JP6507872B2 - 電源回路及び遊技機 - Google Patents

電源回路及び遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6507872B2
JP6507872B2 JP2015120644A JP2015120644A JP6507872B2 JP 6507872 B2 JP6507872 B2 JP 6507872B2 JP 2015120644 A JP2015120644 A JP 2015120644A JP 2015120644 A JP2015120644 A JP 2015120644A JP 6507872 B2 JP6507872 B2 JP 6507872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
load
signal
input
load current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015120644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017005949A (ja
Inventor
悟朗 中尾
悟朗 中尾
康平 藤尾
康平 藤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2015120644A priority Critical patent/JP6507872B2/ja
Publication of JP2017005949A publication Critical patent/JP2017005949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6507872B2 publication Critical patent/JP6507872B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Description

本発明は、電源回路及びそのような電源回路を利用する遊技機に関する。
遊技機において、負荷回路に供給する負荷電流を監視して、負荷電流が所定の検出値以上であるときに過電流が流れたと判定して、負荷回路への電流の供給を停止する電源回路が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1には、第1過電流検出値と、第1過電流検出値より大きい第2過電流検出値との2段階の過電流検出値を設定可能な電源回路が記載される。特許文献1に記載される電源回路は、電源投入されてからの経過時間が所定時間を超え且つ負荷に供給される出力電圧が所定電圧以上のときに、第1過電流検出値により過電流検出を行う。また、特許文献1に記載される電源回路は、電源投入されてからの経過時間が所定時間を超える前の起動時に、電源起動時の突入電流(ラッシュ電流とも称される)の最大値以上の比較的大きな検出値である第2過電流検出値により過電流検出を行う。特許文献1に記載される電源回路では、第2過電流検出値を電源起動時の突入電流の最大値以上にすることにより、突入電流によって過電流検出機能が誤動作することを防止することができる。
特開2005−323413号公報
しかしながら、特許文献1に記載される電源回路では、塵芥等が遊技機の内部に侵入して電気配線に付着して生じる短絡(以下、レアショートとも称する)による過電流等の比較的小さな過電流を検出することは容易ではない。特許文献1に記載される電源回路では、起動時の過電流検出値を電源起動時の突入電流の最大値以上と比較的大きくするので、レアショートに起因する過電流を起動時に検出することはできない。また、レアショートに起因する過電流を検出可能とするために、通常動作時の過電流検出値を小さくすると、遊技機の定常動作による電流の変動により過電流検出機能が誤動作するおそれがある。このため、特許文献1に記載される電源回路では、遊技機の定常動作時においても、レアショートに起因する過電流を検出することはできない。
そこで、本発明は、レアショート等に起因する比較的小さい過電流を検出可能な電源回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの形態に係る電源回路は、遊技機に設けられた負荷回路に電力を供給する電源回路であって、入力された交流を直流に変換する整流回路と、オン状態のときに整流回路と負荷回路との間を接続し、オフ状態のときに整流回路と負荷回路との間の接続を遮断するスイッチング回路と、スイッチング回路がオン状態のときに整流回路から負荷回路に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出回路と、負荷電流検出回路に接続され、負荷電流が第1閾値以上であるときに、第1過電流信号を出力する第1比較回路と、負荷電流検出回路に接続され、交流が整流回路に入力されてから所定の起動時間が経過するまでの間に負荷電流が第1閾値よりも小さい第2閾値以上であるときに、第2過電流信号を出力する第2比較回路と、第1比較回路及び第2比較回路に接続され、第1過電流信号が入力されたこと、又は第2過電流信号が所定の継続時間に亘って連続して入力されたことに応じて、スイッチング回路をオフ状態にする過電流制御回路と、を有する。
また、この電源回路において、過電流制御回路は、第1比較回路及び第2比較回路に接続され、第1過電流信号又は第2過電流信号の入力が継続する時間を計時する継続時間計時回路と、継続時間計時回路に接続され、継続時間計時回路が計時した時間が継続時間に達したときに、オフ状態にすることを示すオフ指示信号をスイッチング回路に出力するスイッチ制御回路と、を有することが好ましい。
また、この電源回路において、第1比較回路は、負荷電流の変動を予測する負荷予測信号が入力されたことに応じて、第1閾値に対応する第1閾値電圧を変更する閾値変更回路と、負荷電流に対応する検出電圧と第1閾値電圧とを比較し、負荷電流が第1閾値電圧以上のときに第1過電流信号を出力する第1コンパレータと、を有することが好ましい。
