JP6488727B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックが乗物本体に対してシートクッションの前後スライドによってシートクッションとのピン連結点を中心に背凭れ角度を変化させるように連結された乗物用シートに関する。
従来、自動車用のシートにおいて、シートバックの背凭れ角度を変えるリクライニング機構とシートクッションの大腿部の支持角度を変えるチルト機構と、が互いにリンク連結された構成が知られている(特許文献1)。具体的には、上記のリンク連結は、シートバックの背凭れ角度を後傾させる移動によって、シートクッションを前にスライドさせながら前上がり状の角度姿勢に変化させる連結となっている。上記の角度調整により、シートを安楽姿勢の形に変えることができるようになっている。
特開平7−327768号公報
しかし、上記従来技術では、シートバックとシートクッションとが互いに異なる回転中心まわりに同期して回転する構成となっているために、これらを人がヒップポイントを中心に着座姿勢を変化させる形に合わせて適切に角度変化させることが難しい。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートバックの背凭れ角度の調整とシートクッションの大腿部の支持角度の調整とを、より人の姿勢変化の形に合わせて行えるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートバックが乗物本体に対してシートクッションの前後スライドによってシートクッションとのピン連結点を中心に背凭れ角度を変化させるように連結された乗物用シートであって、シートクッションによる着座者の大腿部の支持角度を高さ方向に調整可能なチルト機構と、シートクッションを前後方向にスライド可能にするスライド機構と、を有する。チルト機構とスライド機構とは、互いに連動する機械的な連結状態とはなっておらず個別に動作する構成とされている。チルト機構が、上記ピン連結点と同軸線まわりの回転によりシートクッションによる着座者の大腿部の支持角度を変化させる構成となっている。
この第1の発明によれば、スライド機構によるシートバックの背凭れ角度の調整と、チルト機構によるシートクッションの大腿部の支持角度の調整とを、それぞれ同軸まわりの回転で行うことにより、これらの調整をより人の姿勢変化の形に合わせて行うことができる。なお、上記回転軸となるピン連結点は、座骨の直下付近に設けられていることが好ましい。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。ピン連結点を構成する連結軸が、チルト機構を回転させる回転軸と共通部品で構成されている。
この第2の発明によれば、軸部品の共通化により、部品点数と設置スペースの削減を図ることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。連結軸が、シートクッションを支えるベースとシートバックとに通されてこれらを相対回転可能に軸支した状態にかしめられる段付きのかしめピン部分と、かしめピン部分から軸方向に突出してシートクッションのチルト機構により動かされる可動部を半径方向の外側から嵌め込んで軸支する嵌合ピンと、を一体的に有する構成となっている。
この第3の発明によれば、シートバックをベースに対して回転可能にかしめて連結するかしめピンの構成を利用して、シートクッションの可動部のベースに対する回転可能な連結を簡単に行うことができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。 乗物用シートの骨組み構造を表した斜視図である。 乗物用シートの骨組み構造の分解斜視図である。 乗物用シートの通常姿勢状態を側面図で表した模式図である。 乗物用シートのリラックス姿勢状態を側面視で表した模式図である。 クッションパンの支持角度を上げた状態を側面視で表した模式図である。 クッションフレームの分解斜視図である。 クッションパン以外を組み付けたクッションフレームの斜視図である。 クッションフレームの平面図である。 図9のX-X線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図10を用いて説明する。なお、以下の説明中、「シート内側」「シート外側」と記載する場合には、それぞれ、シート1の幅方向における「内側」「外側」を示すものとする。また、「車両内側」「車両外側」と記載する場合には、それぞれ、車両の幅方向における「内側」「外側」を示すものとする。本実施例のシート1は、図1に示すように、いわゆるセダンタイプの自動車のリヤシート、詳しくは運転席の後側のリヤシートとして構成されている。上記シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭凭れとなるヘッドレスト4と、を備えた構成となっている。
