JP6507945B2 - 無線通信装置、通信端末、通信システム及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、通信端末、通信システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置、通信端末、通信システム及びプログラムに関する。
無線通信において、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行う場合、無線LANのアクセスポイントとして動作する無線通信装置(以下、ゲートウェイ装置とも称する)及び無線通信端末の間で通信設定を行う必要がある。そこで、無線通信端末とゲートウェイ装置との間で、SSID(Service Set Identifier)や暗号キーといった設定情報の送受信が行われる。
かかる設定情報を用いた設定をユーザが容易に行えるようにするため、WPS(Wi-Fi Protected Setup)等の規格を用いた設定方法が用いられている。WPSによる設定においては、例えばユーザが無線通信端末においてWPS開始のボタンを押下して無線通信端末からゲートウェイ装置に設定情報を送信した後、ゲートウェイ装置においてもWPS開始のボタンを押下し、ゲートウェイ装置から無線通信端末に設定情報を送信する。
また、設定情報をQRコード(登録商標)等の画像パターンや音声パターン等に変換し、これをカメラやマイクロフォンによって読み取ることによって、ユーザによる設定情報の入力を容易にする方法が考えられた(例えば、特許文献1)。
特開2008−211507号公報
上記のようなWPS規格による設定情報の設定にあたっては、無線通信端末だけではなくゲートウェイ装置に対してもボタンの押下等の制御を行う必要がある。また、上記のようなQRコード(登録商標)等の画像パターンや音声パターンを用いた設定においては、SSIDや暗号キーの設定が変更されるとパターン自体を再生成する必要があるため、その都度ゲートウェイ装置を制御して設定を行う必要がある。したがって、ユーザが行わなければならない操作が多いという問題があった。
また、設定情報を送受信するためには、有線通信や近距離の無線通信等を用いてゲートウェイ装置と無線通信端末とを予め接続し、直接通信を行う必要がある。したがって、通信設定を行う際の場所的な制約が大きいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザの操作の手間が少なく、場所的な制約が小さい無線通信の設定が可能な無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明による無線通信装置は、IPネットワークに接続され、通信端末と無線通信可能な無線通信装置であって、前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行うパケット送受信部と、前記パケットの送受信によりVoIP通信を行うVoIP通信部と、前記通信端末についての無線通信の設定情報を記憶する設定情報管理部と、前記設定情報に基づいて前記通信端末との無線通信を行う無線通信機能部と、前記設定情報からなるデータをパケットに挿入し、前記設定情報を含む送信パケットを生成して前記パケット送受信部に供給するデータ処理部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による通信端末は、IPネットワークを介してパケットの送受信を行うパケット送受信部と、前記パケットの送受信によりVoIP通信を行うVoIP通信部と、受信パケットから無線通信の設定情報を含むデータを抽出するデータ処理部と、前記設定情報を管理する設定情報管理部と、前記設定情報に基づいて無線通信を行う無線端末機能部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による通信システムは、通信端末と、IPネットワークに接続され前記通信端末と無線通信可能な無線通信装置と、を含む通信システムであって、前記無線通信装置は、前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行う第1パケット送受信部と、前記パケットの送受信によりVoIP通信を行う第1VoIP通信部と、前記通信端末についての無線通信の設定情報を記憶する第1設定情報管理部と、前記設定情報に基づいて前記通信端末と無線通信を行う無線通信機能部と、前記設定情報からなるデータをパケットに挿入し、前記設定情報を含む送信パケットを生成して前記第1パケット送受信部に供給する第1データ処理部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、通信端末と無線通信可能な無線通信装置を制御するプログラムであって、前記通信端末からの発呼に応答してVoIP通信を行うVoIP通信処理と、前記通信端末についての無線通信の設定情報をパケットに重畳し、前記設定情報を含む送信パケットを生成する送信パケット生成処理と、前記VoIP通信において、前記送信パケットを前記通信端末に送信するパケット送信処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの操作の手間が少なく、場所的な制約が小さい無線通信の設定が可能となる。
本発明の実施例1の通信システムの構成を示すブロック図である。 無音データを含むRTPパケットの例を示す図である。 実施例1におけるゲートウェイ装置及び通信端末の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施例2の通信システムの構成を示すブロック図である。 実施例2におけるゲートウェイ装置、通信端末及びサーバの動作を示すシーケンス図である。 無音データ及びアスキーコードを用いてSSIDを表した場合の例を示す図である。 無音データ及びアスキーコードを用いて暗号キーを表した場合の例を示す図である。 本発明の実施例3の通信システムの構成を示すブロック図である。 実施例3における通信装置及び通信端末の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施例4の通信システムの構成を示すブロック図である。 実施例4における通信装置及び通信端末の動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、ゲートウェイ装置10、通信端末20及びIPネットワークNWからなる通信システムの構成を示す図である。
ゲートウェイ装置10は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント(以下、無線APと称する)として動作可能な無線通信装置である。また、ゲートウェイ装置10は、IPネットワークNWと接続されている。そして、ゲートウェイ装置10は、IPネットワークNW上のサーバ(図示せず)を介して他の通信装置とVoIP(Voice over Internet Protocol)通信が可能である。ゲートウェイ装置10は、VoIP機能部11、無線AP機能部12、無線データ管理部13、RTPデータ処理部14及びパケット送受信部15を含む。
