JP6503292B2 - 刃具交換支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、チップ、バイト、ドリル、フライス、タップなどの刃具の交換を支援する刃具交換支援システムに関する。
旋盤の工具には、交換可能なチップが取り付けられている。チップは、ワークの加工に伴い、徐々に摩耗する。このため、チップには、予め寿命回数(許容使用回数)が設定されている。寿命回数使用されたチップは、新しいチップに交換される。
特許文献1には、工具交換時期表示装置が開示されている。同文献の工具交換時期表示装置は、画面に、工具の交換時期に関する交換時期情報を表示する。特許文献2には、刃具交換時期決定装置が開示されている。同文献の刃具交換時期決定装置は、刃具の交換開始時刻に合わせて、マシニングセンタのランプを点灯させる。
特開2004−130451号公報 特開平6−222825号公報
しかしながら、特許文献1の工具交換時期表示装置の場合、画面に表示される交換時期情報は、具体的には、ヒストグラムや表である。また、特許文献2の刃具交換時期決定装置の場合、交換対象となる刃具を表示するのはランプである。このため、刃具交換時に、作業者が、工具から取り外す刃具(使用済み刃具)を誤認するおそれがある。また、作業者が、工具に取り付ける刃具(未使用の刃具)を誤認するおそれがある。そこで、本発明は、交換対象となる刃具の特定が容易な刃具交換支援システムを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の刃具交換支援システムは、所定の寿命回数ごとに刃具を交換しながらワークを加工する工作機械に用いられる刃具交換支援システムであって、前記刃具の使用回数をカウントし、該使用回数と、前記寿命回数と、を比較する制御装置と、該刃具の交換の要否を問う交換支援ガイダンスを表示する表示装置と、を備えることを特徴とする。
制御装置は、刃具の実際の使用回数をカウントすることができる。また、制御装置は、使用回数と寿命回数とを比較することができる。一方、表示装置は、制御装置の比較結果を参照しながら、適切な時期に、刃具の交換の要否を問う交換支援ガイダンスを、表示することができる。
本発明の刃具交換支援システムによると、交換支援ガイダンス、すなわち交換対象である刃具を交換するか否かを問うガイダンスが、表示装置に表示される。このため、作業者は、ランプ、ヒストグラム、表などを用いて刃具を特定する場合と比較して、交換対象となる刃具を、容易に特定することができる。また、作業者は、ガイダンスの表示内容が刃具交換に関するものであることを、容易に視認することができる。
(2)上記(1)の構成において、前記表示装置は、前記使用回数が前記寿命回数に到達した以降に、前記交換支援ガイダンスを表示する構成とする方がよい。本構成によると、使用回数が寿命回数に到達した以降に、当該刃具に関する交換支援ガイダンスが、表示装置に表示される。このため、作業者が、寿命が切れた刃具を特定しやすい。
(3)上記(1)または(2)の構成において、前記制御装置は、前記刃具の交換後に、前記使用回数をリセットする構成とする方がよい。本構成によると、刃具の交換後に、刃具の実際の使用回数を、自動的に0回に戻すことができる。このため、当該刃具の使用回数を、自動的に1回からカウントし直すことができる。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、複数の前記刃具が種類ごとに収容される複数の刃具収容部と、該刃具収容部に対応する複数の視認部と、を有するストッカを備え、前記表示装置が前記交換支援ガイダンスを表示する際に、交換対象である該刃具に対応する該視認部は、他の該視認部に対して、識別可能な状態になる構成とする方がよい。
本構成によると、交換支援ガイダンスが表示装置に表示される。このため、刃具交換時に、作業者が、工作機械から取り外す刃具(使用済み刃具)を、誤認しにくい。また、本構成によると、表示装置の交換支援ガイダンスに、ストッカの視認部が、連動する。このため、刃具交換時に、作業者が、複数の刃具収容部の中から、工作機械に取り付ける刃具(未使用の刃具)が収容されている刃具収容部を、特定しやすい。すなわち、作業者が、工作機械に取り付ける刃具を、誤認しにくい。
