JP6502360B2 - 検出された転倒に対応する方法及びこれを実現する装置 - Google Patents

検出された転倒に対応する方法及びこれを実現する装置 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザによる転倒を検出するシステムに関し、特に、転倒が検出されるとき行われるフォローアップ処理を決定する方法及び装置に関する。
転倒は、毎年何百万人にも影響を及ぼし、特に高齢者に重要な損傷を生じさせる。実際、高齢者における死因トップ3の1つが転倒であると推定される。転倒は、地面に対する体の突然の制御できない意図的でない下方への変位、及びこれに続くインパクトとして規定される。この後、体は地面に倒れたままとなる。
個人緊急応答システム(PERS)は、支援が保証されることができるシステムである。パーソナルヘルプボタン(PHB)を用いて、ユーザは、緊急時に支援を要請するために、ボタンを押すことができる。大多数の呼び出しは、ユーザが転倒したことが理由である。また、(例えば、混乱状態になる、又は更に悪くは意識不明になるといった)ユーザが重篤な転倒に苦しむ場合、ユーザは、ボタンを押すことができない場合がある。これは、特にユーザが一人暮らしである場合、有意な期間、支援が到着しないことを意味する。ユーザが長期間横たわったままである場合、転倒の結果はより深刻になる可能性がある。
ユーザが転倒に苦しんでいるかを決定するため、1つ又は複数の運動センサの出力を処理する転倒検出システムも利用可能である。既存の体着用の転倒検出システムの多くが、加速度計(通常、3次元における加速度を測定する加速度計)を利用し、それらは、加速度計により生成される時系列を処理することにより、転倒の発生を推定するよう構成される。いくつかの転倒検出システムは、転倒検出システムの高さ、高さ変化又は絶対高度を測定するため、例えばWO2004/114245号に記載されるような大気圧センサを含むこともできる。
一般に、転倒検出器は、インパクト、方向、方向変化、高さ変化、垂直速度等の特徴をテストする。これらの特徴に関して計算された値のセットが、転倒と転倒でない他の運動とで異なるとき、信頼性が高い検出が生じる。
概して、転倒が転倒検出システムにより検出されるとき、警報信号は遠隔コールセンタに送信される。センタからは、オペレータが、ユーザに提供される支援(例えば緊急サービス、ケアプロバイダ又は家族)を手配することができる。他の場合において、転倒検出システムが、適切な通信機能を具備する場合、転倒検出システムは、緊急サービス、ケアプロバイダ又は家族と直接連絡をとることができる。
いくつかの場合において、転倒が検出されるとき、無効期間が適用される。これは、転倒が発生した(及び転倒検出システムにより検出された)あと、警報がトリガーされ、又は遠隔コールセンタに送信される前に、ユーザが立ち上がるための短い期間(例えば1分)を許可する。
現在、転倒が転倒検出システムにより検出されるとき、転倒検出システムが従う手順及び遠隔コールセンタでの人員が従う手順は、各ユーザ及び各転倒に関して同じである。即ち、無効期間がシステムにより使用される場合、検出された転倒の深刻さ又はコンテキストに関係なく、同じ無効期間が転倒に適用される。転倒後に警報をトリガーすること(例えば遠隔コールセンタに警報信号を送信すること、又は家族/コールプロバイダ若しくは緊急サービスへの呼び出しの開始)も、任意の特定のユーザプリファレンス又は転倒の深刻さ若しくはコンテキストを考慮しない。
こうして、本発明の目的は、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストに基づき、検出された転倒に対するフォローアップ処理をカスタマイズ又は調整することにより、現在の転倒検出システムに伴うこれらの欠点を解決することである。
第1の側面によれば、検出された転倒に対応する方法が提供され、この方法は、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストに基づき、ユーザによる転倒を検出することに応じて、実行するべき処理を決定するステップと、決定された処理を実行するステップとを有する。
いくつかの実施形態において、上記処理は、何も処理を行わない、上記ユーザに対する支援を要請する、呼び出しを開始する、上記ユーザに対する支援を要請する又は呼び出しを開始する前に無効期間の満了を待つ、及び別の無効期間後上記ユーザの状態をチェックする、の2つ又はこれ以上を有するセットから決定される。
いくつかの実施形態において、上記ユーザープロファイルが、上記ユーザが一人暮らしかどうか、上記ユーザの転倒リスク及び/又は上記ユーザの転倒履歴に関する情報を有する。
いくつかの実施形態において、上記ユーザプリファレンスが、上記転倒の検出後、上記ユーザに対する支援が要請される又は呼び出しが開始される前の、無効期間の長さのインジケーションを有する。
いくつかの実施形態において、上記検出された転倒のコンテキストが、上記検出された転倒がいつ発生したか、上記検出された転倒が発生したときの上記ユーザの位置、環境温度、検出されたインパクトの大きさ及び/又は上記ユーザが転倒した方向のインジケーションを有する。
いくつかの実施形態において、上記決定するステップが更に、上記転倒後の上記ユーザの状態に基づき、実行するべき処理を決定するステップを有する。
いくつかの実施形態において、上記ユーザの状態が、上記検出された転倒後の上記ユーザによる運動の量、上記検出された転倒の後、上記ユーザが立ち上がったかどうかのインジケーション及び/又は生理的特性の測定を有する。
