JP6493427B2 - ファンシュラウド - Google Patents

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Description

本発明は、吸込み口から吹出し口に空気を流すファンシュラウドに関する。
吸込み口から吹出し口に空気を流すファンシュラウドであって、回転騒音を低減することを目的としたものとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。下記特許文献1に記載のファンシュラウドの第1態様は、ファンシュラウドの外縁部のうち、ファンの外周までの距離が他の部分に比べて短い狭小縁部を有し、狭小縁部からファンの回転方向に進んだ位置に形成され、ファンよりも吸入空気の上流に向かって突出するとともに、導風部よりも外向きに突出する突出縁部を有するものである。ファンシュラウドの第2態様は、ファンシュラウドの外縁部のうち、ファンの外周までの距離が他の部分に比べて短い狭小縁部を有し、狭小縁部からファンの回転方向に進んだ位置で、かつファンよりも吸入空気の下流に配置されて、筒部からファンの中心側に向かって所定長さ延びる遮蔽板を有するものである。第1態様も第2態様も、ファンの吸入空気量を均一化し、回転騒音を低減することが記載されている。
特開2031−142374号公報
上記従来技術の第1態様は、ファンシュラウドの外縁部から突出する突出縁部が設けられているため、ファンの外周方向に向かう体格が大きくなってしまい、車両への搭載性が低下する。一方、上記従来技術の第2態様は、空気の流れを遮るように遮蔽板が設けられるため、送風量が低下する。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、搭載性を悪化させず送風量にも影響を与えずに回転騒音を低減することが可能なファンシュラウドを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るファンシュラウドは、吸込み口から吹出し口に空気を流すファンシュラウドであって、前記吹出し口を形成し、プロペラファンが収められるように円形壁(231)を有するベルマウス部(23)と、前記吸込み口を形成し、前記円形壁に近接する近接壁(211,212)と、前記近接壁よりも前記円形壁から離隔してなる離隔壁(213,214)とを有する矩形部(21)と、を備えている。前記近接壁は、前記円形壁に最も近接する最近接領域(211a,212a)を有している。前記円形壁には、残余の部分よりも前記プロペラファンの軸方向に延びる延長壁部(232,233,232A,233A,232B,233B,232C,232D,232E,232F)が設けられ、前記延長壁部は前記最近接領域に対向する位置から前記プロペラファンの回転方向に沿って設けられている。
延長壁部を設けることで、軸流Faの生成と渦流Fbの抑制とを両立させることができ、回転騒音を低減することができる。
尚、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」に記載した括弧内の符号は、後述する「発明を実施するための形態」との対応関係を示すものであって、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」に記載の発明が、後述する「発明を実施するための形態」に限定されることを示すものではない。
本発明によれば、搭載性を悪化させず送風量にも影響を与えずに回転騒音を低減することが可能なファンシュラウドを提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態であるファンシュラウドの正面図である。 図2は、図1のII-II断面を示す断面図である。 図3は、図2の部分拡大図である。 図4は、図3に対する比較例を説明するための図である。 図5は、本発明の第2実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図6は、本発明の第3実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図7は、図1のVII-VII断面を示す断面図である。 図8は、本発明の第4実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図9は、本発明の第5実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図10は、本発明の第6実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図11は、本発明の第7実施形態であるファンシュラウドの断面図である。 図12は、第1実施形態の変形例であるファンシュラウドの正面図である。 図13は、第1実施形態の変形例であるファンシュラウドの正面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1及び図2に示されるように、本発明の第1実施形態に係るファンシュラウド2は、車両用冷却システム10に適用されるものである。車両用冷却システム10は、ファンシュラウド2と、熱交換器31と、プロペラファン32と、図示しない駆動モータとを備えている。
