JP6493136B2 - ウェーハ検査方法およびウェーハ検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェーハ表面に生じ得る欠陥の有無を検査するためのウェーハ検査方法およびウェーハ検査装置に関し、特に、ウェーハ表面の周縁部における点くもりの有無を検査することのできるウェーハ検査方法に関する。
半導体デバイスの製造工程において歩留まりや信頼性を向上させるために、半導体デバイスの基板となるウェーハ表面の欠陥検査技術が極めて重要になりつつある。ウェーハ表面に存在する欠陥は、ピット、COP等の結晶欠陥、加工起因の研磨ムラおよびスクラッチなどの他、ウェーハ表面に付着した異物であるパーティクルなど、多岐に渡る。なお、本明細書において、「ウェーハ表面」の記載は、ウェーハの表側の主面および裏側の主面を共に指し、片側の面のみを指す場合とは区別して記載する。
ウェーハ表面の欠陥の中には、デバイス特性、デバイス製造の歩留まり等の点で、存在しても問題のない種類の欠陥も存在する。一方、製品として存在が許容されない種類の欠陥も存在する。そこで、所定の判定基準に基づいてウェーハ表面の検査を行い、良品または不良品の判定が行われている。
従来、LPD(Light Point Defect;輝点欠陥)検査装置(レーザー面検機)を用いて、仕上げの鏡面研磨を施した後のウェーハ表面をレーザー光で走査し、その表面に存在するパーティクル、スクラッチ等に起因する散乱光を検出するウェーハ検査が行われている。なお、レーザー面検機のレーザーは、サブミクロンオーダーの微小なLPDを測定可能とするため、短波長で小スポット径の光学系を利用している。また、LPD検査装置では判別しにくい欠陥の有無を判定するため、ウェーハ表面を目視によって判定する外観検査も併用されている。外観検査は官能検査であるため、検査員による判定のバラツキは不可避であり、かつ、検査員の習熟にも時間を要するため、客観的な検査方法および自動検査方法の確立が求められている。
ここで、ウェーハ検査方法の一つとして、外観検査に頼らずにウェーハを適切に評価する方法を、ウェーハ表面のうち特に裏面側の欠陥に関して本出願人らは特許文献1において先に提案している。すなわち、ウェーハ裏面のパーツ画像をウェーハの円周方向に沿って連続的に撮影し、撮影した前記パーツ画像を合成してウェーハ裏面の全体画像を作成するマップ処理工程と、前記全体画像を微分処理してウェーハ裏面の微分処理画像を作成する微分処理工程とを具え、前記全体画像又は前記微分処理画像をもとに、研磨ムラ、くもり、スクラッチ及びパーティクルを検出して評価する、ウェーハ裏面の評価方法である。
ウェーハ表面の上記全体画像を作成するための光学系を、図1(A)、(B)を用いて説明する。なお、図1(B)は、リングファイバー照明11により照射される照射光Lと、反射光(散乱光)Lを図示するために、図1(A)から要部を抽出したものである。第1光学系10は、リングファイバー照明11および第1受光部12を備え、第1受光部12は例えばテレセントリックレンズ13およびCCDカメラよりなる受光部14から構成される。また、リングファイバー照明11は、超高圧水銀灯からなる。リングファイバー照明11によって照射される照射光Lは、ウェーハ面に対して例えば20°の角をなしてウェーハ1に入射し、ウェーハ1表面に存在する欠陥Dと衝突すると、散乱光Lとなる。第1受光部12は、散乱光Lのうち、垂直散乱光を受光して撮像し、第1光学系10の位置情報および輝度情報を測定する。
第1光学系10を用いてウェーハ表面の全域に渡って走査し、画像処理を行うことで、ウェーハ表面の全体画像を得ることができる。なお、走査時間を短縮するために、複数の第1光学系10をウェーハの表裏面に配置することが通常である。図2(A)は、このような第1光学系10によって得られたウェーハの片面側の全体画像の一例であり、図2(B)は、同じウェーハを市販のLPD検査装置(SP1;KLAテンコール社製)により測定したLPDマップである。図2(A)、(B)に示されているように、いずれの装置によってもスクラッチおよびパーティクル等の欠陥を検出することができる。なお、レーザー面検機の場合、「くもり」および「ヘイズ」は小サイズのLPDの集合体として検出されるが、第1光学系10を用いれば、レーザー面検機(LPD検査装置)と異なり、「くもり」や「ヘイズ」と呼ばれる欠陥についても識別して検出することができる。ただし、これらの欠陥の形状は特有の広がりを持っており、点状ではないため、本明細書における「点状」の欠陥からは除くものとする。