上述したシートバック2は、図2〜図3に示すように、その背面部が、車両の荷室空間とを仕切るパーテーションパネルP(本発明の「乗物本体」に相当する。)に対して、シート幅方向に軸方向を向けるヒンジピン11Aにより、上下スライド可能かつ前後回転可能な状態にピン連結された状態とされている。そして、上記シートバック2は、その下端部が、シートクッション3の後端部(後述するベース30)に対して、シート幅方向に軸方向を向けるかしめピン32により、前後回転可能な状態にピン連結された状態とされている。シートクッション3は、その左右両側の下面部が、それぞれ、車両のフロアパネルF上に設置された左右一対の電動式のスライドレール40上に連結されて、前後スライド可能な状態に設けられた構成とされている。また、ヘッドレスト4は、シートバック2の上部に装着されて設けられている。ここで、上記スライドレール40が本発明の「スライド機構」に相当する。
上記シート1は、このような構成となっていることにより、図4〜図5に示すように、上述したスライドレール40を前後方向にスライド動作させることで、シートクッション3のスライド位置が前後方向に調整されながら、シートバック2の背凭れ角度も併せて前後方向に調整されるようになっている。具体的には、上記シート1は、図5に示すように、シートクッション3のスライド位置が前方側に動かされることにより、シートバック2がその下端部を前方側に引かれる形で背凭れ角度が後傾する側に動かされるようになっている。また、シート1は、図4に示すように、シートクッション3のスライド位置が後方側に動かされることにより、シートバック2がその下端部を後方側に押される形で背凭れ角度が前に起こされる側に動かされるようになっている。
前者の図5に示したシートクッション3の前方移動に伴うシートバック2の後傾移動により、シート1は、着座者が尻部を前側にずらすことなく、そのままの姿勢で、身体を後側に倒したリラックスした姿勢をとれる形態に変えられるようになっている。また、後者の図4に示したシートクッション3の後方移動に伴うシートバック2の前起こし移動により、シート1は、着座者が上記のリラックス姿勢から尻部を後側にずらすことなく、そのままの姿勢で、身体を前側に起こし上げた通常の着座姿勢をとれる形態に変えられるようになっている。
上述したシート1は、更に、図6に示すように、シートクッション3による着座者の大腿部の支持角度を高さ方向に調整することの可能なチルト機構Tiを備えている。上記チルト機構Tiは、シートクッション3の骨格を成す金属製面状のクッションパン22を、上述したフロアパネルF上のスライドレール40の上部に設置されたベース30に対して、後述する後端側のかしめピン32を支点に前部の高さ位置を上げ下げできるように連結した機構により構成されている。
上述したクッションパン22の後端部は、上述したシートバック2の下端部をシートクッション3の後端部にピン連結しているかしめピン32にシート上方側から嵌め込まれることで、このかしめピン32を支点にベース30に対して高さ方向に回転することのできる形にピン連結された状態とされている。これにより、クッションパン22の後端部は、シートバック2と同軸回りに回転することのできる形に設けられた状態とされている。上述したチルト機構T1と、スライドレール40(スライド機構)とは、互いに連動する機械的な連結状態とはなっておらず、個別に動作する構成とされている。
上述したシートバック2とクッションパン22の共通の回転軸となるかしめピン32は、図6に示すように、詳しくは、着座者の坐骨の直下位置(ヒップポイントHPの直下より僅かに前側の位置)に設定されている。このような位置にかしめピン32が設定されていることにより、クッションパン22による着座者の大腿部の支持角度を、着座者が大腿部を股関節の回りに上げ下げする形態に合わせて適切に変化させることができる。