VoIP機能部11は、VoIP通信における発呼、着呼及び自動応答を行うVoIP通信部として機能する。また、VoIP機能部11は、パケット送受信部15を制御して、RTP(Real-time Transport Protocol)パケットの送受信を行わせる。
無線AP機能部12は、ゲートウェイ装置10が無線APとして動作するのに必要な情報(以下、AP情報と称する)を無線データ管理部13から取得し、IEEE802.11規格に準拠した通信処理を行う。
無線データ管理部13は、上記したAP情報や、ゲートウェイ装置10を無線APとする無線通信の設定に必要な端末のSSID(Service Set Identifier)及び暗号キー(以下、これらをまとめて単に設定情報とも称する)を記憶する。すなわち、無線データ管理部13は、無線通信の設定情報を記憶する設定情報管理部として機能する。なお、ゲートウェイ装置10を介して無線通信を行う複数の無線通信端末の各々には、異なる設定情報が割り当てられる。
RTPデータ処理部14は、パケット送受信部15により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。
RTPデータ処理部14は、通信端末20とのVoIP通信が開始した後、無線データ管理部13から通信端末20についてのSSID及び暗号キーを受け取り、これをITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)の勧告により規定されているG.711符号化規格に従って非音声データに変換し、当該非音声データを含むRTPパケットを生成する。G.711符号化規格においては、データ0x7F及び0xFFは無音を示すデータとして定められている。RTPデータ処理部14は、例えばデータ0x7Fを論理値1、データ0xFFを論理値0として非音声データを生成する。
図2は、非音声データを含むRTPパケットの例を表す図である。RTPヘッダには、シーケンス番号やタイムスタンプ等のデータが含まれている。RTPペイロードには、SSID及び暗号キーをG.711符号化規格に従って無音を示すデータ0x7F及び0xFFに変換して得られた非音声データが含まれている。
パケット送受信部15は、RTPデータ処理部14が生成したRTPパケットを含むパケットストリームをIPネットワークNWに送信する。また、IPネットワークNWからパケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部14に供給する。
通信端末20は、例えば液晶表示画面を有するスマートフォン等の携帯端末からなり、IPネットワークNWと接続され、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN端末(以下、無線STAと称する)として動作可能な無線通信端末である。また、通信端末20は、IPネットワークNW上のサーバ(図示せず)を介して他の通信装置とVoIP通信が可能な通信端末である。通信端末20は、VoIP機能部21、無線STA機能部22、無線データ管理部23、RTPデータ処理部24及びパケット送受信部25を含む。
VoIP機能部21は、VoIP通信における発呼、着呼及び自動応答を行うVoIP通信部として機能する。また、VoIP機能部21は、パケット送受信部25を制御して、RTPパケットを送受信させる。
無線STA機能部22は、設定情報等、通信端末20が無線STAとして動作するのに必要な情報(以下、無線STA情報と称する)を無線データ管理部23から取得し、IEEE802.11規格に準拠した通信処理を行う。
無線データ管理部23は、設定情報を含む無線STA情報を記憶する設定情報管理部として機能する。
RTPデータ処理部24は、パケット送受信部25により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。
RTPデータ処理部24は、パケット送受信部25を介して受信したRTPパケットに含まれる設定情報を読み取り(抽出し)、これを無線データ管理部23に供給する。
パケット送受信部25は、IPネットワークNWを介してRTPパケットを含むパケットストリームの送受信を行う。また、パケット送受信部25は、パケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部24に供給する。
図3は、ゲートウェイ装置10と通信端末20との間の通信設定を行う際のゲートウェイ装置10及び通信端末20の動作を示すシーケンス図である。以下、図3を参照しつつ、ゲートウェイ装置10及び通信端末20の動作を説明する。
通信端末20のVoIP機能部21は、ユーザから通信設定の開始を要求する入力指示を受け、ゲートウェイ装置10に対して発呼を行う(ステップS11)。ゲートウェイ装置10のVoIP機能部11は、通信端末20からの発呼に対し、自動応答を行う(ステップS12)。これにより、ゲートウェイ装置10と通信端末20とが通信状態(VoIP通信による通話状態)となる。
ゲートウェイ装置10のVoIP機能部11は、通信端末20との通信開始を示す通信開始通知をRTPデータ処理部14に供給する。RTPデータ処理部14は、通信開始通知を受け、通信端末20に割り当てる設定情報(SSID及び暗号キー)を無線データ管理部13から取得する。RTPデータ処理部14は、取得した設定情報を非音声データに変換してRTPパケットに重畳し、送信パケットを生成して、これをパケット送受信部15に供給する。パケット送受信部15は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介して通信端末20に送信する(ステップS13)。
通信端末20のパケット送受信部25は、ゲートウェイ装置10から送信されたパケットを受信し、これをRTPデータ処理部24に供給する。RTPデータ処理部24は、受信したパケットに含まれるSSID及び暗号キーを読み取り、これらを無線データ管理部23に供給する。無線データ管理部23は、SSID及び暗号キーをテキストとして通信端末20の液晶表示画面に表示させる(ステップS14)とともに、これらを無線STA機能部22に供給する。無線STA機能部22は、受け取ったSSID及び暗号キーを通信端末20の設定情報として設定する(ステップS15)。
以上の動作により、ゲートウェイ装置10と通信端末20との間の通信設定を行う。通信端末20及びゲートウェイ装置10は、VoIP通信によって通信を行い、設定情報の送受信を行う。このため、ゲートウェイ装置10と通信端末20とを有線通信や近距離の無線通信等によって予め接続しておく必要がない。また、ユーザはVoIP通信の発呼をするために通信端末20を操作すればよく、ゲートウェイ装置10に対してボタンの押下等の制御を行う必要がない。したがって、通信設定を行う際の場所的な制約が小さく、簡易な操作で設定を行うことが可能である。
図4は、実施例2における通信システムの構成を示す図である。本実施例における通信システムは、ゲートウェイ装置10、通信端末30、サーバ40、IPネットワークNW及び携帯電話網MNからなる。なお、ゲートウェイ装置10の構成については実施例1と同様であるため、説明を省略する。
通信端末30は、例えば液晶表示画面を有するスマートフォン等の携帯端末からなり、無線STAとして動作可能な無線通信端末である。また、通信端末30は、携帯電話網MNと接続され、他の通信端末との間における発呼、着呼及び通話が可能な携帯電話端末である。通信端末30は、携帯通話機能部31、無線STA機能部32、無線データ管理部33及び音声認識部34を含む。
