JP6501334B1 - 多重ガーゼ織物 - Google Patents

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Abstract

嵩高性を有し、柔らかな肌触り、保温性、防透性、軽量性に優れた多重ガーゼ織物を提供する。多重ガーゼ織物は、平織構造により形成される表面層と、蜂巣織構造により形成される中間層と、平織構造により形成される裏面層と、を備える。表面層と中間層とは接結され、裏面層と中間層とは接結されている。平織構造と蜂巣織構造との収縮差に基づき、表面層および裏面層の接結間において皺が発生する。中間層は1以上から形成される。中間層一層の組織密度は、表面層および裏面層の組織密度と同等または半分である。

Description

本発明はガーゼ織物に関する。特に、表面層と裏面層は平織構造により形成され、中間層は蜂巣織構造により形成される多重ガーゼ織物に関する。
ガーゼ織物は、比較的細い糸により粗く織られた平織物である。
一般に、密実(中空でない)な綿撚糸を用いる。綿ガーゼ織物には、1重織物、2重織物、3重織物などがある。1重ガーゼ織物は、例えば医療用途や布巾に用いられている。2重ガーゼ織物は、例えば被服やハンカチ等に用いられている。綿糸(主に40英式番手の単糸)が用いられている。3重ガーゼ織物は、例えばタオルや寝装品に用いられている。綿糸が用いられている。
40英式番手の綿単糸を用いた1重の組織において、インチ当たりのタテヨコの糸本数の合計が50本〜120本の密度(たとえば、経糸32本+緯糸28本=合計60本)であることが一般的である。50本未満の密度だとガーゼを構成しない。120本超の高密度のものは、一般にガーゼと呼ばない。
図7は、一般的な3重ガーゼ織物の断面図である。3重ガーゼ織物は、表面層と裏面層と中間層とを備える。各層はガーゼ組織より形成される。ガーゼ組織は経糸(縦糸)と緯糸(横糸)とから構成される。経糸供給に合わせて、緯糸を打ち込むことにより、平織構造のガーゼ組織が形成される。表面層、中間層、裏面層を形成するとともに、適宜、表面層と中間層および裏面層と中間層とを接結する。図示のように経糸により接結部を形成してもよいし、緯糸により接結部を形成してもよい。または、表面層と裏面層とが接結される結果、表面層と中間層とが接結され、裏面層と中間層とが接結されていてもよい。
ガーゼは、粗い(糸と糸との間の隙間が大きい)織物である。ガーゼは粗い平織物の為、抜群の通気性と、抜群の軽量性を有する。
一方で、ガーゼ織物は保温性に乏しい。多重ガーゼとしても厚みが薄く、保温性を期待できない。充分な保温性を確保しようと重ねる枚数を増やすと、軽量性が著しく損なわれる。
ガーゼは、粗い織物であるため、弾力性や柔らかさが乏しい。
ガーゼは、粗い織物である結果、例えば衣服として用いると肌が透けてしまう。なお、糸の直径を太くしたり、高密度にしたりすると、防透性は向上するが、ガーゼの特徴である通気性や軽量性が著しく損なわれる。
以上の理由から、従来の多重ガーゼ織物の諸性能では、衣類や寝具類の生地に適用するには不十分であり改善の余地があると考えられた。
ところで、パイルタオルでは、無撚糸パイルや弱撚糸パイルが用いられることもある。
一般的に用いられる撚糸は、綿花の繊維を撚って形成される。これに対し、無撚糸は、撚糸を撚り戻し、撚りのない状態になるように形成される。具体的は、撚糸と逆方向に水溶性を撚り、この複合糸により製織後、水溶性糸を溶解除去することにより、無撚状態となる。
無撚糸は、ふんわりとふくらみ、繊維間に空気をたくさん含んでいる。したがって、無撚糸パイルは、保温性や柔らかな肌触りを実現する。
弱撚糸は、無撚糸同様に撚糸を撚り戻すが、撚りが残るように形成される。弱撚糸も無撚糸に近似する性質を有する。
発明者は、無撚糸または弱撚糸をガーゼ織物に適用することを検討した。無撚糸または弱撚糸によるガーゼ組織は、通気性や軽量性を維持しながら、撚糸によるガーゼ組織に比べてボリューム感を有する。その結果、保温性、柔らかな肌触り、防透性が向上する。
しかしながら、一般に、無撚糸や弱撚糸は撚糸に比べ強度が劣る。したがって、無撚糸のみで構成されたガーゼ組織は、強度が劣る。弱撚糸のみで構成されたガーゼ組織も同様である。多重ガーゼとしても著しい強度向上にならない。
そこで、撚糸により構成されたガーゼ組織と無撚糸(または弱撚糸、以下同様)により構成されたガーゼ組織とを接結する多重ガーゼ織物に適用することを検討した。