また、この電源回路において、第2比較回路は、負荷電流に対応する検出電圧と第2閾値に対応する第2閾値電圧とを比較し、検出電圧が第2閾値電圧以上のときに第2過電流信号を出力する第2コンパレータと、整流回路に交流が入力されてからの時間を計時し、計時した時間が起動時間を経過したときに、起動時間経過信号を出力する起動時間計時回路と、第2コンパレータ及び起動時間計時回路に接続され、起動時間経過信号が入力される前に、第2過電流信号が入力されたときに、第2過電流信号を出力し、起動時間経過信号が入力された後に、第2過電流信号が入力されたときに、第2過電流信号を出力しない無効化回路と、を有することが好ましい。
更に、本発明の他の実施形態によれば、遊技機は、負荷回路と、負荷回路に電力を供給する電源回路であって、入力された交流を直流に変換する整流回路と、オン状態のときに整流回路と負荷回路との間を接続し、オフ状態のときに整流回路と負荷回路との間の接続を遮断するスイッチング回路と、スイッチング回路がオン状態のときに整流回路から負荷回路に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出回路と、負荷電流検出回路に接続され、負荷電流が第1閾値以上であるときに、第1過電流信号を出力する第1比較回路と、負荷電流検出回路に接続され、交流が整流回路に入力されてから所定の起動時間が経過するまでの間に負荷電流が第1閾値よりも小さい第2閾値以上であるときに、第2過電流信号を出力する第2比較回路と、第1比較回路及び第2比較回路に接続され、第1過電流信号が入力されたこと、又は第2過電流信号が所定の継続時間に亘って連続して入力されたことに応じて、スイッチング回路をオフ状態にする過電流制御回路と、を有する電源回路と、を有する。
また、この遊技機は、演出に応じて負荷電流の変動を予測する負荷予測信号を出力する演出用制御回路を更に有し、第1比較回路は、負荷予測信号が入力されたことに応じて、第1閾値に対応する第1閾値電圧を変更する閾値変更回路と、負荷電流に対応する検出電圧と第1閾値電圧とを比較し、負荷電流が第1閾値電圧以上のときに第1過電流信号を出力する第1コンパレータと、を有することが好ましい。
本発明に係る電源回路は、レアショート等に起因する比較的小さい過電流が検出可能になるという効果を奏する。
第1実施形態に係る電源回路の回路ブロック図である。 図1に示す電源回路の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はレアショートに起因する過電流が流れない状態を示す図であり、(b)は起動時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を示す図であり、(c)は遊技機の定常動作時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を示す図である。 第2実施形態に係る電源回路の回路ブロック図である。 図3に示す閾値変更回路51の内部回路ブロック図である。 図3に示す電源回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態又は変形例に係る電源回路を備えた弾球遊技機の概略斜視図である。 図6に示す弾球遊技機の概略背面図である。
(本発明に係る電源回路の概要)
以下、本発明の実施形態による電源回路を、図を参照しつつ説明する。この電源回路は、負荷回路に流れる負荷電流と、第1閾値及び起動時のみに使用される第1閾値よりも小さい第2閾値とを比較して、負荷電流が第1閾値以上のとき及び第2閾値以上である状態が所定の継続時間に亘って継続したときに、負荷電流を遮断する。この電源回路は、比較的小さな第2閾値を起動時の過電流検出に使用するものの、負荷電流が第2閾値以上である状態が所定の継続時間に亘って継続したときに負荷電流を遮断するため、瞬時に流れる起動時の突入電流により誤動作するおそれがない。この電源回路では、負荷電流の大きさ及び変動が小さい起動時に第2閾値を使用して負荷電流が過電流を含むか否かを判定できるので、レアショート等に起因する比較的小さな過電流を検出することができる。
(第1実施形態に係る電源回路の構成)
図1は、第1実施形態に係る電源回路の回路ブロック図である。
電源回路1は、開閉器11と、整流回路12と、平滑コンデンサ13と、負荷電流検出回路14と、スイッチング回路15と、第1比較回路16と、第2比較回路17と、過電流制御回路18とを有する。電源回路1は、商用電源90から入力された交流を直流に変換し、変換した直流を負荷回路91に供給する。負荷回路91は、遊技機に設けられ、電源回路1から供給される電力により不図示の表示装置等を制御して種々の演出を実行する演出用制御回路92を含む種々の電気回路及び電子機器等を含む。
開閉器11は、一例では電磁開閉器であり、一端が接続される商用電源90と、他端が接続される整流回路12等との間の電気的接続を入切する。開閉器11は、投入されると、商用電源90から整流回路12等に交流を供給する。開閉器11は、開放されると、商用電源90から整流回路12等への交流の供給を停止する。整流回路12は、商用電源90から入力される交流を整流して平滑回路4に出力する。整流回路12は、一例ではブリッジ整流回路であり、他の例では全波同期整流回路である。平滑コンデンサ13は、整流回路12から入力された電流を平滑化して負荷電流ILを負荷回路91に供給する。
負荷電流検出回路14は、検出抵抗素子19と、増幅回路20とを有し、平滑コンデンサ13と負荷回路91との間に配置される。検出抵抗素子19は、平滑コンデンサ13と負荷回路91との間に接続され、整流回路12から平滑コンデンサ13を介して負荷回路91に流れる負荷電流ILに応じた電圧を増幅回路20に出力する。増幅回路20は、電流検出アンプ又は電流センスアンプとも称され、検出抵抗素子19から入力された電圧を増幅した検出電圧VDを第1比較回路16及び第2比較回路17に出力する。増幅回路20は、一例では、差動増幅型のオペアンプである。
負荷電流検出回路14は、一例では、負荷電流ILが1Aであるときに、1Vの検出電圧VDを出力する。したがって、負荷電流ILが2Aであるときに検出電圧VDは2Vになり、負荷電流ILが10Aであるときに検出電圧VDは10Vになる。