携帯通話機能部31は、他の通信端末との間の通信を司る機能部であり、携帯電話網MNを介して発呼、着呼及び通話を行う。
無線STA機能部32は、設定情報を含む無線STA情報を無線データ管理部33から取得し、IEEE802.11規格に準拠した通信処理を行う。無線データ管理部33は、設定情報を含む無線STA情報を記憶する設定情報管理部として機能する。
音声認識部34は、携帯電話網MNを介して取得した音声データに含まれる情報を取得する。
サーバ40は、IPネットワークNW上に存在するサーバ装置であり、携帯電話網MNと接続され、携帯電話網MNを介した音声通話を行う機能及び通話音声を認識する機能を有する。サーバ40は、RTPデータ処理部41、音声データ生成部42、パケット送受信部43及び音声データ送受信部44を含む。
RTPデータ処理部41は、パケット送受信部43により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。例えば、RTPデータ処理部41は、パケット送受信部43を介して受信したRTPパケットから設定情報等のデータを読み取り、これを音声データ生成部42に供給する。
音声データ生成部42は、RTPデータ処理部41から供給されたデータを音声データに変換し、変換した音声データをAMR(Adaptive Multi-Rate)等の携帯端末向けの音声コーデックに変換する。
パケット送受信部43は、RTPデータ処理部41から供給されたRTPパケットを含むパケットストリームをIPネットワークNWに送信する。また、IPネットワークNWを介してパケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部41に供給する。
音声データ送受信部44は、携帯電話網MNを介して他の通信端末との間で音声データの送受信を行う。
図5は、ゲートウェイ装置10と通信端末30との間の通信設定を行う際の、ゲートウェイ装置10、通信端末30及びサーバ40の動作を示すシーケンス図である。以下、図5を参照しつつ、ゲートウェイ装置10、通信端末30及びサーバ40の動作を説明する。
通信端末30の携帯通話機能部31は、ユーザの操作に応じて、サーバ40に対して発呼を行う(ステップS21)。サーバ40は、通信端末30からの発呼に対し、自動応答を行う(ステップS22)。
通信端末30の携帯通話機能部31は、ユーザによる相手先の通信装置(例えば、本実施例ではゲートウェイ装置10)の電話番号情報の入力を受け、相手先の通信装置の電話番号情報をサーバ40に通知する(ステップS23)。サーバ40は、通知された電話番号情報に基づいて、ゲートウェイ装置10に対して発呼を行う(ステップS24)。ゲートウェイ装置10のVoIP機能部11は、サーバ40からの発呼に対し、自動応答を行う(ステップS25)。これにより、通信端末30とサーバ40との間、サーバ40とゲートウェイ装置10との間が、それぞれ通話状態となる。
ゲートウェイ装置10のVoIP機能部11は、通話開始を示す通話開始通知をRTPデータ処理部14に供給する。RTPデータ処理部14は、通話開始通知を受け、通信端末30に割り当てる設定情報(SSID及び暗号キー)を無線データ管理部13から取得する。RTPデータ処理部14は、取得した設定情報を非音声データに変換してRTPパケットに重畳し、送信パケットを生成する。
図6及び図7は、設定情報についての非音声データをRTPパケットに重畳する際、データ0x7Fを論理値1、データ0xFFを論理値0として、2進数のアスキーコードを用いて表した場合の例を示す図である。例えば、SSIDを「SSID=ABCDEFGH」、暗号キーを「PASS=12345678」とすると、それぞれ図6、図7のように表される。例えば、2進数のアスキーコードでは、Sは「01010011」と表されるため、図6の「1」の行に示すように「0xFF,0x7F,0xFF,0x7F,0xFF,0xFF,0x7F,0x7F」となる。Iは「01001001」と表されるため、図6の「3」の行に示すように「0xFF,0x7F,0xFF,0xFF,0x7F,0xFF,0xFF,0x7F」となる。
ゲートウェイ装置10のRTPデータ処理部14は、非音声データをRTPパケットに重畳して生成した送信パケットをパケット送受信部15に供給する。パケット送受信部15は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介してサーバ40に送信する(ステップS26)。
サーバ40のパケット送受信部43は、ゲートウェイ装置10からのRTPパケットを受信して、これをRTPデータ処理部41に供給する。RTPデータ処理部41は、RTPパケットに含まれる設定情報を読み取り、これを音声データ生成部42に供給する。音声データ生成部42は、SSID及び暗号キーを音声データに変換し、これをさらに携帯端末向けの音声コーデックに変換して、音声データ送受信部44に供給する。音声データ送受信部44は、音声データを通信端末30に向けて送信する(ステップS27)。
通信端末30の携帯通話機能部31は、受信した音声データを音声として再生するとともに、これを音声認識部34に供給する。音声認識部34は、音声データからSSID及び暗号キーを取得し、これらをデータに変換して無線データ管理部33に供給する。無線データ管理部33は、SSID及び暗号キーをテキストとして通信端末30の液晶表示画面に表示させる(ステップS28)とともに、これらを無線STA機能部32に供給する。無線STA機能部32は、受け取ったSSID及び暗号キーを通信端末30の設定情報として設定する(ステップS29)。
以上の動作により、ゲートウェイ装置10と通信端末30との間の通信設定を行う。本実施例においては、通信端末30から通話機能を用いて通信を行い、携帯電話網MNを介して設定情報の送受信を行う。したがって、通信端末30とゲートウェイ装置10とを有線通信や近距離の無線通信等によって予め接続しておく必要がないため、場所的な制約が少ない。また、通信端末30自体はRTPデータ処理部を有していなくてもよいため、通常のスマートフォン等の通信端末を用いて設定を行うことができる。
図8は、実施例3における通信システムの構成を示す図である。本実施例における通信システムは、通信装置50、通信端末60及びIPネットワークNWからなる。
IPネットワークNWは、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ(図示せず)を有し、SIPを用いたVoIP通信が可能なネットワークである。
通信装置50は、IEEE802.11規格に準拠した無線APとして動作可能な無線通信装置であり、IPネットワークNWと接続されている。通信装置50は、IPネットワークNW上のSIPサーバを介して他の通信装置とSIPを用いたVoIP通信を行う。通信装置50は、VoIP機能部51、無線AP機能部52、無線データ管理部53、RTPデータ処理部54、パケット送受信部55及び認証情報管理部56を含む。