以下、上述したシート1の各部の具体的な構成について詳しく説明していく。図2〜図3に示すように、シートバック2は、その内部の骨組みを構成する金属製のバックフレーム10に対して、図示しない発泡ウレタン製のバックパッドが前側から組み付けられると共に、その表面全体が同じく図示しない皮革製のバックカバーによって被覆された構成となっている。上述したバックフレーム10は、枠状に組まれた本体フレーム11と、本体フレーム11の下部に一体的に締結された延長ブラケット12と、を有する。
本体フレーム11は、シートバック2の内部の主要な骨格を形成する部分となっている。上記本体フレーム11は、その背面部が、前述したパーテーションパネルPと一体のブラケットBに形成された高さ方向に長尺状に延びる長孔Baに対して、シート幅方向に軸方向を向けるヒンジピン11Aにより、上下スライド可能かつ前後回転可能な状態にピン連結された状態とされている。また、図7〜図9に示すように、延長ブラケット12は、シート幅方向に長尺状に延びる形に形成された締結アーム12Aと、締結アーム12Aの左右両端部に結合されてシート外側斜め前方に延びる形に設けられた延長アーム12Bと、を有する。
上述した締結アーム12Aは、シート幅方向に長尺な鋼板材が横断面逆コ字状に折り曲げられた形となって形成されている。また、各延長アーム12Bは、シート前後方向に長尺な鋼板材が横断面L字状又は逆L字状に折り曲げられた形となって形成されている。上述した各延長アーム12Bは、それぞれ、それらの後端部が締結アーム12Aの各側の端部にあてがわれて溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。
上記構成の延長ブラケット12は、図3に示すように、上述した締結アーム12Aの中央領域の左右2箇所に、本体フレーム11の下端部がそれぞれ前側からあてがわれて、これらに貫通するように後側から締結ボルト12A1が差し込まれて締結されることにより、本体フレーム11と一体に結合された状態とされている。そして、上記延長ブラケット12は、上述した各延長アーム12Bのシート前方側に延出した先の断面L字の立板部分が、それぞれ、フロアパネルF上に設置された各スライドレール40の上部に設置されたL字板形状のベース30の各立板部分にそれぞれシート内側からあてがわれて、これらに貫通するように段付きのかしめピン32がそれぞれシート内側から差し込まれてかしめられることにより、ベース30に対して回転可能に軸支された形に組み付けられた状態とされている。
シートクッション3は、図2〜図3に示すように、その内部の骨組みを構成する金属製のクッションフレーム20に対して、図示しない発泡ウレタン製のクッションパッドが上側から組み付けられると共に、その表面全体が同じく図示しない皮革製のクッションカバーによって被覆された構成となっている。上述したクッションフレーム20は、図7〜図8に示すように、その左右両側の後端部が、それぞれ、上述したフロアパネルF上に設置された各スライドレール40の上部に対して、それぞれ、ベース30を介してかしめピン32により高さ方向に回転可能となる状態に軸支されて組み付けられた状態とされている。また、クッションフレーム20は、その左右両側の前端部が、それぞれ、上述したベース30に対して、高さ方向に屈伸運動可能な屈伸リンク23によって昇降移動可能に組み付けられた状態とされている。
上述したクッションフレーム20は、平面視U字状の形に組まれた金属製のチルトフレーム21の上部に金属製面状のクッションパン22が一体的に組み付けられて、ベース30を介して上述した各スライドレール40の上部に組み付けられた構成となっている。上述したチルトフレーム21は、左右一対のサイドフレーム21Aと、各サイドフレーム21Aの前端部間に一体的に架橋されたフロントフレーム21Bと、フロントフレーム21Bと共に各サイドフレーム21Aの前端部間に一体的に架橋された補強パイプ21Cと、上記フロントフレーム21Bに嵌め込まれて装着された左右一対のロック部材21Dと、を備える構成となっている。
上述した左右一対のサイドフレーム21Aは、それぞれ、前後方向に長尺な鋼板材が横断面逆さ向きのL字状又は逆L字状に折り曲げられた形となって形成されている。また、フロントフレーム21Bは、シート幅方向に長尺な鋼板材により形成されており、その左右両側の各端部が各サイドフレーム21Aの前端側の天板部分上に設置されて溶着された状態とされている。補強パイプ21Cは、フロントフレーム21Bの前部に位置するようにその左右両側の各端部が各サイドフレーム21Aの前端側の立板部分にシート幅方向に貫通して差し込まれて溶着された状態とされている。
