JP6508016B2 - 画像形成システム、画像形成装置、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像形成システム、画像形成装置、及びプログラムに関する。
従来、MFP(Multi Function Peripheral)と、端末とがネットワークを介して接続され、各種サービスが実現されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−59083号公報
特許文献1に記載のような従来技術は、画像形成装置として機能するMFPから端末を遠隔操作するものであるが、MFPに表示されている操作画面と、端末に表示されている操作画面とは異なるものであり、MFP側の操作画面と、端末側の操作画面とが連動して変化するものではない。
よって、仮に、端末からMFPを遠隔操作しようとしても、端末側の操作画面と、MFP側の操作画面とは異なるものであるため、端末側の操作画面のサービスマンは、MFP側の操作画面を事前に把握する必要がある。
しかし、MFP側の操作画面は、パネルカスタマイズ機能により顧客ごとに異なる可能性がある。よって、従来技術では、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置を遠隔操作しようとしても、画像形成装置に表示されている操作画面を事前に把握しなければ遠隔操作が困難となっている。
したがって、特許文献1に記載のような従来技術において、仮に、端末からMFPを遠隔操作しようとしても、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができない恐れがある。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる画像形成システム、画像形成装置、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成システムは、リモート端末と、前記リモート端末と通信可能な画像形成装置とを備える画像形成システムであって、前記リモート端末は、端末側表示画面を表示する端末側表示部と、前記端末側表示部に表示された前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報を前記画像形成装置に送信する端末側通信部とを備え、前記画像形成装置は、本体側表示画面を表示する本体側表示部と、前記端末側通信部により送信された前記操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部とを備え、前記本体側表示部は、前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、互いに相関関係のある複数の操作画面を含み、前記操作画面は、操作を受け付ける操作項目を含み、前記リモート端末は、前記端末側表示画面として、前記ネイティブ画面に含まれる前記操作画面を少なくとも表示可能であり、前記本体側制御部は、前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させる、ことを特徴とするものである。
この画像形成システムによれば、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。また、この画像形成システムによれば、遠隔側操作内容と、本体側操作内容とのつじつまを合わせることができる。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、前記ネイティブ画面に存在し、前記カスタマイズ画面に存在しない前記操作項目を、操作不可能状態とした設定内容を含んだ前記ネイティブ画面に含まれる前記操作画面を前記リモート端末に送信する、ことが好ましい。
この画像形成システムによれば、カスタマイズ画面と同様の操作項目を可視化することができる。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれに含まれる前記操作画面を前記リモート端末に送信する、ことが好ましい。
この画像形成システムによれば、ネイティブ画面に含まれる操作画面と、カスタマイズ画面に含まれる操作画面との相違点を可視化することができ、リモート端末から遠隔操作をするものに注意喚起を促すことができる。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記カスタマイズ画面のツリー情報を前記リモート端末に送信し、前記端末側表示部は、前記カスタマイズ画面の前記ツリー情報を表示し、前記ツリー情報は、前記操作項目の経路が含まれ、前記操作項目の経路は、前記操作項目のうち、前記操作画面の遷移に応じて関連付けられている前記操作項目の前記操作画面を介した相関関係を示す、ことが好ましい。
この画像形成システムによれば、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまでの経路を可視化できる。
また、本発明に係る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目が操作された旨を含ませた前記ツリー情報を前記リモート端末に送信し、前記端末側表示部は、前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目が操作された旨を含ませた前記ツリー情報を表示する、ことが好ましい。
この画像形成システムによれば、メンテナンス時の障害要因を特定しやすくなる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、本体側表示画面を表示する本体側表示部と、前記本体側表示画面がリモート端末の端末側表示画面に表示され、前記リモート端末から取得した前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部とを含み、前記本体側表示部は、前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、互いに相関関係のある複数の操作画面を含み、前記操作画面は、操作を受け付ける操作項目を含み、前記本体側制御部は、前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させる、ことを特徴とするものである。
この画像形成装置においても、上記の画像形成システムと同様に、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。また、この画像形成システムによれば、遠隔側操作内容と、本体側操作内容とのつじつまを合わせることができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、画像形成装置を制御するコンピュータを、本体側表示画面を表示する本体側表示部と、前記本体側表示画面がリモート端末の端末側表示画面に表示され、前記リモート端末から取得した前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部と、として機能させるためのものであって、前記本体側表示部は、前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、互いに相関関係のある複数の操作画面を含み、前記操作画面は、操作を受け付ける操作項目を含み、前記本体側制御部は、前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させるものである、ことを特徴とするものである。
このプログラムにおいても、上記の画像形成システムと同様に、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。また、遠隔側操作内容と、本体側操作内容とのつじつまを合わせることができる。
本発明によれば、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。
