JP6493563B2 - 複数のp2pグループ間での切替えスケジュールに従ったグループ再構成 - Google Patents

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Description

本願は概してデバイス間での通信に関する。特に、本願は無線ピアツーピア(Peer to Peer; P2P)ネットワークにおける方法、装置及びシステムに関する。
Wi−Fi Directとしても知られるWi−Fiピアツーピア(Peer to Peer; P2P)は、近年発表されたデバイス間通信の規格である。Wi−Fi P2Pにより、デバイスはインターネットへの接続性を要求されることなく典型的なWi−Fi速度(少なくとも802.11g)でお互いに通信することができる。Wi−Fiの従来のインフラストラクチャモードと異なるのは、パケットのルーティングを行うアクセスポイント(AP)として動作する専用のハードウェアが必要とされないことである。Wi−Fiピアツーピア(P2P)技術仕様書第1.4版(非特許文献1)によれば、任意のWi−Fi P2Pデバイスが(APと類似する)P2Pグループオーナ又は(STA(非APステーション)と類似する)P2Pクライアントの役割を担うことができる。データ通信の開始前に、Wi−Fi P2PデバイスはWi−Fi P2Pデバイス間でネゴシエーションにより、P2Pグループオーナ役を担うデバイスを決定し、グループを作成する。その後、P2PグループオーナはWi−Fi P2PデバイスをP2Pクライアントとしてさらに追加する。Wi−Fi Direct規格は、データ通信の開始前にグループの作成を義務付けており、ピア間のすべての通信はグループ内で行われる。グループはスター型トポロジで動作し、すべてのパケットはP2Pグループオーナを介してルーティングされる。
Wi−Fiピアツーピア(P2P)技術仕様書第1.4版(Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical specification Version 1.4)
Wi−Fi Directは、1つのグループとして動作し、そのグループでは、1つのノードがリーダー(Wi−Fi P2P用語でグループオーナ(Group Owner)又はP2P GOと呼ばれる)の役割を担い、他のグループメンバーがP2PクライアントとしてP2P GOに常時接続される。Wi−Fi Directにおけるピアツーピア通信はグループ内で規定される。Wi−Fi Directを使って広い領域内の大量のノードへコンテンツを配送することは、グループ外部との通信を単一の物理/論理MAC(Media Access Control)エンティティを使って行うことができないため、技術的に難しい。それゆえ、多くのWi−Fi P2Pデバイスが集まると、孤立したWi−Fi P2Pグループがいくつか形成されることになる。このような複数のグループのWi−Fi P2Pネットワークにおいては、1つのWi−Fi P2Pグループ内のノードが、遠く離れた場所にある別のWi−Fi P2Pグループを発見すること、又は他のグループとデータを共有することは技術的に難しい。これらのグループは、孤立し非接続な状態であるだけでなく、動作も非同期である。
例示の実施形態のいずれかは、上述の問題を解決し、分散した複数のグループのP2Pネットワークでグループ間データ通信が可能となる仕組みを提供することを目的の1つとする。
上記の目的に加え、本発明の自明で明らかな他の利点は詳細な明細書と図面から示されるであろう。
本実施形態に係る方法は、少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するためにスキャンし、前記スキャンの結果を第1のP2Pグループ内で共有し、前記共有された結果に基づき前記第1のP2Pグループの切替えスケジュールを用意し、前記切替えスケジュールを使って切替えデバイスが前記第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスと接続し、前記切替えデバイスを使って前記第2のP2Pグループと情報を共有し、前記情報に基づいて前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間で通信を行う。
本実施形態に係るシステムは、第1のピアツーピア(P2P)グループと、第2のP2Pグループと、前記第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスと、前記第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスと、切替えデバイスと、を含み、前記第1のオーナーデバイスが、少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するために行われるスキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有し、前記第1オーナーデバイスが前記共有された結果に基づいて前記第1のP2Pグループの切替えスケジュールを用意し、前記切替えスケジュールを使って前記切替えデバイスが前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して前記第2オーナーデバイスへ接続し、前記切替えデバイスが前記第2のP2Pグループと情報を共有し、前記情報に基づいて前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間の通信を行う。
本実施形態に係る第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスは、切替えデバイスが前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続することを可能とする切替えスケジュールと、少なくとも1つのP2Pグループを発見するために行われるスキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有し、前記共有された結果に基づいて前記第1のP2Pグループの前記切替えスケジュールを用意するプロセッサと、を含む。
本実施形態に係る切替えデバイスは、第1のピアツーピア(P2P)グループの第1オーナーデバイスにより用意された切替えスケジュールに基づいて、前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続し、前記第2のP2Pグループと情報を共有するプロセッサと、前記情報に基づいて前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループの間で通信を行う通信モジュールと、を備える。
本実施形態に係る非一時的コンピュータ可読媒体は、デバイスを制御して、第1のピアツーピア(P2P)グループの第1オーナーデバイスにより用意された切替えスケジュールに基づいて、前記第1オーナーデバイスとの接続を切断し、前記切替えスケジュールに基づいて、第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続し、前記第2のP2Pグループと情報を共有し、前記情報に基づいて前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間で通信を行うこと、を含む方法を実行する命令を具現化する。
