JP6494691B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給気と排気との間で熱交換を行う熱交換換気装置に関する。
従来の熱交換形換気装置は、その本体箱に、室外吸込口、室外排気口、室内吸込口、室内給気口の換気口が設けられ、外気を室外吸込口から外気を吸い込み、室内給気口から室内へ給気するとともに、室内の排気を室内吸込口から吸い込み、室外排気口から室外へ排出することで、室内空気を室外空気に置き換える換気を行っている。
熱交換形換気装置の本体箱の内部には、空気を循環させる原動機と熱交換器が設けられ、熱交換器内においては、室内から吸い込んだ排気の熱を、室外から吸い込んだ給気に移して回収する熱交換が行われている。
そして、給気を挿通させる給気路と排気を挿通させる排気路をそれぞれ複数に分割し、分割した流路をいずれかの換気口に接続することで、熱交換器の熱交換運転を行いつつ、熱交換器内の結露・結氷を除去するデフロスト運転を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−17470号公報
従来の熱交換形換気装置は、流路入口に仕切りと流路を分割する機構が設けられており、結露・結氷の生じる温度になったとき、通常の熱交換運転とデフロスト運転を、交互に繰り返す構成であった。そのデフロスト運転時においては、熱交換器の一部で熱交換運転を、他の部分でデフロスト運転を行うため、熱交換器の一部においては熱交換換気運転が行われない状態となり、換気効率が低下するという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、換気効率を低下させることなくデフロスト運転を行うことが可能な熱交換換気装置を得ることを目的としている。
この発明に係わる熱交換換気装置は、室外空間と室内空間を接続し、直線状の流路よりなる第一、第二の換気路が組み合わせられ、一方を給気路、他方を排気路とする上記第一の換気路と上記第二の換気路との間で熱交換が行われる熱交換器を備え、上記第一の換気路を上記給気路とし、上記第二の換気路を上記排気路とする第一の運転状態と、上記第二の換気路を上記給気路とし、上記第一の換気路を上記排気路とする第二の運転状態との切り替え運転を行う熱交換換気装置において、上記熱交換器および上記熱交換器の上記第一、第二の換気路に至る内部空間を囲む収納部の一方の壁面部に設けられ、各々異なる上記内部空間を介して、上記第一、第二の換気路の一端と、外部から給気を吸入する外気吸入口、排気を外部に排出する排気口との接続状態を調整する室外側流路開閉部、上記収納部の上記室内空間側の他方の壁面部に設けられ、各々異なる上記内部空間を介して、上記第一、第二の換気路の他端と、室内に上記給気を供給する給気口、室内から上記排気を吸入する排気吸入口との接続状態を調整する室内側流路開閉部、上記室外側流路開閉部と上記室内側流路開閉部の流路開閉状態を室内外の温度と湿度に基づいて制御する制御部を備え、上記室外側流路開閉部と上記室内側流路開閉部は、上記第一、第二の換気路と接続されない領域を、移動式プレート部材によって閉塞するとともに、上記第一、第二の換気路と接続される領域を開口する構成であり、上記制御部における上記第一、第二の運転状態の切り替え指令に伴って上記移動式プレート部材を移動させ、上記第一の換気路と上記第二の換気路の気流の向きが逆となるように、かつ、対向する上記壁面部の外側において、上記外気吸入口と上記給気口、上記排気口と上記排気吸入口がクロスした配置となるように制御され、上記内部空間に導入された上記給気または上記排気は上記熱交換器の吸い込み口に至るまでに拡散されることを特徴とするものである。
この発明の熱交換換気装置によれば、第一、第二の運転状態の切り替えにより、第一、第二の換気路の給気路と排気路の役割が逆となるため、二つの換気路の温度および湿度の差によって一方の換気路に生じる結露・結氷を除去する、あるいは、結露・結氷の発生を抑制するデフロスト運転を、換気効率を低下させることなく行うことが可能となる。