スイッチング回路15は、整流回路12と負荷回路91との間に配置され、オン状態のときに整流回路12と負荷回路91との間を接続し、オフ状態のときに整流回路12と負荷回路91との間の接続を遮断する。スイッチング回路15は、一例ではソースが整流回路12に接続され、ドレインが負荷回路91に接続され且つゲートが過電流制御回路18に接続され、過電流制御回路18からの信号に応じてオン状態とオフ状態とを切り換えるnMOSFETを含む。また、スイッチング回路15は、他の例では過電流制御回路18からの信号に応じてオン状態とオフ状態とを切り換える継電器を含む。スイッチング回路15は、「Hi」の信号であるオン指示信号が過電流制御回路18から入力されるとオン状態になり、「Low」の信号であるオフ指示信号が過電流制御回路18から入力されるとオフ状態になる。
第1比較回路16は、第1コンパレータ21と、第1ダイオード22とを有し、負荷電流ILに応じた検出電圧VDと第1閾値電圧VTH1とを比較して、検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1以上であるときに、第1過電流信号を出力する。第1コンパレータ21は、一方の入力端子に増幅回路20から負荷電流ILに応じた検出電圧VDが入力され、他方の入力端子には第1閾値電圧VTH1が入力される。第1閾値電圧VTH1は、一例ではエミッタフォロア回路等の定電圧源により生成される。第1コンパレータ21の出力端子からは、検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1よりも低いときに「Low」の信号が出力され、検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1以上であるときに「Hi」の信号である第1過電流信号が出力される。第1ダイオード22は、アノードが第1コンパレータ21の出力端子に接続され、第1コンパレータ21の出力端子から出力される信号をカソードから出力する。
第2比較回路17は、第2コンパレータ31と、起動計時回路32と、出力無効回路33と、第2ダイオード34とを有する。第2比較回路17は、負荷電流ILに応じた検出電圧VDと第1閾値電圧VTH1よりも低い第2閾値電圧VTH2とを比較して、電源回路1が起動したから所定の起動時間が経過する間に検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2以上であるときに、第2過電流信号を出力する。
第2コンパレータ31は、一方の入力端子に増幅回路20から負荷電流ILに応じた検出電圧VDが入力され、他方の入力端子には第2閾値電圧VTH2が入力される。第2閾値電圧VTH2は、第1閾値電圧VTH1よりも低い電圧であり、一例では第1閾値電圧VTH1と同様にエミッタフォロア回路等の定電圧源により生成される。第2コンパレータ31の出力端子からは、検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2よりも低いときに「Low」の信号が出力され、検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2以上であるときに「Hi」の信号である第2過電流信号が出力される。
起動計時回路32は、一例ではRC回路等の時定数回路を有し、開閉器11と接続される。起動計時回路32は、開閉器11が投入されて、商用電源90から開閉器11を介して交流が入力されると、計時動作を開始する。起動計時回路32は、交流の入力に応じて計時動作を開始することにより、商用電源90と整流回路12との間を接続されたときからの時間を計時する。起動計時回路32は、商用電源90と整流回路12との間を接続されたときから所定の起動時間が経過したときに、計時した時間が所定の起動時間を経過したことを示す起動時間経過信号を出力無効回路33に出力する。起動時間は一例では2秒である。出力無効回路33は、起動計時回路32から起動時間経過信号が入力されていないとき、第2コンパレータ31の出力端子から出力される信号を第2ダイオード34のアノードに出力する。また、出力無効回路33は、起動計時回路32から起動時間経過信号が入力されているとき、第2コンパレータ31の出力端子から出力される信号にかかわらず「Low」の信号を第2ダイオード34のアノードに出力する。出力無効回路33は、一例ではゲートが起動計時回路32の出力端子に接続され、ソースが接地され、ドレインが第2コンパレータ31の出力端子及び第2ダイオード34のアノードに接続されたFETである。第2ダイオード34は、アノードが第2コンパレータ31及び出力無効回路33の出力端子に接続され、第1コンパレータ21の出力端子から出力される信号をカソードから出力する。
第1コンパレータ21の出力端子及び第2コンパレータ31の出力端子は、第1ダイオード22及び第2ダイオード34のそれぞれを介して過電流制御回路18の入力端子に共に接続される。検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1よりも低く且つ第2閾値電圧VTH2よりも高いとき、第1コンパレータ21は「Low」の信号を出力し、第2コンパレータ31は「Hi」の信号を出力する。第1ダイオード22が逆バイアスになり順方向の電流を遮断して、第1ダイオード22のアノード側の電位は「Low」となり且つカソード側の電位が「Hi」となるため、過電流制御回路18の入力端子には「Hi」の信号が入力される。同様に、第2ダイオード34のアノード側の電位が「Low」となり且つ第1コンパレータ21が第1過電流信号である「Hi」の信号を出力するとき、第2ダイオード34が逆バイアスになり過電流制御回路18の入力端子には「Hi」の信号が入力される。
過電流制御回路18は、継続時間計時回路41と、ラッチ回路42と、スイッチ制御回路43と、発光回路44とを有する。継続時間計時回路41は、一例ではRC回路等の時定数回路を有し、「Hi」の信号である第1過電流信号及び第2過電流信号の何れかが入力されたときからの時間を計時し、所定の継続時間が経過したときに、ラッチ回路42にトリガ信号を出力する。所定の継続時間は、一例では100ミリ秒であるが起動時に突入電流が流れるときに負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2以上である時間よりも長ければよい。すなわち、所定の継続時間は、突入電流が流れるときの負荷電流ILの大きさが第2閾値電圧VTH2に対応する第2閾値以上である時間よりも長ければよい。