VoIP機能部51は、SIPメッセージを用いて、VoIP通信における発呼、着呼及び自動応答を行うVoIP通信部として機能する。VoIP機能部51は、認証情報管理部56によりVoIP通信の相手方となる通信端末の認証が承認された場合に、VoIP通信を開始する。また、VoIP機能部51は、パケット送受信部55を制御して、RTPパケットの送受信を行わせる。
無線AP機能部52は、通信装置50が無線APとして動作するのに必要なAP情報を無線データ管理部53から取得し、IEEE802.11a/b/g/n/ac規格に準拠した通信処理を行う。
無線データ管理部53は、上記したAP情報や、通信装置50を無線APとする無線通信の設定に必要な端末のSSID及び暗号キー(設定情報)を記憶する設定情報管理部として機能する。なお、通信装置50を介して無線通信を行う複数の無線通信端末の各々には、異なる設定情報が割り当てられている。
RTPデータ処理部54は、パケット送受信部55により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。
RTPデータ処理部54は、通信装置50と通信端末60との間のSIPを用いたVoIP通信が開始した後、無線データ管理部53から通信端末60についてのSSID及び暗号キーを受け取り、これをITU−Tの勧告により規定されているG.711符号化規格に従って非音声データに変換し、当該非音声データを含むRTPパケットを生成する。G.711符号化規格においては、データ0x7F及び0xFFは無音を示すデータとして定められている。RTPデータ処理部54は、例えばデータ0x7Fを論理値1、データ0xFFを論理値0として非音声データを生成する。
パケット送受信部55は、RTPデータ処理部54が生成したRTPパケットを含むパケットストリームをIPネットワークNWに送信する。また、IPネットワークNWからパケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部54に供給する。
認証情報管理部56は、IPネットワークNWを介して通信装置50とVoIP通信を行う複数の無線通信端末の電話番号情報と、予め各無線通信端末に割り当てられた通話パスワードとを格納する。通話パスワードは、VoIP通信を開始する際の端末認証に用いられる認証情報である。各無線通信端末には夫々異なる認証情報が割り当てられており、認証情報管理部56は、かかる認証情報に基づいて認証を行い、認証結果をVoIP機能部51に通知する。
通信端末60は、例えば液晶表示画面を有するスマートフォン等の携帯端末からなり、IPネットワークNWと接続され、IEEE802.11a/b/g/n/ac規格に準拠した無線STAとして動作可能な無線通信端末である。通信端末60は、IPネットワークNW上のSIPサーバを介して、他の通信装置とSIPを用いたVoIP通信を行う。通信端末60は、VoIP機能部61、無線STA機能部62、無線データ管理部63、RTPデータ処理部64、パケット送受信部65及び設定呼制御部66を含む。
VoIP機能部61は、SIPを用いたVoIP通信における発呼、着呼及び自動応答を行うVoIP通信部として機能する。また、VoIP機能部61は、パケット送受信部65を制御して、RTPパケットを送受信させる。
無線STA機能部62は、設定情報等、通信端末60が無線STAとして動作するのに必要な無線STA情報を無線データ管理部63から取得し、IEEE802.11a/b/g/n/ac規格に準拠した通信処理を行う。
無線データ管理部63は、設定情報を含む無線STA情報を記憶する設定情報管理部として機能する。
RTPデータ処理部64は、パケット送受信部65により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。RTPデータ処理部64は、パケット送受信部65を介して受信したRTPパケットに含まれる設定情報を読み取り(抽出し)、これを無線データ管理部63に供給する。
パケット送受信部65は、IPネットワークNWを介してRTPパケットを含むパケットストリームの送受信を行う。また、パケット送受信部65は、パケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部64に供給する。
設定呼制御部66は、ユーザによる電話番号の入力操作及び通話パスワードの入力操作を受け付け、VoIP機能部61を制御してVoIP通信の発呼、切断等を行わせる。すなわち、設定呼制御部66は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力受付部として機能する。また、設定呼制御部66は、入力された電話番号及び通話パスワードの情報を保持してVoIP機能部61に通知する通知機能を有する。
図9は、通信装置50と通信端末60との間の通信設定を行う際の通信装置50及び通信端末60の動作を示すシーケンス図である。なお、上記の通り、通信装置50には、通信端末60に予め付与された認証情報(通話パスワード)が記憶されている。
まず、通信端末60の設定呼制御部66は、ユーザのボタン操作等により、VoIP通信の相手方(発信先)となる通信装置50の電話番号及び予め設定された通話パスワードの入力を受け付ける。設定呼制御部66は、ユーザにより入力された電話番号情報を、VoIP通信の発呼の指示とともにVoIP機能部61に通知する。また、設定呼制御部66は、ユーザにより入力された通話パスワードをRTPデータ処理部64に通知する。
VoIP機能部61は、発呼の指示及び電話番号情報に基づいて、SIPを用いて通信装置50に対して発呼を行う。具体的には、RFC3264のオファー/アンサーモデルに基づく「INVITE」リクエストを、IPネットワークNWを介して通信装置50に送信する(ステップS31)。
通信装置50のVoIP機能部51は、「INVITE」リクエストを受信し、これに応答して、当該リクエストに係る処理を実行中であることを示す「100Trying」メッセージを、通信端末60に送信する(ステップS32)。また、VoIP機能部51は、セッションが進行したことを示す「183SessionProgress」メッセージを、通信端末60に送信する(ステップS33)。VoIP機能部51は、RTP通信の開始指示をRTPデータ処理部54に供給する。この開始指示に応じて、RTPデータ処理部54はRTPデータの生成を開始し、パケット送受信部55は生成されたRTPデータのIPネットワークNWへの送信を開始する。
通信端末60のVoIP機能部61は、「183SessionProgress」メッセージの受信に応じて、RTPデータの生成開始の指示をRTPデータ処理部64に供給する。RTPデータ処理部64は、設定呼制御部66から通知された通話パスワードをRTPパケットに重畳して、送信パケットを生成する。パケット送受信部65は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介して通信装置50に送信する(ステップS34)。
通信装置50のパケット送受信部55は、通信端末60から送信されたパケットを受信し、これをRTPデータ処理部54に供給する。RTPデータ処理部54は、受信したパケットに含まれる認証情報(通話パスワード)を読み取り、これを認証情報管理部56に供給する。
