JP6487665B2 - 偏光子、積層体、および画像表示装置 - Google Patents

偏光子、積層体、および画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6487665B2
JP6487665B2 JP2014218239A JP2014218239A JP6487665B2 JP 6487665 B2 JP6487665 B2 JP 6487665B2 JP 2014218239 A JP2014218239 A JP 2014218239A JP 2014218239 A JP2014218239 A JP 2014218239A JP 6487665 B2 JP6487665 B2 JP 6487665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizer
image display
formula
plate
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014218239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016085351A (ja
Inventor
正兼 武藤
正兼 武藤
隆 宮原
隆 宮原
絢子 茨木
絢子 茨木
理恵 ▲高▼砂
理恵 ▲高▼砂
永井 道夫
道夫 永井
森嶌 慎一
慎一 森嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2014218239A priority Critical patent/JP6487665B2/ja
Publication of JP2016085351A publication Critical patent/JP2016085351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6487665B2 publication Critical patent/JP6487665B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、偏光子に関する。また、本発明は、偏光子を用いた積層体、および画像表示装置に関する。
近年、画像表示装置が、スマートフォン等の屋外で使用されるデバイスに搭載されることが増えてきている。それに伴い、外光が画像表示装置内部で反射し、屋外で見た際の表示品位を低下させるという問題が増えてきていることが知られている。この問題に対して、円偏光板を用いて外光の反射を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2012−32418号公報
一方、画像表示装置の使用方法の多様化により、画像表示装置の正面方向の外光反射のみならず、斜め方向の外光反射も抑制することが求められている。
このような状況において、斜め方向の外光反射を低下させる方法として、現在知られている方法でも性能が足りない場合があることがわかった。
そこで、本発明は、画像表示装置に組み込んだ際に、斜め方向の外光反射を抑制させるための偏光子、それを用いた積層体、画像表示装置を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討した結果、偏光子における、配向度と光学密度の関係に着目した。
吸収型直線偏光子とλ/4板からなる円偏光板において、吸収型直線偏光子の光吸収を担う物質の遷移モーメント(以降、偏光子の遷移モーメント)の配向度Sは、高いほど画像表示装置を正面から視認したときの外光の反射抑制能が高い。これは、偏光子に対して正面から入射し偏光子を透過した外光は、偏光子の遷移モーメントと直交方向に振動面を有する直線偏光になるが、この直線偏光はλ/4板を透過後、表示素子の金属材料などの反射率の高い部材で反射し、さらに同λ/4板を再び透過した後は、振動面が偏光子の遷移モーメントと平行方向になるためと考えられる。
一方、偏光子に対して斜めから入射した外光を考えると、偏光子を透過後、λ/4板を透過し、表示素子の金属材料などの反射率の高い部材で反射し、さらに同λ/4板を再び透過した後の偏光状態は、偏光子の遷移モーメントと平行方向に振動面を有する直線偏光のみではなく、それ以外の振動面をも多分に含む偏光状態になると考えられる。これは、λ/4板に対して外光が斜めに入射した場合は、正面から入射した場合と比較して、λ/4板の複屈折は低減し光路長が長くなるため、光の位相差が正確にはπ/2にならないためと推定される。
遷移モーメントの配向度Sが高い偏光子は、その遷移モーメントと平行な振動面の光を吸収する能力は高いが、逆に平行方向以外の振動面を有する光を吸収する能力は低いと考えられる。言い換えれば、遷移モーメントの配向度Sが低い偏光子は、その遷移モーメントに対して平行方向以外の振動面を有する光を吸収する能力は高いと考えられる。以上の検討から、配向度Sが低い偏光子を用いれば斜めから入射した外光の反射をより効率よく抑制できると着想した。更に、検討を進めると、外光の反射を抑制するためには、偏光子の光吸収を担う物質の量とその遷移モーメントの大きさも重要であることを見出し、式(I)で定義される光学密度をCとした場合、(S−1)と(C−1)の積が小さいほど斜めから入射した外光反射を抑制する効果が大きいことを見出し、本発明を完成するに至った。
