JP6494089B2 - 椅子の荷重支持構造、及び椅子 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された車両用シートにおけるトリムカバーの吊込み構造は、保持板上にシートパッドを保持するとともに、該シートパッドの外周部をトリムカバーで被包してなる車両用シートにおいて、シートパッドの座面部にあって上下に貫通して形成された吊込み用のスリットと、トリムカバーの裏面に設けられたスリットに引き込まれる引き布と、引き布の下縁に抱持された嵌合部材と、保持板上に固定されて嵌合部材を弾発的に嵌合する固定部材とを備え、引き布が嵌合部材と固定部材の嵌合により保持板側に係止させることを特徴とする。
特許文献1に記載された車両用シートにおけるトリムカバーの吊込み構造は、トリムカバーとシートパッドが一体化されておらず、シートパッドは予め保持板上に保持された状態であるため、作業者は、保持板上に固定された固定部材を視認できない。また、特許文献1の図2に示すように、固定部材と嵌合部材との寸法が略同一であるため、固定部材と嵌合部材との位置合わせが難しい。一方、固定部材の開口を大きくすることで嵌合部材との位置合わせを容易にすることも考えられるが、開口を大きくすると今度は嵌合部材が脱落し易くなるという問題がある。
この発明に係る椅子の荷重支持構造は、板部材と、前記板部材の板面に設けられた弾性部材と、前記弾性部材を覆う表皮部材と、を有する椅子の荷重支持構造であって、前記表皮部材は、前記弾性部材を貫通して前記板面に向かって引き込まれる引込部と、前記引込部の先端部に設けられた板状の芯材と、を有し、前記板部材は、前記芯材を前記板面に沿って係止させる係止部を有し、前記係止部は、前記板面に対し起立した基端部と、前記基端部に対して屈曲し前記板面に沿って延びた先端部と、有して、前記先端部同士が前記芯材の幅よりも小さい距離をあけて対向する第1係止片及び第2係止片を有し、前記第1係止片の先端部から前記第2係止片の基端部までの第1距離は、前記芯材の幅よりも小さく、前記第2係止片の先端部から前記第1係止片の基端部までの第2距離は、前記第1距離よりも大きい、ことを特徴とするものである。
この構成によれば、芯材を板面に沿って係止する係止部のうち第2係止片側は、第1係止片の先端部から第2係止片の基端部までの第1距離が、芯材の幅よりも小さいことから、芯材を第2係止片の基端部に当接させることにより、芯材の係止部からの脱落を確実に防止できる。一方、第1係止片側は、第2係止片の先端部から第1係止片の基端部までの第2距離が、第1距離よりも大きいことから、第1係止片の先端部と第2係止片の先端部との間を介して芯材を導入し易くなる。このため、先ず、芯材を第1係止片の基端部に当接させた後、板面に沿って芯材を第1係止片の基端部から第2係止片の基端部に向かって移動させることにより、芯材の係止部に対する導入を容易にしつつ、芯材の係止部に対する脱落を確実に防止することができる。このため、視認できない表皮部材の引込部に設けられた芯材の固定を容易に行うことができる。
この構成によれば、第2係止片の基端部に当接した芯材が、弾性部材の復元力によって表皮部材に向かって引っ張られ、その引っ張られた力の分力が傾斜面に沿って作用し、芯材が第2係止片の基端部に強く押し当てられる。このため、芯材が第2係止片の基端部から離間し難くなり、芯材の係止部に対する脱落をより確実に防止することができる。
この構成によれば、芯材の係止によって第1係止片が受ける力と、第2係止片が受ける力とのバランスが取れるため、芯材の係止状態が安定する。
この構成によれば、第2係止片の基端部に当接した芯材の第1係止片の基端部に向かう移動が規制されるため、芯材が第2係止片の基端部から離間し難くなり、芯材の係止部に対する脱落をより確実に防止することができる。
この構成によれば、第2係止片の先端部から第1係止片の基端部に向かって第1係止片側に芯材を導入する際に、規制片が干渉物とならないようにすることができる。このため、芯材の係止部に対する導入を容易に行うことができる。
この構成によれば、第1係止片の基端部から第2係止片の基端部に向かって芯材を移動させる際に、規制片が干渉物とならないようにすることができる。このため、芯材の第2係止片の基端部に対する当接を容易に行うことができる。