特開2010−103275号公報
このように、ウェーハ検査装置を用いることで、目視による外観検査に依らずに、種々の欠陥を検出することが可能となってきた。ところが、欠陥の中には「点くもり」と呼ばれる直径5〜3000μm程度の点状の欠陥があり、斯かる点くもりはこれまでのところ、目視による外観検査でなければ検出することができなかった。以下、図3(A)〜(C)を用いて、点くもりおよびその発生メカニズムについて説明する。
点くもりは、例えば以下のようにして形成される。ウェーハ1は研磨された後、洗浄薬液に浸されて洗浄された後、洗浄薬液を取り除くためにスピン乾燥が施される。スピン乾燥の際にウェーハ1に作用する遠心力により、ミスト状態の洗浄薬液成分2が、ウェーハ1の周縁部に偏って残存することになる。残渣となった洗浄薬液成分2に、ウェーハ材料である例えばシリコン(Si)が溶け出し、さらに外気の酸素(O)も取り込まれる(図3(A))。そして、洗浄薬液成分2が蒸発すると、洗浄薬液成分2の付着していた部分が円形の窪みとなる(ウェーハ1が部分的にエッチングされたと言うこともできる)。この円形の窪みの縁には、メタケイ酸(HSiO)およびケイ酸カリウム(KSiO)などによる析出物2’が形成され、クレーター状の点くもりD1が形成される。一旦、点くもりD1が形成されると、さらに研磨を施したとしても、研磨取り代は面内でほぼ均一であるため、クレーター状の点くもりD1はウェーハ1に残り続ける(図3(C))。このような点くもりの直径は、前述のとおり概ね5〜3000μm程度であり、円形の窪みの縁(外輪山状の環)の幅は、概ね0.2〜30μm程度であり、この縁の高さは、0.1〜30nm程度である。このように、点くもりD1の縁の高さは、その直径および縁の幅に比べると極めて小さい。
点くもりD1の形状および大きさは上述のとおりであるため、点くもりD1による散乱光パターンはクレーター状の縁部外周のみで検出され、クレーター状の縁部の内側では検出されない。これは、クレーター状の縁部の内側では、凹凸がほとんどなく、欠陥のない平坦面と同様の散乱光パターンとなるためである。このように、点くもりD1は、従来の検査装置では微小なLPDの集合体として検出されてしまう。また、点くもりの窪みの縁幅が比較的大きい(例えば2μm以上)場合には、小サイズのLPDと欠陥のサイズが同様の散乱光パターンとなるため特に識別し難い。点くもりのあるウェーハは品質管理上、不良品と判定するのが通常であるため、目視による外観検査を併用して、ウェーハに点くもりがないことをこれまで担保してきた。しかしながら、前述のとおり、外観検査では、検査員による判定を要するため、客観的な検査方法および自動検査方法の確立が求められる。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、ウェーハ表面における点くもりの有無を検査することのできるウェーハ検査方法およびウェーハ検査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明者らは鋭意検討し、前述の第1光学系10の光源をレーザー光源に替えた光学系により、ウェーハ表面の欠陥を検出することを着想した。そこで、本発明者らが斯かる光源によるウェーハ検査を試みたところ、光源がレーザー光源で、第1光学系10よりも検出感度が低い場合、検知できる点状の欠陥には点くもりD1が含まれず、パーティクルのみが検出されることが確認された。既述のとおり、第1光学系10では、パーティクルと判定していた欠陥Dには、点くもりD1も含まれる。そこで、両光学系により検出される欠陥Dの排他的論理和から、点くもりD1のみを抽出できることを本発明者らは知見し、本発明を完成するに至った。本発明は、上記の知見および検討に基づくものであり、その要旨構成は以下のとおりである。
本発明のウェーハ検査方法は、リングファイバー照明および第1受光部を備える第1光学系を用いて、ウェーハ表面の周縁部における点状の欠陥を検出する第1工程と、レーザー光源および第2受光部を備え、前記第1光学系よりも前記欠陥への検出感度の低い第2光学系を用いて、前記ウェーハ表面の前記周縁部における前記欠陥を検出する第2工程と、前記第1工程および前記第2工程により検出されたそれぞれの欠陥の排他的論理和から点くもりを抽出する工程と、を含むことを特徴とする。
ここで、前記第2光学系は、前記周縁部における前記欠陥のみを検出することが好ましい。
また、前記第1工程において検出される前記欠陥は、パーティクルおよび前記点くもりからなり、前記第2工程において検出される前記欠陥は、前記パーティクルからなることが好ましい。