いくつかの実施形態において、上記決定するステップは、上記検出された転倒が、屋内で又は屋外で発生したかどうか決定するステップと、上記検出された転倒が屋外で発生したと決定される場合、上記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定するステップと、上記検出された転倒が屋内で発生したと決定される場合、上記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定するステップとを有する。
他の実施形態において、上記決定するステップは、上記検出された転倒が発生した上記環境における温度が、閾値以下であるかを決定するステップと、上記環境における温度が上記閾値以下にある場合、上記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定するステップと、上記環境における温度が上記閾値を越える場合、上記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定するステップとを有する。
他の実施形態において、上記決定するステップが、ユーザープロファイルから上記ユーザが一人暮らしをするかどうか決定するステップと、上記ユーザが一人暮らしである場合、上記ユーザに対する支援が要請されること又は呼び出しが開始されることを決定するステップと、上記ユーザが一人暮らしでない場合、上記ユーザに対する支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れにならなければならないことを決定するステップとを有する。
第2の側面によれば、コンピュータ可読コードを持つコンピュータプログラムが提供される。上記コンピュータ可読コードは、処理ユニットにより実行されるとき、上記処理ユニットが上述のいずれかに記載の方法を実行するよう構成される。
第3の側面によれば、検出された転倒に対する反応を提供する装置が提供され、この装置は、処理ユニットを有し、上記処理ユニットが、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は上記検出された転倒のコンテキストに基づき、ユーザによる転倒を検出することに応じて実行するべき処理を決定し、及び上記決定された処理を実行するよう構成される。
いくつかの実施形態において、上記処理は、何も処理を行わない、上記ユーザに対する支援を要請する、呼び出しを開始する、上記ユーザに対する支援を要請する又は呼び出しを開始する前に無効期間の満了を待つ、及び別の無効期間後上記ユーザの状態をチェックする、の1つを有する。
いくつかの実施形態において、上記処理ユニットが、上記ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンスをメモリから得るよう構成される。
いくつかの実施形態において、上記処理ユニットが、上記検出された転倒のコンテキストに関する情報を1つ又は複数のセンサから得るよう構成される。
いくつかの実施形態において、上記ユーザープロファイルが、上記ユーザが一人暮らしかどうか、上記ユーザの転倒リスク及び/又は上記ユーザの転倒履歴に関する情報を有する。
いくつかの実施形態において、上記ユーザプリファレンスが、上記転倒の検出後、上記ユーザに対する支援が要請される又は呼び出しが開始される前の、無効期間の長さのインジケーションを有する。
いくつかの実施形態において、上記検出された転倒のコンテキストが、上記検出された転倒がいつ発生したか、上記検出された転倒が発生したときの上記ユーザの位置、環境温度、検出されたインパクトの大きさ及び/又は上記ユーザが転倒した方向のインジケーションを有する。
いくつかの実施形態において、上記処理ユニットが、上記転倒後の上記ユーザの状態に基づき、実行する上記処理を決定するよう構成される。
いくつかの実施形態において、上記ユーザの状態が、上記検出された転倒後の上記ユーザによる運動の量、上記検出された転倒の後、上記ユーザが立ち上がったかどうかのインジケーション及び/又は生理的特性の測定を有する。
いくつかの実施形態において、上記処理ユニットは、上記検出された転倒が、屋内で又は屋外で発生したかどうか決定し、上記検出された転倒が屋内で発生したと決定される場合、上記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定し、上記検出された転倒が屋外で発生したと決定される場合、上記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定することにより、実行する処理を決定するよう構成される。
他の実施形態において、上記処理ユニットは、上記検出された転倒が発生した環境における温度が閾値以下であるかを決定し、上記環境における温度が上記閾値以下にある場合、上記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定し、上記環境における温度が上記閾値を越える場合、上記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定することにより、実行する処理を決定するよう構成される。
他の実施形態において、上記処理ユニットは、ユーザープロファイルから上記ユーザが一人暮らしをするかどうか決定し、上記ユーザが一人暮らしである場合、上記ユーザに対する支援が要請されること又は呼び出しが開始されることを決定し、上記ユーザが一人暮らしでない場合、上記ユーザに対する支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れにならなければならないことを決定することにより、実行する処理を決定するよう構成される。