ラッチ回路42は、一例ではD端子に「Hi」の信号が入力され且つCK端子にトリガ信号が入力されるフリップフロップである。ラッチ回路42は、整流回路12に交流が入力されると、「Low」の信号をスイッチ制御回路43及び発光回路44に出力し、トリガ信号が入力されるまで「Low」の信号を出力し続ける。また、ラッチ回路42は、トリガ信号が入力されると出力する信号を「Low」から「Hi」に遷移させ、その後、整流回路12に交流が入力されなくなるまで「Hi」の信号を出力し続ける。
スイッチ制御回路43は、開閉器11及びラッチ回路42に接続される。スイッチ制御回路43は、開閉器11を介して商用電源90から交流が入力され且つラッチ回路42から「Low」の信号が入力されるとき、「Hi」の信号であるオン指示信号をスイッチング回路15に出力する。また、スイッチ制御回路43は、商用電源90から交流が入力され且つラッチ回路42から「Hi」の信号が入力されるとき、「Low」の信号であるオフ指示信号をスイッチング回路15に出力する。
発光回路44は、一例ではLED素子を含み、ラッチ回路42から「Hi」の信号が入力されると発光して、負荷電流ILがレアショートに起因する過電流が含むおそれがあることを不図示のオペレータに表示する。
(第1実施形態に係る電源回路の動作)
図2は、電源回路1の動作を示すタイミングチャートである。図2(a)はレアショートに起因する過電流が流れない状態を示す図であり、図2(b)は起動時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を示す図であり、図2(c)は遊技機の定常動作時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を示す図である。図2(a)〜2(c)において、横軸は経過時間を示し、縦軸は負荷電流ILを示す。また、図2(a)〜2(c)において、一点鎖線及び二点鎖線のそれぞれは、負荷電流ILがレアショートに起因する過電流を含むと電源回路1が判断してスイッチング回路15をオフ状態にする閾値を示す。一点鎖線は負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1を超える場合の第1閾値を示し、二点鎖線は負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2を超える場合の第2閾値を示す。波形201〜203は、それぞれの状態の負荷電流ILの一例を示す。
まず、図2(a)を参照してレアショート等に起因する過電流が流れない状態を説明する。図2(a)に示す状態では、電源回路1が起動してから遊技機の定常動作の間に亘って、負荷回路91にレアショートは発生しない。
開閉器11が投入されると、比較的大きな電流である突入電流が、t11の時間に亘って電源回路1の整流回路12から負荷回路91に流れる。開閉器11が投入されると、起動計時回路32は、計時動作を開始する。突入電流により負荷電流ILが二点鎖線で示される検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2を超えることを示す閾値を超えると、第2コンパレータ31は、「Hi」の信号である第2過電流信号を、第2ダイオード34を介して継続時間計時回路41に出力する。継続時間計時回路41は、第2過電流信号が入力されると計時動作を開始する。しかしながら、t12で示される突入電流が閾値を超える時間は、一例が100ミリ秒である継続時間計時回路41が計時する継続時間よりも十分に短いので、継続時間計時回路41が継続時間まで計時する前に、検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2よりも低くなる。検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2よりも低くなると、第2コンパレータ31が第2過電流信号の出力を停止するので、継続時間計時回路41は、計時を終了する。
開閉器11が投入されてからt13で示される起動時間が経過すると、起動計時回路32は出力無効回路33に起動時間経過信号を出力し、出力無効回路33は「Low」の信号を第2ダイオード34のアノードに出力する。出力無効回路33が「Low」の信号を第2ダイオード34のアノードに出力することにより、第2比較回路17は、負荷電流ILに応じた検出電圧VDにかかわらず第2ダイオード34のアノードの電圧は「Low」に固定される。第2ダイオード34のアノードの電圧が「Low」に固定されることにより、負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2以上になった場合でも、第2比較回路17は、第2過電流信号を出力しない。したがって、負荷電流ILの閾値は、一点鎖線で示される第1閾値に応じた電流に上昇する。
14で示される時間が経過して負荷回路91が遊技機の動作制御を開始するまで、負荷回路91は電力をほとんど消費しないので、負荷電流ILは、矢印Aで示されるように比較的小さく且つ負荷電流ILの変動も小さい。t14で示される時間が経過して負荷回路91が遊技機の動作制御を開始すると、負荷電流ILは、矢印Aで示される起動時の消費電流よりも大きくなると共に、負荷電流ILの変動も大きくなる。
次に、図2(b)を参照して起動時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を説明する。図2(b)に示す状態では、開閉器11が投入される前に負荷回路91の何れかでレアショートが発生している。
開閉器11が投入されると、突入電流が、電源回路1の整流回路12から負荷回路91に流れる。このときの突入電流は、レアショートに起因する過電流を含むため、図2(a)に示す状態の突入電流よりも大きくなる。開閉器11が投入されると、起動計時回路32は、計時動作を開始する。次いで、突入電流により負荷電流ILが二点鎖線で示される検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2であることを示す閾値以上になると、第2コンパレータ31は、「Hi」の信号である第2過電流信号を、第2ダイオード34を介して継続時間計時回路41に出力する。継続時間計時回路41は、第2過電流信号が入力されると計時動作を開始する。