さらに、前記レーザー光源は青色LEDレーザーであることが好ましい。
また、前記周縁部は、前記ウェーハの外縁から3.5mm以内の範囲であることが好ましい。
また、前記第1光学系による前記欠陥の検出感度の下限が0.5μm以下であり、前記第2光学系による前記欠陥の検出感度の下限が1μm以上であることが好ましい。
本発明のウェーハ検査装置は、リングファイバー照明および第1受光部を備える第1光学系と、レーザー光源および第2受光部を備え、前記第1光学系よりも前記欠陥への検出感度の低い第2光学系と、ウェーハ、前記第1光学系および前記第2光学形の少なくともいずれかを移動させる移動部と、前記第1光学系、前記第2光学系および前記移動部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記第1光学系を制御して、前記ウェーハ表面の周縁部における点状の欠陥を検出し、かつ、前記第2光学系を制御して、前記ウェーハ表面の前記周縁部における前記欠陥を検出し、前記第1光学系および前記第2光学系により検出されたそれぞれの欠陥の排他的論理和から点くもりを抽出することを特徴とする。
本発明によれば、ウェーハ表面における点くもりの有無を検査することのできるウェーハ検査方法およびウェーハ検査装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に用いる第1光学系10を説明する模式図であり、(A)は第1光学系10全体を示す模式図であり、(B)は第1光学系10による入射光Lおよび散乱光Lを示す模式図である。 従来例により検出されるウェーハ欠陥の全体画像であり、(A)は第1光学系10によって得られたウェーハ欠陥の全体画像の一例であり、(B)は市販のLPD検査装置により得られたウェーハ欠陥の全体画像の一例である。 (A)〜(C)は、点くもりの発生メカニズムを説明する模式図である 本発明の一実施形態に従うウェーハ検査方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に用いる第2光学系20を説明する模式図である。 本発明の一実施形態に従うウェーハ検査装置100の平面視模式図である。 実施例における、予め確認した点くもりを示す図であり、(A)はAFM像であり、(B)はその高さを示すグラフである。 実施例における点くもりの位置を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。図4は本発明の一実施形態に従うウェーハ検査方法のフローチャートであり、図1に既述の第1光学系10と、図5を用いて後述する第2光学系20とを併用して点くもりの有無を判定する。なお、図6は、本発明の一実施形態に従うウェーハ検査装置100の平面視模式図であり、ウェーハ検査装置100は上記第1光学系10および第2光学系20を有する。
(ウェーハ検査方法)
図4および図1,5,6に示すように、本発明の一実施形態に従うウェーハ検査方法は、リングファイバー照明11および第1受光部12を備える第1光学系10を用いて、ウェーハ1表面の周縁部における点状の欠陥Dを検出する第1工程S10と、レーザー光源21および第2受光部22を備え、第1光学系10よりも欠陥Dへの検出感度の低い第2光学系20を用いて、ウェーハ1表面の周縁部における前記欠陥Dを検出する第2工程S20と、第1工程S10および第2工程S20により検出されたそれぞれの欠陥Dの排他的論理和から点くもりを抽出する工程S30と、を含む。以下、各工程の詳細を順に説明する。
まず、工程S10ではウェーハ1表面の周縁部における点状の欠陥Dを検出する。この工程は、ウェーハ表面全域で欠陥を検出する従来技術と同様にして行うことができる。すなわち、図1を用いて既述の第1光学系10を用いてウェーハ1表面の周縁部における所定の位置を照射し、ウェーハ1の欠陥に起因する垂直散乱光を受光して、前記所定の位置における輝度情報(以下、「欠陥情報」と言う。)を測定する。微小サイズのLPDを検出するために、第1光学系の検出感度の下限を、1.0μm以下とすることが好ましく、0.5μm以下とすることが好ましく、0.1μm以下とすることがさらに好ましい。検出感度の下限は小さければ小さいほど好ましく、限定を意図しないが例えば0.01μmを例示することができる。リングファイバー照明10の光源としては、前述のように超高圧水銀灯等を用いることもできる。また、リングファイバー照明10による照射領域の直径を例えば5〜40mmとすることができる。得られた欠陥情報の中から、その位置とともに、第1光学系10では従来パーティクルによる散乱光と判定されていた欠陥Dを取得する。