上記補強パイプ21Cには、その後側に位置するフロントフレーム21Bの所々の部位から前方側に張り出す部分が上部に掛けられて溶着された状態とされている。これにより、フロントフレーム21Bが、各サイドフレーム21A以外に、補強パイプ21Cによっても支えられて補強された構成となっている。ロック部材21Dは、上述したフロントフレーム21Bの左右2箇所に空けられた孔部内にシート上方側から嵌め込まれることにより、フロントフレーム21B上に一体的に装着された状態とされている。上記ロック部材21Dは、シート上方側に開口を有し、その内部に、クッションパン22の前部の左右2箇所に設けられたシート下方側にU字状に張り出す形のストライカ22Aを受け入れてロックすることの可能なロック構造を備えた構成となっている。
上記構成のチルトフレーム21は、その左右両側の各サイドフレーム21Aの後端側の立板部分が、それぞれ、各スライドレール40の上部に設置されたベース30の各立板部分にそれぞれシート外側からあてがわれて、これらに貫通するように段付きのかしめピン32がそれぞれシート内側から差し込まれてかしめられることにより、ベース30に対して回転可能に軸支された形に組み付けられた状態とされている。なお、上記かしめピン32の構成については、後に詳しく説明することとする。
クッションパン22は、前述したチルトフレーム21の上部に一体的に組み付けられることで、チルトフレーム21の上部に前述した図示しないクッションパッドを下方側から広く面であてがえて支持することのできる支持面を形成した状態に組み付けられた状態とされている。具体的には、上記クッションパン22は、上述したチルトフレーム21の両サイドフレーム21A間の領域を上方側から広く覆う横幅の広い面形状を有すると共に、チルトフレーム21の前端側の補強パイプ21Cの設置領域から着座者のヒップポイントHP(図4参照)を後方側に越える領域まで前後方向にも広く面を延ばす形となって形成されている。このように、上記クッションパン22は、シートクッション3の着座面全域に亘って広く、上述した図示しないクッションパン22を下方側から支持することのできる支持面を有した形状に形成されている。
図7に示すように、上述したクッションパン22には、その前部の左右2箇所の底面部に、シート下方側にU字状に張り出す形のストライカ22Aがワイヤにより形作られて一体に設けられていると共に、後部の左右2箇所の底面部に、上述した各かしめピン32に突出して形成された嵌合ピン32Dをそれぞれシート後方側から受け入れて嵌合させることのできる嵌合孔22Bが形成されている。上記クッションパン22は、次のように、チルトフレーム21に対して一体的となって回転することができる形に組み付けられている。先ず、クッションパン22の後部側の各嵌合孔22B内に各かしめピン32の嵌合ピン32Dを嵌合させる。次に、クッションパン22の前部側の各ストライカ22Aを前述したチルトフレーム21のフロントフレーム21B上に設置された各ロック部材21Dにシート上方側から落とし込むように差し込むことでロックさせる。これにより、クッションパン22が、チルトフレーム21と共に、後端側の各かしめピン32を支点に高さ方向に回転することのできる形に組み付けられた状態とされている。
屈伸リンク23は、第1のリンク23Aと、第2のリンク23Bと、第1のリンク23Aをベース30に対して回転可能な状態に連結するコネクティングロッド23Cと、第1のリンク23Aと第2のリンク23Bとを互いに回転可能な状態に連結する連結軸23Dと、第2のリンク23Bをチルトフレーム21の各サイドフレーム21Aに回転可能に連結する連結軸23Eと、を有する。上記屈伸リンク23は、上述したチルトフレーム21とベース30との間に左右一対で設けられており、それぞれ、コネクティングロッド23Cにより一体的となってリンク運動するように繋がれた構成とされている。
具体的には、上記屈伸リンク23の各第1のリンク23Aは、それぞれ、ベース30の各立板部分にシート幅方向に隣接して設けられた状態とされて、これらに貫通して差し込まれたコネクティングロッド23Cに一体的に結合されることにより、互いが一体的となってベース30に対して回転することができるように設けられている。各屈伸リンク23は、コネクティングロッド23Cが後述する駆動ユニット24によって後ろ回りに回動操作されることにより、各側の第1のリンク23Aと第2のリンク23Bとをそれぞれ起立させるようにリンク運動させて、チルトフレーム21を後端側のかしめピン32を支点に持ち上げる方向に回転させるようになっている(図6参照)。
