JP6502800B2 - 利用券処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、利用券処理装置に関する。
従来、電波により利用券との間で通信を行う利用券処理装置が知られている。利用券処理装置は、例えば電波法の規制により、連続的に電波を出力して利用券と通信を行うことが禁止される場合があり、この場合、間欠的に電波の出力を停止する必要がある。これによって、利用券処理装置には、利用券との間で無線通信ができない期間が生じ、利用券の処理を円滑に行うことができない場合があった。
特開2007−047960号公報
本発明が解決しようとする課題は、利用券の処理を円滑に行うことができる利用券処理装置を提供することである。
実施形態の利用券処理装置は、通信部と、光学読取部と、制御部とを持つ。前記通信部は、電波を発信することで、利用券が有する無線通信部と無線通信を行って情報を読み取る。前記光学読取部は、前記利用券に表示された表示オブジェクトから、情報を光学的に読み取る。前記制御部は、前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記光学読取部に翳された物体が前記利用券である場合に、前記読み取られた情報に含まれる前記無線通信部の識別情報と、前記利用券に対する要求コマンドとを含む電波の発信を前記通信部に開始させ、前記利用券に、前記無線通信部の識別情報と前記利用券の記憶部に記憶された識別情報とが合致する場合に前記要求コマンドに対する処理を実行させる。
実施形態の乗車券100の構成図。 実施形態の記憶部123に書き込まれる情報の一例を示す図。 実施形態の乗車券処理装置1の外観を示す図。 実施形態の乗車券処理装置1の機能構成示すブロック図。 実施形態の乗車券処理装置1においてリーダライタ20により電波の出力を開始し、および電波の出力を停止する処理の流れを示す図。 実施形態の乗車券100における処理の流れを示す図。
以下、実施形態の利用券処理装置を、図面を参照して説明する。以下の実施形態では、利用券は、鉄道で使用される乗車券であるものとして説明するが、利用券は、イベント会場等で使用される入場券、その他の券であってもよい。
[乗車券]
図1は、実施形態の乗車券100の構成図である。乗車券100は、例えば、二次元コード115が印刷された表示面110Aを有する紙基材110と、紙基材110に漉き込まれたチップ120およびアンテナ130とを備える。
二次元コード115は、「表示オブジェクト」の一例である。二次元コード115には、例えば、この乗車券100の効力を示す効力情報と、乗車券100を識別する乗車券IDと、チップ120の媒体識別情報(以下、媒体IDと記載する。)とがエンコードされている。エンコードとは、情報を、符号化、記号化、その他の手法により、人が内容を直接的に認識できない状態に変換することをいう。また、効力情報とは、例えば以下のような情報であり、乗車券100の利用可能な範囲を規定する情報である。なお、二次元コードに代えて、バーコードその他の、情報がエンコードされた任意の種類の表示オブジェクトが印刷されてもよい。
(1)利用可能な区間および日付
例:A駅〜B駅までの区間を、12/1〜12/31まで利用可能
(2)運賃上限および利用可能な日付
例:運賃500円までの区間を、12/1〜12/31まで利用可能
また、この乗車券100は、1回の乗車についての効力のみ有する通常券であってもよいし、利用日において何度も利用可能な1日乗車券や、沿線の店で使用できる食事券付き乗車券などの企画券であってもよい。こうした利用回数に関する情報も効力情報に含まれてよい。
チップ120は、例えば、パッシブタイプのIC(Integrated Circuit)チップであり、RFID(Radio Frequency Identifier)技術によって、後述するリーダライタ20との間で情報を送受信する。チップ120は、RF回路121、制御回路122、記憶部123などを備える。チップ120による処理は、例えば、リーダライタ20からアンテナ130を介して受信したコマンドに応答するコマンドレスポンス方式で行われる。
RF回路121は、リーダライタ20が発信する電波から駆動用電力を取りだす整流回路、リーダライタ20が発信する電波から信号(コマンド)を取りだすデコーダなどを含む。制御回路122は、例えば論理回路によって構成される。制御回路122は、RF回路121によって取りだされたコマンドの内容に応じて、リーダライタ20から指示されたデータを記憶部123に書き込んだり、記憶部123から読み出したデータを、アンテナ130を介してリーダライタ20に送信したりする処理を行う。