例示の実施形態によれば、大量のノードへのコンテンツ配送は、P2Pネットワークのグループの大きさによる制約を克服するアドホック的な方法により可能となる。
したがって、本発明は、いくつかのステップと、1つ又は複数のそのようなステップのその他の各ステップに対する関係と、そのようなステップに影響するよう構成された、構造の特徴を具現化する装置と、要素の組み合わせと、部品の配置とを含み、これらすべては、以下の詳細な開示で例示され、本発明の範囲は請求項で示される。
本発明の例示の実施形態による無線ピアツーピア(P2P)グループを示す模式図である。 本発明の例示の実施形態によるノードの機能構成を示すブロック図である。 本発明の例示の実施形態によるノードに備えられた切替えスケジュールの例を示す模式図である。 本発明の例示の実施形態によるノードに備えられた切替えスケジュールの別の例を示す模式図である。 本発明の例示の実施形態による、4つのWi−Fi P2Pグループと、対応する切替えスケジュールとを示す模式図である。 本発明の例示の実施形態による、切替えスケジュールを構築するステップを示すフローチャートである。 本発明の例示の実施形態による、一つのWi−Fi P2Pグループから他のグループへ切り替える仕組みを示すフローチャートである。 本発明の例示の実施形態による、適応的負荷分散の仕組みを示すフローチャートである。 本発明の例示の実施形態による、適応的負荷分散をグラフで表示したものである。 本発明の例示の実施形態による、新たなWi−Fi P2Pデバイスがネットワークへ加入する仕組みを示す模式図である。 本発明の例示の実施形態による、切替えの仕組みを起動する過程を示す模式図である。 本発明の例示の実施形態による、切替えの仕組みを起動する過程を示す模式図である。 本発明の例示の実施形態による、切替えの仕組みを起動する過程を示す模式図である。 本開示の1つ又は複数の実施形態による、2つ以上のピアツーピアグループ間で通信を行うために使われるデバイスを示す模式図である。
本明細書において以下では、「例示の(exemplary)」という単語は「例、実例、又は例証の役割を果たす」という意味で使われる。本明細書において「例示の」として説明される任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好適な、又は有益であると解釈されるべきではない。
1.例示の実施形態の概要
例示の実施形態は、上で論じた問題にグループ間切替えの仕組みを使って対処する。あらゆるグループのピアツーピア(P2P)グループオーナ(GO)は、グループメンバー(自身を含む)に対して隣接のグループに関する情報を見つけるために繰り返しDevice Discoveryを行い、P2P GOへ報告するように指示する。検出結果に基づいて、P2P GOはクライアントの一部又はすべてに、定期的に現在のグループとの接続を切断して隣接のグループに加入するよう指示する。より具体的には、P2P GOは、離脱時刻と再加入時刻又は切替え頻度とを含み、どのクライアントがどのグループに切り替わらなければいけないかを明らかにする切替えスケジュールを用意してもよい。この切替えスケジュールは、グループ間接続のそれぞれにおいて、グループ間切替えイベントの(単位時間当たりの)頻度と共にグループ間接続トポロジマップとして機能する。切替えの割り当ては、どの隣接のグループがどのクライアントによって発見されたかを確認する仕組みに従い、隣接のGOがどんなデリバリノード(Delivery Node; DN)を受け入れているかどうかに応じて、GOによってクライアントへ委ねられる。デリバリノードの役割を割り当てる仕組みには、ノードの能力がデリバリノードとしてふさわしいかを確認することも含むことができる。これとともに、クライアントと隣接のGOの間の物理的な距離と受信信号強度との少なくとも1つが、切替え作業を割り当てる前に考慮される。こうして、あらゆるGOが自グループ用の切替えスケジュールを用意し、当該切替えスケジュールは必要に応じて必要な時に更新される。切替えイベントの間、切替えスケジュールは他の必要なグループ運用制御メッセージと共に隣接のグループと共有される。最初のスケジュールが用意されると、対応するクライアントがもともとのGOとの接続を切断し、ランダムバックオフの仕組みに従って、時間切れとなるまでスケジュールで指定されている隣接のGOとの接続を試みる。隣接のGOへの加入に成功したら、このクライアントはこのグループと自身のもともとのグループとの間のデリバリノードとして自身を登録し、自身及び他の知られているすべてのグループの切替えスケジュール並びにネットワークトポロジマップをこの隣接のグループと共有する。また、訪問したグループに知られている切替えスケジュール又はトポロジマップを収集し、自身のグループへの再加入後に自身のグループ内で共有する。GOは登録されるデリバリノードの数を最大値で制限することができる。GOは上限に達するまでデリバリノードの要求を認める。
広域ネットワークにおいて、送信範囲は明らかに問題となる。したがって、すべてのグループが他のあらゆるグループを発見できない可能性が非常に高い。そのような場合に非効率なルーティングを避けるために、切替えイベントの間、あらゆるグループは、発見されたグループのリスト、動作チャネル、グループメンバー情報及び対応する切替えスケジュール並びにトポロジマップを他のグループと共有することができる。それゆえ、1つのグループが他の多くのグループの圏外である場合でも、少なくとも1つの他のグループが到達可能である限り、そのグループは切替えによって発見されうる。加えて、切替えスケジュールについての知識を経路の計算及びそのグループへのメッセージ送信のスケジュールを組むのに活用することができる。
あらゆるWi−Fi P2PグループのGOは、クライアント又はデリバリノード(DN)に空きポジションがあるかを示すために追加情報をプローブ要求/応答フレーム又はビーコンフレームに追加することができる。こうすることで、他のGOがそのグループとDN使用可能接続を開始できるかを知ることができる。また、新たなWi−Fi P2PノードがDevice Discoveryのみを行うことで関わりを持てるGOを見つけられるようになる。
GOは、デリバリノードに対して(BSSIDのような)グループ識別情報をプローブ要求/応答フレームへ加えさせることにより、通常のクライアントからの接続要求とデリバリノードからの接続要求を区別することができる。
一部の激しく混雑した経路でのトラヒック要求の急激な上昇に対応するため、これらの経路内のグループのP2P GOはデリバリノードの切替え頻度を増やすことができ、又はより多くのグループ間切替え用のデリバリノードを使うことさえできる。そのような負荷分散の仕組みは、状況に応じて切替えスケジュールを更新するP2P GOの間での事前のネゴシエーションにより行われる。一対のWi−Fi P2Pグループの間でのデリバリノードの切替え頻度及び数は、トラヒック要求が低下した場合はデフォルト値まで下げることができる。こうして、デリバリノードの数とその切替え頻度を適切に変化させることで、ネットワークトラヒックを制御することができる。