C = A// + 2 A ・・・(I)
式中、A//は偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度であり、Aは偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度である。
すなわち、以下の構成により上記課題を達成することができることを見出した。
[1] 式(I)で表される光学密度Cの波長500〜600nmの平均値であるCavと、式(II)で表される配向度Sの波長500〜600nmの平均値であるSavが、式(III)、(IV)、(V)をそれぞれ満たす偏光子。式中、A//は偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度であり、Aは偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度である。
C = A// + 2 A ・・・(I)
S = (A// − A)/( A// + 2 A) ・・・(II)
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.1 ・・・(III)
1<Cav<5 ・・・(IV)
0.5<Sav<1 ・・・(V)
[2] 偏光子の、CavとSavが式(VI)を満たす[1]に記載の偏光子。
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.2 ・・・(VI)
[3] 偏光子の、CavとSavが式(VII)を満たす[2]に記載の偏光子。
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.3 ・・・(VII)
[4] 少なくとも1種のサーモトロピック液晶性二色性色素を含む組成物から形成される[1]〜[3]のいずれかに記載の偏光子。
[5] 面内レターデーションを有する光学フィルムと、[1]〜[4]のいずれかに記載の偏光子と、を含む積層体。
[6] 面内レターデーションを有する光学フィルムが、式(VIII)を満たす、[5]に記載の積層体。式中Re(550)は、波長550nmにおける面内レターデーションを表す。
120nm<Re(550)<160nm ・・・式(VIII)
[7] [1]〜[4]のいずれかに記載の偏光子または[5]もしくは[6]に記載の積層体と、画像表示素子と、を有する画像表示装置。
[8] 画像表示素子が、有機EL表示素子である[7]に記載の画像表示装置。
本発明によれば、画像表示装置に組み込んだ際に、斜め方向の外光反射を抑制させるための偏光子、それを用いた積層体、画像表示装置を提供することができる。
本発明の画像表示装置の実施形態の例を示す模式的な断面図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
また、本明細書において偏光板とは、偏光子の少なくとも一方に偏光板保護層、または機能層が配置されたものを言い、偏光子と偏光板は区別して用いる。
<偏光子>
本発明の偏光子は、下記式(I)で表される光学密度Cの波長500〜600nmの平均値であるCavと、下記式(II)で表される配向度Sの波長500〜600nmの平均値であるSavが、式(III)、(IV)、(V)をそれぞれ満たす偏光子である。
C = A// + 2 A ・・・(I)
S = (A// − A)/( A// + 2 A) ・・・(II)
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.1 ・・・(III)
1<Cav<5 ・・・(IV)
0.5<Sav<1 ・・・(V)
上記式中、A//は偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度であり、Aは偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度である。
画像表示装置に組み込んだ際の斜め方向の外光反射をより抑制できるという観点から、下記式(VI)を満たすことが好ましく、下記式(VII)を満たすことがより好ましい。
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.2 ・・・(VI)
(Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.3 ・・・(VII)
本発明の偏光子は上述の条件を満たせば特に限定はなく、自然光を特定の直線偏光に変換する機能を有するいわゆる直線偏光子であればよい。偏光子としては、特に限定されないが、吸収型偏光子を利用することができる。
〔偏光子の素材〕
本発明の偏光子の素材は特に限定はなく、通常用いられている偏光子を利用することができ、例えば、ヨウ素系偏光子、二色性染料を利用した染料系偏光子、およびポリエン系偏光子のいずれも用いることができる。
上述した光学密度と配向度を、本発明の好ましい範囲に調整しやすいという観点から、サーモトロピック液晶性二色性色素を用いた染料系偏光子を用いることが好ましい。
