JP6492971B2 - 車両荷室構造 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の車両荷室構造の一実施形態について、荷室を車両後方から視た一部切欠正面図である。図1に示すように、車両後部には荷室10(車両荷室)が設けられており、車両後方ドア(図示せず)を開けた状態で車両後部開口11から荷室10内へアクセス可能とされている。また、荷室10の車両前方には、リアシート12の裏面12Bが略鉛直方向に沿って立ち上がる形で後部座席13が配設されている。
固定ベルト30は、図3に示すように、ベルト部31の両端32,32に、係止部40(第1係止部140,第2係止部240)がそれぞれ設けられることで構成されている。ベルト部31は、可撓性を有し弾性変形可能な帯状のゴムバンドとされる。なお、第1係止部140と第2係止部240は同一形状であるため、同一の符号を用いて係止部40として説明する。
ベルト部31の両端に設けられた第1係止部140と第2係止部240を、いずれも上方側第1被係止部50Uの胴部51の立ち上がり方向における下方51Dに、その板面を上下に重ねて係止させる。このとき、第1係止部140と第2係止部240のうち、どちらを下側(前方底壁26F側)にして係止させても良い。そして、ベルト部31の長手方向に沿って移動可能な中間係止部80を、下方側第1被係止部50Dの胴部51の立ち上がり方向における下方51Dに係止させる。これにより、固定ベルト31は、その長手方向における略中央において折り返され、上下に重畳するように、かつベルト収容凹部25内の底壁26に密着するように配されることとなる。
その一例として、図7に示すように、搭載物T1を荷室内の車両前方に載置する場合、固定ベルト30を2本使用し、一方の固定ベルト30の第1係止部140を、車両進行方向右側の上方側第1被係止部50Uに係止させ、中間係止部80を同じく右側の下方側第1被係止部50Dに係止させる。また、他方の固定ベルト30も同様に、第1係止部140を、車両進行方向左側の上方側第1被係止部50Uに係止させ、中間係止部80を同じく左側の下方側第1被係止部50Dに係止させる。そして双方の固定ベルト30,30の第2係止部240,240を荷室内側方向に引っ張り、第2係止部240,240同士を互いに係止させる。なお、このような固定方法の際、固定ベルト30を1本のみ使用し、その第1係止部140と第2係止部240を、左右の上方側第1被係止部50Uあるいは下方側第1被係止部50Dにそれぞれ係止させて、搭載物T1を固定しても良い。
本実施形態によれば、このような車両荷室構造によると、固定ベルト30をホイルハウス部22の膨らみに沿って配しているから、意匠性を損なうことなく荷室内の見栄えが良い。また、固定ベルト30は可撓性を有する上、これをホイルハウス部22の膨らみに沿って配しているため、ホイルハウス部22の荷室内側面と固定ベルト30とを密着させることが可能となり、両者の間に隙間ができにくく、例えば搭載物や人員の手等が固定ベルト30とホイルハウス部22との間に入り込むような事態も起こりにくい。通常、デッキサイドトリム20は、荷室内の空間Sを確保するため荷室外側に向かって張り出す形状とされるが、このような場合、固定ベルト30を取り付けようとすると該デッキサイドトリム20と固定ベルト30との間に隙間ができてしまう。そこで本発明者はデッキサイドトリム20のうち荷室内側に膨らむように張り出した形状であるホイルハウス部22に着目し、これを利用して固定ベルト30を配することで、両者の間に隙間が生じる事態を抑制することができるようになったのである。また、固定ベルト30は取り外し自在とされているため、例えば固定ベルト30を取り外すことによって搭載物を固定する際に使用することも可能となり、特にその固定位置が車両荷室内において制限されることもないものとなる。
Claims (7)
- 車両荷室の側壁をなすデッキサイドトリムを備えた車両荷室構造であって、
前記デッキサイドトリムは、その一部が荷室内側に膨らむように張り出して形成されるホイルハウス部を備え、
前記ホイルハウス部には、可撓性を有する帯状部材が、前記ホイルハウス部の膨らみに沿って、取り外し自在に取り付けられ、
前記帯状部材の長手方向における両端には、係止部がそれぞれ設けられており、
前記ホイルハウス部には、前記帯状部材に設けられた前記係止部を係止するための被係止部が少なくとも二つ設けられ、
前記帯状部材の各係止部を、前記ホイルハウス部の異なる前記被係止部に対して係止してなることを特徴とする車両荷室構造。 - 前記被係止部のうち相対的に車両上方に位置する上方側被係止部は、前記ホイルハウス部の表面から車両上方に向かって突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両荷室構造。
- 前記帯状部材は、弾性変形可能なものとされ、前記ホイルハウス部に対して長手方向に伸張された状態で配されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両荷室構造。
- 前記帯状部材は、前記ホイルハウス部のうち、その張り出した部分であって車両後方側に面した位置に配されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両荷室構造。
- 前記帯状部材には、その長手方向における両端に設けられた前記係止部に加え、その長手方向に沿って当該帯状部材を移動可能な中間係止部が設けられており、
前記帯状部材の両端に設けられた前記係止部の各々は、いずれも前記被係止部の一方に係止され、前記中間係止部は、前記被係止部の他方に係止されることで、前記帯状部材は、その長手方向における略中央において折り返され、重畳するように配されることを特徴とする請求項4に記載の車両荷室構造。 - 前記ホイルハウス部は、その表面の一部を凹ませた凹部を有し、
前記帯状部材は前記凹部内に収容され、
前記被係止部は、前記凹部に設けられるとともに、前記凹部の底壁から立ち上がる胴部と、前記胴部の立ち上がり方向における先端をなす先端部と、を備え、
前記先端部は、前記ホイルハウス部の表面よりも上方に位置していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車両荷室構造。 - 前記被係止部の前記先端部の一部は、前記胴部の胴側面よりも出っ張る鍔状とされ、
前記係止部は、環状の一部が切り欠かれた形の鉤状とされていることを特徴とする請求項6に記載の車両荷室構造。
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