ここで、前述のとおり、第1光学系10によってパーティクルと判断される欠陥Dには、点くもりD1も含まれる。したがって、第1光学系10を用いる本第1工程S10では、点くもりD1およびパーティクルD2からなる点状の欠陥Dを検出する。換言すれば、第1工程S10において検出される点状の欠陥Dは、パーティクルD2および点くもりD1からなる、ということもできる。
なお、図3を用いて既述のように、点くもりD1はウェーハ1表面の周縁部に形成される。そのため、本工程S10による検出は、ウェーハ1の面内全域で第1光学系を走査して、欠陥情報を取得し、欠陥の全体情報を取得してもよいし、ウェーハ1の周縁部のみにおいて、特に点状の欠陥Dに関する欠陥情報を取得してもよい。また、必要に応じて、欠陥種別を明確に判定するために、欠陥情報に微分処理やフィルタ処理等を施して、ウェーハ周縁部における点状の欠陥Dを抽出してもよい。
また、第1光学系10は、ウェーハ表面の両面に複数本設置することで欠陥情報を素早く取得することができる。ウェーハ1の面内全域で第1光学系10を走査するのであれば、周縁部に加えて、ウェーハ1表面の中央部の上下にも第1光学系10を設置してもよい。
続く工程S20では、図5に示すように、レーザー光源21および第2受光部22を備える第2光学系20を用いて、ウェーハ1表面の周縁部における点状の欠陥Dを、その位置とともに検出する。例えば、第2光学系20をウェーハ1の周縁部の上方および下方のいずれか一方または両方に固定設置し、ウェーハ1を回転テーブル3に載置して、ウェーハ1を回転させて、ウェーハの周縁部における欠陥Dのみを検出するようにしてもよい。また、第1光学系10と同様に、ウェーハの周縁部で第2光学系20を走査してもよい。
ここで、第2光学系20による点状の欠陥Dの検出感度は、点くもりを検出できないように、第1光学系10よりも感度が低い(悪い)ものを用いることとする。この限りで、検出感度の良いものを用いてもよいが、その場合、検出感度の下限を1μmとすることが好ましい。第2光学系20の検出感度が良好になりすぎると、以下に後述するように点くもりD1およびパーティクルD2の双方を検出してしまい、第1光学系と併用しても点くもりD1のみを抽出できなくなるためである。限定を意図しないが、このような検出感度となるレーザー光のスポット径として、70μm〜270μmを例示することができる。また、レーザー光の波長は可視光の範囲であれば特に制限されず、青色(450〜495nm程度)が好ましい。
さて、レーザー光源21を用いてウェーハ1の周縁部における所定の位置を照射し、その照射光Lによる散乱光を第2受光部22で受光し、所定の閾値を超える散乱光強度が得られた場合、その欠陥はパーティクルD2によるものと判定することができる。これは、第2光学系20は、第1光学系10と異なり、照射光源の波長が例えば白色光(380nm〜800nm)の範囲のレーザー光源21を用いるため、LPDの検出感度としては2μm以上であり、点くもりD1からの散乱光の強度が欠陥と判定できる程度の強度とならない一方、パーティクルD2からの散乱光の強度は、欠陥と判定するのに十分な強度が得られるためである。このようなレーザー光源21として、青色LEDレーザーを用いることができる。ただし、点くもりD1を検出することはできないが、パーティクルD2であれば検出することのできるレーザー光源であれば、メタルハロゲンランプや水銀灯等を用いることもでき、特に制限されない。第2受光部22には、例えばCCDカメラを用いることができる。
このように、第2光学系20を用いる本第2工程S20で検出される点状の欠陥Dには、点くもりD1は含まれず、パーティクルD2のみが検出される。換言すれば、第2工程S20において検出される点状の欠陥Dは、パーティクルD2からなる、ということもできる。なお、第2光学系20は、点状の欠陥D以外にも、サイズの大きなキズや、ヘイズレベルの高いくもりを検出することは可能である。
なお、図4のフローチャートでは、第1工程S10を行った後に第2工程S20を行うよう図示しているが、この順序を入れ替えることもでき、いずれの工程を先に行ってもよい。第1工程S10と、第2工程S20との間では、移動部30によりウェーハ1を搬送してもよい(図6参照)。ここで言う移動部30は、前述の回転テーブル3を含んでもよく、第1光学系10の走査部を含んでもよい。
