JP6540892B2 - 無線ピアツーピアネットワーク内のデバイス、無線通信システム及び制御方法 - Google Patents

無線ピアツーピアネットワーク内のデバイス、無線通信システム及び制御方法 Download PDF

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Description

本願は、無線通信システムに関する。特に、本願はパケットルーティングの仕組みに関する。
Wi−Fi Directとしても知られるWi−Fiピアツーピア(P2P)は、近年発表されたデバイス間通信の仕様である。以下、Wi−Fi P2P及びWi−Fi Directは同義で置き換え可能なものとして使われる。この規格は、米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE))802.11規格に基づく前身のWi−Fiを基盤としているが、アクセスポイント(AP)を必要とするという点でWi−Fiとは著しく異なる。AP機能をソフトウェアに持たせることで、この規格はAPの役割を担う特殊なハードウェアを不要とするだけでなく、アドホック通信で高速でセキュアな方式を提供する。したがって、数台のWi−Fi P2P対応デバイスでグループを形成し、APやインターネット接続を必要とすることなく、お互いの間で情報を交換することができる。
Wi−Fiピアツーピア(P2P)技術仕様書第1.4版(非特許文献1)によれば、Wi−Fi P2Pでは複数のデバイスのうちの1つが、Wi−FiインフラストラクチャモードにおけるAPと類似した役割であるグループオーナ(GO)として振る舞う必要がある。任意のWi−Fi P2PデバイスがGOの役割を担うことができる。初めに、互いに情報を共有することに関心があるWi−Fi P2Pデバイスが、それらの中の1台のデバイスがGOとして選ばれることを含む、グループ形成の包括的プロセスに携わる。すべてのデバイスがGOと関連を保ち、通信はグループ内でのみ行うことができる。
Wi−Fiピアツーピア(P2P)技術仕様書第1.4版(Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical specification Version 1.4)
Wi−Fi Directは、1つのノードがリーダ(Wi−Fi P2P用語でグループオーナ又はP2P GOと呼ばれる)の役割を担い、他のノードがP2PクライアントとしてGOと関連することができるスター型トポロジで動作する。グループ外部の通信は単一の物理/論理媒体アクセス制御(MAC)インタフェースを使って特定されないため、データ通信はP2Pグループのメンバー内だけで規定される。したがって、多数のグループ環境での効率的なグループ間通信は技術的に難しい。特定の例示の実施形態の目的は、上述の問題を解決し、多数のグループ間での通信が効率的な方法で可能となる仕組みを提供することである。
上記の目的に加え、本発明の自明で明らかな他の利点は詳細な明細書と図面から示されるであろう。
一実施形態に係るデバイスは、少なくとも1つのパケットのルーティングを行う上位層と、無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えるピアツーピア(P2P)ユニットと、を備える。
また、一実施形態に係るシステムは、デバイスと、宛先デバイスと、を備え、前記デバイスが、少なくとも1つのパケットのルーティングを行う上位層と、無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えるピアツーピア(P2P)ユニットと、を備え、前記宛先デバイスが、前記デバイスの前記上位層により決定された経路に沿って前記パケットを受信する受信機を含む。
また、一実施形態に係るデバイスの制御方法は、上位層において、少なくとも1つのパケットのルーティングを行うことと、無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えること、とを含む。
例示の実施形態によれば、多数のP2Pグループの間の通信が効率的な方法で可能となる。
本発明は、状況に応じていくつかのステップと1つ又は複数のそのようなステップの他の各ステップに対する関係を含み、そのようなステップに影響するよう構成された、構造の特徴を具現化する装置、要素の組み合わせ、及び部品の配置のすべては、以下の詳細な開示で例示され、本発明の範囲は請求項で示されるであろう。
例示の一実施形態に係る例示の無線ピアツーピア(P2P)グループを示す模式図である。 例示の一実施形態に係るノードの機能構成を示すブロック図である。 グループオーナにより策定され、すべてのクライアントノードと共有される、例示の一実施形態に係る、所与のWi−Fi P2Pグループの切替えスケジュールの例を示す模式図である。 例示の一実施形態に係る、4つのWi−Fi P2Pグループとその切替えスケジュールを示す模式図である。 Wi−Fi P2Pグループ形成プロセスが開始され、データリンク層でグループ形成用のフレームを交換することでWi−Fi P2Pグループ形成が実行されている階層化アーキテクチャのプロトコルスタックを有する、例示の一実施形態に係る2つの例示のノードを示す模式図である。 例示の一実施形態に従い、2つのノードがグループ形成プロセスを無事完了し、続いてWi−Fi P2Pスタックが遅延耐性ネットワーク(Delay Tolerant Network:DTN)層にグループ形成について知らせることを示す模式図である。 例示の一実施形態に従い、ノード1及び2のDTN層がWi−Fi P2Pスタックからグループ形成情報を受信後にメッセージを生成又は送信することを示す模式図である。 Wi−Fi Directプロトコルスタック又はWi−Fi Direct接続を管理するアプリケーションからの情報を使ってDTN層がルーティングテーブルを作成する際のイベントのシーケンスを示すフローチャートである。 データリンク層からのWi−Fi P2Pグループ形成情報を使ってDTN層でメッセージを生成する際のイベントのシーケンスを示すフローチャートである。 1つ又は複数の実施形態に従って通信を行うデバイスの例を示す模式図である。 1つ又は複数の実施形態に従って通信を行うデバイスを示す模式図である。