本発明の実施の形態1の熱交換換気装置の上面図である。 図1の熱交換換気装置の熱交換器の斜視図である。 図1のA−A線、B−B線における側断面図であり、熱交換換気装置が第一の運転状態にある場合の開閉部の制御状態を示す図である。 図1のA−A線、B−B線における側断面図であり、熱交換換気装置が第二の運転状態にある場合の開閉部の制御状態を示す図である。 図1の熱交換換気装置の内部構成を示す上面図である。 図1の熱交換換気装置の開閉部の斜視図である。 図1のC−C線、D−D線における要部側断面図であり、熱交換換気装置が第一、第二の運転状態にある場合の開閉部の制御状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の動作を示すフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態2の熱交換換気装置の上面図である。 図9のE−E線、F−F線における要部側断面図であり、熱交換換気装置が第一、第二の運転状態にある場合の開閉部の制御状態を示す図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1の熱交換換気装置100について説明する。
図1は、熱交換換気装置100の概略構成を示す上面図である。給気10a(外気、室外空気)と排気10b(室内空気)を挿通させる二つの換気路間で熱交換を行う熱交換器1は、筐体20の内部に、収納部2に収納された状態で配置されている。熱交換換気装置100の筐体20は、室外空間と室内空間を接続するように、車両や家屋等に固定されて用いられる。熱交換換気装置100は、室外側に、給気10aを吸入する外気吸入口21(室外吸込口)、室内の排気10bを外部に排出する排気口22(室外排気口)が設けられ、室内側に、給気10aを室内に供給する給気口23(室内給気口)、室内の排気10bを吸入する排気吸入口24(室内吸込口)が設けられている。
そして、熱交換器1を収納する収納部2の室外側、室内側の壁面部には、それぞれ、熱交換器1に挿通させる気流の方向を切り替える開閉部3(室外側流路開閉部)、開閉部4(室内側流路開閉部)が設けられている。この開閉部3、4により、熱交換器1と外部空間、内部空間とが仕切られている。
また、給気および排気のための気流を発生させる送風機9が筐体20の内部に設けられている。この送風機9の送風方向は、一定であり、外気吸入口21、排気口22、給気口23、排気吸入口24における気流の流れは一定となっている。
なお、給気10aと排気10bを分離するために、収納部2内に隔壁部2a、2bが設けられ、筐体20の換気口近傍から収納部2へ至る範囲には隔壁部20a、20bが設けられている。
図2は、熱交換器1の概略構成を示す斜視図である。熱交換器1は、図2に例示するように、平板形状の仕切板41が所定間隔で離間して立て並べられ、隣り合う仕切板41の隙間に、一方向に流路を形成する波形の間隔板42が配置された構成である。そして、この熱交換器1の内部では、第一の換気路1aと第二の換気路1bよりなる方向の異なる二つの流路が、仕切板41を介して接し、熱交換が可能なように交互に重ねられている。そして、熱交換器1は、間隔板42にて形成される流路の方向が、隣り合う間隔板42同士で交差するように設けられている。
この図2の熱交換器1において、第一の換気路1aの一端は、挿通部11に開口され、第一の換気路1aが図2中の左斜め下方向に延び、第一の換気路1aの他端は、挿通部13に開口されている。同様に、熱交換器1の第二の換気路1bの一端は、挿通部12に開口され、第二の換気路1bが図2中の左斜め上方向に延び、第二の換気路1bの他端は、挿通部14に開口されている。なお、図2の例では、図の右上から左下に向かう流路である第一の換気路1aは給気路となり、内部に給気10aが流れ、第二の換気路1bは、排気路となり、内部に排気10bが流れることを示している。
