JP6505205B2 - ソイルリリースポリマーを含む貯蔵安定性組成物 - Google Patents

ソイルリリースポリマーを含む貯蔵安定性組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ポリエステルを含む組成物に関する。ポリエステルは、例えばソイルリリース剤として有用であり、本発明による組成物は、洗濯洗剤及びファブリックケア製品に使用できる。
「ソイルリリース剤」という用語は、ファブリック表面を変性して、その後の汚れを最小化し、かつ更なる洗浄サイクル時のファブリックの洗浄をより簡単にする材料に使用される。
ポリエステルを含む洗濯洗剤組成物は当技術分野において広く開示されてきた。
DE102007013217A1(特許文献1)及びWO2007/079850A1(特許文献2)は、洗濯洗剤組成物及び洗浄剤組成物中でソイルリリース成分として使用し得るアニオン性ポリエステルを開示している。
DE102007005532A1(特許文献3)は、低い粘度を持つソイルリリース性オリゴ−及びポリエステルの水性調合物を記載している。この水性調合物は、例えば、洗濯洗剤組成物及び洗浄剤組成物に使用することができる。
EP0964015A1(特許文献4)は、洗剤中にソイルリリースポリマーとして使用でき、そして3〜6個のヒドロキシル基を含むポリオールを用いて製造されるソイルリリースオリゴエステルを開示している。
EP1661933A1(特許文献5)は、ジカルボキシル酸化合物、ポリオール化合物、及び水溶性アルキレンオキシド付加物を反応させることによって製造された室温で流動性の両親媒性及びノニオン性オリゴポリエステル、並びに洗濯洗剤組成物及び洗浄剤組成物中での添加剤としてのそれらの使用に関する。
しかし、従来技術に記載されたポリエステルの多くは、アルカリ性環境での改善された安定性が求められている。特にアルカリ性重質洗濯液中では、ポリエステルは、導入時に及びアルカリ加水分解によってしばしば濁りを示し、それによってソイルリリース力も失う。
WO2013/019658A1(特許文献6)に記載のポリエステルは、これらの要求を満たし、そして加水分解に対して有利な向上した安定性と、優れたソイルリリース効果を有するものの、これらは、約50℃で溶融する固形物であり、それ故、それらの取り扱いは、高温での貯蔵及び取り扱いの必要性の故に実際面では簡単ではない。
DE102007013217A1 WO2007/079850A1 DE102007005532A1 EP0964015A1 EP1661933A1 WO2013/019658A1
それ故、本発明の課題は、実際面で簡単に取り扱うことができ、かつ液状で貯蔵安定性の、これらのポリエステルの組成物を提供することであった。
驚くべきことに、この課題は、
A)45〜55重量%の、次式(I)に従う一種以上のポリエステル、
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、X−(OC−(OC(ここで、Xは、C1〜4アルキル、好ましくはメチルであり、−(OC)基及び−(OC)基は、ブロック状に配置されており、−(OC)基からなるブロックは、COO基に結合している)、またはHO−(C)であり、好ましくは互いに独立してX−(OC−(OCであり、
nは、モル平均をベースにして、12〜120、好ましくは40〜50の数であり、
mは、モル平均をベースにして、1〜10、好ましくは1〜7の数であり、
aは、モル平均をベースにして、4〜9の数である]
B)10〜30重量%の、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択される一種以上のアルコール、及び
C)24〜42重量%の水、
を含む組成物(上記の量はそれぞれ、組成物の全重量をベースとする)によって解消される。
それ故、本発明の対象の一つは、
A)45〜55重量%の、次式(I)に従う一種以上のポリエステル、
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、X−(OC−(OC(ここで、Xは、C1〜4アルキル、好ましくはメチルであり、−(OC)基及び−(OC)基は、ブロック状に配置されており、−(OC)基からなるブロックは、COO基に結合している)、またはHO−(C)であり、好ましくは互いに独立してX−(OC−(OCであり、
nは、モル平均をベースにして、12〜120、好ましくは40〜50の数であり、
mは、モル平均をベースにして、1〜10、好ましくは1〜7の数であり、そして
aは、モル平均をベースにして、4〜9の数である]
B)10〜30重量%の、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択される一種以上のアルコール、及び
C)24〜42重量%の水
を含む組成物(上記の量はそれぞれ、組成物の全重量をベースとする)である。
ブチルグリコールは以下の構造を有する:CH(CHOCHCHOH。
