JP6497073B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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本発明は、スクータ等の鞍乗型車両に関する。
スクータ等の鞍乗型車両は、ユニットスイング型のエンジンユニットを備えている。当該エンジンユニットは、エンジン、およびエンジンの動力を後輪に伝達する動力伝達機構を備え、車体フレームに上下方向に揺動可能に取り付けられている。また、当該エンジンユニットの後部には後輪が支持されている。さらに、当該エンジンユニットには、マフラやエアクリーナ等が取り付けられている。エンジンユニット、後輪、マフラ、およびエアクリーナは一体的に揺動する。
また、鞍乗型車両は、後輪の回転による泥、石、水等のはねを抑制するリヤフェンダを備えている。リヤフェンダには、車体フレームの後部(リヤフレーム)に取り付けられ、主に、後輪の上側から後ろ側にかけての広い範囲を覆うリヤフェンダアッパーと、エンジンユニット側に取り付けられ、主に、後輪の上側または前側の狭い範囲を覆うリヤフェンダロアがある。通常、リヤフェンダアッパーは後輪から上方へ大きく離れた位置に配置されているのに対し、リヤフェンダロアは、リヤフェンダアッパーよりも後輪に接近した低い位置に配置されている。リヤフェンダロアは、エンジンユニット側に取り付けられているため、エンジンユニット、後輪、マフラー等と共に一体的に揺動する。なお、鞍乗型車両の種類によっては、リヤフェンダアッパーのみを有し、リヤフェンダロアを有していないものもある。リヤフェンダロアを有する鞍乗型車両は、例えば下記の特許文献1ないし3に記載されている。
特開平6−270868号公報 特開平11−301553号公報 特開平10−7058号公報
従来技術によるリヤフェンダロアは、上記特許文献1ないし3に記載されているように、エンジンユニットにおいて動力伝達機構を収容する伝動ケースに支持され、または、エンジンユニットに取り付けられたマフラに支持されている。また、従来技術によるリヤフェンダロアの中には、エンジンユニットにおけるエンジンのクランクケースに支持されているものもある。
このような従来技術によるリヤフェンダロアの支持構造には次のような問題がある。すなわち、リヤフェンダロアをマフラに支持する支持構造については、マフラの振動がリヤフェンダロアに伝達し、リヤフェンダロアが振動し、これにより、リヤフェンダロアから音が放射されるという問題がある。また、リヤフェンダロアをエンジンのクランクケースに支持する支持構造については、エンジンの振動がリヤフェンダロアに伝達し、リヤフェンダロアが振動し、これにより、リヤフェンダロアから音が放射されるという問題がある。また、リヤフェンダロアを伝動ケースに支持する支持構造については、リヤフェンダロアをエンジンのクランクケースに支持する支持構造ほどではないものの、エンジンの振動が伝動ケースを通じてリヤフェンダに伝わり、これにより、リヤフェンダロアが振動し、リヤフェンダロアから音が放射されるという問題がある。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、リヤフェンダ(リヤフェンダロア)に伝達されるエンジンおよびマフラの振動を抑制することができる鞍乗型車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の鞍乗型車両は、車体フレームに上下方向に揺動可能に取り付けられ、エンジン、および前記エンジンの動力を後輪に伝達する動力伝達機構を備えると共に、前記後輪を支持するユニットスイング型のエンジンユニットと、前記エンジンのクランクケースの車幅方向一側に設けられ、冷却ファン、および前記冷却ファンを覆うように前記クランクケースに取り付けられたファンカバーを備え、前記冷却ファンで生成した冷却風により前記エンジンを冷却する冷却ユニットと、前記後輪の少なくとも上側または前側を覆うリヤフェンダとを備え、前記リヤフェンダは前記ファンカバーに支持されていることを特徴とする。
このように、リヤフェンダをファンカバーに支持することにより、エンジンの振動は、クランクケースからファンカバーを介してリヤフェンダに伝達されることとなる。エンジンの振動はファンカバーを伝う際に減衰する。したがって、リヤフェンダに伝達されるエンジンの振動を抑制することができる。また、リヤフェンダをマフラに支持しないので、リヤフェンダに伝達されるマフラの振動を抑制することができる。