本発明が実現されることができる例示的な転倒検出システムを示す図である。 本発明が実現されることができる代替的な例示的な転倒検出システムを示す図である。 本発明の実施形態が実現されることができる遠隔コールセンタにおいて使用されることができるシステムのブロック図である。 本発明による一般的な方法を示すフロー図である。 第1の特定の実施形態による、転倒のコンテキストに基づき実行する処理を決定する方法を示すフロー図である。 第2の特定の実施形態による、転倒のコンテキストに基づき実行する処理を決定する方法を示すフロー図である。 第3の特定の実施形態による、ユーザプリファレンスに基づき実行する処理を決定する方法を示すフロー図である。 第4の特定の実施形態による、ユーザのプロファイルに基づき実行する処理を決定する方法を示すフロー図である。
本発明の例示的な実施形態が、以下の図面を参照し、例示に過ぎないものを用いて説明される。
図1aは、いくつかの実施形態において本発明による方法を実現することができる例示的な転倒検出デバイス2を示す。デバイス2は、ユーザにより着用されるセンサユニットの形にある。デバイス2は、ユーザの首周りに配置される首コードを持つペンダントの形で提供されることができる。しかし、代替的に、デバイス2は、例えば手首、ウエスト、胴体、骨盤又は胸骨といったユーザの体の異なる部分において、又は、この上に着用されるよう構成されることができ、体のその部分に対してデバイス2を付けるための適切な構成(例えばベルト又はストラップ)を有する。
デバイス2は、ユーザにより経験される加速度を測定し、デバイス2の垂直速度及びその後高さにおける変化(及び従って、ユーザの高さにおける変化)を決定するためにこの測定を処理するために用いられる。本書では説明されないが、デバイス2が、例えばインパクト又はインパクト後の静止の期間といった転倒の他の特性を特定するため、加速度測定に関する追加的な処理を実行することができる点を理解されたい。デバイス2が、例えばジャイロスコープ、磁力計、大気圧センサ及び/又は気流センサといった更なるセンサを含むことが出来る点も理解されたい。これらの信号は、転倒に関連付けられる高さ、方向又は他の特性を決定する、又は決定をアシストするために処理されることができる。
デバイス2は、3つの直交軸に沿って加速度を測定する加速度計4を有する。加速度計4により出力される信号は、分析のため処理ユニット6に提供される。図示されるように、デバイス2は、転倒が検出される場合、処理ユニット6によりトリガーされることができる音声警報ユニット8を有する。この警報は、ユーザへの支援を要請することができる。しかしながら、デバイス2における音声警報ユニットの存在はオプションである点を理解されたい。更なるオプションの要素は、支援を要請するためにユーザにより押されることができるヘルプボタンである。この場合、呼び出しは、遠隔コールセンタに対してなされる。
デバイス2は更に、送信機又はトランシーバ回路9及び関連付けられるアンテナ10を有する。これは、処理の結果(例えば、転倒が検出されたことを示す警報信号)を遠隔(ベース)ユニットに送信するために、又は、転倒が検出される場合若しくはヘルプボタン(存在する場合)が押された場合、支援を要請するべく、コールセンタに緊急呼び出しを行うために使用されることができる。送信機又はトランシーバ回路9が、ベースステーションと通信するよう構成される場合、回路9は、例えばWi−Fi、ブルートゥース、ニアフィールド通信(NFC)等の任意の既知の無線技術に基づき構成されることができる。送信機又はトランシーバ回路9が、追加的に又は代替的に、例えば携帯電話網といった公衆電話網との通信を可能にするよう提供される場合、回路9は、追加的に又は代替的に、GSM、WCDMA、LTE等を含む任意の適切なタイプの第2世代、第3世代、又は第4世代通信ネットワークと共に用いられるよう構成されることもできる。
デバイス2はオプションで、加速度計4からの測定を格納し、処理ユニット6による処理の結果を格納するのに使用されるメモリ11も有する。いくつかの実施形態において、メモリ11は、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス(後で詳しく述べる)に関する情報を格納するために用いられることができる。処理ユニット6が、転倒が起こったかどうか決定する及び/又は本発明による方法を実行することを可能にするため、メモリ11は、処理ユニット6により実行されるコンピュータ可読コードを格納するために用いられることもできる。
いくつかの実施形態において、加速度計4は、微小電気機械システム(MEMS)加速度計である。
加速度計4により経験される加速度は、30Hzのレートでサンプリングされることができる。しかし、他の多くのサンプリング周波数(例えば50Hz)が使用されることができる点を理解されたい。
代替的な実施形態において、本発明は、図1bに示されるようにシステム12において実現されることができる。この実施形態において、ユーザ着用のデバイス2は、システム12の一部である。そこでは、加速度計測定の処理は、ユーザにより着用されるデバイス2とは別のベースユニット13において実行されることができる。その場合、加速度計測定は、トランシーバ回路9を介して、デバイス/センサユニット2からベースユニット13へと送信されることができる。
ベースユニット13は、デバイス2及び処理ユニット16からの送信(例えば加速度計測定)を受信するトランシーバ回路14及びアンテナ15を有する。
ベースユニット13もオプションで、デバイス2から受信される加速度計測定を格納し、及び処理ユニット16による処理の結果を格納するのに使用されるメモリ17を有する。いくつかの実施形態において、メモリ17は、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス(後で詳しく述べる)に関する情報を格納するために用いられることができる。メモリ17は、処理ユニット16が転倒が起こったかどうか決定する及び/又は本発明による方法を実行することを可能にするため、処理ユニット16により実行されるコンピュータ可読コードを格納するために用いられることもできる。
