JP6497620B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、器具本体と、器具本体に対して着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを有する照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具は、いわゆるシステム天井に埋込配設される照明器具である。この照明器具は、光源収納枠を有する本体と、光源収納枠の内側に設けられ、基板と基板上に搭載された発光素子とを有する光源モジュールと、光源モジュールに取り付けられた取付具とを備える。取付具は、保持位置と解除位置との間を移動自在な係止部を有する。係止部は、光源モジュールの端部から突出するように設けられる。保持位置における係止部は、光源収納枠に係止して光源モジュールを本体に対して保持させる。一方、解除位置における係止部は、光源収納枠との係止を解除して光源モジュールを本体に対して離脱可能にする。
特開2013−179003号公報
ところで、特許文献1記載の照明器具は、本体を電気的に接地するために光源モジュールと本体とを電気的に接続(導通)する構成について、何ら開示していない。例えば、光源モジュールに含まれる導電部材(放熱板)と、本体とが電線で電気的に接続される場合、設置時の作業において、光源モジュールを本体に取り付けた後に光源モジュールと本体を電線で接続しなければならない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、作業性の向上を図ることを目的とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを備え、前記器具本体は、金属板で構成されるベースと、前記ベースに設けられる引掛部及び保持部とを有し、前記光源ユニットは、金属製のユニット本体と、前記ユニット本体の一方の端部から突出する引掛片と、前記ユニット本体の他方の端部に設けられて前記保持部に保持される保持体とを有し、前記引掛部は、金属製の下地材の表面に塗膜が形成され、かつ、前記引掛片の先端が引っ掛けられるように構成され、前記引掛片の先端に突起設けられ、前記突起は、前記引掛片における前記突起を除く部位よりも鋭利であり、前記光源ユニットは、前記引掛部に接触する前記突起の先端を支点として回転させられることにより、前記保持体を前記保持部に保持させるように構成されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、作業性の向上を図ることができるという効果がある。
本実施形態に係る照明器具を示し、システム天井に埋込配設された状態の分解斜視図である。 同上における器具本体を示し、図2Aは正面図、図2Bは左側面図、図2Cは平面図である。 同上における光源ユニットの一部破断した正面図である。 同上における光源ユニットを示し、図4Aは平面図、図4Bは側面図である。 同上における光源ユニットの長手方向から見た側面図である。 同上における光源ユニットの長手方向から見た別の一部破断した側面図である。 図7Aは同上の器具本体への光源ユニットの取付途中の状態を示す、一部破断した側面図、図7Bは同上の器具本体に光源ユニットを取り付けた状態を示す、一部破断した側面図である。 同上の器具本体への光源ユニットの取付途中の状態の要部を示す、一部破断した側面図である。 同上の器具本体への光源ユニットを取り付けた状態の要部を示す、一部破断した側面図である。 同上の器具本体に光源ユニットを取り付けた状態の要部を示す、一部破断した側面図である。
以下、本実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の照明器具は、図1に示すように、いわゆるシステム天井に埋込配設される照明器具であり、器具本体1、光源ユニット5、電源ユニット6を備える。
器具本体1は、図1及び図2A〜図2Cに示すように、天板(ベース)2及び4つの側板3を有して下方に開放された矩形の箱形に形成される。天板2は、鋼板などの金属製の板材によって正方形状に形成されている。4つの側板3は、鋼板などの金属製の板材によって長方形状に形成され、天板2の四つの辺から下向きに起立するように構成される。すなわち、器具本体1は、鋼板などの金属製の板材が打ち抜かれて曲げ加工されることにより、下方に開放された、扁平かつ矩形の箱状に形成される。