撚糸により構成されたガーゼ組織が強度を維持するともに、無撚糸により構成されたガーゼ組織は、保温性、柔らかな肌触り、防透性を有する。すなわち、組み合わせにより相互の長所を併せ持つ。
発明者は、関連発明として、例えば特許文献1および特許文献2に係る多重ガーゼ織物を提案している。
図8は、関連発明に係る3重ガーゼ織物の断面図である。関連発明に係る3重ガーゼ織物は、表面層および裏面層に無撚糸を用い、中間層に撚糸を用いる。その結果、無撚糸と撚糸との収縮差に起因して皺が発生する。皺の嵩高性により、単に無撚糸を用いたという以上に、柔らかな肌触りが向上する。
同様に、皺の嵩高性により、単に無撚糸を用いたという以上に、保温性や防透性も向上する。
さらに、重量は実質的に同等である。言い換えると、ふんわりとした外観に比べて軽く、軽量性も向上する。
特許5435607号公報 特許5534383号公報
以上のように、関連発明に係る3重ガーゼ織物では、皺の嵩高性により、単に無撚糸を用いたという以上に、柔らかな肌触り、保温性、防透性、軽量性が向上する。
しかしながら、無撚糸と撚糸との収縮差に起因する皺では、嵩高性に限界があった。
その結果、柔らかな肌触り、保温性、防透性、軽量性の向上にも限界があった。
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、更なる嵩高性を有し、柔らかな肌触り、保温性、防透性、軽量性に優れた多重ガーゼ織物を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の多重ガーゼ織物は、平織構造により形成される表面層と、蜂巣織構造により形成される中間層と、平織構造により形成される裏面層と、を備える。前記表面層と中間層とは接結され、前記裏面層と中間層とは接結されている。前記接結は、蜂巣織構造の頂部においてされている。
これにより、表面層および裏面層において、接結間に皺が形成される。
皺による嵩高性と蜂巣織構造自体の嵩高性との相乗効果により、嵩高性が顕著に向上する。
好ましくは、前記表面層および裏面層は、無撚糸または弱撚糸により形成される。
撚糸と無撚糸(または弱撚糸)との収縮差により、嵩高性が更に向上する。
好ましくは、前記表面層および裏面層は、撚糸により形成される。
これにより、無撚糸を用いずとも顕著な嵩高性が得られる。その結果、製造コストが低減される。
好ましくは、前記中間層は第1中間層と第2中間層とを有し、前記第1中間層および第2中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度の半分であり、前記第1中間層および第2中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度の半分である。
好ましくは、前記中間層は1層であり、前記中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度と同じであり、前記中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度と同じである。
すなわち、上記多重ガーゼ織物は、一般的な3重ガーゼ織物と同程度の組織量(同程度の重量)である。同程度の重量において、嵩高性が顕著に向上する。
好ましくは、前記中間層は第1〜第4中間層とを有し、前記第1〜第4中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度の半分であり、前記第1〜第4中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度の半分である。
好ましくは、前記中間層は第1中間層と第2中間層とを有し、前記第1中間層および第2中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度と同じであり、前記第1中間層および第2中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度と同じである。
すなわち、上記多重ガーゼ織物は、一般的な4重ガーゼ織物と同程度の組織量(同程度の重量)である。同程度の重量において、嵩高性が顕著に向上する。
本発明の多重ガーゼ織物では、嵩高性が向上する。その結果、柔らかな肌触り、保温性、防透性、軽量性が向上する。
実施例1に係る多重ガーゼ織物の概念図 実施例1に係る多重ガーゼ織物の断面図 実施例1に係る多重ガーゼ織物の外観 実施例2に係る多重ガーゼ織物の概念図 実施例3に係る多重ガーゼ織物の概念図 実施例4に係る多重ガーゼ織物の概念図 比較例1に係る多重ガーゼ織物の断面図 比較例2に係る多重ガーゼ織物の断面図 効果比較1 効果比較2 効果比較3 一般的な蜂巣織構造を示す組織図 市販されているワッフル織タオル 実施例1における第1中間層(蜂巣織構造)および第2中間層(蜂巣織構造)の外観