また、本発明の鞍乗型車両において、前記ファンカバーには、当該ファンカバーから前記リヤフェンダへ向けて延びるアーム部が設けられ、前記リヤフェンダの車幅方向一側には、前記アーム部の先端側が接続される接続部が設けられ、前記リヤフェンダは、前記アーム部の先端側が前記接続部に接続されることにより、前記ファンカバーに支持されている
このように、アーム部を介してリヤフェンダをファンカバーに支持することにより、ファンカバーに伝達された振動はアーム部を介してリヤフェンダに伝達される。ファンカバーに伝達された振動はアーム部によりさらに減衰するため、リヤフェンダに伝達されるエンジン振動の抑制効果を高めることができる。
また、本発明の鞍乗型車両において、前記後輪の車幅方向一側に配置されたマフラと、前記マフラを前記エンジンの前記クランクケースの車幅方向一側に支持するマフラ懸架ブラケットとを備え、前記アーム部は車幅方向内側へ延び、前記マフラおよび前記マフラ懸架ブラケットよりも車幅方向内側の位置で前記リヤフェンダの前記接続部と接続されていることが望ましい。
この本発明の鞍乗型車両において、マフラおよびマフラ懸架ブラケットよりも車幅方向内側の位置は、後輪に接近した位置である。ファンカバーから後輪に接近した位置までアーム部を延ばし、アーム部の先端側にリヤフェンダを接続することで、リヤフェンダの支持位置を後輪に接近した位置に設定することができる。リヤフェンダの支持位置を後輪に接近した位置に設定することにより、リヤフェンダを支持するための長いアーム部や長い突出部等をリヤフェンダに形成する必要がなく、また、リヤフェンダの幅寸法を後輪の幅寸法を大幅に超えるほどに大きくする必要もない。これにより、リヤフェンダの剛性を高めることができ、それゆえ、リヤフェンダの支持を強固なものとすることができ、また、リヤフェンダの位置ずれを抑制することができる。さらに、ファンカバーに高い剛性を有するアーム部を形成することはその構造上容易であり、また、ファンカバーはクランクケースに安定した状態で強固に固定されるため、ファンカバーから延びるアーム部の先端側の位置を所定の位置に高精度に位置決めすることも容易である。したがって、ファンカバーから延びるアーム部の先端側にリヤフェンダを接続することにより、リヤフェンダを強固に支持することができ、また、リヤフェンダの位置ずれを抑制することができる。
また、本発明の鞍乗型車両において、前記マフラ懸架ブラケットは、前記マフラの上部において前記マフラから前記クランクケースへ延び、先端部が前記クランクケースに取り付けられた上側取付部、および前記マフラの下部において前記マフラから前記クランクケースへ延び、先端部が前記クランクケースに取り付けられた下側取付部を備え、当該鞍乗型車両の外側から当該鞍乗型車両の車幅方向一側を見たときに、前記リヤフェンダの前記接続部と前記アーム部の先端側とが互いに接続されている部分は、前記上側取付部と前記下側取付部との間に位置し、当該鞍乗型車両を構成するいかなる部分にも遮られることなく当該鞍乗型車両の外側へ臨んでいることが望ましい。
この本発明の鞍乗型車両によれば、鞍乗型車両の製造、修理またはメンテナンスを行う作業者は、リヤフェンダとアーム部との接続箇所を容易に目視することができる。また、作業者は、リヤフェンダとアーム部との接続部分へ工具を容易に差し入れることができる。これにより、作業者は、リヤフェンダの取付または取外を容易に行うことができる。したがって、鞍乗型車両の製造、修理またはメンテナンスの作業性を向上させることができる。
また、本発明の鞍乗型車両において、前記リヤフェンダの車幅方向一側は前記ファンカバーに支持され、前記リヤフェンダの車幅方向他側は、前記後輪の車幅方向他側に配置され、前記エンジンのシリンダ内へ供給する空気を浄化するエアクリーナに支持されていることが望ましい。
エンジンの振動もマフラの振動も、エアクリーナを伝う際に減衰する。したがって、リヤフェンダに伝達されるエンジンおよびマフラの振動の抑制効果を高めることができる。
本発明によれば、リヤフェンダ(リヤフェンダロア)に伝達されるエンジンおよびマフラの振動を抑制することができる。