上述のように、深刻な工学的問題を解決するため、例示の実施形態はグループ間での予定した切替えの仕組みを開示している。多数のWi−Fi P2Pグループを含む分散ネットワークの状況では、グループのすべてのメンバーが近隣探索(neighbor discovery)を繰り返し行う。新たな隣接のGOが発見された場合は、クライアントはグループ内で情報を共有する。クライアントからの近隣探索結果に基づいて、GOは各クライアントに委ねられる切替え作業を配置した切替えスケジュールを用意する。切替え作業を割り当てるのに用いられる仕組みでは、特定のクライアントで受信された隣接のGOの信号強度(Received Signal Strength; RSS)のようなパラメータを考慮するため、特定のグループ(GO)を発見したすべてのクライアントの中から、そのGOからのRSSが最大のものに、そのGOへの切替え作業が委ねられる。P2Pクライアントへの切替え作業の割り当ては、残存電力、CPU(中央処理装置)速度、一次メモリ容量、送信範囲、グループ内での予定滞在時間などのような、クライアントのデバイスとしての能力を確認することでも行うことができる。ここで「切替え作業」は、現在の(親)グループとの接続を切断し、規定された時間にわたり隣接のグループのGOに接続し、親グループへ再加入することを意味する。また多数の予備ノードがP2P GOによってグループメンバーから選択され、切替え作業を割り当てられたノードが予期しない時間にわたってネットワークから離脱してしまう場合に中断なく切替えを行うため、切替え作業を引き受けることができる。前記のスケジュールは切替えノード、親グループ、切替え先となる隣接のグループ、親からの離脱時刻及び親グループへの再加入(到着)時刻などの情報を含み得るが、これらに限られるものではない。また、単位時間当たりに親グループと訪問しているグループとの間で往復切替えを行う回数を伴う、デリバリノードの切替え頻度の情報も含んでいてもよい。切替えスケジュールがグループ内で共有されると、デリバリノードとして指名されたクライアントは指定された離脱時刻に親グループとの接続を切断する。クライアントは指定された隣接のGOへ接続要求を送り、接続の確立に失敗した場合は、CSMA(Carrier Sense Multiple Access; 搬送波感知多重アクセス)の仕組みと同様のランダムなバックオフ時間の後で再試行する。失敗するごとに、デリバリノードはコンテンションウインドウを大きくして、その中からランダムな時刻を次の再試行の瞬間として選ぶことができる。
初めて接続されると、切替えノードは情報を共有し、この情報にはグループID、グループメンバーID(MACアドレス)、動作の頻度、セキュリティ認証情報、親グループ及び親グループにより発見された(又は親グループに知られている)他のすべてのグループの切替えスケジュールが含まれるが、これらに限られない。また、訪問したグループから同様の情報を収集し、指定された到着時刻に親グループへ再加入する。切替えノードが切替えスケジュールに記述されている時刻を守ることができずに遅れが発生した際には、切替えスケジュールはGOによって新しいタイミングで更新される。
最初の切替えイベントの後で、訪問したグループのGOは、以降の切替えイベントがInvitationの仕組みを使うことで高速化されるように、DN(複数可)を含むPersistent Groupの履歴を作成する。また、グループのすべてのDNは、迅速な切替えが可能となるように、割り当てられた隣接のGOを含むPersistent Groupの履歴を作成する。特定のグループへの切替え作業が一つのクライアントから別のクライアントへ変更されたとしても、新しい切替えノードもInvitationの仕組みを使って同じ方法に従うことで接続することができる。
切替え作業の割り当ては静的ではない場合がある。P2P GOは後でDNを変更すると決めることができ、様々な理由に応じて他のP2Pクライアントのいずれかに作業を割り当てることができる。そうした理由には(i)別のP2Pクライアントがより高い能力を有する(対応する隣接のGOからより強いRSSを受信する、残存電力がより高い、CPU速度や一次メモリなどのデバイススペックがより高い)又は(ii)現在のDNがグループを離脱すると決める、などが含まれるが、これらに限定されるものではない。そのような場合に切替えスケジュールはそれに応じて更新される。特定の隣接のGOに接続するのに最も適したデリバリノードを選択するために、ここで挙げられたメトリクスをGOで使用することができる。
リアルタイムでトラヒックを負荷分散するため、Wi−Fi P2PグループのGOノードはトラヒックが多い経路の一部をなす、1つ又は複数の特定のグループに対してより多くの切替えノードを割り当てることができる。したがって、切替えスケジュールはすべての経路沿いのトラヒックに応じて適応的に更新される。更新された切替えスケジュールはその後の切替えイベントにおいて他のグループと共有される。
送信ノードの送信キュー内のパケットは、各パケットの送信先に対応する経路へと切替えを行うイベントの時刻に従って優先順位を付けて、並べることができる。こうすることで、切替えスケジュールの情報を利用して効率的な送信スケジュールを組めるようになる。
あらゆるGOは許容するクライアントポジションの総数を、(1)クライアントと(2)デリバリノード(DN)の2つのカテゴリに分けることができる。GOが新たなP2Pデバイスからの接続要求を受け付けるのは、第1カテゴリが一杯になるまでである。あらゆるWi−Fi P2P GOはクライアントカテゴリとDNカテゴリの空きをプローブ要求/応答及びビーコンで告知することができる。GOが隣接にDNカテゴリの空きを告知している別のGOを発見した場合、このGOはそのグループに対するDNとしてクライアントの1つを指名する。クライアントがDNとして割り当てられると、そのクライアントのカテゴリはクライアントからDNへと変更され、クライアントカテゴリに空きが生じて、それがその後のプローブ要求/応答又はビーコンで告知される。一つのWi−Fi P2PグループからのDNが別のWi−Fi P2Pグループへ切り替えを行う場合はいつでも、現在のグループの(BSSID(Basic Service Set Identifier; 基本サービスセット識別子)のような)情報をいくらか含めてその隣接のGOへプローブ要求/応答を送ることができる。こうすることで、その他方のGOが新たなP2PデバイスとDNとを区別することができる。一つのWi−Fi P2PグループからのDNが初めて別のWi−Fi P2Pグループへ切り替えを行う場合、訪問しているGOに自身をこれら2つのグループの間のDNとして登録する。そして両方のGOがDNの空きポジションを1つ減らす。あらゆるGOが現在の他のグループとのDN使用可能接続(もしあれば)と(自身のもの、及びDNを介して収集した他のグループの)切替えスケジュールの情報を、DNを介して共有する。これは直接到達することができないグループへの経路の計算に利用することができる。GOが他のグループとのDN使用可能接続を止めると決定した場合、DNは切替え作業を停止することをこの他方のグループに事前に通知することができる。その後、DNが切替えを行っていた対応するGOのペアは、この切替えに基づく接続に対するDNのリストからこのDNの登録を取り消すことができる。「切替え」活動を停止したDNは通常のクライアントとして再度指名を受けることができる。通常のクライアントとDNの数は許容されるクライアントの総数に合計されることになるが、2つのカテゴリのそれぞれの数は適応的に変動させることができる。
