JP6503762B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2次電池等の蓄電装置に関する。
特許文献1には、電極組立体を有する蓄電装置である2次電池が開示されている。電極組立体は、薄膜状のセパレータを挟んで交互に積層された複数の正極板と複数の負極板を有する。正極板は、袋状のセパレータに収容されて、負極板と交互に積層される。電極組立体の製造方法は、例えばセパレータに収容された正極板と、負極板とを起立姿勢にて順次落とし、正極板と負極板を前後に重ねる。図10に示すようにセパレータ702は、正極板800を収容し、脚部710を有する。脚部710は、正極板800から下方へ延びる2つの延長部分を互いに溶着することで形成される。製造時に正極板800を落とす際に脚部710が接地し、正極板800とセパレータ702の重みを支える。
特開2007−27027号公報
したがって強い脚部を有するセパレータを具備する電極組立体が従来必要とされている。
本発明の1つの特徴によると蓄電装置は、電極組立体と、該電極組立体を収容するケースとを有する。電極組立体は、正極板とセパレータとセパレータに対向する負極板とを有する。セパレータは、正極板の第1面を覆う第1カバーと正極板の第1面の反対側の第2面を覆う第2カバーを備える。第1カバーは、正極板の第1端を越えて延長する第1延長部を有する。第2カバーは、第2延長部と重ね部を有する。第2延長部は、正極板の第1端を越えて延長して第1延長部に重ねられる。重ね部は、第1延長部または第2延長部に重ねられるように第2延長部から延出する。セパレータは、脚部を有する。脚部は、少なくとも第1延長部と第2延長部と重ね部を有しかつ負極板の先端縁と対応する位置に配置される。
したがって脚部は、少なくとも3層構造になっている。そのため脚部は、正極板が起立姿勢にある際に、正極板の重さを支持できるように強化されている。正極板と負極板は、起立姿勢で落とし込まれて前後に積層される場合がある。この場合、脚部は、上述のように強度が強化されていることで、正極板を折れ曲がらずに支持できる。そのため正極板と負極板は、積層される際に位置ずれせず、所定の位置にて積層され得る。
他の側面によると脚部は、第1重ね部と第2カバーの重ね部を有する。第1重ね部は、第1延長部から延出しかつ第1延長部に対して第2延長部の反対側に重ねられる。第2カバーの重ね部は、第2延長部から延出しかつ第2延長部に対して第1延長部の反対側に重ねられる。
したがって脚部は、少なくとも4層構造になっている。そのため脚部は、設置される面積が大きい。したがって正極板と負極板が起立姿勢で落とし込まれる場合、脚部が正極板を起立状態に支持できる。これにより正極板と負極板は、積層の際に位置がずれ難く、所定の位置に位置合わせされ得る。脚部は、厚みの中心から両方向に厚く、両方向に強化されている。したがって正極板の厚みの中心線が、脚部の厚みの中心線に近い位置にある場合には、正極板に対する脚部の支持バランスが向上する。これにより正極板がより一層安定して支持される。
他の側面によると脚部は、脚部の厚み中心線と正極板の厚み中心線とが同一直線上に位置するように構成される。したがって正極板と負極板とが起立姿勢で落とし込まれて前後に積層される場合、脚部は、バランス良く正極板を支持できる。これにより正極板と負極板は、積層される際に位置がずれ難く、所定の位置に位置合わせされ得る。
他の側面によると第1カバーは、正極板の第1面に対向する第1本体を有する。第2カバーは、正極板の第2面に対向する第2本体を有する。脚部の厚みは、正極板の厚みと第1本体の厚みと第2本体の厚みとを加えた厚みに相当する。したがって脚部の厚みは、正極板の前後に配置される負極板との干渉を避けた上で最大限に確保される。これにより脚部は、正極板を支える面積が大きい。そのため正極板と負極板とが起立姿勢で落とし込まれて前後に積層される場合、脚部は、正極板を安定して支持できる。これにより正極板と負極板は、積層される際に位置がずれ難く、所定の位置に位置合わせされ得る。
他の側面によると脚部は、複数の第1層と複数の第2層を有する。複数の第1層は、第1カバーを折り返して形成されかつ少なくとも第1延長部を含む。複数の第2層は、第2カバーを折り返して形成されかつ少なくとも第2延長部と第2カバーの重ね部とを含む。したがって脚部は、少なくとも4層構造になっている。これにより脚部は、強度が強化されるとともに正極板を支える面積が増える。したがって正極と負極板とが起立姿勢で落とし込まれて前後に積層される場合、脚部は、正極板を安定して支持できる。これにより正極板と負極板は、積層される際に位置がずれ難く、所定の位置に位置合わせされ得る。