認証情報管理部56は、供給された通話パスワードが正しいかどうか、すなわち通信端末60から受信した認証情報が認証情報管理部56に格納されている認証情報と一致するか否かを判定する。通話パスワードが正しい(すなわち、認証情報が一致する)と判定した場合、認証を承認し、VoIP通信による通話開始の指示をVoIP機能部51に供給する。
一方、通話パスワードが間違っている(すなわち、認証情報が一致しない)と判定した場合、認証情報管理部56は認証を承認せず、VoIP機能部51を介して例えば「486BusyHere」メッセージを通信端末60に送信する。なお、送信するメッセージはこれに限られず、適宜使用可能なメッセージを用いてもよい。
通話パスワードが正しいと判定されると、VoIP機能部51は、認証情報管理部56からの通話開始の指示に応じて、「INVITE」リクエストに対する「200OK」メッセージを通信端末60に送信する(ステップS35)。通信端末60のVoIP機能部61は、「200OK」メッセージの受信に応答して、「Ack」メッセージを通信装置50に送信する(ステップS36)。これにより、通信装置50及び通信端末60は、VoIP通信による通話状態となる。
通信装置50のVoIP機能部51は、通信端末60とのVoIP通信開始を示す通信開始通知をRTPデータ処理部54に供給する。RTPデータ処理部54は、通信開始通知を受け、通信端末60に割り当てる設定情報(SSID及び暗号キー)を無線データ管理部53から取得する。RTPデータ処理部54は、取得した設定情報を非音声データに変換してRTPパケットに重畳し、送信パケットを生成して、これをパケット送受信部55に供給する。パケット送受信部55は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介して通信端末60に送信する(ステップS37)。
通信端末60のパケット送受信部65は、通信装置50から送信されたパケットを受信し、これをRTPデータ処理部64に供給する。RTPデータ処理部64は、受信したパケットに含まれるSSID及び暗号キーを読み取り、これらを無線データ管理部63に供給する。無線データ管理部63は、SSID及び暗号キーをテキストとして通信端末60の液晶表示画面に表示させる(ステップS38)とともに、これらを無線STA機能部62に供給する。無線STA機能部62は、受け取ったSSID及び暗号キーを通信端末60の設定情報として設定する(ステップS39)。
以上の動作により、通信装置50と通信端末60との間の通信設定を行う。通信端末60から通話機能を用いて通信を行い、IPネットワークNWを介して設定情報の送受信を行うため、通信端末60と通信装置50とを有線通信や近距離の無線通信等によって予め接続しておく必要がなく、場所的な制約が少ない。さらに、本実施例では、通信装置50は、VoIP通信の開始に先立ち、認証情報を用いて通信端末60を認証する処理を行う。これにより、通信設定を行おうとしている端末が正当な端末であるか否かを判定することができるため、簡易な操作で且つセキュリティの高い通信設定を行うことが可能となる。
図10は、実施例4における通信システムの構成を示す図である。本実施例における通信システムは、通信装置50、通信端末30、サーバ70、IPネットワークNW及び携帯電話網MNからなる。なお、通信装置50の構成については実施例3と同様であるため、説明を省略する。また、通信端末30の構成については実施例2と同様であるため、説明を省略する。
サーバ70は、IPネットワークNW上に存在するサーバ装置であり、携帯電話網MNと接続され、携帯電話網MNを介した音声通話を行う機能及び通話音声を認識する機能を有する。サーバ70は、RTPデータ処理部71、音声データ生成部72、パケット送受信部73、音声認識部74及びVoIP機能部75を含む。
RTPデータ処理部71は、パケット送受信部73により受信したパケットからデータを抽出する機能、及びデータをパケットに挿入して送信パケットを生成する機能を有する。例えば、RTPデータ処理部71は、パケット送受信部73を介して受信したRTPパケットから設定情報等のデータを読み取り、これを音声データ生成部72に供給する。
音声データ生成部72は、RTPデータ処理部71から供給されたデータを音声データに変換する。
パケット送受信部73は、RTPデータ処理部71から供給されたRTPパケットを含むパケットストリームをIPネットワークNWに送信する。また、IPネットワークNWを介してパケットストリームを受信し、これに含まれるRTPパケットをRTPデータ処理部71に供給する。
音声認識部74は、携帯電話網MNを介して取得した音声データに含まれる情報を取得することにより、通話音声を認識する。
VoIP機能部75は、SIPメッセージを用いて、VoIP通信における発呼、着呼及び自動応答を行うVoIP通信部として機能する。
図11は、通信装置50と通信端末30との間の通信設定を行う際の、通信装置50、通信端末30及びサーバ70の動作を示すシーケンス図である。なお、実施例3と同様、通信装置50には、通信端末30に予め付与された認証情報(通話パスワード)が記憶されている。
通信端末30の携帯通話機能部31は、ユーザの操作に応じて、サーバ70に対して発呼を行う(ステップS41)。サーバ70は、通信端末30からの発呼に対し、自動応答を行う(ステップS42)。
サーバ70は、通信端末30から、通話の相手先となる通信装置(例えば、通信装置50)の電話番号情報が通知されるのを待つ。この際、サーバ70は、例えば相手先の電話番号の入力をユーザに促す音声メッセージを通信端末30に送信し、通信端末30において再生させることにより、相手先の電話番号情報を要求する(ステップS43)。
通信端末30の携帯通話機能部31は、ユーザによる相手先の電話番号情報の入力を受け、当該電話番号情報をサーバ70に通知する(ステップS44)。サーバ70のVoIP機能部75は、通知された電話番号情報に基づいて、SIPを用いて通信装置50に対し発呼を行う。具体的には、RFC3264のオファー/アンサーモデルに基づく「INVITE」リクエストを、IPネットワークNWを介して通信装置50に送信する(ステップS45)。
通信装置50のVoIP機能部51は、「INVITE」リクエストを受信し、これに応答して、当該リクエストに係る処理を実行中であることを示す「100Trying」メッセージを、サーバ70に送信する(ステップS46)。また、VoIP機能部51は、セッションが進行したことを示す「183SessionProgress」メッセージを、サーバ70に送信する(ステップS47)。VoIP機能部51は、RTP通信の開始指示をRTPデータ処理部54に供給する。この開始指示に応じて、RTPデータ処理部54はRTPデータの生成を開始し、パケット送受信部55は生成されたRTPデータのIPネットワークNWへの送信を開始する。
サーバ70のVoIP機能部75は、「183SessionProgress」メッセージの受信に応じて、ユーザに通話パスワードの入力を促すための音声データの生成要求を音声データ生成部72に供給する。音声データ生成部72は、当該生成要求に従って、ユーザに通話パスワードの入力を促す内容の所定の音声ガイダンスを含む音声データを生成する。音声データ生成部72は、生成した音声データをRTPデータ処理部71に供給する。
