JP6508189B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、紫外線領域の波長の光(以下、紫外光と記載する)を発するLEDが多用されている。このようなLEDは、例えば、印刷、硬化、殺菌等の光源として用いられる。
特許文献1では、基板と、その上に配置されて紫外光を発するLED素子と、コネクタと、LED素子及びコネクタを囲む遮光性の窓保持枠と、窓保持枠上の窓部材と、を有する光源ユニットが開示されている。また、特許文献1に記載の光源ユニットは、LED素子とコネクタとの間に、遮光部材を備える。このような構成とすることで、LED素子が発する紫外光は遮光部材によって遮光され、コネクタに照射されにくい。したがって、LED素子からの紫外光によってコネクタが劣化することを抑制することができる(特許文献1の図1参照)。
特開2015−122485号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、紫外光を発する発光素子が載置される空間の密閉(気密)性が比較的高い発光装置では、その駆動中に発光素子の表面に黒い付着物が付着することがある。この付着物により、発光素子の光が吸収され、発光素子の光の取り出しが低下する恐れがある。なお、前述の黒い付着物は、基板、窓保持枠、窓部材等の構成部材に付着していた微量の有機物が、発光素子の発する紫外光によって分解されて発光素子の表面に付着したものであると考えられる。また、この付着物は、例えば、特許文献1に記載の発光素子を囲む窓部材を取り外し、発光素子を一定時間以上空気にさらすことで、解消できることが分かっている。
本発明の実施形態は、紫外光を発する発光素子を用いる場合に、発光素子の光の取り出しの低下を抑制可能な発光装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る発光装置は、第1上面と、前記第1上面よりも低い第2上面と、を有する基板と、前記第1上面に載置され、紫外光を発する発光素子と、前記第2上面に載置され、上面が前記第1上面以下に設けられる保護素子と、前記発光素子よりも外側の前記第1上面に複数設けられた接着材と、前記接着材によって前記第1上面の一部と接合され、前記発光素子を囲むように、且つ、下面が前記第2上面の上方に配置されるように設けられる枠体と、前記枠体の上面に接合される透光性部材と、を備え、前記第1上面と前記枠体の下面との間に、前記発光素子が載置される空間から発光装置の外部に貫通する隙間を有する。
本発明の実施形態に係る発光装置によれば、紫外光を発する発光素子を用いる場合に、発光素子の光の取り出しの低下を抑制可能な発光装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る発光装置を示す概略平面図である。 図2は、図1に示す発光装置のX−X´線における概略断面図である。 図3は、本発明の実施形態1に係る発光装置の概略断面斜視図である。 図4は、図1に示す発光装置に用いられる、発光素子、保護素子及び接着材が設けられた基板の概略平面図であり、基板に枠体と透光性部材とを有するキャップを接合する前の状態の発光装置を示す。 図5Aは、実施形態2にかかる発光装置を示す概略断面図である。 図5Bは、実施形態2にかかる別の形態の発光装置を示す概略断面図である。 図6は、実施形態1にかかる発光装置が実装基板に実装された発光モジュールの一部を示す概略断面図である。 図7は、図1に示す発光装置のX−X´線における切断部端面図である。 図8Aは、本発明の実施形態4に係る発光装置を示す概略平面図である。 図8Bは、図8Aに示す発光装置のX−X´線における概略断面図である。 図8Cは、図8Aに示す発光装置に用いられる、発光素子、保護素子及び接着材が設けられた基板の概略平面図であり、基板に枠体と透光性部材とを有するキャップを接合する前の状態を示す。 図9Aは、本発明の実施形態5に係る発光装置を示す概略平面図である。 図9Bは、図9Aに示す発光装置のX−X´線における概略断面図である。 図9Cは、図9Aに示す発光装置に用いられる、発光素子、保護素子及び接着材が設けられた基板の概略平面図であり、基板に枠体と透光性部材とを有するキャップを接合する前の状態を示す。 図10は、発光装置の変形例を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施形態及び実施例について適宜図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する発光装置は、実施形態及び実施例の技術的思想を具現化するためのものであって、以下に限定されるものではない。特に、構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定するものではない。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。以下に記載される実施形態及び実施例は、各構成等を適宜組み合わせて適用できる。