記憶部123は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの読書き可能な不揮発性記憶媒体を含む。記憶部123には、例えば、二次元コード115にエンコードされた媒体IDと同じ媒体IDが発券段階から記憶されている。なお、実施形態において、二次元コード115と記憶部123には同じ媒体IDが記憶されているものとするが、これに限られず、二次元コード115には、記憶部123に記憶された媒体IDと照合可能な識別情報が記憶されていればよい。また、記憶部123には、乗車券100の利用記録が、リーダライタ20によって書き込まれる。乗車券100の利用記録とは、例えば、入場駅、入場日時などの情報である。図2は、実施形態の記憶部123に書き込まれる情報の一例を示す図である。なお、媒体IDについては、ROM(Read Only Memory)等の書き換え不能な不揮発性記憶媒体に書き込まれてもよい。
ここで、二次元コード115に書き込まれた識別情報が媒体IDと照合可能な情報であるためには、例えば、(1)両者が完全一致することの他に、(2)両者が部分一致すること、(3)一方または双方を所定のアルゴリズムで演算処理または復号処理すると、他方と完全一致または部分一致すること、(4)一方または双方を鍵として暗号処理すると、他方と完全一致または部分一致することなど、一方に基づいて他方の正当性を検証可能とするための種々の条件を満たせばよい。
図3は、実施形態の乗車券処理装置1の外観を示す図である。乗車券処理装置1は、コードリーダ10と、リーダライタ20と、磁気券投入部30とを備える。コードリーダ10は、二次元コード115を撮像するカメラおよびライト等を含む。コードリーダ10のカメラは、可視光を撮像するカメラであってもよいし、赤外光を撮像するカメラであってもよい。
リーダライタ20は、後述するアンテナ22などを備え、アンテナ22がコードリーダ10を囲うように配置される。コードリーダ10およびリーダライタ20の読み取り範囲は、それらの上方である。なお、コードリーダ10とリーダライタ20とは一体化されて配置されていてもよく、コードリーダ10とリーダライタ20とは、別の位置に配置されていてもよい。磁気券投入部30は、乗車券処理装置1内に磁気券を取り込むための取り込み口である。なお、乗車券処理装置1には、コードリーダ10およびリーダライタ20よりも進行方向に関して先の側に、後述する表示部および扉部が設けられている。
図4は、実施形態の乗車券処理装置1の機能構成を示すブロック図である。なお、図4に示した乗車券処理装置1は、磁気券投入部30および磁気券を処理する機能部の記載を省略している。乗車券処理装置1は、例えば、コードリーダ10と、リーダライタ20と、制御部40と、表示部50と、扉部60とを備える。
コードリーダ10は、例えば、乗車券100の読み取り範囲に光を照射するライト12、カメラ14、および信号出力回路16などを備える。コードリーダ10は、カメラ14により画像情報を生成して、画像情報を信号出力回路16により制御部40に出力する。信号出力回路16は、例えば、コードリーダ10において設定されている画像のフレームレートによって決まる単位時間ごとに、画像情報を制御部40に出力する。
リーダライタ20は、アンテナ22、および通信制御部24などを備える。アンテナ22は、アンテナ素子である。アンテナ22は、通信制御部24から送信信号が供給されたことに応じて電波を発信する。また、アンテナ22は、乗車券100により発信された電波を受信したことに応じて受信信号を通信制御部24に出力する。通信制御部24は、アンテナ22を制御する通信回路である。通信制御部24は、制御部40により送信信号が供給されたことに応じてアンテナ22から電波を発信させる。また、通信制御部24は、アンテナ22から受信信号が供給されたことに応じて制御部40に受信信号を出力する。また、通信制御部24は、制御部40の制御に従って、リーダライタ20により電波の発信を開始させ、または停止させる。
リーダライタ20は、駆動制御部42からの指示に従って、乗車券100を探索する電波を発信する。リーダライタ20の通信可能範囲に乗車券100が存在する場合、乗車券100が電波から信号を取り出して、応答信号を含む電波を返信する。これによって、リーダライタ20と乗車券100との通信が開始される。