熱交換器31は、空調装置に用いられるコンデンサや、走行エンジンの冷却用に用いられるラジエータとして機能する。熱交換器31は、コンデンサ又はラジエータとして機能するものを1つ配置しても、それぞれとして機能するもの2つを配置してもよい。
コンデンサは、空調装置の冷凍サイクルを構成する機器である。コンデンサには、圧縮機から循環される高温高圧の冷媒ガスを外気と熱交換させるように、空気流路が設けられている。空気と熱交換して凝縮液化した冷媒は、冷凍サイクルを構成する下流側機器へと流出する。
ラジエータは、走行エンジンの冷却水を冷却する機器である。ラジエータには、エンジンの燃焼室回りを冷却して高温となった冷却水が、ポンプによって循環されて送り込まれてくる。ラジエータには、高温の冷却水を外気と熱交換させるように、空気流路が設けられている。空気と熱交換して冷却された冷却水は、エンジンへと還流し再びエンジンを冷却する。
ファンシュラウド2は、吸込み口から吹出し口に空気を流すために設けられるものであって、空気流Fを形成し、熱交換器31の空気流路に空気を流すためのものである。ファンシュラウド2は、矩形部21と、ベルマウス部23とを有している。
矩形部21は、熱交換器31の外周に沿うように矩形枠を形成する近接壁211,212と、離隔壁213,214とを有している。矩形部21は、近接壁211,212と離隔壁213,214とを繋ぐ接続板部215を有している。
ベルマウス部23は、円筒状をなす円形壁231を有している。円形壁231は、接続板部215に設けられた円形開口周縁から立設するように設けられている。円形壁231は、プロペラファン32の外周に沿うように円筒形状をなしている。
プロペラファン32は、駆動モータによって回転され、熱交換器31に導風する機能を有している。プロペラファン32は、ベルマウス部23内に収められている。プロペラファン32が回転することで熱交換器31を通過する空気流が形成される。ファンシュラウド2の熱交換器31側が空気の吸込み口であり、ベルマウス部23側が空気の吹出し口である。本実施形態では、プロペラファン32の回転方向を回転方向Rとして示している。
近接壁211,212は、円形壁231に近接するように設けられている壁部材である。離隔壁213,214は、近接壁211,212よりも円形壁231から離隔して設けられている壁部材である。
近接壁211は、最近接領域211aと、一対の接続領域211b,211cとを有している。最近接領域211aは、円形壁231に近接する領域である。一対の接続領域211b,211cは、最近接領域211aを挟んで設けられている。接続領域211bは離隔壁213に繋がっており、接続領域211cは、離隔壁214に繋がっている。プロペラファン32の回転方向Rからみて、接続領域211bは上流側に配置されている。プロペラファン32の回転方向Rからみて、接続領域211cは下流側に配置されている。
近接壁212は、最近接領域212aと、一対の接続領域212b,212cとを有している。最近接領域212aは、円形壁231に近接する領域である。一対の接続領域212b,212cは、最近接領域212aを挟んで設けられている。接続領域212bは離隔壁214に繋がっており、接続領域212cは、離隔壁213に繋がっている。プロペラファン32の回転方向Rからみて、接続領域212bは上流側に配置されている。プロペラファン32の回転方向Rからみて、接続領域212cは下流側に配置されている。
円形壁231には、残余の部分よりもプロペラファン32の軸方向に延びる延長壁部232,233が設けられている。延長壁部232は、最近接領域211aに対向する位置からプロペラファン32の回転方向Rに沿って設けられている。延長壁部232は、最近接領域211aに対向する位置から長さAに渡って設けられている。図1に示されるように、延長壁部232は、最近接領域211aの中央部分に対向し、プロペラファン32の中心を通る線に対応する位置から長さAに渡って設けてもよいが、最近接領域211aに対応する部分から設けられれば、必ずしもロペラファン32の中心を通る線に対応する位置から設ける必要はない。例えば、図12に示されるように、最近接領域211aの接続領域211c側や接続領域212c側から設けるようにしてもよい。また、図13に示されるように、最近接領域211aの接続領域211b側や接続領域211b側から設けるようにしてもよい。
延長壁部233は、最近接領域212aに対向する位置からプロペラファン32の回転方向Rに沿って設けられている。延長壁部233は、最近接領域212aに対向する位置から長さAに渡って設けられている。延長壁部232,233は、円形壁231の残余の部分よりも高さBだけ突出するように設けられている。