<実施形態1>
前述のような黒い付着物による光の取り出しの低下を防ぐために、発光装置においては、発光素子が載置される空間に十分な酸素を供給可能であること、すなわち、発光素子が載置される空間と発光装置の外部との空気の流れがスムーズになるような構成とすることが重要である。
以下、本実施形態に係る発光装置100の構成について説明する。
(発光装置)
図1は、本発明の実施形態1に係る発光装置100の概略平面図である。図2は、図1に示す発光装置100のX−X´線における概略断面図である。図3は、本発明の実施形態1に係る発光装置100の概略断面斜視図である。図4は、発光装置100に用いられる、発光素子3、保護素子4及び接着材5が設けられた基板1の概略平面図であり、基板に枠体6と透光性部材7とを有するキャップ8を接合する前の状態の発光装置100を示す。図7は、図1に示す発光装置100のX−X´線における切断部端面図である。図10は、発光装置100の変形例を示す概略平面図である。なお、本明細書中では、断面図及び端面図における上下方向を“高さ方向”、断面図における左右方向、すなわち高さ方向に垂直な方向を“幅方向”と記載することがある。
実施形態1の発光装置100は、図1〜図4に示されるように、第1上面1aと、第1上面1aよりも低い位置に設けられる第2上面1bと、を有する基板1と、第1上面1aに載置されて紫外光を発する発光素子3と、第2上面1bに載置され、その上面が第1上面1a以下に設けられる保護素子4と、を有する。実施形態1では、図2及び図3に示されるように、基板1は平板の上面に凹部が設けられた形状であり、第1上面1aは凹部以外の上面であり、第2上面1bは凹部の底面である。このように、基板1において、発光素子3が載置される面と、基板1にキャップ8の枠体6が接合される面とが略同一面上に設けられていると、図3及び図7に示されるように、発光素子3と、基板1とキャップ8の間の隙間9と、の間の距離が比較的短くなり、発光素子3に外部の空気が供給されやすい構成の発光装置100とすることができる。また、基板1の上面において、第1上面1aが最も高い位置に設けられていることで、発光素子3と枠体6との間の空気の流れを遮るものが配置されにくくなる。なお、実施形態1の基板1は、図4に示されるように平面視で矩形であるが、これに限らず、例えば平面視で三角形、六角形等の多角形であってもよいし、円形、楕円形であってもよい。
基板1には、第1上面1a、第2上面1bのそれぞれに、正負の配線2aが設けられている。図1及び図4では、正負の配線2aは、それぞれ略矩形状に設けられているが、これに限らず適宜所望のパターンとすることができる。例えば、正負それぞれの配線を半円形状とし、正負の配線の外縁が略円形状又は略楕円形状となるように設けてもよい。これにより、発光素子3の熱を基板1へ均一に拡散させやすい、信頼性の高い発光装置100とすることが可能である。
実施形態1では、発光素子3及び保護素子4は、基板1にフリップチップ実装されている。具体的には、同一面上に正負の電極を有する発光素子3を用い、発光素子3の正負の電極と、基板1の第1上面1aの正負の配線2aと、がそれぞれ導電性接着剤によって電気的に接続されている。また、同一面上に正負の電極を有する保護素子4を用い、保護素子4の正負の電極と、基板1の第2上面1bの正負の配線2aと、がそれぞれ導電性接着剤によって電気的に接続されている。なお、保護素子4は、その上面が第1上面1a以下の高さとなるように、第2上面1bに載置される。
実施形態1では、図4に示されるように、発光素子3よりも外側の第1上面1aに、キャップ8を接合するための接着材5が配置されている。接着材5は、第1上面1aのキャップ8が載置される領域の一部に複数設けられる。キャップ8は発光素子3を囲むように載置されるため、接着材5も、発光素子3を囲むように設けられることが好ましい。実施形態1では、図3に示されるように、この接着材5によって、基板1の第1上面1aとキャップ8下面との間に隙間9が設けられる。すなわち、接着材5の厚み、量、粘度等を適宜調整することで、高さ方向において所望の幅を有する隙間を設けることができる。高さ方向における隙間9は、基板1とキャップ8とで形成される発光素子3が載置される空間(以降、“発光素子3が載置される空間”と記載することがある)と発光装置100の外部との空気の流れを妨げにくく、且つ、発光装置100を実装基板へ実装するときに、発光素子3が載置される空間に接着材やフラックス等が侵入しにくい範囲に設定することが好ましい。前記の観点から、例えば、高さ方向における隙間9は、10μm〜50μmに設定することが好ましい。