(5)上記(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記工作機械は、複数の前記刃具が各々交換可能に取り付けられる刃物台を備え、前記表示装置は、交換対象である該刃具が複数ある場合、該刃具ごとに前記交換支援ガイダンスを表示する構成とする方がよい。
交換対象である刃具が複数ある場合、作業者が、まず複数の刃具(使用済み刃具)を刃物台から一度に取り外し、次に複数の刃具(未使用の刃具)を刃物台に一度に取り付けることが考えられる。この場合、作業者は、刃物台に刃具取付スペース(例えば工具先端の刃具取付部)が複数空いている状態で、未使用の刃具を、所定の刃具取付スペースに、取り付けることになる。このため、取付後に、刃具と、刃具取付スペースと、が対応していない場合がある。
この点、本構成によると、刃具単位で、交換支援ガイダンスが表示装置に表示される。このため、交換対象である刃具が複数ある場合であっても、作業者は、一つずつ、刃具を交換することができる。したがって、作業者は、任意の刃具取付スペースに、当該刃具取付スペース用の刃具を、適切に取り付けることができる。すなわち、本構成によると、作業者が、刃具の取付位置を誤認しにくい。
(6)上記(5)の構成において、前記表示装置は、前記工作機械の操作盤であり、前記交換支援ガイダンスは、該操作盤の画面に表示される構成とする方がよい。本構成によると、画面に、刃具単位で、交換支援ガイダンスが表示される。このため、作業者が、交換支援ガイダンスを視認しやすい。
本発明によると、交換対象となる刃具の特定が容易な刃具交換支援システムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態である刃具交換システムを備える旋盤の透過斜視図である。 図2は、同旋盤のストッカの前面図である。 図3は、同旋盤のブロック図である。 図4は、同刃具交換システムが実行するチップ交換方法のフローチャート(その1)である。 図5は、同刃具交換システムが実行するチップ交換方法のフローチャート(その2)である。
以下、本発明の刃具交換支援システムの実施の形態について説明する。
<旋盤の構成>
まず、本実施形態の刃具交換システムを備える旋盤の構成について説明する。図1に、本実施形態の刃具交換システムを備える旋盤の透過斜視図を示す。図1に示すように、旋盤1は、全体カバー3と、工具台4と、主軸台6と、ベッド7と、表示装置8と、制御装置(図略)と、ストッカ(図略)と、を備えている。旋盤1は、本発明の「工作機械」の概念に含まれる。
[全体カバー3、表示装置8]
図1に細線で示すように、全体カバー3は、旋盤1の外殻を構成している。全体カバー3は、前面に自動扉31を備えている。表示装置8は、全体カバー3の前面に配置されている。表示装置8は、操作盤である。表示装置8は、画面80と、入力ボタン85と、を備えている。画面80は、グラフィック画面である。画面80には、複数のタッチボタン(ソフトボタン)が配置されている。入力ボタン(ハードボタン)85は、画面80の下側に配置されている。
[ベッド7、主軸台6]
ベッド7は、工場の床面に配置されている。ベッド7の上面後側には、傾斜部70が配置されている。傾斜部70は、後側から前側に向かって下るスロープ状を呈している。
主軸台6は、ベッド7の上面左側に配置されている。主軸台6は、本体60と、主軸61と、チャック62と、を備えている。本体60は、ベッド7の上面に配置されている。主軸61は、本体60の右面から右側に突設されている。主軸61は、左右方向に延在している。主軸61は、自身の軸周りに回転可能である。チャック62は、主軸61の右端に配置されている。チャック62には、着脱可能に、ワークWが固定されている。
[工具台4]