図3に示されるように、プロペラファン32は、翼部321と、翼部321先端に設けられている翼先端部322とを有している。延長壁部232は、軸流Faの発生に寄与しており、翼先端部322近傍における渦流Fbの発生を抑制している。従って、軸流Faと渦流Fbとの干渉がおきにくく、回転騒音が抑制される。
比較例として図4に示されるように、延長壁部232,233を設けないベルマウス部23Xを有するファンシュラウド21Xでは、軸流Faではなく斜流FaXが発生する。渦流FbXと斜流FaXとの干渉によって回転騒音が増大する。
上記したように本実施形態に係るファンシュラウド2は、吸込み口から吹出し口に空気を流すファンシュラウドであって、吹出し口を形成し、プロペラファン32が収められるように円形壁231を有するベルマウス部23と、吸込み口を形成し、円形壁231に近接する近接壁211,212と、近接壁211,212よりも円形壁231から離隔してなる離隔壁213,214とを有する矩形部21と、を備えている。近接壁211,212は、円形壁231に最も近接する最近接領域211a,212aを有している。円形壁231には、残余の部分よりもプロペラファン32の軸方向に延びる延長壁部232,233が設けられている。延長壁部232,233は最近接領域211a,212aに対向する位置からプロペラファン32の回転方向Rに沿って設けられている。
このように延長壁部232,233を設けることで、図3を参照しながら説明したような軸流Faの生成と渦流Fbの抑制とを両立させることができ、回転騒音を低減することができる。尚、本実施形態では、矩形部21の中心とベルマウス部23の中心とが重なるように設けられている例について説明したが、ベルマウス部23の中心が離隔壁213又は離隔壁214に近接するように配置されてもよい。
図1から図3を参照しながら説明した延長壁部232,233は、円形壁231とは角度を設けることなく、そのまま延長した壁部として構成されている。延長壁部232,233の円形壁231に対する角度を変更した例である第2実施形態に係るファンシュラウド2Aについて、図5を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Aは、車両用冷却システム10Aに適用されるものである。
ファンシュラウド2Aは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Aとを備えている。円形壁231には、残余の部分よりもプロペラファン32の軸方向に延びる延長壁部232A,233Aが設けられている。延長壁部232A,233Aは、円形壁231との接続部分から先端に向かうに従って、外側に傾倒するように設けられている。
続いて、第3実施形態に係るファンシュラウド2Bについて、図6を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Bは、車両用冷却システム10Bに適用されるものである。
ファンシュラウド2Bは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Bとを備えている。円形壁231には、残余の部分よりもプロペラファン32の軸方向に延びる延長壁部232B,233Bが設けられている。延長壁部232B,233Bは、円形壁231との接続部分から先端に向かうに従って、内側に傾倒するように設けられている。延長壁部232B,233Bの内倒角度θは、15度以上であることが好ましい。
このように、第2実施形態及び第3実施形態では、延長壁部232A,233A,232B,233Bは、円形壁231の残余の部分に対して所定の角度をなすように設けられている。このように所定の角度をなすように延長壁部232A,233A,232B,233Bを設けることで、第1実施形態の効果に加えて更に回転騒音を低減することができる。また、第3実施形態では、延長壁部232B,233Bは、円形壁231の残余の部分からプロペラファン32が収められる側に内倒するように設けられている。延長壁部232B,233Bは、内倒するように設けられているので、第2実施形態よりも更に回転騒音を低減することができる。
続いて、延長壁部232,233の形状について、図7を参照しながら説明する。図7に示されるように、第1実施形態に係るファンシュラウド2では、延長壁部232は、プロペラファン32の回転方向Rに進んでも同じ高さを維持するように形成されている。
続いて、第4実施形態に係るファンシュラウド2Cについて、図8を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Cは、車両用冷却システム10Cに適用されるものである。ファンシュラウド2Cは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Cとを備えている。延長壁部232Cは、プロペラファン32の回転方向Rに進むと高さが低くなっていくように形成されている。