本発明の実施形態によるスクータの車体フレーム、エンジンユニット、冷却ユニット、後輪、マフラ、エアクリーナ、リヤフェンダアッパー、リヤフェンダロア等を示す説明図である。 図1に示すスクータにおいて、リヤフェンダロアが設けられた部分を示す拡大図である。 図2中の矢示III−III方向から見たクランクケース、ファンカバー、マフラ懸架ブラケット、リヤフェンダロア等を示す断面図である。 本発明の実施形態によるスクータのエアクリーナ、後輪、リヤフェンダロア等を示す説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのエンジンユニット、冷却ユニット、後輪、エアクリーナ、リヤフェンダロア等を示す説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアを上から見た説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアを右から見た説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアの支持構造の例を示す説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアの支持構造の他の例を示す説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアに伝達される振動の測定方法を示す説明図である。 本発明の実施形態によるスクータのリヤフェンダロアに伝達される振動の測定結果、および比較例によるスクータのリヤフェンダロアに伝達される振動の測定結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の鞍乗型車両の一実施形態であるスクータの車体フレーム、エンジンユニット、冷却ユニット、後輪、マフラ、エアクリーナ、リヤフェンダアッパー、リヤフェンダロア等を示している。図2は、図1中のスクータ1においてリヤフェンダロア61が設けられた部分を拡大して示している。図3は、図2中の矢示III−III方向から見たクランクケース12、ファンカバー33、マフラ懸架ブラケット52、リヤフェンダロア61等を示している。図4は、図1中のスクータ1のエアクリーナ41、後輪25、リヤフェンダロア61等を示している。図5は、図1中のスクータ1のエンジンユニット3、冷却ユニット31、後輪25、エアクリーナ41、リヤフェンダロア61等を模式的に示している。なお、以下の説明において、前、後、左、右は、スクータ1の前進方向を向いた者にとっての前、後、左、右をそれぞれいうものとする。
図1に示すように、スクータ1は車体フレーム2を備え、車体フレーム2にはユニットスイング式のエンジンユニット3が設けられている。エンジンユニット3は、車体フレーム2に固定されたエンジン懸架ブラケット4に、ピボット軸5を中心に上下方向に揺動可能に取り付けられている。また、エンジンユニット3はエンジン11および動力伝達機構21(図5参照)を備えている。
図5に示すように、エンジン11はエンジンユニット3の前部であって、左右方向(車幅方向)中央部に配置されている。エンジン11は、例えば強制空冷式の4サイクル単気筒エンジンである。エンジン11は、クランクケース(エンジンケース)12、シリンダ13、およびシリンダヘッド14を備え、クランクケース12内にはクランクシャフト等が設けられ、シリンダ13内にはピストン等が設けられている。クランクケース12、シリンダ13、およびシリンダヘッド14は、例えばアルミニウム合金等の金属材料により形成されている。図5中の軸A−Aはクランクシャフトの軸線を示している。また、シリンダヘッド14にはヘッドカバー15が取り付けられている。
動力伝達機構21は、エンジンの動力を後輪25に伝達する機構であり、変速装置、減速ミッション装置、およびリヤアクスルシャフト(いずれも図示せず)を含む。動力伝達機構21は、エンジンユニット3において後部左側に配置されている。動力伝達機構21は、クランクケース12と一体的に形成された金属製の伝動ケース22を備え、変速機構等は伝動ケース22内に収容されている。また、リヤアクスルシャフトには後輪25が支持されている。図5中の軸B−Bはリヤアクスルシャフトの軸線を示している。
また、エンジン11のクランクケース12の右側には冷却ユニット31が設けられている。冷却ユニット31は、主にシリンダ13およびシリンダヘッド14に冷却風を吹きかけ、エンジン11を冷却する装置である。冷却ユニット31は、図5に示すように、冷却ファン32、ファンカバー33、および冷却風通路形成部としての冷却風カウリング34を備えている。
冷却ファン32は、クランクシャフトに接続され、エンジン11の動力により回転し、冷却風を生成する。