本明細書において以下では、「例示の(exemplary)」という単語は「例、実例、又は例証の役割を果たす」という意味で使われる。本明細書において「例示の」として説明される任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好適な、又は有益であると解釈されるべきではない。
1.例示の実施形態の概要
上位層(例えば、パケットルーティングに関与する層)とP2P通信リンク層(例えば、データリンク層におけるWi−Fi P2P)又はP2Pリンク確立プロセスを管理するアプリケーションの間での調整不足は、性能上の障壁になりうる。しかし、例えば、Wi−Fi Direct層(又はWi−Fi Direct接続管理アプリケーション)から上位層への情報の流れは、データリンク層でのWi−Fi P2Pで起こるグループ間の切替えイベントの情報を利用する上位層での特殊なルーティングプロトコルを考案するのを容易にすることができる。このような切替えイベントは、第1のWi−Fi P2Pグループのノードが第1のP2PグループのGOとの接続を切断し、第2のP2PグループのGOへ接続して第1のP2Pグループと第2のP2Pグループの間で情報を共有することを意味しうる。多数のWi−Fi P2Pグループの間のトポロジにおける動的な変更についてのこのような情報が上位層と共有されると、上位層が効率的なパケットルーティングを策定することができる。このような方法は一つのグループから別のグループへパケットをルーティングするのに有用となりうる。例えば、遅延耐性ネットワークは、ゼロ知識又は履歴に基づいた予測をもって、主に常時利用可能な偶発的で断続的な接続で動作する。本開示はデータリンク層(又はP2Pリンク確立を管理するアプリケーション)で動作するWi−Fi P2Pスタックから受信したトポロジ再形成情報に基づいた、上位層(例えば、ネットワーク層、DTN層又はアプリケーション層)でのルーティングの仕組みを提案する。
遅延耐性ネットワーク(DTN)は継続的に接続できない可能性のあるノード間での通信に利用されるネットワーク技術である。そのような用途では、即時到達可能なエンドツーエンドのルーティング経路がない場合、データを蓄積運搬型転送の仕組みで送信元から宛先へ配送することができる。この仕組みでは、即時到達可能なエンドツーエンドの経路は必要なく、それどころかデータは一度に1ホップ転送されればよい。したがって、中間ノードはデータを記憶し、経路上の次のノードとの接続の確立を待っていればよい。DTNにおいて、隣接するデータブロックは「バンドル(bundle)」と呼ばれる。また「バンドルプロトコル(Bundle protocol)」という名前で呼ばれるプロトコルは、トランスポート層及びネットワーク層の上のオーバーレイネットワークとして機能することができる。バンドルはアプリケーションデータから作成することができ、一つのノードから別のノードへ前述した蓄積運搬型転送方式を使って送ることができる。本開示では、用語「DTN」はバンドルプロトコルと解釈してよい。用語「DTN」はまた、DTNを基にしたP2Pコンテンツ共有アプリケーションと解釈してもよい。
(例えばDTNアプリケーションを使用する)ピアツーピア方式コンテンツ共有又はファイル共有システムでは、情報(例えばそのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)を含むメッセージがアプリケーションにより周期的に生成されることがある。このような情報はピアノードとの共有のために生成することができる。しかし、この情報を生成する上位層は、データリンク層で宛先ピアノードとのP2P無線通信リンク(例えばWi−Fi Direct)が確立されたかどうか、気づかないことがある。上位層とデータリンク層(又はP2Pリンク確立を管理するアプリケーション)で動作するP2P無線通信プロトコルの間に層を越えた調整がないため、この情報がデータリンク層でP2P接続が確立した実際の瞬間とは無関係に独立して生成されることがある。情報の生成頻度の増加は、不必要なCPUの占有と、バッテリ駆動の低性能なプロセッサ構成のデバイスでは深刻な問題となる電力消耗につながりうる。一方で頻度の削減は、P2P接続がデータリンク層で確立された場合でも通信に不必要な遅延を引き起こすことがある。したがって、複数の層を跨いだ情報の流れの仕組みは、情報生成をやみくもに行うのではなく情報生成の時刻を正確に決定するのを助けることができる。
Wi−Fi P2Pはグループ外部の通信を制限するグループを基盤とした仕組みで動作するため、動的なトポロジの再形成は、大規模でアドホックなノードの集まりでのコンテンツ配信又はデータの流れに対する必須の要件となりうる。Wi−Fi P2Pでのグループ再形成の仕組みを使用するシステムでは、ノードが1度又は複数回繰り返して一つのグループから離れて他のグループに加入し、第1のP2Pグループから第2のP2Pグループへ情報を共有できるようにすることで、時間と共にグループを再形成することができる。このような状況では、一つのグループから別のグループへのデータパケットの(直接の、又は多数のグループを中継しての)ルーティングは重要な問題となる。このようなトポロジの再形成はP2Pリンク確立を管理するアプリケーションにより管理されることがあるため、P2Pリンク確立を管理するアプリケーションとルーティング層の間での調整方法なしでは、経路管理層が、別のグループに属する宛先ノードへパケットを配送するための最良のエンドツーエンドの経路を見つけることができない可能性がある。これは、このような多数のグループによるP2Pネットワークのトポロジが時間と共に動的に変化することがあるためである。P2P接続管理アプリケーションから共有されたノードの切替えスケジュールを考慮した上で動的なトポロジ再形成用にあつらえた特殊なルーティングプロトコルなしでは、グループ間に永続的な接続がない可能性があり、グループ間トポロジが時間と共に動的に変化するため、送信ノードのルーティング層は自身のグループから別のP2Pグループ内の別のノードへの最良の経路に気づかない可能性がある。グループ間通信は第1のP2Pグループと第2のP2Pグループの間での動的なノード切替えによって容易にすることができ、これは事前に決定されたスケジュールに従って行うことができる。スイッチングノードの数及びスイッチングノードのそれぞれがP2Pグループの第1ペアの間で切替えを行う回数は、P2Pグループの第2ペアの間でのスイッチングノードの数及び切替えを行う回数とは異なることがある。この結果、エンドツーエンドのメッセージ配送時間又は他の通信メトリックは、多数の経路の間で異なることがある。したがって、多数のグループ間でのメッセージ配送用の特殊なルーティングプロトコルはグループ再形成情報(例えば切替えスケジュール)を必要とするであろう。