RTPデータ処理部71は、上記音声ガイダンスを含む音声データをRTPパケットに重畳して、送信パケットを生成する。パケット送受信部73は、送信パケットを含むパケットストリームを、携帯電話網MNを介して通信端末30に送信する(ステップS48)。
通信端末30は、携帯電話網MNを介して取得した音声ガイダンスを再生し、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)方式による通話パスワードの入力を受け付ける。ユーザにより通話パスワードの入力がなされると、通信端末30は、入力された通話パスワードを認証情報データとして携帯電話網MNを介してサーバ70に送信する(ステップS49)。
サーバ70のRTPデータ処理部71は、受信した認証情報データをRTPパケットに重畳して、送信パケットを生成する。パケット送受信部73は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介して通信装置50に送信する。
通信装置50のパケット送受信部55は、サーバ70から送信されたパケットを受信し、これをRTPデータ処理部54に供給する。RTPデータ処理部54は、受信したパケットに含まれる通話パスワード(認証情報データ)を読み取り、これを認証情報管理部56に供給する。
認証情報管理部56は、供給された通話パスワードが正しいかどうか、すなわちサーバ70から受信した通信端末30についての認証情報が認証情報管理部56に格納されている認証情報と一致するか否かを判定する。通話パスワードが正しい(認証情報が一致する)と判定した場合、認証を承認し、VoIP通信による通話開始の指示をVoIP機能部51に供給する。
VoIP機能部51は、認証情報管理部56からの通話開始の指示に応じて、「INVITE」リクエストに対する「200OK」メッセージをサーバ70に送信する(ステップS50)。サーバ70のVoIP機能部75は、「200OK」メッセージの受信に応答して、「Ack」メッセージを通信装置50に送信する(ステップS51)。これにより、通信装置50及びサーバ70は、VoIP通信による通話状態となる。
通信装置50のVoIP機能部51は、サーバ70とのVoIP通信開始を示す通信開始通知をRTPデータ処理部54に供給する。RTPデータ処理部54は、通信開始通知を受け、通信端末30に割り当てる設定情報(SSID及び暗号キー)を無線データ管理部53から取得する。RTPデータ処理部54は、取得した設定情報を非音声データに変換してRTPパケットに重畳し、送信パケットを生成する。
通信装置50のRTPデータ処理部54は、非音声データをRTPパケットに重畳して生成した送信パケットをパケット送受信部55に供給する。パケット送受信部55は、送信パケットを含むパケットストリームを、IPネットワークNWを介してサーバ70に送信する(ステップS52)。
サーバ70のパケット送受信部73は、通信装置50からのRTPパケットを受信して、これをRTPデータ処理部71に供給する。RTPデータ処理部71は、RTPパケットに含まれる設定情報を読み取り、これを音声データ生成部72に供給する。音声データ生成部72は、SSID及び暗号キーを音声データに変換し、RTPデータ処理部71に供給する。RTPデータ処理部71は、音声データをRTPパケットに重畳して送信パケットを生成し、パケット送受信部73に供給する。パケット送受信部73は、送信パケットをIPネットワークNW及び携帯電話網MNを介して通信端末30に送信する。送信パケットは、携帯電話網MNにおいてAMR等の携帯端末向けの音声コーデックに変換され、通信端末30に供給される(ステップS53)。
通信端末30の携帯通話機能部31は、受信した音声データを音声として再生するとともに、これを音声認識部34に供給する。音声認識部34は、音声データからSSID及び暗号キーを取得し、これらをデータに変換して無線データ管理部33に供給する。無線データ管理部33は、SSID及び暗号キーをテキストとして通信端末30の液晶表示画面に表示させる(ステップS54)とともに、これらを無線STA機能部32に供給する。無線STA機能部32は、受け取ったSSID及び暗号キーを通信端末30の設定情報として設定する(ステップS55)。
以上の動作により、通信装置50と通信端末30との間の通信設定を行う。通信端末30から通話機能を用いて通信を行い、携帯電話網MNを介して設定情報の送受信を行うため、通信端末30と通信装置50とを有線通信や近距離の無線通信等によって予め接続しておく必要がなく、場所的な制約が少ない。また、通信端末30自体はRTPデータ処理部を有していなくてもよいため、通常のスマートフォン等の通信端末を用いて設定を行うことができる。さらに、本実施例では、通信装置50は、VoIP通信の開始に先立ち、認証情報を用いて通信端末30を認証する処理を行う。これにより、通信設定を行おうとしている端末が正当な端末であるか否かを判定することができるため、簡易な操作で且つセキュリティの高い通信設定を行うことが可能となる。
なお、本発明の実施形態は、上記実施例に記載したものに限られない。例えば、実施例1及び実施例2では、ゲートウェイ装置10が自動応答を行う例について説明した。しかし、設定確認の通信(通話)であることが識別できればよいため、例えば通常の通話機能を行う電話番号の他に通信設定のための専用の電話番号を備え、専用の電話番号に対して着信があった場合にのみ通信設定の処理を行う構成としても良い。
また、実施例1及び実施例2では、VoIP通信や携帯電話網を介した発呼をユーザの操作によるものとして説明したが、これに限られず、代替するソフトウェアにより実現するものであってもよい。すなわち、手法の如何を問わず、電話としての発呼の動作ができればよい。
また、実施例1では、ゲートウェイ装置10のRTPデータ処理部14が、VoIP機能部11からの通信開始通知に応じて無線データ管理部13から設定情報を取得し、これをRTPパケットに重畳して送信パケットを生成する例について説明した。しかし、ゲートウェイ装置10と通信端末20との間のVoIP通信の開始後、通信端末20がゲートウェイ装置10に向けて設定情報の送信要求を発信し、ゲートウェイ装置10がこれに応じて設定情報を含む送信パケットの生成及び送信を行う構成であっても良い。例えば、ゲートウェイ装置10のRTPデータ処理部14は、受信したパケットからデータを抽出し、抽出したデータに設定情報送信要求が含まれていた場合に、無線データ管理部13から設定情報を取得して、これを重畳した送信パケットの生成を行う。同様に、実施例2においても、通信端末30からの設定情報の送信要求に応じて、ゲートウェイ装置10のRTPデータ処理部14が上記動作を行う構成であっても良い。
また、実施例2では、サーバ40がゲートウェイ装置10を呼び出す例について説明した。しかし、ゲートウェイ装置10を呼び出す装置はサーバ装置に限られず、RTPパケットに重畳されたデータを音声データに変換して携帯電話網MNに送信可能な装置であればよい。例えば、サーバ40の代わりに音声変換の機能を有する別のゲートウェイ装置を用いてもよい。
また、実施例2では、RTPパケットへのデータの重畳にアスキーコードを用いる例について説明した。しかし、これに限定されず、重畳データから音声パケットへの変換が可能な他の文字コードを用いてもよい。
