JP6489971B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、コンロバーナに供給される燃料ガスの異常な燃焼を検知するための温度センサーを備えたガスコンロに関する。
燃料ガスをコンロバーナで燃焼させて、鍋などの調理容器を加熱するガスコンロが広く普及している。コンロバーナは、複数の炎口を有するバーナ本体と、バーナ本体から延設された混合管とを備えている。ガス通路を通じて供給される燃料ガスは、ノズルから混合管の上流側の開口端に噴射され、燃焼用の一次空気を吸い込みながら混合管に流入する。そして、混合管を通過した燃料ガスと一次空気との混合ガスは炎口から噴出し、点火プラグで点火すると燃焼が開始されて炎口の外側に炎が形成される。
こうしたコンロバーナでは、供給される燃料ガスの異常な燃焼が発生することがある。例えば、コンロバーナの火力を調節する(弱める)際に混合ガスの噴出速度よりも燃焼速度が速くなると、炎が炎口からコンロバーナの内部に潜り込み、ノズルから噴射される燃料ガスが混合管内で燃焼し続ける現象(以下、逆火という)が生じることがある。また、調理容器からの煮こぼれなどによって炎口が詰まると、混合管の開口端側から燃料ガスが漏れ出し、その漏れた燃料ガスに引火することで炎がガスコンロの内部に広がる現象(以下、逆噴という)が生じることがある。
そこで、逆火や逆噴を検知するために、混合管の開口端の付近に熱電対を配置しておくことが提案されている(特許文献1)。逆火や逆噴が発生すると、熱電対が加熱されて起電力が発生するので、その起電力を利用してガス通路のガス遮断弁を閉弁することで、異常な燃焼を停止させることができる。また、熱電対に代えて、温度センサーが用いられる場合がある。所定間隔で計測した温度を記憶していき、一定の時間幅での温度上昇量が所定の閾値以上であれば、異常な燃焼が発生したと判断して、ガス通路のガス遮断弁を閉弁する制御を行う。
特開2003−28428号公報
しかし、温度センサーを用いて燃料ガスの異常な燃焼の発生を検知する場合は、逆噴の発生の迅速な検知を可能としながら、誤検知を抑制することが難しいという問題があった。これは次のような理由による。まず、温度上昇量を確認する時間幅を大きく設定すると、閾値も大きくなるので、温度センサーの計測値のバラツキ(器具のバラツキや、温度センサーの計測する場の環境による)の影響が小さくなって、誤検知し難くできるものの、逆噴の発生から検知までに時間がかかり、混合管の開口端から噴き出した炎によって周囲の重要な部品が焼損してしまうことがある。一方、時間幅を小さく設定すると、逆噴の発生から短時間で検知可能となるものの、閾値が小さくなることで正常時と異常燃焼時とで判定のギャップが小さくなるので、温度センサーの計測値のバラツキの影響を受けて誤検知し易くなってしまう。
この発明は従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、温度センサーを用いて逆噴の発生を迅速に検知すると共に、誤検知を抑制することが可能なガスコンロの提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のガスコンロは次の構成を採用した。すなわち、
複数の炎口を有するバーナ本体と、該バーナ本体から延設された混合管とを備えたコンロバーナを搭載しており、ガス通路を通じて供給された燃料ガスがノズルから前記混合管の開口端に噴射されると、前記混合管を通過した前記燃料ガスと一次空気との混合ガスが前記炎口から噴出し、該混合ガスに点火して燃焼させることで調理容器を加熱するガスコンロにおいて、
前記混合管の開口端付近の温度を計測可能な温度センサーと、
前記コンロバーナの点火時を基準時点として、所定の更新時間が経過する毎に前記基準時点を更新する更新手段と、
前記基準時点毎に前記温度センサーの計測温度を記憶する記憶手段と、
新たな前記基準時点での前記温度センサーの計測温度と、前回の前記基準時点での前記温度センサーの計測温度とを比較して、温度差が所定の逆噴閾値以上であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記逆噴閾値以上の温度差であると判断された場合に、前記燃料ガスの供給を遮断するガス遮断手段と
を備え