一部破断した蓄電装置の斜視図である。 正極ユニットと負極板の斜視図である。 正極ユニットの分解斜視図である。 正極ユニットと負極板の先端部分近傍の断面図である。 正極ユニットを起立姿勢にて落とし込む様子を表した正面図である。 セパレータの脚部の溶着方法を説明する断面図である。 他の実施形態に係る正極ユニットと負極板の先端部分近傍の断面図である。 他の実施形態に係る正極ユニットと負極板の先端部分近傍の断面図である。 他の実施形態に係る正極ユニットと負極板の先端部分近傍の断面図である。 従来技術におけるセパレータの脚部近傍の断面図である。
図1〜6を用いて本発明の1つの実施形態を説明する。図1に示す蓄電装置10は、例えばリチウムイオン2次電池である。蓄電装置10は、ケース12とケース12の内部に収容される電極組立体16と電解液(図示省略)を有する。ケース12には、ケース12を貫通する外部接続端子14が設けられている。蓄電装置10は、放電時に外部接続端子14を通じて外部に電力を供給し、充電時に外部接続端子14を通じて外部から電力が供給される。
電極組立体16は、図1に示すように交互に積層された複数の正極ユニット30と複数の負極板20を有する。図2,3に示すように正極ユニット30は、正極板40と、正極板40を袋状に覆うセパレータ50を有する。
正極板40は、図3に示すように基材42と正極活物質層44を有する。基材42は、アルミニウム箔等の金属箔である。正極活物質層44は、基材42の両面に塗布されて形成される。正極活物質は、例えばリチウム含有金属酸化物から形成される。負極板20は、図2に示すように基材22と負極活物質層24を有する。基材22は、銅箔などの金属箔である。負極活物質層24は、基材22の両面に塗布されて形成される。正極板40と負極板20は、例えば約100μmであって薄い。正極板40と負極板20は、概ね矩形状である。負極板20は、正極板40よりも大きく、正極ユニット30と略同じ大きさである。
正極板40と負極板20は、図1,2に示すように集電タブT1,T2を有する。集電タブT1,T2は、正極板40と負極板20の一辺から延出し、外部接続端子14に接続される。集電タブT1は、セパレータ50から外方に露出している。集電タブT1,T2には、活物質層は形成されていない。
正極板40は、図3に示すように2つ折りにされたセパレータ50の間に設置される。正極板40は、集電タブT1が設けられたタブ辺40bを有する。集電タブT1は、セパレータ50の開口穴50aに挿入される。セパレータ50は、正極板40の第1面を覆う第1カバー60と、第1面と反対側の第2面を覆う第2カバー70を有する。第1カバー60と第2カバー70は、正極板40より大きい。第1カバー60と第2カバー70は、タブ辺40bを除いた正極板40の3辺の周縁において互いに溶着される。これにより正極板40がセパレータ50に袋状に収容される。
セパレータ50は、図2,4に示すように脚部80を有する。脚部80は、タブ辺40bと対向するタブ対向辺40aに沿って連続している。正極ユニット30が起立姿勢に配置された際、タブ辺40bが上方に位置し、脚部80が下方に位置する。脚部80は、起立姿勢において正極板40を支えるために補強されている。
第1カバー60は、図4に示すように第1延長部62と第1折曲部64と第1重ね部66を有する。第1延長部62は、タブ対向辺40aを越えて下方に延出する。第1延長部62から第1折曲部64が延出し、第1延長部62から第1重ね部66が延出する。第2カバー70は、第2延長部72と第2折曲部74と第2重ね部(重ね部)76を有する。第2延長部72は、タブ対向辺40aを越えて下方に延出する。第2延長部72から第2折曲部74が延出し、第2折曲部74から第2重ね部76が延出する。
図4に示すように第1延長部62は、第1基端側延長部62aと第1先端側延長部62bを有する。第2延長部72は、第2基端側延長部72aと第2先端側延長部72bを有する。第1基端側延長部62aと第2基端側延長部72aは、下方へ向かうにしたがって互いに接近する。第1先端側延長部62bと第2先端側延長部72bは、相互に接触しつつ第1基端側延長部62aと第2基端側延長部72aから連続して延出する。第1折曲部64と第2折曲部74は、相互に接触しつつ第1延長部62と第2延長部72から幅方向、例えば図4の右方向に延出する。第1重ね部66と第2重ね部76は、相互に接触しつつ第1折曲部64と第2折曲部74から第2先端側延長部72bに沿って上方に延出する。