また、平面視で複数の接着材5どうしが離間して設けられることで、図3に示されるように、発光素子3が載置される空間から発光装置100の外部へ貫通する隙間9を形成することができる。このような構成とすることで、例えば平面視で接着材5を基板1の外縁に沿って一体の環状に設ける場合に比べて、発光素子3が載置される空間と発光装置100の外部との空気の出入りをスムーズにすることができる。したがって、枠体6が載置される位置に環状に一体の接着材5を設ける場合と比べて、発光装置100を駆動したときに、発光素子3の表面に付着物が付着することを抑制することができる。
実施形態1では、図4に示されるように、平面視で矩形の基板1の第1上面1aの角部の4箇所に、発光素子3を囲むように接着材5が設けられている。このように、接着材5を、平面視で基板1の中心に点対称又は線対称に設けることで、基板1とキャップ8との接合性をより高めることができる。また、第1上面1aのキャップ8が載置される領域の4%〜20%の領域に接着材5を設けることで、基板1とキャップ8との接合性を維持しつつ、発光素子3が載置される空間から発光装置100の外部へ貫通する隙間を十分に確保することができる。
なお、接着材5の個数、配置位置、配置領域、粘度、量、厚み等は、基板1上にキャップ8が接合可能であり、且つ、基板1上にキャップ8が接合されたときに、発光素子3が載置される空間から発光装置100の外部へ貫通する隙間が十分に確保できれば、特に限定されない。
実施形態1では、図2及び図3に示されるように、基板1の上面1の保護素子4が載置される凹部は空隙である。凹部が空隙であると、発光素子3が載置される空間と外部との空気の流れがスムーズになりやすく好ましい。なお、凹部に、保護素子4を被覆する被覆部材を設けてもよい。被覆部材は、その上面が基板1の第1上面1a以下の高さになるように設ける。被覆部材を設けると、接着材5をその上に配置することができ、キャップ8の接合が容易になる。光反射性の被覆部材を設けると、発光装置3の光が保護素子4によって吸収されることを抑制することができる。
実施形態1では、前記のように発光素子3及び保護素子4が載置された基板1の第1上面1a上に、接着材5によってキャップ8が接合される。キャップ8は、発光素子3及び保護素子4を基板1とともに囲むことで、埃や外力、発光装置100を実装基板へ実装する際の接着剤やフラックスから保護する機能を有する。キャップ8は、発光素子3の光を外部に出射可能なように、少なくとも発光素子3の上方に透光性部材7を有する。
実施形態1のキャップ8は、発光素子3の周囲を囲み、且つ、下面の一部が第2上面1bの上方に位置するように、接着材5によって第1上面1a上に接合される遮光性の枠体6と、枠体6の上面に接合される透光性部材7と、を有する。枠体6の下面は、第2上面1bの上方の全てを覆う範囲に設けてもよいし、第2上面1bの上方の一部を覆うように設けられてもよい。特に、枠体6の下面は第2上面1b上の保護素子4を覆うように設けられると、発光素子3の光が吸収されにくく好ましい。なお、実施形態1の枠体6の下面は、略平坦面である。
キャップ8の内側面、すなわち、実施形態1の枠体6の内側面6aは、基板1に対して垂直な面であってもよいが、傾斜面であると好ましい。図2に示されるように、枠体6の内側面6aが、基板1側から透光性部材7側へ外側に傾斜する傾斜面であると、発光素子3の光を上方の透光性部材7へ効率的に反射可能であり、発光素子3の光の取り出しを向上させることができる。なお、枠体6の内側面6aは、基板1に対して垂直であってもよいし、凹凸を有していてもよい。
また、枠体6の内側面6aに、それよりも反射率の高い反射膜6bが設けられていると、さらに発光素子3の光の取り出しを向上させることができる。例えば、反射膜6bとして、Al、Ag等の金属が挙げられる。反射膜6bが金属の場合は、例えば、蒸着、スパッタ等で形成することができる。なお、比較的反射率の高い材料で枠体6を形成する場合は、反射膜6bは設けなくてもよい。これにより、工程数を減らすことができる。
また、キャップ8の下面、すなわち、実施形態1の枠体6の下面は、光反射率が低い方が好ましい。これにより、発光素子3の光が、基板1と枠体6との隙間9から外部へ出射されにくくなる。したがって、発光装置100の上面、すなわち、透光性部材7から発光素子3の光が出射する発光装置100とすることができる。
実施形態1では、平面視で矩形の基板1に、矩形環の枠体6が接合されている。実施形態1の枠体6の外縁は、平面視で基板1の外縁よりも小さく、基板1の外縁よりも内側に配置されるように設けられている。このように枠体6を設けると、例えば平面視で枠体6の外縁が基板1の外縁よりも大きい場合に比べて、枠体6の下面と基板1の上面の接合領域を広くとることが可能なので、基板1と枠体6とが剥離しにくい。なお、枠体6の外縁は、平面視で基板1の外縁と一致するように設けられてもよい。また、基板1及び枠体6は、図10に示すように平面視で長方形であってもよい。この場合、枠体6の長手方向において対向する内側面6cの傾斜角と、枠体6の短手方向において対向する内側面6dの傾斜角は、同じであってもよく、異なっていてもよい。例えば、枠体6の長手方向において対向する内側面6cの傾斜角が、枠体6の短手方向において対向する内側面6dの傾斜角より大きい場合は、発光装置の短手方向に光を広げることができる。そのため、発光装置を短手方向に配列して線状光源を形成するのに適している。