あらゆるWi−Fi P2PグループのGOはプローブ要求/応答フレーム又はビーコンフレームに1ビットのフラグを追加することができ、0はGOがこれ以上クライアントを受け付けられないことを意味することができ、1はGOが接続要求を受け付け中であることを意味することができる。あるいは、GOはプローブ要求/応答フレーム又はビーコンフレームにクライアントポジションの空きの数のような詳細情報をさらに含めることができる。こうすることで、クライアントは隣接のどのGOが接続要求を受け付けているかをDevice Discoveryのみによって知ることができ、グループへの加入時間を削減できる。同様に、GOノードもデリバリノードの空きポジションを告知することができる。こうすることで、隣接で稼働中の別のWi−Fi DirectグループのGOがこのグループとDN使用可能接続を形成することができると知ることができる。DNポジションに空きを有する2つのWi−Fi P2Pグループがお互いを発見すると、これらのグループは他方のグループへDNを派遣する、又は他方のグループからのDNを期待することができる。DNは、他方のグループが自身の親グループを知ることができ、新たなWi−Fi P2Pデバイスからの別の接続要求と区別できるように、(親グループのBSSIDのような)親グループの情報をプローブ要求/応答に明記する。この方法がなければ、最大数のクライアントを有するGOはDNからの接続要求を拒絶してしまう場合もある。あらゆるWi−Fi P2Pデバイスが、スイッチを入れられたあと、アクティブスキャン(Active Scan)を行って、クライアントカテゴリに対する空きフラグが非ゼロであると告知しているGOへ接続要求を送信することができる。そうでなければクライアントカテゴリの空きポジションを提示しているGOを見つけるまで、発見されたGOのそれぞれに対して次々に接続要求を送信しなければならないところを、このようにして、ネットワークへの加入時間を削減することができる。こうして、ネットワークへ加入する手続きの簡易化とグループにわたる情報の流れの円滑化とが可能な、複数のWi−Fi Directグループを有する大規模分散ネットワークを実現することができる。
本発明によれば、多数のノードへのコンテンツ配送はWi−Fi Directのグループの大きさによる制約を克服するアドホック的な方法により可能となる。具体的には、各Wi−Fi Directグループで切替えスケジュールを作成し、複数のグループにわたってそれを共有することで、切替えイベントが決定的となり、事前に知られうる。動的なトポロジの再構成を伴うネットワークにおける経路の可用性は時間と共に変化するため、経路の可用性に関する事前の知識がないということは、送信キューのすべてのパケットがランダムな順番で、又は「先入れ先出し」(FIFO)の順に送信されるということを意味する。例示の実施形態では複数のグループにわたる切替えスケジュールの共有を利用する。そのような切替え頻度を含む切替えスケジュールの事前の知識はパケット送信のスケジュールの作成及び効率的なルーティングテーブルの作成に役立つであろう。また、切替えイベントの事前の知識により送信ノードが切替え先グループに対する切替えノードを知り、不必要にデータを大量に送ることを回避できる。このような切替えスケジュールの共有は本質的に、どのグループのペアがデリバリノードによって対応する切替え頻度で接続されているかを示すトポロジマップとして機能する。
加えて、あらゆるグループによって発見されたすべてのグループについての情報の共有により、あらゆるグループが、他のすべてのグループがお互いの送信範囲の外にある場合であっても、他のすべてのグループへの経路を知っていることが保証される。また、GOがプローブ応答/ビーコンでサポートできる「許容されるデリバリノードの数」を明示することで、隣接で稼働中の他のグループがそのグループと切替えを行うことが可能か、知ることが可能になる。さらに、すべてのデリバリノードがInvitationによって接続できることを確実にするために、あらゆるGOがすべてのデリバリノードに対して人工的なPersistent Sessionの履歴を用意する場合、切替えの遅れが削減される。また、我々の仕組みには新たなクライアント又はデリバリノードを受け入れる能力があるかをプローブ要求/応答又はビーコンに規定するGOの提供が含まれるので、新たなP2Pデバイスが特定のGOへ接続できるかをDevice Discoveryのみによって知ることができる。この方法により、空きを告知しているGOへ接続要求を送るため、新たなデバイスがネットワークへ加入するのに必要な時間が削減される。またデリバリノードは、GOが新たなP2Pデバイスとデリバリノードとを区別できるようにするためにプローブ要求/応答に(BSSIDのような)グループID情報を持っている。最後に、Wi−Fi P2Pグループのペア間でのデリバリノードの数及びその切替え頻度を適切に変動させることで、複数のグループのWi−Fi P2Pネットワークにおいて多量のネットワークトラヒックに対処することが可能となる。
2.例示の実施形態
以降では、Wi−Fi Direct規格に従い、本発明の例示の実施形態を例として説明する。例示の実施形態は、添付の図面と共にその詳細が漏れなく論じられ、最終的に典型的な実例をもって説明される。
2.1 システム構成
図1に示されるように、4つのノードが例示のWi−Fi Directグループ101を形成する。グループ101において、ノード103がグループオーナ(GO)として動作し、他のノード102、104、105は関連するクライアントとしてそれぞれ動作する。グループ101が形成されると、GOノード103はWi−Fiインフラストラクチャモード運用におけるアクセスポイントと類似した役割を演じる。GO103は、GOが去った場合にグループが崩壊しないようにグループ内で事前に共有された予備のリーダーノード及びセキュリティ認証情報のリストを保持する。すべてのクライアントノードは予備のリーダーノードを含む仮想的でPersistent Groupの履歴を用意し、突然崩壊が起こった場合にInvitationを使って予備のリーダーに迅速に再接続する。
図2を参照すると、ノード102〜105は同じ構成を有するが、GO又はクライアントとして動作することができる。ノードは以下の機能性、すなわち無線システム201、ユーザコントローラ202、切替えスケジュール203、プロセッサ204、及びメモリ205を含む。無線システム201はWi−Fi Direct通信機能を含む。ユーザコントローラ202はDevice Discovery、GO Negotiation、Provisional Service Discovery及びInvitationの仕組みなどのWi−Fi Direct接続手続きを制御する。切替えスケジュール203は、切替えノード(切替えデバイス)、切替えを行うよう割り当てられている隣接のグループ、現在のグループからの離脱時刻、現在のグループへの復帰時刻のリストを含む。プロセッサ204は本実施形態に従い、メモリ205に格納されたオペレーティングシステム及びアプリケーションを実行することができる。切替えスケジュール203はメモリ205又は半導体メモリなどの別の記憶装置に含むことができる。
図3は所与のWi−Fi Directグループの例示の切替えスケジュール203(a)の例を示す。切替えスケジュール203(a)はグループID(グループのGOが生成したグループのID)の情報、切替えノードID、ノードが切り替えを行う対応する切替え先グループ、親グループからの離脱時刻及び親グループへの復帰時刻の少なくとも1つを含む。たとえば、切替えノードID1は切替え先グループID1へ切り替える。切替えノードは離脱時刻T1に離脱し、到着時刻T3に復帰する。