上位層でピアツーピア方式コンテンツ又はファイル共有アプリケーション(例えば、ピアノード間での断続的な接続の確立に基づくDTNアプリケーション)、データリンク層ではP2P通信プロトコル(例えばWi−Fi Direct)を使用することができる統合システムでは、2つの層間で調整が行われないことは性能上の障壁になりうる。例えば、このような調整には、リンク確立情報が上位層で効率的に使用できるように、ピアノードと共有予定のメッセージ(例えばそのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)を生成しながらWi−Fi P2Pプロトコルスタックにより管理されているデータリンク層から上位層へリンク確立情報を渡すことも含むことがある。このような調整なしでは、データリンク層でのピアツーピアリンク確立を事前に知ることなく、メッセージの生成がやみくもに行われる可能性がある。P2P通信プロトコルスタック(又はP2P通信リンクの確立を管理するアプリケーション)からP2P接続の確立を事前に知ることなくメッセージが「t」時間単位ごとにやみくもに生成されると、最悪のシナリオでは、P2P接続の確立と実際のメッセージの送信の間に「t」単位時間の遅延がありうる。P2P接続がデータリンク層で確立されたとしても、この問題によって「t」単位だけ通信プロセスが遅れることがあり、性能の悪化につながる。反対に、メッセージ生成の頻度がやみくもに増やされると、不必要なCPUの占有及びバッテリ駆動で限られた処理能力の携帯型デバイスでは深刻な問題である電力消耗につながる。
例示の実施形態は、第1のP2Pグループと第2のP2Pグループの間でデータの効率的な配送を可能にするために、P2P通信プロトコルスタック(又はP2P通信リンクの確立を管理するアプリケーション)と上位層(例えばルーティングを管理する層)の間で調整方法により共有されるグループ形成情報に基づく、ルーティングの仕組みを提供する。例示の実施形態において、ピアツーピア方式コンテンツ又はファイル共有アプリケーション(例えば、ピアノード間での断続的な接続の確立に基づくDTNアプリケーション)によるメッセージ(例えば、ピアノードと共有予定の、そのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)を生成する正確なタイミングをデータリンク層で動作しているWi−Fi Directプロトコルスタックからの接続情報を使って決定できる。
例示の一実施形態は、複数のノードで構成され、ノードのうち1つがリーダとして振る舞い、他のノードがクライアントとして振る舞う無線ピアツーピアグループでの接続方法をP2Pグループに提供する。このようなP2Pグループのそれぞれの1つ又は複数のノードは、グループ形成情報に従い、現在のP2Pグループとの接続を切断して別のP2Pグループへ接続し、再度元のP2Pグループへ接続することで2つ以上の異なるP2Pグループの間で切替えを行うことができる。この方法では、P2P接続管理アプリケーションはP2Pグループ自体及びスイッチングノードを介して収集された可能性のある他の隣接のP2PグループのP2Pグループ形成情報を上位層に送ることができ、上位層ではこの情報を異なるP2Pグループに属する宛先ノードへパケットを配送するのに最適なエンドツーエンド経路を算出するのに使用できる。
例示の一実施形態は、1つ又は複数のクライアントノードがリーダノードに接続してP2Pグループを形成できるシステムを提供する。このようなP2Pグループのそれぞれの1つ又は複数のノードは、グループ形成情報に従い、現在のP2Pグループとの接続を切断して別のP2Pグループへ接続し、再度元のP2Pグループへ接続することで2つ以上の異なるP2Pグループの間で切替えを行うことができる。このシステムは、P2Pグループ自体及びスイッチングノードを介して収集された可能性のある他の隣接のP2PグループのP2Pグループ形成情報を上位層に送るP2P接続管理アプリケーションを含むことができる。上位層はP2P接続管理アプリケーションにより与えられた情報から抜き出した宛先へのすべての到達可能な経路のルーティングメトリックに基づいてルーティングテーブルを算出することができる。あらゆるP2Pグループは、他のP2Pグループと共有可能な自グループの形成情報(例えば切替えスケジュール)を維持することができる。お互いのスケジュールを知っていることで、あらゆるP2Pグループは異なるP2Pグループのノードへデータを配送する経路の算出に使用できるグループ形成テーブル(例えば動的なトポロジマップ又はトポロジ再形成スケジュール)を用意することができる。トポロジマップは無線P2Pグループとその隣接の無線P2Pグループのトポロジの情報を含むことができる。第1無線P2Pグループと第2無線P2Pグループの間に切替えベースの通信の機会(例えばルーティング経路)がある場合、このような切替えベースの偶発的なルーティング経路もまたトポロジマップに存在しうる。ルーティングテーブルは、特定のP2Pグループへ切り替えるよう割り当てられたすべてのデリバリノードの接続および切断の推定タイミングに基づいて策定することができる。したがって、1つのP2Pグループから別のP2Pグループへの最良の経路は、最も適切なルーティングメトリックに基づいて選択することができる。この最も適切なルーティングメトリックは、データパケット配送のエンドツーエンドの推定される遅延時間を含むがこれに限られない。推定される遅延時間は、その経路に属する複数のP2Pグループの切替えスケジュールから計算してもよい。
例示の一実施形態において、接続方法には、調整の仕組みによってデータリンク層(又はP2P接続管理アプリケーション)で動作するP2P通信プロトコルスタック(例えばWi−Fi Direct)からピアツーピア方式コンテンツ又はファイル共有アプリケーションへ正確な接続確立時刻についての情報を流れやすくすることで、ピアツーピア方式コンテンツ又はファイル共有アプリケーション(例えばDTNアプリケーション)と一体化した無線ピアツーピアグループを形成することを含むことができ、この調整の仕組みはその後、ピアノードと共有される予定のメッセージ(例えば、そのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)の上位層での生成を促すことができ、このようにすることでメッセージをやみくもに生成するという問題が解決される。