第1工程S10および第2工程S20を経た後、工程S30では、第1工程S10および第2工程S20により検出されたそれぞれの欠陥Dの排他的論理和(EX−OR)から点くもりを抽出する。前述のとおり、第1工程S10で検出される欠陥Dは、点くもりD1およびパーティクルD2であり、第2工程S20で検出される欠陥Dは、パーティクルD2であって、点くもりD1は含まれない。そこで、両者の排他的論理和をとれば、点くもりD1のみが抽出される。
以上の第1工程S10〜第3工程S30を行うウェーハ検査方法によって、ウェーハ表面の、特に周縁部における点くもりの有無を検査することができる。
なお、ウェーハ1は、鏡面加工されたシリコンウェーハであることが好ましい。前述のとおり、鏡面加工されたシリコンウェーハにおいて、点くもりが存在しないことを確認することが重要であるためである。また、点くもりの有無を検査するための周縁部は、ウェーハの外縁から3.5mm以内の範囲とすることができ、3mm以内の範囲としてもよい。既述のとおり、点くもりはウェーハの周縁部のみに存在し、具体的にはウェーハの外縁から3.5mm以内の範囲に存在するため、この範囲に絞って検査すれば、検査時間を短縮することができ、3.0mmの範囲に制限すればより短縮できる。なお、ウェーハ1の周縁部のみにおける欠陥Dの検出を、第1工程S10および第2工程S20のいずれか一方のみで行うことでも、検査時間を短縮できる。
(ウェーハ検査装置)
図6および図1,5に模式的に示すように、本発明の一実施形態に従うウェーハ検査装置100は、リングファイバー照明11および第1受光部12を備える第1光学系10と、レーザー光源21および第2受光部22を備え、第1光学系10よりも検出感度の低い第2光学系20と、ウェーハ1、第1光学系10および第2光学系20の少なくともいずれかを移動させる移動部30と、第1光学系10、第2光学系20および移動部30を制御する制御部50と、を有する。ここで、制御部50は、第1光学系10を制御して、ウェーハ1表面の周縁部における点状の欠陥Dを検出し、かつ、第2光学系20を制御して、ウェーハ1表面の周縁部における欠陥Dを検出し、第1光学系10および第2光学系20により検出されたそれぞれの欠陥Dの排他的論理和から点くもりD1を抽出する。なお、図6では、第1光学系10および第2光学系20を一つずつ図示しているが、ウェーハ1の反対側にも設けてもよいし、複数設けてもよい。欠陥Dの垂直散乱光を受光するため、第1光学系10および第2光学系20は、ウェーハ1に対して垂直に設置することが好ましい。
なお、制御部50は、CPU(中央演算処理装置)やMPUなどの好適なプロセッサにより実現され、メモリ、ハードディスク等の記録部を有することができ、ウェーハ検査装置100の各構成間の情報および指令の伝達ならびに各部位の動作を、あらかじめ制御部50に記憶された前述のウェーハ検査方法を動作させるためのプログラムを実行することにより制御する。移動部30は、第1光学系10を走査する走査部を含むことができ、該走査部は第1光学系10の第1受光部12(カメラ等)に接続するアームおよび、アームを駆動させるための駆動ステッピングモーター、サーボーモーター等から構成することができる。また、移動部30は、第2光学系20を走査する同様の走査部を含んでもよいし、ウェーハ1を回転する回転テーブル3を含んでもよい。また、第1光学系10が設置されるユニットと、第2光学系20が設置されるユニットとはそれぞれ独立して区画されていてもよく、移動部30は、ウェーハ1を両区画に搬送するロードポートを備えてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらは代表的な実施形態の例を示したものであって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下の実施例は本発明を何ら限定するものではない。
本発明の一実施形態に従うウェーハ検査方法によって、点くもりが検出できることを確認するために、以下の実験を行った。
まず、直径300mm、厚み775μmの仕上げ研磨後のシリコンウェーハ(いわゆるポリッシュドウェーハ(PWウェーハとも呼ばれる。))を用意し、予め目視による外観検査をウェーハの片面側に対して行って、このシリコンウェーハに点くもりがあることを確認した。
この点くもりをAFMで観察したところ、図7(A)に示すように、クレーター状の欠陥が確認された。図7(A)中の軸方向の高さのグラフを図7(B)に示す。点くもりの直径は150μmであり、縁の幅は20μmであり、縁の高さは18nmであった。