実施形態1に係る画像形成システム1の全体構成の一例を示す図である。 実施形態1に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1に係る情報端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1に係るMFP10の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1に係る情報端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1において、ネイティブ画面のメインメニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。 実施形態1において、ネイティブ画面のコピーメニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。 実施形態1において、ネイティブ画面の用紙設定メニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。 実施形態1において、ネイティブ画面の応用設定メニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。 実施形態1において、ネイティブ画面に含まれる操作画面の階層と、カスタマイズ画面に含まれる操作画面の階層とを示す図である。 実施形態1に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。 実施形態1に係るカスタマイズ画面遷移処理を説明するフローチャートである。 実施形態1に係るネイティブ画面の構成例を示す図である。 実施形態1に係るカスタマイズ画面の構成例を示す図である。 実施形態2に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。 実施形態2に係るネイティブ画面の構成例を示す図である。 実施形態3に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。 実施形態3に係る本体側操作画面遷移処理を説明するフローチャートである。 実施形態3に係るリモート端末側操作画面遷移処理を説明するフローチャートである。 実施形態4に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。 実施形態4に係るツリー情報の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、実施形態1に係る画像形成システム1の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置として機能するMFP(Multi Function Peripheral)10a〜10c及び情報端末20a,20bを含み、それぞれが通信媒体3に接続されている。また、画像形成システム1は、無線局30を含み、無線局30が通信媒体3に接続されている。
情報端末20aは、MFP10a〜10cを制御するための各種ドライバプログラムがインストールされている。なお、MFP10a〜10cの種類が異なる場合、情報端末20aには、MFP10a〜10cを制御するための3種類の各種ドライバプログラムがそれぞれインストールされる。
MFP10a〜10cのそれぞれは、原稿を読み取るための原稿読取機能、画像データに基づいて紙等の記録媒体に画像を形成するための画像形成機能、及びファクシミリデータを送受信するファクシミリ送受信機能が実現される。つまり、MFP10a〜10cのそれぞれは、画像形成装置として機能するものである。なお、MFP10a〜MFP10cのそれぞれは同一の機能が実現されるものであり、何れか1台を特に限定しない場合、MFP10と称する。
通信媒体3は、例えば、ローカルエリアネットワークを構成し、接続形態は有線及び無線の何れであってもよい。また、通信媒体3は、インターネット等のワイドエリアネットワークに接続されている。なお、通信媒体3は、ローカルエリアネットワークに限定されず、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks)を構成してもよい。
情報端末20bは、携帯電話の機能が実現される端末であり、携帯電話用基地局と無線を介して通信することにより携帯電話網に接続し、通話が可能となる。また、情報端末20bは、無線LAN通信機能が実現される端末である。
無線局30は、通信媒体3に接続された中継装置であり、無線LAN通信機能が実現される情報端末20bと通信することにより、情報端末20bと接続する。なお、MFP10は、通信媒体3を介して情報端末20aとデータの送受信が可能であり、通信媒体3及び無線局30を介して情報端末20bとデータの送受信が可能となる。
なお、MFP10に無線LAN通信機能が実装されている場合、MFP10は、無線局30を介さずに、情報端末20とデータの送受信が可能となる。
つまり、情報端末20a,20bは、MFP10と通信が可能なものである。例えば、情報端末20aは、MFP10と通信を確立させ、MFP10を遠隔操作することが可能であり、リモート端末として機能し得る。情報端末20bも同様である。なお、情報端末20a,20bの何れかを特に区別しない場合、情報端末20と称する。
次に、情報端末20によるMFP10の遠隔操作の概要について説明する。図2は、実施形態1に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3は、実施形態1に係る情報端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP10は、メイン回路110と、自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、操作パネル160とを含む。また、図3に示すように、情報端末20は、CPU201と、記憶部203と、端末側表示部206と、端末側操作部207と、端末側通信部208とを含む。
なお、情報端末20bは、上記に加え、不図示の撮像部、無線通信部、及び通話部を含む。
自動原稿搬送装置120は、原稿を原稿読取部130に搬送する。原稿読取部130は、自動原稿搬送装置120により搬送された原稿を読み取る。画像形成部140は、原稿読取部130により読み取られた原稿の画像データに基づいて用紙等の記録媒体に画像を形成する。給紙部150は、画像形成部140に用紙等の記録媒体を供給する。
操作パネル160は、例えば、MFP10の上面側に設けられ、本体側表示部161及び本体側操作部163を含む。
本体側表示部161は、表示装置であり、例えば、液晶表示装置からなる。本体側表示部161は、ユーザーへの指示メニュー及び原稿読取部130により読み取られた原稿の画像データに関する情報等を含む本体側表示画面を表示する。
本体側表示部161は、本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能である。ネイティブ画面及びカスタマイズ画面のそれぞれは、互いに相関関係のある複数の操作画面を含む。操作画面は、操作を受け付ける操作項目を含む。なお、操作画面及び操作項目の詳細については後述する。
本体側操作部163は、ユーザーの操作による指示を受け付ける。本体側操作部163は、ハードキー部167を含む。ハードキー部167は、複数のキーからなる。複数のキーのそれぞれは、各種の指示、文字、及び数字等のデータの入力を受け付けるものである。本体側操作部163は、タッチパネル165を含む。タッチパネル165は、本体側表示部161上に設けられ、本体側表示部161の表示画面が触れられた場所に対応する座標を検出する。なお、ハードキー部167はなくてもよい。
メイン回路110は、本体側制御部111と、ネットワーク接続部112と、ROM113と、RAM114と、HDD115と、ファクシミリ部116と、外部記憶装置117とを含む。
本体側制御部111は、CPUから構成されるものであり、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150、及び操作パネル160と接続され、MFP10全体を制御する。
本体側制御部111は、端末側通信部208により送信された操作情報に応じて、本体側表示部161に表示させる本体側表示画面を遷移させる。具体的には、本体側制御部111は、操作項目のうち、端末側表示画面を介して選択された操作項目がカスタマイズ画面に含まれる操作項目として存在する場合、本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する操作項目のうち、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまで、カスタマイズ画面に含まれる操作画面を遷移させる。なお、端末側通信部208及び端末側表示画面の詳細については後述する。
ネットワーク接続部112は、MFP10を通信媒体3に接続するインターフェースである。よって、本体側制御部111は、ネットワーク接続部112を介して、MFP10a〜10c又は情報端末20と通信することにより、各種データを送受信する。ネットワーク接続部112は、通信媒体3を介してインターネットに接続された各種機器と通信が可能である。
ROM113は、本体側制御部111が実行するプログラム又はそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、本体側制御部111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる原稿の画像データを一時的に記憶する。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続される。ファクシミリ部116は、公衆交換電話網にファクシミリデータを送信する。ファクシミリ部116は、公衆交換電話網からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータをHDD115に記憶する、又は画像形成部140に出力する。
よって、画像形成部140は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントすることができる。ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換し、公衆交換電話網に接続された不図示のファクシミリ装置に送信する。なお、HDD115は、大容量記憶装置として機能するものであり、例えば、ハードディスクドライブからなる。なお、ファクシミリ部116はなくてもよい。