また、器具本体1は、2つの仕切板4を備えることが好ましい。2つの仕切板4は、鋼板などの金属製の板材により、同一形状及び同一寸法の長方形状に形成される。2つの仕切板4は、対向する2つの側板3と平行し、かつ、天板2と4つの側板3で囲まれた空間(以下、器具本体1の内部空間と呼ぶ)を3等分するように天板2及び2つの側板3に固定される(図2A及び図2B参照)。各仕切板4は、例えば、溶接などの適宜の方法で天板2及び2つの側板3に接合(固定)されることが好ましい。2つの仕切板4で3等分された内部空間のうち、中央の内部空間を除く2つの内部空間に、光源ユニット5がそれぞれ1台ずつ収容される(図1参照)。なお、中央の内部空間には、空調設備や防災設備などが収容される。以下の説明においては、光源ユニット5が収容される2つの内部空間を、それぞれ収容空間40と呼ぶ(図1参照)。なお、各収容空間40における天板2には、長円形の3つの孔20が長手方向に沿って一列に並ぶように設けられている(図2A参照)。また、器具本体1の表面には、例えば、白色の塗料からなる塗膜が形成される。
各収容空間40には、第1取付具10と第2取付具11がそれぞれ設けられる。第1取付具10は、図2A及び図2Cに示すように、第1固定部100と、第1縦板部101と、第1引掛部102とを有する。第1固定部100は、長方形の1つの角部が矩形に切り
欠かれた形状に形成される(図2A参照)。第1縦板部101は、長方形状であり、かつ、第1固定部100の内側の端縁における長手方向の中央から下向きに突出するように形成される(図2C参照)。第1引掛部102は、長方形状であり、第1縦板部101の先端縁(下端縁)から第1固定部100に平行、かつ、第1固定部100から離れる向きに突出するように形成される(図2A及び図2C参照)。ただし、2つの第1取付具10は、互いに鏡像の関係にある。
第2取付具11は、図2A及び図2Cに示すように、第2固定部110と、第2縦板部111と、第2引掛部112とを有する。第2固定部110、第2縦板部111及び第2引掛部112は、第1固定部100、第1縦板部101及び第1引掛部102とそれぞれ同一形状及び同一寸法に形成される(図2A及び図2C参照)。つまり、2つの第2取付具11は、互いに鏡像の関係にあり、かつ、同じ収容空間40に設けられる第1取付具10とも鏡像の関係にある(図2A参照)。また、第1取付具10及び第2取付具11の表面にも、例えば、白色の塗料からなる塗膜が形成される。なお、第1取付具10及び第2取付具11は、いずれも側板3と一体に形成されることが好ましい(図8及び図10参照)。
電源ユニット6は、図1に示すように、電源装置、電源装置を内部に収容する筐体60、2つの端子台61などを有する。電源装置は、例えば、整流回路とスイッチング電源回路を有し、商用の電力系統から一方の端子台61を介して供給される交流電圧・交流電流を直流電圧・直流電流に変換するように構成されることが好ましい。また、電源装置は、他方の端子台61を介して外部から与えられる調光信号に応じて、直流電圧・直流電流を増減するように構成されることが好ましい。さらに、電源装置は、2本の出力ケーブル62を備える。各出力ケーブル62の先端には、プラグコネクタ63がそれぞれ電気的に接続されている。つまり、電源装置は、各出力ケーブル62とプラグコネクタ63を介して、2つの光源ユニット5とそれぞれ電気的に接続される。
筐体60は、金属板によって扁平な矩形の箱状に形成される。また、筐体60の長手方向の寸法は、器具本体1の幅寸法(対向する2つの側板3の間の距離)にほぼ等しい。筐体60は、ねじ止めなどの適宜の方法で天板2に取り付けられる。なお、出力ケーブル62は、天板2に設けられた孔20を通して収容空間40に引き込まれることが好ましい。
次に、図3、図4A、図4B、図5及び図6を参照して、本実施形態における光源ユニット5を詳細に説明する。光源ユニット5は、ユニット本体50、光源モジュール51、カバー52、ストッパ53、第1基台54、第2基台55、第1取付金具56及び第2取付金具57などを備える。
ユニット本体50は、例えば、鉄板などの板材により、角樋状の収容部500と、一対のフランジ部501とが一体に形成されて構成される。フランジ部501は、収容部500の長手方向に沿った両端から、収容部500の底と平行し、かつ外向きに突出するように形成されることが好ましい(図4A及び図4B参照)。そして、収容部500の底に、光源モジュール51が取り付けられる(図3参照)。なお、収容部500の長手方向に沿った両端からは、フランジ部501と逆向き(内向き)に突出する突片がそれぞれ設けられる。
光源モジュール51は、図3に示すように、実装基板510に複数個の固体発光素子511が実装されて構成される。実装基板510は、ユニット本体50よりも幅が狭く、かつ長尺の長方形状に形成される。固体発光素子511は、例えば、白色発光ダイオードであり、実装基板510の表面(下面)における短手方向(幅方向)の中央に、長手方向に沿って等間隔に並ぶように実装されることが好ましい。ただし、固体発光素子511は、発光ダイオード以外の有機エレクトロルミネッセンス素子などであっても構わない。