図2のような熱交換器1が組み込まれた熱交換換気装置100は、室外空間と室内空間を接続し、一方を給気路、他方を排気路とする第一、第二の換気路1a、1bが組み合わせられ、これら第一、第二の換気路1a、1b間で熱交換が行われる構成である。そして、熱交換器1を収納する収納部2の対向する二つの壁面部に設けられた開閉部3、4の開閉状態を制御することにより、第一の換気路1aを給気路とし、第二の換気路1bを排気路とする第一の運転状態と、第二の換気路1bを給気路とし、第一の換気路1aを排気路とする第二の運転状態との切り替え運転を行うことができ、送風機9による送風方向は一定とした状態で、給気路と排気路を逆転させて、熱交換器1の流路(換気路)内に生じた結露や結氷を除去するデフロスト運転を行うことを可能としている。なお、この熱交換換気装置100においては、第一、第二の運転状態の別に関わらず、換気効率は同じである。つまり、デフロスト運転時においても換気効率が低下することはなく、熱交換の効率も保つことができる。
次に、図3、図4を用いて、この熱交換換気装置100の運転状態の切り替えについて、より詳細に説明する。
図3は、熱交換換気装置100が第一の運転状態にある場合の気流の流れを示す図であり、図3(a)は、図1のA−A線における側断面図、つまり、外気吸入口21と給気口23を通る側断面図である。図3(a)に示すように、筐体20内には、ファンモータ7によって回転する給気ファン8aが設けられている。外気吸入口21から取り入れられた給気10aは、開閉部3の開閉領域3aから収納部2の内部に取り入れられ、熱交換器1の挿通部11に導かれて、挿通部11に開口されている第一の換気路1aの端部から熱交換器1内に導入される。例えば、冬場で、室内が暖かく、室外が寒い場合、熱交換器1の内部では、第一の換気路1aに導入された冷たい給気10aが、図示しない第二の換気路1bに導入された暖かい排気によって暖められる熱交換(熱回収)が行われる。そして、熱交換により調温された給気10aが、第一の換気路1aの他端が開口された挿通部13から排出され、開閉部4の開閉領域4aを介して給気口23から室内に供給される。
なお、図3の例では、熱交換器1の挿通部11と14、12と13の境界部となる上下の頂部は、収納部2の内壁に接し、室外側と室内側の空間を分離しているが、頂部から収納部2の上下の壁面部へ延びる隔壁部を設けることで給気10aと排気10bの導入空間を分離することも可能であることは言うまでもない。
そして、上記のような給気と同時に、図3(b)に示すような排気が行われる。図3(b)は、図1のB−B線における側断面図、つまり、排気吸入口24と排気口22を通る側断面図である。図3(b)に示すように、筐体20内には、ファンモータ7によって回転する排気ファン8bが設けられている。排気吸入口24から取り入れられた室内の排気10bは、開閉部4の開閉領域4dから収納部2に取り入れられ、熱交換器1の挿通部14に導かれて、挿通部14に開口されている第二の換気路1bの他端から熱交換器1内に導入される。熱交換器1の内部では、第二の換気路1bに導入された暖かい排気10bが、図示しない第一の換気路1aに導入された冷たい外気を暖める熱交換が行われる。そして、排気10bは、第二の換気路1bの一端が開口された挿通部12から排出され、開閉部3の開閉領域3dを介して排気口22から室外に排出される。
なお、夏場など、給気10aが排気10bよりも高い温度である場合には、上記の場合とは逆に、外部から取り入れた高温の給気10aを、室内から排出される低温の排気10bにて冷却するように、熱交換器1において熱交換が行われる。
いずれの場合も、外気を直接的に室内に導入するのではなく、調温された室内の温度に近づけるように熱交換を行った上で給気するため、室内の冷暖房効率の低下を抑制しつつ換気を行うことが可能となる。
そして、冬場における熱交換換気装置100の使用時、つまり、給気10aを挿通させる給気路に冷たい空気が流れ込み、排気10bを挿通させる排気路に暖かい空気が流れ込む状況下にあっては、室外と室内の温度及び湿度の関係で、排気路に結露・結氷が発生しやすくなる。