本発明の組成物の利点は、これらが、水を及び易燃焼性ではない溶剤をベースすることである。
該ポリエステルの水性または水性−アルコール性溶液は、5℃で貯蔵した時に比較的良好な安定性をしばしば有する。しかし、25℃で比較的長期間貯蔵した時、更には輸送または貯蔵の間に起こり得る30〜50℃の高められた温度でより短時間貯蔵した時にも、本発明外のポリエステル組成物は、最初は貯蔵中に濁りを示し、これが後で大量析出の結果となる。これらの析出物は80℃で再び溶解することができず、これは、各々の生成物を貯蔵安定性と見なすことができないこと、及びそれらの性質が、高められた温度での貯蔵によって不可逆的に変化することを意味する。
更に、本発明の組成物は、これらが、高められた温度下でも十分に貯蔵安定性であるという利点を有する。
本発明の組成物は、好ましくは25℃で溶液である。
式(I)による本発明の組成物の成分A)のポリエステルでは、基「X」は、C1〜4アルキル、好ましくはメチルである。
本発明の好ましい態様の一つでは、本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルは、以下の式(I)に従う。
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)またはHO−(C)であり、好ましくは互いに独立してHC−(OC−(OCであり、
nは、モル平均をベースにして、40〜50の数であり、
mは、モル平均をベースにして、1〜7の数であり、
aは、モル平均をベースにして、4〜9の数である]
式(I)に従う本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルでは、モル平均をベースとした変数「a」は、好ましくは、5〜8の数、より好ましくは6〜7の数である。
式(I)に従う本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルでは、モル平均をベースとした変数「m」は、好ましくは、2〜5の数である。
式(I)に従う本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルでは、モル平均をベースとした変数「n」は、好ましくは、43〜47の数、より好ましくは44〜46の数、更により好ましくは45である。
本発明の特に好ましい態様の一つでは、本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルは、以下の式(I)に従う。
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nは、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
mは、モル平均をベースにして、2であり、そして
aは、モル平均をベースにして、5〜8の数である]
これらの一種以上のポリエステルのうち、式(I)
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nは、モル平均をベースにして、45であり、
mは、モル平均をベースにして、2であり、
aは、モル平均をベースにして、6〜7の数である]
に従うポリエステルが特に好ましい。
本発明の他の特に好ましい態様の一つでは、本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルは、以下の式(I)に従う。
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nは、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
mは、モル平均をベースにして、5であり、
aは、モル平均をベースにして、5〜8の数である]
これらの一種以上のポリエステルのうち、式(I)
Figure 0006505205
[式中、
及びRは、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nは、モル平均をベースにして、45であり、
mは、モル平均をベースにして、5であり、
aは、モル平均をベースにして、6〜7の数である]
に従うポリエステルが特に好ましい。
構造単位「X−(OC−(OC」または「HC−(OC−(OC」中の−O−C−基は、式−O−CH−CH−で表される。
「a」の指数がついた構造単位中、構造単位「X−(OC−(OC」または「HC−(OC−(OC」中及び構造単位HO−(C)中の−O−C−基は、式−O−CH(CH)−CH−または−O−CH−CH(CH)−で表され、すなわち次式
Figure 0006505205
で表される。