また、各屈伸リンク23は、コネクティングロッド23Cが駆動ユニット24によって前回りに回動操作されることにより、各側の第1のリンク23Aと第2のリンク23Bとをそれぞれ倒し込んで折り畳むようにリンク運動させて、チルトフレーム21を後端側のかしめピン32を支点にベース30上に落とし込む方向に回転させるようになっている(図5参照)。上述したコネクティングロッド23Cを前後に回動させる各操作は、車両外側のベース30の前方側の外側部に取り付けられた駆動ユニット24の駆動によって行われる。
具体的には、図7に示すように、上記駆動ユニット24は、駆動モータ24Aと、駆動モータ24Aの出力軸から動力伝達を受けて回動するセクタギア24Bと、を有する。駆動モータ24Aは、車両外側のベース30の前方側の外側部に一体的に取り付けられて設けられている。セクタギア24Bは、扇状の形に形成されており、その回動の中心部となる根元部に、前述したコネクティングロッド23Cの車両外側の端部がシート幅方向に差し込まれて一体的に結合されている。
上記駆動ユニット24は、このような構成となっていることにより、駆動モータ24Aから出力される正逆双方向の回動力によりセクタギア24Bを回動させてコネクティングロッド23Cを前後に回動させたり、駆動モータ24Aの駆動を止めることによりそのブレーキ力によってコネクティングロッド23Cの回動を適宜の位置で止めたりすることができるようになっている。
ベース30は、前述したように、フロアパネルF上に設置された各スライドレール40の上部に一体的に取り付けられて設けられている。具体的には、ベース30は、車両外側のスライドレール40の上部に設置される右側ベース30Rと、車両内側のスライドレール40の上部に設置される左側ベース30Lと、に分かれて構成されている。上記右側ベース30Rは、更に、同側のスライドレール40の前部領域上に設置される前ピース30R1と、スライドレール40の後部領域上に設置される後ピース30R2と、に分かれて構成されている。
前ピース30R1は、鋼板材が横断面逆さ向きのL字状の形に曲げられて形成されており、その天板部分がスライドレール40の上部に設置されてボルト締結により一体的に結合されて設けられた状態とされている。上記前ピース30R1には、前述した駆動ユニット24の駆動モータ24Aが、その天板部分から垂下する垂板部分の外側部にボルト締結されて取り付けられている。また、上記前ピース30R1には、前述したコネクティングロッド23Cが、垂板部分に貫通して回転可能に軸支された状態に組み付けられた状態とされている。
後ピース30R2は、鋼板材が横断面L字状の形に曲げられて形成されており、その底板部分がスライドレール40の上部に設置されてボルト締結により一体的に結合されて設けられた状態とされている。上記後ピース30R2には、その立板部分の外側部に前述したチルトフレーム21の車両外側のサイドフレーム21Aの後端部があてがわれると共に、その立板部分の内側部に前述した延長ブラケット12の車両外側の延長アーム12Bの前端部があてがわれた状態で、これらに貫通するようにかしめピン32がシート内側から差し込まれてかしめられた状態とされている。これにより、チルトフレーム21の車両外側のサイドフレーム21Aや延長ブラケット12の車両外側の延長アーム12Bが後ピース30R2に対して回転可能となる形に連結された状態とされている。
一方、左側ベース30Lは、前後方向に長尺な鋼板材が前端部と中央部と後端部とにおいて横断面逆さ向きのL字状又は逆L字状の形に曲げられて形成されており、その平板部分がスライドレール40の上部に設置されてボルト締結により一体的に結合されて設けられた状態とされている。上記左側ベース30Lには、その前端部の平板部分から垂下する垂板部分に、前述したコネクティングロッド23Cが貫通して回転可能に軸支された状態に組み付けられた状態とされている。
また、左側ベース30Lには、その後端部の立板部分の外側部に前述したチルトフレーム21の車両内側のサイドフレーム21Aの後端部があてがわれると共に、その立板部分の内側部に前述した延長ブラケット12の車両内側の延長アーム12Bの前端部があてがわれた状態で、これらに貫通するようにかしめピン32がシート内側から差し込まれてかしめられた状態とされている。これにより、チルトフレーム21の車両内側のサイドフレーム21Aや延長ブラケット12の車両内側の延長アーム12Bが左側ベース30Lの後端部に対して回転可能となる形に連結された状態とされている。