トランシーバ回路14は、コールセンタに対して緊急呼び出しをワイヤレスで行うよう構成されることができ、及び/又はポート18を介して従来の公衆交換電話網(PSTN)ラインに接続するよう構成されることができる。
更なる変形例において、デバイス2は、ベースユニット13に対して結果を送信する前に、加速度計測定に関する最初の処理ステップのいくつかを実行することができる。ベースユニットは例えば、処理を完了して、デバイス2の垂直速度及び高さにおける変化を推定する。
本発明を説明するのに必要とされるデバイス2(及びシステム12)の要素だけが、図1a及び図1bに示され、本発明を実現することができるデバイス2(又はシステム12)は、本書に記載されるものに対して更なる要素及び機能を含むことができる点を理解されたい。例えば、デバイス2(及びベースユニット13)は、電源ソース又は供給、及びデバイス2(及びベースユニット13)の動作を制御する回路のいくつかの形を含む点を理解されたい。デバイス2は、ユーザが遠隔コールセンタ又は緊急サービスと通信することを可能にする、ラウドスピーカ及び/又はマイクロホンを有することもできる。更に、転倒検出システム2は、デバイス2の位置を追跡する、例えば全地球位置測定システム(GPS)受信機といった衛星測位システム(SPS)受信機を有することができる。支援又は援助が正しい位置に送られることを可能にするため、警報がトリガーされる場合、デバイス2の位置に関する情報が、コールセンタに送信されることができる。
図2は、転倒検出デバイス2又はシステム12からの警報信号を受信する遠隔コールセンタにおいて提供されることができるシステム32のブロック図を示す。システム32は、受信される警報信号を処理し、転倒に苦しむユーザを支援するために呼び出しを開始する処理ユニット34を有する。システム32は、トランシーバ回路36及びポート38も含む。これは、システム32が、デバイス2又はシステム12と通信することを可能にし、ユーザに対する支援を得るため、呼び出しを開始することを可能にする。
システム34は、オプションでメモリ40も有する。これは、加速度計4からの測定(例えば、情報が、デバイス2又はシステム12により使用される転倒検出アルゴリズムを検証又はテストするのに有益な場合)、及び/又は、ユーザに対する支援を得るための呼び出しを確立するのに必要とされる情報(例えば家族又はケアプロバイダの電話番号)、及び/又はいくつかの実施形態では、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンスに関する情報(後で詳しく述べる)を格納するのに使用されることができる。メモリ40は、処理ユニット34が本発明による方法を実行することを可能にするために処理ユニット34により実行されるコンピュータ可読コードを格納するために用いられることもできる。
システム34は、警報信号が受信されるとき、遠隔コールセンタにいるコールオペレータが、ユーザと相互作用することを可能にし(例えば、検出された転倒後ユーザがOKかを調べる及び/又は支援が向かっていることをユーザに安心させる)、呼び出されるとき、家族、ケアプロバイダ又は緊急サービスと相互作用することを可能にする要素を含むこともできる。
転倒は概して、例えば約0.5〜1.5メートル(この範囲は、デバイス2が着用される体の部分及びユーザの高さに基づき異なってよい)の高度における変化、その後の有意なインパクト、インパクト後のユーザがほとんど動かない期間によって広く特徴付けられることができる。こうして、上述した転倒検出アルゴリズムにおいて、運動センサ測定は、1つ又は複数の特徴に関する値を抽出するよう処理されることができる。この特徴は、高さ/高度における変化(特に減少)(これは通常、大気圧センサからの測定から得られるが、追加的に又は代替的に、例えば大気圧センサが省略される場合、加速度計4からの測定から得られることもできる)、高度における変化が発生する時間周りでの最大活動レベル(即ちインパクト)(加速度計4からの測定から典型的に得られる)、ユーザがインパクトの後、比較的無活動である期間(再度、加速度計4からの測定から典型的に得られる)、垂直速度、自由落下の発生(加速度計4からの測定から典型的に得られる)、落下の際の方向における変化(概して、加速度計4からの測定から、又は、存在する場合ジャイロスコープからの測定から得られる)、及び検出されたインパクト後の高さ/高度増加のインジケーションを含む。
加速度計4及びオプションで他のセンサからの測定を用いて転倒を検出するアルゴリズムは、従来技術において知られており、本書において詳述されない。
上述したように、従来は、転倒が転倒検出システムにより検出されるとき、転倒検出システム及び遠隔コールセンタでの人員が従う手順は、各ユーザに関して及び各転倒に関して同じである。
いくつかの典型的なシステムにおいて、ユーザによる転倒が検出されるとき、デバイス2又はシステム12により、警報信号が遠隔コールセンタに送られる。この警報信号は、コールセンタにおいて記録又は登録される。いくつかのシステムは、(例えば、家族、ケアプロバイダ又は緊急サービスを呼び出すことにより)直ちにユーザに対する支援を要請するよう構成される。一方、他のシステムは、ユーザに対する支援を要請する前に、(「無効期間」として知られる)所定の期間待つよう構成される。いくつかのシステムにおいて、デバイス2又はシステム12は、遠隔コールセンタに警報信号を送信する前に無効期間を適用するよう構成される。それらのシステムにおいて、ユーザによる転倒を検出した後、デバイス2又はシステム12は、遠隔コールセンタに警報信号を送信する前に、プリセットされた無効期間待つ。これはその後、直ちにユーザに対する支援を要請する信号を作動させる。無効期間の満了前に、ユーザが起きたか、又は(例えばデバイス2のボタンを押すことにより)警報信号の発行を他の態様でキャンセルしたことをデバイス2又はシステム12が検出する場合、警報信号は遠隔コールセンタに送られない。
