JP6500496B2 - 焦電型赤外線検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、焦電効果を利用して赤外線を検出する焦電型赤外線検出器に関する。
焦電型赤外線検出器は、入射される赤外線のエネルギーの変化を焦電効果を利用して電気エネルギーの変化として出力する。即ち、赤外線のエネルギーによる温度変化により分極状態が変化する焦電結晶での電荷の発生を利用して、赤外線が検出される。焦電型赤外線検出器は、例えばフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)や人体を対象にした近接センサなどに利用される。
焦電型赤外線検出器に使用される焦電結晶として、重水素化硫酸トリグリシン(DTGS)単結晶や重水素化L−アラニンドープ硫酸トリグリシン(DLATGS)単結晶などが検討されている。DTGSは、硫酸トリグリシン(TGS)結晶の水素原子のすべて又は一部を重水素に置換し、キュリー温度をTGS結晶よりも高くしたものである。更にL−α−アラニンをドープしたものが、DLATGSである。DTGS単結晶やDLATGS単結晶を焦電結晶に用いることにより、優れた焦電特性の焦電型赤外線検出器が得られる。
ところで、分極状態の変化によって焦電結晶が変形する。このため、焦電結晶を用いた赤外線センサでは、赤外線センサの下面(受光面とは反対側の面)の全体や複数個所を基板に固着した場合に、赤外線センサの変形が無理に抑えられることになる。その結果、焦電結晶が圧電性であるためにノイズ(以下において「圧電性ノイズ」という。)が発生したり、焦電結晶にクラックが発生したりする問題がある。特に、薄いDTGS単結晶やDLATGS単結晶などを焦電結晶に用いた場合にこの問題は顕著である。このため、例えば赤外線センサの下面の中央の略円形領域だけを導電性ペーストで支持し、下面の他の領域と基板との間を空隙とする構造などが採用される(例えば、特許文献1参照。)。この構造により、赤外線センサの変形が可能となり、圧電性ノイズやクラックの発生が防止される。
特許第4581609号公報
しかしながら、赤外線センサの下面の中央領域だけを支持する構造の場合には、熱平衡状態の変化に起因して焦電結晶の基板から浮いている部分が変形し、変形した部分が赤外線センサを搭載する基板に接触するという問題があった。基板との接触によって焦電結晶の分極状態が変化するなどしてノイズが発生し、検出精度が低下する。
上記問題点に鑑み、本発明は、赤外線センサの下面の中央領域だけを基板で支持する構造を有しつつ、検出精度の低下を抑制できる焦電型赤外線検出器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、(ア)基板と、(イ)受光面と受光面に対向する下面とを連結する側面同士が交差するコーナー部が面取りされた焦電結晶、受光面の中央に配置された上部電極、及び下面の中央に配置された下部電極を有する赤外線センサとを備え、赤外線センサが下面の中央領域においてのみ基板に支持され、中央領域を除いた下面の他の領域では赤外線センサと基板との間に空間が設けられている焦電型赤外線検出器が提供される。
本発明によれば、赤外線センサの下面の中央領域だけを基板で支持する構造を有しつつ、検出精度の低下を抑制できる焦電型赤外線検出器を提供できる。
本発明の実施形態に係る焦電型赤外線検出器の構造を示す模式的な側面図である。 本発明の実施形態に係る焦電型赤外線検出器の構造を示す模式的な平面図である。 焦電結晶と基板との接触を説明するための写真であり、図3(a)は焦電結晶の変形していない状態を示し、図3(b)は焦電結晶の変形した状態を示す。 FTIR測定における接触ノイズの発生を示すグラフである。 比較例1の構成を示す模式的な側面図である。 比較例2の構成を示す模式的な側面図である。 焦電結晶のサイズが小さい比較例を示す模式的な平面図である。 本発明のその他の実施形態に係る焦電型赤外線検出器の構造を示す模式的な平面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。
又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態に係る焦電型赤外線検出器1は、図1及び図2に示すように、基板10と、受光面211と受光面211に対向する下面212とを連結する側面同士が交差するコーナー部が面取りされた焦電結晶21を有する赤外線センサ20とを備える。焦電結晶21の赤外線が入射される受光面211には上部電極22が配置され、焦電結晶21の下面212には下部電極23が配置されて、赤外線センサ20が構成されている。なお、赤外線が入射する上部電極22の表面に、熱変換効率を上げるための黒化膜24が配置されている。