また、枠体6の上面には、透光性部材7が配置・接合しやすいように、凹部や溝が設けられていてもよい。
透光性部材7は、透光性を有する部材であり、実施形態1では枠体6の上面に接合されている。実施形態1では、枠体6と透光性部材7との接合面は、全面的に接合されている。これにより、枠体6の内側面6aによって上方に反射された光が、枠体6と透光性部材7との間から出射しにくいので、所望の配光の発光装置100を得ることができる。
実施形態1では、図1〜図3に示されるように、透光性部材7は平面視でその外縁が枠体6の外縁と一致している。これにより、例えば平面視で透光性部材7の外縁が枠体6の外縁よりも外側にくる場合に比べて、枠体6と透光性部材7の接合性を維持しやすい。なお、透光性部材7は、図2及び図3に示されるような平板状のほか、凸レンズ状でもよく、表面に凹部や溝等を有していてもよい。
透光性部材7は、発光素子3と対向する下面と、当該下面と反対側の上面のいずれか一方又は両方に、発光素子3の光の全反射を抑制可能な透光性の被覆膜を設けてもよい。これにより、発光素子3の光の取り出しを向上させることができる。なお、被覆膜は、上面及び/又は下面の全面に設けてもよいし、一部に設けてもよい。被覆膜としては、AR(Anti Reflection)コートが挙げられ、Al3、MgF、Si、SiOなどの屈折率の異なる層を積層することで設けることができる。例えば、被覆膜は、透光性部材7の上面全面と、下面において枠体6との接合部を除いた領域と、に設けることができる。
なお、実施形態1では、枠体6と透光性部材7とが接合されたキャップ8を用いたが、枠体と透光性部材とが元々一体に形成されたキャップを用いてもよい。
なお、透光性部材7、接着材5、被覆部材、反射膜には、所望に応じて蛍光体、着色料、光拡散材、フィラー等を含有させてもよい。
以上のような構成の発光装置100では、基板1の外縁に沿って離間して複数設けられる接着材5によって、図3及び図7に示されるように基板1の上面と枠体6の下面との間に、隙間9を設けることができる。隙間9は、基板1とキャップ8とで囲まれた発光素子3が載置される空間から、発光装置100の外部へ貫通する。このような隙間9を、発光素子3が配置される基板1と枠体6との間に設けることで、例えば、枠体6と透光性部材7との間に設ける場合と比べて、隙間9が発光素子3の近くに配置されやすい。したがって、発光装置100の外部の空気が発光素子3に触れやすく、より効果的に発光素子3の表面に付着する付着物を抑制することができる。
また、保護素子4は、その上面が第1上面1a以下の高さとなるように第2上面1bに載置される。したがって、発光素子3から該隙間9の間が保護素子4によって遮られることがなく、発光素子3が載置される空間と外部との空気が出入りしやすい構造となっている。これにより、発光装置100の駆動中、発光素子3の表面に黒い付着物が付くことを抑制することができ、当該付着物によって発光素子3の光の取り出しが低下しにくい、信頼性の高い発光装置100を提供することができる。
以下、実施形態1の発光装置100を構成する部材について詳述する。
(基板)
基板1は、例えば図2に示されるように、正負の配線2aと、それを保持する絶縁性の基材2bと、を有する。正負の配線2a及び基材2bは、その上面に載置される発光素子3の出射光を反射可能な材料からなることが好ましい。
正負の配線2aの材料は、発光素子3と電気的に接続可能なものであれば特に限定されず、当該分野で公知の材料によって形成することができる。例えば、Cu、Ni、Pd、W、Cr、Ti、Al、Ag、Au又はそれらの合金等を用いることができる。正負の配線2aとして、放熱性の観点から、特にCu又はCu合金が好ましい。なお、正負の配線2aの表面には、Ag、Pt、Sn、Au、Cu、Rd、又はこれらの合金や、酸化物の被膜が形成されていてもよい。正負の配線2aは、めっき、スパッタ、その他の公知の方法で形成してもよいし、リードフレーム等を用いてもよい。
基材2bの材料としては、セラミックス、樹脂、ガラス等の絶縁材料が挙げられる。特に、放熱性の観点から、無機材料であるセラミックスが好ましい。セラミックスとしては、特に放熱性の高いAlNが好ましい。
なお、基板1上に発光素子3や保護素子4を接合する導電性接着剤又は絶縁性接着剤は、当該分野で公知のものを適宜使用することができる。例えば、導電性接着剤としては、Au−Sn等の半田が挙げられる。
(発光素子)