開閉器11が投入されてから、t21で示される時間を経過して突入電流が流れなくなっても、負荷電流ILは、レアショートに起因する過電流を含むため、二点鎖線で示される閾値以上になる。負荷電流ILが二点鎖線で示される閾値以上であるため、第2コンパレータ31は第2過電流信号の継続時間計時回路41への出力を継続し、継続時間計時回路41は計時を継続する。
継続時間計時回路41は、t22で示される継続時間に亘って計時すると、ラッチ回路42にトリガ信号を出力する。ラッチ回路42は、トリガ信号が入力されると、スイッチ制御回路43及び発光回路44に出力する信号を「Low」から「Hi」に遷移させる。スイッチ制御回路43は、商用電源90から交流が入力され且つラッチ回路42から「Hi」の信号が入力されると、「Low」の信号であるオフ指示信号をスイッチング回路15に出力する。スイッチング回路15は、オフ指示信号が入力されるとオフ状態になり、整流回路12と負荷回路91との間の接続を遮断する。スイッチング回路15が整流回路12と負荷回路91との間の接続を遮断すると、負荷電流ILは流れなくなる。
次に、図2(c)を参照して遊技機の定常動作時にレアショートに起因する過電流が流れる状態を説明する。図2(c)に示す状態では、遊技機の定常動作の間に負荷回路91の何れかでレアショートが発生している。
開閉器11が投入されてから遊技機が定常動作を開始するまでの動作は、図2(a)を参照して説明した動作と同様である。すなわち、図2(c)のt31〜t34は、図2(a)のt11〜t14のそれぞれに対応する。開閉器11が投入されてから遊技機が定常動作を開始するまでの動作は、図2(a)を参照して説明しているので、ここでは詳細な説明を省略する。
矢印Bで示される時点で、レアショートが発生するとレアショートに起因する過電流を含むことにより、負荷電流ILが一点鎖線で示される検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1であることを示す第1閾値以上になる。検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1以上になると、第1コンパレータ21は、「Hi」の信号である第1過電流信号を、第1ダイオード22を介して継続時間計時回路41に出力する。継続時間計時回路41は、第2過電流信号が入力されると計時動作を開始する。
継続時間計時回路41は、t35で示される継続時間に亘って計時すると、ラッチ回路42にトリガ信号を出力する。ラッチ回路42は、トリガ信号が入力されると、スイッチ制御回路43及び発光回路44に出力する信号を「Low」から「Hi」に遷移させる。スイッチ制御回路43は、商用電源90から交流が入力され且つラッチ回路42から「Hi」の信号が入力されると、「Low」の信号であるオフ指示信号をスイッチング回路15に出力する。スイッチング回路15は、オフ指示信号が入力されるとオフ状態になり、整流回路12と負荷回路91との間の接続を遮断する。スイッチング回路15が整流回路12と負荷回路91との間の接続を遮断すると、負荷電流ILは流れなくなる。
(第1実施形態に係る電源回路の作用効果)
第1実施形態に係る電源回路は、起動時に突入電流が流れる時間よりも長い継続時間に亘って連続して入力されたことを検出したときに、負荷回路への負荷電流の供給を停止するので、突入電流により負荷電流の供給を停止するおそれはない。第1実施形態に係る電源回路は、突入電流により負荷電流の供給を停止するおそれはないので、負荷電流の大きさ及び変動が比較的小さい起動時に負荷電流が正常であるか否かを判定することができる。第1実施形態に係る電源回路は、負荷電流の大きさ及び変動が比較的小さい起動時に負荷電流が正常であるか否かを判定することができるので、レアショートに起因する過電流等の比較的小さな異常電流も検出することができる。
例えば、第1実施形態に係る電源回路において、起動時の負荷電流が1A未満であり、定常動作時の負荷電流が10A程度である場合、起動時の第2閾値電圧を1A以上の負荷電流が検出可能な値に設定することができる。これにより、起動時に負荷電流が1A以上流れるときに、異常電流であると判定して負荷回路への負荷電流の供給を停止できるので、レアショート等に起因する比較的小さな過電流による遊技機の発火を防止できる。
(第2実施形態に係る電源回路の構成)
図3は、第2実施形態に係る電源回路の回路ブロック図である。
第2実施形態に係る電源回路2は、閾値変更回路51を含む第1比較回路50が第1比較回路16の代わりに配置されることが、第1実施形態に係る電源回路1と相違する。第1比較回路50以外の電源回路2の構成素子は、同一符号が付された第1実施形態に係る電源回路1の構成素子と同様の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
図4は、閾値変更回路51の内部回路ブロック図である。
閾値変更回路51は、入力端子52と、出力端子53と、スイッチングトランジスタ54と、第1抵抗素子55と、第2抵抗素子56と、第3抵抗素子57とを有する。閾値変更回路51は、演出用制御回路92から入力端子52に入力される状態判別信号に応じて、出力端子53から第1コンパレータ21に出力される第1閾値電圧VTH1の値を変更することができる。
演出用制御回路92は、第1状態判別信号及び第2状態判別信号の2つの状態判別信号を閾値変更回路51に出力する。演出用制御回路92は、遊技球が入賞口に入賞していない非入賞状態のときに第1状態判別信号を出力し、遊技球が入賞口に入賞して大当たり抽選などの、通常演出とは異なる特別演出が実行される入賞状態のときに第2状態判別信号を出力する。入賞状態の負荷電流ILは、不図示の表示装置等を制御して種々の特別演出が実行されるため、非入賞状態の負荷電流ILよりも大きくなると予測される。第1状態判別信号及び第2状態判別信号のそれぞれは、負荷電流ILの変動を予測する負荷予測信号である。