上述するように脚部80は、セパレータ50の一部を折り返すことで形成される。脚部80は、図4に示すように左側から順番に第1先端側延長部62b、第2先端側延長部72b、第2重ね部76、第1重ね部66が重ねられる。脚部80の厚みHの中心である脚中心線Lは、正極板40の厚みZの中心である正極板中心線Cと同一直線上に位置している。
図4に示すように負極板20は、タブの反対側に先端縁20aを有する。脚部80の先端縁86は、第1折曲部74の外周縁によって構成される。先端縁86と先端縁20aは、製造時および製品時において対応するように位置する。
図1に示す電極組立体16を製造する場合は、図5に示すように積層装置1を利用して正極ユニット30と負極板20(図示省略)を積層する。積層装置1は、傾斜面1aと起立面1bと底面1cを有する。傾斜面1aは、下方ほど幅が狭くなるように起立面1bに対して傾斜している。起立面1bは、底面1cに対して略垂直に起立している。
傾斜面1aと起立面1bは、図5に示すように正極ユニット30と負極板20を落とす際に幅方向に位置合わせする。底面1cは、傾斜面1aと起立面1bの下辺を位置合わせする。正極ユニット30と負極板20は、交互に積層装置1に落とされる。これにより正極ユニット30と負極板20は、前後に積層される。
図6に示すように脚部80は、例えば加熱されたヒータブロックHBが両面から押し付けて溶着される。これにより隣り合う先端側延長部62b,72b同士、隣り合う重ね部66,76同士、もしくは隣り合う先端側延長部72bと重ね部76が互いに溶着される。
図4に示すように脚部80は、2つの第1層82と2つの第2層84を有する4層構造となっている。第1層82は、第1カバー60を折り返して形成される第1先端側延長部62bと第1重ね部66である。第2層84は、第2先端側延長部72bと第2重ね部76である。4層構造とされた脚部80は、図10の脚部710よりも強度が強い。そのため脚部80は、起立姿勢の正極板40の重さを支持できる。
強度が強化されることで、脚部80は、正極ユニット30を起立姿勢で落とし込む際に正極ユニット30の下端部が折れ曲がることを防止する。そのため脚部80の先端縁86は、負極板20の先端縁20aと対応する位置に配置される(図4)。これにより正極板40と負極板20が相互に位置がずれることが防止される。
図4に示すように脚部80の厚みH(層方向の厚み)は図10の脚部710よりも太い。したがって脚部80は、正極板40を支える面積が大きい。そのため脚部80によって正極ユニット30が安定して起立できる。その結果、正極板40と負極板20は、積層する際に正確に位置合わせされやすい。
図4に示すように脚中心線Lは正極板中心線Cと同一直線上に位置する。そのため正極板40の厚みZの中心を脚部80の厚みHの中心によって支えることができる。したがって正極ユニット30と負極板20を落とし込む際、脚部80は、正極板40を安定して支持する。その結果、正極板40と負極板20は、積層される際に位置合わせされ得る。
正極ユニット30は、図4に示す脚部80に代えて図7に示す脚部180を有していても良い。なお、図7において図4と同一もしくは均等な構成・機能を有する箇所には同一の符号を付すことで、重複した説明を省略する。
図7に示すように第1カバー60は、第1延長部62と第1折曲部164と第1重ね部166を有する。第1延長部62から第1折曲部164が延出し、第1折曲部164から第1重ね部166が延出する。第2カバー70は、第2延長部72と第2折曲部174と第2重ね部(重ね部)176を有する。第2延長部72から第2折曲部174が延出し、第2折曲部174から第2重ね部176が延出する。
図7に示すように第1折曲部164は、第1先端側延長部62bから図7の左方向に延出する。第1重ね部166は、第1折曲部164から第1先端側延長部62bに沿って上方に延出する。第2折曲部174は、第2先端側延長部72bから図7の右方向に延出する。第2重ね部176は、第2折曲部174から第2先端側延長部72bに沿って上方に延出する。
上述するように脚部180は、セパレータ50の一部を折り返すことで形成される。脚部180は、図7に示すように左側から順番に第1重ね部166、第1先端側延長部62b、第2先端側延長部72b、第2重ね部176が重ねられる。脚中心線Lは、正極板中心線Cと一致している。
図7に示すように脚部180の先端縁186は両折曲部164,174の外縁によって構成される。先端縁186は、先端縁20aと、製造時および製品時において対応するように位置する。