発光素子3は、当該分野で一般的に用いられる発光ダイオード、レーザダイオードであり、例えば、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)、GaP、GaAsなどのIII−V族化合物半導体等、種々の半導体を利用することができる。発光素子3は、少なくとも、発光層を含む半導体層と、正負の電極と、を有する。実施形態1にかかる発光素子3は、正負の電極が同一面上に設けられている。したがって、発光素子3と基板1とをフリップチップ実装することが可能であり、ワイヤによって発光素子3と基板1とを電気的に接続する場合に比べて、発光装置100を小型化することができる。また、フリップチップ実装することで、発光素子3と隙間9との間に、ワイヤやそのボンディング部等を設けなくてもよい。したがって、発光素子3が載置される空間と発光装置100の外部との空気の流れがスムーズになりやすい。
なお、電極を有する面と反対側の面を基板1の第1上面1aと接合し、発光素子3の正負の電極と基板1の正負の配線2aとをワイヤによってそれぞれ電気的に接続してもよい。また、上面に正負いずれか一方の電極を有し、下面に他方の電極を有する発光素子を用いてもよい。
実施形態1の発光素子3は、紫外光を発する。ここで、紫外光とは、発光波長10nm〜400nm、より好ましくは、10nm〜380nmのものを指す。このような比較的強いエネルギーを発する発光素子3を用いると、発光装置100の駆動中に発光素子3の表面に黒い付着物が付くことがある。特に、発光波長200nm〜380nmの近紫外と言われる領域の光を発する発光素子3を用いる場合、この現象が顕著に表れることがある。しかし、実施形態1の発光装置100のように、発光素子3が載置される空間と外部との空気の流れがスムーズな構成とすることで、付着物の付着を抑制することができる。したがって、所望の光を発する信頼性の高い発光装置100を提供することができる。
発光素子3の電極の材料としては、例えばAu、Ag、Cu、Pt、Al、Rh、W、Ti、Ni、Pd等の金属を用いることができ、これらの金属を単層又は複数層積層して用いてもよい。
発光素子3は、半導体層を成長させるための成長基板を有していてもよい。成長基板としては、サファイアのような絶縁性基板、SiC、ZnO、Si、GaAs、ダイヤモンド、及び窒化物半導体と格子接合するニオブ酸リチウム、ガリウム酸ネオジム等の酸化物基板が挙げられる。成長基板は、透光性であることが好ましい。なお、成長基板はレーザリフトオフ法等を利用して除去されていてもよい。
(保護素子)
保護素子4としては、例えば、ツェナーダイオード、コンデンサ、バリスタ等が挙げられる。特に、保護素子4としてツェナーダイオードを載置することで、駆動における信頼性が高い発光装置100を提供することができる。なお、保護素子4は、基板1の第2上面1bの正負の配線2aにフリップチップ実装されていてもよいし、ワイヤ等で電気的に接続されていてもよい。図2及び図3に示されるように、保護素子4が基板1の第2上面1bにフリップチップ実装されていると、発光装置を小型化することが可能である。また、フリップチップ実装によれば、保護素子4と基板1の正負の配線2aとを電気的に接続するワイヤ等を設けなくてもよいので、発光素子3が載置される空間と外部との空気の流れが遮られにくい。
(接着材)
接着材5は、基板1とキャップ8とを接合可能な材料であれば、特に限定されない。接着材5の材料としては、樹脂、半田、低融点ガラス等が挙げられる。特に、樹脂は、基板1の上面1aに配置しやすいため好ましい。樹脂としては、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ、特に耐熱性の観点から、シリコーン樹脂が好ましい。半田の材料としては、Au−Sn、Au−In等が挙げられる。半田は、発光素子3の光による劣化が少なく、接合時にセルフアライメント効果によりキャップ8と基板1との位置ズレを補正することが可能である。
接着材5は、ポッティング、印刷等で設けることができる。特に、工程コストや作業効率の観点から、ポッティングが好ましい。
(キャップ)
キャップ8は、基板1とは別体であり、接着材5によって基板1に接合される。実施形態1では、キャップ8は、枠体6と透光性部材7とを有する。
(枠体)
枠体6の材料は、発光素子3の光を遮光可能であり、基板1及び透光性部材7と接合可能なものであればよい。例えば、無機材料としては、Si等の非金属、Al、Co、W、Fe−Ni合金、Pt、Cu、Cu−W等の金属が挙げられる。有機材料としては、ポリアミド樹脂、ポリフタルアミド樹脂、ガラスエポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。
