JP6485644B2 - 誘導モーターの角速度を制御する方法およびモータードライブ - Google Patents

誘導モーターの角速度を制御する方法およびモータードライブ Download PDF

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Description

本発明は、包括的には、誘導モーターのローター角速度を制御することに関し、より詳細には、センサーレス可変速度誘導モーターを制御することに関する。
誘導モーターのローター角速度を制御する方法は、可変周波数制御から、ベクトル制御及び他の変形、例えば、直接及び間接磁界方向状態フィードバック制御、センサーレス速度制御、適応磁界方向制御へと発展してきた。完全状態又はローター速度測定を伴うベクトル制御が、更なるセンサーを費やして十分な性能を与えることができるが、実用上、その用途が限定される可能性がある。
センサーレス速度制御は、センサーレス適応制御を含み、動態における非線形性を回避するために、ローター速度は通常、未知のパラメーターとして扱われる。パラメーター仮定に頼る制御は一般に、適応特有の不満足な過渡性能を有する。
高利得状態推定器、スライディングモード推定器、又は拡張カルマンフィルター(EKF:extended Kalman filter)を用いる他の方法もパラメーター仮定を回避するが、性能に対応できない。一例として、非線形推定器技法に頼ることは、或る特定の正規形(normal form)のシステムを必要とし、結局、難しいことがわかる。既知の高利得推定器設計は、観測可能な標準形(canonical form)を仮定する。
図5は、誘導モーターのための従来技術の速度センサーレスモータードライブを示す。図5の参照符号は以下のとおりである。
101 速度制御
102 磁束制御
103 電流制御
104 クラーク変換/パワーエレクトロニクス
105 誘導モーター
106 磁束推定器
107 速度推定器
111 所望の速度
112 推定速度
113 推定速度誤差
114 所望のq軸電流
115 推定/測定q軸電流
116 q軸電流追跡誤差
117 所望の磁束モジュール
118 推定磁束モジュール
119 推定磁束誤差
120 所望のd軸電流
121 推定速度/測定d軸
122 d軸電流追跡誤差
123 所望の電流入力コマンド
124 測定電流入力
125 電流測定
126 推定磁束
モータードライブへの入力は、基準ローター磁束振幅信号111である。磁束推定器ブロック106からの推定値112が信号111に加えられ、信号113が信号111と112との間の差を表すようになる。
磁束制御ブロック101が、d軸におけるローター磁束鎖交を制御するために用いられるステーター電流114を求める。信号115が、磁束推定器106によって生成される、d軸における推定値又は真のステーター電流である。信号115と114との間の差116が、d軸における基準ステーター電圧123を求めるために、電流制御ブロック103によって用いられる。同様に、信号117が誘導モーターの所望のローター速度基準を表す。
信号118が、磁束推定器106の出力信号126に基づいて、速度推定器107によって生成された推定ローター速度を表す。信号117と118との間の差119が、q軸における基準ステーター電流120を求めるために磁束制御ブロック102によって用いられる。
q軸における推定ステーター電流又は真のステーター電流121が、モーターのトルクを制御するために用いられる仮想q軸における基準ステーター電流120と比較され、差信号122が生成される。電流制御ブロック103は、差信号116及び122に基づいて、d軸及びq軸におけるステーター電圧信号123を求める。クラーク変換又はパーク変換104が、d軸及びq軸における所望のステーター電圧を、誘導モーター105を駆動する三相電圧124に変換する。
磁束推定器106は、入力信号として、三相電圧124と、検知された相電流125とを取り込み、推定ステーター電流又は被測定ステーター電流115及び121と、推定ローター磁束振幅112と、推定ローター速度信号118とを出力し、差信号113、116、119及び122が生成されることに留意されたい。推定ステーター電流、推定ローター磁束振幅及び推定ローター速度は独立して求めることができる。信号119は速度制御102のために用いられる。
本発明の実施形態は、ローター角速度を測定することなく、誘導モーターのローター角速度を制御する方法及びシステムを提供する。一般的な状態推定器によれば、バックステッピングに基づく適応制御によって、追跡制御はパラメーター不確定性及び状態推定誤差を明確に考慮に入れる。
制御理論では、状態推定器は状態オブザーバーとしても知られている。状態オブザーバーはシステムの入力及び出力の測定から、所与のシステムの内部状態の推定値を与える。本明細書において、推定器及びオブザーバーという用語は交換可能に用いられる。
本方法によれば、結果として、利得範囲が実用的である追跡制御が行われる。したがって、本方法は、モータードライブによって広帯域速度追跡タスクのために用いることができる。さらに、コントローラーのための利得選択は相対的に簡単である。誘導モーターの状態を推定するために、拡張カルマンフィルター(EKF)が用いられる。