制御部40は、例えば、画像処理部41と、駆動制御部42と、デコード部43と、エンコード部44と、乗車券処理部45とを備える。これらの機能部は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよい。また、デコード部43およびエンコード部44は、リーダライタ20の内蔵コンピュータにより実現されてもよく、画像処理部41は、コードリーダ10の内蔵コンピュータにより実現されてもよい。
画像処理部41は、コードリーダ10により出力された画像情報を解析して、二次元コード115にエンコードされた情報を解読する。画像処理部41は、解読された情報を駆動制御部42および乗車券処理部45に出力する。
駆動制御部42は、コードリーダ10が二次元コード115を読み取り、画像処理部41によって、乗車券100の効力を示す効力情報、乗車券ID、チップ120の媒体IDその他の情報が取得された場合に、リーダライタ20に電波の発信を開始させる。すなわち、駆動制御部42は、コードリーダ10に翳された物体が乗車券100である場合に、リーダライタ20に電波の発信を開始させる。駆動制御部42は、上記例示したコードリーダ10および画像処理部41によって読み取られる情報のうち全部が取得できなくても、一部(例えば媒体ID)が取得できれば、リーダライタ20に電波の発信を開始させてよい。また、駆動制御部42は、種々の条件に従って、電波の発信を停止させるようにリーダライタ20を制御する。駆動制御部42は、通信相手であるコードリーダ10に翳された物体が乗車券100の媒体IDをエンコード部44に出力する。
デコード部43は、リーダライタ20が乗車券100から読み取った情報をデコード(復号)し、乗車券処理部45に出力する。エンコード部44は、駆動制御部42により出力された媒体IDおよび乗車券処理部45により指示された情報をエンコード(符号化、または暗号化)し、リーダライタ20に出力する。これにより、エンコード部44は、情報をリーダライタ20から乗車券100に書き込ませる。
乗車券処理部45は、乗車券100の二次元コード115の画像を解析して得られる効力情報と、チップ120から取得される利用記録とを参照し、乗車券100が入場条件または出場条件を満たすか否かを判定する。乗車券処理部45は、乗車券100が入場条件または出場条件を満たす場合に、扉部60を開放状態に制御して利用者を通過させる。乗車券処理部45は、乗車券100が入場条件または出場条件を満たさない場合に、扉部60を閉止状態に制御して利用者の通行を禁止する。また、乗車券処理部45は、利用者の通過の可否に応じた画像を表示部50に表示させる。
以下、実施形態の乗車券処理装置1においてリーダライタ20により電波の発信を開始し、または電波の発信を停止する処理を説明する。図5は、実施形態の乗車券処理装置1においてリーダライタ20により電波の発信を開始し、または電波の発信を停止する処理の流れを示す図である。図6は、実施形態の乗車券100における処理の流れを示す図である。
図5のフローチャートの開始時点において、乗車券処理装置1は、リーダライタ20による乗車券100の探索のための電波の発信を行っておらず、コードリーダ10により二次元コード115の読み取りが可能な状態となっている。まず、駆動制御部42は、コードリーダ10が二次元コード115を読み取ったか否かを判定し、コードリーダ10に翳された物体が乗車券100であるか否かを判定する(ステップS102)。駆動制御部42は、コードリーダ10が二次元コード115を読み取り、且つコードリーダ10に翳された物体が乗車券100である場合に、ステップS104に処理を進める。駆動制御部42は、コードリーダ10が二次元コード115を読み取れない場合、またはコードリーダ10に翳された物体が乗車券100ではない場合に、ステップS100に処理を戻す。
駆動制御部42は、ステップS100において、例えば、画像処理部41により解読された情報が、二次元コード115にエンコードされた情報であることが判別された場合には、コードリーダ10が二次元コード115を読み取ったと判定する。通信制御部24は、二次元コード115にエンコードされた情報であることが判別できない場合には、コードリーダ10が二次元コード115を読み取っていないと判定する。また、駆動制御部42は、ステップS102において、例えば、画像処理部41により解読された情報に効力情報、乗車券IDまたは媒体IDが含まれている場合にはコードリーダ10に翳された物体が乗車券100であると判定し、画像処理部41により解読された情報に効力情報、乗車券IDまたは媒体IDが含まれていない場合にはコードリーダ10に翳された物体が乗車券100ではないと判定する。