本発明の組成物は、洗濯洗剤及びファブリックケア製品中に、特に液体洗濯洗剤及びファブリックケア製品中で有利に使用し得る。これらの洗濯洗剤及びファブリックケア製品は、本発明の組成物の他に、一種以上の任意成分を含んでよく、例えばこれらは、洗濯洗剤及びファブリックケア製品に通常使用される慣用の成分を含んでよい。任意成分の例としては、以下に制限されないが、ビルダー、界面活性剤、漂白剤、漂白活性化合物、漂白活性化剤、漂白触媒、光漂白剤(photobleaches)、色移り防止剤、色保護剤、再付着防止剤、分散剤、ファブリック柔軟剤及び耐電防止剤、蛍光増白剤、酵素、酵素安定剤、発泡調節剤、泡抑制剤、悪臭減少剤、防腐剤、消毒剤、ハイドロトロープ、繊維潤滑剤、縮み防止剤、緩衝剤、フラグランス、加工助剤、着色剤、染料、顔料、腐食防止剤、フィラー、安定剤、並びに洗濯洗剤及びファブリックケア製品に慣用の他の成分など挙げられる。
本発明の組成物は、アルカリ性環境中で有利な安定性を有し、有益な溶解性を持ち、かつ重質洗濯液などのアルカリ性組成物中に明らかに可溶性であり、また有利なソイルリリース性を持つ。洗濯洗剤またはファブリックケア製品中において、これらは、特に貯蔵後でも、有益な洗濯性能を結果としてもたらす。更に、これらは高められた温度下に貯蔵安定性であり、すなわちこれらは、長期の貯蔵時間の後でも、高められた温度下に透明な溶液である。
本発明の組成物の成分A)のポリエステルは、ジメチルテレフタレート(DMT)、1,2−プロピレングリコール(PG)、及びX−(OC−(OC−OH(ここで、XはC1〜4アルキル、好ましくはメチルであり、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはヒドロキシル基−OHに結合しており、そしてn及びmは、本発明の組成物の成分A)のポリエステルについて定義した通りである)を、触媒を添加して、先ずは大気圧下に160〜220℃の温度に加熱し、次いで160〜240℃の温度で減圧下に反応を続行することによって有利に製造し得る。
減圧とは、好ましくは、0.1〜900mbarの圧力、より好ましくは0.5〜500mbarの圧力を意味する。
好ましくは、本発明の組成物の成分A)のポリエステルの製造方法は、
a)ジメチルテレフタレート、1,2−プロピレングリコール、X−(OC−(OC−OH(ここで、Xは、C1〜4アルキル、好ましくはメチルである)及び触媒を反応容器に加え、不活性ガス、好ましくは窒素下に、160℃〜220℃の温度に加熱してメタノールを除去し、次いでエステル交換を完了させるために圧力を大気圧未満、好ましくは200〜900mbar、より好ましくは400〜600mbarの圧力まで減少し、そして
b)第二のステップにおいて、反応を、210℃〜240℃の温度及び0.1〜10mbarの圧力、好ましくは0.5〜5mbarの圧力で続行してポリエステルを生成する、
ことを特徴とする。
本発明の組成物の成分A)のポリエステルの製造では、酢酸ナトリウム(NaOAc)及びテトライソプロピルオルトチタネート(IPT)が触媒系として好ましく使用される。
本発明の組成物の成分A)のポリエステルの製造は、例えばWO2013/019658A1(特許文献6)に記載されている。
好ましくは、本発明の組成物の成分B)の一種以上のアルコールは、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択される。
より好ましくは、本発明の組成物の成分B)のアルコールは1,2−プロピレングリコールである。
本発明の組成物は、好ましくは、
−45〜55重量%の、成分A)の一種以上のポリエステル、
−15〜25重量%の、成分B)の一種以上のアルコール、及び
−24〜40重量%の、成分C)の水、
を含む(上記の量はそれぞれ、本発明の組成物の全重量をベースとする)。
本発明の組成物は、好ましくは、洗剤用途に一般的に使用され得る一種以上の添加剤を好ましくは0〜10重量%、より好ましくは0〜5重量%の量で含んでよい。使用し得る添加剤は、例えば、金属イオン封鎖剤、錯化剤、本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルとは異なるポリマー、及び界面活性剤である。
本発明の好ましい態様の一つでは、本発明の組成物は、好ましくは、一種以上の添加剤(成分D))を含み、そしてこの場合、本発明の組成物中の成分C)の水の量は好ましくは24〜39.95重量%であり、これらの量はそれぞれ、本発明の組成物の全重量を基準とする。
本発明の組成物の成分D)の一種以上の添加剤は、好ましくは、金属イオン封鎖剤、錯化剤、成分A)の一種以上のポリエステルとは異なるポリマー及び界面活性剤からなる群から選択される。
適当な金属イオン封鎖剤は、例えば、ポリアクリル酸またはアクリル酸/マレイン酸コポリマー(例えばSokalan(登録商標)CP 12S、BASF)である。
適当な錯化剤は、例えばEDTA(エチレンジアミンテトラアセテート)、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ニトリロトリ酢酸塩またはイミノジコハク酸塩である。
本発明の組成物の成分A)の一種以上のポリエステルとは異なる適当なポリマーは、例えば色移り防止剤、例えばビニルピロリドンである。