サーモトロピック液晶性二色性色素を用いた染料系偏光子の作製方法は特に限定されないが、例えば、支持体上に配向膜を形成し、サーモトロピック液晶性二色性色素、配向剤、レベリング剤、その他添加剤、溶媒等からなる組成物を塗布して作製することができる。
{サーモトロピック液晶性二色性色素}
本発明に用いられるサーモトロピック液晶性二色性色素としては、例えば、特開2011−237513号に記載のサーモトロピック液晶性二色性色素を好適に用いることができる。
本発明に用いられるサーモトロピック液晶性二色性色素の例を以下に示すが、これらの化合物に限定されるものではない。
〔偏光子の物性〕
{偏光子の光学密度}
本明細書において、光学密度Cは下記式(I)で表される値を言う。
C = A// + 2 A ・・・(I)
上記式中、A//は偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度であり、Aは偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度である。
本明細書において、偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度A//、および、偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度Aは下記の方法で求める値を言う。
Nikon製顕微鏡ECLIPSE E600 POLの光源側偏光子のみを挿入した状態で、OceanOptics社製マルチチャンネル分光器QE65000を用い、A//は、検体である偏光子の吸収軸と顕微鏡付属の光源側偏光子の吸収軸が直交するように検体である偏光子をおいて測定する。Aは、検体である偏光子の吸収軸と顕微鏡付属の光源側偏光子の吸収軸が平行になるように検体である偏光子をおいて測定する。
偏光子が支持体等の上に配置されており、偏光子単体での吸光度を測定できない場合は、あらかじめ支持体等の吸光度を測定しておき、支持体等と偏光子を併せて測定した吸光度から、支持体等の吸光度を差し引くことにより算出することができる。
本明細書において、波長500nm〜600nmにおける平均光学密度Cavは、500nm〜600nmの波長域で1nm毎に光学密度Cを求め、算術平均することにより求めた値を言う。
本発明の偏光子の波長500nm〜600nmにおける平均光学密度Cavは、画像表示装置に組み込んだ際の斜め方向の外光反射をより抑制できる観点から、1〜5であることが好ましく、2〜5であることがより好ましく、3〜5であることが最も好ましい。
{偏光子の配向度}
本明細書において、配向度Sは下記式(II)で表される値を言う。
S = (A// − A)/( A// + 2 A) ・・・(II)
上記式中、A//、Aは光学密度の項目で説明したものと同様である。
本明細書において、波長500nm〜600nmにおける平均配向度Savは、500nm〜600nmの波長域で1nm毎に配向度Sを求め、算術平均することにより求めた値を言う。
本発明の偏光子の波長500nm〜600nmにおける平均配向度Savは、画像表示装置に組み込んだ際の斜め方向の外光反射をより抑制できる観点から、0.5〜1であることが好ましく、0.5〜0.9であることがより好ましく、0.5〜0.8であることが最も好ましい。
{偏光子の厚み}
本発明の偏光子の厚みは特に限定はなく、下限については250nm以上が好ましく、350nm以上がより好ましく、450nm以上がさらに好ましい。上限については50μm以下が好ましく、30μm以下がより好ましく、20μm以下がさらに好ましい。また、染料系偏光子を用いる場合は、5μm以下が好ましく、3μm以下がより好ましく、1μm以下がさらに好ましい。
<光学フィルム>
本発明に用いられる光学フィルムは、面内レターデーションを有していればよい。また、直線偏光を円偏光に変換するλ/4板機能を有していることが好ましい。本発明に用いられる光学フィルムは、単層でλ/4板機能を有していてもよく、複数層全体でλ/4板機能を有していてもよい。
本発明に用いられる光学フィルムの、複数層の配置方法は特に限定はなく、例えば別々に作製した層を粘着剤で貼り合わせる方法や、作製した層に、別の層を直接塗布する方法等が挙げられる。
〔光学フィルムの素材〕
本発明に用いられる光学フィルムの素材は特に限定はなく、ポリマーフィルムでも、液晶性化合物から形成された層でもよい。光学フィルムの厚みを薄くできるという観点から、液晶性化合物から形成された層を用いることが好ましい。
{液晶性化合物}
本発明に用いられる液晶性化合物は特に限定はなく、目的の光学特性に応じて各種公知の液晶性化合物を用いることができる。
液晶性化合物から形成された層の作製方法は特に限定はなく、例えば、支持体上に配向膜を形成し、液晶性化合物、配向剤、レベリング剤、その他添加剤、溶媒等からなる組成物を塗布して作製することができる。
〔光学フィルムの物性〕
{レタデーション}
本明細書において、Re(λ)、Rth(λ)は各々、波長λにおける面内のレターデーションおよび厚さ方向のレターデーションを表す。Re(λ)はKOBRA 21ADHまたはWR(商品名、王子計測機器(株)製)において波長λnmの光をフィルム法線方向に入射させて測定される。測定波長λnmの選択にあたっては、波長選択フィルターをマニュアルで交換するか、または測定値をプログラム等で変換して測定することができる。