駆動制御部42は、画像処理部41により解読された情報から媒体IDを抽出する(ステップS104)。これにより、駆動制御部42は、コードリーダ10により読み取られた情報に基づいてチップ120の識別情報を特定する。駆動制御部42は、リーダライタ20を制御して、乗車券100を探索する電波の発信を開始させる(ステップS106)。駆動制御部42は、抽出した媒体IDをエンコード部44によりエンコードさせてリーダライタ20に供給することにより、乗車券100を探索する電波に媒体IDを示す信号を包含させてリーダライタ20に発信させる。乗車券100から応答信号を含む電波がリーダライタ20に供給された場合、乗車券処理部45には、電波から読み出された応答信号が供給される。これにより、乗車券処理部45は、乗車券100が入場条件または出場条件を満たすか否かを判定する処理を開始する。
乗車券100は、図6に示すように、リーダライタ20から送信された電波をアンテナ130により受信したか否かを判定する(ステップS200)。乗車券100は、アンテナ130により電波を受信した場合に、電波を受信したことにより生成された受信信号から媒体IDを抽出し、抽出した媒体IDが記憶部123に記憶された媒体IDと合致するか否かを判定する(ステップS202)。乗車券100は、抽出した媒体IDが記憶部123に記憶された媒体IDと合致しないと判定した場合には処理を終了する。乗車券100は、抽出した媒体IDが記憶部123に記憶された媒体IDと合致すると判定した場合には、コマンドに対して応答する(ステップS204)。乗車券100は、受信したコマンドに対する応答信号および媒体ID含む電波をアンテナ130から送信させる。乗車券100は、例えば、通信開始時に媒体IDを要求するコマンドを受信した場合、記憶部123に記憶された媒体IDを含む電波を発信する。乗車券100は、例えば、記憶部123に利用記録を書き込むことを要求するコマンドを受信した場合、記憶部123に利用記録を書き込む。乗車券100は、例えば、記憶部123に記憶された利用記録の送信を要求するコマンドを受信した場合、記憶部123から利用記録を読み出し、読み出した利用記録および媒体IDを含む電波を発信する。
駆動制御部42は、乗車券処理部45による、乗車券100が入場条件または出場条件を満たすか否かを判定する処理が完了したか否かを判定する(ステップS108)。駆動制御部42は、処理が完了したと判定した場合には、電波の発信を停止させるようにリーダライタ20を制御させる(ステップS114)。
駆動制御部42は、処理が完了していないと判定した場合には、乗車券100がコードリーダ10に翳されなくなったか否かを判定する(ステップS110)。駆動制御部42は、例えば乗車券100が乗車券処理装置1により検出できない場合に、乗車券100がコードリーダ10に翳されなくなったと判定する。乗車券100が乗車券処理装置1により検出できない場合とは、例えば、コードリーダ10により二次元コード115が読み取られない、またはリーダライタ20に応答の電波が受信されない期間が所定の応答時間を超える場合などである。所定の応答時間とは、例えば、リーダライタ20から電波を送信した時から応答の電波を受信する時までの時間であり、例えば、数10msec程度の時間が設定される。駆動制御部42は、乗車券100がコードリーダ10に翳されなくなったと判定した場合に、駆動制御部42により電波の発信を停止させるようにリーダライタ20を制御させる(ステップS114)。
駆動制御部42は、乗車券100がコードリーダ10に翳されなくなったと判定した場合に、ステップS100において二次元コード115を読み取った時またはステップS102において乗車券100を検出した時からの時間が所定の経過時間を超えたか否かを判定する(ステップS112)。所定の経過時間とは、例えば、電波法等の規制により電波を連続して発信することができる最大時間よりも短い時間であり、1〜2秒に設定される。駆動制御部42は、二次元コード115の読み取り時または乗車券100の検出時からの時間が所定の経過時間を超えていないと判定した場合にはステップS108に処理を戻す。駆動制御部42は、二次元コード115の読み取り時または乗車券100の検出時からの時間が所定の経過時間を超えたと判定した場合には処理を終了する。
以上説明したように、実施形態の乗車券処理装置1によれば、乗車券100がコードリーダ10に翳されていない場合にはリーダライタ20の電波の発信を停止させ、乗車券100がコードリーダ10に翳された場合にはリーダライタ20の電波の発信を開始させるので、例えば電波法の規定により電波の発信を一時的に停止する必要がない。また、実施形態の乗車券処理装置1によれば、リーダライタ20と他の乗車券処理装置のリーダライタとが近接して配置されていても、リーダライタ20の電波の発信期間と他の乗車券処理装置のリーダライタの電波の発信期間とが重複しない限り電波の干渉が発生しない。この結果、実施形態の乗車券処理装置1によれば、乗車券100の処理を円滑に行うことができる。さらに、実施形態の乗車券処理装置1によれば、リーダライタ20により常時電波を発信する場合と比較して、リーダライタ20の消費電力を抑制することができる。