例示の実施形態において、システムは調整の仕組みによってデータリンク層(又はP2P接続管理アプリケーション)で動作するP2P通信プロトコルスタック(例えばWi−Fi Direct)から上位層へ正確な接続確立時刻についての情報を流れやすくすることで、P2Pコンテンツ又はファイル共有アプリケーション(例えば、ピアノード間での断続的な接続の確立に基づくDTNアプリケーション)と一体化した無線ピアツーピアグループを形成することができる。上位層に対して、メッセージ(例えば、そのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)をデータリンク層に存在する実際のP2P通信リンクの知識を持たずにやみくもに生成するのではなく、そのようなメッセージを生成する予定を状況に応じて立てられるように、データリンク層でのP2P通信リンクの形成に関して通知してもよい。
データリンク層で動作するP2P通信プロトコルと上位層のP2Pコンテンツ共有アプリケーションから構成される統合システムは、データリンク層でWi−Fi Directプロトコルを、上位層でDTNアプリケーションを使用することができる。上位層のDTNアプリケーションは、データリンク層からDTN層へのWi−Fi Direct接続確立情報を受け取るようにすることができる。こうして、DTN層は接続確立のタイミングに従ってメッセージ(例えば、そのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)を生成する予定を立てることができる。この仕組みは、データリンク層でのP2P接続の確立とは無関係にDTN層がメッセージを生成する際に発生する遅延を軽減するための取り組みである。
例示の実施形態は、データリンク層で動作するP2P通信プロトコル(例えばWi−Fi Direct)スタックからパケットルーティングに関与する上位層へ渡されるグループ形成スケジュール情報に基づいて経路を算出する方法を提供する。
例示の実施形態に係る方法はまた、上位層がデータリンク層又はP2P接続を管理するアプリケーションからP2P接続確立情報を受信時にメッセージ(例えば、そのノードで入手可能なコンテンツのリスト又はコンテンツそのもの)を生成する方法でもある。
例示の実施形態によれば、グループ間メッセージは、データリンク層で動作するP2P通信プロトコルスタック又はP2P接続を管理するアプリケーションからのグループ形成情報に基づいて最良の経路を算出することで多数のP2Pグループ間に流布することができる。2つ以上のP2Pグループの間で切替えを行ういくつかのスイッチングノードのグループ再形成情報から、ルーティングメトリックの最適値を使って最良の経路を計算することができる。その結果得られる有利な効果は、P2P通信プロトコルスタック(又はP2P接続を管理するアプリケーション)とP2Pコンテンツ/ファイル共有アプリケーションの間の調整の結果である。
例示の実施形態によれば、上位層でのメッセージの生成はデータリンク層でのP2P接続の確立により引き起こされ、上位層とデータリンク層スタックの間の調整がないことにより発生する障壁を排除する。
2.例示の実施形態
Wi−Fi Direct仕様に従い、例示の実施形態を例として説明する。例示の実施形態は、添付の図面と共にその詳細が漏れなく論じられ、最終的に例示のシナリオをもって説明される。
Wi−Fi Directベースのピアツーピア通信はグループの大きさに制約される。アドホックノードの大規模な集まりにおいてWi−Fi Directを使う一対多、又は多対多の通信(ここで「多」は、単一のWi−Fi Directグループで収容できるP2Pクライアントの最大数より明確に大きい多数のことを指す)は、グループ再形成の仕組みを使用することで可能とすることができ、その結果、一つのグループのノードが他のグループへ切替えること及びその逆も可能となる。切替えスケジュールは、スイッチングノードが所定の時刻に他のグループへ切り替え、その後自分の親グループへ再加入することができる仕組みに基づいて、1つ以上のグループのグループオーナによって用意することができる。再形成の第1インスタンスの後、スイッチングノードは自分の親グループの切替えスケジュールを自身が接続する他のグループと共有することができる。また、スイッチングノードは当該グループの切替えスケジュールを自分の親グループへ持ってくることができる。再形成のインスタンスを繰り返すことで、多数のグループがお互いの切替えスケジュールを寄せ集めることができる。新しいグループの切替えスケジュールが収集される限り、少なくとも1つのノードのWi−Fi Directベースの接続確立及びデータ通信を管理するアプリケーションは、この情報をパケットルーティングの管理に関与する上位層(例えばネットワーク層、DTN層又はアプリケーション層)へ渡すことができる。
経路算出に関与する、対応する上位層は異なるグループに属するノードへのメッセージ配送の最速経路の推定に基づいてルーティングテーブルを用意することができる。最良の経路は、Wi−Fi Directプロトコルスタック(又はWi−Fi Direct接続の確立を管理するアプリケーション)から受け取ったグループ再形成スケジュールに基づいて推定できる、すべての既知の経路のエンドツーエンドでの総遅延時間に基づいて選ぶことができる。こうして、Wi−Fi Directスタック(又はWi−Fi Direct接続の確立を管理するアプリケーション)に管理されるグループトポロジでの動的な変更についての情報を持たずにルーティング経路を算出する上位層は、下位層からの情報を活用できるより高度なルーティングプロトコルを設計でき、その結果、効率的なルーティング決定ができる。