前記更新時間内で細分化して前記基準時点からの時間幅が異なる複数の計測時点が設定され、
前記判断手段は、前記複数の計測時点の各々での前記温度センサーの計測温度と、直前の前記基準時点での前記温度センサーの計測温度とを比較して、温度差が前記逆噴閾値以上であるか否かの判断も行う
ことを特徴とする。
このような本発明のガスコンロでは、逆噴の発生を検知するために温度センサーの計測温度の温度差(温度上昇量)を確認する時間幅が一定ではなく、まず点火時を基準時点として所定の更新時間の経過毎に基準時点を更新しながら前回の基準時点からの温度上昇量が所定の逆噴閾値以上であるか否かを判断するのに加えて、更新時間内で細分化することで基準時点からの時間幅を異ならせて複数の計測時点が設けられ、各時間幅での温度上昇量が逆噴閾値以上であるか否かを判断する。そして、温度上昇量が逆噴閾値以上になったことに基づいて逆噴の発生を検知し、燃料ガスの供給を遮断することで強制的に消火するようになっている。このように基準時点からの時間幅が異なる複数の計測時点を設けて温度上昇量の確認回数(頻度)を増やせば、逆噴の発生直後の急激な温度上昇を捉えることができるので、時間幅が固定であって大きく設定された場合に比べて、逆噴の発生から短時間で検知することが可能となる。また、逆噴閾値は、複数の時間幅のうち最も大きい時間幅(更新時間)に合わせて設定すればよく、正常に燃焼していれば更新時間内で起こり得ない温度上昇量を逆噴閾値に設定しておくことができる。これにより、固定の時間幅が小さく設定され、それに合わせて閾値を小さく設定する場合に比べて、温度センサーの計測値のバラツキの影響を受け難いので、誤検知を抑制することが可能となる。
そして、逆噴が発生しないまま更新時間が経過する毎に基準時点が更新されることから、逆噴が発生する直前の基準時点の計測温度と比較して、逆噴が発生した際の温度上昇を敏感に捉えることができる。その結果、より迅速で高精度な逆噴の検知が可能となる。
述した本発明のガスコンロでは、更新時間よりも大きい一定の時間幅での温度センサーの計測温度の変化量(温度上昇量)を取得することとして、その取得した変化量が、逆噴閾値とは別に設定された逆火閾値以上であった場合にも、燃料ガスの供給を遮断してもよい。
前述したように逆火は、コンロバーナの混合管内で燃料ガスが燃焼するので、混合管の開口端から炎が噴き出す逆噴に比べて、温度センサー付近の温度上昇が緩やかである傾向にある。そこで、温度上昇量を確認する時間幅や異常燃焼を検知する基準となる閾値を、燃焼挙動が異なる逆噴と逆火とで分けてそれぞれ設定しておくことにより、同じ温度センサーを用いて逆噴の検知だけでなく逆火の検知も並行して行うことが可能となる。
本実施例のガスコンロ1の外観形状を示す斜視図である。 ガスコンロ1に搭載されたコンロバーナ4を示した斜視図である。 コンロバーナ4で生ずる燃料ガスの異常な燃焼の例を示した説明図である。 従来のガスコンロ1で逆噴の発生を検知する例を示した説明図である。 本実施例の制御部50が実行する異常燃焼検知処理のフローチャートである。 異常燃焼検知処理に従って本実施例のガスコンロ1で主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知する例を示した説明図である。 異常燃焼検知処理に従って本実施例のガスコンロ1で、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火の発生を検知する例を示した説明図である。
図1は、本実施例のガスコンロ1の外観形状を示す斜視図である。図示されるように、本実施例のガスコンロ1は、上面側が開口した箱形状に形成された板金製のコンロ本体2と、コンロ本体2上に載置されてコンロ本体2の上面を覆う天板3と、天板3に形成された図示しない開口部から上部を突出させて設けられたコンロバーナ4R,4Lと、鍋などの調理容器を置くためにコンロバーナ4R,4Lを囲んで天板3の上面に設置された五徳5R,5Lなどを備えている。


また、天板3上には、コンロバーナ4R,4Lのそれぞれに対応させて、点火時や火力調節時などにユーザーが操作する操作ツマミ6R,6Lが設けられている。操作ツマミ6R,6Lを下方に押し下げて所定方向(本実施例では反時計回り)に回転させると、コンロバーナ4R,4Lに燃料ガスが供給されて、図示しない点火プラグで点火される。その後は、操作ツマミ6R,6Lの回転角度を変えると、燃料ガスの供給量が変更されて、コンロバーナ4R,4Lの火力を調節することができる。尚、右側のコンロバーナ4Rと左側のコンロバーナ4Lとは、構造や形状が基本的には同様であるため、以下では、特に右側と左側とを区別する必要がなければ、単にコンロバーナ4と表記する。
図2は、ガスコンロ1に搭載されたコンロバーナ4を示した斜視図である。図示されるように本実施例のコンロバーナ4は、円環形状の主バーナ部11と、主バーナ部11の内側に配置された副バーナ部12とを備える二重構造のいわゆる親子バーナである。主バーナ部11および副バーナ部12を構成するバーナ本体10は、図示しない円環形状の主バーナ混合室や副バーナ混合室が形成されたバーナボディ13と、主バーナ混合室の上部開口を覆ってバーナボディ13に載置された円環形状の主バーナヘッド14と、副バーナ混合室の上部開口を覆ってバーナボディ13に載置された円形状の副バーナヘッド15などを備えている。
主バーナヘッド14の外周の下端には複数の溝(炎口溝)が主バーナヘッド14の中央に対して放射状に形成されており、主バーナヘッド14をバーナボディ13に載置すると、複数の炎口溝とバーナボディ13の上面とによって、主バーナ混合室に連通する複数の主バーナ炎口16が形成される。同様に、副バーナヘッド15の外周の下端には複数の炎口溝が副バーナヘッド15の中央に対して放射状に形成されており、副バーナヘッド15をバーナボディ13に載置すると、複数の炎口溝とバーナボディ13の上面とによって、副バーナ混合室に連通する複数の副バーナ炎口17が形成される。
また、バーナボディ13からは、主バーナ混合室と連通する主バーナ混合管18、および副バーナ混合室と連通する副バーナ混合管19が延設されている。主バーナ混合管18のバーナボディ13とは反対側の開口端には、空気調節装置20が設けられており、空気流入口22の開度が調節可能になっている。主バーナガス配管26を通じて供給される燃料ガスが主バーナ混合管18の開口端に噴射されると、空気流入口22から燃焼用の一次空気を吸い込みながら主バーナ混合管18に流入する。そして、主バーナ混合管18を通過した燃料ガスと一次空気との混合ガスは、主バーナ混合室に供給されて主バーナ炎口16から噴出するので、図示しない点火プラグで火花を飛ばすと混合ガスの燃焼が開始されて主バーナ炎口16の外側に炎が形成される。
また同様に、副バーナ混合管19のバーナボディ13とは反対側の開口端にも、空気調節装置21が設けられており、空気流入口23の開度を調節可能である。尚、副バーナ混合管19は、主バーナ混合管18に比べて短く、副バーナ混合管19の開口端は、主バーナ混合管18の開口端よりもバーナボディ13側に位置している。副バーナガス配管27を通じて供給される燃料ガスが副バーナ混合管19の開口端に噴射されると、空気流入口23から吸い込まれた一次空気と共に副バーナ混合管19に流入し、副バーナ混合管19を通過した混合ガスが副バーナ混合室を通って副バーナ炎口17から噴出する。本実施例の主バーナヘッド14には、図示しない火移り用スリットが形成されており、この火移り用スリットを介して主バーナ部11側から副バーナ部12側に火移りすることで、副バーナ部12での混合ガスの燃焼が開始されて副バーナ炎口17の外側に炎が形成される。
さらに、本実施例の主バーナ混合管18の開口端および副バーナ混合管19の開口端は、板金製のカバー30で覆われている。尚、図では、主バーナ混合管18および副バーナ混合管19が見えるように、カバー30を透過させて破線で表している。このカバー30は、上面および左右両側面を有するコの字形断面に形成されており、その内側に両混合管18,19の開口端が配置されている。また、カバー30には、内側の温度を計測するための温度センサー31が取り付けられており、本実施例の温度センサー31には、温度の変化によって電気抵抗が変化するサーミスターが用いられている。図示した例では、カバー30の主バーナ混合管18側の側面を温度センサー31の先端が貫通しており、その先端が主バーナ混合管18の開口端の外側に近接している。
以上に説明したコンロバーナ4では、供給される燃料ガスの異常な燃焼が発生することがある。図3は、コンロバーナ4で生ずる燃料ガスの異常な燃焼の例を示した説明図である。図では、主バーナ混合管18および副バーナ混合管19を水平な面で切断した断面が示されている。前述したように、主バーナ混合管18および副バーナ混合管19には、主バーナガス配管26および副バーナガス配管27を通じて燃料ガスが供給され、両ガス配管26,27は、上流側で1本のガス元配管40から分岐している。このガス元配管40には、ガス元配管40を開閉するガス遮断弁41と、ガス元配管40を通過する燃料ガスの流量を調節する流量調節弁42とが設けられている。ガス遮断弁41は、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって開閉が制御される。流量調節弁42は、天板3上の操作ツマミ6とシャフト(図示せず)を介して接続されており、操作ツマミ6の回転に応じて燃料ガスの流量が調節され、コンロバーナ4の火力が変化する。尚、本実施例では、主バーナガス配管26、副バーナガス配管27、およびガス元配管40が、本発明における「ガス通路」に対応する。
ガス遮断弁41および流量調節弁42を開くことで供給される燃料ガスは、ガス配管26,27の先端のノズル26a,27aから混合管18,19の開口端に噴射され、空気流入口22,23から流入する一次空気と混合管18,19を通過しながら混合される。尚、主バーナ混合管18への燃料ガスの供給量は、副バーナ混合管19よりも多く設定されている。そして、混合室を介して炎口16,17から噴出する混合ガスに点火されて、炎口16,17の外側に炎が形成されるのが正常な燃焼である。
これに対して、コンロバーナ4の火力調節の際に混合ガスの噴出速度が燃焼速度を下回ったり、バーナボディ13に対して主バーナヘッド14が傾いていたりすると、特に水素成分が多いガスなどのように燃焼速度が速い燃料ガスでは、炎が主バーナ炎口16からコンロバーナ4の内部に潜り込み、図3(a)に示されるように、主バーナガス配管26のノズル26aから噴射される燃料ガスが主バーナ混合管18内で燃焼する現象(以下、逆火という)が生じることがある。尚、逆火は、主バーナ混合管18に限らず、副バーナ混合管19でも同様に生じ得る。逆火が発生すると、燃料ガスの供給を停止するまで燃焼が維持され、主バーナ混合管18が加熱される。制御部50は、温度センサー31と電気的に接続されており、後述するように温度センサー31の計測温度の上昇量に基づいて逆火の発生を検知すると、ガス遮断弁41を閉弁することによって強制的に消火する。
また、五徳5上に載置された調理容器からの煮こぼれなどによって主バーナ炎口16が詰まると、混合ガスが主バーナ炎口16から噴出されないので、主バーナガス配管26のノズル26aから噴射された燃料ガスが空気流入口22から漏れ出て、その漏れ出た燃料ガスに副バーナ混合管19側の逆火や静電気の火花などが火種となって引火し、空気流入口22から炎が噴き出す現象(以下、逆噴という)が生じることがある。尚、逆噴は、主バーナ混合管18の空気流入口22だけでなく、副バーナ混合管19の空気流入口23でも同様に生じ得る。前述したように主バーナ混合管18の開口端および副バーナ混合管19の開口端はカバー30で覆われており、逆噴の発生によってカバー30の内側に熱が籠もり温度センサー31が加熱されるので、制御部50は、温度センサー31の計測温度の上昇量に基づいて逆噴の発生を検知すると、ガス遮断弁41を閉弁して消火する。ただし、逆噴の場合には、空気流入口22から噴き出した炎によって周囲の基板といった重要な部品や配線などが焼損してしまうことがあるので、逆火に比べて発生から短時間で検知する必要がある。特に、副バーナ混合管19よりも燃料ガスの供給量が多い主バーナ混合管18では、逆噴の早期検知が重要であるところ、従来のガスコンロ1では、誤検知を抑制しつつ、逆噴の発生を迅速に検知することが困難であった。
図4は、従来のガスコンロ1で逆噴の発生を検知する例を示した説明図である。図4のグラフには、横軸に時間、縦軸に温度を取って、燃料ガスと一次空気との混合ガスが炎口16,17から噴出して正常に燃焼している場合におけるカバー30の内側の温度変化が一点鎖線で示されている。混合ガスの燃焼は炎口16,17の外側で行われるので、図示されるようにカバー30の内側の温度には、点火から大きな変化はない。これに対して、主バーナ混合管18で逆噴が発生した場合におけるカバー30の内側の温度変化が実線で示されている。主バーナ混合管18で逆噴が発生すると、カバー30の内側に炎が広がることで温度が急激に上昇する。そこで、温度センサー31を用いてカバー30の内側の温度を一定の時間幅Δtで計測し、その時間幅での温度上昇量ΔTが所定の閾値以上であれば、逆噴が発生したと判断することができる。図4では、横軸(時間軸)上の黒丸の印が温度の計測時点を表している。
そして、図4(a)に示されるように、温度上昇量ΔTを確認する時間幅Δtaを大きく設定しておけば、主バーナ混合管18での逆噴を検知する基準となる閾値Taも大きくなるので、温度センサー31の計測値のバラツキ(器具のバラツキや温度センサー31の設置環境などによるもの)の影響を受け難く、誤検知を抑制することができる。その反面、時間幅Δtaを大きくすることで、主バーナ混合管18で逆噴が発生してから検知するまでに時間がかかることがあるので、その間に周囲の重要部品や配線が焼損してしまう可能性がある。
これに対して、図4(b)に示されるように、時間幅Δtbを小さく設定して温度上昇量ΔTを確認する回数(頻度)を増やせば、主バーナ混合管18で逆噴が発生してから短時間で検知することが可能となる。しかしながら、時間幅Δtbを小さくするのに伴い閾値Tbも小さくなることで、正常時と異常燃焼時とで判定のギャップが小さくなって、温度センサー31の計測値のバラツキの影響を受け易くなる。そのため、正常に燃焼していても、新たな計測温度と1つ前の計測温度との温度差(ΔT)が閾値Tbを超えてしまう誤検知が多くなる。加えて、温度センサー31で温度を計測する度に計測温度を記憶していく必要があるため、主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知するための制御が複雑になったり、計測温度を記憶するメモリの負担が大きくなったりしてしまう。
そこで、本実施例のガスコンロ1では、主バーナ混合管18で発生した逆噴の迅速な検知を可能としながら、誤検知を抑制するために、制御部50が以下のような異常燃焼検知処理を実行している。
図5は、本実施例の制御部50が実行する異常燃焼検知処理のフローチャートである。この異常燃焼検知処理は、ユーザーが操作ツマミ6を操作してコンロバーナ4での燃焼が開始されることで実行される。異常燃焼検知処理では、まず、温度センサー31で点火時における温度を計測し、基準時点の計測温度としてメモリ(図示せず)に記憶する(STEP100)。
続いて、温度センサー31で前回に温度を計測した時点から所定時間(本実施例では0.5秒)が経過したか否かを判断し(STEP102)、所定時間が経過していない場合は(STEP102:no)、所定時間が経過するまで待機する。そして、所定時間が経過した場合は(STEP102:yes)、温度センサー31で温度を計測し(STEP104)、その計測温度が所定のカット温度(本実施例では155℃)以上であるか否かを判断する(STEP106)。計測温度がカット温度以上である場合は(STEP106:yes)、ガスコンロ1内が高温になっており、何らかの異常で危険な状態と判断して、ガス遮断弁41を閉弁することで強制的に消火した後(STEP108)、異常燃焼検知処理を終了する。
一方、計測温度がカット温度に満たない場合は(STEP106:no)、記憶されている基準時点の計測温度と新たな計測温度との温度差(温度上昇量)が所定の第1閾値以上であるか否かを判断する(STEP110)。この第1閾値は、主バーナ混合管18での逆噴を検知する基準となる閾値であり、逆噴が発生した場合に実測された温度上昇量が15秒間に最低で11℃であったことに鑑み、本実施例では、安全面に配慮して実測の最低よりも小さい9℃に設定されている。そして、温度上昇量が第1閾値に満たない場合は(STEP110:no)、主バーナ混合管18で逆噴が発生していないと判断し、続いて、基準時点から所定の更新時間(本実施例では15秒)が経過したか否かを判断する(STEP112)。尚、本実施例では、第1閾値が、本発明における「逆噴閾値」に対応しており、温度上昇量が第1閾値以上であるか否かを判断する制御部50が、本発明における「判断手段」に対応する。