また、実施形態の乗車券処理装置1によれば、コードリーダ10に翳された物体が乗車券100であると判定された場合に、リーダライタ20の媒体IDを含む電波の発信を開始させるので、リーダライタ20の通信可能範囲に複数の乗車券100が存在する場合であっても、複数の乗車券100のうち、二次元コード115にエンコードされた媒体IDを記憶した乗車券100と通信を開始することができる。これにより、実施形態の乗車券処理装置1によれば、乗車券100からリーダライタ20に複数の応答信号が送信されることがない。この結果、実施形態の乗車券処理装置1によれば、複数の乗車券100から送信された応答信号が衝突する場合がなく、通信対象の乗車券100を特定する処理を行う必要がなくなるため、乗車券100の処理をより円滑に行うことができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、コードリーダ10により読み取られた情報に基づいてコードリーダ10に翳された物体が乗車券100であると判定された場合に、リーダライタ20に電波の発信を開始させる制御部40を持つことにより、利用券の処理を円滑に行うことができる。
上記実施形態は、以下のように表現することができる。
電波を発信することで、利用券が有する無線通信部と無線通信を行って情報を読み取る通信部と、
前記利用券に表示された表示オブジェクトから、情報を光学的に読み取る光学読取部と、
前記光学読取部により読み取られた情報が予め設定された形式の情報を含む場合に、前記通信部に電波の発信を開始させる制御部と、
を備える、利用券処理装置。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上述した実施形態の乗車券処理装置1はコードリーダ10に翳された物体が乗車券100である場合にリーダライタ20による電波の発信を開始させたが、変形例の乗車券処理装置は、コードリーダ10に何らかの物体が翳されたことを判定した場合に、リーダライタ20による電波の発信を開始させてもよい。変形例の乗車券処理装置によれば、コードリーダ10に乗車券100が翳された後、短い処理時間で乗車券100との間で通信を開始させることができる。
1…乗車券処理装置、10…コードリーダ、12…ライト、14…カメラ、16…信号出力回路、20…リーダライタ、22…アンテナ、24…通信制御部、40…制御部、41…画像処理部、42…駆動制御部、43…デコード部、44…エンコード部、45…乗車券処理部、100…乗車券、115…二次元コード、120…チップ、123…記憶部、130…アンテナ

Claims (4)

  1. 電波を発信することで、利用券が有する無線通信部と無線通信を行って情報を読み取る通信部と、
    前記利用券に表示された表示オブジェクトから、情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    前記光学読取部により読み取られた情報に基づいて前記光学読取部に翳された物体が前記利用券である場合に、前記読み取られた情報に含まれる前記無線通信部の識別情報と、前記利用券に対する要求コマンドとを含む電波の発信を前記通信部に開始させ、前記利用券に、前記無線通信部の識別情報と前記利用券の記憶部に記憶された識別情報とが合致する場合に前記要求コマンドに対する処理を実行させる制御部と、
    を備える、利用券処理装置。
  2. 前記制御部は、前記光学読取部により読み取れた情報および前記通信部により読み取られた情報に基づいて前記利用券の処理が完了した場合に、前記通信部に電波の発信を停止させる、
    請求項に記載の利用券処理装置。
  3. 前記制御部は、前記通信部に電波の発信を開始させた後に前記利用券が前記光学読取部に翳されなくなった場合に、前記通信部に電波の発信を停止させる、
    請求項1または2に記載の利用券処理装置。
  4. 前記制御部は、前記通信部に電波の発信を開始させた時からの経過時間が所定の時間に達した場合に、前記通信部に電波の発信を停止させる、
    請求項1または2に記載の利用券処理装置。
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