帯端末40(提供者端末)のアドレス情報を取得する。そして、通知部150は、取得した提供者端末のアドレス情報を用いて提供者端末と通信し、シェアIDと小分け情報とを当該提供者端末に通知する。ここで、通知部150は、提供者端末およびシェア購入者の携帯端末40(購入者端末)にシェア購入のマッチングが完了したことを更に通知してもよい。
また、シェア商品を収納すべき収納スペースを示す収納スペース情報が収納スペース情報取得部140により既に取得されている場合、通知部150は、その収納スペース情報をシェアIDおよび小分け情報と共に提供者端末に通知してもよい。
例えば、通知部150が提供者端末に通知を送る前に、収納スペース情報取得部140は、ロッカー装置20と通信して空き状態の収納スペースを示す情報を取得する。そして、収納スペース情報取得部140は、空き状態の収納スペースの中から一の収納スペースを選択し、その収納スペースを示す収納スペース情報を取得する。このとき、収納スペース情報取得部140は、取得した収納スペース情報とシェアIDとを関連付けて記憶する(例:図10)。図10は、シェアIDと収納スペース情報との対応関係をテーブル形式で記憶する情報の一例を示す図である。図10に示すような情報によって、シェアIDに関連するシェア商品がどの収納スペースに収納されているかを、シェア購入システム10が特定できるようになる。そして、収納スペース情報取得部140は、取得した収納スペース情報を通知部150に転送する。このようにして、通知部150は、収納スペース情報取得部140から受け取ったスペース情報を、シェアIDおよび小分け情報と共に、提供者端末に通知することができる。
ここで、収納スペース情報取得部140は、収納スペースに収納されるシェア商品のサイズや数量に基づいて、適切な収納スペースを選択するように構成されていてもよい。収納スペース情報取得部140は、例えば次に示すようにして、適切な収納スペースを選択することができる。まず、収納スペース情報取得部140は、シェア購入情報のシェア商品識別情報を基にシェア商品の内容物1個あたりのサイズなどを取得する。そして、収納スペース情報取得部140は、内容物1個あたりのサイズと希望購入数量とに基づいて、シェア商品を収納するために必要な容積を算出する。そして、収納スペース情報取得部140は、先の処理で算出した容積以上の容積を持つ収納スペースを選択し、その収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する。このようにすることで、シェア商品が収納スペースに入りきらないといった問題が発生することを防止できる。
<通知部150から通知があった後の動作>
次に、図11および図12を用いて、通知部150からの通知があった後の、シェア提供者、シェア購入者、およびシェア購入システム10の動作について説明する。図11および図12は、通知部150からの通知があった後の、シェア提供者、シェア購入者、およびシェア購入システム10の動作を示すシーケンス図である。
まず、シェア提供者は、通知部150からの通知内容を提供者端末上で確認した後に、代表者としてシェア商品全額分の決済を完了させる(S302)。シェア提供者は、通常のレジ端末でシェア商品の決済を行うことができる。また、代金支払装置22と、バーコードスキャナやイメージスキャナといった商品認識装置(図示せず)とがロッカー装置20に備えられている場合、シェア提供者は、ロッカー装置20でシェア商品の決済を行うことができる。決済部160は、決済処理が完了した場合、その後、シェア提供者は、ロッカー装置20にシェアIDを入力する(S304)。
シェア提供者によりシェアIDがロッカー装置20に入力されると、ロッカー制御部170は、そのシェアIDを用いてシェア購入情報DBを検索し、入力されたシェアIDに対応するシェア購入情報を読み出す(S306)。そして、ロッカー制御部170は、S306の処理で読み出したシェア購入情報の商品識別情報を用いて、シェア商品の内容物1個あたりの重量を取得する(S308)。シェア商品の内容物1個あたりの重量は、例えば、店舗で取り扱っている商品に関する情報を記憶する商品情報データベース(図示せず)に、商品の商品識別情報と関連付けて記憶されている。そして、ロッカー制御部170は、S308の処理で取得したシェア商品の内容物1個あたりの重量と、S306の処理で読み出したシェア購入情報の希望購入数量とに基づいて、基準となる重量(基準重量)を算出する(S310)。
そして、シェア提供者は、任意に選択した、または、シェア購入システム10にから指定された収納スペースに、シェア商品を収納する(S312)。
シェア提供者によりシェア商品が収納スペースに収納されると、重量計測部180は、収納されたシェア商品の重量を計測し(S314)、当該計測したシェア商品の重量を170に通知する。そして、ロッカー制御部170は、S310の処理で算出した基準重量とS314の処理で計測された重量との差分が所定の誤差の範囲内か否かを判定する(S316)。