図4は所与のWi−Fi Directグループの例示の切替えスケジュール203(b)の別の例を示す。切替えスケジュールはグループID(グループのGOが生成したグループのID)の情報、切替えノードID、ノードが切り替えを行う対応する切替え先グループ、及び切替え頻度の少なくとも1つを含む。
図5は、近隣で稼働している4つの例示的なWi−Fi Directグループ417〜420を示す。グループ1は1つのグループオーナ401と、グループオーナ401と関連する3つのクライアント402〜404を含む。グループ2は1つのグループオーナ405と、グループオーナ405と関連する3つのクライアント406〜408を含む。グループ3は1つのグループオーナ409と、グループオーナ409と関連する3つのクライアント410〜412を含む。グループ4は1つのグループオーナ413と、グループオーナ413と関連する3つのクライアント414〜416を含む。ここで、グループ1、2及び3はお互いの送信範囲内にあり、グループ2、3、及び4はお互いの送信範囲内にあると想定している。この場合、グループ1と4はお互いを直接見つけることができない。あらゆるグループのノードは、隣接で稼働している任意のGOを発見するために定期的にDevice Discoveryを行う。Device Discoveryの結果はグループ内で共有される。たとえば、ノード404及び403は隣接のGO405及び409を発見できる。GO405の受信信号強度(RSS)はノード404でより強くなり、409のRSSはノード403でより強くなる。グループ1(417)のGO401はグループ2(418)への切替え作業をノード404に、グループ3(419)への切替え作業をノード403に割り当てる。GO401は、切替えノードの離脱時刻及び再加入時刻を規定する自グループ用の切替えスケジュールを用意する。あるいは、別の例示の実施形態においては、同じ隣接のグループへの切替えのために複数の切替えノードが割り当てられることがある。指定された離脱時刻に、指定された切替えノード404及び403は親グループとの接続を切断し、それぞれ割り当てられた隣接のGO405、409に接続する。(グループ2に対する)切替えノード404及び(グループ3に対する)切替えノード403は親グループ並びに親グループにより発見された(又は親グループに知られた)他のグループの情報(グループID、グループメンバーMACアドレス、動作チャネル、セキュリティ認証情報、及び切替えスケジュール)を隣接のグループと共有する。切替えノード404及び403は訪問したGO405及び409で入手可能な同様の情報を収集することができ、それぞれの到着時刻T3、T4に親GO401に再加入することができる。収集された情報は親グループ1(417)内で共有される。
図5を使用して説明した例において、上記で説明したのと同じ仕組みに従ってグループ2(418)のノード408はグループ4(420)への切替え作業を割り当てられる。ノード408はグループ2(418)の情報だけでなく、グループ1(417)の情報もグループ4(420)内で共有する。同様に、ノード408はグループ4(420)からの同様の情報をグループ2(418)へ持っていくことができ、この情報はその後の切替えイベントでグループ1(417)と共有される。こうして、グループ1はグループ4を知ることとなり、逆もまた同様であるが、両者はお互いを直接見つけることはできない。切替えスケジュール203が共有されると、両者は最も適切な経路を選択し、パケット送信のスケジュールを組むことができる。
図6は、GOノードによるWi−Fi P2Pグループの切替えスケジュール作成のフローチャートを示す。これは図5のグループ1を例として説明される。動作S501において、Wi−Fi P2Pグループ1のすべてのノード402〜404は定期的に近隣探索を行う。ノード402〜404はビーコンに空き情報を加えることができる。動作S502において、発見されたすべての隣接のGO401の情報がグループ1内で全てのノードによって共有される。動作S503において、特定の隣接のGO405又は409を発見したクライアント403又は404の中から、隣接のGO405又は409から最も強い受信信号強度を得るクライアント403又は404が選ばれ、その隣接のGOに切り替える。たとえば図5では、GO405がクライアント404に対して選ばれ、GO409がクライアント403に対して選ばれる。動作S504において、GO401は発見されたあらゆる隣接のGO405又は409へ切替える作業をクライアント403又は404に割り当てるための切替えスケジュールを用意する。具体的には、近隣探索の結果に基づいて、グループオーナ401が切替えスケジュールに配置された切替え作業を割り当てる。
図7は、上述のように、一つのWi−Fi P2Pグループから別のグループに切り替える仕組みのフローチャートを示す。これは図5のグループ1を例として説明される。動作S601において、特定のGO405又は409へ切り替えるよう割り当てられたノード403又は404は予定された離脱時刻T1又はT2に親グループ1(417)との接続を切断する。動作S602において、ノード403又は404は特定の隣接のGO405又は409へ接続要求又はInvitation要求を送る。動作S603において、GO405又は409で進行中のなんらかの接続プロセスのために接続失敗した場合、切替えノード403又は404はウインドウからランダムなバックオフ時間を選択し、その時間の間待機した後で接続要求を再送する。失敗するごとに、切替えノード403又は404はウインドウサイズを大きくする。予定された親グループ1(417)への再加入時刻T3又はT4までに隣接のGO405又は409との接続に失敗する場合、切替えノード403又は404は親グループ1(417)に再度接続する。動作S604において、接続の成功後、切替えノード403又は404は親グループ1に知られている少なくとも1つのグループのグループ情報、メンバーノード情報、セキュリティ認証情報、動作チャネル、グループの切替えスケジュール、の少なくとも1つを共有する。切替えノード403又は404は訪問したグループ2(418)又はグループ3(419)から同様の情報を収集する。たとえば、最初の成功した切替えイベントの後で、グループ情報、メンバー情報、セキュリティ認証情報、及び切替えスケジュールがグループ1とグループ2の間、又はグループ1とグループ3の間で交換される。加えて、GOは発見された隣接のグループの切替えノードを含むPersistent Groupの履歴を作成することができ、すべてのグループの切替えノードは発見された隣接のグループの少なくとも1つのGOを含むPersistent Groupの履歴を作成することができる。こうしてInvitationの仕組みを採用することで将来の切替えイベントを行うことができて、切替えの遅れが削減される。動作S605において、切替えノード403又は404は訪問したGO405又は409との接続を切断し、親グループ1の切替えスケジュールに厳密に従って、グループ1に再加入する。