スイッチングトランジスタ54は、バイポーラトランジスタであり、ベースが入力端子52に接続され、エミッタが電源電圧に接続され、コレクタが第1抵抗素子55の一端に接続される。スイッチングトランジスタ54は、演出用制御回路92から入力端子に第1状態判別信号が入力されるとき、ベース電流及びエミッタ電流を流さずにオフする。また、スイッチングトランジスタ54は、演出用制御回路92から入力端子に第2状態判別信号が入力されるとき、ベース電流及びエミッタ電流を流してオンする。第1抵抗素子55の他端は、第2抵抗素子56及び第3抵抗素子57の一端と共に出力端子53に接続される。第2抵抗素子56は他端が電源電圧に接続され、第3抵抗素子57は他端が接地される。閾値変更回路51では、スイッチングトランジスタ54がオンするときの第1閾値電圧は、第1抵抗素子55と第2抵抗素子56とが並列接続されることによりスイッチングトランジスタ54がするオフするときの第1閾値電圧VTH1よりも高くなる。
(第2実施形態に係る電源回路の動作)
図5は、レアショート等に起因する過電流が流れない状態での電源回路2の動作を示すタイミングチャートである。レアショート等に起因する過電流が流れる状態の動作は、図2(b)及び図2(c)を参照して説明した電源回路1の動作と同様なのでここでは詳細な説明は省略する。図5において、横軸は経過時間を示し、縦軸は負荷電流ILを示す。また、図5において、一点鎖線及び二点鎖線のそれぞれは、負荷電流ILがレアショートに起因する過電流を含むと過電流制御回路18が判断してスイッチング回路15をオフ状態にする閾値を示す。一点鎖線は負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第1閾値電圧VTH1を超える場合の第1閾値を示し、二点鎖線は負荷電流ILに応じた検出電圧VDが第2閾値電圧VTH2を超える場合の第2閾値を示す。波形501は、負荷電流ILの一例を示す。
開閉器11が投入されてから遊技機が定常動作を開始するまでの動作は、図2(a)を参照して説明した動作と同様である。すなわち、図5のt41〜t44は、図2(a)のt11〜t14のそれぞれに対応する。開閉器11が投入されてから遊技機が定常動作を開始するまでの動作は、図2(a)を参照して説明しているので、ここでは詳細な説明を省略する。
開閉器11が投入されてからt43で示される起動時間が経過した矢印Cで示される時点において、起動計時回路32は出力無効回路33に起動時間経過信号を出力し、出力無効回路33は「Low」の信号を第2ダイオード34のアノードに出力する。これにより、図2(a)を参照して説明したように、負荷電流ILの閾値は、一点鎖線で示される第1閾値に応じた電流に上昇する。ここでは、遊技球が入賞口に入賞していないので、演出用制御回路92は、閾値変更回路51に第1状態判別信号を出力する。
矢印Dで示される時点で遊技球が入賞口に入賞したことを検出すると、演出用制御回路92は、閾値変更回路51に第2状態判別信号を出力する。閾値変更回路51のスイッチングトランジスタ54は、第2状態判別信号が入力されると、オンする。遊技球が入賞口に入賞したことに応じてスイッチングトランジスタ54がオンすることにより、第1閾値電圧VTH1は、入賞に伴う特別演出の実行により増加した負荷電流ILに応じて上昇する。
(第2実施形態に係る電源回路の作用効果)
第2実施形態に係る電源回路は、遊技機の動作を制御する制御回路から遊技機の動作状態に応じた状態判別信号が入力される。第2実施形態に係る電源回路は、入力された状態判別信号に応じて定常動作時の過電流検出に使用される第1閾値電圧を変更することができる。第2実施形態に係る電源回路は、入力された状態判別信号に応じて第1閾値電圧を変更することにより、レアショートに起因する過電流等の比較的小さな異常電流の定常動作時の検出感度を向上させることができる。
例えば、第2実施形態に係る電源回路において、非入賞状態の負荷電流が2〜3A程度であり、入賞状態の負荷電流が10A程度である場合、非入賞状態の第1閾値電圧を5Aに対応する電圧に設定し、入賞状態の第1閾値電圧を13Aに対応する電圧に設定できる。これにより、入賞状態において負荷電流が5A以上流れるときに、異常電流であると判定して負荷回路への負荷電流の供給を停止できるので、レアショート等に起因する比較的小さな過電流による遊技機の発火を防止できる。
(実施形態に係る検出装置の変形例)
電源回路1及び2では、第1過電流信号及び第2過電流信号の何れも継続時間計時回路41を介してラッチ回路42に出力されるが、第1過電流信号は継続時間計時回路41を介さずにラッチ回路42に直接出力されてもよい。
第2実施形態に係る電源回路2では、閾値変更回路51は、演出用制御回路92から入力される状態判別信号に応じて第1閾値電圧を2つの電圧レベルの間で切替えるが、実施形態に係る電源回路では、第1閾値電圧を3つ以上の電圧レベルの間で切替えてもよい。
(実施形態に係る電源回路の遊技機への搭載例)
上記の実施形態又は変形例に係る電源回路は、弾球遊技機又は回胴遊技機といった遊技機に搭載されてもよい。
図6は、上記の実施形態又は変形例に係る電源回路を備えた弾球遊技機100の概略斜視図である。また図7は、弾球遊技機100の概略背面図である。図6に示すように、弾球遊技機100は、上部から中央部の大部分の領域に設けられ、遊技機本体である遊技盤101と、遊技盤101の下方に配設された球受け部102と、ハンドルを備えた操作部103と、遊技盤101の略中央に設けられた表示装置104とを有する。
また弾球遊技機100は、遊技の演出のために、遊技盤101の前面において遊技盤101の下方に配置された固定役物部105と、遊技盤101と固定役物部105との間に配置された可動役物部106とを有する。また遊技盤101の側方にはレール107が配設されている。また遊技盤101上には不図示の多数の障害釘及び少なくとも一つの入賞装置108が設けられている。
操作部103は、遊技者の操作によるハンドルの回動量に応じて図示しない発射装置より所定の力で遊技球を発射する。発射された遊技球は、レール107に沿って上方へ移動し、多数の障害釘の間を落下する。そして遊技球が何れかの入賞装置108に入ったことを、図示しないセンサにより検知すると、遊技盤101の背面に設けられた主制御回路110は、遊技球が入った入賞装置108に応じた所定個の遊技球を不図示の玉払い出し装置を介して球受け部102へ払い出す。更に主制御回路110は、遊技盤101の背面に設けられた演出用制御回路111を介して表示装置104に様々な映像を表示させる。