この点くもりが存在するシリコンウェーハに対して、本発明に従うウェーハ検査方法を行った。第1光学系による欠陥の検出感度の下限は0.16μm(すなわち、直径0.16μm以上の点状の欠陥を検出可能)であり、第2光学系による欠陥の検出感度の下限は5.0μm(すなわち、直径5.0μm以上の点状の欠陥を検出可能)である。まず、第1光学系10を用いる第1工程S10により、上記片面側のウェーハ周縁部における点状の欠陥Dを検出したところ、図8(A)に示すとおり4つの点状の欠陥が検出された。なお、図8(A)には各欠陥の種別の符号も図示しているが、この段階でそれぞれの欠陥が点くもりD1が、パーティクルD2であるかを確認することができたわけではない。
次に、第2光学系20を用いる第2工程S20により、ウェーハ周縁部における点状の欠陥Dを検出したところ、図8(B)に示すとおり3つの点状の欠陥Dが検出された。本工程により検出される欠陥はパーティクルD2であるため、図8(B)にはD2の符号を付している。また、図8(A)と、図8(B)とでは、ウェーハのノッチ位置(図示せず)に基づき、ウェーハ位置を揃えている(結果的に、欠陥Dの位置も揃えられる)。両工程により得られた欠陥Dの排他的論理和(図8(C))をとり、図8(A)には存在するが、図8(B)には存在しない位置の欠陥が点くもりD1であり、その他の欠陥がパーティクルD2と判定した。この判定結果は予め行った外観検査の結果と一致するものであり、本検査方法によって点くもりの有無を確実に検査できることが確認できた。
本発明によれば、ウェーハ表面における点くもりの有無を検査することのできるウェーハ検査方法およびウェーハ検査装置を提供することができる。
1 ウェーハ
10 第1光学系
11 リングファイバー照明
12 第1受光部
20 第2光学系
21 レーザー光源
22 第2受光部
30 移動部
50 制御部
D (点状の)欠陥
D1 点くもり
D2 パーティクル

Claims (7)

  1. リングファイバー照明および第1受光部を備える第1光学系を用いて、ウェーハ表面の周縁部における点状の欠陥を検出する第1工程と、
    レーザー光源および第2受光部を備え、前記第1光学系よりも前記欠陥への検出感度の低い第2光学系を用いて、前記ウェーハ表面の前記周縁部における前記欠陥を検出する第2工程と、
    前記第1工程および前記第2工程により検出されたそれぞれの欠陥の排他的論理和から点くもりを抽出する工程と、を含むことを特徴とするウェーハ検査方法。
  2. 前記第2光学系は、前記周縁部における前記欠陥のみを検出する、請求項1に記載のウェーハ検査方法。
  3. 前記第1工程において検出される前記欠陥は、パーティクルおよび前記点くもりからなり、前記第2工程において検出される前記欠陥は、前記パーティクルからなる、請求項1または2に記載のウェーハ検査方法。
  4. 前記レーザー光源は青色LEDレーザーである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のウェーハ検査方法。
  5. 前記周縁部は、前記ウェーハの外縁から3.5mm以内の範囲である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のウェーハ検査方法。
  6. 前記第1光学系による前記欠陥の検出感度の下限が0.5μm以下であり、前記第2光学系による前記欠陥の検出感度の下限が1μm以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のウェーハ検査方法。
  7. リングファイバー照明および第1受光部を備える第1光学系と、
    レーザー光源および第2受光部を備え、前記第1光学系による点状の欠陥への検出感度よりも前記点状の欠陥への検出感度の低い第2光学系と、
    ウェーハ、前記第1光学系および前記第2光学の少なくともいずれかを移動させる移動部と、
    前記第1光学系、前記第2光学系および前記移動部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記第1光学系を制御して、前記ウェーハ表面の周縁部における前記点状の欠陥を検出し、かつ、前記第2光学系を制御して、前記ウェーハ表面の前記周縁部における前記点状の欠陥を検出し、前記第1光学系および前記第2光学系により検出されたそれぞれの前記点状の欠陥の排他的論理和から点くもりを抽出することを特徴とするウェーハ検査装置。
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