外部記憶装置117は、CD−ROM118が装着される。これにより、本体側制御部111は、外部記憶装置117を介してCD−ROM118にアクセス可能である。本体側制御部111は、外部記憶装置117に装着されたCD−ROM118に記憶されたプログラムを、RAM114にロードして実行する。なお、外部記憶装置117はなくてもよい。
なお、画像形成システム1において、MFP10と、情報端末20との間で、データが送受信される際、データを送受信するプロトコルは、受信側の装置において送信元を特定することができれば、任意のプロトコルを用いることができる。データを送受信するプロトコルは、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、SMPT(Simple Mail Transfer Protocol)、及びPOP(Post Office Protocol)等が用いられる。
記憶部203は、CPU201が実行するプログラム、又はそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。CPU201は、記憶部203に記憶されたプログラムを、CPU201が含まれる不図示のRAMにロードして実行する。
端末側表示部206は、表示装置であり、例えば、液晶表示装置からなる。端末側表示部206は、ユーザーへの指示メニューを表示する。端末側表示部206は、端末側通信部208により取得された各種データに関する情報等を含む端末側表示画面を表示する。
端末側操作部207は、ユーザーの操作による指示を受け付ける。端末側操作部207は、ハードキー部212を含む。ハードキー部212は、複数のキーからなる。複数のキーのそれぞれは、各種の指示、文字、及び数字等のデータの入力を受け付けるものである。端末側操作部207は、タッチパネル211を含む。タッチパネル211は、端末側表示部206上に設けられ、端末側表示部206の表示画面が触れられた場所に対応する座標を検出する。なお、ハードキー部212はなくてもよい。
端末側通信部208は、例えば無線局30と通信し、情報端末20を通信媒体3に接続するためのインターフェースである。情報端末20に予めMFP10a〜10cのそれぞれのIP(Internet Protocol)アドレスを登録しておくことにより、MFP10a〜10cのそれぞれと通信することができ、データの送受信が可能となる。なお、端末側通信部208は、無線局30との通信に限らず、各種機器と通信可能であり、情報端末20と、MFP10との通信を実現させるものである。
端末側通信部208は、端末側表示部206に表示された端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報を画像形成装置に送信する。
次に、情報端末20によりMFP10を遠隔する機能構成について説明する。図4は、実施形態1に係るMFP10の機能構成の一例を示すブロック図である。図5は、実施形態1に係る情報端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。
本体側制御部111が、ROM113、HDD115、又はCD−ROM118に記憶された各種プログラムを実行することにより、図4に示すような、リモート操作制御部51及び操作画面制御部53を含む各種機能が実現される。
リモート操作制御部51は、リモート操作を行う機能が例えばプログラムモジュールとして構成される。リモート操作制御部51は、操作画面通知部61と、操作情報受信部62とを含む。
操作画面制御部53は、操作画面を制御する機能が例えばプログラムモジュールとして構成される。操作画面制御部53は、ネイティブ画面制御部71と、カスタマイズ画面制御部72とを含む。
リモート操作制御部51は、リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、現在表示されているカスタマイズ画面のカスタマイズ画面情報を取得し、該当する操作画面の作成要求をネイティブ画面制御部71に通知する。
リモート操作制御部51は、ネイティブ画面制御部71により作成されたネイティブ画面をリモート端末に送信する。このようにすることで、リモート端末では、ネイティブ画面が端末側表示部206により表示される。よって、端末側操作部207は、端末側表示部206により表示されたネイティブ画面を介した操作を受け付けることが可能となる。
よって、リモート操作制御部51は、リモート端末による遠隔操作内容に基づく操作情報により、ネイティブ画面に含まれる複数の操作画面のうち、どの操作画面が操作されたかを判定すると共に、操作された操作画面に含まれる複数の操作項目のうち、どの操作項目が操作されたかを判定する。それらの判定結果は、カスタマイズ画面制御部72に通知される。
これにより、カスタマイズ画面制御部72は、通知結果に基づいてカスタマイズ画面の遷移を行うことができる。
次に、操作画面通知部61、操作情報受信部62、ネイティブ画面制御部71、及びカスタマイズ画面制御部72のそれぞれの機能について説明する。
操作画面通知部61は、ネイティブ画面制御部71又はカスタマイズ画面制御部72により作成された操作画面をリモート端末に通信媒体3を介して通知する。
操作情報受信部62は、リモート端末から操作情報を受信する。操作情報受信部62は、受信した操作情報に基づき操作内容を判定する。操作情報受信部62は、操作内容の判定結果を操作画面制御部53に通知する。
ネイティブ画面制御部71は、例えば、ファームウェアが作成する操作画面の表示制御を行う。ファームウェアが作成する操作画面のそれぞれは、本体側表示画面のデフォルト設定であるネイティブ画面となる。つまり、ネイティブ画面制御部71は、ネイティブ画面を生成し、生成結果を出力する。なお、本体側表示画面のデフォルト設定は、ネイティブ画面情報として構成される。
カスタマイズ画面制御部72は、ユーザーが任意に作成した操作画面の表示制御を行う。ユーザーが任意に作成した操作画面のそれぞれは、ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面となる。つまり、カスタマイズ画面制御部72は、カスタマイズ画面を生成し、生成結果を出力し、本体側表示部161にカスタマイズ画面を表示させる。なお、ネイティブ画面が編集された情報は、カスタマイズ画面情報として構成される。
要するに、カスタマイズ画面は、ネイティブ画面の部分集合である。カスタマイズ画面は、ネイティブ画面の範囲内で、カスタマイズされたものとなる。カスタマイズできることは、操作項目の配置、操作項目のサイズ、及び操作項目を含ませる操作画面等を変更することである。
また、操作画面は、上位から下位に渡る階層構造となる。よって、カスタマイズ機能によりカスタマイズされたカスタマイズ画面に含まれる操作画面のうち、例えば、上位の操作画面には、使用頻度の高い操作項目が含まれるようにすることができる。また、例えば、下位の操作画面には、使用頻度の低い操作項目が含まれるようにすることができる。つまり、操作項目が含まれる場所は、階層レベルでの変更が可能となる。
なお、ネイティブ画面に含まれる操作画面及び操作項目は、使用対象のMFP10の仕様に応じて変更され得る。この場合、カスタマイズ画面は、その変更されたネイティブ画面の範囲内において、カスタマイズが可能となる。
なお、図示は省略するが、本体側制御部111が、各種プログラムを実行することにより、画像処理部を含む機能が実現される。
画像処理部は、各種指令に応じて、画像形成部140に画像形成指令を出力する。画像処理部は、受信された操作信号に基づいて画像に関連する処理を実行する。操作信号は、遠隔操作の主体となり得る情報端末20から送信される。例えば、情報端末20において表示されている操作画面が操作された場合、操作信号が生成され、遠隔操作対象であるMFP10にその操作信号が送信される。
画像処理部は、画像に関連する処理を実行する際、操作信号の受信を契機として、操作信号に含まれる、操作項目位置情報と、画面識別情報と、に基づいて、操作画面を介して操作された操作内容と、操作画面を介して操作され得る操作内容とを関連付ける。
また、CPU201が、記憶部203等に記憶された各種プログラムを実行することにより、図5に示すような、端末側表示制御部81、座標検出部83、演算部84、及び操作情報通知部85を含む各種機能が実現される。
端末側表示制御部81は、記憶部203に記憶されたデータを端末側表示部206に表示させる。記憶部203は、端末側通信部208を介して取得される操作画面が保持されている。つまり、端末側表示制御部81は、記憶部203に記憶された操作画面を端末側表示部206に表示させる。
座標検出部83は、端末側表示部206により表示された操作画面の操作内容を端末側操作部207が受け付けた場合、端末側操作部207が操作された位置情報を座標情報として検出する。例えば、操作画面に複数の操作項目が表示され、その複数の操作項目の何れかが操作された場合、座標検出部83は、その操作された操作項目位置情報を、座標情報として検出する。
演算部84は、操作画面を介して操作された操作内容に基づいて、操作情報を生成する。操作情報は、操作画面識別情報と、操作項目位置情報とを含む。