上述した各かしめピン32は、それぞれ、図10に示すように、段付きの形に形成されている。具体的には、各かしめピン32は、円柱形状の大径部32Aと、大径部32Aの軸方向の一端側の中心部から縮径された形で延びる円柱形状のかしめ部32Bと、大径部32Aの軸方向の他端側の端部に拡径されて形成された円板形状のフランジ部32Cと、フランジ部32Cの中心部から縮径された形で延びる円柱形状の嵌合ピン32Dと、を有した形に形成されている。ここで、上記各かしめピン32の大径部32A、かしめ部32B、及びフランジ部32Cから成る部分が本発明の「かしめピン部分」に相当する。
上述した各かしめピン32は、それらの大径部32Aにおいて、延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bと、ベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30Lと、を軸方向に差し込ませた状態にセットし、チルトフレーム21の車両外側或いは内側のサイドフレーム21Aの後端部を、それらの縮径されたかしめ部32Bに差し込ませた状態にセットするようになっている。そして、上記差し込み後に、各かしめ部32Bの先端32B1をかしめることで、各かしめピン32をチルトフレーム21の各側のサイドフレーム21Aに一体的に結合させた状態にする。これにより、各かしめピン32は、チルトフレーム21の各側のサイドフレーム21Aに一体的に結合された状態として、ベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30L、及び延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bに対して、それぞれ、相対回転可能となる形に組み付けられた状態となる。
上記組み付けにより、各かしめピン32の大径部32Aに差し込まれた延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bと、ベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30Lとが、それぞれ、各かしめピン32のフランジ部32Cと、かしめ部32Bに差し込まれてかしめられたチルトフレーム21の各側のサイドフレーム21Aと、の間に挟まれて配置されて、軸方向の移動が規制された状態に組み付けられた状態とされている。しかし、上記延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bと、ベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30Lとは、互いに相対回転することのできる組み付け状態とされている。各かしめピン32のかしめ部32Bによってかしめられたチルトフレーム21の各側のサイドフレーム21Aは、上述した延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bや、ベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30Lに対して、各かしめピン32と一体的となって相対回転する関係に組み付けられた状態とされている。なお、上述した延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bは、各かしめピン32に対して、それぞれ、横断面U字形のブッシュ33を間に介在させて、各かしめピン32や軸方向に隣接するベース30に対する摺動が滑らかとなるように組み付けられた状態とされている。
上記の組み付けにより、チルトフレーム21が、ベース30に対して、上述した後端側のかしめピン32を支点に高さ方向に回転可能に軸支された形に組み付けられた状態とされている。また、延長ブラケット12と一体に組まれたバックフレーム10も、ベース30に対して、上述したかしめピン32を支点に前後方向に傾動可能に軸支された形に組み付けられた状態とされている。そして、上記組み付けの後、上述した各かしめピン32からシート内側に向かって突出する嵌合ピン32Dに、前述したクッションパン22の後端側の各嵌合孔22Bをシート前方側から嵌め込むことにより、クッションパン22がこれら嵌合ピン32Dを支点にチルトフレーム21と一体的となって回転することができる形に組み付けられた状態となる。