図7に示すように脚部180は、2つの第1層182と2つの第2層184を有する4層構造となっている。第1層182は、第1カバー60を折り返して形成される第1先端側延長部62bと第1重ね部166である。第2層184は、第2カバー70を折り返して形成される第2先端側延長部72bと第2重ね部176である。4層構造とされた脚部180は、図10の脚部710よりも強度が強い。そのため脚部180は、起立姿勢の正極板40の重さを支持できる。
強度が強化されることで、脚部180は、正極ユニット30を起立姿勢で落とし込む際に正極ユニット30の下端部が折れ曲がることを防止する。そのため脚部180の先端縁186は、負極板20の先端縁20aと対応する位置に配置される(図7)。これにより正極板40と負極板20が相互に位置がずれることが防止される。
図7に示すように脚部180の厚みH(層方向の厚み)は図10の脚部710よりも太い。したがって脚部180は、正極板40を支える面積が大きい。そのため脚部180によって正極ユニット30が安定して起立できる。その結果、正極板40と負極板20は、積層する際に正確に位置合わせされやすい。
図7に示すように脚中心線Lは正極板中心線Cと同一直線上に位置する。そのため正極板40の厚みZの中心を脚部180の厚みHの中心によって支えることができる。その上で脚部180は、脚中心線Lを挟んで対称の厚みを有する。そのため脚部180は、正極板40に対する支持バランスが向上する。したがって正極ユニット30と負極板20を落とし込む際、脚部180は、正極板40を安定して支持できる。その結果、正極板40と負極板20は、積層される際に位置合わせされ得る。
正極ユニット30は、図7に示す脚部180に代えて図8に示す脚部280を有していても良い。なお、図8において図7と同一もしくは均等な構成・機能を有する箇所には同一の符号を付すことで、重複した説明を省略する。
図8に示すように第1カバー60は、第1延長部62と第1折曲部164と第1重ね部166と第1再折曲部168と第1外側重ね部169を有する。第1重ね部166から
第1再折曲部168が延出し、第1再折曲部168から第1外側重ね部169が延出する。第2カバー70は、第2延長部72と第2折曲部174と第2重ね部(重ね部)176と第2再折曲部178と第2外側重ね部179を有する。第2重ね部176から第2再折曲部178が延出し、第2再折曲部178から第2外側重ね部179が延出する。
図8に示すように第1再折曲部168は、第1重ね部166から図8の左方向に延出する。第1外側重ね部169は、第1再折曲部168から第1重ね部166に沿って下方に延出する。第2再折曲部178は、第2重ね部176から図8の右方向に延出する。第2外側重ね部179は、第2再折曲部178から第2重ね部176に沿って下方に延出する。
上述するように脚部280は、セパレータ50の一部を折り返すことで形成される。脚部280は、図8に示すように左側から順番に第1外側重ね部169、第1重ね部166、第1先端側延長部62b、第2先端側延長部72b、第2重ね部176、第2外側重ね部179が重ねられる。脚中心線Lは、正極板中心線Cと一致している。脚部280の厚み(層方向の厚み)Hは、第1カバー60の本体である第1本体61の厚みAと、第2カバー70の本体である第2本体71の厚みBと、正極板の厚みZと、を加えた厚みに相当する。つまり、脚部280の厚みHは、正極ユニット30の前後に配置される負極板20との干渉を避けた上で最大限に確保される。
図8に示すように脚部280の先端縁286は、両折曲部164,174の外縁と両外側折曲部169,179の先端で構成される。先端縁286は、先端縁20aと、製造時および製品時において対応するように位置する。
図8に示すように脚部280は、3つの第1層282と3つの第2層284を有する6層構造となっている。第1層282は、第1カバー60を折り返して形成される第1先端側延長部62bと第1重ね部166と第1外側重ね部169である。第2層284は、第2カバー70を折り返して形成される第2先端側延長部72bと第2重ね部176と第2外側重ね部179である。6層構造とされた脚部280は、図10の脚部710よりも強度が強い。そのため脚部280は、起立姿勢の正極板40の重さを支持できる。
強度が強化されることで、脚部280は、正極ユニット30を起立姿勢で落とし込む際に正極ユニット30の下端部が折れ曲がることを防止する。そのため脚部280の先端縁286は、負極板20の先端縁20aと対応する位置に配置される(図8)。これにより正極板40と負極板20が相互に位置がずれることが防止される。