適当な界面活性剤は、アニオン界面活性剤、例えばラウリルスルフェート、ラウリルエーテルスルフェート、アルカンスルホネート、線状アルキルベンゼンスルホネート、メチルエステルスルホネート、アミンオキシドまたはベタイン系界面活性剤であってよい。
好ましくは、成分D)の一種以上の添加剤は、10重量%までの量で本発明の組成物中に存在し、この場合、本発明の組成物中の成分C)の水の量は、好ましくは24〜39.95重量%であり、これらの量はそれぞれ、本発明の組成物の全重量を基準とする。
より好ましくは、成分D)の一種以上の添加剤は、0.1〜10重量%の量で本発明の組成物中に存在し、この場合、本発明の組成物中の成分C)の水の量は、好ましくは24〜39.9重量%であり、これらの量はそれぞれ、本発明の組成物の全重量を基準とする。
更により好ましくは、成分D)の一種以上の添加剤は、0.5〜5重量%の量で本発明の組成物中に存在し、この場合、本発明の組成物中の成分C)の水の量は、好ましくは24〜39.5重量%であり、これらの量はそれぞれ、本発明の組成物の全重量を基準とする。
本発明の更に別の好ましい態様の一つでは、本発明の組成物は、成分Aの一種以上のポリエステル、成分B)の一種以上のアルコール、及び成分C)の水からなる。
好ましくは、25℃で測定した本発明の組成物の粘度は、200〜5000mPa・sである。
より好ましくは、25℃で測定した本発明の組成物の粘度は、500〜2000mPa・sである。
これらの粘度は、ブルックフィールド粘度計、モデルDVII及びスピンドルセットRVのスピンドルを用いて、1分間あたり20回転及び25℃で、本発明の組成物自体について測定する。スピンドルNo.1は、500mPa・sまでの粘度に、スピンドルNo.2は、1,000mPa・sまでの粘度に、スピンドルNo.3は、5,000mPa・sまでの粘度に、スピンドルNo.4は、10,000mPa・sまでの粘度に、スピンドルNo.5は、20,000mPa・sまでの粘度に、スピンドルNo.6は、50,000mPa・sまでの粘度に、そしてスピンドルNo.7は、200,000mPa・sまでの粘度に使用される。
以下の例は本発明を詳細に例示することを意図したものであるが、本発明はこれらに限定されない。他に特に記載がなければ、記載の全ての百分率は重量%である。
例のポリエステルの製造のための一般的手順
ポリエステル合成は、酢酸ナトリウム(NaOAc)及びテトライソプロピルオルトチタネート(IPT)を触媒系として使用した、ジメチルテレフタレート(DMT)、1,2−プロピレングリコール(PG)及びメチルポリアルキレングリコールの反応によって行う。この合成は、2ステッププロセスである。第1のステップはエステル交換であり、そして第2のステップは重縮合である。
エステル交換
ジメチルテレフタレート(DMT)、1,2−プロピレングリコール(PG)、メチルポリアルキレングリコール、酢酸ナトリウム(無水)(NaOAc)及びテトライソプロピルオルトチタネート(IPT)を室温で反応容器中に計り取る。
溶融プロセス及び均質化のためには、この混合物を、1時間、170℃まで加熱し、次いで更に1時間、210℃まで加熱し、窒素でまき散らす。エステル交換の間に、メタノールが反応から放出され、そしてこれを系から留出する(蒸留温度<55℃)。210℃で2時間後、窒素を停止し、そして圧力を3時間で400mbarに下げる。
重縮合
この混合物を230℃に加熱する。230℃で、圧力を160分間で1mbarに下げる。重縮合反応が始まったら直ぐに、1,2−プロピレングリコールを系から留去する。この混合物を230℃及び1mbarの圧力で4時間攪拌する。この反応混合物を140〜150℃に冷却する。真空を窒素で開放し、そして溶融ポリマーをガラスボトルに移す。
Figure 0006505205
式(I)中、
及びRが、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nが、モル平均をベースにして、45であり、
mが、モル平均をベースにして、5であり、そして
aが、モル平均をベースにして、6〜7の数である、
式(I)に従うポリエステルが得られる。
Figure 0006505205
式(I)中、
及びRが、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nは、モル平均をベースにして、45であり、
mは、モル平均をベースにして、2であり、そして
aが、モル平均をベースにして、6〜7の数である、
式(I)に従うポリエステルが得られる。
安定性試験
水とアルコール性溶媒との各々の混合物中にポリエステルを溶解することによって、以下の表の組成に従う溶液を調製した。添加剤としてのSokalan(登録商標)CP 12Sを最終の混合物中に溶解した。これらの混合物を、貯蔵キャビネット中でのそれらの安定性について検証した(+=透明溶液、o=混濁、−=顕著な混濁/析出)。新たに調製したサンプルは透明な溶液である。
例I(Ex.1)のポリエステルを安定性試験に使用した。
Sokalan(登録商標)CP 12S(アクリル酸/マレイン酸コポリマー、BASF)を添加剤として使用した。