工具台4は、刃物台40と、角度割出装置41と、X軸(前下−後上方向)下スライド42と、Z軸(左右方向)スライド43と、Z軸下スライド44と、を備えている。Z軸下スライド44は、ベッド7の上面の傾斜部70に配置されている。Z軸スライド43は、Z軸下スライド44に対して、左右方向(主軸61の中心軸方向)に移動可能である。X軸下スライド42は、Z軸スライド43の上面に配置されている。角度割出装置41は、X軸下スライド42に対して、前下−後上方向(主軸61の中心軸に近接−離間する方向)に移動可能である。刃物台40は、10頭式のタレットである。刃物台40は、角度割出装置41の左面に配置されている。刃物台40には、36°ずつ離間して、合計10個のホルダ(図略)が配置されている。刃物台40は、角度割出装置41により、ホルダ単位で、36°ずつ回転可能である。刃物台40の10個のホルダには、10個の工具T1〜T10が割り当てられている。10個の工具T1〜T10の先端には、各々、チップ(図略)が、交換可能に取り付けられている。チップは、本発明の「刃具」の概念に含まれる。主軸61が回転すると、工具T1〜T10のチップが、ワークWに摺接する。当該摺接により、工具T1〜T10は、ワークWを切削加工する。
[ストッカ]
図2に、本実施形態の刃具交換システムを備える旋盤のストッカの前面図を示す。図2に示すように、ストッカ9は、本体90と、10個の刃具収容部D1〜D10と、10個の視認部L1〜L10と、を備えている。
刃具収容部D1〜D10は、引き出しである。刃具収容部D1〜D10は、本体90に対して、前後方向に出し入れ可能である。刃具収容部D1〜D10には、種類ごとに、未使用の工具T1〜T10用のチップが収容されている。例えば、刃具収容部D1には工具T1用のチップが、刃具収容部D3には工具T3用のチップが、各々収容されている。
視認部L1〜L10は、LED(Light−Emitting Diode)ランプである。視認部L1〜L10は、刃具収容部D1〜D10に、対応している。例えば、視認部L1は刃具収容部D1に、視認部L3は刃具収容部D3に、各々対応している。
[制御装置]
図3に、本実施形態の刃具交換システムを備える旋盤のブロック図を示す。制御装置2は、記憶部20と、演算部21と、入出力インターフェイス22と、を備えている。制御装置2は、画面80と、入力ボタン85と、10個の視認部L1〜L10と、X軸モータ45Xと、Z軸モータ45Zと、角度割出モータ45θと、扉開閉モータ310と、に電気的に接続されている。
X軸モータ45Xは、角度割出装置41を、前下−後上方向(主軸61の中心軸に近接−離間する方向)に駆動可能である。Z軸モータ45Zは、Z軸スライド43を、左右方向(主軸61の中心軸方向)に駆動可能である。角度割出モータ45θは、刃物台40を、36°ずつ回転駆動可能である。扉開閉モータ310は、自動扉31を開閉駆動可能である。以上、説明した旋盤1の構成のうち、本実施形態の刃具交換システム10は、制御装置2と、表示装置8と、ストッカ9と、を備えている。
<刃具交換システムの動き>
次に、本実施形態の刃具交換システムの動きについて説明する。旋盤1は、複数のワークWを、順番に加工する。ワークWの加工数が増えるたびに、工具T1〜T10のチップは、徐々に摩耗していく。このため、工具T1〜T10のチップには、各々、寿命回数が設定されている。工具T1〜T10のチップの実際の使用回数(加工回数)が寿命回数に達したら、工具T1〜T10の使用済みのチップを、ストッカ9の未使用のチップに、交換する。図4に、本実施形態の刃具交換システムが実行するチップ交換方法のフローチャート(その1)を示す。図5に、同チップ交換方法のフローチャート(その2)を示す。なお、図5のフローチャートは、図4のS2(ステップ2:以下同様)において実行される。
図3に示す制御装置2の記憶部20には、工具T1〜T10各々の寿命回数が、格納されている。また、制御装置2は、工具T1〜T10各々の実際の使用回数をカウントしている。
工具T1の実際の使用回数(例えば、ワークWの加工数)が寿命回数(例えば、当該工具T1によるワークWの加工数が100個)に到達すると、制御装置2は、ワークWの加工を停止する(図4のS1)。作業者は、寿命が来た工具T1のチップを交換する(図4のS2)。
具体的には、まず、図3に示す制御装置2は、表示装置8の画面80に、「T1を交換しますか?」という交換支援ガイダンス800と、YESボタン(ソフトボタン)801と、NOボタン(ソフトボタン)802と、を表示する(図5のS20)。なお、これらの表示は、既に画面80に他の表示(例えば、ワークWの加工に関する表示など)が描画されている場合であっても、優先的に画面80に描画される。また、これらの表示は、記憶部20に格納された加工プログラムの加工終了用のMコードをトリガーとして、画面80に描画される。作業者が、選択ボタンであるNOボタン802を押し、決定ボタンである入力ボタン85を押すと、工具T1のチップの交換作業は中止される。