操作画面識別情報は、複数の操作画面のうち、操作時の操作画面を識別する識別情報である。例えば、識別情報として、複数の操作画面に昇順に番号が付与されている場合、直近で行われた操作のときの操作画面は、番号により特定可能である。よって、情報端末20によるMFP10の遠隔操作の最中、情報端末20と、MFP10との通信が断絶したとしても、その番号を参照することにより、遠隔操作を通信断絶時の状態から再開させることができる。なお、操作画面識別情報は、上記一例に限定されるものではない。例えば、時刻を基準としてもよい。また、直近で行われた操作のときの操作画面について説明しているが、過去に行われた操作のうち、直近の1つ手前の操作であってもよい。つまり、過去に行われた操作のうち、予め設定されたタイミングの操作のときの操作画面が、操作時の操作画面として識別されてもよい。
操作項目位置情報は、操作画面に含まれる操作項目の座標情報に基づいて生成される情報である。例えば、操作画面に含まれる操作項目として、コピー、スキャン、及びFAXの動作指令機能が含まれ、そのうち、コピーの動作指令機能が選択された場合、選択された場所に対応する座標情報を含む情報が、操作項目位置情報として生成される。
操作情報通知部85は、演算部84により生成された操作情報を送信する。例えば、操作情報通知部85は、端末側通信部208を介して、操作情報をMFP10に送信する。
次に、ネイティブ画面と、カスタマイズ画面との対応関係について説明する。図6は、実施形態1において、ネイティブ画面のメインメニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。図7は、実施形態1において、ネイティブ画面のコピーメニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。図8は、実施形態1において、ネイティブ画面の用紙設定メニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。図9は、実施形態1において、ネイティブ画面の応用設定メニューと、カスタマイズ画面との対応表の一例を示す図である。
図6においては、カスタマイズ画面は、ネイティブ画面のメインメニューに含まれる選択肢のうち、一部のものだけが含まれるように編集されたものとなっている。図7においては、カスタマイズ画面は、ネイティブ画面のコピーメニューに含まれる機能及び選択肢のうち、一部のものだけが含まれるように編集されたものとなっている。
図8においては、カスタマイズ画面は、ネイティブ画面の用紙設定メニューに含まれる機能及び選択肢のうち、一部のものだけが含まれると共に、ネイティブ画面の画面とは異なる画面に上記機能及び選択肢が含まれるように編集されたものとなっている。図9においては、カスタマイズ画面は、ネイティブ画面の応用設定メニューに含まれる機能及び選択肢のうち、一部のものだけが含まれると共に、ネイティブ画面の画面とは異なる画面に上記機能及び選択肢が含まれるように編集されたものとなっている。
このように、ネイティブ画面と、カスタマイズ画面との対応表において、画面、機能、選択肢のようなそれぞれの項目を、操作項目とすると、操作項目は、操作画面に含まれ、操作画面は、複数の階層から構成されるものとみなせる。図10は、実施形態1において、ネイティブ画面に含まれる操作画面の階層と、カスタマイズ画面に含まれる操作画面の階層とを示す図である。
図10に示すように、ネイティブ画面においては、操作項目が、“メイン”、“コピー”、“用紙設定”、“パンチ”、及び“しない”の順に操作された場合、操作画面は、操作画面No.1〜No.3に遷移される。
図10のネイティブ画面における操作内容がされた場合、図10のカスタマイズ画面における操作内容になると想定される。すなわち、カスタマイズ画面においては、操作項目が、“メイン”、“コピー”、“その他の設定”、“パンチ”、及び“しない”の順に操作され得る場合、操作画面は、操作画面No.1〜No.3に遷移され得る。
このように、ネイティブ画面を介して遠隔操作が行われた場合、現在の操作画面から該当する操作画面及び該当する操作項目まで順番にカスタマイズ画面に含まれる操作画面の画面遷移が行われることが可能となる。
要するに、カスタマイズ画面は、複数の操作画面を含み、その複数の操作画面のそれぞれは、複数の操作項目を含む。同様に、ネイティブ画面は、複数の操作画面を含み、その複数の操作画面のそれぞれは、複数の操作項目を含む。カスタマイズ画面は、ネイティブ画面の部分集合となる。よって、カスタマイズ画面に含まれる操作画面の操作項目は、ネイティブ画面に含まれる操作画面の操作項目の何れかとなる。
次に、上記で説明した一連の処理について説明する。図11は、実施形態1に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。図12は、実施形態1に係るカスタマイズ画面遷移処理を説明するフローチャートである。図13は、実施形態1に係るネイティブ画面の構成例を示す図である。図14は、実施形態1に係るカスタマイズ画面の構成例を示す図である。
(画像形成装置側処理)
(ステップS11)
カスタマイズ画面が本体側表示部161に表示され、ステップS12に進む。例えば、MFP10に電源が投入された後、イニシャライズ処理等を経て、予め編集されたカスタマイズ画面が本体側表示部161に表示される。
(ステップS12)
リモート端末からリモートアクセス要求が受信されたか否かが判定される。リモート端末からリモートアクセス要求が受信された場合、ステップS13に進む。一方、リモート端末からリモートアクセス要求が受信されない場合、ステップS12のままとなる。例えば、MFP10は、情報端末20a又は情報端末20bからリモートアクセス要求を受信したか否かを判定する。
(ステップS13)
現在表示されているカスタマイズ画面のカスタマイズ画面情報が取得され、ステップS14に進む。
(ステップS14)
取得されたカスタマイズ画面情報に対応するネイティブ画面に含まれる操作画面が生成され、ステップS15に進む。
(ステップS15)
ネイティブ画面に含まれる操作画面がリモート端末に送信され、ステップS16に進む。
(ステップS16)
リモート端末から操作情報が受信されたか否かが判定される。リモート端末から操作情報が受信された場合、ステップS17に進む。一方、リモート端末から操作情報が受信されない場合、ステップS16のままとなる。
(ステップS17)
受信された操作情報に基づいて操作内容が判定され、ステップS18に進む。
(ステップS18)
カスタマイズ画面遷移処理が実行され、処理の終了となる。なお、カスタマイズ画面遷移処理については後述する。
なお、上記の処理の終了とは、図11に示す画像形成装置側処理の終了であって、画像形成装置として機能するMFP10自体の動作が終了するという意味ではない。
(リモート端末側処理)
(ステップS31)
リモートアクセス要求が画像形成装置に送信され、ステップS32に進む。例えば、情報端末20a又は情報端末20bは、リモートアクセス要求をMFP10に送信する。
(ステップS32)
画像形成装置から送信された操作画面が受信されたか否かが判定される。画像形成装置から送信された操作画面が受信された場合、ステップS33に進む。一方、画像形成装置から送信された操作画面が受信されない場合、ステップS32のままとなる。
(ステップS33)
操作画面が受信され、ステップS34に進む。例えば、情報端末20によりリモートアクセス要求により、MFP10は、情報端末20のセッションを確立させ、現在表示されているカスタマイズ画面に対応するネイティブ画面に含まれる操作画面を情報端末20に送信する。この結果、情報端末20は、MFP10で表示されているカスタマイズ画面の編集元となるネイティブ画面を受信する。
(ステップS34)
受信した操作画面が端末側表示部206に表示され、ステップS35に進む。例えば、情報端末20は、MFP10のネイティブ画面に含まれる操作画面を端末側表示部206に表示し、MFP10を遠隔操作できる状態となる。なお、端末側表示部206に操作画面が表示されている間、情報端末20と、MFP10との接続状態が維持されているものとする。
(ステップS35)
操作画面が操作されたか否かが判定される。操作画面が操作された場合、ステップS36に進む。一方、操作画面が操作されない場合、ステップS35のままとなる。例えば、図13に示すように操作された場合、ステップS36に進む。具体的には、図13に示すように、端末側表示部206を介して、メインメニューのコピーが選択され、コピーメニューの用紙設定が選択され、用紙設定メニューのパンチの選択肢のうち“しない”が選択された一連の操作内容が、遠隔側操作内容となる。
(ステップS36)
操作情報が画像形成装置に送信され、処理の終了となる。例えば、情報端末20は、操作した画面を特定する操作画面識別情報と、操作した操作項目を特定する操作項目位置情報とを含む操作情報をMFP10に送信する。
なお、上記の処理の終了とは、図11に示すリモート端末側処理の終了であって、リモート端末として機能する情報端末20自体の動作が終了するという意味ではない。
(カスタマイズ画面遷移処理)
(ステップS51)
ネイティブ画面とカスタマイズ画面との対応関係が参照される。例えば、図6〜9に示す対応表が参照される際、ネイティブ画面に含まれる操作項目が、カスタマイズ画面に含まれる操作項目に対応しているか否かが参照される。
(ステップS52)
操作情報に含まれる操作画面及び操作項目がカスタマイズ画面に含まれる操作画面に存在するか否かが判定される。操作情報に含まれる操作画面及び操作項目がカスタマイズ画面に含まれる操作画面に存在する場合、ステップS53に進む。一方、操作情報に含まれる操作画面及び操作項目がカスタマイズ画面に含まれる操作画面に存在しない場合、ステップS54に進む。