測定されるフィルムが1軸または2軸の屈折率楕円体で表されるものである場合には、以下の方法によりRth(λ)は算出される。
Rth(λ)は、Re(λ)を、面内の遅相軸(KOBRA 21ADHまたはWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)のフィルム法線方向に対して法線方向から片側50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて全部で6点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADHまたはWRにおいて算出される。
上記において、法線方向から面内の遅相軸を回転軸として、ある傾斜角度にレターデーションの値がゼロとなる方向をもつフィルムの場合には、その傾斜角度より大きい傾斜角度でのレターデーション値はその符号を負に変更した後、KOBRA 21ADHまたはWRにおいて算出される。
なお、遅相軸を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)、任意の傾斜した2方向からレターデーション値を測定し、その値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基に、以下の数式(1)および数式(2)によりRthを算出することもできる。
式中、Re(θ)は法線方向から角度θ傾斜した方向におけるレターデーション値を表す。nxは面内における遅相軸方向の屈折率を表し、nyは面内においてnxに直交する方向の屈折率を表し、nzはnxおよびnyに直交する方向の屈折率を表す。dはフィルムの膜厚を表す。
測定されるフィルムが1軸や2軸の屈折率楕円体で表現できないもの、いわゆる光学軸(OPTIC AXIS)がないフィルムの場合には、以下の方法によりRth(λ)が算出される。
Rth(λ)は、Re(λ)を、面内の遅相軸(KOBRA 21ADHまたはWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)としてフィルム法線方向に対して−50度から+50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて11点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADHまたはWRにより算出される。
上記の測定において、平均屈折率の仮定値は、ポリマーハンドブック(JOHN WILEY&SONS,INC)、各種光学フィルムのカタログの値を使用することができる。平均屈折率の値が既知でないものについてはアッベ屈折計で測定することができる。主な光学フィルムの平均屈折率の値を以下に例示する:セルロースアシレート(1.48)、シクロオレフィンポリマー(1.52)、ポリカーボネート(1.59)、ポリメチルメタクリレート(1.49)、ポリスチレン(1.59)である。これら平均屈折率の仮定値と膜厚を入力することで、KOBRA 21ADHまたはWRにおいてnx、ny、
nzが算出される。この算出されたnx、ny、nzによりNz=(nx−nz)/(nx−ny)が更に算出される。
偏光子がレターデーションを有する場合や波長分散特性などを考慮すれば、光学フィルムの面内レターデーションは厳密にλ/4である必要はなく、下記式(VII)を満たすことが好ましい。
120nm<Re(550)<160nm ・・・式(VIII)
本発明に用いられる光学フィルムは、面内レターデーションが波長と共に大きくなる逆波長分散性を有していることも好ましい。
本発明に用いられる光学フィルムは、光学特性を調整するために、複数層を有していてもよく、その場合は全体でλ/4板機能を有していればよい。
複数層の組み合わせとしては、例えばポジティブAプレートと、ポジティブCプレートの組み合わせ、λ/4板とλ/2板の組み合わせ等が挙げられる。
<積層体>
本発明の積層体は、本発明の偏光子と、光学フィルムとを有する積層体である。本発明の積層体は円偏光板として機能することが好ましい。
本発明の積層体の、偏光子と光学フィルムの配置方法は特に限定はなく、例えば、偏光子と光学フィルムを粘着剤等で貼り合わせる方法、偏光子上に光学フィルムを直接塗布して形成する方法等が挙げられる。
また、仮支持体付きの光学フィルムと偏光子を用意し、積層体を作製する際に、光学フィルムの仮支持体を剥離して貼り合わせる方法を用いることもできる。
<画像表示装置>
本発明の画像表示装置は、本発明の積層体と、画像表示素子とを有する画像表示装置である。
図1は、本発明の画像表示装置の実施形態の例を示す模式的な断面図である。
図1に示すように、画像表示装置10は、偏光子1と光学フィルム2を有する積層体3と、画像表示素子4とを有する。
各部材の間には、別の部材を有していてもよい。
本発明に用いられる画像表示素子は特に限定はなく、液晶表示素子、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示素子等各種公知のものを用いることができる。
この中でも、有機EL表示素子は、元々の反射率が大きく、本発明による効果が大きいため好ましい。