上述の差分が所定の誤差の範囲を超える場合(S316:NO)、ロッカー制御部170は、シェア提供者がシェア商品を収納スペースに正しく収納していないと判断し、当該収納スペースの扉を施錠しない。この場合、ロッカー制御部170は、シェア提供者に対して、シェア商品を正しく入れ直すように促すメッセージ(例えば、「収納した商品の種類や数量をご確認ください」など)を出力するのが好ましい(S318)。シェア提供者は、このようなメッセージに従って、シェア商品を正しく入れ直すことができる。
一方、上述の差分が所定の誤差の範囲内である場合(S316:YES)、ロッカー制御部170は、シェア提供者がシェア商品を収納スペースに正しく収納したと判断し、当該収納スペースの扉を施錠する(S320)。具体的には、ロッカー制御部170は、当該収納スペースの扉に取り付けられた電子錠26に制御信号を送信し、当該電子錠26に施錠動作を実行させる。
そして、ロッカー装置20はサーバ装置30と通信し、収納スペースの施錠が完了したことを示す通知をサーバ装置30に送信する。なお、この時点で収納スペース情報取得部140が収納スペース情報を取得していない場合に備え、ロッカー装置20は、施錠された収納スペースを示す収納スペース情報をサーバ装置30に更に送信してもよい。この場合、収納スペース情報取得部140は、収納スペースの扉が施錠されたことに応じて、その収納スペースを示す収納スペース情報を取得することができる。
このロッカー装置20からの通知に応じて、通知部150は、施錠された収納スペースを示す収納スペース情報を、購入者端末に通知する(S322)。この通知により、シェア購入者は、シェア商品を受取可能な状態が整ったことを知ることができる。ここで、通知部150は、購入者端末に収納スペース情報を送信する際、さらに、当該収納スペースの扉を開錠するために必要なキー情報を更に通知してもよい。キー情報の具体例としては、例えば、英数字や記号を組み合わせたパスフレーズなどである。キー情報は、例えば、シェアIDと関連付けて、ストレージデバイス308などに記憶される。収納スペースを開錠するためにキー情報の入力が必須となることにより、他人が誤ってあるいは悪意を持って、収納スペースに収納されたシェア商品を持って行ってしまうといった事態を防ぐことができる。
シェア購入者は、通知部150からの通知内容を購入者端末上で確認した後、ロッカー装置20にシェアIDを入力する(S324)。シェア購入者によりシェアIDがロッカー装置20に入力されると、決済部160は、そのシェアIDを用いてシェア購入情報DBを検索し、入力されたシェアIDに対応するシェア購入情報を読み出す(S326)。ここで、決済部160は、シェア購入者の本人認証に利用できる情報(例えば、購入者識別情報など)を更に取得して、シェアIDを入力した人物の認証を行ってもよい。具体的には、決済部160は、S326の処理で読み出したシェア購入情報の購入者識別情報と、入力された購入者識別情報とが一致するか否かによって、本人認証を行うことができる。
そして、決済部160は、S326の処理で読み出したシェア購入情報の商品識別情報を用いて、シェア商品の内容物1個あたりの価格を取得する(S328)。シェア商品の内容物1個あたりの価格は、例えば、店舗で取り扱っている商品に関する情報を記憶する商品情報データベース(図示せず)に、商品の商品識別情報と関連付けて記憶されている。そして、決済部160は、S328の処理で取得したシェア商品の内容物1個あたりの価格と、S326の処理で読み出したシェア購入情報の希望購入数量とに基づいて、シェア商品の代金を算出し(S330)、ロッカー装置20のディスプレイ部などに商品代金を表示する。
シェア購入者は、表示された商品代金を確認し、代金支払装置22を用いてシェア購入分の商品代金の決済を行う(S332)。商品代金の決済が完了すると、ロッカー装置20は、決済が正常に完了したことを示す通知をサーバ装置30に送信する。このとき、サーバ装置30は、精算が完了したことを示す情報(精算完了情報)をシェアIDと関連付けて記憶する。この情報は、後述の商品代金を返還する処理で利用される。また、ロッカー制御部170は、この通知に応じて収納スペースの扉を開錠する(S334)。ロッカー制御部170は、例えばS324の処理で入力されたシェアIDと図10に示されるような情報とに基づいて、開錠すべき収納スペースを特定することができる。そして、ロッカー制御部170は、特定した収納スペースの扉に取り付けられた電子錠26に制御信号を送信し、当該電子錠26に開錠動作を実行させる。