(ステップS53)
現在の操作画面から該当する操作画面及び該当する操作項目まで順番にカスタマイズ画面に含まれる操作画面の画面遷移が行われ、処理の終了となる。
(ステップS54)
現在の操作画面が保持され、ステップS55に進む。
(ステップS55)
操作画面に含まれる操作画面及び操作項目のうち、対応関係が未確認のものがあるか否かが判定される。操作画面に含まれる操作画面及び操作項目のうち、対応関係が未確認のものがある場合、ステップS51に戻る。一方、操作画面に含まれる操作画面及び操作項目のうち、対応関係が未確認のものがない場合、処理の終了となる。
例えば、図14に示すように操作画面が遷移される。具体的には、図13に示すように、ネイティブ画面を介して、コピーメニューが選択された後、用紙設定が選択された時点においては、図14に示すように、カスタマイズ画面には該当する操作項目が存在しない。
しかし、図13に示すように、ネイティブ画面を介して、パンチの“しない”までが選択された場合、図14に示すように、その他の設定メニューに該当する操作項目が存在するため、そこまで操作画面が遷移される。
具体的には、ネイティブ画面において、“メインメニュー”及び“コピー”の順に操作された場合、ネイティブ画面は、“コピーメニュー”に遷移する。この際、カスタマイズ画面において、“メインメニュー”及び“コピー”の順に操作されたと判定される。
ネイティブ画面において、“コピーメニュー”及び“用紙設定”の順に操作された場合、ネイティブ画面は、“用紙設定メニュー”に遷移する。この際、カスタマイズ画面には対応する操作画面がないため、操作画面は遷移されることなく現在の操作画面が保持される。
ネイティブ画面において、“用紙設定メニュー”、“パンチ”、及び“しない”の順に操作された場合、ネイティブ画面において、“パンチ”の設定が“しない”に変更される。この際、カスタマイズ画面において、“その他の設定”、“パンチ”、及び“しない”の順に操作されたと判定され、操作画面は“その他の設定メニュー”に遷移され、“パンチ”の設定が“しない”に変更される。
なお、上記の一連の処理において、リモート端末側に操作画面を送信する際、ネイティブ画面と、カスタマイズ画面との対応表を合わせて送信してもよい。
また、上記の処理の終了とは、図12に示すカスタマイズ画面遷移処理の終了であって、画像形成装置として機能するMFP10自体の動作が終了するという意味ではない。
また、上記の一例の処理において、ステップS11〜ステップS18までの処理と、ステップS31〜ステップS36までの処理とは、適宜通信が行われつつ、それぞれが逐次実行される一例について説明したが実際には上記の具体例で説明したように、これに限定されない。
例えば、ステップS35において、操作画面が操作されたか否かが判定される処理は、実際には、所定のタイミングで判定されるものであり、その都度、ステップS36、S16〜S18の処理が実行され、ステップS18の処理の後、ステップS35以降の処理が再び実行されることとなる。
以上、画像形成装置として機能するMFP10は、リモート端末として機能する情報端末20により操作された遠隔操作内容に基づく操作情報に応じて、本体側表示部161に表示させる本体側表示画面を遷移させる。よって、リモート端末による遠隔操作において、リモート端末側の操作画面と、画像形成装置側の操作画面との差異が意識されることがない。
したがって、画像形成システム1は、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。
換言すれば、画像形成システム1は、リモート端末側の遠隔操作内容に基づく操作情報に応じて、本体側表示部161に表示させる本体側表示画面を遷移させることにより、遠隔操作時のリモート端末側の操作画面と、画像形成装置側の操作画面との差異が隠蔽化されるため、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。
また、画像形成システム1において、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまで、カスタマイズ画面に含まれる操作画面が遷移されることにより、遠隔側操作内容に応じて、カスタマイズ画面に含まれる操作画面がネイティブ画面に含まれる操作画面に追従されるため、遠隔側操作内容と、本体側操作内容とのつじつまを合わせることができる。
このようにして、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、リモート端末と、リモート端末と通信可能な画像形成装置とを備える画像形成システム1であって、リモート端末は、端末側表示画面を表示する端末側表示部206と、端末側表示部206に表示された端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報を画像形成装置に送信する端末側通信部208とを備え、画像形成装置は、本体側表示画面を表示する本体側表示部161と、端末側通信部208により送信された操作情報に応じて、本体側表示部161に表示させる本体側表示画面を遷移させる本体側制御部111とを備える。
これにより、画像形成システム1は、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、本体側表示部161は、本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、ネイティブ画面及びカスタマイズ画面のそれぞれは、互いに相関関係のある複数の操作画面を含み、操作画面は、操作を受け付ける操作項目を含み、本体側制御部111は、操作項目のうち、端末側表示画面を介して選択された操作項目がカスタマイズ画面に含まれる操作項目として存在する場合、本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する操作項目のうち、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまで、カスタマイズ画面に含まれる操作画面を遷移させる。
これにより、画像形成システム1は、遠隔側操作内容と、本体側操作内容とのつじつまを合わせることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置によれば、本体側表示画面を表示する本体側表示部161と、本体側表示画面がリモート端末の端末側表示画面に表示され、端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報に応じて、本体側表示部161に表示させる本体側表示画面を遷移させる本体側制御部111とを含む。
これにより、画像形成装置は、上記画像形成システム1の場合と同様に、端末側から遠隔操作対象である画像形成装置が遠隔操作される際、画像形成装置に表示されている操作画面を意識させることなく操作させることができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同様の構成及び機能についてはその説明を省略する。実施形態2では、ネイティブ画面に存在し、カスタマイズ画面に存在しない操作項目を操作不可能状態とする機能について説明する。
図15は、実施形態2に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。図16は、実施形態2に係るネイティブ画面の構成例を示す図である。
なお、図11におけるステップS11〜S13の処理と、図15におけるステップS71〜S73の処理とは同様であるのでその説明については省略する。また、図11におけるステップS15〜S18の処理と、図15におけるステップS75〜S78の処理とは同様であるのでその説明については省略する。また、図11におけるステップS31〜S33,S35,S36の処理と、図15におけるステップS91〜S93,S95,S96の処理とは同様であるのでその説明については省略する。
(画像形成装置側処理)
(ステップS74)
取得されたカスタマイズ画面情報に対応するネイティブ画面に含まれる操作画面が生成される際、カスタマイズ画面に存在しないものが操作不可能状態とされる。例えば、図13のネイティブ画面と、図14のカスタマイズ画面とを比較した場合、メインメニューの操作項目のうち、“FAX”,“ブラウザ”,及び“Application”は、ネイティブ画面にあってカスタマイズ画面に存在しない。このような操作項目が、カスタマイズ画面における操作不可能状態の操作項目となる。
また、図13のネイティブ画面と、図14のカスタマイズ画面とを比較した場合、応用設定メニューの操作項目のうち、“原稿外自動消去”及び“ブック連写”は、ネイティブ画面にあってカスタマイズ画面に存在しない。このような操作項目が、カスタマイズ画面における操作不可能状態の操作項目となる。
また、図13のネイティブ画面と、図14のカスタマイズ画面とを比較した場合、用紙設定メニューの操作項目のうち、“ステイプル”は、ネイティブ画面にあってカスタマイズ画面に存在しない。このような操作項目が、カスタマイズ画面における操作不可能状態の操作項目となる。
(リモート端末側処理)
(ステップS94)
受信された操作画面が端末側表示部206に表示される。例えば、図16に示すように、操作画面に含まれる操作項目のうち、操作不可能状態の操作項目は、例えば、網掛け状態で表示される。