続いて、第5実施形態に係るファンシュラウド2Dについて、図9を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Dは、車両用冷却システム10Dに適用されるものである。ファンシュラウド2Dは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Dとを備えている。延長壁部232Dは、プロペラファン32の回転方向Rに沿って進むと高さが低くなっていくように形成されている。延長壁部232Dは、プロペラファン32の回転方向Rとは逆側に進む方向にも形成されており、最近接領域211aに対向する部分から徐々に高さが低くなるように形成されている。
このように、第4実施形態及び第5実施形態では、延長壁部232C,232Dは、最近接領域211aに対向する位置から離れるに従って、円形壁231の残余の部分からの突出量が少なくなるように設けられている。図3及び図4を参照しながら説明した斜流の発生は、最近接領域211aに対向する位置において最も発生しやすいと考えられるので、このように延長壁部232C,232Dを形成しても回転騒音抑制効果を確保することができる。
続いて、第6実施形態に係るファンシュラウド2Eについて、図10を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Eは、車両用冷却システム10Eに適用されるものである。ファンシュラウド2Eは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Eとを備えている。延長壁部232Eは、3つの分割壁部を有するように構成されている。
続いて、第7実施形態に係るファンシュラウド2Fについて、図11を参照しながら説明する。ファンシュラウド2Fは、車両用冷却システム10Fに適用されるものである。ファンシュラウド2Fは、矩形部21と、円形壁231を有するベルマウス部23Fとを備えている。延長壁部232Fは、4つの分割壁部を有するように構成されている。延長壁部232Fを構成する4つの分割壁部は、最近接領域211aに対向する位置に設けられたものが最も幅広で、回転方向Rに沿って進むと幅が狭くなるように形成されている。延長壁部232Fを構成する4つの分割壁部相互の間隔は、回転方向Rに沿って進むと広くなるように形成されている。このように構成することで、延長壁部232Fの高さを変えずに、回転騒音抑制効果を確保することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
21:矩形部
211,212:近接壁
213,214:離隔壁
211a,212a:最近接領域
23:ベルマウス部
231:円形壁
232,233,232A,233A,232B,233B,232C,232D,232E,232F:延長壁部

Claims (6)

  1. 吸込み口から吹出し口に空気を流すファンシュラウドであって、
    前記吹出し口を形成し、プロペラファンが収められるように円形壁(231)を有するベルマウス部(23)と、
    前記吸込み口を形成し、前記円形壁に近接する近接壁(211,212)と、前記近接壁よりも前記円形壁から離隔してなる離隔壁(213,214)とを有する矩形部(21)と、を備え、
    前記近接壁は、前記円形壁に最も近接する最近接領域(211a,212a)を有し、
    前記円形壁には、残余の部分よりも前記プロペラファンの軸方向に延びる延長壁部(232,233,232A,233A,232B,233B,232C,232D,232E,232F)が設けられ、前記延長壁部は前記最近接領域に対向する位置から前記プロペラファンの回転方向に沿って設けられている、ファンシュラウド。
  2. 請求項1に記載のファンシュラウドであって、
    前記延長壁部(232A,233A,232B,233B)は、前記円形壁の残余の部分に対して所定の角度をなすように設けられている、ファンシュラウド。
  3. 請求項2に記載のファンシュラウドであって、
    前記延長壁部(232B,233B)は、前記円形壁の残余の部分から前記プロペラファンが収められる側に内倒するように設けられている、ファンシュラウド。
  4. 請求項1に記載のファンシュラウドであって、
    前記延長壁部(232C,232D)は、前記最近接領域に対向する位置から離れるに従って、前記円形壁の残余の部分からの突出量が少なくなるように設けられている、ファンシュラウド。
  5. 請求項1に記載のファンシュラウドであって、
    前記延長壁部(232E,232F)は、複数の分割壁部によって構成されている、ファンシュラウド。
  6. 請求項5に記載のファンシュラウドであって、
    前記延長壁部(232F)は、前記複数の分割壁部が、前記最近接領域に対向する位置から離れるに従って相互間隔が広がるように構成されている、ファンシュラウド。
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