JP6503304B2 - 電気機器取付け金具 - Google Patents
電気機器取付け金具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6503304B2 JP6503304B2 JP2016006265A JP2016006265A JP6503304B2 JP 6503304 B2 JP6503304 B2 JP 6503304B2 JP 2016006265 A JP2016006265 A JP 2016006265A JP 2016006265 A JP2016006265 A JP 2016006265A JP 6503304 B2 JP6503304 B2 JP 6503304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- tightening bolt
- folding
- pressing piece
- root
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 41
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
ここで、前記上側折返し片は、前記上側押え片の自由端から立ち上がる上側折返し起立片部と、その上側折返し起立片部の上端部から中継片の方向へ折れ曲がり、前記上側押え片とほぼ平行に延びる上側折返し上片部と、その上側折返し上片部における中継片側端部から折れ曲がり前記上側押え片の上面に向かって斜め下方へ延び、前記上側押え片の上面に対し鋭角を成す上側折返し傾斜片部とを有し、前記上側切欠き溝部は、前記上側押え片の自由端と、当該上側折返し片の前記上側折返し起立片部および前記上側折返し上片部に形成されている一方、前記角根部回転許容溝部は、当該上側折返し片の前記上側折返し上片部および前記上側折返し傾斜片部に形成されており、前記上側折返し片と前記上側押え片の上面との間に形成される前記空間部の高さは、前記締付ボルトの頭部の最大高さと、前記角根部の高さとを加算した長さ未満である、ように構成すると良い。
そして、上側折返し片と上側押え片の上面との間に形成される空間部は、締付ボルトの軸部を上側押え片および下側押え片の長手方向と平行にして当該空間部に締付ボルトの頭部を挿入した場合には、締付ボルトの角根部の少なくとも一部が上側切欠き溝部および角根部回転許容溝部に位置し、角根部が上側切欠き溝部に位置する場合は角根部の側面の一部が上側切欠き溝部の内側面に当接して回転できない一方、角根部回転許容溝部に位置する場合には、締付ボルトの軸部の軸心を中心として回転可能となるように形成されている。
そのため、締付ボルトの頭部は、金具本体の上側押え片に形成された上側切欠き溝部または角根部回転許容溝部から上側折返し片と上側押え片の上面との間に形成される空間部に装着可能で、しかも角根部回転許容溝部に締付ボルトの角根部が存在している場合のみその軸部の軸心を中心に回転し、かつ、回転させると頭部がその空間部から抜けなくなる。
その結果、本発明の電気機器取付け金具によれば、締付ボルトを上側押え片に取付けるための枢士軸やピン等が不要となり、部品点数およびコストの増大を防止できる。
また、締付ボルトの頭部が空間部に収容されているほとんどの場合、角根部の側面が上側切欠き溝部の内側面に当接していて、締付ボルトが軸部の軸心を中心として回転することがなくなるため、締付ボルトに螺合させたナットが緩み難くなり、締付ボルトが金具本体から脱落し難くなるので、作業性が向上する。
また、締付ボルトが装着される上側押え片の自由端側には、その自由端を折返して締付ボルトの頭部等が納まる空間部を形成する上側折返し片を設けているため、搬送時や腕金への取付け時に締付ボルトの下端部に締結しているボルトが緩んだり、ボルトを取外した場合でも、締付ボルトの頭部が上側折返し片に当接するので、この点でも締付ボルトが金具本体から脱落し難くなり、作業性が向上する。
上側押え片11は、腕金3の上面を上から押さえる部分で、図2や図3等に示すように、腕金3の横幅に応じて横幅調整用ボルト15が挿入されてその角根部15cが嵌る平面視正方形のボルト孔11d,11eと、図1に示すように電気機器4の電気機器取付け片41を固定するための締結ボルト42aおよびナット42bが取付けられる平面視丸形および平面視正方形のボルト孔11f,11gとが設けられている。
下側押え片12は、図5や図6等に示すようにその自由端12a側を所定の長さで、ほぼ90度だけ折曲げて形成した下側折曲げ部12bを有する。
中継片13は、上側押え片11と下側押え片12とを中継するもので、角根ボルトに対応した平面視正方形のボルト孔13aが設けられている。尚、このボルト孔13aは、電気機器4の種類によっては使用されるもので、省略可能で、この実施形態では使用しない。
次に、本発明に係る実施形態の電気機器取付け金具1の金具本体10に締付ボルト14をセットする際の手順例について説明する。
次に、本発明に係る実施形態の電気機器取付け金具1の金具本体10に締付ボルト14をセットする際の手順例について説明する。
10 金具本体
11 上側押え片
11a 自由端
11b 空間部
11c 上側折返し片11c
11c1 上側折返し起立片部
11c2 上側折返し上片部
11c3 上側折返し傾斜片部
11d〜11g ボルト孔
11h 上側切欠き溝部
11i 角根部回転許容溝部
12 下側押え片
12a 自由端
12b 下側折曲げ部
12c 下側切欠き溝部
12d,12e ボルト孔
13 中継片
14 締付ボルト
14a 軸部
14b 頭部
14c 角根部
15 横幅調整用ボルト
15a 軸部
15b 頭部
16,17 ナット
2 電柱
3 腕金
4 電気機器
Claims (2)
- 中継片によって連結された上側押え片と下側押え片との間に腕金を通した後、それらの自由端側を締付ボルトおよびナットにより締付けて腕金に取付ける一方、中継片側に高圧カットアウト等の電気機器を取付ける電気機器取付け金具であって、
前記上側押え片の自由端側が折返されて、その自由端の先端部が前記上側押え片の上面まで延び、前記上側押え片の自由端側を前記上側押え片の上面との間に空間部を形成する上側折返し片を有し、
前記締付ボルトは、当該締付ボルトの軸部と頭部との連結部分に当該軸部の外径以上の長さの辺を有する平面視正方形で、かつ、所定の高さを有する角根部が設けられている一方、当該締付ボルトの頭部は、左右両側または上下両側のいずれか一方の幅が前記角根部の平面視正方形の辺の長さと同じで、他方の幅がその辺の長さより大であり、
前記上側押え片の自由端側および前記上側折返し片には、前記締付ボルトの角根部の平面視形状である正方形の辺の長さ以上で、かつ、当該正方形の対角線の長さ未満の幅を有する上側切欠き溝部が形成されている一方、
前記上側折返し片には、前記締付ボルトをその軸部の軸心を中心に回転できるように前記上側切欠き溝部に連続して前記締付ボルトの角根部の平面視形状である前記正方形の対角線の長さ以上であって、かつ、前記頭部の最大幅未満の幅を有する角根部回転許容溝部が形成されており、