カバー52は、略半円筒形に形成され、長手方向に沿った両端から、平板状の突部が外向きに突出するように構成される(図4A、図4B、図5及び図6参照)。カバー52は、透光性を有する材料(例えば、ポリカーボネート樹脂等)によって形成されることが好ましい。カバー52は、一対の突部がユニット本体50の一対の突片の上に載せられるようにして、ユニット本体50の収容部500の下面側に取り付けられる。そして、収容部500の長手方向の両端にそれぞれストッパ53が取り付けられる。各ストッパ53は、合成樹脂材料により、長手方向から見てL字状に形成される。各ストッパ53は、ユニット本体50の突片との間でカバー52の突部を挟み込んで支持するように構成される(図3及び図5参照)。
第1基台54は、第1台座部540、一対の第1側壁部541、一対の第1固定片542、第1後壁部543を有する(図4A及び図4B参照)。第1台座部540は、矩形平板状に形成される。一対の第1側壁部541は、第1台座部540の隣り合わない2辺から下向きに突出するように形成される。一対の第1固定片542は、各第1側壁部541の先端から外向きに突出するように形成される。第1後壁部543は、第1台座部540の第1側壁部541に隣り合う1つの辺から下向きに突出するように形成される。なお、第1台座部540、一対の第1側壁部541、一対の第1固定片542及び第1後壁部543は、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。第1基台54は、図4A、図4B及び図5に示すように、ユニット本体50の長手方向における一端部に取り付けられる。より詳細には、第1基台54は、各第1固定片542がユニット本体50の各フランジ部501にねじ止めされることにより、ユニット本体50の上側に取り付けられる。
一方、第2基台55は、第2台座部550、一対の第2側壁部551、一対の第2固定片552、第2後壁部553及び第2前壁部554を有する(図4A及び図4B参照)。第2台座部550は、矩形平板状に形成される。一対の第2側壁部551は、第2台座部550の隣り合わない2辺から下向きに突出するように形成される。一対の第2固定片552は、各第2側壁部551の先端から外向きに突出するように形成される。第2後壁部553は、第2台座部550の第2側壁部551に隣り合う1つの辺から下向きに突出するように形成される。第2前壁部554は、第2台座部550の第2側壁部551に隣り合う残り1つの辺から上向きに突出するように形成される。なお、第2台座部550、一対の第2側壁部551、一対の第2固定片552、第2後壁部553及び第2前壁部554は、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。
ここで、第2前壁部554には、保持体555と、一対の位置決め片556とが一体に形成される(図6参照)。保持体555は、矩形平板状の保持片5550と、保持片5550の端部と第2前壁部554の先端とを繋ぐ連結片5551とを有する。保持片5550は、長手方向の寸法が第2前壁部554の長手方向の寸法よりも短く、かつ、第2台座部550と平行するように構成される。また、連結片5551は、長手方向から見て保持片5550から離れる向きに膨らむように湾曲している(図4B参照)。つまり、保持体555は、連結片5551が撓むことで保持片5550を上下方向に変位可能とするように構成されている。一対の位置決め片556は、短冊形に形成され、第2前壁部554の長手方向の両端から斜め上向きに突出するように構成される(図4B及び図6参照)。
第2基台55は、図4A、図4B及び図6に示すように、ユニット本体50の長手方向における他端部に取り付けられる。より詳細には、第2基台55は、各第2固定片552がユニット本体50の各フランジ部501にねじ止めされることにより、ユニット本体50の上側に取り付けられる。
ここで、第2台座部550の下面には、レセプタクルコネクタ58が取り付けられる(図6参照)。レセプタクルコネクタ58は、電線を介して、光源モジュール51の実装基板510に形成されている導体と電気的に接続される。そして、レセプタクルコネクタ58は、電源ユニット6のプラグコネクタ63と挿抜可能に接続される。つまり、光源モジュール51の各固体発光素子511は、レセプタクルコネクタ58を介して電源ユニット6から供給される直流電圧・直流電流によって発光(点灯)する。なお、レセプタクルコネクタ58が第2台座部550の下面に取り付けられることにより、レセプタクルコネクタ58と電気的に接続される電線に、不用意に外力が加わることを避けることができる。