〜概要〜
本実施形態は、多重ガーゼ織物であり、表面層と中間層と裏面層とを備える。表面層と中間層とは接結され、裏面層と中間層とは接結されている。
経糸により接結部を形成してもよいし、緯糸により接結部を形成してもよい。表面層の糸を中間層に接結させてもよいし、中間層の糸を表面層に接結させてもよい。裏面層の糸を中間層に接結させてもよいし、中間層の糸を裏面層に接結させてもよい。または、表面層と裏面層とが接結される結果、表面層と中間層とが接結され、裏面層と中間層とが接結されていてもよい。
表面層および裏面層は、経糸(縦糸)と緯糸(横糸)とから構成される。経糸に緯糸を供給して交差させ、平織構造が形成される。
表面層および裏面層に用いられる経糸および緯糸は16〜60番手(英式)(単糸換算)であることが好ましい。さらに、20〜40番手であることが好ましい。
細番手を用いる場合、組織を高密度とする。上限としては、経糸40本/inch、緯糸40本/inchを上限とする。
太番手を用いる場合、組織を低密度とする。下限としては、経糸24本/inch、緯糸24本/inchを上限とする。
さらに、20〜40番手を用いる場合は、経糸26〜34本/inch、緯糸26〜34本/inchであることが好ましい。
これにより、表面層および裏面層は、一般的なガーゼ織物(平織構造)となる。
中間層は、経糸と緯糸とから構成され、蜂巣織構造により形成される。蜂巣織構造とは、経糸と緯糸を長く浮かせて,表裏に菱形や方形の凹凸形状を織り出すものである。蜂巣織は、ワッフル菓子に織り目が似ていることからワッフルと呼ばれることもある。ただし、本願の蜂巣織構造による中間層と、一般に市販されているワッフル織タオルとは、若干異なる(別途後述)。
中間層に用いられる経糸および緯糸は10〜40番手(英式)(単糸換算)であることが好ましい。さらに、15〜30番手であることが好ましい。
中間層の組織密度は、筬の目(羽)の数を考慮し、表面層および裏面層と同等とする(実施例3および4参照)。すなわち、インチ当たりのタテヨコの糸本数の合計が48本〜80本であることが好ましい。ただし、中間層一層の組織密度を、表面層および裏面層の組織密度の半分とすると、さらに好ましい(実施例1および2参照)(別途後述)。
蜂巣織構造を構成する1リピートは、経糸8本×緯糸8本〜経糸28本×緯糸28本から形成される。さらに、経糸12本×緯糸12本〜経糸16本×緯糸16本から形成されることが好ましい。
上記中間層の組織密度を考慮すると、1リピートは、5×5mm〜25×25mm程度のサイズとなる。10×10mm〜16×16mm程度のサイズであることが好ましい。
表面層、中間層、裏面層に用いられる経糸および緯糸は、撚糸でもよいし、無撚糸でもよい。
表面層および裏面層に無撚糸を用いると、関連発明に係る効果(撚糸と無撚糸との収縮差による嵩高性)が付加され、皺の嵩高性が更に向上する。
表面層および裏面層に撚糸を用いると、無撚糸を用いずに皺の嵩高性を実現でき、製造コストが低減される。
多重ガーゼ織物には綿糸(特に純綿糸)を用いることを前提とし好ましいが、化学繊維との混紡糸やレーヨン等植物由来の再生繊維を適用してもよい。
〜基本原理〜
蜂巣織構造では、経糸と緯糸のそれぞれにおいて、交差が少ない部分と多い部分とがあり、縦糸、緯糸ともに交差の少ない部分が大きく収縮して凹凸形状を形成する。収縮は交差していない部分の長さに比例して発生するため、1リピートの中で収縮が大きい部分が凸、収縮が小さい部分が凹形状を形成する。
一方で、平織構造では経糸と緯糸が1:1で交差しお互いに干渉し合うため収縮が小さい。
また、蜂巣織構造では、凸部において経糸と緯糸が交わる箇所に頂部を形成する。なお、蜂巣織構造における凸部と凹部は表裏逆転する。表面層と中間層との接結および表面層と中間層との接結は頂部においてされる。
その結果、蜂巣織構造の収縮に平織構造は追従できず、表面層および裏面層では接結間において皺が発生する。
平織構造と蜂巣織構造との収縮差は、撚糸と無撚糸との収縮差にくらべて顕著である。その結果、関連発明に比べて皺による嵩高性が向上する。
また、蜂巣織構造自体が嵩高性を有するため、相乗効果により、関連発明に比べて嵩高性が更に向上する。
嵩高性が向上することにより、皺がクッションとなり、柔らかな肌触り感が向上する。