枠体6は、所望の形状に加工しやすい材料からなることが好ましい。加工しやすい材料としては、Si等が挙げられる。枠体6の加工方法としては、へき開法、エッチング法、金型による成形法等が挙げられる。特に、Siは、枠体6の内側面6aを所望の傾斜面に形成しやすく好ましい。具体的には、Siはその結晶構造から、へき開法により54.7°傾斜した平滑なへき開面を得ることができる。これを、枠体6の内側面6bとすることで、発光素子3の光を透光性部材6に効率的に反射可能な枠体6を容易に形成することができる。
また、枠体6は、透光性部材7との接合が容易な材料であることが好ましい。透光性部材7が例えばガラスの場合、枠体6がSiであると、枠体6と透光性部材7とを陽極接合することができる。陽極接合によれば、熱及び電圧を加えることで容易に部材どうしを強固に接合できる。さらに、枠体6は、反射率の高い材料で形成されることが好ましい。これにより、発光素子3の光を効率的に透光性部材7へ反射させることができる。例えば、反射率の高い材料としては、Al、Ag等が挙げられる。
その他、枠体6は、基板1と熱膨張係数の近い材料で構成されると好ましい。これにより、基板1と枠体6との接合時に、部材の熱膨張に起因する割れや破損を抑制することができる。
(透光性部材)
透光性部材7は、例えば劣化しにくいガラス等であると好ましい。その他、透光性部材7としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの樹脂や、石英等を用いることができる。透光性部材7は、透明であることが好ましいが、白濁などの不透明であってもよい。なお、透光性部材7は、熱膨張係数の小さい材料で形成されると好ましい。また、透光性部材7は、基板1及び枠体6と熱膨張係数の差が少ない材料で形成されると好ましい。これにより、透光性部材7の割れを抑制することができる。
発光素子3の発光波長が400nm以下の近紫外〜紫外領域である場合は、透光性部材7の材料にガラスを用いることが好ましい。これにより、樹脂等を用いるよりも劣化を抑制することができる。また、発光素子3の発光波長が250nm以下の深紫外領域である場合は、石英を用いることが好ましい。これにより、発光素子3の光を効率よく取り出すことができる。
<実施形態2>
図5Aは、実施形態2にかかる発光装置200aを示す概略断面図である。実施形態1では、下面が略平坦である枠体6を用いたが、下面に凹部を有する枠体を用いてもよい。実施形態2では、図5Aに示されるように、枠体26の下面は、基板21の上面側の第1下面26cと、それよりも高い位置に設けられる第2下面26dと、を有する。第2下面26dは、第1下面26cよりも0.1mm〜0.3mm高い位置に設けることができる。その他の発光装置の構成については、実施形態1と略同様とすることができるため、詳細な説明は省略する。
このように、第2下面26dを設けることで、基板21の第1上面21aと枠体26の下面との間の隙間が狭い部分を少なくしつつ、実装基板へ実装する際に接着剤やフラックス等が枠体26内に侵入しにくい発光装置200aとすることができる。したがって、発光素子23が載置される空間と発光装置200aの外部との空気の流れをスムーズにしつつ、接着剤やフラックス等の浸入による発光素子23や保護素子24の不具合を抑制することができるので、信頼性の高い発光装置200aを提供することができる。
第2下面26dは、少なくとも基板21の第2上面21aの上方に設けられることが好ましい。
発光素子23が載置される空間と発光装置200aの外部との間を流れる空気の一部は、基板21の第1上面21aから第2上面21bに沿って流れていく。ここで、第2上面21bに沿って流れる空気は、第1上面21aと第2上面21bの高低差により、その流れの勢いが緩やかになる可能性がある。しかしながら、基板21の第2上面21aの上方に、枠体26の第2下面26dを設け、その部分の基板21と枠体26との間の隙間を広くすることで、空気の流れを活発にすることが可能である。
図5Bは、実施形態2にかかる別の形態の発光装置200bを示す概略断面図である。実施形態2のように、下面に第1下面26cと第2下面26dとを有する枠体26を用いれば、上面が基板21の第1上面21aよりも高い保護素子24を用いたとしても、保護素子24と枠体26との間に隙間を十分確保することができる。したがって、発光素子23が載置される空間と発光装置200bの外部との空気の流れを比較的スムーズにすることが可能である。
なお、実施形態2では、反射膜は枠体26の内側面だけでなく、第1下面26c、第2下面26d、下面の凹部の側面、に設けてもよい。これにより、発光素子3の光の取り出しをさらに向上させることができる。
<実施形態3>
図6は、発光装置100が実装基板300に実装された発光モジュール1000の一部を示す概略断面図である。発光モジュール1000は、発光装置100の基板1が上側に配置されるように、発光装置100が実装基板300に接合されて使用される。