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、試薬、物質量とその割合、操作等は本発明の趣旨から逸脱しない限り適宜変更することができる。従って、本発明は以下の実施例に限定され制限されるものではない。
[実施例1]
<偏光子1の作製>
下記の染料偏光子用塗布液1を調製した。
──────────────────────────────────
染料偏光子用塗布液1の組成
──────────────────────────────────
二色性色素PB−7 50質量部
二色性色素C−3 30質量部
二色性色素C−19 20質量部
含フッ素化合物C 0.3質量部
クロロホルム 1130質量部
──────────────────────────────────
含フッ素化合物C
市販のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(16μm厚)の表面に、下記の組成の配向膜形成用塗布液を用いて配向膜を形成し、さらにラビング処理を施した。配向膜のラビング処理面上に、染料偏光子用塗布液1をスピンコーターで2000rpmで10秒間キャストした。次いで、膜面温度160℃で15秒間熟成し、室温まで冷却し、偏光子1を得た。形成された偏光子1はラビング方向に対して吸収軸が平行に配向していた。
──────────────────────────────────
配向膜形成用塗布液の組成
──────────────────────────────────
下記変性ポリビニルアルコール 2.4質量部
イソプロピルアルコール 1.6質量部
メタノール 36質量部
水 60質量部
──────────────────────────────────
<反射防止板1の作製>
〔λ/4板の作製〕
{配向膜付き支持体の作製}
市販されているトリアセチルセルロースフィルム「Z−TAC」(富士フイルム社製)を支持体として、アルカリ鹸化処理し、上述した配向膜形成用塗布液を用いて配向膜を形成し、配向膜付き支持体を作製した。
{ポジティブAプレートの作製}
続いて、下記のポジティブAプレート用塗布液を調製した。
──────────────────────────────────
ポジティブAプレート用塗布液の組成
──────────────────────────────────
液晶性化合物 N−1 40質量部
液晶性化合物 N−2 60質量部
光重合開始剤 3.0質量部
(イルガキュア819、BASF(株)製)
含フッ素化合物A 0.8質量部
クロロホルム 588質量部
─────────────────────────────────―
液晶性化合物 N−1 ;特許第4592005号参考例2記載の液晶性化合物
液晶性化合物 N−2 ; 特許第4592005号参考例2記載の「PaliocolorLC242(BASF社製)」
上記作成した配向膜付き支持体の配向膜にラビング処理を施し、ラビング処理面上にポジティブAプレート用塗布液を、バーコーターを用いて塗布した。次いで、膜面温度90℃で60秒間加熱熟成し、70℃まで冷却した後に、空気下にて70mW/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて1000mJ/cmの紫外線を照射して、その配向状態を固定化することによりポジティブAプレートを形成した。形成されたポジティブAプレートを、自動複屈折率計(KOBRA−21ADH、王子計測機器(株)社製)を用いて、位相差を測定したところ、波長550nmにおいてReが130nm、Rthが65nmであった。
{配向膜付き仮支持体の作製}
市販のPETフィルムを仮支持体として、上述した配向膜形成用塗布液の変性ポリビニルアルコールを市販の未変性ポリビニルアルコールPVA103(クラレ社製)に変更した配向膜形成用塗布液を用いて、配向膜を形成し、配向膜付き仮支持体を作製した。
{ポジティブCプレートの作製}
続いて、下記のポジティブCプレート用塗布液を調製した。
──────────────────────────────────
ポジティブCプレート用塗布液の組成
──────────────────────────────────
液晶性化合物B01 80質量部
液晶性化合物B02 20質量部
垂直配向剤S01 1質量部
垂直配向剤S02 0.5質量部
エチレンオキサイド変成トリメチロールプロパントリアクリレート
(V#360、大阪有機化学(株)製) 8質量部
イルガキュアー907(BASF(株)製) 3質量部
カヤキュアーDETX(日本化薬(株)製) 1質量部
B03 0.4質量部
メチルエチルケトン 170質量部
シクロヘキサノン 30質量部
──────────────────────────────────
上記作成した配向膜付き仮支持体の配向膜上に、上記ポジティブCプレート用塗布液をバーコーターを用いて塗布した。次いで、膜面温度60℃で60秒間熟成させた後に、空気下にて70mW/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて1000mJ/cmの紫外線を照射して、その配向状態を固定化することにより、ポジティブCプレートを作製した。形成されたポジティブCプレートを、自動複屈折率計(KOBRA−21ADH、王子計測機器(株)社製)を用いて、位相差を測定したところ、波長550nmにおいてReが0nm、Rthが−60nmであった。