ファンカバー33は、冷却ファン32を覆うようにクランクケース12の右側に取り付けられている。ファンカバー33は樹脂材料により形成されている。図2に示すように、ファンカバー33は有蓋円筒状に形成され、蓋部の中央には吸気口35が形成されている。また、ファンカバー33の外周側には、ファンカバー33をクランクケース12にボルト等を介して固定するための固定部33Aが設けられている。ファンカバー33は、固定部33Aを介してクランクケース12にボルト等を締着することによりクランクケース12に強固に固定されている。また、ファンカバー33の外周側には、リヤフェンダロア61を支持するためのアーム部36が設けられている。アーム部36については後に詳述する。
冷却風カウルリング34は、例えば、図5に示すように、シリンダ13およびシリンダヘッド14の一部を覆うようにエンジン11に取り付けられている。冷却風カウリング34およびファンカバー33には、互いの内部を連通する連通口(図示せず)がそれぞれ形成され、冷却ファン32により生成された冷却風はこの連通口を通ってシリンダ13およびシリンダヘッド14の側へ供給される。
また、エンジンユニット3にはエアクリーナ41が取り付けられている。エアクリーナ41は、エンジン11のシリンダ13内へ供給する空気を浄化する装置である。エアクリーナ41は、図5に示すように、エンジンユニット3の後部左側であって伝動ケース22の上方に配置されている。また、エアクリーナ41は後輪25の左側に位置している。エアクリーナ41は、図4に示すように、樹脂製のクリーナケース42を備え、クリーナケース42内にはエアフィルタ等が収容されている。クリーナケース42は、クッションゴムを介して伝動ケース22の上面に取り付けられている。図2に示すように、エアクリーナ41により浄化された空気は、コネクティングチューブ43を介してキャブレター44に供給され、キャブレター44により燃料と混合され、吸気管45を介してエンジン11のシリンダ13内へ吸入される。
また、エンジンユニット3には、エンジン11の排気音を低減するマフラ51が取り付けられている。マフラ51は、図5に示すように、エンジンユニット3の後部右側に配置されている。また、マフラ51は後輪25の右側に位置している。
マフラ51は、マフラ懸架ブラケット52を介してクランクケース12の右側に支持されている。マフラ懸架ブラケット52は上下に分割された二股の取付部を備えている。すなわち、図2に示すように、マフラ懸架ブラケット52は、マフラ51の上部においてマフラ51からクランクケース12へ延び、先端部がクランクケース12に取り付けられた上側取付部52Aと、マフラ51の下部においてマフラ51からクランクケースへ延び、先端部がクランクケース12に取り付けられた下側取付部52Bとを備えている。上側取付部52Aおよび下側取付部52Bは、それぞれボルト等を介してクランクケース12に強固に固定されている。エンジン11とマフラ51との間には排気管53が接続されている。
また、図1に示すように、スクータ1の車体フレーム2の後部(リヤフレーム)には、リヤフェンダアッパー55が設けられている。リヤフェンダアッパー55は、後輪25の上方に配置され、後輪25の上側から後ろ側にかけての広範囲を覆っている。リヤフェンダアッパー55は、主に、スクータ1のボディ、運転者、または後続車両に向けての泥、石、または水のはねを抑制する。
また、スクータ1にはリヤフェンダロア61が設けられている。リヤフェンダロア61は、後輪25の外周側の一部に配置され、後輪25の上側から前側にかけての部分を覆っている。リヤフェンダアッパー55と比較して、リヤフェンダロア61は、後輪25に接近した低い位置に配置され、後輪25の狭い範囲を覆っている。図5に示すように、リヤフェンダロア61は、エンジン11のクランクケース12と後輪25との間に配置されている。また、リヤフェンダロア61は、スクータ1の左右方向中央に位置し、エアクリーナ41とマフラ51との間に配置されている。リヤフェンダロア61は、主に、エンジンユニット3およびそれに設けられた部品に向けての泥、石、または水のはねを抑制する。
図6および図7はリヤフェンダロア61を示している。リヤフェンダロア61は樹脂材料により形成されている。リヤフェンダロア61の周方向の形状に着目すると、後輪25の最外周部の前端部分を0度、上端部分を90度、後端部分を180度、下端部分を270度とした場合、リヤフェンダロア61は、図2または図7に示すように、後輪25のおよそ0度からおよそ75度の範囲を、後輪25の円形の外形に沿って湾曲しながら延びている。