嵩高性が向上することにより、組織内部に空気を多く含み、保温性が向上する。
嵩高性が向上することにより、表離間の距離が確保され、防透性が向上する。
嵩高性が向上することにより、外観に対する軽量性も向上する。なお、単位面積当たり重量は組織の収縮に比例して若干増加する。
〜実施例〜
図1は、実施例1に係る多重ガーゼ織物の概念図である。簡略化のため接結については省略する。図2は、実施例1に係る多重ガーゼ織物の概略断面図である。
表面層および裏面層は平織構造により形成される。中間層は第1中間層と第2中間層とを有する。第1中間層および第2中間層は蜂巣織構造により形成される。
表面層と第1中間層とが接結され、裏面層と第2中間層とが接結されている。更に、第1中間層と第2中間層とが接結されている。なお、第1中間層と第2中間層との接結は無くてもよい。
第1中間層および第2中間層の経糸密度は、表面層および裏面層の経糸密度の半分であり、第1中間層および第2中間層の緯糸密度は、表面層および裏面層の緯糸密度の半分である。図1の例では、表面層および裏面層において経糸16本×緯糸16本が記載されているのに対し、第1中間層および第2中間層において経糸8本×緯糸8本が記載されている。すなわち、第1中間層および第2中間層からなる中間層全体では、経糸16本×緯糸16本が記載されている。
実施例1に係る多重ガーゼ織物は一見4層であるが、一般的な3重ガーゼ織物とほぼ同程度の組織量である。
図3は、実施例1に係る多重ガーゼ織物の外観である。表面層(および裏面層)では接結間において皺が発生している。経糸方向の皺および緯糸方向の皺を点線にて補足する。
図4は、実施例2に係る多重ガーゼ織物の概念図である。中間層は第1〜4中間層を有する。第1〜4中間層は蜂巣織構造により形成される。第1〜4中間層各層の組織密度は、表面層および裏面層の組織密度の半分である。
実施例2に係る多重ガーゼ織物は一見6層であるが、一般的な4重ガーゼ織物とほぼ同程度の組織量である。
図5は、実施例3に係る多重ガーゼ織物の概念図である。中間層は1層である。中間層は蜂巣織構造により形成される。
中間層の経糸密度は、表面層および裏面層の経糸密度と同じであり、中間層の緯糸密度は、表面層および裏面層の緯糸密度と同じである。図5の例では、表面層および裏面層において経糸16本×緯糸16本が記載されているのに対し、中間層において経糸16本×緯糸16本が記載されている。
実施例3に係る多重ガーゼ織物は3層である。一般的な3重ガーゼ織物とほぼ同程度の組織量である。
すなわち、実施例1は4層であり実施例3は3層であるが、両者の組織量(経糸および緯糸の合計数)は同程度である。言い換えると、実施例1は実施例3と同じ本数の経糸を用いて、中間層を2層に振り分けたものである。
図6は、実施例4に係る多重ガーゼ織物の概念図である。中間層は第1中間層と第2中間層とを有する。第1中間層および第2中間層は蜂巣織構造により形成される。第1中間層および第2中間層の組織密度は、表面層および裏面層の組織密度と同じである。
実施例4に係る多重ガーゼ織物は4層である。一般的な4重ガーゼ織物とほぼ同程度の組織量である。
〜嵩高等比較〜
図7は比較例1に係る多重ガーゼ織物の断面図である。比較例1は一般的な3重ガーゼ織物である。表面層と中間層と裏面層とを備える。表面層と中間層と裏面層は平織構造から形成される。表面層と中間層と裏面層は撚糸から形成される。
図8は比較例2に係る多重ガーゼ織物の断面図である。比較例2は関連発明に係る3重ガーゼ織物である。表面層と中間層と裏面層とを備える。表面層と中間層と裏面層は平織構造から形成される。表面層と裏面層は無撚糸から形成される。中間層は撚糸から形成される。図8において、太線は無撚糸を表わし、細線は撚糸を表わす。
図9は比較例1、比較例2、実施例3、実施例1とを比較する説明図である。
表面層と裏面層の経糸および緯糸に30英式番手の綿糸を用いた。経糸密度を32本/inchとし、緯糸密度を28本/inchとした。
中間層の経糸および緯糸に20英式番手相当の綿糸を用いた。経糸密度を32本/inchとし、緯糸密度を28本/inchとした。ただし、実施例1では組織密度は半分とした。すなわち、実施例1の中間層2層と実施例3の中間層1層は同程度の組織密度となる。
その結果、比較例1、比較例2、実施例3、実施例1の組織量はおおよそ同程度である(実質3層)。
ただし、比較例1および比較例2における収縮は縦横とも3〜5%程度であるのに対し、実施例1および実施例3における収縮は縦横とも13〜14%程度である。その結果、実施例1および実施例3における単位面積当たり重量は、比較例1および比較例2における単位面積当たり重量に比べて若干重くなっている。