そこで、結露・結氷を除去するため、あるいは、結露・結氷の発生を抑制するために、開閉部3、4を複数に仕切る開閉領域3aから3d、4aから4dの開閉状態を、第一、第二の換気路1a、1bにおける空気の流れが逆となるように制御し、乾いた外気を結露・結氷が生じた側の換気路に挿通させるデフロスト運転への切り替えを行う。
図4は、熱交換換気装置100が、図3に示す第一の運転状態から第二の運転状態に遷移した場合の気流の流れを示す図であり、図4(a)は、図1のA−A線における側断面図、図4(b)は、図1のB−B線における側断面図である。この第二の運転状態では、図4(a)に示すように、開閉部3の開閉領域3cを介して収納部2に導入された給気10aは、熱交換器1の挿通部12から14に至る第二の換気路1bを(図3とは逆向きに)通過することで、熱交換および換気を行いつつ、同時に、同流路内の結露・結氷を除去し、開閉部4の開閉領域4cを介して室内に供給される。そして、図4(b)に示すように、開閉部4の開閉領域4bを介して熱交換器1に導入された排気10bは、熱交換器1の挿通部13から11に至る第一の換気路1aを逆向きに通過し、開閉部3の開閉領域3bを介して外部に排出される。
ここで、図5は、熱交換換気装置100の内部構成を示す上面図である。筐体20と収納部2の室外側の壁面部に設けられた開閉部3との間には、給気ファン8aと排気ファン8bを含む送風機9が配置され、給気ファン8aが配置された外気吸入口21に繋がる空間と、排気ファン8bが配置された排気口22に繋がる空間を分離するために、隔壁部20aが設けられている。同様に、室内側の開閉部4と給気口23、排気吸入口24が繋がる空間は、隔壁部20bによって分離されている。
また、熱交換器1を収納する収納部2の内部にて、室外空間側に繋がる挿通部11、12(第一の換気路1aの一端、第二の換気路1bの一端)を分離するために、熱交換器1の挿通部11と12の境界部から収納部2の隔壁部(開閉部3)に延在する隔壁部2aが設けられ、同様に、室内空間に繋がる挿通部13、14(第一の換気路1aの他端、第二の換気路1bの他端)を分離するために、熱交換器1の挿通部13と14の境界部から収納部2の対向する壁面部(開閉部4)に延在する隔壁部2bが設けられ、給気10aと排気10bの流路が分離されている。
次に、開閉部3、4の構成について、図6に開閉部3の拡大斜視図を例示して説明する。開閉部3は、開閉領域3a、3bが位置する上段部に開口部31aが設けられ、開閉領域3c、3dが位置する下段部に開口部31bが設けられた構成であり、熱交換器1の第一の換気路1a、第二の換気路1bと接続されない領域(開閉領域)を、移動式プレート部材33によって閉塞するとともに、第一の換気路1a、第二の換気路1bと接続される領域を開口して流路とする流路切り替え機構である。そして、第一、第二の運転状態の切り替えにともなって、移動式プレート部材33をスライド移動させ、4つの開閉領域3a、3b、3c、3dの開閉状態を逆とする構成となっている。なお、図6は、移動式プレート部材33がレールとなるガイド溝32上を移動中である状態を示している。図6に示すように、二行二列の開閉領域3aから3dは、互い違いに開閉された状態となっている。
図6に示すように開閉部3は、ベースとなる基部30に開口され、熱交換器1の第一の換気路1a、第二の換気路1bに繋がる開口部31a、31b、それら開口部31a、31bの縁に敷かれたガイド溝32と、回転力を伝える伝達軸34a、34bと、これらの軸に固定された歯車35と、歯車35が噛み合うヘリカルラック部33aを有する移動式プレート部材33と、伝達軸34aの回転を逆転させて伝達軸34bに伝える逆転機構36a、36bを備えている。伝達軸34a、34bのいずれか一方は回転動力を与えるサーボモータ(図示せず)等に接続され、他方は軸受(図示せず)に嵌合した状態となっている。この開閉部3は、スライド機構を構成し、収納部2の給排気口に面する壁面部に取り付けられる。
なお、この開閉部3および同様の構成である開閉部4は、例えば、収納部2の壁面部に予め開口された換気流路となる領域の縁部に固定されて用いられる。