第1取付金具56は、第1取付片560、第1縦片561、第1横片562及び第1引掛片563を有する。なお、第1取付片560、第1縦片561、第1横片562及び第1引掛片563は、金属製の板材が打ち抜き加工や曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。第1取付片560は、矩形平板状に形成され、第1基台54の第1台座部540の上面にねじ止めされて取り付けられる(図4A及び図4B参照)。第1縦片561は、矩形平板状に形成され、第1取付片560の長手方向に沿った一方の端から上向きに起立するように構成される。第1横片562は、矩形平板状に形成され、第1縦片561の先端(上端)から第1取付片560と平行、かつ、第1取付片560と逆向きに突出するように構成される。
第1引掛片563は、図4B及び図5に示すように、第1横片562の先端から下向きに突出するように形成される。また、第1引掛片563は、長手方向における両端を除く部分が矩形に切り欠かれている。さらに、第1引掛片563の矩形の切欠部5630における長手方向の中央寄りの位置に、2つの突起564が設けられている(図5参照)。これら2つの突起564は、打ち抜き加工によって三角形状に形成される。また、各突起564の頂点(先端)は、切欠部5630の他の部位よりも鋭利に形成され、かつ、切欠部5630の先端(下端)よりも先(下)に突出している(図5参照)。
第2取付金具57は、第2取付片570、第2縦片571、第2幅広片572及び第2引掛片573を有する。なお、第2取付片570、第2縦片571、第2幅広片572及び第2引掛片573は、金属製の板材が打ち抜き加工や曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。第2取付片570は、矩形平板状に形成され、第2基台55の第2台座部550の下面にねじ止めされて取り付けられる(図4A及び図4B参照)。第2縦片571は、矩形平板状に形成され、第2取付片570の長手方向に沿った一方の端から上向きに起立するように構成される。第2幅広片572は、長手方向の寸法が第2縦片571よりも大きい矩形平板状に形成され、第2縦片571の先端から上向きに突出するように形成される(図6参照)。第2引掛片573は、第2縦片571の先端から斜め下向きに突出するように形成される(図4B参照)。なお、第2引掛片573の先端(下端)は、保持体555の保持片5550の上方に位置する。
次に、図7〜図10を参照して、本実施形態の照明器具の施工手順、特に、器具本体1への光源ユニット5の取付手順について、詳細に説明する。
まず、施工作業を行う作業者は、電源ユニット6を取り付けた器具本体1をシステム天井に埋込配設する。ただし、システム天井への器具本体1の取付方法については、従来周知であるから詳細な説明を省略する。
続いて、作業者は、光源ユニット5の第1取付金具56を器具本体1の第1取付具10に取り付ける。最初に、作業者は、図7A及び図8に示すように、第1引掛片563の切欠部5630の先端(突起564の頂点)を、第1取付具10の第1引掛部102の上に載せるようにして引っ掛ける。そして、作業者は、第1引掛部102に引っ掛けた第1引掛片563を支点として、光源ユニット5を持ち上げるように回転させる。ここで、第1引掛部102と器具本体1の天板2との距離D1は、第1引掛片563の突起564の先端から第1横片562までの距離H1よりも短くなっている(図8参照)。したがって、作業者が光源ユニット5を上向きに回転させることにより、第1取付金具56の第1横片562が天板2の下面に当たるので、第1引掛片563が第1引掛部102を下向きに撓ませながら第1取付具10の第1縦板部101に近付いていく。このとき、第1引掛片563は、2つの突起564(の頂点)によって第1引掛部102の表面に形成されている塗膜を剥がしながら移動する。そして、塗膜が剥がされることにより、第1引掛部102の下地の金属と、第1引掛片563とが接触して電気的に導通する。つまり、本実施形態の照明器具では、光源ユニット5が器具本体1に取り付けられる過程で、光源ユニット5の金属部分(第1取付金具56)と器具本体1の金属部分(第1取付具10)とを自動的に導通させることができる。したがって、本実施形態の照明器具は、光源ユニット5の金属部分と器具本体1の金属部分とを電線で電気的に接続するような作業が不要となるので、作業性の向上を図ることができる。
さらに、作業者は、光源ユニット5を上向きに回転させて第2取付金具57を器具本体1の第2取付具11に取り付ける。つまり、第2取付金具57の第2引掛片573は、光源ユニット5の上向きの回転に伴って、第2取付具11の第2引掛部112の先端に押されて撓み、やがて、第2引掛部112の先端を乗り越えて第2引掛部112に引っ掛かる。このとき、第2基台55の保持体555によって第2取付具11の第2引掛部112が保持される。具体的には、図10に示すように、第2引掛部112が、一対の位置決め片556によって水平方向に位置決めされ、かつ、第2引掛片573と保持片5550とに挟み込まれるようにして保持される。そして、第2取付金具57が器具本体1の第2取付具11に取り付けられると、撓められている第1引掛部102が元に戻ろうとする力で第1取付金具56が第1引掛部102と天板2との間に挟み込まれるようにして保持される(図9参照)。以上のような手順で、作業者は、光源ユニット5を器具本体1に取り付けることができる。