一方、作業者が、YESボタン801を押し、入力ボタン85を押すと、図3に示す制御装置2は、作業者の安全確保のために、まず、図1に示す自動扉31が閉じられているか否かを確認する。自動扉31が閉じられていない場合は、制御装置2は、作業者に、その旨報知する。すなわち、制御装置2は、作業者に、自動扉31を閉じさせる(図5のS21)。次に、制御装置2は、角度割出モータ45θを駆動し、刃物台40を回転させる。すなわち、制御装置2は、交換対象となる工具T1を、前端の位置(図1における工具T3の位置)に、セットする。続いて、制御装置2は、X軸モータ45X、Z軸モータ45Zを駆動し、Z軸スライド43、角度割出装置41を移動させる。そして、制御装置2は、刃物台40を、自動扉31付近にセットする。それから、制御装置2は、扉開閉モータ310を駆動し、自動扉31を開く。最後に、制御装置2は、ストッカ9の視認部L1(工具T1に対応)を点灯させる。
図3に示す制御装置2は、表示装置8の画面80に、「チップを交換して下さい」という交換要請メッセージ803と、完了ボタン(ソフトボタン)804と、を表示する(図5のS22)。
作業者は、工具T1のチップを交換する。具体的には、図1に示すように、作業者は、開いた自動扉31を介して、刃物台40前端の工具T1から、使用済みのチップを取り外す。また、図2に示すように、作業者は、視認部L1が点灯している刃具収容部D1を、ストッカ9の本体90から引き出す。刃具収容部D1の中には、工具T1用の未使用のチップが、収容されている。作業者は、刃具収容部D1からチップを取り出し、当該チップを工具T1に取り付ける。未使用のチップを工具T1に取り付けたら、作業者は、選択ボタンである完了ボタン804を押し、決定ボタンである入力ボタン85を押す。
作業者のボタン操作を受けて、図3に示す制御装置2は、まず、ストッカ9の視認部L1(工具T1に対応)を消灯させる(図5のS23)。次に、制御装置2は、扉開閉モータ310を駆動し、図1に示す自動扉31を閉じる。続いて、制御装置2は、X軸モータ45X、Z軸モータ45Zを駆動し、刃物台40を後退させる。このようにして、工具T1のチップの交換作業が完了する。
工具T1のチップ交換が完了したら、作業者は、画面80のソフトボタンを介して、制御装置2に、工具T1のカウンタをリセットする命令を入力する。制御装置2は、工具T1の実際の使用回数を100回から0回に、リセットする(図4のS3)。制御装置2は、使用回数が寿命回数に到達した工具T1〜T10の有無をチェックする(図4のS4)。
チェックの結果、使用回数が寿命回数に到達した工具T1〜T10が無かった場合は、工具T1のチップの交換に伴う補正量を測定するために、図3に示す制御装置2は、工具T1を用いてワークWの試削りを実行する(図4のS5)。または、制御装置2は、ツールセッタ(タッチセンサ)を用いて、工具T1の補正量を測定する(図4のS6)。図3に示す制御装置2は、測定した工具T1の補正量を、記憶部20に格納する(図4のS7)。当該補正量は、工具T1によりワークWを切削する際に、用いられる。
一方、チェックの結果、使用回数が寿命回数に到達した工具T1〜T10が有った場合は、当該工具T1〜T10に対して、チップ交換(図4のS2、図5のS20〜S23)、カウンタリセット(図4のS3)、補正量の測定(図4のS5またはS6)、補正量の格納(図4のS7)が実行される。すなわち、図4のS2〜S4の作業は、チップの交換が必要な工具T1〜T10ごとに、個別に実行される。
<作用効果>
次に、本実施形態の刃具交換システムの作用効果について説明する。図5のS20に示すように、表示装置8は、交換支援ガイダンス800、すなわち交換対象である工具T1(詳しくは工具T1のチップ)を交換するか否かを問うガイダンスを、画面80に表示する。このため、作業者は、チップ交換対象となる工具T1を、容易に特定することができる。また、作業者は、画面80のガイダンスの表示内容が、工具T1のチップ交換に関するものであることを、容易に視認することができる。