このとき、上記クッションパン22は、各かしめピン32のフランジ部32Cが、延長ブラケット12の車両外側或いは内側の延長アーム12Bよりシート内側に位置して設けられていることにより、各フランジ部32Cと軸方向に隣接し、各延長アーム12Bとは接触することのない状態に組み付けられた状態とされている。これにより、クッションパン22は、延長ブラケット12に対して相対回転する際に、上述したチルトフレーム21及びかしめピン32と一体的となって少ない摺動抵抗で滑らかに回転することができるようになっている。
スライドレール40は、フロアパネルF上に取り付けられたロアレール41と、上述したベース30の右側ベース30R或いは左側ベース30Lの下部に取り付けられてロアレール41に対して前後スライド可能な状態に組み付けられたアッパレール42と、アッパレール42を前後移動させる駆動ユニット43と、を有する。上述したアッパレール42には、その天板面部の前部領域と後部領域とにそれぞれ締結ボルト42Aがシート下方側から差し込まれて軸部分が上方側に突出した状態に固定されており、これらの突出した軸部分に上述した右側ベース30Rや左側ベース30Lを通してナット42Bで締結することにより、右側ベース30Rや左側ベース30Lが各側のスライドレール40のアッパレール42上に一体的に固定された状態とされている。
駆動ユニット43は、駆動モータ43Aと、駆動モータ43Aから出力される回動力によりアッパレール42をロアレール41に対して前後方向に送り移動させる送りねじ機構43Bと、を有する。上記駆動ユニット43の駆動によってアッパレール42をロアレール41に対して前後方向に送り移動させることにより、前述したように、シートバック2がその下端部を前方側に引かれる形で背凭れ角度が後傾する側に動かされたり(図5参照)、シートバック2がその下端部を後方側に押される形で背凭れ角度が前に起こされる側に動かされたり(図4参照)するようになっている。また、駆動モータ43Aの駆動を止めてシートクッション3の前後スライドを止めることにより、シートバック2もそのブレーキ力によって背凭れ角度が固定されるようになっている。
以上をまとめると、本実施例のシート1(乗物用シート)は、次のような構成となっている。すなわち、シートバック2がパーテーションパネルP(乗物本体)に対してシートクッション3の前後スライドによってシートクッション3とのピン連結点(かしめピン32)を中心に背凭れ角度を変化させるように連結されたシート1であって、シートクッション3による着座者の大腿部の支持角度を高さ方向に調整可能なチルト機構Tiと、シートクッション3を前後方向にスライド可能にするスライドレール40(スライド機構)と、を有する。チルト機構Tiとスライドレール40とは、互いに連動する機械的な連結状態とはなっておらず個別に動作する構成とされている。チルト機構Tiが、上記ピン連結点(かしめピン32)と同軸線まわりの回転によりシートクッション3による着座者の大腿部の支持角度を変化させる構成となっている。
このように、スライドレール40によるシートバック2の背凭れ角度の調整と、チルト機構Tiによるシートクッション3の大腿部の支持角度の調整とを、それぞれ同軸まわりの回転で行うことにより、これらの調整をより人の姿勢変化の形に合わせて行うことができる。なお、上記回転軸となるピン連結点(かしめピン32)は、坐骨の直下付近に設けられていることが好ましい。
また、上記のピン連結点を構成する連結軸(かしめピン32)が、チルト機構Tiを回転させる回転軸(かしめピン32)と共通部品で構成されている。このような軸部品の共通化により、部品点数と設置スペースの削減を図ることができる。
また、上記連結軸(かしめピン32)が、シートクッション3を支えるベース30とシートバック2(延長ブラケット12)とに通されてこれらを相対回転可能に軸支した状態にかしめられる段付きのかしめピン部分(大径部32A、かしめ部32B、及びフランジ部32Cから成る部分)と、かしめピン部分から軸方向に突出してシートクッション3のチルト機構Tiにより動かされるクッションパン22(可動部)をシート上方側(半径方向の外側)から嵌め込んで軸支する嵌合ピン32Dと、を一体的に有する構成となっている。このような構成となっていることにより、シートバック2をベース30に対して回転可能にかしめて連結するかしめピン部分(大径部32A、かしめ部32B、及びフランジ部32Cから成る部分)の構成を利用して、クッションパン22のベース30に対する回転可能な連結を簡単に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