上記のケースの各々において、無効期間がシステムにより使用される場合、検出された転倒の深刻さ又はコンテキストに関係なく、同じ無効期間が転倒に対して適用される。無効期間がシステムにより使用されない場合、検出された転倒の深刻さ又はコンテキストに関係なく、同じ無効期間が、再びすべてのユーザに対して適用される。転倒後の警報のトリガー(例えば遠隔コールセンタに対して警報信号を送信すること、又は家族/呼び出しプロバイダ又は緊急サービスに対する呼び出しの開始)のタイミングは、ユーザの任意の特定のユーザプリファレンス又はプロファイルを考慮しない。
本発明は、ユーザによる転倒が検出されることに基づき実行する処理を決定するとき、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストを考慮することにより、この課題を処理する。いくつかの実施形態において、方法又は方法の一部が、デバイス2又はシステム12において適用されることができる。この場合、デバイス2又はシステム12によりコールセンタに送信される警報信号は、決定された処理、又はユーザープロファイル、ユーザプリファレンス及び/若しくは転倒コンテキストを評価した結果を示すことができる(この場合、コールセンタにおけるシステムが、行われるべき適切な処理を決定する)。他の実施形態において、方法は、遠隔コールセンタでのシステム32において実現されることができる。この場合、転倒が検出されるとすぐ、デバイス2又はシステム12は警報信号を送信し、遠隔コールセンタにおけるシステム32が、行われるべき処理を決定する。行われることができる可能な処理のセットは、何も処理を行わない(即ち、検出された転倒/警報信号を無視する)、ユーザに対する支援を要請する警報を送信する、ユーザが転倒したことをケアプロバイダ又は家族に知らせる、無効期間の間待つ、特定の長さの無効期間の間待つ、又は別の(又はより長い)無効期間後、再びユーザの状態をチェックする、のいずれかを有することができる。
図3におけるフローチャートは、本発明による一般的な方法を示す。第1のステップであるステップ101において、転倒が検出されるかどうかが決定される。転倒が検出されたとき、方法はステップ103に移り、そこでは、検出された転倒に基づき、実行すべき処理が、ユーザープロファイル及び/又はユーザのプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストに基づき決定される。ステップ103において好ましくは、検出された転倒に基づき、2つ又はこれ以上の処理のどの1つが実行されるかが決定される。ステップ103は、検出された転倒に基づきどの処理(及び好ましくは2つ又はこれ以上の利用可能な処理のどの1つ)が実行されるべきかを決定するのに、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストが使用されることを提供する。一旦処理がステップ103において決定されると、方法は、決定された処理を実行するステップを有する(ステップ105)。
ユーザープロファイルは、例えば、生活状況(例えば、一人暮らし、又は、少なくとも1人の他人と同居)、転倒リスク(例えば高い、中間、低い)、転倒履歴といった、ユーザに関する情報を有することができる。ユーザープロファイルは、この方法を実行するデバイス/システムのメモリ11、17、40に格納されることができる。一人暮らしでないユーザは、転倒したとき、支援に来ることができる人々を近くに持つ。そこで、転倒検出デバイス2又はシステム12を介して提供される支援が、直ちに必要とされるものではない。転倒リスクが高い及び/又は転倒履歴において1つ又は複数の最近の転倒があるユーザは、転倒リスクが低い及び/又は最近の転倒がないユーザより迅速な支援を必要とする場合がある。
ユーザプリファレンスは、転倒後コンタクトされる際のユーザのプリファレンスに関する情報を有することができる。すべてのユーザは、異なる。あるユーザは、転倒が検出されるとき直ちに連絡をとられるか又はチェックされるのを好む。他のユーザは、自分の状態に責任を持つことを好み、支援が本当に必要なときにだけ連絡をとられたい。従って、ユーザプリファレンス情報は、転倒が検出されたあと何らかの支援がユーザに対して求められる前に、無効期間がどれくらいでなければならないかに関するユーザのプリファレンスを示すことができる。こうして、プリファレンス情報は、無効期間なし、標準的又はデフォルト長の無効期間、又はユーザ指定の長さのより短い又はより長い無効期間とすべきことを示すことができる。ユーザプリファレンスは、この方法を実行するデバイス/システムのメモリ11、17、40に格納されることができる。
転倒のコンテキストは、転倒がどれくらい激しかったか、及び/又は、ユーザがどれくらい緊急に支援を必要とするかのインジケーションを提供することができる。転倒は、異なる状況ではより危険である可能性がある。例えば、冬期の転倒、夜間の転倒又は屋外の転倒(又はこれらの組み合わせ)は、転倒がより深刻で、ユーザがより緊急に支援を必要とすることを示唆する(この場合、無効期間(セットされる場合)は、無視されることができ、支援が直ちに行われる)。他方、夏期の転倒、日中の転倒又は屋内の転倒は、それほど深刻ではなく、無効期間は、ユーザに対する支援を要請する前に期限切れになることが許される可能性がある。更に、ユーザが転倒の後、静止している場合、特に環境における温度が低い、又は、実質的に通常の室温(通常の室温は、約21℃である)以下である場合、低体温のリスクがある。従って、環境温度が低い場合、例えば閾値(これは、室温を数度下回る、例えば、通常の室温の1〜5℃下である温度にセットされることができる)以下である場合、ユーザは、より緊急に支援を必要とする場合があり、無効期間は、無視又はスキップされることができる。環境温度が、閾値温度を越える場合、無効期間は、ユーザに対する支援を要請する前に期限切れになることが許される可能性がある。従ってコンテキスト情報は、検出された転倒の位置(例えば、屋内/屋外又は特定の位置)、検出された転倒の時間(例えば日中/夜又は特定の時間)、環境における温度(例えば暖かい/寒い又は特定の温度)及び/又は日付を示すことができる。温度情報は、転倒が起こった季節、及び/又は転倒が屋内又は屋外で起こったかに関するインジケーションを提供するために用いられることができる点を理解されたい。