図8に示すように脚部280の厚みHは図10の脚部710よりも太い。したがって脚部280は、正極板40を支える面積が大きい。さらに、既に述べたように、脚部280の厚みHは正極ユニット30の前後に配置される負極板20との干渉を避けた上で最大限に確保されている。したがって正極板40を支える面積も最大限に大きい。そのため脚部280によって正極ユニット30が安定して起立できる。その結果、正極板40と負極板20は、積層する際に正確に位置合わせされやすい。
図8に示すように脚中心線Lは正極板中心線Cと同一直線上に位置する。そのため正極板40の厚みZの中心を脚部280の厚みHの中心によって支えることができる。その上で脚部280は、脚中心線Lを挟んで対称の厚みを有する。そのため脚部280は、正極板40に対する支持バランスが向上する。したがって正極ユニット30と負極板20を落とし込む際、脚部280は、正極板40を安定して支持する。その結果、正極板40と負極板20は、積層される際に位置合わせされ得る。
なお、脚部280において、第1カバー60及び第2カバー70の折り返し数をさらに増やして、脚部280の層構造を6層よりも増加させてもよい。ただし、脚部280の厚みHは、正極板40と両カバー60,70の本体61,71とを全て加えた厚み以下である。
正極ユニット30は、図4に示す脚部80に代えて図9に示す脚部380を有していても良い。なお、図9において図4と同一もしくは均等な構成・機能を有する箇所には同一の符号を付すことで、重複した説明を省略する。
第1カバー60は、図9に示すように、第1延長部62と第1折曲部364と第1外側重ね部366と第1再折曲部368と第1重ね部369を有する。第1延長部62から第1折曲部364が延出し、第1折曲部364から第1外側重ね部366が延出し、第1外側重ね部366から第1再折曲部368が延出し、第1再折曲部368から第1重ね部369が延出する。第2カバー70は、第2延長部72と第2折曲部374と第2外側重ね部376と第2再折曲部378と第2重ね部(重ね部)379を有する。第2延長部72から第2折曲部374が延出し、第2折曲部374から第2外側重ね部376が延出し、第2外側重ね部376から第2再折曲部378が延出し、第2再折曲部378から第2重ね部379が延出する。
脚部380は、図9において反時計回りの巻回構造をしている。つまり、第1折曲部364と第2折曲部374は、相互に接触しつつ第1先端側延長部62bと第2先端側延長部72bから図9の右方向に延出する。第1外側重ね部366と第2外側重ね部376は、相互に接触しつつ第1折曲部364と第2折曲部374から上方に延出する。第1再折曲部368と第2再折曲部378は、相互に接触しつつ第1外側重ね部366と第2外側重ね部376から図9の左方向に延出する。第1重ね部369と第2重ね部379は、相互に接触しつつ第1再折曲部368と第2再折曲部378から第2先端側延長部72bと第2外側重ね部376に沿って下方へ延出する。
脚部380は、図9に示すように左側から順番に第1先端側延長部62b、第2先端側延長部72b、第1重ね部369、第2重ね部379、第2外側重ね部376、第1外側重ね部366が重ねられる。脚中心線Lは、正極板中心線Cと一致している。脚部380の厚み(層方向の厚み)Hは、第1カバー60の第1本体61の厚みAと、第2カバー70の第2本体71の厚みBと、正極板の厚みZと、を加えた厚みに相当する。つまり、脚部280の厚みHは、正極ユニット30の前後に配置される負極板20との干渉を避けた上で最大限に確保される。
図9に示すように、脚部380の先端縁386は第1折曲部364の外縁によって構成される。先端縁386は、負極板20の先端縁20aと製造時および製品時において対応するように位置する。
図9に示すように脚部380は、3つの第1層382と3つの第2層384を有する6層構造となっている。第1層382は、第1カバー60を折り返して形成される第1先端側延長部62bと第1重ね部369と第1外側重ね部366である。第2層384は、第2カバー70を折り返して形成される第2先端側延長部72bと第2重ね部379と第2外側重ね部376である。6層構造とされた脚部380は、図10の脚部710よりも強度が強い。そのため脚部380は、起立姿勢の正極板40の重さを支持できる。
強度が強化されることで、脚部380は、正極ユニット30を起立姿勢で落とし込む際に正極ユニット30の下端部が折れ曲がることを防止する。そのため脚部380の先端縁386は、負極板20の先端縁20aと対応する位置に配置される(図9)。これにより正極板40と負極板20が相互に位置がずれることが防止される。