以上、実施形態2に係る画像形成システム1において、操作不可能状態とした設定内容を含んだネイティブ画面に含まれる操作画面がリモート端末に送信されることにより、リモート端末は操作不可能状態を含めた操作画面が表示可能となるため、カスタマイズ画面と同様の操作項目を可視化することができる。
以上、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置は、リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、ネイティブ画面に存在し、カスタマイズ画面に存在しない操作項目を、操作不可能状態とした設定内容を含んだネイティブ画面に含まれる操作画面をリモート端末に送信する。
これにより、カスタマイズ画面と同様の操作項目を可視化することができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1,2と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態3では、ネイティブ画面だけでなく、カスタマイズ画面も含めた操作画面をリモート端末に送信する機能について説明する。
図17は、実施形態3に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。図18は、実施形態3に係る本体側操作画面遷移処理を説明するフローチャートである。図19は、実施形態3に係るリモート端末側操作画面遷移処理を説明するフローチャートである。
なお、図11におけるステップS11〜S17の処理と、図17におけるステップS101〜S107の処理とは同様であるのでその説明については省略する。また、図11におけるステップS31〜S36の処理と、図17におけるステップS131〜S136の処理とは同様であるのでその説明については省略する。
また、本体側操作画面遷移処理において、リモート端末側カスタマイズ画面遷移フラグのデフォルト値は、0以外の値であればよい。
(画像形成装置側処理)
(ステップS108)
本体側操作画面遷移処理が実行され、処理の終了となる。なお、本体側操作画面遷移処理の詳細については後述する。
なお、上記の処理の終了とは、図17に示す画像形成装置側処理の終了であって、画像形成装置として機能するMFP10自体の動作が終了するという意味ではない。
(リモート端末側処理)
(ステップS137)
本体側表示部161の操作画面が遷移されたか否かが判定される。本体側表示部161の操作画面が遷移された場合、ステップS138に進む。一方、本体側表示部161の操作画面が遷移されない場合、ステップS137のままとなる。
(ステップS138)
リモート端末側操作画面遷移処理が実行され、処理の終了となる。なお、リモート端末側操作画面遷移処理の詳細については後述する。
なお、上記の処理の終了とは、図17に示すリモート端末側処理の終了であって、リモート端末として機能する情報端末20自体の動作が終了するという意味ではない。
(本体側操作画面遷移処理)
(ステップS151)
操作情報に含まれる操作画面がネイティブ画面に対応するか否かが判定される。操作情報に含まれる操作画面がネイティブ画面に対応する場合、ステップS160に進む。一方、操作情報に含まれる操作画面がネイティブ画面に対応しない場合、ステップS152に進む。
(ステップS152)
カスタマイズ画面とネイティブ画面との対応関係が参照され、ステップS153に進む。例えば、図6〜9に示す対応表が参照される際、カスタマイズ画面に含まれる操作項目が、ネイティブ画面に含まれる操作項目に対応しているか否かが参照される。
(ステップS153)
カスタマイズ画面に対応するネイティブ画面のネイティブ画面情報が更新され、ステップS154に進む。
(ステップS154)
更新されたネイティブ画面情報がリモート端末に送信され、ステップS155に進む。具体的には、更新されたネイティブ画面情報に対応するネイティブ画面に含まれる操作画面が生成され、生成された操作画面がリモート端末に送信される。
(ステップS155)
カスタマイズ画面遷移処理が実行され、ステップS156に進む。カスタマイズ画面遷移処理は、図12を用いて上記で説明した処理である。
(ステップS156)
リモート端末側カスタマイズ画面遷移フラグが0であるか否かが判定される。リモート端末側カスタマイズ画面遷移フラグが0である場合、ステップS157に進む。一方、リモート端末側カスタマイズ画面遷移フラグが0でない場合、処理の終了となる。
(ステップS157)
現在表示されているカスタマイズ画面のカスタマイズ画面情報が取得され、ステップS158に進む。
(ステップS158)
取得されたカスタマイズ画面情報に基づいてカスタマイズ画面に含まれる操作画面が生成され、ステップS159に進む。
(ステップS159)
カスタマイズ画面に含まれる操作画面がリモート端末に送信され、処理の終了となる。
(ステップS160)
リモート端末側カスタマイズ画面遷移フラグが0に設定され、ステップS155に進む。
なお、上記の処理の終了とは、図18に示す本体側操作画面遷移処理の終了であって、画像形成装置として機能するMFP10自体の動作が終了するという意味ではない。
(リモート端末側操作画面遷移処理)
(ステップS171)
更新されたネイティブ画面情報が送信されたか否かが判定される。更新されたネイティブ画面情報が送信された場合、ステップS172に進む。一方、更新されたネイティブ画面情報が送信されない場合、ステップS173に進む。
(ステップS172)
ネイティブ画面に含まれる操作画面が遷移され、処理の終了となる。
(ステップS173)
カスタマイズ画面に含まれる操作画面が遷移され、処理の終了となる。
なお、上記の処理の終了とは、図19に示すリモート端末側操作画面遷移処理の終了であって、リモート端末として機能する情報端末20自体の動作が終了するという意味ではない。
なお、上記の一例の処理において、ステップS101〜ステップS108までの処理と、ステップS131〜ステップS138までの処理とは、それぞれが逐次実行される一例について説明したが実際には上記の具体例で説明したように、これに限定されない。
例えば、ステップS135において、操作画面が操作されたか否かが判定される処理は、実際には、所定のタイミングで判定されるものであり、その都度、ステップS136〜S138、S106〜S108の処理が実行され、ステップS108の処理の後、ステップS135以降の処理が再び実行されることとなる。
以上、実施形態3に係る画像形成システム1において、ネイティブ画面及びカスタマイズ画面のそれぞれに含まれる操作画面がリモート端末に送信されることにより、リモート端末は、ネイティブ画面及びカスタマイズ画面の何れの操作画面も表示することができるため、ネイティブ画面に含まれる操作画面と、カスタマイズ画面に含まれる操作画面との相違点を可視化することができ、リモート端末から遠隔操作をするものに注意喚起を促すことができる。
以上、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置は、リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、ネイティブ画面及びカスタマイズ画面のそれぞれに含まれる操作画面を前記リモート端末に送信する。
これにより、ネイティブ画面に含まれる操作画面と、カスタマイズ画面に含まれる操作画面との相違点を可視化することができ、リモート端末から遠隔操作をするものに注意喚起を促すことができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1〜3と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態4では、カスタマイズ画面のツリー情報を表示させる機能について説明する。
画像形成装置は、カスタマイズ画面のツリー情報をリモート端末に送信する。ツリー情報は、操作項目の経路が含まれるものである。このような操作項目の経路は、操作項目のうち、操作画面の遷移に応じて関連付けられている操作項目の操作画面を介した相関関係を示すものである。
画像形成装置は、遠隔側操作内容に対応する操作項目が操作された旨を含ませたツリー情報をリモート端末に送信する。リモート端末において、端末側表示部206は、ツリー情報を表示する。
図20は、実施形態4に係る画像形成システム1の制御例を説明するフローチャートである。図21は、実施形態4に係るツリー情報の表示例を示す図である。なお、図11におけるステップS16,S17の処理と、図20におけるステップS183,S184の処理とは同様であるのでその説明については省略する。また、図11におけるステップS35,S36の処理と、図20におけるステップS203,S204の処理とは同様であるのでその説明については省略する。
(画像形成装置側処理)
(ステップS181)
ネイティブ画面とカスタマイズ画面との対応表に基づいてカスタマイズ画面に含まれる操作項目のツリー情報が作成され、ステップS182に進む。
(ステップS182)
作成されたツリー情報がリモート端末に送信され、ステップS183に進む。例えば、MFP10は、複数の情報端末20のうち、遠隔操作の主体となっている情報端末20にツリー情報を送信する。
(ステップS185)
操作内容に対応する操作項目が操作された旨を含ませたツリー情報がリモート端末に送信され、処理の終了となる。