また、シートバックの回転中心となるピン連結点と、シートクッションのチルト動作の回転中心となるピン連結点とは、互いに同軸線となる位置に設定されていればよく、これらの連結が互いに別体の軸部材によって個々に行われたものであってもよい。また、上記のピン連結点は、着座者が大腿部を股関節の回りに上げ下げする形態に合わせて適切に変化させられるよう、坐骨の直下付近に設けられていることが好ましいが、上記実施例で示した位置に限らず、同位置から前後方向或いは上下方向にズレた位置に設定されていてもよい。また、上記のピン連結は、締結タイプ等のかしめタイプではない他の連結タイプの部材を用いたものであってもよい。
また、スライド機構やチルト機構は、電動式でなく、手動式の構成であってもよい。また、これらの機構は、無段階式に位置調整できるものに限らず、一定ピッチ毎にロックするような有段階式の調整機構から成るものであってもよい。
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
10 バックフレーム
11 本体フレーム
11A ヒンジピン
12 延長ブラケット
12A 締結アーム
12A1 締結ボルト
12B 延長アーム
20 クッションフレーム
21 チルトフレーム
21A サイドフレーム
21B フロントフレーム
21C 補強パイプ
21D ロック部材
22 クッションパン
22A ストライカ
22B 嵌合孔
23 屈伸リンク
23A 第1のリンク
23B 第2のリンク
23C コネクティングロッド
23D 連結軸
23E 連結軸
24 駆動ユニット
24A 駆動モータ
24B セクタギア
30 ベース
30R 右側ベース
30R1 前ピース
30R2 後ピース
30L 左側ベース
32 かしめピン
32A 大径部(かしめピン部分)
32B かしめ部(かしめピン部分)
32B1 先端
32C フランジ部(かしめピン部分)
32D 嵌合ピン
33 ブッシュ
40 スライドレール(スライド機構)
41 ロアレール
42 アッパレール
42A 締結ボルト
42B ナット
43 駆動ユニット
43A 駆動モータ
43B 送りねじ機構
F フロアパネル
P パーテーションパネル(乗物本体)
B ブラケット
Ba 長孔
Ti チルト機構
HP ヒップポイント

Claims (3)

  1. シートバックが乗物本体に対してシートクッションの前後スライドによって該シートクッションとのピン連結点を中心に背凭れ角度を変化させるように連結された乗物用シートであって、
    前記シートクッションによる着座者の大腿部の支持角度を高さ方向に調整可能なチルト機構と、
    前記シートクッションを前記乗物本体に対して前後方向にスライド可能に連結するスライド機構と、を有し、
    前記チルト機構と前記スライド機構とは、互いに連動する機械的な連結状態とはなっておらず個別に動作する構成とされており、
    前記チルト機構が、前記シートクッションを前記スライド機構に固定されたベースに対して前記ピン連結点と同一軸線まわりに回転可能となる形に連結して、前記シートクッションによる着座者の大腿部の支持角度を前記ピン連結点と同一軸線まわりの回転により変化させる乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記ピン連結点を構成する連結軸が、前記チルト機構を回転させる回転軸と共通部品で構成されている乗物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記連結軸が、前記ベースと前記シートバックとに通されてこれらを相対回転可能に軸支した状態にかしめられる段付きのかしめピン部分と、該かしめピン部分から軸方向に突出して前記シートクッションの前記チルト機構により動かされる可動部を半径方向の外側から嵌め込んで軸支する嵌合ピンと、を一体的に有する構成となっている乗物用シート。
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