図1及び図2に示すように、焦電型赤外線検出器1では、赤外線センサ20が下面212の中央領域においてのみ基板10に支持されている。つまり、中央領域を除いた下面212の他の領域では、赤外線センサ20と基板10との間に空間が設けられている。
基板10は、例えばセラミック基板である。基板10の基板表面101には導電パターン11が形成されている。基板10の導電パターン11と赤外線センサ20の下部電極23とは、導電性接着材30を介して電気的に接続されている。焦電結晶21の下面212の中央領域だけに配置された導電性接着材30によって、赤外線センサ20が基板10に固着されている。このため、導電性接着材30が配置されていない下面212の中央領域以外では、焦電結晶21の下面212と基板10の基板表面101との間に空間が生じている。導電性接着材30の厚み、即ち焦電結晶21と基板10との間の空間は、例えば10μm〜20μm程度である。導電性接着材30には、導電性ペーストなどが使用される。
図1に示すように、赤外線センサ20及び基板10は、パッケージ40の内部に格納されている。赤外線は、パッケージ40に設置された入射窓41を透過して、焦電結晶21の受光面211に入射する。入射窓41には赤外線を透過する材料が使用され、例えばタリウムハライドの混晶であるKRS−5などが好適に用いられる。
また、基板10には、第1電極端子51、第2電極端子52、第3電極端子53が配置されている。以下において、第1電極端子51、第2電極端子52、第3電極端子53を総称して「電極端子50」という。電極端子50は、上部が基板表面101上に突出した状態で基板10に埋め込まれている。第1電極端子51、第2電極端子52、第3電極端子53のそれぞれは、パッケージ40を貫通する第1ピン61、第2ピン62、第3ピン63に接続されている。
焦電型赤外線検出器1では、パッケージ40の内部に格納されたFET70によって、赤外線センサ20の焦電結晶21における電荷の発生によりに生じた電気信号を増幅する。FET70は、例えば図2に示すように、基板10の基板表面101に配置される。なお、図1ではFET70の図示を省略している。
FET70のソース端子71は、導電パターン11を介して基板表面101で第1電極端子51と電気的に接続されている。FET70のドレイン端子72は、導電パターン11を介して基板表面101で第2電極端子52と電気的に接続されている。また、FET70のゲート端子73は、導電性接着材30と導電パターン11を介して、赤外線センサ20の下部電極23と電気的に接続されている。
一方、赤外線センサ20の上部電極22は、ワイヤ80を介して第3電極端子53と電気的に接続されている。
従来のTGS系結晶を使用した場合よりも優れた焦電特性が得られるため、DTGS単結晶やDLATGS単結晶が焦電結晶21に好適に使用される。例えば、受光面211を2mm×2mm程度の平板状に切り出したDTGS単結晶やDLATGS単結晶が、焦電結晶21に使用される。
なお、赤外線センサ20の感度を高くするために、焦電結晶21に使用するDTGS単結晶やDLATGS単結晶の厚みは10μm〜20μm程度に薄くする必要がある。このため、赤外線が入射されることによって生じる赤外線センサ20の変形が大きい。したがって、例えば赤外線センサ20の下部の全面を基板10に固着させた場合には、赤外線センサ20の変形が無理に抑えられる。その結果、既に述べたように、圧電性ノイズが発生したり焦電結晶にクラックが発生したりする。
しかし、図1に示した焦電型赤外線検出器1では、赤外線センサ20の下部の中央領域だけを基板10に固着し、下部の他の領域と基板10との間に空間が設けられている。この構造により、赤外線センサ20の変形が可能となり、焦電結晶21の内部のストレスが緩和される。その結果、圧電性ノイズやクラックの発生が防止される。なお、導電性接着材30が所望の領域で赤外線センサ20と基板10との間で広がるように、例えば導電性接着材30として使用される導電性ペーストの粘度やディスペンサによる導電性ペーストの塗布量などを調整する。