また、リヤフェンダロア61の左右方向の形状に着目すると、リヤフェンダロア61は、図4または図6に示すように、後輪25の外周面の左右方向の全部を覆っている。また、リヤフェンダロア61は、後輪25の右側側面の一部、および後輪25の左側側面の一部をも覆っている。また、リヤフェンダロア61の右縁部61Aの位置は後輪25の右側側面に接近した位置に設定され、リヤフェンダロア61の左縁部61Bの位置は後輪25の左側側面に接近した位置に設定されている。
また、図6に示すように、リヤフェンダロア61の右縁部61Aには、リヤフェンダロア61をファンカバー33に支持するための右側接続部62が設けられている。右側接続部62はリヤフェンダロア61の前部に配置されている。右側接続部62は、リヤフェンダロア61の本体部分と同一の材料により一体的に形成されている。図7に示すように、右側接続部62はリヤフェンダロア61の右縁部61Aから前方に突出しており、その右側面がアーム部36の先端側と当接する当接面62Aとなっている。右側接続部62の前方への突出の長さは短く、当接面62Aを確保することができる程度である。また、右側接続部62には、右側接続部62をアーム部36の先端側に固定するボルト65(図8参照)を通すための挿通孔62Bが形成されている。
また、図6に示すように、リヤフェンダロア61の左部には、リヤフェンダロア61をエアクリーナ41に支持するための左側接続部63が設けられている。左側接続部63はリヤフェンダロア61の後部に配置されている。
リヤフェンダロア61は、その右側がファンカバー33に支持され、左側がエアクリーナ41に支持されている。リヤフェンダロア61をファンカバー33に支持する構造の第1の例は図8に示す通りである。
すなわち、図8において、リヤフェンダロア61はファンカバー33のアーム部36の先端側に接続されている。具体的に説明すると、ファンカバー33の外周部であって後方を向いた部分には、リヤフェンダロア61に向かって延びるアーム部36が形成されている。アーム部36はファンカバー33と同じ材料によりファンカバー33と一体的に形成されている。アーム部36は、ファンカバー33よりも後方かつ左方(車幅方向内側)に延びている。
アーム部36は板状に形成され、図2に示すように、アーム部36の基端側はアーム部36の先端側よりも幅が広い(上下方向の寸法が大きい)。これにより、アーム部36はファンカバー33の本体側に強固に支持されている。
図8に示すように、アーム部36の先端側は、その左側面がリヤフェンダロア61の右側接続部62の当接面62Aと対向し、かつ平行となるように屈曲している。また、アーム部36の先端側にはボルト65を通すための挿通孔36Aが形成されている。リヤフェンダロア61は、右側接続部62の当接面62Aをアーム部36の先端側の左側面に当接させ、右側接続部62に形成された挿通孔62Bとアーム部36の先端側に形成された挿通孔36Aにボルト65を右側から挿通し、その後、ボルト65にナット66を締着することにより、アーム部36の先端側に接続され、固定されている。
図5に示すように、リヤフェンダロア61の右側接続部62とアーム部36の先端側との接続部分は、マフラ51およびマフラ懸架ブラケット52よりも左側(車幅方向内側)に位置し、またはマフラ51およびマフラ懸架ブラケット52よりも左右方向において後輪25に接近している。
また、図3に示すように、アーム部36は、マフラ懸架ブラケット52の上側取付部52Aと下側取付部52Bとの間に配置されており、マフラ懸架ブラケット52の上側取付部52Aと下側取付部52Bとの間を通過してリヤフェンダロア61に向かって左方に延びている。
また、図2に示すように、スクータ1の外側から当該スクータ1の右側を見たときに、リヤフェンダロア61の右側接続部62とアーム部36の先端側との接続部分Pは、マフラ懸架ブラケット52の上側取付部52Aと下側取付部52Bとの間に位置し、スクータ1を構成するいかなる部分にも遮られることなくスクータ1の外側へ臨んでいる。これにより、スクータ1の製造、修理またはメンテナンスを行う作業者は、リヤフェンダロア61とアーム部36との接続箇所を容易に目視することができる。また、作業者は、リヤフェンダロア61とアーム部36との接続部分(ボルト65等)へ工具を容易に差し入れることができる。これにより、作業者は、リヤフェンダロア61の取付または取外を容易に行うことができる。したがって、スクータ1の製造、修理またはメンテナンスの作業性を向上させることができる。