要するに、本発明のゲートウェイ装置(10)は、IPネットワーク(NW)に接続され、通信端末(20、30)と無線通信可能な無線通信装置であって、IPネットワークを介してパケットの送受信を行うパケット送受信部(15)と、パケットの送受信によりVoIP通信を行うVoIP通信部(11)と、通信端末についての無線通信の設定情報を記憶する設定情報管理部(13)と、設定情報に基づいて通信端末との無線通信を行う無線通信機能部(12)と、設定情報からなるデータをパケットに挿入し、設定情報を含む送信パケットを生成してパケット送受信部に供給するデータ処理部(14)と、を含む。
また、実施例2では、図4において、携帯電話網MNとサーバ40との間にMGW(Media Gateway)装置を配し、MGW装置が、携帯電話網MNとサーバ40との間でコーデック変換(AMRからG.711またはその逆等)を行うようにしてもよい。この場合、MGW装置及びサーバ40は、通信端末30とゲートウェイ装置10との間に介在するよう配される。なお、サーバ40は、図4のとおり携帯電話網MNとIPネットワークNWとの間に配されてもよいし、IPネットワークNW中または携帯電話網MN中に配されてもよい。
本発明によれば、通信端末及びゲートウェイ装置がVoIP通信によって設定情報の送受信を行うため、ゲートウェイ装置と通信端末とを有線通信や近距離の無線通信等によって予め接続しておく必要がない。また、ユーザはゲートウェイ装置に対してボタンの押下等の制御を行う必要がない。したがって、ユーザの操作の手間が少なく、場所的な制約が小さい無線通信の設定を行うことが可能となる。
また、実施例3及び実施例4では、通信装置50の認証情報管理部56が、通信端末60(30)から供給された認証情報(通話パスワード)が、認証情報管理部56に格納されている認証情報と一致するか否かに基づいて認証を行う例について説明した。しかし、認証方式はこれに限られず、例えばチャレンジ&レスポンス方式等により認証を行っても良い。
また、実施例4では、通信端末30からの通話パスワードをDTMF方式により入力及び通知する例について説明した。しかし、通話パスワードの入力及び通知の方法はこれに限定されない。例えば、通信端末30において音声で通話パスワードの入力を受け付け、音声データとして送信し、サーバ70において音声認識ソフトウェアを用いて通話パスワードを認識する構成であっても良い。
また、実施例4では、サーバ70をIPネットワークNW上に配した。しかし、IPネットワークNWと携帯電話網MNとの間にあるコーデック変換機能を有するMGW(Media Gateway)に、サーバ70を配置しても良い。その際、サーバ70は、SIPによる通話が可能で、携帯電話網MNからの通話パスワードをデータへと変換し、RTPパケットに重畳されたデータを音声に変換する機能を有していればよい。
10 ゲートウェイ装置
11 VoIP機能部
12 無線AP機能部
13 無線データ管理部
14 RTPデータ処理部
15 パケット送受信部
20 通信端末
21 VoIP機能部
22 無線STA機能部
23 無線データ管理部
24 RTPデータ処理部
25 パケット送受信部
30 通信端末
31 携帯通話機能部
32 無線STA機能部
33 無線データ管理部
34 音声認識部
40 サーバ
41 RTPデータ処理部
42 音声データ生成部
43 パケット送受信部
44 音声データ送受信部
50 通信装置
51 VoIP機能部
52 無線AP機能部
53 無線データ管理部
54 RTPデータ処理部
55 パケット送受信部
56 認証情報管理部
60 通信端末
61 VoIP機能部
62 無線STA機能部
63 無線データ管理部
64 RTPデータ処理部
65 パケット送受信部
66 設定呼制御部
70 サーバ
71 RTPデータ処理部
72 音声データ生成部
73 パケット送受信部
74 音声認識部
75 VoIP機能部
NW IPネットワーク
MN 携帯電話網

Claims (19)

  1. IPネットワークに接続され、通信端末と無線通信可能な無線通信装置であって、
    前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行うパケット送受信部と、
    前記パケットの送受信によりVoIP通信を行うVoIP通信部と、
    前記通信端末についての無線通信の設定情報を記憶する設定情報管理部と、
    前記設定情報に基づいて前記通信端末との無線通信を行う無線通信機能部と、
    前記設定情報からなるデータを前記パケットに挿入し、前記設定情報を含む送信パケットを生成して前記パケット送受信部に供給するデータ処理部と、
    を含むことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記データ処理部は、音声符号化規格に従って生成された無音データを用いて、前記設定情報を含む前記送信パケットを生成することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記VoIP通信部は、前記IPネットワークを介した前記通信端末からの発呼に応答して、前記通信端末との間のVoIP通信を開始し、
    前記データ処理部は、前記VoIP通信が開始された後、前記設定情報を含む前記送信パケットを生成し、
    前記パケット送受信部は、前記設定情報を含む前記送信パケットを前記IPネットワークを介して前記通信端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. VoIP通信における前記通信端末の認証情報を格納する認証情報管理部をさらに含み、
    前記認証情報管理部は、前記通信端末から前記通信端末の認証情報を受信し、前記認証情報管理部に格納された認証情報を用いて前記通信端末の認証を行い、
    前記VoIP通信部は、前記認証情報管理部が前記認証を承認した場合、前記通信端末との間のVoIP通信を開始することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記VoIP通信部は、前記IPネットワークを介した前記IPネットワーク内のサーバからの発呼に応答して、前記サーバとの間のVoIP通信を開始し、
    前記データ処理部は、前記無線通信装置と前記サーバとの間の前記VoIP通信及び前記サーバと前記通信端末との間の通信が開始された後、前記設定情報を含む前記送信パケットを生成し、
    前記パケット送受信部は、前記設定情報を含む前記送信パケットを前記IPネットワークを介して前記サーバに送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  6. VoIP通信における前記通信端末の認証情報を格納する認証情報管理部をさらに含み、
    前記認証情報管理部は、前記サーバから前記通信端末の認証情報を受信し、前記認証情報管理部に格納された認証情報を用いて前記通信端末の認証を行い、
    前記VoIP通信部は、前記認証情報管理部が前記認証を承認した場合、前記サーバとの間のVoIP通信を開始することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記データ処理部は、前記通信端末からの受信パケットに前記設定情報の設定要求が含まれている場合に、前記設定情報を含むパケットを生成して前記パケット送受信部に供給することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1に記載の無線通信装置。