なお、上記の処理の終了とは、図20に示す画像形成装置側処理の終了であって、画像形成装置として機能するMFP10自体の動作が終了するという意味ではない。
(リモート端末側処理)
(ステップS201)
ツリー情報が受信され、ステップS202に進む。例えば、情報端末20は、複数のMFP10のうち、遠隔操作の対象となっているMFP10から送信されたツリー情報を受信する。
(ステップS202)
受信されたツリー情報が表示され、ステップS203に進む。
(ステップS205)
更新されたツリー情報が受信され、ステップS204に進む。
(ステップS206)
受信されたツリー情報が表示され、処理の終了となる。具体的には、端末側通信部208を介して受信されたツリー情報は、端末側表示部206により表示される。
例えば、図21に示すように、操作内容に対応する操作項目が操作された旨を示すものとして、“パンチ”が網掛け表示される。なお、他の操作項目が操作された場合、他の操作項目が同様に網掛け表示される。例えば、“カラーモード”の操作項目が操作された場合、“カラーモード”が網掛け表示される。
図21に示すカスタマイズ画面においては、“メインメニュー”の下層には、“スキャン”、“設定”、及び“コピー”の操作項目が含まれる操作画面がある。“コピー”の操作画面は、“カラーモード”、“片面/両面”、“用紙サイズ”、“画質”、“集約”、及び“その他の設定”の操作項目が含まれる。“その他の設定”の操作画面は、“パンチ”及び“下地除去”の操作項目が含まれる。
要するに、ツリー情報は、操作項目が操作画面ごとに階層レベルで可視化されたものである。図21の一例においては、左側に行くにつれ、上位の階層を表すものとなっているが、その可視化される配置構成は、特に限定されるものではない。例えば、上側に行くにつれ、上位の階層を表す配置構成であってもよい。また、外側から中心に向かうにつれ、上位の階層を表す配置構成であってもよい。
なお、上記の処理の終了とは、図20に示すリモート端末側処理の終了であって、リモート端末として機能する情報端末20自体の動作が終了するという意味ではない。
以上、実施形態4に係る画像形成システム1において、操作項目の経路が含まれるツリー情報により、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまでの経路を可視化できるため、メンテナンス時の障害要因を特定しやすくなる。
以上、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置は、カスタマイズ画面のツリー情報をリモート端末に送信し、ツリー情報は、操作項目の経路が含まれ、操作項目の経路は、操作項目のうち、操作画面の遷移に応じて関連付けられている操作項目の操作画面を介した相関関係を示す。
これにより、直近で行われた遠隔側操作内容に対応する操作項目にたどり着くまでの経路を可視化できる。
また、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置は、遠隔側操作内容に対応する操作項目が操作された旨を含ませたツリー情報をリモート端末に送信し、端末側表示部206は、ツリー情報を表示する。
これにより、メンテナンス時の障害要因を特定しやすくなる。
以上、本発明に係る画像形成システム1を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、画像形成装置として機能するMFP10によるネットワークが構成された画像形成システム1の一例について説明したが、これに限らず、画像形成システム1を構成するネットワークの構成要素は、画像形成装置として機能するものであればよい。例えば、画像形成装置として機能するプリンタ又はファクシミリが画像形成システム1を構成するネットワークの構成要素であってもよい。
また、本体側表示部161及び端末側表示部206のそれぞれが液晶表示装置からなる一例について説明したが、これに限らず、有機ELD(Electro−Luminescence Display)からなるものであってもよい。
また、本体側制御部111が実行するプログラムを記憶する記録媒体としてCD−ROM118を用いる一例について説明したが、これに限らず、光ディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Disc)、及びEEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)等の半導体メモリであってもよい。
また、本体側制御部111が実行するプログラムが、CD−ROM118に記憶されたプログラムである一例について説明したが、これに限らず、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行してもよい。この場合、通信媒体3に接続された不図示の他のコンピュータが、MFP10のHDD115に記憶されたプログラムを書き換える、又は新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP10が、通信媒体3に接続された不図示の他のコンピュータからプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたプログラムをHDD115に記憶してもよい。このようプログラムは、本体側制御部111が直接実行可能なプログラムだけではなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、又は暗号化されたプログラム等であってもよい。
また、CPU201が実行するプログラムを記憶する記録媒体として記憶部203を用いる一例について説明したが、これに限らず、光ディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Disc)、及びEEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)等の半導体メモリであってもよい。
また、通信媒体3に接続された不図示の他のコンピュータが、情報端末20の記憶部203に記憶されたプログラムを書き換える、又は新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、情報端末20が、通信媒体3に接続された不図示の他のコンピュータからプログラムをダウンロードし、そのダウンロードしたプログラムを記憶部203に記憶してもよい。このようプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけではなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、又は暗号化されたプログラム等であってもよい。
また、情報端末20が、端末側通信部208を用いることにより、MFP10a〜10cのそれぞれと通信可能である一例について説明したが、これに限らず、他の通信形態であってもよい。例えば、情報端末20及びMFP10a〜10cのそれぞれが、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信装置を搭載する場合、情報端末20が、MFP10a〜10cの何れか1台と、1対1で通信してもよい。また、例えば、情報端末20と、MFP10a〜10cの何れか1台とを、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の有線で接続させることにより、情報端末20が、MFP10a〜10cの何れか1台と、1対1で通信してもよい。
また、情報端末20が遠隔操作するMFP10の台数は特に限定されない。例えば、情報端末20aが5台のMFP10を遠隔操作し、情報端末20bが3台のMFP10を遠隔操作するものであってもよい。また、情報端末20aと、情報端末20bとで同一のMFP10を遠隔操作してもよい。
この場合、例えば、情報端末20aがMFP10aを遠隔操作時、情報端末20bはMFP10aの遠隔操作禁止状態に設定され、情報端末20bがMFP10aを遠隔操作時、情報端末20aはMFP10aの遠隔操作禁止状態に設定されればよい。つまり、排他制御がされればよい。
なお、複数の情報端末20から同一の資源をアクセスする際の制御は、当業者であれば容易に実施できるものであるため、その詳細についての説明は省略する。
また、本実施形態においては、1つの情報端末20が通信が直接確立されているMFP10と通信を行う一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、情報端末20bが、情報端末20aを介して、MFP10cと通信を行うことにより、情報端末20bからMFP10cが遠隔制御される構成であってもよい。この場合、情報端末20aは中継機として機能することにより、情報端末20bと、MFP10cとの通信を中継するものである。
同様に、例えば、情報端末20aが、情報端末20bを介して、MFP10cと通信を行うことにより、情報端末20aからMFP10cが遠隔制御される構成であってもよい。この場合、情報端末20bは中継機として機能することにより、情報端末20aと、MFP10cとの通信を中継するものである。
つまり、遠隔操作の主体と、遠隔操作対象との通信ができ、遠隔操作できるものであればよく、ネットワーク構成において、遠隔操作の主体と、遠隔操作対象との間に論理的接続関係にある機器については特に限定されるものではない。