Wi−Fi Direct−DTN統合システムでの別の例示の実施形態では、Wi−Fi Directスタック(又はWi−Fi Directの接続確立及びデータ通信を管理するアプリケーション)とDTNアプリケーションの間で情報が共有されうる。例えば、DTN層はノードのメモリに存在するすべてのコンテンツのリスト又はコンテンツそのものを含みうるメッセージを生成することができる。このメッセージは他のピアノードと交換することができ、その結果、ノードが特定のコンテンツを所有する別のノードに対してプルメカニズムを使ってそのコンテンツを要求できる。プッシュメカニズムと呼ばれる別の方法では、特定のコンテンツを所有するノードが、そのコンテンツを持たないノードへそのコンテンツをプッシュする。メッセージは、隣接のノードとのP2P通信リンクが確立して通信が可能になったかどうかを知ることなく、周期間隔「t」で周期的に生成することができる。したがって、間隔「t」が大きすぎる場合は、接続確立とメッセージの転送との間に異常な遅延が存在することがあり、接続の機会が短時間であるような断続的なネットワークでは重大な問題となる。間隔「t」に小さな値が選ばれた場合、2つのノードの間にP2P通信リンクが確立されていない場合であっても、不必要にCPUが使用され、バッテリ電源が消耗する。効率的な解決策は、Wi−Fi Directプロトコルスタック(又はWi−Fi Directの接続確立を管理するアプリケーション)とDTNアプリケーションの間で情報が流れるようにすることである。そうすることで、Wi−Fi Directでの接続確立により、DTN層でのメッセージの生成を促すことができる。また、一対のノードの間にWi−Fi Directの接続がない場合に、DTN層でのメッセージの生成を防ぐことができる。接続確立とメッセージの生成又は送信との間の時間遅延を回避できる。このように、Wi−Fi Directの接続確立とメッセージの生成とは互いに協調して動作する。
2.1システム構成
図1は、3つのクライアント102、104、105がグループオーナ103に関連する例示のWi−Fi Directグループ101を示す。図1に示されるように、4つのノードが例示のWi−Fi Directグループ101を形成する。グループ101において、ノード103がグループオーナ(GO)として動作し、他のノード102、104、105は関連するクライアントとして、それぞれ動作する。グループ101が形成されると、GOノード103はWi−Fiインフラストラクチャモード運用におけるアクセスポイントと類似した役割を演じる。
図2を参照すると、ノード102〜105は同じ構成を有するが、GO又はクライアントとして動作することができる。ノードは以下の機能性、すなわち無線システム201、ユーザコントローラ202、切替えスケジュール203、ルーティングテーブル204、プロセッサ205、及びメモリ206を含む。無線システム201はWi−Fi Direct通信機能を含む。ユーザコントローラ202はDevice Discovery、GO Negotiation、Provisional Service Discovery及びInvitationの仕組みなどのWi−Fi Directの接続手続きを制御する。切替えスケジュール203は、少なくとも以下の項目のリストを含むことができる。リストの項目は、スイッチングノード(切替えデバイス)、スイッチングノードが切替えるように割り当てられている隣接のグループ、現在のグループからの離脱時刻及び現在のグループへの復帰時刻である。ルーティングテーブルは所与の宛先ノードへの経路(例えば最良の即時到達可能な経路)の情報を含むことができる。プロセッサ205は、本実施形態に従ってメモリ206に格納されたオペレーティングシステム及びアプリケーションを実行することができる。切替えスケジュール203及びルーティングテーブル204は、メモリ206又は半導体メモリなどの別の記憶装置に含むことができる。Wi−Fi Directの通信機能は、プロセッサ205又はノード内の他の部分に含むことができる。無線システム201は、データ(パケット)を他のノードへ送信する送信機と他のノードからデータ(パケット)を受信する受信機を含むことができる。無線システム201は、通信モジュール又はトランシーバと呼ばれることがある。
図3は所定のWi−Fi Directグループの例示の切替えスケジュール203の例を示す。切替えスケジュール203は、グループID(グループのGOが生成した、グループのID)、スイッチングノードID、ノードが切り替えを行う対応する宛先グループ、親グループからの離脱時刻及び親グループへの復帰時刻の情報を含むことができる。例えば、スイッチングノードID1は宛先グループID1へ切り替える。スイッチングノードは離脱時刻T1に離脱し、到着時刻T3に復帰する。
図4は、例示の一実施形態に係る、隣接して稼働する4つの例示のWi−Fi Directグループ417〜420を示す。グループ1は1つのグループオーナ401と、グループオーナ401と関連する3つのクライアント402〜404を含む。グループ2は1つのグループオーナ405と、グループオーナ405と関連する3つのクライアント406〜408を含む。グループ3は1つのグループオーナ409と、グループオーナ409と関連する3つのクライアント410〜412を含む。グループ4は1つのグループオーナ413と、グループオーナ413と関連する3つのクライアント414〜416を含む。すべてのグループのノードは、隣接して稼働している任意のGOを発見するために定期的にDevice Discoveryを行うことができる。Device Discoveryの結果はグループ内で共有できる。例えば、ノード403及び404はともに隣接のGO409及び413を発見できる。GO401は、スイッチングノードの離脱時刻及び再加入時刻を規定する自グループ用の切替えスケジュールを用意する。あるいは、別の例示の実施形態においては、多数のスイッチングノードが同じ隣接のグループへ切替えるように割り当てられることがある。指定された離脱時刻に、指定されたスイッチングノード403及び404は、親グループとの接続を切断し、それぞれ割り当てられた隣接のGO409、413に接続する。説明を簡単にするために、グループ1から4のどれもが既に互いの切替えスケジュールを知っていると想定すると、どのノード(GO、クライアントに関わらず)も既知の到達可能なノードすべてに対して一つの/多数の経路を認識している。また、図4はグループ1から4の例示の切替えスケジュール421〜424を示す。切替えスケジュールは、すべてのグループのGOのWi−Fi Directプロトコルスタックの動作を管理するアプリケーションによって作成することができる。隣接のグループのスケジュールを受け取ると、GOのWi−Fi Directプロトコルスタックの動作を管理するアプリケーションは、ルーティングに関与する上位層(場合により、ネットワーク層、DTN層又はアプリケーション層)へこの情報を送ることができる。ここではノード401がノード416へ送るパケットを有すると想定する。