なお、実施例1および実施例3では表面と裏面のガーゼ部分に撚糸を用いた。
比較例1と比較例2とを比べると、撚糸と無撚糸との収縮差により、表面層および裏面層において皺が発生し、厚さがおよそ1.5倍になる。
比較例1と実施例3とを比べると、平織構造と蜂巣織構造との収縮差により、表面層および裏面層において皺が発生するとともに、蜂巣織構造自体の嵩高性との相乗効果により、厚さがおよそ2.6倍になる。
比較例1と実施例1とを比べると、厚さがおよそ2.9倍になる。
実施例3と実施例1とを比べると、実施例1の方がより嵩高になる。すなわち、組織量が同じでも、中間層を2層に振り分けたほうが、嵩高性向上効果が得られる。
次に、ふんわりとした外観に対する軽さの評価として、単位面積当たり重量を厚さで除し、軽量性指標とする。
実施例1および実施例3における単位面積当たり重量は、比較例1および比較例2における単位面積当たり重量に比べて若干重くなっている。これに対し、実施例1および実施例3における軽量性指標は、比較例1および比較例2における軽量性指標に比べて格段に軽くなっている。
さらに詳細に評価する。比較例1と比較例2とを比べると64%程度になる。これに対し、比較例1と実施例3とを比べると48%程度になり、比較例1と実施例1とを比べると41%程度となり、格段に軽くなっている。
すなわち、実施例1および実施例3を被覆や寝具の生地やタオルに用いると、ふんわりとした外観に対して、非常に軽く感じる。
また、嵩高性向上に伴い、保温性も向上する。一方で、ガーゼ織物の特徴である通気性は、大きく低下せず、保温性の向上と反比例しない。
なお、厚さについてはJIS L 1096 A法(荷重0.3kpa)に、単位面積重量についてはJIS L 1096に、保温性についてはJIS L 1018/1096に、通気性についてはJIS L 1096/1018に準拠して測定した。
図10は比較例3、比較例4、実施例3、実施例1とを比較する説明図である。
比較例3は一般的な4重ガーゼ織物である。比較例4は一般的な5重ガーゼ織物である。層数以外の構成は、比較例1と同様である。
実質3層である実施例3および実施例1は、4層の比較例3より、さらに、5層の比較例4よりも嵩高となる。つまり、抜群の嵩高性を有する。
図11は比較例3、実施例4、実施例2とを比較する説明図である。比較例3は一般的な4重ガーゼ織物である。撚糸からなる平織構造が4層形成されている。
比較例3、実施例4、実施例2の組織量はおおよそ同程度(実質4層)である。ただし、実施例2および実施例4における単位面積当たり重量は、比較例3における単位面積当たり重量に比べて若干重くなっている。
すなわち、図11における比較においても、図9における比較と同様の結果となった。
〜一般的なワッフル織タオル〜
本願は、中間層を蜂巣織構造とすることを特徴とする。一方、一般に市販されているワッフル織タオルも蜂巣織構造を有する。しかしながら、以下説明するように、本願中間層と一般に市販されているワッフル織タオルとは異なる。
図12は一般的な蜂巣織構造を示す組織図の例である。図13は一般的に市販されているワッフル織タオルである。
一般に市販されているワッフル織タオルについて説明する。ワッフル織タオルは経糸、緯糸ともに8番手から15番手(英式)(単糸換算)の綿糸を用い、1インチ当たりの経糸の本数が30〜34本、緯糸の本数が30〜34本で、1リピートの糸本数は12本から32本、1リピートのサイズは10〜25mmのものが多い。このように、ワッフル織タオルでは、一般的なガーゼ織に比べて、組織密度が密である。
簡単な数値計算によれば、糸と糸の間隔は0.4〜0.6mm程度となる。実際には、糸の収縮の影響が大きいため、もっと狭くなる(例えば、0.5mm未満)。図13の例では、糸と糸の隙間を視認しづらい。
これにより、顕著な凹凸が形成される。ワッフル織タオルを軽く肌に接触させると、凸部のみが肌に接触し、水分を吸収する。凸部に吸収された水分は、一部は蒸発し、一部は凹部に移動する。その結果、凸部は常に乾燥した状態を維持する。すなわち、吸水性とさらさらした触感とが両立する。
これに対し、本願中間層では、例えば、20〜40番手(英式)(単糸換算)の糸を用い、経糸26〜34本/inch、緯糸26〜34本/inchの組織密度(中間層が2層の場合、組織密度は更に半分)とする。