ここで、図7は、熱交換換気装置100が第一の運転状態である場合の、開閉部3、4の4つの開閉領域3aから3d、4aから4dの制御状態を示す図であり、図7(a)は、図1のC−C線における要部側断面図、図7(b)は、図1のD−D線における要部側断面図を示している。
図7(a)に示すように、第一の運転状態にあっては、例えば、開閉部3の上段側の開口部31aを半分だけ塞ぐ移動式プレート部材33が、開閉領域3b上に位置して同領域を閉状態とし、第一の換気路1aの一端(熱交換器1の挿通部11)に繋がる開閉領域3aを開状態とするとともに、開閉部3の下段側の開口部31bを半分だけ塞ぐ移動式プレート部材33が、開閉領域3c上に位置して同領域を閉状態とし、第二の換気路1bの一端(挿通部12)に繋がる開閉領域3dを開状態とする。
これに伴って、開閉部4は、基部40上の、第一の換気路1aの他端(挿通部13)に繋がる開閉領域4a(下段側の開口部41bの片側)を開状態とし、第二の換気路1bの他端(挿通部14)に繋がる開閉領域4d(上段側の開口部41aの片側)を開状態として、他の開閉領域4b、4dを移動式プレート部材43で塞ぎ、閉状態とする。
なお、移動式プレート部材33は、流路の切り替えに伴って水平方向(行方向)に移動する構成となっている。
また、図7(b)に示すように、第二の運転状態にあっては、開閉部3、4の各開閉領域3aから3d、4aから4dは、第一の運転状態とは逆の開閉状態となり、第一の換気路1aと第二の換気路1bの送風の方向を逆向きとし、給気路と排気路の役割を逆転させることができる。
なお、図6において示した開閉部3のスライド機構を構成する伝達軸34a、34bやガイド溝32等の構成は、収納部2の壁面部内側、外側のいずれに設けてもよく、隔壁部2a、20aと干渉しないように配置される。また、開閉部4も同様に配設される。
ここで、開閉部3の開口部31a、31bは、図7に示すように、上下段に配置する以外に、外気吸入口21が繋がれる開閉領域3a、3cが配置される左列、排気口22が繋げられる開閉領域3b、3dが配置される右列に設けることも可能であり、その配置に対応して、移動式プレート部材33は、垂直方向(列方向)に移動するように構成する。
また、流路の閉塞方法は、スライド式だけでなく、ブラインド式(配列された複数の板材の角度を変更することで開口部を塞ぐ方式)とすることも可能であり、その他、別の流路の切り替え方法を適用させることも可能である。
熱交換器1は、第一の換気路1aの空気の流れと第二の換気路1bの空気の流れの潜熱と顕熱を熱交換する全熱交換型、または、第一の換気路1aの空気の流れと第二の換気路1bの空気の流れの顕熱のみを熱交換する顕熱型を用いることができる。また、熱交換器1の素材は、結露・結氷による変形を防ぐため、熱交換器1の換気路(風路)を支持する部材として耐水性のある素材を用いても良い。
次に、熱交換換気装置100の運転について、図8のフローチャートを用いて説明する。上述のように、熱交換換気装置100は、第一の運転状態と第二の運転状態とに交互に切り替える機能を有している。ここでは、上記のような、第一、第二の運転状態の切り替えにより熱交換器1内の結露・結氷の除去する運転制御について説明する。
熱交換器1の内部に生じる結露・結氷は、室外と室内の温度差が大きくなる時に発生するため、熱交換換気装置100のデフロスト運転の要否は、制御部51において、温湿度計28、29で検出した室内温度と湿度、室外温度と湿度に基づいて判定される。
まず、制御部51にて室内のエアコン(空調装置)の運転状況を判定する(ステップS101)。エアコンがONで運転中のとき(ステップS101にてYes)、現在の開閉部3、4が、第一の運転状態であるのか、または第二の運転状態であるのかの運転状態の読み込みを行う(ステップS102)。
次に、温湿度計28、29の出力から室外と室内の温度と湿度を測定する(ステップS103)。室外の温度と湿度より、給気路を流れる空気の露点温度T1(室外露点温度)を計算する(ステップS104)。