ところで、赤外線センサ20が下面の中央領域においてのみ基板10に支持されているため、赤外線を受光した焦電結晶21が膜厚方向に変形した際に、基板10に対して浮いている焦電結晶21の端部と基板10とが接触する場合がある。この焦電結晶21の膜厚方向の変形はコーナー部において最も大きいため、コーナー部が基板10と接触する。本発明者らは、以下に説明するように、焦電結晶21と基板10との接触が断続的に発生することによって焦電型赤外線検出器の出力信号にノイズ(以下において「接触ノイズ」という。)が発生することを見出した。
接触ノイズは、例えばFTIR測定において発生する。FTIR測定では、アパーチャーを全開にしてゲイン調整を行った後に、アパーチャーをある程度まで閉じて実測定が行われる。このようにゲイン調整時と実測定時でのアパーチャーの開口面積が異なるため、実測定を開始する時点で熱平衡状態の変化に起因して焦電結晶21の基板10から浮いている部分が変形し、接触ノイズが発生する。図3(a)に焦電結晶21の変形する前の状態、図3(b)に焦電結晶21の変形した後の状態の例を示す。焦電結晶21は、厚みが20μm程度のDLATGS単結晶である。焦電結晶21と基板10との間の空間は、20μm程度である。図3(b)に示すように、焦電結晶21の変形によって、焦電結晶21のコーナー部と基板10とが接触する。
図4に、比較例の焦電型赤外線検出器を用いたFTIR測定の実測定開始時において発生する接触ノイズの例を示す。図4の横軸は実測定を開始してからの時間であり、縦軸は接触ノイズの大きさを表す。
図4における特性S0は、図5に示した比較例1の構造を有する焦電型赤外線検出器を使用した場合に発生する接触ノイズである。比較例1では、赤外線センサ20の下部の全面を基板10に固着させている。
図4における特性S1〜特性S3は、図6に示した比較例2の構造を有する焦電型赤外線検出器を使用した場合に発生する接触ノイズである。比較例2では、赤外線センサ20の下部の中央領域のみを基板10に固着させ、且つ、焦電結晶21のコーナー部は面取りされていない。
図4の特性S0に示すように、比較例1では接触ノイズが小さい。つまり、アパーチャーを全開にした状態と遮光した状態とで焦電結晶21と基板10との接触状態が変化しない場合には、接触ノイズの発生が抑制される。ただし、比較例1では圧電性ノイズやクラックが発生しやすいことは既に述べた通りである。
一方、特性S1〜特性S3に示すように、比較例1に対して比較例2では接触ノイズが大きく、接触ノイズが減衰する時間が長い。
以上から、焦電結晶21と基板10とが断続的に接触することに起因して、接触ノイズが発生することを確認できる。これは、焦電結晶21と基板10とが接触するたびに、焦電結晶21の電位が変動したり、焦電結晶21から基板10に熱が放出されて焦電結晶21の温度分布が変動したりするためである。その結果、焦電結晶21の分極状態が変化し、接触ノイズが発生する。また、電位や温度分布の変動に起因して焦電結晶21の変形量が変化し、焦電結晶21と基板10とが断続的に接触する。図4から、変形量は時間経過と共に減少することがわかる。なお、特性S1〜特性S3間の差異は、製造ばらつきによる導電性接着材30の厚みの差や導電性接着材30と焦電結晶21との接触面積の差に起因すると考えられる。
接触ノイズが発生した状態でFTIR測定を行うと測定結果の精度が低いため、実測定の開始を遅らせる必要がある。即ち、測定結果に影響を及ぼさない程度まで接触ノイズが十分に減衰した後に、測定を行うことが必要である。したがって比較例2ではFTIR測定に要する時間が増大する。なお、図4に示すように、特性S1〜特性S3では接触ノイズの大きさや減衰時間にばらつきがある。このため、接触ノイズの大きさや減衰時間でFTIRの選別をすることも可能であるが、選別に要する時間や不良品の発生によってコストが増大する。
これに対し、図1に示した焦電型赤外線検出器1では、焦電結晶21のコーナー部を面取りすることによって、焦電結晶21の変形に起因して焦電結晶21と基板10とが接触することが防止される。例えば焦電結晶21の受光面211及び下面212が矩形状である場合は、図2に示したように焦電結晶21の4隅が面取りされる。これにより、接触ノイズの発生を防止できる。その結果、検出精度の低下を抑制できる。例えばFTIR測定に要する時間の増大を抑制できる。
なお、図2では矩形状の焦電結晶21について4隅を面取りする例を示したが、4隅すべてを面取りするとは限られない。即ち、焦電結晶21の変形に起因して焦電結晶21と基板10とが接触することが防止されるのであれば、すべての隅部を面取りする必要は無く、一つ或いは複数の隅部を面取りしてもよい。
既に述べたように、焦電結晶21に使用するDTGS単結晶やDLATGS単結晶は10μm〜20μm程度に薄いことが好ましい。このように薄い場合には、焦電結晶21の変形量が大きい。したがって、図1に示した焦電型赤外線検出器1の構成は、焦電結晶21にDTGS単結晶やDLATGS単結晶を使用した場合に有効である。