図14は実施例1における第1中間層および第2中間層の外観である。中間層は第1中間層(蜂巣織構造)と第2中間層(蜂巣織構造)とが重ねられて形成されている。図示では、第2中間層の一部を捲って、第1中間層を露出させている。境界線を点線で補足する。
すなわち、本願中間層は組織密度が粗く、ワッフル織タオルのような効果は期待できず、単体では製品として用いることができない。
簡単な数値計算によれば、糸と糸の間隔は0.6〜0.9mm程度となる。特に、中間層を2層に分ける場合は、糸と糸の間隔は1.2〜1.8mm程度となる。図14の例では、糸と糸の隙間を容易に視認可能である。
以上説明したように、本願中間層と一般に市販されているワッフル織タオルとは異なる。
なお、蜂巣織構造は平織構造の変形例である。したがって、本願中間層をガーゼの変形例として扱う。
〜多重ガーゼ織物の適用〜
本願発明の多重ガーゼ織物では、ガーゼ織物の特徴は維持されるとともに、嵩高性およびこれに付随する効果が向上する。その結果、ガーゼタオルやハンカチはもちろん、被服(ガウン、パジャマ、シャツ、パンツ、マフラー、乳幼児用品等)や寝装具類(シーツ、ブランケット、枕カバーなど)の生地として好適である。
例えば、シャツとして着ると、日中は涼しく感じ、夜には温かく感じ、気温の変化に対応可能である。
また、タオルとして用いると、ガーゼ織とワッフル織の両方の長所を有する。
G 平織構造
H 蜂巣織構造

Claims (9)

  1. 平織構造により形成される表面層と、
    蜂巣織構造により形成される中間層と、
    平織構造により形成される裏面層と、
    を備え、
    前記表面層と中間層とは接結され、前記裏面層と中間層とは接結されている
    ことを特徴とする多重ガーゼ織物。
  2. 前記接結は、蜂巣織構造の頂部においてされている
    ことを特徴とする請求項1記載の多重ガーゼ織物。
  3. 前記表面層および裏面層に皺が形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の多重ガーゼ織物。
  4. 前記表面層および裏面層は、無撚糸または弱撚糸により形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の多重ガーゼ織物。
  5. 前記表面層および裏面層は、撚糸により形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の多重ガーゼ織物。
  6. 前記中間層は第1中間層と第2中間層とを有し、
    前記第1中間層および第2中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度の半分であり、
    前記第1中間層および第2中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度の半分である
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の多重ガーゼ織物。
  7. 前記中間層は1層であり、
    前記中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度と同じであり、
    前記中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度と同じである
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の多重ガーゼ織物。
  8. 前記中間層は第1〜第4中間層とを有し、
    前記第1〜第4中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度の半分であり、
    前記第1〜第4中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度の半分である
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の多重ガーゼ織物。
  9. 前記中間層は第1中間層と第2中間層とを有し、
    前記第1中間層および第2中間層の経糸密度は、前記表面層および裏面層の経糸密度と同じであり、
    前記第1中間層および第2中間層の緯糸密度は、前記表面層および裏面層の緯糸密度と同じである
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の多重ガーゼ織物。
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