また、リヤフェンダロア61をファンカバー33に支持する構造の第2の例は図9に示す通りである。スクータ1は図8に示す第1の例を採用しているが、第1の例に代えて図9に示す第2の例を採用してもよい。第2の例では、図9に示すように、アーム部37の先端側が、リヤフェンダロア61の右側接続部62を超えて左方へ延びた後に屈曲し、アーム部37の先端側の右側面とリヤフェンダロア61の右側接続部62の左側面とが当接している。また、アーム部37の先端側には、内周側にネジが切られた接続孔37Aが形成され、リヤフェンダロア61の右側接続部62の挿通孔62Bに挿入されたボルト65は、アーム部37の先端側に形成された接続孔37Aに締着されている。このような構成によれば、ナット66を廃することができ、また、ボルト65の締め付け時にナット66を回転しないように抑える必要がないためボルト65の締付作業を簡単化することができる。
一方、リヤフェンダロア61をエアクリーナ41に支持する構造は図4に示す通りである。すなわち、リヤフェンダロア61の左側接続部63は、エアクリーナ41のクリーナケース42に一体的に形成された取付部材64にボルト固定されている。
以上説明した通り、本発明の実施形態によるスクータ1によれば、リヤフェンダロア61の右側をファンカバー33に支持することにより、エンジン11の振動をファンカバー33において減衰させることができ、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動を抑えることができる。これにより、リヤフェンダロア61から放射される音を低減することができる。
また、ファンカバー33は樹脂材料で形成されている。金属材料と比較し、樹脂材料は振動を減衰させる効果が高い。したがって、リヤフェンダロア61の右側を樹脂材料で形成されたファンカバー33に支持することにより、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動を抑える効果を高めることができる。
さらに、リヤフェンダロア61の右側をアーム部36を介してファンカバー33に支持することにより、エンジン11の振動をアーム部36においてさらに減衰させることができ、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動を抑える効果を高めることができる。
ここで、図10および図11を用い、本発明の実施形態のスクータ1による、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動の抑制効果について具体的に説明する。図10はリヤフェンダロア61に伝達される振動の測定方法を示している。図11は本発明の実施形態によるスクータ1のリヤフェンダロア61に伝達される振動の測定結果、および比較例によるスクータのリヤフェンダロアに伝達される振動の測定結果を示している。
本発明の実施形態によるスクータ1と比較例によるスクータに対し、次のような手順で実験を実施した。すなわち、リヤフェンダロア61がファンカバー33に支持されている本発明の実施形態によるスクータ1を用意し、図10に示すように、当該スクータ1のリヤフェンダロア61の一部に振動ピックアップ計67を取り付けた。そして、エンジン11を駆動させ、リヤフェンダロア61において生じる振動を振動ピックアップ計67により測定した。また、リヤフェンダロアがエンジンのクランクケースに支持されている点を除き、本発明の実施形態によるスクータ1と同様の構成を有するスクータを用意し、当該スクータのリヤフェンダロアの一部に振動ピックアップ計を取り付けた。そして、エンジンを駆動させ、リヤフェンダロアにおいて生じる振動を振動ピックアップ計により測定した。
図11のグラフにおいて、実線の特性線が本発明の実施形態によるスクータ1における測定結果を示し、破線の特性線が比較例によるスクータにおける測定結果を示している。いずれの特性線も周波数(横軸)と振動値(縦軸)との関係を示している。図11からわかる通り、大部分の周波数において、本発明の実施形態によるスクータ1における振動値の方が、比較例によるスクータにおける振動値よりも低い。以上の実験により、リヤフェンダロア61をファンカバー33に支持することによるエンジン振動の抑制効果が確認された。