このように、発光装置100の基板1が上側に配置されるように実装し、発光モジュール1000として使用することで、発光素子3が載置される空間と発光装置100の外部との空気の出入りをより活発にすることができる。具体的には、発光装置100の発光素子3が載置される空間の空気は、発光素子3が発する光や熱により温められ、空間の上方、すなわち、実施形態3では図6に示される発光装置100の基板1側へ移動しやすい。発光素子3が載置される空間において、その空気が集まりやすい領域に、発光装置100の基板1と枠体6の隙間が配置されると、発光装置100の内外の空気の流れがスムーズになりやすい。したがって、発光素子3の表面に付着物が付着することを効率的に抑制することができ、信頼性の高い発光モジュール1000を提供することが可能である。
<実施形態4>
図8Aは、実施形態4に係る発光装置400を示す概略平面図である。図8Bは、図8Aに示す発光装置400のX−X´線における概略断面図である。図8Cは、発光装置400に用いられる、発光素子43、保護素子44及び接着材45が設けられた基板41の概略平面図であり、基板41に枠体46と透光性部材47とを有するキャップ48を接合する前の状態を示す。発光装置400において、基板41は、その上面において、平面視で発光素子43と接着材45とを結ぶ直線と重なる領域に突起41cを有している。発光装置400は、複数設けられた接着材45のそれぞれに対応して、複数の突起41cが設けられている。突起41cにより発光素子43からの光を上方に反射させることができるので、光取り出し効率の低下を抑制しつつ、発光素子43が発する光が接着材45に直接照射されることによる接着剤45の劣化を防止することができる。その他の発光装置の構成については、実施形態1と略同様とすることができるため、詳細な説明は省略する。
突起41cは、平面視において、枠体46の内部に枠体46の内側面46aに沿って設けられている。また、平面視において、複数の突起41cどうしが離間して設けられることで、仮に突起41cと枠体46が接触したとしても、発光素子43が載置される空間から発光装置400の外部へ貫通する隙間を確保している。
突起41cの上面は、枠体46の下面と同じ高さ又は枠体46の下面よりも高いことが好ましい。これにより、発光素子43が発する光が接着材45に直接照射されにくくなる。
<実施形態5>
図9Aは、実施形態5にかかる発光装置500を示す概略平面図である。図9Bは、図9Aに示す発光装置500のX−X´線における概略断面図である。図9Cは、図9Aに示す発光装置500に用いられる、発光素子53、保護素子54及び接着材55が設けられた基板51の概略平面図であり、基板51に枠体56と透光性部材57とを有するキャップ58を接合する前の状態を示す。発光装置500において、基板51は、その上面において、平面視で発光素子53と保護素子54とを結ぶ直線と重なる領域に突起51cを有している。その他の発光装置の構成については、実施形態1と略同様とすることができるため、詳細な説明は省略する。
このように、突起51cを設けることで、発光素子53が発する光が保護素子55によって吸収されることを抑制することができる。突起51cの上面は、枠体56の下面と同じ高さ又は枠体56の下面よりも高いことが好ましい。これにより、発光素子53が発する光が保護素子55に直接照射されにくくなる。なお、実施形態4に係る発光装置400において、本実施形態の突起51cに相当する突起を設けることもできる。
以下に、実施形態1にかかる発光装置100の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
<実施例1>
実施例1に示す発光装置100は、平面視で3.5mm×3.5mm、高さ方向の厚みは0.9mmである。実施例1の発光装置100は、AlNからなる基材2bと、Ni/Auからなる正負の配線2aと、を備える基板1を有する。実施例1の基板1は、平面視で3.5mm×3.5mmの矩形状であり、高さ方向の厚みは0.4mmである。基板1の上面は、第1上面1aと、第1上面1bよりも低い第2上面1bとを有し、それぞれの上面に、正負の配線2aが設けられている。
実施例1の第2上面1bは、第1上面1aよりも0.2mm低く設けられている。第2上面1bは、平面視で、例えば基板1の上面の略中央から矩形のいずれか一辺側に寄って設けられており、0.7mm×0.7mmの矩形状である。
実施例1の発光素子3は、同一面上に正負の電極を有し、平面視で1.0mm×1.0mmの矩形状であり、高さ方向の厚みは0.2mmである。発光素子3は、平面視で基板1の第1上面1a(例えば略中央)に導電性接着剤によってフリップチップ実装されている。実施例1の保護素子4は、同一面上に正負の電極を有し、平面視で0.43mm×0.35mmの矩形状のものを用いることができ、高さ方向の厚みは0.14mmである。保護素子4は、基板1の第2上面1bに導電性接着剤によってフリップチップ実装されており、その上面は第1上面1a以下の高さに設けられる。