また、S322の処理で購入者端末にキー情報が通知されている場合、ロッカー制御部170は、収納スペースの扉を開錠する際、商品代金の決済が完了したことに加え、正しいキー情報が入力されたか否かを判別してもよい。この場合、ロッカー制御部170は、例えば次のように動作する。まず、ロッカー制御部170は、商品代金の決済が完了する前にキー情報の入力を受け付ける。そして、ロッカー制御部170は、ストレージデバイス308にシェアIDと関連付けて予め記憶されたキー情報と、入力されたキー情報とが一致した場合、入力されたキー情報が正しいキー情報と判定する。ロッカー制御部170は、商品代金の決済が完了し、かつ、正しいキー情報が入力された場合に、収納スペースの扉を開錠する。収納スペースの扉が開錠された後、シェア購入者は、中に収納されているシェア商品を取り出すことができる(S336)。
その後、サーバ装置30は、シェア購入者が購入した分の商品代金を、シェア提供者に還元する(S338)。例えば、店舗内のレジ端末または専用の返金装置(図示せず)を用いて、例えば次のように、シェア提供者に商品代金を返還することができる。この場合、まず、シェア提供者または店員がレジ端末または専用の返金装置にシェアIDを入力する。レジ端末または専用の返金装置は、入力されたシェアIDをサーバ装置30に送信する。サーバ装置30は、入力されたシェアIDに精算完了情報が関連付けられている場合に、当該シェアIDに対応するシェア購入情報に基づいて、シェア購入者から支払われた商品代金を算出する。そして、サーバ装置30は、算出した商品代金をレジ端末または専用の返金装置に送信する。レジ端末または専用の返金装置は、サーバ装置30から受け取った商品代金をシェア提供者に払い出す。これに限らず、サーバ装置30は、例えば、予め登録されたシェア提供者の電子口座に商品代金を振り込む処理を実行してもよい。
以上、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
本実施形態は、以下の点を除き、第2実施形態と同様である。
〔機能構成〕
図13は、第3実施形態に係るシェア購入システム10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図13に示されるように、本実施形態のシェア購入システム10は、重量計測部180の代わりに商品認識部190を備えている点を除き、第2実施形態と同様である。但し、本実施形態のシェア購入システム10は、第2実施形態で説明した構成を更に備えていてもよい。
商品認識部190は、商品に付されたコードシンボルを読み取る、或いは、商品の画像を取得して解析することによって、その商品を特定する。商品認識部190は、例えば、ロッカー装置20の収納スペース毎に設けられている。例えば、商品認識部190は、各収納スペースの上部(天井部)に設けられていて、シェア商品が内部に収納されるときに商品のバーコードを読み取る、或いは、商品の画像を取得して解析を行うように構成される。また、商品認識部190は、例えば、ロッカー装置20の外部に設けられていてもよい。
本実施形態のロッカー制御部170は、商品認識部190による商品の認識結果を用いて「シェア提供者がシェア商品を収納スペースに正しく収納したか否か」を判断し、その判断結果に応じて収納スペースの扉を施錠するか否かを決定する。具体的には、ロッカー制御部170は、商品認識部190による商品の認識結果が基準を満たした場合に、収納スペースの扉を施錠する。この基準は、購入情報取得部120により取得されるシェア購入情報の商品識別情報および希望購入数量によって決まる。例えば、あるシェア商品について、取得されたシェア購入情報の商品識別情報が「商品A」、かつ、当該シェア購入情報の希望購入数量が「3個」である場合、ロッカー制御部170が用いる基準は「商品Aが3個」となる。この場合、ロッカー制御部170は、商品認識部190の認識結果として「商品Aが3個」という認識結果が得られた場合に、シェア商品が収納スペースに正しく収納されたと判断し、扉を施錠する。一方、ロッカー制御部170は、商品認識部190の認識結果として「商品Aが3個」という認識結果が得られなかった場合に、シェア商品が収納スペースに正しく収納されていないと判断し、扉を施錠しない。このとき、ロッカー制御部170は、シェア提供者に対して、シェア商品を正しく収納するように促すメッセージ等を出力してもよい。
以上、本実施形態では、ロッカー装置20に設けられた商品認識部190の認識結果に基づいて、シェア商品が収納スペースに正しく収納されたか否かを判断することができる。
[第4実施形態]
本実施形態は、以下の点を除き、上述の他の実施形態と同様の構成を有する。
〔機能構成〕
図14は、第3実施形態に係るシェア購入システム10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図14に示されるように、本実施形態のシェア購入システム10において、提供情報取得部110および購入情報取得部120は、それぞれ、第1取得部112および第2取得部122を備える。なお、図14は、第2実施形態の構成をベースとしている。