前記上側折返し片と前記上側押え片の上面との間に形成される前記空間部は、
前記締付ボルトの軸部を前記上側押え片および前記下側押え片の長手方向と平行にして当該空間部に前記締付ボルトの頭部を挿入した場合には、前記締付ボルトの前記角根部の少なくとも一部が前記上側切欠き溝部および前記角根部回転許容溝部に位置し、
前記角根部が前記上側切欠き溝部に位置する場合は前記角根部の側面の一部が前記上側切欠き溝部の内側面に当接して回転できない一方、前記角根部回転許容溝部に位置する場合には、前記締付ボルトの軸部の軸心を中心として回転可能となるように形成されている、
ことを特徴とする電気機器取付け金具。 - 請求項1記載の電気機器取付け金具において、
前記上側折返し片は、
前記上側押え片の自由端から立ち上がる上側折返し起立片部と、
その上側折返し起立片部の上端部から中継片の方向へ折れ曲がり、前記上側押え片とほぼ平行に延びる上側折返し上片部と、
その上側折返し上片部における中継片側端部から折れ曲がり前記上側押え片の上面に向かって斜め下方へ延び、前記上側押え片の上面に対し鋭角を成す上側折返し傾斜片部とを有し、
前記上側切欠き溝部は、前記上側押え片の自由端と、当該上側折返し片の前記上側折返し起立片部および前記上側折返し上片部に形成されている一方、
前記角根部回転許容溝部は、当該上側折返し片の前記上側折返し上片部および前記上側折返し傾斜片部に形成されており、
前記上側折返し片と前記上側押え片の上面との間に形成される前記空間部の高さは、前記締付ボルトの頭部の最大高さと、前記角根部の高さとを加算した長さ未満である、
ことを特徴とする電気機器取付け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006265A JP6503304B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 電気機器取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006265A JP6503304B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 電気機器取付け金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017127160A JP2017127160A (ja) | 2017-07-20 |
JP6503304B2 true JP6503304B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=59365343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016006265A Active JP6503304B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 電気機器取付け金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6503304B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2545608Y2 (ja) * | 1990-10-11 | 1997-08-25 | 日本高圧電気株式会社 | 柱上用電気機器の取付金具装置 |
JPH0756571Y2 (ja) * | 1993-11-12 | 1995-12-25 | 東北電力株式会社 | 重量物のアーム取付金具 |
JP2759752B2 (ja) * | 1994-04-14 | 1998-05-28 | 中部電力株式会社 | 配電設備の取付装置 |
JP2004201454A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Nippon Chiko Co Ltd | 高圧カットアウト等の取付金具 |
-
2016
- 2016-01-15 JP JP2016006265A patent/JP6503304B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017127160A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5650009B2 (ja) | 野縁固定クリップ | |
US20140335744A1 (en) | Round terminal fixation structure | |
KR102433164B1 (ko) | 길이와 각도 조절이 가능한 케이블 행거 | |
CA2900931C (en) | Adapter system for plug-on neutral load center | |
JP2019132042A (ja) | クサビ緊結式足場用クランプ | |
JP6503304B2 (ja) | 電気機器取付け金具 | |
KR101721540B1 (ko) | 전선 인장 및 고정용 클램프 | |
JP5792243B2 (ja) | 間接活線作業用工具 | |
US2179251A (en) | Wire tong support | |
JP2006333697A (ja) | V吊懸垂装置 | |
CN207261470U (zh) | 导轨与导轨组合 | |
JP2004201454A (ja) | 高圧カットアウト等の取付金具 | |
US20080188102A1 (en) | Four-way ground lug | |
KR20190000956U (ko) | 클램프와 절연애자 체결기구 | |
US2927149A (en) | Junction box for soft shielded cable and method of wiring it | |
US9761383B2 (en) | Manual transfer switch interlock device | |
US1525229A (en) | Means for mounting insulator pins | |
JP2008199849A (ja) | フレキシブルプリント配線板の折り曲げ固定具及び固定方法 | |
JP6913321B2 (ja) | 接地端子仮置き器具及び間接活線工事方法 | |
CN210274786U (zh) | 门组件和电气设备 | |
JP6527382B2 (ja) | クロージャ支持部材 | |
CN207743620U (zh) | 接头结构及气体绝缘全封闭装置 | |
KR200336931Y1 (ko) | 송전선로용 v련애자장치의 6도체 지지요크 | |
CN205452131U (zh) | 一种新型隔离刀闸 | |
KR20230148546A (ko) | 원터치 전선 클램프 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6503304 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |