JP6490558B2 - ラッシュアジャスタ - Google Patents
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Description
前記位置決め部は前記アウタハウジングとは別体とされ、前記アウタハウジングには前記位置決め部を嵌挿させる挿入孔が設けられている。これによれば、アウタハウジングに位置決め機能とエア抜き機能のいずれも設ける必要がないため、アウタハウジングをより簡単な構造にすることができる。
以下、実施例1を図1〜図3によって説明する。実施例1のラッシュアジャスタ10は、自動車の内燃機関の動弁装置に組み込まれる。動弁装置は、図1に示すように、ラッシュアジャスタ10に加え、バルブ50、ロッカアーム80及びカム70を備えている。
組み付けに際し、アウタハウジング11がシリンダヘッド90の取付孔91に挿入されると、アウタハウジング11側から外側に突出する位置決め部60もシリンダヘッド90の嵌合孔93に挿入される。図2に示すように、位置決め部60が組み付けられると、通気路61の一端は通油路24及び切欠部31(以下、連通路39という)を介してリザーバ室29に連通する位置に配置され、通気路61の他端は嵌合孔93を介して大気に開放される位置に配置される。また、位置決め部60がアウタハウジング11とシリンダヘッド90とに跨って組み付けられることにより、シリンダヘッド90に対するアウタハウジング11の位置決めがなされ、アウタハウジング11の給油孔18が常に上向きに開口するように規定される。
図4は、本発明の実施例2を示す。実施例2は、位置決め部60Aの通気路61Aが実施例1とは異なる。この通気路61Aは、位置決め部60Aの外周面に開口しつつ位置決め部60Aの全長に亘って延出する断面弧状の溝とされ、アウタハウジング11の挿入孔17の内周面及びシリンダヘッド90の嵌合孔93の内周面との間に区画されている。図示する通気路61Aは、断面優弧状であるが、断面劣弧状であってもよい。その他は、実施例1と同様である。
図5は、本発明の実施例3を示す。実施例3は、実施例2と同様、位置決め部60Bの通気路61Bが実施例1とは異なる。この通気路61Bは、位置決め部60Bの外周面に開口しつつ位置決め部60Bの全長に亘って延出する断面直線状の溝とされ、アウタハウジング11の挿入孔17の内周面及びシリンダヘッド90の嵌合孔93の内周面との間に区画されている。通気路61Bの路面はフラット面(平坦面)になっている。その他は、実施例1と同様である。
図6は、本発明の実施例4を示す。実施例4の場合、ラッシュアジャスタ10の構造は実施例1と同様であるが、シリンダヘッド90に嵌合孔93が無く、位置決め部60の他端側がシリンダヘッド90の外側に直接露出している点で実施例1とは異なる。具体的には、取付孔91の一角がシリンダヘッド90の外面に開口しており、この開口を通して、位置決め部60とアウタハウジング11の奥壁15とが露出している。また、位置決め部60の通気路61の他端は大気に直接開放されている。このように、シリンダヘッド90に対するラッシュアジャスタ10の取り付け位置によっては、嵌合孔93を形成しなくて済み、シリンダヘッド90側の構造を簡素化することができる。
図7は、本発明の実施例5を示す。実施例5は、エア抜き経路が実施例1とは異なり、アウタハウジング11に誘導溝45が設けられている。また、実施例5の場合、シリンダヘッド90の嵌合孔93は、有底孔とされ、大気に直接開放されていない。位置決め部60の他端部は、嵌合孔93に遊嵌されている。
図8は、本発明の実施例6を示す。実施例6は、実施例5の変形例であって、位置決め部60Cの外周面に凹溝状に通気路61Cが全長に亘って延出して設けられており、この通気路61Cが誘導溝45に開口して連通する構造になっている。ここで、位置決め部60Cの他端部の外周面は、通気路61Cと対応する部位を除いて、嵌合孔93の内周面にほぼ隙間なく当接している。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)本発明のラッシュアジャスタは、アウタハウジングが筒状のボディで、インナハウジングが単体のプランジャ(アウタプランジャとインナプランジャとに分かれていない一つの部材)からなり、プランジャ内にリザーバ室が区画されるとともに、ボディとプランジャとの間に高圧室が区画され、プランジャの底壁に弁孔が設けられ、プランジャの頂部がロッカアームを支持する構造であってもよい。
(2)位置決め部は、アウタハウジングの奥壁に一体に設けられていてもよい。
(3)位置決め部は、アウタハウジングの周壁に設けられていてもよい。
(4)位置決め部の断面形状は、円状(実施例1等)、弧状(実施例2)、直線状(実施例3)に限らず、例えば、四角形等の多角形であってもよい。
(5)給油孔は、位置決め部によってリザーバ室内の作動油が漏れ出ない位置に配置されていればよく、例えば、アウタハウジングの周壁に横向きに開口していてもよい。
11…アウタハウジング
12…インナハウジング
17…挿入孔
18…給油孔
28…高圧室
29…リザーバ室
34…弁孔(弁部)
35…弁体(弁部)
39…連通路
45…誘導溝
60、60A、60B、60C…位置決め部
61、61A、61B、61C…通気路
90…シリンダヘッド
Claims (4)
- シリンダヘッドに組み込まれ、給油孔を有する筒状のアウタハウジングと、
前記アウタハウジング内に挿入され、前記給油孔と連通するリザーバ室を有し、前記リザーバ室に弁部を介して連通する高圧室の圧力に応じて前記アウタハウジング内を摺動するインナハウジングと、
前記アウタハウジング側から突出して前記シリンダヘッドに係止され、前記給油孔が所定位置に開口するように前記シリンダヘッドに対して前記アウタハウジングを位置決めする位置決め部と、を備え、
前記位置決め部は、一端側が前記リザーバ室と連通し、他端側が大気に開放される通気路を有していることを特徴とするラッシュアジャスタ。 - 前記位置決め部は前記アウタハウジングとは別体とされ、前記アウタハウジングには前記位置決め部を嵌挿させる挿入孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載のラッシュアジャスタ。
- 前記リザーバ室と前記給油孔とを連通する連通路が前記インナハウジングの壁に設けられ、前記通気路の一端が前記連通路に開口していることを特徴とする請求項1又は2記載のラッシュアジャスタ。
- 前記アウタハウジングの外壁には、前記通気路の他端側から前記シリンダヘッドの外面に向けて延出する誘導溝が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のラッシュアジャスタ。
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