なお、本実施形態において、操作不可能状態の操作項目が網掛け表示される一例について説明したが、これに限らない。例えば、操作可能状態の操作項目と、操作不可能状態の操作項目とにおいて、操作不可能状態の操作項目の明度を落とし、両者が明確に区別され得るよう表示させてもよい。つまり、操作不可能状態の操作項目が明確に可視化される表示であればよい。
なお、本実施形態においては説明を省略したが、情報端末20と、MFP10とが通信を開始する際、パスワード等による認証処理が実行され、情報端末20と、MFP10との間の接続認証が許可された場合、情報端末20と、MFP10との通信を確立させてもよい。
また、本実施形態において、ツリー情報の表示の際、既に操作項目が操作された旨を示すものとして、網掛け表示される一例について説明したが、これに限らない。例えば、既に操作項目が操作された旨を示すものとして、他の操作項目と異なる色付けであってもよい。また、既に操作項目が操作された旨を示すものとして、該当する操作項目を点滅表示させてもよい。
また、本実施形態において、ツリー情報の表示の際、該当する操作項目と関係のない操作項目も表示させる一例について説明したが、これに限らない。例えば、該当する操作項目と関係のない操作項目は表示を省略してもよい。
また、本実施形態において、ツリー情報は、操作内容が更新されるたびに表示される一例について説明したが、これに限らない。例えば、常に、ツリー情報は、操作画面と共に表示させてもよく、リモート端末の端末側表示部206によりツリー表示ボタンを表示させ、ツリー表示ボタンが操作されたことを契機として表示させてもよい。
また、本実施形態において、ツリー情報がカスタマイズ画面に基づくものである一例について説明したが、これに限らない。例えば、カスタマイズ画面に基づくツリー情報と、ネイティブ画面に基づくツリー情報との両方を連動表示させてもよく、どちらか一方を選択的に表示させてもよい。
また、本実施形態において説明した各種フラグは一例であって、これらに限定されるものではない。要するに、上記で説明したような条件分岐ができればよい。
1 画像形成システム
3 通信媒体
10,10a〜10c MFP
110 メイン回路
111 本体側制御部
112 ネットワーク接続部
113 ROM
114 RAM
115 HDD
116 ファクシミリ部
117 外部記憶装置
118 CD−ROM
120 自動原稿搬送装置
130 原稿読取部
140 画像形成部
150 給紙部
160 操作パネル
161 本体側表示部
163 本体側操作部
165 タッチパネル
167 ハードキー部
20,20a,20b 情報端末
201 CPU
203 記憶部
206 端末側表示部
207 端末側操作部
208 端末側通信部
211 タッチパネル
212 ハードキー部
30 無線局
51 リモート操作制御部
53 操作画面制御部
61 操作画面通知部
62 操作情報受信部
71 ネイティブ画面制御部
72 カスタマイズ画面制御部
81 端末側表示制御部
83 座標検出部
84 演算部
85 操作情報通知部

Claims (7)

  1. リモート端末と、
    前記リモート端末と通信可能な画像形成装置と
    を備える画像形成システムであって、
    前記リモート端末は、
    端末側表示画面を表示する端末側表示部と、
    前記端末側表示部に表示された前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報を前記画像形成装置に送信する端末側通信部と
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    本体側表示画面を表示する本体側表示部と、
    前記端末側通信部により送信された前記操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部と
    を備え、
    前記本体側表示部は、
    前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、
    前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、
    互いに相関関係のある複数の操作画面
    を含み、
    前記操作画面は、
    操作を受け付ける操作項目
    を含み、
    前記リモート端末は、
    前記端末側表示画面として、前記ネイティブ画面に含まれる前記操作画面を少なくとも表示可能であり、
    前記本体側制御部は、
    前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させる、
    画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、
    前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、前記ネイティブ画面に存在し、前記カスタマイズ画面に存在しない前記操作項目を、操作不可能状態とした設定内容を含んだ前記ネイティブ画面に含まれる前記操作画面を前記リモート端末に送信する、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記リモート端末からリモートアクセス要求があった場合、前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれに含まれる前記操作画面を前記リモート端末に送信する、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記カスタマイズ画面のツリー情報を前記リモート端末に送信し、
    前記端末側表示部は、
    前記カスタマイズ画面の前記ツリー情報を表示し、
    前記ツリー情報は、
    前記操作項目の経路が含まれ、
    前記操作項目の経路は、
    前記操作項目のうち、前記操作画面の遷移に応じて関連付けられている前記操作項目の前記操作画面を介した相関関係を示す、
    請求項2又は3に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目が操作された旨を含ませた前記ツリー情報を前記リモート端末に送信し、
    前記端末側表示部は、
    前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目が操作された旨を含ませた前記ツリー情報を表示する、
    請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 本体側表示画面を表示する本体側表示部と、
    前記本体側表示画面がリモート端末の端末側表示画面に表示され、前記リモート端末から取得した前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部と
    を含み、
    前記本体側表示部は、
    前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、
    前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、
    互いに相関関係のある複数の操作画面
    を含み、
    前記操作画面は、
    操作を受け付ける操作項目
    を含み、
    前記本体側制御部は、
    前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させる、
    画像形成装置。
  7. 画像形成装置を制御するコンピュータを、
    本体側表示画面を表示する本体側表示部と、
    前記本体側表示画面がリモート端末の端末側表示画面に表示され、前記リモート端末から取得した前記端末側表示画面を介して操作された遠隔側操作内容に基づく操作情報に応じて、前記本体側表示部に表示させる前記本体側表示画面を遷移させる本体側制御部と、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記本体側表示部は、
    前記本体側表示画面として、デフォルト設定であるネイティブ画面と、前記ネイティブ画面が編集されたカスタマイズ画面との少なくとも一方が表示可能であり、
    前記ネイティブ画面及び前記カスタマイズ画面のそれぞれは、
    互いに相関関係のある複数の操作画面
    を含み、
    前記操作画面は、
    操作を受け付ける操作項目
    を含み、
    前記本体側制御部は、
    前記本体側表示画面として前記カスタマイズ画面が表示されている際に、前記端末側表示画面の前記ネイティブ画面において前記操作項目が選択され、選択された前記操作項目が前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作項目として存在する場合、前記本体側表示画面を介して操作され得る本体側操作内容に対応する前記操作項目のうち、直近で行われた前記遠隔側操作内容に対応する前記操作項目にたどり着くまで、前記本体側表示画面の前記カスタマイズ画面に含まれる前記操作画面を遷移させる、
    プログラム。
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