図8は適応的負荷分散の仕組みのフローチャートを示す。動作S701において、2つ以上のWi−Fi P2Pグループで構成される特定の経路上のトラヒック負荷が増加する場合、該当するWi−Fi P2PグループのGOは、この経路内のグループに対してより多くの切替えノードを割り当てることで、又はこの経路内の切替えノードの切替え頻度を増やすことで、切替えスケジュールを更新する。あるいは、該当するWi−Fi P2PグループのGOは、この経路内のグループに対してより多くの切替えノードを割り当てること、及びこの経路内の切替えノードの切替え頻度を増やすことの両方で、切替えスケジュールを更新することができる。たとえば、一つのノードの切替え頻度が最大値に達した場合、GOは1つのノード当たりの切替え頻度と切替えノードの数の組み合わせを調整することができる。動作S702において、混雑した経路内のWi−Fi P2PグループのGOは、この経路沿いの切替え専用ノードの増加若しくは切替え頻度の増加、又はその両方についての情報をこれらGOの間で交換する。動作S703において、トラヒック負荷の減少に対して、該当する隣接のGOへ通知し、切替えスケジュールを更新することにより切替え専用ノードの数がデフォルト値へと減らされる。上記のように、適応的負荷分散はWi−Fi P2Pグループのペアの間でデリバリノードの数を適応的に増やすか、デリバリノードの切替え頻度を増やす、又はその両方を行うことで実施でき、切替えが発生する両方のGOの合意の下で高いトラヒックの要求を満たすことができる。トラヒック負荷の減少に対して、デリバリノードの数はデフォルト値へと減らすことができる。
図9は適応的負荷分散をグラフで表現したものを示す。(A)はWi−Fi P2Pグループのペアの間のトラヒックの例示的な変動を示す。(B)若しくは(C)のいずれか、又はその両方が動作されうるのかに応じて、トラヒックのレベルを比較するのに1つ又は複数の閾値があり得る。(B)はデリバリノードの数が(A)のグループ間トラヒックの増加に対応して適応的に増加していることを示している。(A)におけるトラヒック閾値はk個のレベルに設定されている。時点T1及びT2の間のトラヒックはトラヒック閾値1よりも少ない。結果として、デリバリノードの数は最小限のデフォルト値であるN1に設定され、対応する切替え頻度はF1に設定される。T2とT3の間のトラヒックはトラヒック閾値1を上回るが、それでもトラヒック閾値2よりは少ない。これに応じて、デリバリノードの数はこの増加したトラヒック要求に対応するため、(B)でN2へと増やされる。デリバリノードの切替え頻度も(C)に示すようにF2へと増やすことができる。T3とT4の間のトラヒックはさらに増加し、デリバリノードの数及び/又はデリバリノードの切替え頻度も増やされる。T4とT5の間でトラヒック要求がトラヒック閾値1を下回ると、デリバリノードの数及び/又は対応する切替え頻度もそれぞれ最小限のデフォルト値であるN1とF1へと下げられる。この仕組みに従い、(B)若しくは(C)のいずれか、又はその両方をWi−Fi P2Pグループのペアの間のトラヒックの変動に応じて採用することができる。
図10は新たなWi−Fi P2Pデバイスがネットワークへ加入する仕組みの模式図を示す。デバイスはDevice Discoveryを行って、活動中のGOのプローブ要求/応答フレーム又はビーコンフレームを見つける。発見されたすべてのGOの中からデバイスはクライアントの空きが非ゼロであると告知しているGOを選び、そのGOへ接続要求を送る。このように、この方法はDevice Discoveryを行うだけで適切なGOを見つけるのに役立つ。たとえば、ノード430(新たなWi−Fi P2Pデバイス)はDevice Discoveryを行って、活動中のGO(グループ2のGO405、グループ4のGO413、グループ1のGO401)を見つける。ノード430はクライアントカテゴリに1つの空きを告知しているグループ1のGO401を選択する。ノード430はGO401へWi−Fi P2P接続要求を送る。
図11はWi−Fi P2Pグループのペアの間でのDN使用可能接続の開始に関する模式図を示す。DNの空きが非ゼロで、既存のDN使用可能接続を持たない2つのグループがお互いを見つけた場合、これらのグループは他方のグループへデリバリノードを派遣するか、デリバリノードの派遣を期待する。具体的には、第1グループが第2グループへデリバリノードを派遣する、又は第2グループからのデリバリノードを待つ(期待する)、のどちらかを行うことで、デリバリノードが両方向に派遣されうる。図11において、グループ4はデリバリノードカテゴリで1つの空きを告知している。グループ1もデリバリノードカテゴリで1つの空きを告知している。グループ1とグループ4は既存のDN使用可能接続を持たない。
図12は、前の図から続いて、Wi−Fi P2Pグループのペアの間でのDN使用可能接続を開始する方法についての模式図を示す。この図に示すように、グループの1つが他方のグループへデリバリノードを派遣する。これらのグループの両方がそれに応じて空き情報を更新する。たとえば、図12でグループ4のクライアントノード415がデリバリノードへと変更される。結果として、クライアントポジション(クライアントカテゴリ)の空きが作られ、DNの空きが1つ減らされる。同時に、グループ1のDNの空きも1つ減らすことができる。
図13は、前の図から続いて、Wi−Fi P2Pグループのペアの間でのDN使用可能接続の方法についての模式図を示す。図13に示すように、指名されたデリバリノード415は切替え活動の一環としてまた親グループ4へと切り替える。たとえば、図13において、DNの空きはいまだゼロである。したがって、指名されたデリバリノード415は一時的にグループ4へと切り替えを行うが、デリバリノード415はいまだグループ1とグループ4の間のデリバリノード(切替えノード)である。
図14は本開示の1つ又は複数の実施形態による2つ以上のピアツーピアグループ間で通信を行うのに使われるデバイスの模式的ブロック図を示す。様々な実装において、デバイスはピアツーピア通信を使って通信可能なパーソナルコンピュータデバイス(たとえばスマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末(Personal Digital Assistants; PDA)など)を含むことができる。図14において、デバイス500はオーナーデバイスにより用意された切替えスケジュールに基づいて、第1ピアツーピア(P2P)グループの第1オーナーデバイスとの接続を切断し、切替えスケジュールに基づいて第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続し、第2のP2Pグループと情報を共有するように構成されたプロセッサ501を含む。デバイス500はまた第1のP2Pグループと第2のP2Pグループとの間で情報に基づいて通信を行うように構成された通信モジュール502を含む。
デバイス500は図2に示すメモリ205を含むことができる。メモリにはシステムメモリ構成要素(たとえばランダムアクセスメモリ(Random−Access Memory; RAM))、静的なストレージ構成要素(たとえば読み出し専用メモリ(Read−Only Memory; ROM))、及び/又はディスクドライブを含むことができる。デバイス500はプロセッサ501及び他の構成要素によってシステムメモリ構成要素に含まれる1つ又は複数の命令のシーケンスを実行することで特定の操作を行う。論理はコンピュータ可読媒体内に符号化することができ、実行する命令をプロセッサ501に与えるのに関与する任意の媒体を参照することができる。このような媒体はどのような形態も取りえて、不揮発性媒体、揮発性媒体、及び送信媒体を含むが、これらに限られない。様々な実装において、不揮発性媒体には光学ディスク若しくは磁気ディスク、又はソリッドステートドライブを含み、揮発性媒体にはシステムメモリ構成要素のような動的なメモリを含み、送信媒体にはバスを構成する電線を含む、同軸ケーブル、銅線、及び光ファイバーを含む。一実施形態において、論理は非一時的コンピュータ可読媒体内に符号化される。一例では、送信媒体は電波、光、赤外線によるデータ通信の際に生成されるもののような音波又は光波の形を取る。