表から、水中でのソイルリリースポリエステルの溶液(例1〜4)は、45℃で、二週間の貯蔵後には既に濁ることが分かる。1,2−プロピレングリコールまたはブチルグリコールを含む本発明の組成物は、45℃で、4週間の貯蔵の後でもなおも透明である。
Figure 0006505205
本願は特許請求の範囲に記載の発明に係るものであるが、本願の開示は以下も包含する:
1.
A)45〜55重量%の、次式(I)に従う一種以上のポリエステル、
Figure 0006505205
[式中、
及びR は、互いに独立して、X−(OC −(OC (ここで、Xは、C 1〜4 アルキル、好ましくはメチルであり、−(OC )基及び−(OC )基は、ブロック状に配置されており、−(OC )基からなるブロックは、COO基に結合している)、またはHO−(C )であり、好ましくは互いに独立してX−(OC −(OC であり、
nは、モル平均をベースにして、12〜120、好ましくは40〜50の数であり、
mは、モル平均をベースにして、1〜10、好ましくは1〜7の数であり、
aは、モル平均をベースにして、4〜9の数である]
B)10〜30重量%の、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択される一種以上のアルコール、及び
C)24〜42重量%の水、
を含み、但し、上記の量はそれぞれ、組成物の全重量をベースとする、組成物。
2.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
及びR が、互いに独立して、H C−(OC −(OC (ここで、−(OC )基及び−(OC )基はブロック状に配置されており、そして−(OC )基からなるブロックはCOO基に結合している)またはHO−(C )であり、好ましくは互いに独立してH C−(OC −(OC であり、
nが、モル平均をベースにして、40〜50の数であり、
mが、モル平均をベースにして、1〜7の数であり、
aが、モル平均をベースにして、4〜9の数である、
ことを特徴とする、上記1に記載の組成物。
3.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、aが5〜8の数であることを特徴とする、上記1または2に記載の組成物。
4.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、aが6〜7の数であることを特徴とする、上記3に記載の組成物。
5.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、mが2〜5の数であることを特徴とする、上記1〜4のいずれか一つに記載の組成物。
6.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが43〜47の数であることを特徴とする、上記1〜5のいずれか一つに記載の組成物。
7.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが44〜46の数であることを特徴とする、上記6に記載の組成物。
8.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが45であることを特徴とする、上記7に記載の組成物。
9.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
及びR が、互いに独立して、H C−(OC −(OC (ここで、−(OC )基及び−(OC )基はブロック状に配置されており、そして−(OC )基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nが、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
mが、モル平均をベースにして、2であり、そして
aが、モル平均をベースにして、5〜8の数である、
ことを特徴とする、上記1〜3及び5〜7のいずれか一つに記載の組成物。
10.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにしてnが45であり、及びモル平均をベースにしてaが6〜7の数であることを特徴とする、上記9に記載の組成物。
11.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
及びR が、互いに独立して、H C−(OC −(OC (ここで、−(OC )基及び−(OC )基はブロック状に配置されており、そして−(OC )基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
nが、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
mが、モル平均をベースにして、5であり、そして
aが、モル平均をベースにして、5〜8の数である、
ことを特徴とする、上記1〜3及び5〜7のいずれか一つに記載の組成物。
12.