基準時点から未だ更新時間が経過していない場合は(STEP112:no)、操作ツマミ6の操作によってコンロバーナ4での燃焼が停止されたか否かを判断する(STEP114)。そして、燃焼が継続されている場合は(STEP114:no)、STEP102の処理に戻って、以降の上述した処理を再び実行する。すなわち、基準時点からの時間幅を所定時間(0.5秒)ずつ延ばしながら、温度センサー31で温度を計測し、各時間幅での温度上昇量が第1閾値以上であるか否かの判断を繰り返す。そして、処理を繰り返すうちに、温度上昇量が第1閾値以上となった場合は(STEP110:yes)、主バーナ混合管18で逆噴が発生したと判断して、ガス遮断弁41を閉弁することで強制的に消火した後(STEP108)、異常燃焼検知処理を終了する。尚、本実施例では、ガス遮断弁41を閉弁する制御を行う制御部50が、本発明における「ガス遮断手段」に対応する。
これに対して、温度上昇量が第1閾値以上になることなく(STEP110:no)、基準時点から更新時間が経過した場合は(STEP112:yes)、その経過時点で基準時点を更新し、STEP104にて計測した温度を基準時点の計測温度としてメモリに記憶する(STEP116)。尚、本実施例では、基準時点を更新する制御を行う制御部50が、本発明における「更新手段」に対応する。
また、こうして新たに記憶した計測温度を、2つ前(本実施例では30秒前)に記憶した計測温度と比較し、温度差(温度上昇量)が所定の第2閾値以上であるか否かを判断する(STEP118)。本実施例では、主バーナ混合管18での逆噴を検知するための第1閾値とは別に、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火を検知するための第2閾値が定められており、本実施例の第2閾値は、10℃に設定されている。また、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火を検知するために温度上昇量を確認する時間幅(30秒)は、主バーナ混合管18での逆噴を検知するために温度上昇量を確認する時間幅の最大(15秒)よりも大きく設定されている。そして、温度上昇量が第2閾値以上である場合は(STEP118:yes)、主バーナ混合管18での逆火か、副バーナ混合管19での逆噴または逆火が発生したと判断して、ガス遮断弁41を閉弁することで強制的に消火した後(STEP108)、異常燃焼検知処理を終了する。尚、本実施例では、新たに記憶した計測温度と、2つ前に記憶した計測温度との温度差を取得する制御部50が、本発明における「取得手段」に対応する。また、第2閾値が、本発明における「逆火閾値」に対応する。
一方、温度上昇量が第2閾値に満たない場合は(STEP118:no)、コンロバーナ4での燃焼が停止されたか否かを判断し(STEP114)、燃焼が継続されていれば(STEP114:no)、STEP102の処理に戻って、以降の上述した処理を繰り返す。その後、操作ツマミ6の操作によってコンロバーナ4での燃焼が停止された場合は(STEP114:yes)、異常燃焼検知処理を終了する。
図6は、上述した異常燃焼検知処理に従って本実施例のガスコンロ1で主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知する例を示した説明図である。図6のグラフにおいても、図4と同様に、横軸に時間、縦軸に温度を取って、コンロバーナ4で正常に燃焼している場合のカバー30の内側の温度変化が一点鎖線で示され、主バーナ混合管18で逆噴が発生した場合のカバー30の内側の温度変化が実線で示されている。また、横軸(時間軸)上の白丸および黒丸の印は、温度センサー31を用いた温度の計測時点を表している。
図示されるように本実施例では、主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知するために温度上昇量ΔTを確認する時間幅Δtが一定ではなく、まず点火時を基準時点として、基準時点からの時間幅Δtを所定時間(0.5秒)ずつ延ばしながら、各時間幅(Δt1,Δt2,Δt3,Δt4,Δt5,・・・)での温度上昇量ΔTが所定の第1閾値Tc(9℃)以上であるか否かを判断し、第1閾値Tc以上であることに基づいて、主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知する。図示した例では、時間幅Δt5での温度上昇量ΔTが第1閾値Tc以上になっているため、基準時点から時間幅Δt5の計測時点で、主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知することができる。
このように基準時点からの時間幅Δtを異ならせて複数の計測時点を設けることによって温度上昇量ΔTの確認回数(頻度)を増やせば、主バーナ混合管18での逆噴の発生直後の急激な温度上昇を捉えることができるので、図4(a)のように時間幅Δtaが固定であって大きく設定された場合に比べて、主バーナ混合管18での逆噴の発生から短時間で検知することが可能となる。また、第1閾値Tc(本実施例では9℃)は、複数の時間幅のうち最大の時間幅Δtmax(本実施例では15秒間)に合わせて設定すればよく、正常に燃焼していれば時間幅Δtmaxでは起こり得ない温度上昇量を第1閾値Tcに設定しておくことができる。これにより、図4(b)のように時間幅Δtbが小さく設定され、それに合わせて閾値Tbを小さく設定する場合に比べて、温度センサー31の計測値のバラツキの影響を受け難いので、誤検知を抑制することが可能となる。尚、本実施例のガスコンロ1では、コンロバーナ4で正常に燃焼していれば、15秒間での温度上昇量は2〜3℃であり、温度センサー31の計測値にバラツキがあっても9℃に達することは有り得ない。
また、本実施例のガスコンロ1では、主バーナ混合管18で逆噴が発生しないまま、基準時点から所定の更新時間が経過する(時間幅Δtmaxに達する)と、基準時点を更新し、新たな基準時点から再び時間幅Δtを所定時間(0.5秒)ずつ延ばして温度上昇量ΔTを確認するようになっている。このようにすれば、主バーナ混合管18で逆噴が発生する直前の基準時点の計測温度と比較して、逆噴が発生した際の温度上昇を敏感に捉えることができるので、より迅速で高精度な逆噴の検知が可能となる。加えて、本実施例のガスコンロ1では、基準時点の計測温度をメモリに記憶すればよく、図4(b)のように各計測時点での計測温度をメモリに記憶していく場合に比べて、制御を簡素化すると共にメモリの負担を軽減することができる。
図7は、異常燃焼検知処理に従って本実施例のガスコンロ1で、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火の発生を検知する例を示した説明図である。図7のグラフでは、コンロバーナ4で正常に燃焼している場合のカバー30の内側の温度変化が一点鎖線で示され、主バーナ混合管18で逆火が発生した場合のカバー30の内側の温度変化が実線で示されている。また、横軸(時間軸)上の白丸の印は、基準時点の更新時を表している。尚、副バーナ混合管19で逆噴または逆火が発生した場合のカバー30の内側の温度変化は、図7の実線と類似している。
図示されるように本実施例では、所定の更新時間(15秒)毎に行われる基準時点の更新の際に、新たな基準時点での温度センサー31の計測温度を、2つ前の基準時点(30秒前)での計測温度と比較し、その温度差(温度上昇量ΔT)が所定の第2閾値Td(10℃)以上であることに基づいて、主バーナ混合管18での逆火の発生を検知する。
前述したように逆火は、主バーナ混合管18や副バーナ混合管19の内部で燃料ガスが燃焼するので、主バーナ混合管18の開口端から炎が噴き出す逆噴に比べて、カバー30の内側の温度上昇が緩やかである。また、副バーナ混合管19での逆噴は、主バーナ混合管18での逆噴に比べて、燃料ガスの供給量が少ないと共に、温度センサー31からの距離が遠いため、温度センサー31で計測される温度上昇が緩やかである。そこで、本実施例では、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火の発生を検知するために温度上昇量ΔTを確認する時間幅Δtdを、主バーナ混合管18での逆噴の発生を検知するために温度上昇量ΔTを確認する最大の時間幅ΔTmaxよりも大きく設定すると共に、第2閾値Tdを第1閾値Tcとは別に設定している。このように温度上昇量を確認する時間幅や異常燃焼を検知する基準となる閾値を、燃焼挙動が異なる主バーナ混合管18での逆噴と、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火とで分けてそれぞれ設定しておくことにより、同じ温度センサー31を用いて主バーナ混合管18での逆噴の検知だけでなく、主バーナ混合管18での逆火や副バーナ混合管19での逆噴および逆火の検知も並行して行うことが可能となる。
以上、本実施例のガスコンロ1について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、前述した実施例では、カバー30の主バーナ混合管18側の側面に温度センサー31が取り付けられていたが、温度センサー31の取り付け位置はこれに限られず、カバー30の上面に取り付けておいてもよい。また、温度センサー31の数は1つに限られず、複数設けてもよい。例えば、主バーナ混合管18での逆噴を、カバー30の主バーナ混合管18側の側面に取り付けた温度センサー31を用いて検知すると共に、副バーナ混合管19での逆噴を、カバー30の副バーナ混合管19側の側面に取り付けた温度センサー31を用いて、主バーナ混合管18での逆噴と同様に検知してもよい。
また、前述した本実施例では、コンロバーナ4が主バーナ部11と副バーナ部12とを備える二重構造のいわゆる親子バーナであるものとして説明した。しかし、副バーナ部12を有しないシングルバーナにおいても、煮こぼれなどで炎口が詰まると、混合管の開口端から燃料ガスが漏れ出し、静電気の火花などが火種となって逆噴が発生することがあるので、逆噴を検知するために本発明を好適に適用することができる。
1…ガスコンロ、 2…コンロ本体、 3…天板、
4…コンロバーナ、 5…五徳、 6…操作ツマミ、
10…バーナ本体、 11…主バーナ部、 12…副バーナ部、
13…バーナボディ、 14…主バーナヘッド、 15…副バーナヘッド、
16…主バーナ炎口、 17…副バーナ炎口、 18…主バーナ混合管、
19…副バーナ混合管、 20…空気調節装置、 21…空気調節装置、
22…空気流入口、 23…空気流入口、 26…主バーナガス配管、
26a…ノズル、 27…副バーナガス配管、 27a…ノズル、
30…カバー、 31…温度センサー、 40…ガス元配管、
41…ガス遮断弁、 42…流量調節弁、 50…制御部。

Claims (2)

  1. 複数の炎口を有するバーナ本体と、該バーナ本体から延設された混合管とを備えたコンロバーナを搭載しており、ガス通路を通じて供給された燃料ガスがノズルから前記混合管の開口端に噴射されると、前記混合管を通過した前記燃料ガスと一次空気との混合ガスが前記炎口から噴出し、該混合ガスに点火して燃焼させることで調理容器を加熱するガスコンロにおいて、
    前記混合管の開口端付近の温度を計測可能な温度センサーと、
    前記コンロバーナの点火時を基準時点として、所定の更新時間が経過する毎に前記基準時点を更新する更新手段と、
    前記基準時点毎に前記温度センサーの計測温度を記憶する記憶手段と、
    新たな前記基準時点での前記温度センサーの計測温度と、前回の前記基準時点での前記温度センサーの計測温度とを比較して、温度差が所定の逆噴閾値以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記逆噴閾値以上の温度差であると判断された場合に、前記燃料ガスの供給を遮断するガス遮断手段と
    を備え
    前記更新時間内で細分化して前記基準時点からの時間幅が異なる複数の計測時点が設定され、
    前記判断手段は、前記複数の計測時点の各々での前記温度センサーの計測温度と、直前の前記基準時点での前記温度センサーの計測温度とを比較して、温度差が前記逆噴閾値以上であるか否かの判断も行う
    ことを特徴とするガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    前記更新時間よりも大きい一定の時間幅での前記温度センサーの計測温度の変化量を取得する取得手段を備え、
    前記取得手段によって取得された前記変化量が、前記逆噴閾値とは別に設定された逆火閾値以上であった場合にも、前記ガス遮断手段が前記燃料ガスの供給を遮断する
    ことを特徴とするガスコンロ。
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