また、図4のS1、図5のS20に示すように、表示装置8は、工具T1による加工が寿命回数を満了した後に、画面80に交換支援ガイダンス800を表示する。このため、作業者が、寿命が切れた工具T1を特定しやすい。
また、図4のS3に示すように、制御装置2は、工具T1のチップ交換後に、工具T1の使用回数をリセットする。このため、チップ交換後に、工具T1の実際の使用回数を、自動的に0回に戻すことができる。
また、図5のS20に示すように、表示装置8は、画面80に交換支援ガイダンス800を表示する。このため、チップ交換時に、作業者が、10個の工具T1〜T10に取り付けられたチップの中から、取り外すチップ(使用済みチップ)を、誤認しにくい。
また、図2、図5のS21に示すように、ストッカ9の視認部L1〜L10は、交換支援ガイダンス800に、連動する。このため、チップ交換時に、作業者が、10個の刃具収容部D1〜D10の中から、工具T1に取り付けるチップ(未使用のチップ)が収容されている刃具収容部D1を、特定しやすい。すなわち、作業者が、工具T1に取り付けるチップを、誤認しにくい。
また、図4のS2〜S4に示すように、表示装置8は、工具T1〜T10単位(チップ単位)で、画面80に交換支援ガイダンス800を表示する。このため、チップの交換が必要な工具T1〜T10が複数ある場合であっても、作業者は、工具T1〜T10ごとに、一つずつ、チップを交換することができる。したがって、作業者は、任意の工具T1〜T10に、当該工具T1〜T10用のチップを、適切に取り付けることができる。このように、作業者は、チップの取付対象となる工具T1〜T10を誤認しにくい。
また、図5のS21に示すように、制御装置2は、図1に示す自動扉31が閉じたことを条件に、刃物台40を回転させる。すなわち、制御装置2は、自動扉31が開いている場合は、刃物台40を回転させない。このため、刃物台40回転時に、作業者が刃物台40に干渉しにくい。
<その他>
以上、本発明の刃具交換システムの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
図5のS20における交換支援ガイダンス800の内容は特に限定しない。例えば、「T1の交換の要否は?」、「T1の交換は不要ですか?」、「T1を交換しましょうか?」、「T1のチップを交換しますか?」などの内容であってもよい。すなわち、交換対象(工具T1〜T10のチップ)と、当該交換対象の交換に関する問い合わせと、が直接または間接的に、表示されていればよい。
上記実施形態においては、図4のS1、図5のS20に示すように、表示装置8は、工具T1による加工が寿命回数を満了した後に、画面80に交換支援ガイダンス800を表示した。しかしながら、画面80に交換支援ガイダンス800を表示する始期は、特に限定しない。例えば、工具T1の使用回数1回目から、交換支援ガイダンス800を表示してもよい。また、寿命回数が満了する寿命回目の工具T1の使用開始以降に、交換支援ガイダンス800を表示してもよい。例えば、工具T1の寿命回数が100回の場合、100回目の加工開始以降に(100回目の加工が完了する前であっても)、交換支援ガイダンス800を表示してもよい。
また、画面80に交換支援ガイダンス800を表示する終期は、特に限定しない。例えば、作業者によるチップの交換が完了するまで、交換支援ガイダンス800を表示し続けてもよい。また、図5のS20の画面80と、図5のS22の画面80と、を並置してもよい。
また、複数の工具T1〜T10のチップの交換を連続して行う場合、チップ交換ごとに、刃物台40を後退させなくてもよい。すなわち、図5のS23内の「自動扉閉じ」、「刃物台後退」を、図4のS4の「NO」の後に、実行してもよい。
また、図5のS20の交換支援ガイダンス800、YESボタン801、NOボタン802、S22の交換要請メッセージ803、完了ボタン804の表示方法(つまり画面80の構成)は、特に限定しない。これらの表示を全画面表示してもよい。また、画面80の一部に、これらの表示を描画してもよい。また、既に画面80に他の表示が描画されている場合、当該表示に部分的に重ねて、これらの表示を描画してもよい。また、既に画面80に他の表示が描画されている場合、当該表示を切り替えて、これらの表示を描画してもよい。