式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにしてnが45であり、及びモル平均をベースにしてaが6〜7の数であることを特徴とする、上記11に記載の組成物。
13.
成分B)の一種以上のアルコールが、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択されることを特徴とする、上記1〜12の何れか一つに記載の組成物。
14.
成分B)のアルコールが1,2−プロピレングリコールであることを特徴とする、上記13に記載の組成物。
15.
−45〜55重量%の、成分A)の一種以上のポリエステル、
−15〜25重量%の、成分B)の一種以上のアルコール、及び
−24〜40重量%の、成分C)の水、
を含み、但し、上記の量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、上記1〜14の何れか一つに記載の組成物。
16.
一種以上の添加剤(成分D))を含み、そしてこの場合、組成物中の成分C)の水の量が好ましくは24〜39.95重量%であり、これらの量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、上記1〜15の何れか一つに記載の組成物。
17.
成分D)の一種以上の添加剤が、金属イオン封鎖剤、錯化剤、成分A)の一種以上のポリエステルとは異なるポリマー及び界面活性剤からなる群から選択される、上記16に記載の組成物。
18.
成分D)の一種以上の添加剤が、10重量%までの量で組成物中に存在し、この場合、組成物中の成分C)の水の量が、好ましくは24〜39.95重量%であり、これらの量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、上記16または17に記載の組成物。
19.
成分D)の一種以上の添加剤が、0.1〜10重量%の量で組成物中に存在し、この場合、組成物中の成分C)の水の量が、好ましくは24〜39.9重量%であり、これらの量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、上記16〜18の何れか一つに記載の組成物。
20.
成分D)の一種以上の添加剤が、0.5〜5重量%の量で組成物中に存在し、この場合、組成物中の成分C)の水の量が、好ましくは24〜39.5重量%であり、これらの量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、上記16〜19の何れか一つに記載の組成物。
21.
成分A)の一種以上のポリエステル、成分B)の一種以上のアルコール、及び成分C)の水からなることを特徴とする、上記1〜15の何れか一つに記載の組成物。
22.
25℃で測定した粘度が200〜5,000mPa・sであることを特徴とする、上記1〜21の何れか一つに記載の組成物。
23.