パケットは以下の5つの経路のいずれかでルーティングすることができる。この表では、現在の時刻が「μ」(ギリシャ文字)で、切替え遅延時間が「s」である。「切替え遅延時間」で、第1のWi−Fi P2Pグループとの接続を切断してから第2のWi−Fi P2Pグループとの接続を確立するまでに費やされた合計時間が参照される。切替え遅延を含んだ接続確立後のデータ送信に必要な時間を加えて、類似のパラメータとして使ってもよい。例示の実施形態は切替え遅延時間を使って示している。しかし、類似のパラメータを使った例示の一実施形態もまた本願の範囲内であると解釈することができる。「min(x,y)」という式は2つの値、xとyの最小値を意味する。

Figure 0006540892
例えば、グループ1からグループ4への直接の経路の場合、パケットを有するスイッチングノード404は離脱時刻T3に離脱し、現在の時刻から「T3−μ+s」時間単位だけ後にグループ4に到着する。したがって、パケットは現在の時刻から「T3−μ+s」時間単位だけ後にグループ4に到着する。他の例では、スイッチングノード414はグループ1に加入し、ノード401からパケットを受信し、T20にグループ4に到着する。したがって、パケットは現在の時刻から「T20−μ」時間単位だけ後にグループ4に到着しうる。最小のエンドツーエンドの遅延時間がルーティングメトリックと考えられる例示の実施形態の実装において、上位層は、ノード401からノード416へパケットを送るために、最小のエンドツーエンドの遅延時間を有する経路を選ぶことができる。しかし、例示の実施形態で他のルーティングメトリック(ホップ数、最良のエンドツーエンドリンクスループットの合計などを含むがこれらに限られない)を選ぶことのできる他の実装もありうる。また、別の例示の実施形態では、ソースから切替え先への経路に沿ってスイッチングノードが一対の無線P2Pネットワークの間で切替えを行う単位時間間隔当たりの回数もまた経路の算出に使うことができる。したがって、単位時間当たりの切替え比率がより大きな経路が、単位時間当たりの切替え比率がより小さな経路よりも好適なことがある。
図5は、2つの例示のノード501と502で動作し、データリンク層でWi−Fi Directを、上位層でDTNアプリケーションを使用する、例示の一実施形態に係るプロトコルスタックの内部階層化アーキテクチャを示す。2つのノードで動作するWi−Fi P2Pプロトコルスタックは、Wi−Fi P2P接続を確立してWi−Fi P2Pグループを形成するのに必要なグループ形成情報503に必要なフレームを交換する。
図6は、例示の一実施形態に従い、ノード501と502がグループ形成に必須である必要なフレームを交換した後にWi−Fi P2Pグループを形成することでWi−Fi P2P接続601を確立し、ノードの一方がGOの役割を担い、他方がクライアントとしての役割を担うことを示す。グループが形成されるとすぐに、602及び603で示されるように、グループ形成についての情報(グループ形成情報)がDTN層へ渡される。このような情報は、少なくとも1つの切替えスケジュール、P2Pリンク確立情報などを含むことができるが、これらに限られない。
図7は、例示の一実施形態に従い、Wi−Fi Directプロトコルスタック又はWi−Fi Direct接続の確立を管理するアプリケーションからWi−Fi P2Pグループ形成情報を受信後にそれぞれのノードのDTN層がメッセージ701及び702の生成又は送信を開始することを示す。このようにして、Wi−Fi P2PとDTN層の間で基本的な調整が達成される。
図8は例示の実施形態におけるイベントのシーケンスを表すフローチャートである。S801において、Wi−Fi Directプロトコル層は受け取った自身の元々のグループ及び隣接のグループの切替えスケジュールのすべてを上位層(例えばDTN層)へ送る。S802において、DTN層は切替えスケジュールを使ってすべての到達可能なグループへのルーティングテーブルを算出する。S803において、関心のあるメトリックに基づいて最良の経路が選ばれる。例示の一実施形態において、メトリックはエンドツーエンドの経路の遅延時間でありうる。この場合、DTN層は送信元グループ(又はノード)から宛先グループ(又はノード)へメッセージを転送するのに費やされる時間が最小となる経路を選んでもよい。
図9は、例示の一実施形態に従い、一つのノードのWi−Fi Directプロトコルスタックがまず関心のある別のノードとグループを形成する手順に入るイベントのシーケンスを表すフローチャートである。S901において、一つのノードのWi−Fi Directプロトコルスタックは他のノードとグループを形成する。S902において、グループ形成プロセスが無事完了すると、このノードのWi−Fi Directプロトコルスタック(又はWi−Fi Direct接続の確立を管理するアプリケーション)は、メッセージを生成、送信するようにDTN層にWi−Fi P2Pグループ形成情報について知らせる。S903において、どちらかのノードのDTN層でのメッセージ生成イベントがWi−Fi Direct層(データリンク層)で接続が無事確立することで引き起こされる。
図10は1つ又は複数の実施形態に従って通信を行うデバイスの例を示す模式図である。図10において、デバイス50は少なくともアプリケーション層、データリンク層及び物理層を含む。アプリケーション層はP2Pコンテンツ共有アプリケーション51と無線P2P接続制御アプリケーション52とを有する。データリンク層はP2P通信リンク確立プロトコル53を有する。物理層はデバイスドライバ54とカーネル55とを有する。Wi−Fi DirectはP2P通信リンク確立プロトコル53で動作する。Wi−Fi Directの作業を制御するアプリケーションはP2P接続制御アプリケーション52内で動作する。このアプリケーションはデータリンク層からグループ形成情報(例えばグループ形成タイミング)を収集し、P2Pコンテンツ共有アプリケーション(例えばDTN)へ渡す。このアプリケーションはまた切替えスケジュールを収集及び/又は用意し、P2Pコンテンツ共有アプリケーション(例えばDTN)へ渡す。P2Pコンテンツ共有アプリケーション51はメッセージを生成してピアと共有するアプリケーションである。P2Pコンテンツ共有アプリケーション51はまた経路を決定してもよい。