図9に示すように脚部380の厚みHは図10の脚部710よりも太い。したがって脚部380は、正極板40を支える面積が大きい。さらに、既に述べたように、脚部380の厚みHは正極ユニット30の前後に配置される負極板20との干渉を避けた上で最大限に確保されている。したがって正極板40を支える面積も最大限に大きい。そのため脚部380によって正極ユニット30が安定して起立できる。その結果、正極板40と負極板20は、積層する際に正確に位置合わせされやすい。
図9に示すように脚中心線Lは正極板中心線Cと同一直線上に位置する。そのため正極板40の厚みZの中心を脚部280の厚みHの中心によって支えることができる。したがって正極ユニット30と負極板20を落とし込む際、脚部380は、正極板40を安定して支持する。その結果、正極板40と負極板20は、積層される際に位置合わせされ得る。
なお、脚部380において、第1カバー60及び第2カバー70の巻回数を増やして、脚部380の層数を6層よりも増加させてもよい。ただし、脚部380の厚みHは、正極板40と両カバー60,70の本体61,71とを全て加えた厚み以下である。
10 蓄電装置
16 電極組立体
20 負極板
20a 先端縁
30 正極ユニット
40 正極板
50 セパレータ
60 第1カバー
61 第1本体
62 第1延長部
66,166,366 第1重ね部
70 第2カバー
71 第2本体
72 第2延長部
76,176,376 第2重ね部(重ね部)
80,180,280,380 脚部
82,182,282,382 第1層
84,184,284,384 第2層
86,186,286,386 先端縁
C 正極板中心線
L 脚中心線



Claims (4)

  1. 蓄電装置であって、
    電極組立体と、該電極組立体を収容するケースとを有し、
    電極組立体は、
    正極板と、
    前記正極板の第1面を覆う第1カバーと前記正極板の前記第1面の反対側の第2面を覆
    う第2カバーを備えるセパレータと、
    前記セパレータに対向する負極板とを有し、
    前記正極板は、
    集電タブが設けられたタブ辺と、前記タブ辺と対向するタブ対向辺とを有し、
    前記第1カバーは、
    前記正極板の前記第1面に対向する第1本体と、
    前記正極板の前記タブ対向辺を越えて延長する第1延長部と、前記第1延長部からさらに延長された第1重ね部と、を有し、
    前記第2カバーは、
    前記正極板の前記第2面に対向する第2本体と、
    前記正極板の前記タブ対向辺を越えて延長する第2延長部と、前記第2延長部からさらに延長された第2重ね部と、を有し、
    前記第1延長部と前記第2延長部は、重ねられており、
    前記第1重ね部は、1回あるいは2回以上、前記第2延長部から離れる方向に折り返されて前記正極板にかからないように重ねられており、
    前記第2重ね部は、1回あるいは2回以上、前記第1延長部から離れる方向に折り返されて前記正極板にかからないように重ねられており、
    前記第1延長部と折り返されて重ねられた前記第1重ね部、及び、前記第2延長部と折り返されて重ねられた前記第2重ね部にて脚部が形成されており、
    前記脚部は、
    前記タブ対向辺の全体に沿って連続して形成されている蓄電装置。
  2. 請求項に記載の蓄電装置であって、
    前記脚部は、前記脚部の厚み中心線と前記正極板の厚み中心線が同一直線上に位置するように構成された蓄電装置。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電装置であって、
    前記脚部は、
    前記第1延長部と、折り返されて重ねられた前記第1重ね部と、前記第2延長部と、折り返されて重ねられた前記第2重ね部と、のそれぞれを層とした場合に、6層以上であり、
    前記脚部の厚みは、前記正極板の厚みと前記第1本体の厚みと前記第2本体の厚みを加えた厚み以下である蓄電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の蓄電装置であって、
    記脚部の厚みは、前記正極板の厚みと前記第1本体の厚みと前記第2本体の厚みを加えた厚みに相当する蓄電装置。
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