コンピュータ可読媒体の一般的な形態としては、たとえば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、コンパクトディスク(Compact Disc; CD)ROM、任意の他の光学媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンを有する任意の他の物理的媒体、RAM、プログラマブルROM(Programmable ROM; PROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(Electrically Erasable Programmable ROM; EEPROM)、フラッシュEEPROM、任意の他のメモリチップ若しくはカートリッジ、又はコンピュータがそこから読み出すよう構成されている任意の他の媒体が含まれる。
適用できる場合には、本開示によって与えられる様々な実施形態をハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使って実装することができる。適用できる場合には、本開示の趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載された様々なハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素を組み合わせて、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は両者から成る複合的構成要素とすることもできる。適用できる場合には、本開示の趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載された様々なハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素はソフトウェア、ハードウェア及び/又は両者から成る従属構成要素へ分けることができる。加えて、適用できる場合には、ソフトウェア構成要素はハードウェア構成要素として実装できると考えられ、逆もまた同様である。
デバイスによって実行されるコンピュータプログラムのような本開示に従うアプリケーションソフトウェアは、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体に記憶することができる。本明細書で特定されたステップもまた、ネットワーク化された、並びに/又はそうではない、1つ若しくは複数の、汎用若しくは特定用途のコンピュータ及び/若しくはコンピュータシステムを使って実装できると考えられる。適用できる場合には、本明細書で説明された様々なステップの順番は、本明細書で説明された特徴を提供するため、変更する、組み合わせて複合的なステップとする、及び/又はサブステップへと分ける、とすることができる。
本開示の実施形態を説明してきたが、これらの実施形態は開示を例証するものであり、開示を限定するものではない。たとえば、「デバイス(device)」という単語は、グループに接続可能だがどのグループにも接続されていないグループオーナ、クライアント、又はP2Pデバイスを規定することができる。たとえば、図9に示す閾値に関し、切替え頻度の閾値はデリバリノードの数の閾値と同じ、又は異なるものとできる。たとえば、切替えスケジュールを使って切替えデバイス(デリバリノード)がP2Pグループオーナとの接続を切断し、他のP2Pグループオーナに接続することで、本明細書で論じた斬新なWi−Fi Direct通信方法が実現できる。
本開示の実施形態はまた、これらの実施形態に制限されるものではなく、本開示の原理に従って当業者により数々の変更及び変形が可能であり、以下に請求される本開示の趣旨と範囲の中に含まれると理解されるべきである。
上記の例示の実施形態は無線ピアツーピア(P2P)ネットワークに適用可能である。
101−106 ノード
201 無線システム
202 ユーザコントローラ
203 切替えスケジュール
204 プロセッサ
205 メモリ

Claims (13)

  1. 複数のデバイスから構成される第1のP2Pグループのうち少なくとも1つの前記デバイスが、少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するためにスキャンし、
    前記スキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有し、
    前記共有された結果に基づき前記第1のP2Pグループの切替えスケジュールを用意し、前記切替えスケジュールを使って、前記複数のデバイスのうち接続先を切り替えるデバイスである切替えデバイスが前記第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスと接続し、
    前記切替えデバイスを使って前記第2のP2Pグループと前記切替えスケジュールを含む情報を共有し、
    前記切替えスケジュールを使って前記切替えデバイスが前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続し、
    前記情報に基づいて前記切替えデバイスを介して前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間で通信を行うこと、を含む方法
  2. 前記情報が、
    前記スキャンにより発見された、前記少なくとも1つのP2Pグループのリストと、
    前記少なくとも1つのP2Pグループに含まれる少なくとも1つのデバイスのリストと
    記スキャンにより発見された前記少なくとも1つのP2Pグループから収集した情報と、
    の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記切替えスケジュールが
    前記切替えデバイスを識別する識別情報と、
    前記切替えデバイスが前記第1のP2Pグループから切り替える前記第2のP2Pグループの切替え先情報と、
    前記切替えデバイスが前記第1のP2Pグループから離れる離脱時刻と、
    前記切替えデバイスが前記第1のP2Pグループに戻る到着時刻と、
    単位時間当たりに切替えが起こる回数と、
    の少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1オーナーデバイスが、前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループの間のトラヒック負荷の変動に基づいて前記第1オーナーデバイスから前記第2オーナーデバイスへと切替えを行う切替えデバイスの数を変動させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1オーナーデバイスが、前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間のトラヒック負荷の変動に基づいて前記切替えデバイスが単位時間間隔当たりに前記第1オーナーデバイスと前記第2オーナーデバイスとの間で切替えを行う回数を変動させる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記情報が、