転倒がどれくらい激しかったかに関するインジケーションを提供することができる他のコンテキスト情報は、転倒自体に関する情報を含む。例えば、インパクトの大きさ及び/又は転倒が発生した方向(例えば、ユーザが前方、後方、側方に転倒したこと)である。
転倒のコンテキストに関する情報が使用される実施形態において、そのコンテキスト情報を集めるため、適切な追加的なセンサ又は処理が、デバイス2又はシステム12において(適切に)提供される点を理解されたい。例えば、コンテキスト情報が、転倒の位置を有する場合、デバイス2は、ユーザの位置を検出する何らかの手段を具備することができる。この手段は例えば、屋内の環境においてユーザの位置を検出するSPS受信機又は何らかの手段である。
コンテキスト情報が、検出された転倒の時間及び/又は日付を有する場合、デバイス2又はシステム12における処理ユニット6、16は、現在の時間及び/又は日付をモニタすることができる。コンテキスト情報が、ユーザの周りの環境の温度を有する場合、デバイス2は、環境温度を検出する温度センサを有することができる。
コンテキスト情報が、転倒がどれくらい激しかったかに関するインジケーションを提供する場合、転倒が発生したかを決定するために加速度計データを評価する処理ユニット6、16は、加速度計データ(及び他のセンサがデバイス2において存在する場合他のセンサデータ)を評価して、転倒の深刻さを決定することもできる。この深刻さは例えば、転倒の方向及び/又は地面とのインパクトの大きさ(例えば加速度計データにおけるピーク又は最も高いピークの大きさ)である。
ステップ103は、ユーザープロファイル、ユーザプリファレンス及びコンテキスト情報の複数の1つに基づき、実行する処理を決定するステップを有することができる点を理解されたい。
上記のユーザープロファイル、ユーザプリファレンス及び/又は転倒のコンテキストに関する情報に加えて、転倒後のユーザの状態に関する情報が、フォローアップ処理を決定するため、ステップ103において評価されることができる。ユーザの状態に関する情報は、検出された転倒後のユーザによる運動の量、転倒の後、ユーザが再び立ち上がったかどうか(これは、警報が無効にされることができたことを示す)、及び/又はユーザの生理的特性の測定(例えば心拍、呼吸レート、血圧、体温度等)を含むことができる。最初の2つのケースにおいて、状態は、例えば、加速度計データを分析することにより決定されることができる。後者の場合、生理的特性測定を決定するため、いくつかの追加的なセンサ及び/又は処理が提供される点を理解されたい(例えば、心臓レート及び/又は呼吸レートは、加速度計データから決定されることができる)。
検出された転倒後ユーザがほとんど又は全く動かないことをユーザの状態に関する情報が示す場合、ステップ103は、転倒後ユーザによる多くの運動が検出される場合より、一層早期に又は一層迅速に警報が生成されることを生じさせることができる。転倒の後、ユーザが再び立ち上がらなかったことをユーザの状態に関する情報が示す場合、ユーザが立ち上がった場合より、一層早期に又は一層迅速に警報が生成されることができる。ユーザの状態に関する情報が、ユーザの生理的特性の測定を有する場合、異常である測定、例えば許容可能な範囲の外側にある測定、又は(生理的特性が測定されるのに適切な)閾値を超える又は下回る測定は、ユーザに対する支援がより迅速に得られることを生じさせることができる。
いくつかの実施形態において、図3における方法は、デバイス2又はシステム12において実行されることができる。この場合、ステップ101は、転倒検出アルゴリズムを用いて加速度計及び他の任意のセンサからの測定を評価するステップを有する。一方、他の実施形態において、この方法は、遠隔コールセンタでシステム32において実行されることができる。この場合、ステップ101は、転倒信号又は警報信号が、デバイス2又はシステム12から受信されたかを決定するステップを有することができる。
図4は、第1の特定の実施形態による図3のステップ103を実行する方法を示すフローチャートである。この実施形態において、ステップ103は、転倒のコンテキストに基づき、特に転倒したとき、ユーザが屋内に又は屋外にいるかどうかに基づき、実行する処理を決定するステップを有する。こうして、本実施形態において、ユーザの位置が決定される(ステップ121及び123)。ステップ121は、デバイス2又はシステム12に含まれるSPS受信機又は他の任意の位置決定手段を用いて得られたユーザの位置を評価するステップを有することができる。ユーザが屋内にいることが決定される場合、行われる処理は、ユーザが再び立ち上がるかどうか見るため、転倒の検出の後、標準的な無効期間を適用することである(ステップ125)。転倒したときユーザが屋外にいることが決定される場合、ユーザがより緊急に支援を必要とする場合が考えられる。その場合、ユーザに対する支援をすぐに要請するため、警報信号が直ちに出されることができる(ステップ127)。
代替的に、ステップ127においてすぐ警報を出す代わりに、ユーザが屋内にいるとき使用される無効期間より短い無効期間が使用されることができる。