{ポジティブAプレートおよびポジティブCプレートの貼合}
上記作製したポジティブAプレートの塗布面側に、粘着剤(SK2057、綜研化学社製)を用いて上記ポジティブCプレートの塗布面側を貼合した。貼合後に仮支持体を剥離して、λ/4板を作製した。作製したλ/4板を、自動複屈折率計(KOBRA−21ADH、王子計測機器(株)社製)を用いて、位相差を測定したところ、波長550nmにおいてReが129nm、Rthが0nmであった。
〔反射防止板の作製〕
上記作製した偏光子1を上記作製したλ/4板と、市販の感圧粘着剤で貼合し、反射防止板(円偏光板)1を作製した。
[実施例2]
<偏光子2、および、反射防止板(円偏光板)2の作製>
実施例1において、染料偏光板用塗布液1のクロロホルム量を1400質量部に変更する以外は同様にして偏光子2を作製した。さらに、偏光子2を用いて、実施例1と同様にして反射防止板(円偏光板)2を作製した。
[実施例3]
<偏光子3、および、反射防止板(円偏光板)1の作製>
実施例1において、染料偏光板用塗布液1のクロロホルム量を1100質量部に変更する以外は同様にして偏光子3を作製した。さらに、偏光子3を用いて、実施例1と同様にして反射防止板(円偏光板)3を作製した。
[実施例4]
<偏光子4、および、反射防止板(円偏光板)4の作製>
下記の染料偏光子用塗布液2を調製した。
──────────────────────────────────
染料偏光子用塗布液2の組成
──────────────────────────────────
二色性色素PB−9 50質量部
二色性色素C−3 30質量部
二色性色素C−15 20質量部
含フッ素化合物C 0.3質量部
クロロホルム 1470質量部
──────────────────────────────────
実施例1において、染料偏光板用塗布液1を染料偏光板用塗布液2に変更する以外は同様にして偏光子4を作製した。さらに、偏光子4を用いて、実施例1と同様にして反射防止板(円偏光板)4を作製した。
[比較例1]
<偏光子5、および、反射防止板(円偏光板)5の作製>
実施例4において、染料偏光板素子塗布液2のクロロホルム量を2860質量部に変更する以外は同様にして偏光子5を作製した。さらに、偏光子5を用いて、実施例4と同様にして反射防止板(円偏光板)5を作製した。
[比較例2]
<反射防止板(円偏光板)6の作製>
実施例1において、偏光子として、染料偏光子ではなく、市販のヨウ素偏光子を使用する以外は同様にして、反射防止板(円偏光板)6を作製した。
<吸光度の測定>
偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度A//、および、偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度Aは次のように測定した。
Nikon製顕微鏡ECLIPSE E600 POLの光源側偏光子のみを挿入した状態で、OceanOptics社製マルチチャンネル分光器QE65000を用い、A//は、検体である偏光子の吸収軸と顕微鏡付属の光源側偏光子の吸収軸が直交するように検体である偏光子をおいて測定した。Aは、検体である偏光子の吸収軸と顕微鏡付属の光源側偏光子の吸収軸が平行になるように検体である偏光子をおいて測定した。
偏光子1〜5については、偏光子が市販のPETフィルムと、その上に形成された配向膜の上に配置されており、偏光子単体での吸光度を測定できないため、上記作製した配向膜付きPETフィルムの吸光度を測定しておき、配向膜付きPETフィルムと、偏光子を併せて測定した吸光度から、配向膜付きPETフィルムの吸光度を差し引くことにより算出した。550nmにおけるA//、および、Aの算出結果を表1に示す。
<光学密度の算出>
光学密度Cは、上記で得られた、A//、および、Aより式(I)を用いて算出した。
C = A// + 2 A ・・・(I)
550nmにおける光学密度Cの算出結果を表1に示す。
<平均光学密度Cavの算出>
500nm〜600nmの波長域で1nm毎に光学密度Cを求め、算術平均することにより波長500nm〜600nmにおける平均光学密度Cavを算出した。結果を表1に示す。
<配向度の測定>
配向度Sは、上記で得られた、A//、および、Aより式(II)を用いて算出した。
S = (A// − A)/( A// + 2 A) ・・・(II)
550nmにおける配向度Sの算出結果を表1に示す。
<平均配向度Savの算出>
500nm〜600nmの波長域で1nm毎に配向度Sを求め、算術平均することにより波長500nm〜600nmにおける平均配向度Savを算出した。結果を表1に示す。
<有機EL表示素子への実装および反射光の評価>
有機EL表示素子搭載のSAMSUNG社製GALAXY S4を分解し、使用されている円偏光板を剥離して、円偏光板1〜6を感圧粘着剤を用いてそれぞれ貼合し、有機EL画像表示装置を作製した。下記評価基準にそって、極角45度からの反射光を評価した。結果を下記表1に示す。
〔極角45度からの反射光の評価〕