次に、計算したT1と、熱交換器1内で熱交換する排気路を流れる空気の温度(室内温度)と比較し(ステップS105)、室内温度よりも露点温度T1の方が高い場合には、排気路に結露・結氷が生じるためデフロスト運転が必要と判断し(ステップS105にてYes)、制御部51は運転状態の切り替え指令を出す。このとき、開閉部3、4の開閉状態を確認し(ステップS108)、開閉部3、4の開閉状態は、第一の運転状態から第二の運転状態に移行(ステップS109)、または第二の運転状態から第一の運転状態に移行(ステップS110)される。そして、再び、制御部51は、開閉部3、4の開閉状態を記憶する(ステップS111)。
ここで、ステップS105にて、露点温度T1が室内温度より低い場合には(ステップS105にてNo)、室内温度・湿度より露点温度T2(室内露点温度)を計算する(ステップS106)。この露点温度T2と室外温度の比較を行い(ステップS107)、露点温度T2の方が室外温度より高い場合(ステップS107にてYes)、換気路の一方に結露・結氷が起きると判断し、制御部か51から運転状態の切り替え指令が出され、開閉部3、4の開閉状態の切り替え、つまり流路の切り替えに移行する(ステップS108)。
なお、露点温度T2が室外温度よりも低い場合(ステップS107にてNo)には、ステップS103に戻る。
ここで、熱交換換気装置100における流路切り替え(遷移)においては、制御部51が記憶している運転状態が第一の運転状態であれば、第二の運転状態に移行し、第二の運転状態であれば、第一の運転状態に移行するが、具体的には、運転状態を遷移させる場合には、伝達軸34aまたは伝達軸34bに接続されたサーボモータを回転させることで、移動式プレート部材33(43)をスライドさせ、開閉領域3aから3d(4aから4d)の開閉状態を逆にする。上述のステップS109とS110では、サーボモータの回転方向は逆方向となる。
運転状態を遷移させた後、エアコンの動作がOFFであるかどうかを判定し、ONでエアコンの運転が継続中であれば(ステップS112にてNo)、タイマーによりカウントを行い(ステップS113)、任意の時間(例えば、120秒間)まで待機した後(ステップS114)、再度、フローチャートの最初に戻る(ステップS114にてYes)。そして、次のデフロスト運転までの間、ステップS111で記憶した運動状態を保ったまま運転を続行する。
なお、ステップS112にてYesで、エアコンがOFFで運転停止の判定が出れば、フローを終了する。
図8に示したようなデフロスト運転の制御では、デフロスト運転後の熱交換換気運転では、次のデフロスト運転が開始されるまで運転状態を変更しないことを例示したが、これに限ることはなく、主として一方の換気路を給気路、他方の換気路を排気路として用い、デフロスト運転時にのみ、一方の換気を排気路、他方の換気路を給気路とするように運転を制御することも可能である。
なお、露点温度T1、T2を計算するステップS103、S106においては、1気圧として計算する。またモータへの風量指令値と熱交換器1内の圧力の関係をマッピングした情報を制御部51が記憶し、この情報を基に、エアコンからモータへの風量指令値から圧力を推定して露点温度T1、T2を算出しても良い。
ここで、タイマーによる待機時間(ステップS113、S114)を、今回は120秒と設定している。これは、結露が生じた換気路のデフロストを可能とし、かつ運転状態を遷移させた後の運転状態で、熱交換器1内における結露・結氷の成長のバランスを鑑みた上で設定した時間となっている。そして、結露・結氷の成長の速さは露点温度T1と室内温度の差または露点温度T2と室外温度の差が大きいほど早いため、例えば、待機時間は露点温度T1と室内温度の差または露点温度T2と室外温度の差が大きい時により短くなるように制御しても良い。
また、図8の熱交換換気装置100の運転制御例においては、ステップS101、S112にて、室内の調温を行うエアコンの動作判定を行っているが、室内の調温をエアコンに依存せず、別の暖房・冷房器具によって行う場合については、これらのステップを省略することができる。