可動役物部106は、遊技の状態に応じて移動する可動体の一例であり、遊技盤101の背面に設けられた、可動体駆動装置112により駆動される。なお、遊技機100が、可動役物部106以外にも可動体を有する場合、例えば、入賞装置108の開口部に、開口の大きさを可変にする可動体を有する場合、その可動体も、可動体駆動装置112によって駆動されてもよい。
上記の実施形態又はその変形例に係る電源回路113は、主制御回路110、演出用制御回路111、可動体駆動装置112、表示装置104、発射装置及び玉払い出し装置など、供給された電力を利用して動作する遊技機の各負荷回路へ電力を供給する。
このように、当業者は、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
1、2、113 電源回路
11 開閉器
12 整流回路
13 平滑コンデンサ
14 負荷電流検出回路
15 スイッチング回路
16 第1比較回路
17 第2比較回路
18 過電流制御回路
90 商用電源
91 負荷回路
92、111 演出用制御回路
100 弾球遊技機(遊技機)

Claims (6)

  1. 遊技機に設けられた負荷回路に電力を供給する電源回路であって、
    入力された交流を直流に変換する整流回路と、
    オン状態のときに前記整流回路と前記負荷回路との間を接続し、オフ状態のときに前記整流回路と前記負荷回路との間の接続を遮断するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路がオン状態のときに前記整流回路から前記負荷回路に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出回路と、
    前記負荷電流検出回路に接続され、前記負荷電流が前記第1閾値以上であるときに、第1過電流信号を出力する第1比較回路と、
    前記負荷電流検出回路に接続され、前記交流が前記整流回路に入力されてから所定の起動時間が経過するまでの間に前記負荷電流が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であるときに、第2過電流信号を出力する第2比較回路と、
    前記第1比較回路及び前記第2比較回路に接続され、前記第1過電流信号が入力されたこと、又は前記第2過電流信号が所定の継続時間に亘って連続して入力されたことに応じて、前記スイッチング回路をオフ状態にする過電流制御回路と、
    を有することを特徴とする電源回路。
  2. 前記過電流制御回路は、
    前記第1比較回路及び前記第2比較回路に接続され、前記第1過電流信号又は前記第2過電流信号の入力が継続する時間を計時する継続時間計時回路と、
    前記継続時間計時回路に接続され、前記継続時間計時回路が計時した時間が前記継続時間に達したときに、前記オフ状態にすることを示すオフ指示信号を前記スイッチング回路に出力するスイッチ制御回路と、
    を有する、請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記第1比較回路は、
    前記負荷電流の変動を予測する負荷予測信号が入力されたことに応じて、前記第1閾値に対応する第1閾値電圧を変更する閾値変更回路と、
    前記負荷電流に対応する検出電圧と前記第1閾値電圧とを比較し、前記検出電圧が前記第1閾値電圧以上のときに第1過電流信号を出力する第1コンパレータと、
    を有する、請求項1又は2に記載の電源回路。
  4. 前記第2比較回路は、
    前記負荷電流に対応する検出電圧と前記第2閾値に対応する第2閾値電圧とを比較し、前記検出電圧が前記第2閾値電圧以上のときに第2過電流信号を出力する第2コンパレータと、
    前記整流回路に前記交流が入力されてからの時間を計時し、計時した時間が前記起動時間を経過したときに、起動時間経過信号を出力する起動時間計時回路と、
    前記第2コンパレータ及び前記起動時間計時回路に接続され、前記起動時間経過信号が入力される前に、前記第2過電流信号が入力されたときに、前記第2過電流信号を出力し、前記起動時間経過信号が入力された後に、前記第2過電流信号が入力されたときに、前記第2過電流信号を出力しない無効化回路と、
    を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載の電源回路。
  5. 負荷回路と、
    前記負荷回路に電力を供給する電源回路であって、
    入力された交流を直流に変換する整流回路と、
    オン状態のときに前記整流回路と前記負荷回路との間を接続し、オフ状態のときに前記整流回路と前記負荷回路との間の接続を遮断するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路がオン状態のときに前記整流回路から前記負荷回路に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出回路と、
    前記負荷電流検出回路に接続され、前記負荷電流が前記第1閾値以上であるときに、第1過電流信号を出力する第1比較回路と、
    前記負荷電流検出回路に接続され、前記交流が前記整流回路に入力されてから所定の起動時間が経過するまでの間に前記負荷電流が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であるときに、第2過電流信号を出力する第2比較回路と、
    前記第1比較回路及び前記第2比較回路に接続され、前記第1過電流信号が入力されたこと、又は前記第2過電流信号が所定の継続時間に亘って連続して入力されたことに応じて、前記スイッチング回路をオフ状態にする過電流制御回路と、を有する電源回路と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  6. 演出に応じて前記負荷電流の変動を予測する負荷予測信号を出力する演出用制御回路を更に有し、
    前記第1比較回路は、
    前記演出用制御回路から前記負荷予測信号が入力されたことに応じて、前記第1閾値に対応する第1閾値電圧を変更する閾値変更回路と、