25℃で測定した粘度が500〜2,000mPa・sであることを特徴とする、上記22に記載の組成物。

Claims (28)

  1. A)45〜55重量%の、次式(I)に従う一種以上のポリエステル、
    Figure 0006505205
    [式中、
    及びRは、互いに独立して、X−(OC−(OC(ここで、Xは、C1〜4アルキルであり、−(OC)基及び−(OC)基は、ブロック状に配置されており、−(OC)基からなるブロックは、COO基に結合している)、またはHO−(C)であり
    nは、モル平均をベースにして、12〜120の数であり、
    mは、モル平均をベースにして、1〜10の数であり、
    aは、モル平均をベースにして、4〜9の数である]
    B)10〜30重量%の、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択される一種以上のアルコール、及び
    C)24〜42重量%の水、
    を含み、但し、上記の量はそれぞれ、組成物の全重量をベースとする、組成物。
  2. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
    及びRが、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)またはHO−(C)であり
    nが、モル平均をベースにして、40〜50の数であり、
    mが、モル平均をベースにして、1〜7の数であり、
    aが、モル平均をベースにして、4〜9の数である、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、aが5〜8の数であることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、aが6〜7の数であることを特徴とする、請求項3に記載の組成物。
  5. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、mが2〜5の数であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の組成物。
  6. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが43〜47の数であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の組成物。
  7. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが44〜46の数であることを特徴とする、請求項6に記載の組成物。
  8. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにして、nが45であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
  9. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
    及びRが、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
    nが、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
    mが、モル平均をベースにして、2であり、そして
    aが、モル平均をベースにして、5〜8の数である、
    ことを特徴とする、請求項1〜3及び5〜7のいずれか一つに記載の組成物。
  10. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにしてnが45であり、及びモル平均をベースにしてaが6〜7の数であることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  11. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、
    及びRが、互いに独立して、HC−(OC−(OC(ここで、−(OC)基及び−(OC)基はブロック状に配置されており、そして−(OC)基からなるブロックはCOO基に結合している)であり、
    nが、モル平均をベースにして、44〜46の数であり、
    mが、モル平均をベースにして、5であり、そして
    aが、モル平均をベースにして、5〜8の数である、
    ことを特徴とする、請求項1〜3及び5〜7のいずれか一つに記載の組成物。
  12. 式(I)に従う成分A)の一種以上のポリエステルにおいて、モル平均をベースにしてnが45であり、及びモル平均をベースにしてaが6〜7の数であることを特徴とする、請求項11に記載の組成物。
  13. 成分B)の一種以上のアルコールが、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール及びブチルグリコールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜12の何れか一つに記載の組成物。
  14. 成分B)のアルコールが1,2−プロピレングリコールであることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
  15. −45〜55重量%の、成分A)の一種以上のポリエステル、
    −15〜25重量%の、成分B)の一種以上のアルコール、及び
    −24〜40重量%の、成分C)の水、
    を含み、但し、上記の量はそれぞれ、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項1〜14の何れか一つに記載の組成物。
  16. 一種以上の添加剤(成分D))を含むことを特徴とする、請求項1〜15の何れか一つに記載の組成物。
  17. 組成物中の成分C)の水の量が24〜39.95重量%であり、この量は、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項16に記載の組成物。
  18. 成分D)の一種以上の添加剤が、金属イオン封鎖剤、錯化剤、成分A)の一種以上のポリエステルとは異なるポリマー及び界面活性剤からなる群から選択される、請求項16または17に記載の組成物。
  19. 成分D)の一種以上の添加剤が、10重量%までの量で組成物中に存在し、この量は、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項16〜18のいずれか一つに記載の組成物。
  20. 組成物中の成分C)の水の量が、24〜39.95重量%であり、この量は、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。
  21. 成分D)の一種以上の添加剤が、0.1〜10重量%の量で組成物中に存在し、このは、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項16〜20の何れか一つに記載の組成物。
  22. 組成物中の成分C)の水の量が、24〜39.9重量%であり、この量は、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項21に記載の組成物。
  23. 成分D)の一種以上の添加剤が、0.5〜5重量%の量で組成物中に存在し、このは、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項16〜22の何れか一つに記載の組成物。
  24. 組成物中の成分C)の水の量が、24〜39.5重量%であり、この量は、組成物の全重量を基準とすることを特徴とする、請求項23に記載の組成物。
  25. 成分A)の一種以上のポリエステル、成分B)の一種以上のアルコール、及び成分C)の水からなることを特徴とする、請求項1〜15の何れか一つに記載の組成物。
  26. 25℃で測定した粘度が200〜5,000mPa・sであることを特徴とする、請求項1〜25の何れか一つに記載の組成物。
  27. 25℃で測定した粘度が500〜2,000mPa・sであることを特徴とする、請求項26に記載の組成物。
  28. Xがメチルであることを特徴とする、請求項1〜27の何れか一つに記載の組成物。
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