このように、熱交換器1の第一の換気路1aと第二の換気路1bを、給気路から排気路に、排気路から給気路に切り替えることができる開閉部3、4を備えた熱交換換気装置100にあっては、室内外の温度と湿度から、熱交換器1の一方の換気路に生じた結露・結氷を除去するために、開閉部3、4により流路の切り替えを行い、デフロスト運転を行うことが可能となる。
なお、熱交換器1の一方の換気路に結露・結氷が生じるタイミングで流路を切り替えるように制御することで、結露・結氷が生じることを抑制することが可能であることは言うまでもない。
このように、本願発明の実施の形態1による熱交換換気装置100によれば、給気ファン8a、排気ファン8bの送風方向を変えることなく、熱交換器1内の二つの換気路の給気・排気の役割が逆となるように流路内の気流の向きを逆転させることが可能であり、デフロスト運転時においても風量が変化することはなく、熱交換効率と換気効率を維持することが可能となる。
実施の形態2.
次に、本発明実施の形態2による熱交換換気装置100について、図9、図10を用いて説明する。
上述の実施の形態1による熱交換換気装置100は、図1に示したように、給気10aを導入する外気吸入口21に対向する位置に室内側の給気口23が配置され、排気10bを排出する排気口22に対向する位置に室内側の排気吸入口24が配置された構成であった。
しかし、図9に、この実施の形態2による熱交換換気装置100の上面図を示すように、外気吸入口21に対向する位置に室内側の排気吸入口24が配置され、排気口22に対向する位置に室内側の給気口23が配置された構成とすることも可能である。
図10は、図9のE−E線、F−F線における熱交換換気装置100の要部を示す側断面図であり、図10(a)は、第一の運転状態における開閉部3、4の開閉状態を、図10(b)は、第二の運転状態における開閉部3、4の各部の開閉状態をそれぞれ示している。
図10(a)に示すように、この実施の形態2による熱交換換気装置100が第一の運転状態にある場合、開閉部3の開閉領域3aから外気が取り入れられ、開閉部4の開閉領域4bから給気10aが室内側に供給され、開閉領域4cから室内の排気10bが取り入れられ、開閉領域3dから排気10bが排出される。
また、図10(b)に示すように、この実施の形態2による熱交換換気装置100が第二の運転状態にある場合、開閉部3の開閉領域3cから給気10aが取り入れられ、開閉部4の開閉領域4dから熱交換により調温された給気10aが室内側に供給され、開閉領域4aから室内の排気10bが取り入れられ、開閉領域3bから熱交換後の排気10bが排出される。
このように、熱交換換気装置100に対し、室内外の給排気口がクロスした配置となるように設けられる場合、開閉部3、4の各開口部31a、31b、41a、41bの片側(左側または右側)から熱交換器1側に導入される空気が熱交換器1の吸込み口(挿通部11から14)に至るまでに、収納部2の内部空間にて広く拡散し、挿通部11から14に多数設けられた微細流路に均一に空気を送ることができ、より熱交換効率を向上させることが可能となる。
本構成の熱交換換気装置100は、車両等の移動体に搭載することが可能であり、また、住宅等の建物に適用することも可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 熱交換器、1a 第一の換気路、1b 第二の換気路
2 収納部、2a、2b、20a、20b 隔壁部
3、4 開閉部、3a、3b、3c、3d、4a、4b、4c、4d 開閉領域
7 ファンモータ、8a 給気ファン、8b 排気ファン
9 送風機、10a 給気、10b 排気
11、12、13、14 挿通部、20 筐体
21 外気吸入口、22 排気口、23 給気口、24 排気吸入口
28、29 温湿度計、30、40 基部
31a、31b、41a、41b 開口部、32 ガイド溝
33、43 移動式プレート部材、33a ヘリカルラック部
34a、34b 伝達軸、35 歯車、36a、36b 逆転機構
41 仕切板、42 間隔板、51 制御部、100 熱交換換気装置

Claims (6)

  1. 室外空間と室内空間を接続し、直線状の流路よりなる第一、第二の換気路が組み合わせられ、一方を給気路、他方を排気路とする上記第一の換気路と上記第二の換気路との間で熱交換が行われる熱交換器を備え、