第1取得部112は、提供情報取得部110がシェア提供情報を取得する際、店舗内で取得可能な店舗内情報を取得する。また、第2取得部122は、購入情報取得部120がシェア購入情報を取得する際、第1取得部112と同様に、店舗内で取得可能な店舗内情報を取得する。ここで、店舗内情報は、シェア提供情報またはシェア購入情報を登録した人物(シェア提供者またはシェア購入者)が店舗内にいることを示す情報とも言える。特に限定されないが、店舗内情報は、例えば店舗内のWifi(Wireless Fidelity)端末などの端末または中継局の識別情報などである。
〔ハードウエア構成〕
図15は、第4実施形態に係るシェア購入システム10のハードウエア構成を例示する図である。本実施形態のハードウエア構成は、以下の点を除き、第2実施形態と同様である。本実施形態のストレージデバイス308は、第1取得部112および第2取得部122の機能をそれぞれ実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ304は、これらのプログラムモジュールをメモリ上に読み込んで実行することで、上述の各機能を実現する。また、本実施形態において、サーバ装置30は、中継局60を介して外部装置と接続されている。シェア提供者の携帯端末40は、シェア提供情報を登録する際、店舗内に設置された中継局60を経由してサーバ装置30にシェア提供情報を送信する。第1取得部112は、シェア提供者の携帯端末40がシェア提供情報を登録するときにアクセスする中継局60の識別情報を、店舗内情報として取得することができる。また、第2取得部122も同様に、シェア購入者の携帯端末40がシェア購入情報をサーバ装置30に登録するときにアクセスする中継局60の識別情報を、店舗内情報として取得することができる。
〔動作例〕
図16を用いて、本実施形態に係るシェア購入システム10の動作について説明する。図16は、第4実施形態に係るシェア購入システム10の動作を例示するフローチャートである。以下では、第4実施形態特有の処理について主に説明する。
第1取得部112は、提供情報取得部110がシェア提供者の携帯端末40(提供者端末)からシェア提供情報を取得したときのアクセス情報を解析する(S602)。そして、第1取得部112は、解析したアクセス情報に店舗内に設置された中継局60の識別情報が含まれるか否かを判定する(S604)。解析したアクセス情報に中継局60の識別情報が含まれる場合(S604:YES)、第1取得部112は、シェア提供者は現在店内に存在すると判断できる(S606)。一方、解析したアクセス情報に中継局60の識別情報が含まれない場合(S604:NO)、第1取得部112は、シェア提供者は店外にいると判断することができる(S608)。また、第2取得部122は、第1取得部112と同様に、購入情報取得部120がシェア購入者の携帯端末40(購入者端末)からシェア購入情報を取得したときのアクセス情報を解析する(S610)。そして、第2取得部122は、解析したアクセス情報に店舗内に設置された中継局60の識別情報が含まれるか否かを判定する(S612)。解析したアクセス情報に中継局60の識別情報が含まれる場合(S612:YES)、第2取得部122は、シェア提供者は現在店内に存在すると判断できる(S614)。一方、解析したアクセス情報に中継局60の識別情報が含まれない場合(S612:NO)、第2取得部122は、シェア提供者は店外にいると判断することができる(S616)。
以上の本実施形態では、シェア提供者およびシェア購入者が店内にいるか否かを示す情報を取得して、シェア提供者およびシェア購入者が店内にいることの確証を得ることができる。これにより、シェア提供者がシェア商品をロッカー装置20に収納しない、または、シェア購入者がシェア商品を取りに来ない、といったリスクが発生することを抑制できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、何らかの理由により提供したシェア商品が残ってしまった場合(例えば、シェア購入希望者がシェア商品を購入せずに帰ってしまった場合など)、シェア提供者は、任意のタイミングで残ったシェア商品を取り出すことができる。或いは、店舗が、サービスとして、残ったシェア商品をシェア提供者の自宅まで配送してもよい。また、ロッカー装置20にシェア商品を収納する際、シェア提供者は各収納スペースに1個ずつシェア商品を入れて、シェア購入者が取り出す数量を調整できるようにしてもよい。また、ロッカー装置20を使わずに、シェア商品のやり取りを店舗のサービスカウンターなどで行うようにしてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートまたはシーケンス図では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.
シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得する提供情報取得手段と、
前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する購入情報取得手段と、
前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成する小分け情報生成手段と、
ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する収納スペース情報取得手段と、
前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知する通知手段と、
を備えるシェア購入システム。
2.
前記通知手段は、前記小分け情報を通知する際、さらに、前記収納スペース情報を前記提供者の端末に通知する、
1.に記載のシェア購入システム。
3.
前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行う決済手段と、
前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する開錠手段と、を備える、
1.または2.に記載のシェア購入システム。
4.
前記決済手段は、前記代金の決済時に、前記購入者識別情報を取得して本人認証を行う、
3.に記載のシェア購入システム。
5.
前記決済手段は、前記ロッカー装置に設けられている、
3.または4.に記載のシェア購入システム。
6.
前記通知手段は、前記購入希望者の端末に前記収納スペース情報を送信する際、さらに、前記収納スペースの扉を開錠するためのキー情報を通知し、
前記開錠手段は、前記代金の決済の完了および前記キー情報の入力の双方に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
3.から5.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
7.
前記収納スペースの内部に収納された物体の重量を計測する重量計測手段と、
前記重量計測手段により計測された物体の重量が、前記シェア商品の内容物1個あたりの重量と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たした場合に、前記収納スペースの扉を施錠する施錠手段と、を更に備える、
1.から6.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
8.
前記ロッカー装置の収納スペース毎に設けられる商品認識手段と、
前記商品認識手段の認識結果が、前記シェア商品の商品識別情報と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たす場合に、前記収納スペースの扉を施錠する施錠手段と、更に備える、
1.から6.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
9.
前記収納スペース情報取得手段は、前記収納スペースの扉が施錠されたことを検出した場合、その収納スペースのスペース識別情報を取得する、
1.から8.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
10.
前記提供情報取得手段は、前記提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得する際、前記提供者が店舗内にいることを示す情報を併せて取得する、
1.から9.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
11.
前記購入情報取得手段は、前記購入者識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する際、前記購入希望者が店舗内にいることを示す情報を併せて取得する、
1.から10.のいずれか1つに記載のシェア購入システム。
12.
前記店舗内にいることを示す情報は、前記店舗内に設置される端末または中継局の識別情報である、
10.または11.に記載のシェア購入システム。
13.
少なくとも1台のコンピュータが、
シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得し、
前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得し、
前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成し、
ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得し、
前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知する、
ことを含むシェア購入方法。
14.
前記コンピュータが、
前記小分け情報を通知する際、さらに、前記収納スペース情報を前記提供者の端末に通知する、
ことを更に含む13.に記載のシェア購入方法。
15.
前記コンピュータが、
前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行い、
前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
ことを更に含む13.または14.に記載のシェア購入方法。
16.
前記コンピュータが、
前記代金の決済時に、前記購入者識別情報を取得して本人認証を行う、
ことを更に含む15.に記載のシェア購入システム。
17.
前記代金の決済を行うための装置が、前記ロッカー装置に設けられている、
ことを更に含む15.または16.に記載のシェア購入方法。
18.
前記コンピュータが、
前記購入希望者の端末に前記収納スペース情報を送信する際、さらに、前記収納スペースの扉を開錠するためのキー情報を通知し、
前記代金の決済の完了および前記キー情報の入力の双方に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
ことを更に含む15.から17.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
19.
前記コンピュータが、
前記収納スペースの内部に収納された物体の重量を計測し、
前記計測された物体の重量が、前記シェア商品の内容物1個あたりの重量と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たした場合に、前記収納スペースの扉を施錠する、
ことを更に含む13.から18.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
20.
前記コンピュータが、
前記ロッカー装置の収納スペース毎に設けられる商品認識手段を用いて商品を認識し、
前記商品認識手段の認識結果が、前記シェア商品の商品識別情報と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たす場合に、前記収納スペースの扉を施錠する、
ことを更に含む13.から18.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
21.
