JP6504505B2 - 災害時水道用貯水槽 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
Description
給水出口2重管口の周囲には円筒状の穴開きプレートを配位置し、タンク内の流れを整流する補助をさせていますが、流量が少ない場合は2重としてもうけ、さらなる少流量の場合には3重として効果を保つようにする。
この円筒状の穴開板は流量が少なくなると効果が弱くなるため2重とすることにより効果を回復させることができる。さらに、少流量で使用するには3重とする必要がある。
流出管の手前まで来た水はラッパ状の板のヘリと鏡板のすきまより流出させることにより流速を上げ、その後穴開き板を通すことにより、2重管の外管と内管の間の流れの不均等を修正し、ラッパ状のヘリの流れを均一に近づける効果がある。
噴出球1から噴出する流れを少流量であっても、球全表面からできるだけ均等に噴出させるため、噴出球内部に多数の穴の開いた内整流板3と外整流板2の2重の整流を取付ける。内整流板3と外整流板2の略半球形板の頂部には回りの穴より大きな穴を開け、その穴は、外整流板の穴4より内整流板の穴5の方が大きな穴としている。流出管6より入って来た流れは、まず内側の整流板でせき止められ、内圧が上昇するが、略半球形部分と円筒形の部分とでは円筒形の部分からの方が流出しやすく、略半径部分からの流出量が不足し、円筒部分からの流出量が多くなりすぎる。
そのため、両方の噴出量を均等に近づけるために頂部の穴5が必要である。
次に、内整流板3を通り抜けた流れは、外整流板2にせき止められ内圧が上昇するが、内整流板と同じ理由で略半球形部分と円筒形の部分との流出量を調整するため、頂部の穴4を開口させるが、整流板2と3の間の内圧を確保するため穴4は穴5より小さな穴を開ける必要がある。このように、整流板を2重にした噴出球からは少流量の流れでも均等に噴出させることができる。ただ、流量が多くできる場合は整流板を1枚としてコストダウンを企ることもできる。
このタンクの場合、タンク中央を通る給水入口内管にフロートを水面に浮かべて、その動きで流量をコントロールするフロート弁32を取付けてタンク流入と流出量を同じになるようコントロールする必要がある。
このタンクには、水面があり、気相部分があるため、空気の出入りを受け持つ通気口が必要となるが、タンク内部の水の殺菌剤である次亜塩素酸は気相部で蒸発し、通気口から外部に放出され、タンク内で水の入れ
しまう次点がある。そこで、このタンクには、一定の正圧力までは開かず、一定の負圧力まで開かない常時閉止型通気口を取付ける必要がある。
これにより、一定の圧力までは、次亜塩素酸のガスを外部に放出することがなくなり、水中の次亜塩素酸濃度の低下を最小限に抑えることができる。
ここで、次亜塩素酸の放出を抑えたことにより、気相部分での次亜塩素酸濃度が高まり、天井部や壁面に付着した水滴に次亜塩素ガスが再吸収され、濃縮されてタンク素材を腐食させる欠点が生じる。そこで、水圧の高い液相部は溶接構造とするが、水圧の低い気相部から水面にかけては、パッキンを挟んだボトル組立て構造として、溶接はできないが、次亜塩素酸に強い樹脂や異種金属と組合わせて使用することにより解決することができる。
2 給水入口管
3 噴出球
4 噴出球の穴
5 流出管
6 2重管の外管
7 ラッパ状の板
8 給水出口前の穴開き円筒板
8−1 給水出口前の穴開き円筒板の外側穴開き円筒板
8−2 給水出口前の穴開き円筒板の外側穴開き円筒板の外側の穴開き円筒板
9 流出口
10 噴出半球
11 噴出部ラッパ管
12 上部鏡板
13 下部鏡板
14 給水入口内管
15 循環防止板
16 基礎
17 空気弁
18 減速部
19 層流の流れ部
20 回収出口部
21 ラッパ状の板のヘリ
22 水面
23 底板
24 側板
25 天板
26 板のへりに逆向きの角形のラッパ状の板を付けたラッパ状の板
27 26の板に開けた等間隔の穴
28 26の板に開けた等間隔の穴間の仕切り板
29 給水入口内管外面のブレーキ用バッフル板
30 放射状の胴体分割の仕切り板
31 常時閉止型通気口
32 フロート弁の弁体
33 フロート弁のフロート
34 マンホール
35 気相部
36 次亜塩素酸に強い材質(液相部の材質とは溶接できない異材)
37 液相部の材質
38 次亜塩素酸に強い材質側のフランジ
39 ガスケット
40 通常の材質側のフランジ
41 ボルト・ナット
42 噴出球内部の外側整流板
43 外側整流板の半球形の頂部に開いた穴
44 噴出球内部の外側整流板の内部の内側整流板
45 内側整流板の半球形の頂部に開いた穴
46 外整流板の穴
47 内整流板の穴
Claims (16)
- 両端を板で閉止した円筒型又は、角型で内部に自由水面を有する立型の貯水タンクにおいて、一方の底板(23)の中心の外側に、給水入口内管を内管とし給水出口管を外管とする2重管部をもうけ、前記給水入口内管は、前記の2重管の横からつらぬいたのち、タンク中央部を他方の天板(25)に向かって伸びる前記給水入口内管に接続されており、前記給水入口内管は一方の底板(23)の方に向けて広がるように配置した角形でラッパ状の板の中心部をつらぬいており、他方の天板(25)の手前で、前記給水入口内管の端を流入口とし、タンク内に給水を流入させ、水面に向かって噴出させることにより下からの流れの勢いで水面をもり上げさせ、水面との高低差による落下重力で反転させ又、側板(24)に当てたのち、反転させて前記一方の底板(23)の方に向かわせ、一方の底板(23)の前記ラッパ状の板のヘリを通して流出させ、その後円筒状の穴開きプレートを通って前記2重管の内管と外管との間を通ってから前記給水出口管(5)から排出することを特徴とした貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を略球形とし、前記略球形の表面に多数の穴を開けた事を特徴とする請求項1記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を、流れ方向にラッパ状に広げた後、略半球形状とし、前記略半球形の表面に多数の穴を開けた事を特徴とする請求項1記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(44)とし、その外側に略球形の整流板(3)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、前記2枚の整流板の表面に多数の穴を開け、前記内側の整流板(44)の頂部に回りの穴より大きな穴を開けた事を特徴とする請求項1記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(44)とし、その外側に少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(42)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、その外側に略球形の整流板(3)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、前記3枚の整流板の表面に多数の穴を開け、前記内側の整流板(42)とその内側の整流板の頂部に回りの穴より大きな穴を開け、前記頂部の穴は、内側の整流板(42)の穴が、その内側の整流板の穴より小さい事を特徴とする請求項1記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの気相部に一定の正圧力までは開かず、一定の負圧力まで開かない、常時閉止型通気口を取付けた事を特徴とする第1項記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの水圧の高い液相部は溶接構造とし、水圧の低い気相部から水面にかけては、液相部と溶接ができない異材とし、パッキンを挟んだボルト組立て構造とした事を特徴とする請求項6記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの給水入口内管にフロートを水面に浮かべて、そのフロートの動きで流量をコントロールするフロート弁を取付けて、タンク流入と流出量を同じになるようにコントロールする事を特徴とする請求項1記載の貯水タンク。
- 両端を板で閉止した円筒型又は、角型で内部に自由水面を有する立型の貯水タンクにおいて、一方の底板(23)の中心の外側に、給水入口内管を内管とし給水出口管を外管とする2重管部をもうけ、前記給水入口内管は、前記の2重管の横からつらぬいたのち、タンク中央部を他方の天板(25)に向かって伸びる前記給水入口内管に接続されており、前記給水入口内管は一方の底板(23)の方に向けて円すい状に広がり、さらにヘリを折返して、角形で逆方向を向いた複合ラッパ状の板の中心部をつらぬいており、他方の天板(25)の手前で、前記給水入口内管の端を流入口とし、タンク内に給水を流入させ、水面に向かって噴出させることにより下からの流れの勢いで水面をもり上げさせ、水面との高低差による落下重力で反転させ又、側板(24)に当てたのち、反転させて前記一方の底板(23)の方に向かわせ、一方の底板(23)の前記複合ラッパ状の板の折返し部の所に、中心方向に向け、一定間隔で穴を開け、前記穴間に前記ラッパ状の板とタンクとの間に仕切り板(28)を、流れの方向に沿って立て、前記仕切り板(28)は折返し周辺に放射状にもうけ、前記穴と、仕切り板とラッパ状の板の間から流出させ、その後円筒状の穴開きプレートを通って前記2重管の内管と外管との間を通ってから、前記給水出口管(5)から排出する事を特徴とする貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を略球形とし、前記略球形の表面に多数の穴を開けた事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を、流れ方向にラッパ状に広げた後、略半球形状とし、前記略半球形の表面に多数の穴を開けた事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(44)とし、その外側に略球形の整流板(3)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、前記2枚の整流板の表面に多数の穴を開け、前記内側の整流板(44)の頂部に回りの穴より大きな穴を開けた事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
- 前記給水入口内管の端の流入口を少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(44)とし、その外側に少し円筒状に伸ばした略球形の整流板(42)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、その外側に略球形の整流板(3)を給水入口内管の中心線上の流入口側に取付けられており、前記3枚の整流板の表面に多数の穴を開け、前記内側の整流板(42)とその内側の整流板の頂部に回りの穴より大きな穴を開け、前記頂部の穴は、内側の整流板(42)の穴が、その内側の整流板の穴より小さい事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの気相部に一定の正圧力までは開かず、一定の負圧力まで開かない、常時閉止型通気口を取付けた事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの水圧の高い液相部は溶接構造とし、水圧の低い気相部から水面にかけては、液相部と溶接ができない異材として、パッキンを挟んだ、ボルト組立て構造とした事を特徴とする請求項14記載の貯水タンク。
- 前記貯水タンクの給水入口内管にフロートを水面に浮かべて、そのフロートの動きで流量をコントロールするフロート弁を取付けて、タンク流入と流出量を同じになるようにコントロールする事を特徴とする請求項9記載の貯水タンク。
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