    前記第1のP2Pグループの少なくとも1つのデバイスのセキュリティ認証情報と、
    前記第1のP2Pグループの前記切替えスケジュールと、
    前記少なくとも1つのデバイスによって使われる少なくとも1つの動作チャネルと、
    前記少なくとも1つのデバイスのMACアドレスと、
    の少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記第1オーナーデバイスが前記少なくとも1つのP2PグループのP2Pデバイスのセキュリティ認証情報を記憶し、
    前記記憶されたセキュリティ認証情報により前記P2PデバイスがP2P Invitation手続きにおいて前記第1オーナーデバイスに接続する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1オーナーデバイスが、
    デバイスタイプと、
    デバイスの能力と、
    送信範囲と、
    前記第2オーナーデバイスからの受信信号強度と、
    一次メモリ容量と、
    処理速度と、
    残存電力と、
    前記第1のP2Pグループに滞在する予定時間と、
    の少なくとも1つに基づいて、前記第1のP2Pグループの1つ又は複数のクライアントから切替えデバイスを選択する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記切替えデバイスが前記第2のP2Pグループへ切り替える間にプローブ要求又はプローブ応答にグループ識別情報を含める、請求項1に記載の方法。
  10. 複数のデバイスから構成される第1のピアツーピア(P2P)グループと、
    第2のP2Pグループと、
    前記第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスと、
    前記第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスと、
    前記複数のデバイスのうち接続先を切り替えるデバイスである切替えデバイスと、
    を含み、
    前記第1オーナーデバイスが、少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するために、前記第1のP2Pグループの少なくとも1つの前記デバイスにより行われるスキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有し、
    前記第1オーナーデバイスが前記共有された結果に基づいて前記第1のP2Pグループの切替えスケジュールを用意し、前記切替えスケジュールを使って前記切替えデバイスが前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して前記第2オーナーデバイスへ接続し、
    前記切替えデバイスが前記第2のP2Pグループと前記切替えスケジュールを含む情報を共有し、
    前記切替えスケジュールを使って前記切替えデバイスが前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続し、
    前記情報に基づいて前記切替えデバイスを介して前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間の通信を行うシステム。
  11. 複数のデバイスから構成される第1のピアツーピア(P2P)グループのうちの前記デバイスである第1オーナーデバイスであって、
    前記複数のデバイスのうち接続先を切り替えるデバイスである切替えデバイスが前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続し、前記切替えデバイスが前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続することを可能とする切替えスケジュールと、
    少なくとも1つのP2Pグループを発見するために前記複数のデバイスのうち少なくとも1つの前記デバイスによって行われるスキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有し、前記共有された結果に基づいて前記第1のP2Pグループの前記切替えスケジュールを用意するプロセッサと、
    を含
    前記切替えデバイスが、
    共有された前記切替えスケジュールを使って、前記第1のP2Pグループの第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスと接続し、
    前記第2のP2Pグループと前記切替えスケジュールを含む情報を共有し、
    前記切替えスケジュールを使って前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続し、
    前記デバイスが、
    前記情報に基づいて前記切替えデバイスを介して前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間で通信を行う、第1オーナーデバイス。
  12. 複数のデバイスから構成される第1のピアツーピア(P2P)グループの第1オーナーデバイスにより用意された切替えスケジュールに基づいて、前記第1オーナーデバイスとの接続を切断して第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続し、前記第2のP2Pグループと前記切替えスケジュールを含む情報を共有し、前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続するプロセッサと、
    前記情報に基づいて、前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループの間で接続先の切替を行って通信を行う通信モジュールと、
    を備え
    前記複数のデバイスのうち少なくとも1つの前記デバイスが、
    少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するためにスキャンし、
    前記スキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有する、切替えデバイス。
  13. 複数のデバイスから構成される第1のピアツーピア(P2P)グループの第1オーナーデバイスにより用意された切替えスケジュールに基づいて、前記第1オーナーデバイスとの接続を切断する処理と、
    前記切替えスケジュールに基づいて、第2のP2Pグループの第2オーナーデバイスに接続する処理と、
    前記第2のP2Pグループと前記切替えスケジュールを含む情報を共有する処理と、
    前記切替えスケジュールに基づいて、前記第2オーナーデバイスとの接続を切断して前記第1オーナーデバイスと再接続する処理と、
    前記情報に基づいて前記第1のP2Pグループと前記第2のP2Pグループとの間で接続先の切替を行って通信を行う処理と、
    少なくとも1つのピアツーピア(P2P)グループを発見するためにスキャンする処理と、
    前記スキャンの結果を前記第1のP2Pグループ内で共有する処理と、
    をデバイスのコンピュータに実行させるためのプログラム。
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