また、焦電結晶21のコーナー部を面取りすることは、焦電結晶21のコーナー部の下方において基板10の基板表面101から焦電結晶21の下面方向に突出する凸部が形成されている場合に、特に有効である。例えば、図2に示すように、電極端子50が焦電結晶21のコーナー部下方に配置されている場合などである。焦電結晶21のコーナー部を面取りすることによって、焦電結晶21が変形した場合にも、焦電結晶21と電極端子50とが接触することを防止できる。
なお、図7に示したように、焦電結晶21のサイズを小さくすることによって、焦電結晶21のコーナー部と電極端子50とが重ならないようにすることができる。これにより、接触ノイズの発生を抑制することが可能である。しかし、受光面211の面積が小さくなることによって、赤外線センサ20の発生する電気信号が小さくなり、焦電型赤外線検出器1の感度が低下する。
また、焦電結晶21を厚くすることによって焦電結晶21の変形を小さくして、接触ノイズを抑制することも考えられる。しかし、焦電結晶21を厚くすると、焦電結晶21の上部と下部とで温度差が生じるなどして、特性が劣化する。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係る焦電型赤外線検出器1によれば、焦電結晶21のコーナー部を面取りすることによって、接触ノイズの発生を抑制することができる。その結果、赤外線センサ20の下面の中央領域だけを基板で支持することで圧電性ノイズやクラックの発生を防止しつつ、検出精度の低下を抑制できる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた実施形態の説明においては、焦電結晶21のコーナー部がC面取りされている例を示したが、コーナー部がR面取りされてもよい。また、R面取りする範囲を拡げることによって、焦電結晶21と基板10との接触をより効果的に防止できる。このため、例えば図8に示すように、受光面211が略円形状になるように焦電結晶21を形成してもよい。
また、上記では焦電結晶21の例としてDTGS単結晶やDLATGS単結晶を記載したが、他の結晶を焦電結晶21に使用した場合においても同様に、焦電結晶21のコーナー部を面取りすることによって接触ノイズの発生を抑制できる。例えば、TGS系結晶やLiTa結晶を焦電結晶21に使用してもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…焦電型赤外線検出器
10…基板
11…導電パターン
20…赤外線センサ
21…焦電結晶
22…上部電極
23…下部電極
30…導電性接着材
51…第1電極端子
52…第2電極端子
53…第3電極端子
70…FET
80…ワイヤ
101…基板表面
211…受光面
212…下面

Claims (5)

  1. 基板と、
    受光面と前記受光面に対向する下面とを連結する側面同士が交差するコーナー部が面取りされた焦電結晶、前記受光面の中央に配置された上部電極、及び前記下面の中央に配置された下部電極を有する赤外線センサと
    を備え、
    前記赤外線センサが前記下面の中央領域においてのみ前記基板に支持され、前記中央領域を除いた前記下面の他の領域では前記赤外線センサと前記基板との間に空間が設けられていることを特徴とする焦電型赤外線検出器。
  2. 前記焦電結晶が、複数の隅部を面取りされた矩形状であることを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線検出器。
  3. 前記焦電結晶の前記受光面が略円形状であることを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線検出器。
  4. 前記下面の前記中央領域に配置された導電性接着材によって、前記赤外線センサが前記基板に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の焦電型赤外線検出器。
  5. 前記基板の表面に導電パターンが形成され、前記導電性接着材によって前記導電パターンと前記焦電結晶の前記下部電極とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の焦電型赤外線検出器。
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