この構成によれば、視認できない表皮部材の引き込み部位の固定を容易に行うことができる椅子の荷重支持構造を備える椅子が得られる。
図1に示すように、本実施形態の椅子1は、脚部2と、支基3と、座4と、背凭れ5と、肘掛6と、を有する。
図2に示すように、本実施形態の座4は、外殻部材20と、内殻部材30(板部材)と、外装部材40と、を有する椅子の荷重支持構造10(以下、単に荷重支持構造10と称する)を備える。
図3に示すように、本実施形態の荷重支持構造10は、外殻部材20と内殻部材30とを連結する連結構造100を有する。
最初に、芯材44を、弾性部材41を貫通して裏側まで至らせる。弾性部材41は、板面30aに設けられた係止部31を覆うように配置されるため、作業者は、係止部31を視認することができない。作業者は、弾性部材41と板面30aとの間に手を挿入して芯材44を把持し、手指の感覚で係止部31を探し当て、引込部43の固定作業を行う。
4 座
5 背凭れ
10 荷重支持構造(椅子の荷重支持構造)
30 内殻部材(板部材)
30a 板面
30a1 傾斜面
31 係止部
32A 第1係止片
32B 第2係止片
33a 基端部
33b 基端部
34a 先端部
34b 先端部
36 規制片
40 外装部材
41 弾性部材
42 表皮部材
43 引込部
44 芯材
L1 第1距離
L2 第2距離
W 幅
Claims (7)
- 板部材と、前記板部材の板面に設けられた弾性部材と、前記弾性部材を覆う表皮部材と、を有する椅子の荷重支持構造であって、
前記表皮部材は、前記弾性部材を貫通して前記板面に向かって引き込まれる引込部と、前記引込部の先端部に設けられた板状の芯材と、を有し、
前記板部材は、前記芯材を前記板面に沿って係止させる係止部を有し、
前記係止部は、前記板面に対し起立した基端部と、前記基端部に対して屈曲し前記板面に沿って延びた先端部と、有して、前記先端部同士が前記芯材の幅よりも小さい距離をあけて対向する第1係止片及び第2係止片を有し、
前記第1係止片の先端部から前記第2係止片の基端部までの第1距離は、前記芯材の幅よりも小さく、
前記第2係止片の先端部から前記第1係止片の基端部までの第2距離は、前記第1距離よりも大きい、ことを特徴とする椅子の荷重支持構造。 - 前記弾性部材は、復元力によって、前記引込部を介して前記芯材を前記表皮部材に向かって付勢しており、
前記板面は、前記表皮部材に向かって傾斜する傾斜面を有し、
前記傾斜面において、前記第2係止片は、前記第1係止片よりも前記表皮部材に近接して配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の椅子の荷重支持構造。 - 前記第2係止片の基端部に前記芯材が当接したときに、前記第2係止片に対する前記芯材のかかり代と、前記第1係止片に対する前記芯材のかかり代とが、略同一となるように設定されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の椅子の荷重支持構造。
- 前記第2係止片の基端部から前記第1係止片の基端部に向かう前記芯材の移動を規制する規制片を有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の椅子の荷重支持構造。
- 前記規制片は、前記第1係止片及び前記第2係止片を通る縦断面視で、前記第2係止片の基端部と先端部との間において前記芯材と当接する、ことを特徴とする請求項4に記載の椅子の荷重支持構造。
- 前記規制片は、前記板面に対し出没可能に設けられており、前記第1係止片の基端部から前記第2係止片の基端部に向かう前記芯材との当接によって、前記板面に対し没入する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の椅子の荷重支持構造。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の椅子の荷重支持構造を備える座及び背凭れの少なくともいずれか一方を有する、ことを特徴とする椅子。
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