極角45°方向からの、目視により、反射防止板を有する有機EL画像表示装置の反射光を評価した。評価基準は下記の基準とした。
1:どの方位角方向から観察しても反射光が観察され、方位角によっては、強い赤味あるいは緑味の色味が観察される。許容できない。
2:どの方位角からもほぼ全般的に黒の表示状態が観察されるが、方位角方向によっては反射光が観察される。許容できる。
3:どの方位角からもほぼ全般的に黒の表示状態が観察されるが、方位角方向によっては反射光がごく弱く観察される。
4:どの方位角方向から観察しても反射光が認められず、良好な黒の表示状態が観察される。
表1から、同程度の平均光学密度Cavで比較した場合、平均配向度Savが小さいほど反射光の評価は良いことが分かる。例えば、円偏光板1(実施例1)と円偏光板6(比較例2)の平均光学密度Cavは、各々、3.31、3.64と同程度であるが、平均配向度Savは、各々、0.79、0.99と前者の方が小さい。反射光の評価は、前者が4、後者が1であり、平均配向度Savが小さい円偏光板1の方が外光反射を抑制できることが分かる。同様に、円偏光板3(実施例3)と円偏光板5(比較例1)の平均光学密度Cavは、各々、1.74、1.79と同程度であるが、平均配向度Savは、各々、0.78、0.93と前者の方が小さい。反射光の評価は、前者が2、後者が1であり、平均配向度Savが小さい円偏光板3の方がより外光反射を抑制できることが分かる。
また、同程度の平均配向度Savで比較した場合、平均光学密度Cavが大きいほど反射光の評価は良いことが分かる。例えば、円偏光板1、2、3(実施例1、2、3)の平均配向度Savは、各々、0.79、0.79、0.78と同程度であるが、平均光学密度Cavは、各々、3.31、2.20、1.74と前者の方が大きい。反射光の評価は、各々、4、3、2であり、平均光学密度Cavが大きい円偏光板の方が外光反射を抑制できることが分かる。同様に、円偏光板4(実施例4)と円偏光板5(比較例1)の平均配向度Savは、各々、0.92、0.93と同程度であるが、平均光学密度Cavは、各々、2.72、1.79と前者の方が大きい。反射光の評価は、前者が2、後者が1であり、平均光学密度Cavが大きい円偏光板4の方がより外光反射を抑制できることが分かる。
以上より、平均配向度Savが小さいほど、あるいは、平均光学密度Cavが大きいほど外光反射を抑制できること分かる。平均配向度Savと平均光学密度Cavの好適な組み合わせの領域は(Cav−1)×(Sav−1)というパラメータを用いて表すことができる。すなわち、(Cav−1)×(Sav−1) の値が小さいほど外光反射を抑制でき、(Cav−1)×(Sav−1) <−0.1の円偏光板は外光反射を抑制でき、(Cav−1)×(Sav−1) <−0.2の円偏光板はより外光反射を抑制でき、(Cav−1)×(Sav−1) <−0.3の円偏光板はさらに外光反射を抑制できることが分かる。
1 偏光子
2 光学フィルム
3 積層体
4 画像表示素子
10 画像表示装置

Claims (6)

  1. 式(I)で表される光学密度Cの波長500〜600nmの平均値であるCavと、式(II)で表される配向度Sの波長500〜600nmの平均値であるSavが、式(III)、(IV)、(V)をそれぞれ満たす偏光子であって、
    少なくとも1種のサーモトロピック液晶性二色性色素を含む組成物から形成される偏光子。
    式中、A//は偏光子の吸収軸に対して振動面が平行になるように、直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度であり、Aは偏光子の吸収軸に対して振動面が直交するように直線偏光を偏光子に対して入射したときの吸光度である。
    C = A// + 2 A ・・・(I)
    S = (A// − A)/( A// + 2 A) ・・・(II)
    (Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.2 ・・・(III)
    1<Cav<5 ・・・(IV)
    0.5<Sav<1 ・・・(V)
  2. 前記偏光子の、CavとSavが式(VII)を満たす請求項1に記載の偏光子。
    (Cav − 1)×(Sav − 1) < −0.3 ・・・(VII)
  3. 面内レターデーションを有する光学フィルムと、請求項1または2に記載の偏光子と、を含む積層体。
  4. 前記面内レターデーションを有する光学フィルムが、式(VIII)を満たす、請求項に記載の積層体。式中Re(550)は、波長550nmにおける面内レターデーションを表す。
    120nm<Re(550)<160nm ・・・式(VIII)
  5. 請求項1もしくは2に記載の偏光子または請求項3もしくは4に記載の積層体と、画像表示素子と、を有する画像表示装置。
  6. 前記画像表示素子が、有機EL表示素子である請求項に記載の画像表示装置。
JP2014218239A 2014-10-27 2014-10-27 偏光子、積層体、および画像表示装置 Active JP6487665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218239A JP6487665B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 偏光子、積層体、および画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218239A JP6487665B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 偏光子、積層体、および画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016085351A JP2016085351A (ja) 2016-05-19
JP6487665B2 true JP6487665B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=55972905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014218239A Active JP6487665B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 偏光子、積層体、および画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6487665B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022092154A1 (ja) * 2020-10-28 2022-05-05 富士フイルム株式会社 光学フィルム、光学積層体、および画像表示装置
WO2022210725A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 大日本印刷株式会社 表示装置用積層体および表示装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4233443B2 (ja) * 2003-12-15 2009-03-04 日東電工株式会社 光学フィルムおよび画像表示装置
JP2008120905A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Fujifilm Corp 環状ポリオレフィンフィルム、それを用いた偏光板および液晶表示装置
KR101911963B1 (ko) * 2010-06-14 2018-10-25 바스프 에스이 흑색 이색성 염료

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016085351A (ja) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6259925B2 (ja) 円偏光板、表示装置
US10026929B2 (en) Organic el display device
JP4689769B1 (ja) 液晶表示装置
JP4233431B2 (ja) 光学素子、偏光素子、照明装置および液晶表示装置
TWI578031B (zh) A liquid crystal display device and a laminated polarizing plate and a polarizing light source device
JP6577979B2 (ja) 積層体及び液晶表示装置
WO2015050075A1 (ja) 偏光板のセット及び前面板一体型液晶表示パネル
WO2004019086A1 (ja) 偏光子、それを用いた光学フィルム、それらを用いた画像表示装置
JP2008165185A5 (ja)
JP6571167B2 (ja) 位相差フィルム、円偏光フィルム、および、画像表示装置
WO2015050074A1 (ja) 偏光板のセット及び前面板一体型液晶表示パネル
WO2016035636A1 (ja) 円偏光フィルム、光学フィルム、および、画像表示装置
JP2005266696A (ja) 円偏光板、光学フィルムおよび画像表示装置
JP2015175994A (ja) 反射防止フィルム及び画像表示装置
JP6670894B2 (ja) 積層体および画像表示装置
JP6487665B2 (ja) 偏光子、積層体、および画像表示装置
JP7039195B2 (ja) 光学部材及び液晶表示装置
WO2020209354A1 (ja) 積層型波長板、偏光板、円偏光板、および表示装置
JP2012203002A (ja) 偏光子及びその製造方法
JP2008089953A (ja) 液晶表示装置及び偏光板のセット
TW201805664A (zh) 光學構件及液晶顯示裝置
WO2015129706A1 (ja) 偏光板および画像表示装置
JP6081429B2 (ja) 偏光板および液晶表示装置
JP6199716B2 (ja) 位相差フィルムおよび液晶表示装置
JP6167676B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181129

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6487665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250