前記コンピュータが、
前記収納スペースの扉が施錠されたことを検出した場合、その収納スペースのスペース識別情報を取得する、
ことを更に含む13.から20.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
22.
前記コンピュータが、
前記提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得する際、前記提供者が店舗内にいることを示す情報を併せて取得する、
ことを更に含む13.から21.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
23.
前記コンピュータが、
前記購入者識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する際、前記購入希望者が店舗内にいることを示す情報を併せて取得する、
ことを更に含む13.から22.のいずれか1つに記載のシェア購入方法。
24.
前記店舗内にいることを示す情報は、前記店舗内に設置される端末または中継局の識別情報である、
22.または23.に記載のシェア購入方法。
25.
少なくとも1台のコンピュータに、13.から24.に記載のシェア購入方法を実行させるためのプログラム。
10 シェア購入システム
110 提供情報取得部
112 第1取得部
120 購入情報取得部
122 第2取得部
130 小分け情報生成部
140 収納スペース情報取得部
150 通知部
160 決済部
170 ロッカー制御部
180 重量計測部
190 商品認識部
20 ロッカー装置
22 代金支払装置
24 重量センサ
26 電子錠
30 サーバ装置
302 バス
304 プロセッサ
306 メモリ
308 ストレージデバイス
310 入出力インタフェース
312 ネットワークインタフェース
40 携帯端末
50 店舗端末
60 中継局

Claims (9)

  1. シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得する提供情報取得手段と、
    前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する購入情報取得手段と、
    前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成する小分け情報生成手段と、
    ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得する収納スペース情報取得手段と、
    前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知する通知手段と、
    前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行う決済手段と、
    前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する開錠手段と、
    を備えるシェア購入システム。
  2. 前記通知手段は、前記購入希望者の端末に前記収納スペース情報を送信する際、さらに、前記収納スペースの扉を開錠するためのキー情報を通知し、
    前記開錠手段は、前記代金の決済の完了および前記キー情報の入力の双方に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
    請求項に記載のシェア購入システム。
  3. 前記収納スペースの内部に収納された物体の重量を計測する重量計測手段と、
    前記重量計測手段により計測された物体の重量が、前記シェア商品の内容物1個あたりの重量と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たした場合に、前記収納スペースの扉を施錠する施錠手段と、を更に備える、
    請求項1または2に記載のシェア購入システム。
  4. 前記ロッカー装置の収納スペース毎に設けられる商品認識手段と、
    前記商品認識手段の認識結果が、前記シェア商品の商品識別情報と前記シェア商品の希望購入数量とにより決まる基準を満たす場合に、前記収納スペースの扉を施錠する施錠手段と、更に備える、
    請求項1からのいずれか1項に記載のシェア購入システム。
  5. 前記収納スペース情報取得手段は、前記収納スペースの扉が施錠されたことを検出した場合、その収納スペースのスペース識別情報を取得する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のシェア購入システム。
  6. 前記購入情報取得手段は、前記購入者識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得する際、前記購入希望者が店舗内にいることを示す情報を併せて取得する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のシェア購入システム。
  7. 前記店舗内にいることを示す情報は、前記店舗内に設置される端末または中継局の識別情報である、
    請求項に記載のシェア購入システム。
  8. 少なくとも1台のコンピュータが、
    シェア商品の提供者を識別する提供者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および前記シェア商品の提供数量を取得し、
    前記シェア商品の購入希望者を識別する購入者識別情報、前記シェア商品の商品識別情報、および、前記シェア商品の希望購入数量を取得し、
    前記取得した希望購入数量に基づいて前記シェア商品の小分けの仕方を示す小分け情報を生成し、
    ロッカー装置における前記シェア商品の収納スペースを識別する収納スペース情報を取得し、
    前記提供者識別情報に基づいて前記小分け情報を前記提供者の端末に通知し、かつ、前記購入者識別情報に基づいて前記収納スペース情報を前記購入希望者の端末に通知し、
    前記シェア商品の単価と前記シェア商品の希望購入数量とに基づいて算出される代金の決済を行い、
    前記代金の決済の完了に応じて、前記収納スペースの扉を開錠する、
    ことを含むシェア購入方法。
  9. 少なくとも1台のコンピュータに、請求項に記載のシェア購入方法を実行させるためのプログラム。
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