一方、アーム部36を後輪25に接近した位置まで延ばし、その先端側にリヤフェンダロア61の右側を接続したことにより、リヤフェンダロア61の剛性を高めることができると共に、リヤフェンダロア61の位置ずれを抑制することができる。すなわち、ファンカバー33は固定部33Aを介してクランクケース12に強固に接続され、また、ファンカバー33に設けられたアーム部36の基端側は、上述したようにファンカバー33の本体部分に強固に固定されている。したがって、アーム部36の先端側はぐらつくことがなく、リヤフェンダロア61の右側を安定的に支持することができる。このような頑丈に形成されたアーム部36の先端側が後輪25に接近した位置まで延びているので、リヤフェンダロア61には、リヤフェンダロア61を支持するための長い突出部やアーム部を形成する必要がなく、また、リヤフェンダロア61の左右方向の寸法を、後輪25の左右方向の寸法を大幅に超えるほどに大きくする必要もない。それゆえ、リヤフェンダロア61の形状を単純化することができ、リヤフェンダロア61の剛性を高めることができる。そして、剛性の高いリヤフェンダロア61を頑丈なアーム部36に接続することにより、リヤフェンダロア61の位置ずれを抑制することができる。
また、リヤフェンダロア61をマフラ51に支持していないので、リヤフェンダロア61に伝達されるマフラ51の振動を抑えることができ、これによっても、リヤフェンダロア61から放射される音を低減することができる。
また、リヤフェンダロア61の左側をエアクリーナ41に支持することにより、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11およびマフラ51の振動を抑制する効果を高めることができる。上述したように、エアクリーナ41はクッションゴムを介して伝動ケース22に取り付けられているため、伝動ケース22からエアクリーナ44に伝達される振動が大幅に抑制される。したがって、リヤフェンダロア61の左側をエアクリーナ41に支持することにより得られる振動抑制効果は高い。
なお、上述した実施形態では、リヤフェンダロア61の右側接続部62を1つの平面内において拡がる板状に形成する場合を例にあげたが、リヤフェンダロア61の右側接続部62の形状はこれに限定されない。例えば、右側接続部62の前側(突出側)を左方向に屈曲させ、その屈曲させた部分の先端をリヤフェンダロア61の本体部分に接合させてもよい。このような構成にすることで、リヤフェンダロア61をその前方または後方から見たときに、右側接続部62とその周辺部分との形状が全体的に略筒状となるため、右側接続部62の剛性を高めることができる。
また、上述した実施形態では、リヤフェンダロア61の右側接続部62とアーム部36とをボルト65等を用いて接続する場合を例にあげたが、リヤフェンダロア61の右側接続部62とアーム部36との接続方法はこれに限定されない。リヤフェンダロア61の右側接続部62およびアーム部36がいずれも樹脂材料に形成されている場合には、両者の接続部材として、タッピングスクリューまたはプッシュリベット等を用いることができる。これにより、リヤフェンダロア61とアーム部36との接続作業を簡単化することができる。
また、上述した実施形態では、リヤフェンダロア61により、後輪25の前側から上側にかけて(例えばおよそ0度から75度まで)の範囲を覆う場合を例にあげたが、リヤフェンダロア61により後輪25を覆う範囲はこれに限定されない。例えば、リヤフェンダロア61の周方向の長さを後方に向けて延長し、リヤフェンダロア61により後輪25の上側から後ろ側にかけての範囲をも覆う構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、アーム部36(37)をファンカバー33に一体形成する場合を例にあげたが、アーム部36(37)の形成方法はこれに限定されない。アーム部36(37)をファンカバー33から独立した別の部材とし、ボルトやねじ等によりファンカバー33に取り付ける構成としてもよい。また、上述した実施形態では、リヤフェンダロア61の右側接続部62をリヤフェンダロア61に一体形成する場合を例にあげたが、右側接続部62の形成方法はこれに限定されない。右側接続部62をリヤフェンダロア61の本体部分から独立した別の部材とし、ボルトやネジ等によりリヤフェンダロア61の本体部分に取り付ける構成としてもよい。左側接続部63についても同様である。
また、上述した実施形態では、リヤフェンダロア61の左側をエアクリーナ41に支持する場合を例にあげたが、リヤフェンダロア61の左側をクランクケースおよびマフラを除くスクータ1の他の部分に支持してもよい。例えば、リヤフェンダロア61の左側を伝動ケース22に支持してもよい。リヤフェンダロア61の左側を伝動ケース22に支持すると、リヤフェンダロア61の左側をエアクリーナ41に支持した場合と比較して、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動が大きくなる。しかしながら、本発明の実施形態によるスクータ1は、リヤフェンダロア61の右側をファンカバー33に支持する構成を有するので、この構成により、リヤフェンダロア61に伝達されるエンジン11の振動を抑制することができ、全体的に見て、エンジン振動の抑制効果を従来技術に比して高めることができる。