図5は、第2の特定の実施形態による図3のステップ103を実行する方法を示すフローチャートである。この実施形態において、ステップ103は、転倒のコンテキストに基づき、特に転倒が日中又は夜の間に発生したかどうかに基づき、実行する処理を決定するステップを有する。こうして、本実施形態において、転倒の時間が決定される(ステップ141及び143)。ステップ141は、転倒の時間を決定し、時間に基づき日中又は夜に発生したものとして転倒を分類するステップを有することができる。転倒が日中起こったと決定される場合、行われる処理は、ユーザが再度立ち上がるかを見るため、転倒の検出の後、標準的な無効期間を適用することである(ステップ145)。転倒が夜に起こったと決定される場合、ユーザがより緊急に支援を必要とする場合が考えられる。その場合、ユーザに対する支援をすぐに要請するため、警報信号が直ちに出されることができる(ステップ147)。
代替的に、ステップ147においてすぐ警報を出す代わりに、ユーザが日中転倒したとき使用される無効期間より短い無効期間が使用されることができる。
図6は、第3の特定の実施形態によるユーザプリファレンスに基づきステップ103を実行する方法を示すフローチャートである。この実施形態において、ステップ103は、警報期間に関するユーザプリファレンスに基づき、実行する処理を決定するステップを有する。こうして、本実施形態において、ユーザプリファレンスは、メモリ11、17、40から読み出される(ステップ161)。この方法はその後、ユーザのプリファレンスに基づき、ステップ163、165又は167の1つを実行するステップを有する。特に、警報は直ちに出され、支援が直ちに得られることができ(ステップ163)、標準的な無効期間が適用されることができ(ステップ165)、又はユーザ特有の長さの無効期間が適用されることができる(ステップ167)。
図7は、第4の特定の実施形態によるユーザのプロファイルに基づきステップ103を実行する方法を示すフローチャートである。この実施形態において、ステップ103は、ユーザの生活状況に基づき、特にユーザが一人暮らしかどうかに基づき、実行する処理を決定するステップを有する(ステップ181及び183)。ユーザが一人暮らしでない場合、ユーザが転倒した場合、彼らを支援することができる人々がユーザの近くに存在する。その場合、ユーザが一人暮らしでないことをユーザプロフィール情報が示すのであれば、行われる処理は、ユーザが再び立ち上がるかどうか見るため、転倒の検出の後、標準的な無効期間を適用することである(ステップ185)。ユーザが一人暮らしであることをユーザープロファイルが示す場合、転倒の後、ユーザに対して直ちに利用可能な任意の支援が存在しないことが考えられる。その場合、ユーザに対する支援をすぐに要請するため、警報信号が直ちに出されることができる(ステップ187)。
代替的に、ステップ187においてすぐ警報を出す代わりに、ユーザが誰かと暮らしているとき使用される無効期間より短い無効期間が使用されることができる。
上述したように、ステップ103は、ユーザープロファイル、ユーザプリファレンス及びコンテキスト情報の複数に基づき、実行する処理を決定するステップを有することができる。例えば、実行する処理を決定するとき、転倒の位置及び時間が考慮されることができ、転倒が、夜、屋外又はこの両方で起きたことが決定される場合、より緊急な処理が行われる。
別の例では、警報期間の長さに関するユーザプリファレンスが、検出された転倒に基づき実行する処理を決定するため、検出された転倒の位置に関する情報と組み合わせられることができる。特に、ユーザプリファレンスは、転倒が屋内で発生する場合、無効期間が適用されるべきであり、転倒が屋外で発生する場合、無効期間が適用されるべきではないことを特定することができる。
従って、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストに基づき、検出された転倒に応じて行われるフォローアップ処理をカスタマイズ又は調整する方法が提供される。
本発明が図面及び前述の説明において詳細に図示され及び説明されたが、斯かる図示及び説明は、説明的又は例示的であると考えられ、本発明を限定するものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。
図面、開示及び添付された請求項の研究から、開示された実施形態に対する他の変形が、請求項に記載の本発明を実施する当業者により理解され、実行されることができる。請求項において、単語「有する」は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載される複数のアイテムの機能を満たすことができる。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを意味するものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として供給される光学的記憶媒体又は固体媒体といった適切な媒体に格納/配布されることができるが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介してといった他の形式で配布されることもできる。請求項における任意の参照符号は、発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 検出された転倒に対応する方法において、
    ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は検出された転倒のコンテキストに基づき、ユーザによる転倒を検出することに応じて、2つ又はこれ以上の処理のどの1つを実行するべきか決定するステップと、
    決定された処理を実行するステップとを有し、
    前記決定するステップは、前記ユーザープロファイル又は前記ユーザプリファレンス又は前記転倒のコンテキストに基づいて、前記ユーザに対する支援の要請又は呼び出しを開始する前の無効期間を無視するか否かを決定するステップを含む、方法。