実施例1では、接着材5としてシリコーン樹脂が、平面視で矩形の基板1の第1上面1aの角部にそれぞれ設けられる。例えば、接着材5として、粘度80Pa・S〜150Pa・Sのシリコーン樹脂を、直径0.37mmとなるように基板1の4角にぞれぞれ配置することができる。
実施例1のキャップ8は、平面視で矩形環状のSiからなる枠体6の上面に、透光性部材7として矩形状のガラス板が陽極接合されている。平面視で、枠体6の外縁と透光性部材7の外縁は略一致している。実施例1では、枠体6の高さ方向の厚みは0.3mm、枠体6の幅方向の厚みは1.1mm、透光性部材6の高さ方向の厚みは0.2mmである。実施例1では、平面視でキャップ8の外縁は、基板1の外縁よりも0.05mm〜0.2mm内側に配置されるように設けられる。実施例1の枠体6の内側面6aは、基板1側から透光性部材7側へ外側に傾斜した傾斜面となっており、その上に反射膜6bとして厚み1μm〜5μmのAlを設けることができる。実施例1では、透光性部材7の上面及び下面の枠体6との接合面以外の領域に、被覆膜としてAl、MgFからなるARコートが設けられている。
実施例1では、基板1の第1上面1aと枠体6の下面との間の隙間9は、高さ方向において30μmである。隙間9は、図3及び図7に示されるように、接着材5間において、発光素子3が載置される空間から発光装置100の外部に貫通しており、発光素子3と隙間9との間には、保護素子4やワイヤ等の部材が配置されない。したがって、発光素子3が載置される空間と、発光装置100の外部との間の空気の出入りが比較的スムーズであり、発光素子3の表面に黒い付着物が付着しにくい、信頼性の高い発光装置100を提供可能である。
100、200a、200b、400、500…発光装置
300…実装基板
1000…発光モジュール
1、21、41、51…基板
1a、21a、41a、51a…第1上面
1b、21b、41b、51b…第2上面
41c、51c…突起
2a…正負の配線
2b…基材
3、23、43、53…発光素子
4、24、44、54…保護素子
5、25、45、55…接着材
6、26、46、56…枠体
6a、46a…枠体の内側面
6b…反射膜
26c…第1下面
26d…第2下面
7、27、47、57…透光性部材
8、28、48、58…キャップ
9…隙間

Claims (10)

  1. 第1上面と、前記第1上面よりも低い第2上面と、を有する基板と、
    前記第1上面に載置され、紫外光を発する発光素子と、
    前記第2上面に載置され、上面が前記第1上面以下に設けられる保護素子と、
    前記発光素子よりも外側の前記第1上面に複数設けられた接着材と、
    前記接着材によって前記第1上面の一部と接合され、前記発光素子を囲むように、且つ、下面が前記第2上面の上方に配置されるように設けられる枠体と、
    前記枠体の上面に接合される透光性部材と、を備え、
    前記第1上面と前記枠体の下面との間に、前記発光素子が載置される空間から発光装置の外部に貫通する隙間を有し、
    前記接着材によって、前記第1上面と前記枠体の下面との間に前記隙間が設けられる発光装置。
  2. 前記第1上面と前記枠体の下面との隙間は、10μm〜50μmである請求項に記載の発光装置。
  3. 前記枠体の下面は、前記第2上面の上方に位置する領域に、凹部を有する請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記基板は平面視で矩形状であり、
    前記接着材は、前記第1上面の角部に設けられている請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記発光素子は、前記基板にフリップチップ実装されている請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記保護素子は、前記基板にフリップチップ実装されている請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記枠体の内側面に、反射膜が設けられている請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記基板は、その上面において、平面視で前記発光素子と前記接着材とを結ぶ直線と重なる領域に突起を有している請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記突起は、前記複数設けられた接着材のそれぞれに対応して複数設けられ、
    平面視において、複数の前記突起どうしが離間して設けられている請求項に記載の発光装置。
  10. 前記基板は、その上面において、前記発光素子と前記保護素子とを結ぶ直線と重なる領域に突起を有している請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
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