    前記負荷電流に対応する検出電圧と前記第1閾値電圧とを比較し、前記検出電圧が前記第1閾値電圧以上のときに第1過電流信号を出力する第1コンパレータと、
    を有する、請求項5に記載の遊技機。
JP2015120644A 2015-06-15 2015-06-15 電源回路及び遊技機 Active JP6507872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120644A JP6507872B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 電源回路及び遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120644A JP6507872B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 電源回路及び遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017005949A JP2017005949A (ja) 2017-01-05
JP6507872B2 true JP6507872B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=57754541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015120644A Active JP6507872B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 電源回路及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6507872B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7117949B2 (ja) * 2018-09-06 2022-08-15 三菱電機株式会社 半導体モジュールおよび電力変換装置
CN113985856A (zh) * 2021-11-16 2022-01-28 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种温控器开关量检测装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297308A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 Fuji Jikou Kk 消磁装置
JPH09320842A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Works Ltd ソレノイド駆動回路
JPH09331625A (ja) * 1996-06-11 1997-12-22 Yazaki Corp インテリジェントパワースイッチ及びスイッチング装置
JPH10323044A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Sony Corp 電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017005949A (ja) 2017-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10476374B2 (en) Power supply system and short circuit and/or bad connection detection method thereof, and power converter thereof
US20140153140A1 (en) Overvoltage Protection
CA2584556A1 (en) Discharge lamp lighting device, and lighting equipment and lighting system using the device
US20130049706A1 (en) Circuit for discharging an x capacitor
US7403366B2 (en) Control circuit for an electromagnetic drive
US20110093222A1 (en) Power cycling test apparatus
JP6507872B2 (ja) 電源回路及び遊技機
JP6507871B2 (ja) 電源回路及び遊技機
RU2014133901A (ru) Устройство источника питания
JP2012003991A (ja) 発光装置
CN109980722B (zh) 一种电源控制装置
JP3113309B2 (ja) スイッチ入力回路
EP2164145A3 (en) Electronic trip unit of a circuit breaker
KR20130142909A (ko) 단락 감지 회로, 단락 감지 방법 및 단락 감지 회로를 포함하는 전력 공급 장치
KR101553954B1 (ko) 디밍 제어 방법 및 장치 및 디밍 시스템
EP2633889A2 (en) Power-saving control module for a body training machine
JP2918972B2 (ja) 電動シャッタ装置
KR200279633Y1 (ko) 전등스위치와 습도검출기가 결합된 제습 환풍장치
JP2007035529A (ja) 誘導加熱装置
JP2010259286A (ja) 充電回路
TW202413015A (zh) 電動工具
JP2019103277A (ja) 電源装置
CN113391561A (zh) 电源管控方法及相关的电蚊拍装置
TW202135419A (zh) 電源管控方法及相關的電蚊拍裝置
KR101171775B1 (ko) 디지털 조명 스위치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6507872

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250