また、図4のS3に示す工具T1〜T10のカウンタのリセットは、作業者が手動で行っても、制御装置2が自動で行ってもよい。例えば、図5のS22において完了ボタン804、入力ボタン85が押されたことをトリガーに、図5のS23において、制御装置2が、自動でカウンタのリセットを行ってもよい。
工作機械の種類は特に限定しない。例えば、工作機械は、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、研削盤、歯切り盤、マシニングセンタ、ターニングセンタなどであってもよい。交換対象となる刃具の種類は特に限定しない。例えば、刃具は、バイト、ドリル、フライス、タップなどであってもよい。
1:旋盤(工作機械)。
2:制御装置、20:記憶部、21:演算部、22:入出力インターフェイス。
3:全体カバー、31:自動扉、310:扉開閉モータ。
4:工具台、40:刃物台、41:角度割出装置、42:X軸下スライド、43:Z軸スライド、44:Z軸下スライド、45θ:角度割出モータ、45X:X軸モータ、45Z:Z軸モータ。
6:主軸台、60:本体、61:主軸、62:チャック。
7:ベッド、70:傾斜部。
8:表示装置、80:画面、800:交換支援ガイダンス、801:YESボタン、802:NOボタン、803:交換要請メッセージ、804:完了ボタン、85:入力ボタン。
9:ストッカ、90:本体。
10:刃具交換システム。
D1〜D10:刃具収容部、L1〜L10:視認部、T1〜T10:工具、W:ワーク。

Claims (7)

  1. 所定の寿命回数ごとに刃具を交換しながらワークを加工する工作機械に用いられる刃具交換支援システムであって、
    前記刃具の使用回数をカウントし、該使用回数と、前記寿命回数と、を比較する制御装置と、
    該刃具の交換の要否を問う交換支援ガイダンスを表示する表示装置と、
    複数の該刃具が種類ごとに収容される複数の刃具収容部と、該刃具収容部に対応する複数の視認部と、を有するストッカと、
    を備え、
    前記工作機械は、自動扉を有する全体カバーを備え、
    前記制御装置は、作業者からの指示を受け、交換対象となる前記刃具を、該自動扉付近に、セットし、
    前記表示装置が前記交換支援ガイダンスを表示する際に、交換対象である該刃具に対応する前記視認部は、他の該視認部に対して、識別可能な状態になることを特徴とする刃具交換支援システム。
  2. 前記表示装置は、前記使用回数が前記寿命回数に到達した以降に、前記交換支援ガイダンスを表示する請求項1に記載の刃具交換支援システム。
  3. 前記制御装置は、前記刃具の交換後に、前記使用回数をリセットする請求項1または請求項2に記載の刃具交換支援システム。
  4. 前記工作機械は、複数の前記刃具が各々交換可能に取り付けられる刃物台を備え、
    前記表示装置は、交換対象である該刃具が複数ある場合、該刃具ごとに前記交換支援ガイダンスを表示する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の刃具交換支援システム。
  5. 前記表示装置は、前記工作機械の操作盤であり、
    前記交換支援ガイダンスは、該操作盤の画面に表示される請求項4に記載の刃具交換支援システム。
  6. 前記制御装置は、前記自動扉が閉じている場合に前記刃具のセット作業を行い、該刃具のセット作業が完了したら該自動扉を開く請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の刃具交換支援システム。
  7. 前記表示装置は、前記交換支援ガイダンスとして、交換対象となる前記刃具と、交換対象となる該刃具の交換に関する問い合わせと、を直接または間接的に、表示する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の刃具交換支援システム。
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