  2. 前記2つ又はこれ以上の処理が、何も処理を行わない、前記ユーザに対する支援を要請する、呼び出しを開始する、前記ユーザに対する支援を要請する前又は呼び出しを開始する前に無効期間の満了を待つ、及び別の無効期間後前記ユーザの状態をチェックする、の2つ又はこれ以上を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザープロファイルが、前記ユーザが一人暮らしかどうか、前記ユーザの転倒リスク及び/又は前記ユーザの転倒履歴に関する情報を有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ユーザプリファレンスが、前記転倒の検出後、前記ユーザに対する支援が要請される前又は呼び出しが開始される前の、無効期間の長さのインジケーションを有する、請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 前記検出された転倒のコンテキストが、前記検出された転倒がいつ発生したか、前記検出された転倒が発生したときの前記ユーザの位置、環境温度、検出されたインパクトの大きさ及び/又は前記ユーザが転倒した方向のインジケーションを有する、請求項1、2、3又は4に記載の方法。
  6. 前記決定するステップが更に、前記転倒後の前記ユーザの状態に基づき、2つ又はこれ以上の処理のどの1つが実行されるべきかを決定するステップを有する、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ユーザの状態が、前記検出された転倒後の前記ユーザによる運動の量、前記検出された転倒の後、前記ユーザが立ち上がったかどうかのインジケーション及び/又は生理的特性の測定を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記転倒のコンテキストが、前記転倒が屋内で又は屋外で発生したかを示し、
    前記決定するステップは、
    前記検出された転倒が、屋内で又は屋外で発生したかどうか決定するステップと、
    前記検出された転倒が、屋外で発生したと決定される場合、前記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定するステップと、
    前記検出された転倒が、屋内で発生したと決定される場合、前記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定するステップとを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  9. 前記転倒のコンテキストが、前記検出された転倒が発生した環境における温度を示し、
    前記決定するステップは、
    前記検出された転倒が発生した前記環境における温度が、閾値以下であるかを決定するステップと、
    前記環境における温度が、前記閾値以下にある場合、前記ユーザに対して支援が要請されるべきこと又は呼び出しが開始されるべきことを決定するステップと、
    前記環境における温度が、前記閾値を越える場合、前記ユーザに対して支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定するステップとを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  10. 前記決定するステップが、
    ユーザープロファイルから前記ユーザが一人暮らしをするかどうか決定するステップと、
    前記ユーザが一人暮らしである場合、前記ユーザに対する支援が要請されること又は呼び出しが開始されることを決定するステップと、
    前記ユーザが一人暮らしでない場合、前記ユーザに対する支援が要請される前又は呼び出しが開始される前に、無効期間が期限切れになるべきことを決定するステップとを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  11. コンピュータ可読コードを持つコンピュータプログラムであって、処理ユニットにより実行されるとき、前記処理ユニットが請求項1乃至10のいずれかに記載の方法を実行するよう、前記コンピュータ可読コードが構成される、コンピュータプログラム。
  12. 検出された転倒に対する反応を提供する装置であって、
    処理ユニットを有し、
    前記処理ユニットが、ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンス及び/又は前記検出された転倒のコンテキストに基づき、ユーザによる転倒を検出することに応じて2つ又はこれ以上の処理のどの1つを実行するべきかを決定し、及び前記決定された処理を実行するよう構成され
    前記処理ユニットは、前記ユーザープロファイル又は前記ユーザプリファレンス又は前記転倒のコンテキストに基づいて、前記ユーザに対する支援の要請又は呼び出しを開始する前の無効期間を無視するか否かを決定する、装置。
  13. 前記2つ又はこれ以上の処理が、何も処理を行わない、前記ユーザに対する支援を要請する、呼び出しを開始する、前記ユーザに対する支援を要請する前又は呼び出しを開始する前に無効期間の満了を待つ、及び別の無効期間後前記ユーザの状態をチェックする、の2つ又はこれ以上を有する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理ユニットが、前記ユーザープロファイル及び/又はユーザプリファレンスをメモリから得るよう構成される、請求項12又は13に記載の装置。
  15. 前記処理ユニットが、前記検出された転倒のコンテキストに関する情報を1つ又は複数のセンサから得るよう構成される、請求項12、13又は14に記載の装置。
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