一方、光源ユニット5を器具本体1から取り外す場合、作業者は、第2取付金具57の第2引掛片573を手で動かして第2縦片571を撓ませることにより、第2引掛片573と第2引掛部112との引っ掛かりを解除する。さらに、作業者は、第2引掛片573と第2引掛部112との引っ掛かりを解除した状態で、光源ユニット5を下向きに回転させることによって、光源ユニット5を器具本体1から取り外すことができる。
上述のように本実施形態の照明器具は、器具本体1と、器具本体1に着脱可能に取り付けられる光源ユニット5とを備える。器具本体1は、金属板で構成されるベース(天板2)と、天板2に設けられる引掛部(第1引掛部102)及び保持部(第2取付具11)とを有する。光源ユニット5は、金属製のユニット本体50と、ユニット本体50の一方の端部から突出する引掛片(第1引掛片563)と、ユニット本体50の他方の端部に設けられて第2取付具11に保持される保持体555とを有する。第1引掛部102は、金属製の下地材の表面に塗膜が形成され、かつ、第1引掛片563の先端が引っ掛けられるように構成される。第1引掛片563は、他の部位よりも鋭利な突起564が先端に設けられる。光源ユニット5は、第1引掛部102に接触する突起564の先端を支点として回転させられることにより、保持体555を第2取付具11に保持させるように構成される。
本実施形態の照明器具は、上述のように構成され、光源ユニット5が回転することで第1引掛片563の突起564で第1引掛部102の表面の塗膜を削り取ることができる。そのため、本実施形態の照明器具は、光源ユニット5が器具本体1に取り付けられる過程で光源ユニット5と器具本体1の金属部分(第1取付具10)とを自動的に導通させることができる。したがって、本実施形態の照明器具は、光源ユニット5の金属部分と器具本体1の金属部分とを電線で電気的に接続するような作業が不要となるので、作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の照明器具において、突起564は、第1引掛片563を構成する金属板が打ち抜き加工されて構成されることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように構成されれば、第1引掛片563に突起564を容易に設けることができる。
さらに、本実施形態の照明器具において、第1引掛片563は、複数の突起564が先端に設けられることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように構成されれば、突起564が1つだけ設けられる場合と比較して、第1取付具10に対する第1取付金具56のがたつきを抑えることができる。
1 器具本体
2 天板(ベース)
5 光源ユニット
50 ユニット本体
11 第2取付具(保持部)
102 第1引掛部(引掛部)
555 保持体
563 第1引掛片(引掛片)
564 突起

Claims (3)

  1. 器具本体と、前記器具本体に着脱可能に取り付けられる光源ユニットとを備え、
    前記器具本体は、金属板で構成されるベースと、前記ベースに設けられる引掛部及び保持部とを有し、
    前記光源ユニットは、金属製のユニット本体と、前記ユニット本体の一方の端部から突出する引掛片と、前記ユニット本体の他方の端部に設けられて前記保持部に保持される保持体とを有し、
    前記引掛部は、金属製の下地材の表面に塗膜が形成され、かつ、前記引掛片の先端が引っ掛けられるように構成され、
    前記引掛片の先端に突起設けられ、
    前記突起は、前記引掛片における前記突起を除く部位よりも鋭利であり、
    前記光源ユニットは、前記引掛部に接触する前記突起の先端を支点として回転させられることにより、前記保持体を前記保持部に保持させるように構成されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記突起は、前記引掛片を構成する金属板が打ち抜き加工されて構成されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記引掛片は、複数の前記突起が前記先端に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
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