図11は、本開示の1つ又は複数の実施形態に従って通信を行うデバイスの概略ブロック図である。様々な実装において、デバイスはピアツーピア通信を使った通信が可能なパーソナルコンピューティングデバイス(例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パソコン、ノートパソコン、携帯情報端末(PDA)など)を備えてもよい。図11において、デバイス1000は少なくとも1つのパケットのルーティングを行う上位層1001を含む。デバイス1000はまたP2Pグループの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の上位層1001へ与えるP2Pユニット1002を含む。
デバイス1000は図2に示すメモリ206を含むことができる。メモリにはシステムメモリ構成要素(例えばランダムアクセスメモリ(RAM))、静的なストレージ構成要素(例えば読み出し専用メモリ(ROM))、及び/又はディスクドライブを含むことができる。デバイス1000は上位層1001及びP2Pユニット並びに他の構成要素によってシステムメモリ構成要素に含まれる命令の1つ又は複数のシーケンスを実行することで特定の操作を行う。論理(logic)は、コンピュータ可読媒体内に符号化することができ、実行する命令を上位層1001及びP2Pユニットに与えるのに関与する任意の媒体を参照することができる。そのような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、及び送信媒体を含むどのような形態も取りえるが、これらに限られない。様々な実装において、不揮発性媒体には光学ディスク若しくは磁気ディスク、又はソリッドステートドライブを含み、揮発性媒体にはシステムメモリ構成要素のような動的なメモリを含み、送信媒体にはバスを構成する電線を含む、同軸ケーブル、銅線、及び光ファイバーを含む。一実施形態において、論理(logic)は、非一時的コンピュータ可読媒体内に符号化される。一例では、送信媒体は、電波、光及び赤外線によるデータ通信の際に生成されるもののような音波又は光波の形を取る。
コンピュータ可読媒体の一般的な形態としては、例えば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、コンパクトディスク(CD)ROM、任意の他の光学媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンを有する任意の他の物理的媒体、RAM、プログラマブルROM(PROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュEEPROM、任意の他のメモリチップ若しくはカートリッジ、又はコンピュータがそこから読み出すよう構成されている任意の他の媒体が含まれる。
適用できる場合には、本開示によって提供される様々な実施形態をハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使って実装することができる。適用できる場合には、本開示の趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載された様々なハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素を組み合わせて、ソフトウェア、ハードウェア及び/又は両者から成る複合的構成要素とすることもできる。適用できる場合には、本開示の趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載された様々なハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素はソフトウェア、ハードウェア及び/又は両者から成る従属構成要素へ分けることができる。加えて、適用できる場合には、ソフトウェア構成要素はハードウェア構成要素として実装できると考えられ、逆もまた同様である。
デバイスによって実行されるコンピュータプログラムのような本開示に従うアプリケーションソフトウェアは、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体に記憶することができる。本明細書で特定されたステップもまた、ネットワーク化された、並びに/又はそうではない、1つ若しくは複数の、汎用若しくは特定用途のコンピュータ及び/若しくはコンピュータシステムを使って実装できると考えられる。適用できる場合には、本明細書で説明された様々なステップの順番は、本明細書で説明された特徴を提供するため、変更したり、組み合わせて複合的なステップとしたり、及び/又はサブステップへ分けたりすることができる。
本開示の実施形態を説明してきたが、これらの実施形態は本開示を例証するものであり、本開示を限定するものではない。例えば、「デバイス(device)」又は「ノード(node)」という単語は、グループに接続可能だがどのグループにも接続されていない、非特許文献1の用語に係るグループオーナ、クライアント、又はP2Pデバイスを規定することができる。しかし、「デバイス」又は「ノード」という単語の使用はまたWi−Fi Direct、ブルートゥース、Wi−Fi IBSS(Independent Basic Service Set)などを含むがこれらに限られない技術を用いて別のデバイスとピアツーピア方式で無線通信を行うことが可能なデバイスを指すこともできる。また、「無線P2Pネットワーク」という単語は、任意のトポロジでありうる2台以上のデバイスの間の無線ネットワークという意味にもなりうる。
また、本開示の実施形態は、これらの実施形態に制限されるものではなく、本開示の原理に従って当業者により数々の変更及び変形が可能であり、以下に請求される本開示の趣旨と範囲の中に含まれ得ると理解されるべきである。
上記の例示の実施形態は無線ピアツーピア(P2P)ネットワークに適用可能である。
102−105 ノード
201 無線システム
202 ユーザコントローラ
203 切替えスケジュール
204 ルーティングテーブル
205 プロセッサ
206 メモリ

Claims (16)

  1. 少なくとも1つのパケットのルーティングを行う上位層と、
    無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えるピアツーピア(P2P)手段と、
    を備え、
    前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が、第1デバイスが第1無線P2Pネットワークの第1オーナデバイスとの接続を切断して、前記第1無線P2Pネットワークに含まれないデバイスを含み、かつ、前記第1オーナデバイスを含まない第2無線P2Pネットワークの第2オーナデバイスと接続することを可能とするスケジュールを含む、