  8. IPネットワークを介してパケットの送受信を行うパケット送受信部と、
    前記パケットの送受信によりVoIP通信を行うVoIP通信部と、
    受信パケットから無線通信の設定情報を含むデータを抽出するデータ処理部と、
    前記設定情報を管理する設定情報管理部と、
    前記設定情報に基づいて無線通信を行う無線端末機能部と、
    を含むことを特徴とする通信端末。
  9. VoIP通信のための認証情報の入力操作を受け付ける入力受付部をさらに備え、
    前記VoIP通信部は、VoIP通信の発呼を行うとともに、入力された前記認証情報を前記IPネットワークを介して送信することを特徴とする請求項8に記載の通信端末。
  10. 通信端末と、IPネットワークに接続され前記通信端末と無線通信可能な無線通信装置と、を含む通信システムであって、
    前記無線通信装置は、
    前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行う第1パケット送受信部と、
    前記パケットの送受信によりVoIP通信を行う第1VoIP通信部と、
    前記通信端末についての無線通信の設定情報を記憶する第1設定情報管理部と、
    前記設定情報に基づいて前記通信端末と無線通信を行う無線通信機能部と、
    前記設定情報からなるデータを前記パケットに挿入し、前記設定情報を含む送信パケットを生成して前記第1パケット送受信部に供給する第1データ処理部と、
    を含むことを特徴とする通信システム。
  11. 前記通信端末は、
    前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行う第2パケット送受信部と、
    前記パケットの送受信によりVoIP通信を行う第2VoIP通信部と、
    受信パケットから前記設定情報を含むデータを抽出する第2データ処理部と、
    前記設定情報を管理する第2設定情報管理部と、
    前記設定情報に基づいて無線通信を行う無線端末機能部と、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記通信端末は、前記IPネットワークを介して前記無線通信装置に発呼し、
    前記無線通信装置は、前記発呼に応答して前記通信端末との間のVoIP通信を開始し、前記設定情報を含む前記パケットを生成して前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記パケットを受信して前記設定情報を含むデータを抽出し、前記設定情報を含むデータに基づいて無線通信の設定を行うことを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  13. 前記無線通信装置は、
    VoIP通信における前記通信端末の認証情報を格納する認証情報管理部をさらに含み、
    前記認証情報管理部は、前記通信端末から前記通信端末の認証情報を受信し、前記認証情報管理部に格納された認証情報を用いて前記通信端末の認証を行い、
    前記VoIP通信部は、前記認証情報管理部が前記認証を承認した場合、前記通信端末との間のVoIP通信を開始することを特徴とする請求項11又は12に記載の通信システム。
  14. 前記IPネットワーク上に設けられ、携帯通話網を介して前記通信端末と通信可能なサーバをさらに含み、
    前記通信端末は、
    前記携帯電話網を介して通信を行う携帯通話機能部と、
    前記設定情報を管理する第2設定情報管理部と、
    前記設定情報に基づいて無線通信を行う無線端末機能部と、
    前記携帯電話網を介して取得した音声データに含まれる情報を取得する音声認識部と、
    を含み、
    前記サーバは、
    前記IPネットワークを介してパケットの送受信を行う第3パケット送受信部と、
    前記携帯電話網を介して音声データの送受信を行う音声データ送受信部と、
    前記前記無線通信装置からの受信パケットから前記設定情報を含むデータを抽出する第3データ処理部と、
    抽出した前記設定情報を含むデータを音声データに変換し、前記音声データ送受信部に供給する音声データ生成部と、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  15. 前記通信端末は、前記携帯電話網を介して前記サーバに発呼し、
    前記サーバは、前記通信端末からの発呼に応答して前記通信端末と音声データ通信を開始するとともに、前記無線通信装置に発呼し、
    前記無線通信装置は、前記サーバからの前記発呼に応答して前記サーバとの間のVoIP通信を開始し、前記設定情報を含むパケットを生成して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記無線通信装置からの前記パケットを受信して前記設定情報を含むデータを抽出し、前記設定情報を含む前記データを音声データに変換して、前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記音声データを受信して前記設定情報を含むデータを抽出し、前記設定情報を含むデータに基づいて無線通信の設定を行うことを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
  16. 前記無線通信装置は、
    VoIP通信における前記通信端末の認証情報を格納する認証情報管理部をさらに含み、
    前記認証情報管理部は、前記サーバから前記通信端末の認証情報を受信し、前記認証情報管理部に格納された認証情報を用いて前記通信端末の認証を行い、
    前記VoIP通信部は、前記認証情報管理部が前記認証を承認した場合、前記サーバとの間のVoIP通信を開始することを特徴とする請求項14又は15に記載の通信システム。
  17. SIP(Session Initiation Protocol)を用いて前記VoIP通信を行うことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1に記載の通信システム。
  18. 通信端末と無線通信可能な無線通信装置を制御するプログラムであって、
    前記通信端末からの発呼に応答してVoIP通信を行うVoIP通信処理と、
    前記通信端末についての無線通信の設定情報をパケットに重畳し、前記設定情報を含む送信パケットを生成する送信パケット生成処理と、
    前記VoIP通信において、前記送信パケットを前記通信端末に送信するパケット送信処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記通信端末から前記通信端末の認証情報を受信し、前記VoIP通信の開始前に前記通信端末の認証を行う認証処理を実行させることを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
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