また、上述した実施形態のスクータ1は、リヤフェンダアッパー55とリヤフェンダロア61とを有しているが、本発明は、機能、形状および配置に関してリヤフェンダロア61と同等の1つのリヤフェンダのみを有するスクータにも適用することができる。また、本発明は、スクータタイプの自動二輪車に限らず、スクータタイプの自動三輪車にも適用することができ、また、リヤフェンダロア、冷却ユニット等の配置に関して同様の構造を有する他の鞍乗型車両にも適用することができる。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う鞍乗型車両もまた本発明の技術思想に含まれる。
1 スクータ
2 車体フレーム
3 エンジンユニット
11 エンジン
12 クランクケース
13 シリンダ
14 シリンダヘッド
21 動力伝達機構
22 伝動ケース
25 後輪
31 冷却ユニット
32 冷却ファン
33 ファンカバー
34 冷却風カウリング
35 吸気口
36、37 アーム部
36A 挿通孔
37A 接続孔
41 エアクリーナ
42 クリーナケース
51 マフラ
52 マフラ懸架ブラケット
52A 上側取付部
52B 下側取付部
61 リヤフェンダロア
62 右側接続部
63 左側接続部

Claims (4)

  1. 車体フレームに上下方向に揺動可能に取り付けられ、エンジン、および前記エンジンの動力を後輪に伝達する動力伝達機構を備えると共に、前記後輪を支持するユニットスイング型のエンジンユニットと、
    前記エンジンのクランクケースの車幅方向一側に設けられ、冷却ファン、および前記冷却ファンを覆うように前記クランクケースに取り付けられたファンカバーを備え、前記冷却ファンで生成した冷却風により前記エンジンを冷却する冷却ユニットと、
    前記後輪の少なくとも上側または前側を覆うリヤフェンダとを備え、
    前記ファンカバーには、当該ファンカバーから前記リヤフェンダへ向けて延びるアーム部が設けられ、
    前記リヤフェンダの車幅方向一側には、前記アーム部の先端側が接続される接続部が設けられ、
    前記リヤフェンダは、前記アーム部の先端側が前記接続部に接続されることにより、前記ファンカバーに支持されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記後輪の車幅方向一側に配置されたマフラと、
    前記マフラを前記エンジンの前記クランクケースの車幅方向一側に支持するマフラ懸架ブラケットとを備え、
    前記アーム部は車幅方向内側へ延び、前記マフラおよび前記マフラ懸架ブラケットよりも車幅方向内側の位置で前記リヤフェンダの前記接続部と接続されていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記マフラ懸架ブラケットは、前記マフラの上部において前記マフラから前記クランクケースへ延び、先端部が前記クランクケースに取り付けられた上側取付部、および前記マフラの下部において前記マフラから前記クランクケースへ延び、先端部が前記クランクケースに取り付けられた下側取付部を備え、
    当該鞍乗型車両の外側から当該鞍乗型車両の車幅方向一側を見たときに、前記リヤフェンダの前記接続部と前記アーム部の先端側とが互いに接続されている部分は、前記上側取付部と前記下側取付部との間に位置し、当該鞍乗型車両を構成するいかなる部分にも遮られることなく当該鞍乗型車両の外側へ臨んでいることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記リヤフェンダの車幅方向一側は前記ファンカバーに支持され、前記リヤフェンダの車幅方向他側は、前記後輪の車幅方向他側に配置され、前記エンジンのシリンダ内へ供給する空気を浄化するエアクリーナに支持されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の鞍乗型車両。
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