    デバイス。
  2. 前記スケジュールが、
    前記第1デバイスが前記第1無線P2Pネットワークとの接続を切断する時刻及び再度接続する時刻と、
    前記第1デバイスが前記第1無線P2Pネットワークとの接続を切断後に接続する前記第2無線P2Pネットワークについての情報と、
    前記第1デバイスが前記第1無線P2Pネットワークと前記第2無線P2Pネットワークの間で接続の切り替えを行う単位時間当たりの回数と、
    前記第1無線P2Pネットワークと前記第2無線P2Pネットワークの間のデータ転送レートと、
    のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報に基づくルーティングテーブルを更に備え、
    前記パケットの経路が前記ルーティングテーブルを基に前記上位層により決定される、
    請求項1から2のいずれか1項に記載のデバイス。
  4. 前記ルーティングテーブルに基づき決定された前記経路に沿って前記パケットを送信する送信手段を更に備え、
    前記経路が切替え先デバイスと前記デバイスとの間のエンドツーエンドの遅延時間に基づき決定される、
    請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報に基づくルーティングテーブルと、前記ルーティングテーブルに基づき決定された経路に沿って前記パケットを送信する送信手段と、を更に備え、
    前記パケットの前記経路が、前記ルーティングテーブルと切替え先デバイスと前記デバイスとの間のエンドツーエンドの遅延時間とに基づき前記上位層により決定され、
    前記切替え先デバイスと前記デバイスの間の前記エンドツーエンドの遅延時間が、前記経路及び前記スケジュールにおける切替え遅延時間に従って、ソースから切替え先までの前記経路に沿って前記パケットを配送するのに費やされた時間によって算出される、請求項1または2に記載のデバイス。
  6. 前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が少なくとも前記無線P2Pネットワークを含むトポロジマップを少なくとも含む、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記上位層がP2Pコンテンツ共有アプリケーションを備え、
    前記P2Pコンテンツ共有アプリケーションが、前記P2P手段から前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報の受信に応じてメッセージを生成する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のデバイス。
  8. 前記P2Pコンテンツ共有アプリケーションが遅延耐性ネットワーク(DTN)プロトコルを実行するアプリケーションを備える、請求項に記載のデバイス。
  9. 前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が、前記デバイスと少なくとも1つの他のデバイスとの間でP2P通信リンクが確立又は切断されたことを示す情報を少なくとも含む、請求項1からのいずれか1項に記載のデバイス。
  10. 前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が隣接の無線P2Pネットワークの間で共有される、請求項1からのいずれか1項に記載のデバイス。
  11. 前記P2P手段が、データリンク層で動作するP2P無線通信プロトコル又はアプリケーション層で動作するP2P無線接続を管理するアプリケーションを備える、請求項1から10のいずれか1項に記載のデバイス。
  12. 前記デバイスが前記第1デバイスである場合、前記P2P手段は、前記スケジュールに従って、前記第1無線P2Pネットワークとの接続を切断して、前記第2無線P2Pネットワークの前記第2オーナデバイスに接続した際に、前記デバイスが有する前記情報を、前記第2オーナデバイスに与える
    請求項1から11のいずれか1項に記載のデバイス。
  13. 前記デバイスが前記第1無線P2Pネットワークの前記第1オーナデバイスである場合、前記P2P手段は、前記スケジュールに従って、前記第1デバイスが前記第2無線P2Pネットワークの前記第2オーナデバイスとの接続を切断して、前記第1無線P2Pネットワークの前記デバイスと接続した際に、前記第1デバイスから前記情報を入手する
    請求項1から12のいずれか1項に記載のデバイス。
  14. 前記デバイスがWi−Fi Directをサポートする、請求項1から13のいずれか1項に記載のデバイス。
  15. デバイスと、
    切替え先デバイスと、
    を備え、
    前記デバイスが
    少なくとも1つのパケットのルーティングを行う上位層と、
    無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えるピアツーピア(P2P)手段と、を備え、
    前記切替え先デバイスが
    前記デバイスの前記上位層により決定された経路に沿って前記パケットを受信する受信手段
    を含み、
    前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が、第1デバイスが第1無線P2Pネットワークの第1オーナデバイスとの接続を切断して、前記第1無線P2Pネットワークに含まれないデバイスを含み、かつ、前記第1オーナデバイスを含まない第2無線P2Pネットワークの第2オーナデバイスと接続することを可能とするスケジュールを含む、システム。
  16. 上位層において、少なくとも1つのパケットのルーティングを行うことと、
    無線P2Pネットワークの形成についての情報をデータリンク層よりも上位の前記上位層へ与えること、
    とを含み、
    前記無線P2Pネットワークの形成についての前記情報が、第1デバイスが第1無線P2Pネットワークの第1オーナデバイスとの接続を切断して、前記第1無線P2Pネットワークに含まれないデバイスを含み、かつ、前記第1オーナデバイスを含まない第2無線P2Pネットワークの第2オーナデバイスと接続することを可能とするスケジュールを含む、デバイスの制御方法。
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