    上記第一の換気路を上記給気路とし、上記第二の換気路を上記排気路とする第一の運転状態と、上記第二の換気路を上記給気路とし、上記第一の換気路を上記排気路とする第二の運転状態との切り替え運転を行う熱交換換気装置において、
    上記熱交換器および上記熱交換器の上記第一、第二の換気路に至る内部空間を囲む収納部の一方の壁面部に設けられ、各々異なる上記内部空間を介して、上記第一、第二の換気路の一端と、外部から給気を吸入する外気吸入口、排気を外部に排出する排気口との接続状態を調整する室外側流路開閉部、
    上記収納部の上記室内空間側の他方の壁面部に設けられ、各々異なる上記内部空間を介して、上記第一、第二の換気路の他端と、室内に上記給気を供給する給気口、室内から上記排気を吸入する排気吸入口との接続状態を調整する室内側流路開閉部、
    上記室外側流路開閉部と上記室内側流路開閉部の流路開閉状態を室内外の温度と湿度に基づいて制御する制御部を備え、
    上記室外側流路開閉部と上記室内側流路開閉部は、上記第一、第二の換気路と接続されない領域を、移動式プレート部材によって閉塞するとともに、上記第一、第二の換気路と接続される領域を開口する構成であり、上記制御部における上記第一、第二の運転状態の切り替え指令に伴って上記移動式プレート部材を移動させ、上記第一の換気路と上記第二の換気路の気流の向きが逆となるように、かつ、対向する上記壁面部の外側において、上記外気吸入口と上記給気口、上記排気口と上記排気吸入口がクロスした配置となるように制御され、上記内部空間に導入された上記給気または上記排気は上記熱交換器の吸い込み口に至るまでに拡散されることを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 上記第一の運転状態において、
    上記室外側流路開閉部は、上記外気吸入口を上記第一の換気路の一端に接続するとともに、上記排気口を上記第二の換気路の一端に接続し、
    上記室内側流路開閉部は、上記給気口を上記第一の換気路の他端に接続するとともに、上記排気吸入口を上記第二の換気路の他端に接続し、
    上記第二の運転状態において、
    上記室外側流路開閉部は、上記外気吸入口を上記第二の換気路の一端に接続するとともに、上記排気口を上記第一の換気路の一端に接続し、
    上記室内側流路開閉部は、上記給気口を上記第二の換気路の他端に接続するとともに、上記排気吸入口を上記第一の換気路の他端に接続することを特徴とする請求項1記載の熱交換換気装置。
  3. 上記制御部は、室内外にて得られる温度と湿度を記憶し、室外の温度と湿度から露点温度を割り出し、上記露点温度が室内温度を超える場合、上記第一、第二の換気路における気流の向きが逆となるように運転状態の切り替え指令を出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載の熱交換換気装置。
  4. 上記制御部は、室内外にて得られる温度と湿度を記憶し、室外の温度と湿度から室外露点温度を割り出し、上記室外露点温度が室内温度を超えない場合、室内の温度と湿度から室内露点温度を割り出し、上記室内露点温度が室外温度を超える場合、上記第一、第二の換気路における気流の向きが逆となるように運転状態の切り替え指令を出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載の熱交換換気装置。
  5. 上記熱交換器は、耐水性であり、全熱交換型あるいは顕熱交換型の素材で形成されたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載の熱交換換気装置。
  6. 車両に搭載されたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載の熱交換換気装置。
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