EKF設計が通常、一定のローター速度の誘導モーターモデルに基づく従来技術とは異なり、本発明は、可変速度で動作することができる誘導モーターのためのEKF状態推定器を検討し、実証する。状態推定誤差は、バックステッピング制御設計で明確に取り扱われるので、最終的な制御精度が保証される。推定及び制御設計の両方の場合の時間スケール分離に関する仮定は存在しないので、実用上の制約があっても、全体として広い帯域幅が達成される。
本方法は、実用上の実施制約、例えば、20kHzサンプリングレート及び400V入力飽和の下で、広帯域、例えば、200Hzと、誘導モーターの高精度速度追跡とを達成することができる。本方法のための利得選択は簡単であり、軌道には依存しない。本方法は、状態及び制御入力制約が考慮される限り、種々の軌道を追跡することができる。
本発明の実施形態による、センサーレス速度モータードライブ及び誘導モーターのブロック図である。 本発明の実施形態による、センサーレス速度モータードライブ及び誘導モーターの代替の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態による、速度制御のためのモデル補償及び安定化の流れ図である。 本発明の実施形態による、トルク制御の流れ図である。 本発明の実施形態による、磁束制御外側ループの流れ図である。 本発明の実施形態による、磁束制御内側ループの流れ図である。 本発明の実施形態による、磁束及び速度推定器の概略図である。 従来技術のセンサーレス速度モータードライブ及び誘導モーターのブロック図である。
本発明の実施形態は、モーター内の検知用ステーター電流に基づいて誘導モーターのローター角速度を制御する方法及びシステムを提供する。
誘導モーターのモデル
線形磁気回路及び平衡動作条件を仮定すると、固定a−b基準座標系において表される誘導モーターの二相等価モデルは、
Figure 0006485644
のように表すことができる。ただし、r及びsはローター及びステーターを表し、a及びbはa軸及びb軸を表し、ωはローターの角速度であり、iは電流を表し、φは磁束鎖交を表し、uは入力ステーター電圧であり、R、L、M、J、T(ω)及びnはそれぞれ、抵抗、インダクタンス、相互インダクタンス、ローター慣性、負荷トルク及び極対数を表し、
Figure 0006485644
が成り立つ。
簡単にするために、負荷トルクTはT(ω)=T+Cωとしてパラメーター化されると仮定される。ただし、T及びCは定数である。変数を以下のように変更する場合、
Figure 0006485644
式(1)は以下のように書き換えることができる。
Figure 0006485644
ただし、
Figure 0006485644
である。
問題定式化
多くのセンサーレス速度モータードライブが、ベクトル制御を用いて、2つの変数:ローター速度x及びローター磁束の振幅
Figure 0006485644
を調節する。本発明は、式(2)の誘導モーターモデルを用いて、x及び
Figure 0006485644
がそれぞれ角速度ω(t)及び磁束鎖交
Figure 0006485644
を追跡するように制御入力uを合成する。
汎用状態推定器
汎用状態推定器は、
Figure 0006485644
のように表すことができる。ただし、
Figure 0006485644
であり、Oは出力注入項である。式(3)は既知の状態推定器を抽象化したものである。例えば、拡張カルマンフィルター(EKF)及びルーエンバーガーに基づく推定器は、
Figure 0006485644
のようなベクトルフィールドIの式に対応し、スライディングモードオブザーバー(SMO:sliding mode observer)は、
Figure 0006485644
に対応する。
推定誤差を
Figure 0006485644
と定義する。先行する状態に関する情報を与えられると、状態推定値を制限するために投影マッピングを構成することができる。
Figure 0006485644
ただし、
Figure 0006485644

Figure 0006485644
の第iの成分である。スカラーに適用されるときに、投影マッピングは
Figure 0006485644
である。
ベクトル
Figure 0006485644
に適用されるとき、その成分に関する投影マッピングは
Figure 0006485644
である。
任意の関数τの場合に、式(5)の投影マッピングは、
Figure 0006485644
を保証する。
低速で変化する負荷トルクは、状態xにその推定器において適応したaを付加することによって扱うことができる。その他の低速で変化する量R、a、a、a、a10も同様に扱うことができる。
状態推定器
複雑な利得トレーニングプロセスを回避するために、状態推定器としてEKFを選択する。速度センサーレスモータードライブにおいてEKF及びその変形を使用するという着想は新しくはない。数多くの方法が、誘導モーターモデルを簡単にし、ローター速度を一定にして、すなわち、
Figure 0006485644
として式(1)において表されるようにして、EKFを使用する。Kim他「Speed sensorless vector control of induction motor using extended Kalman filter」IEEE Trans. Ind. Appl., vol. 30, no. 5, pp. 1225-1233, Sep./Oct. 1994、及びBarut他「Speed-sensorless estimation for induction motors using extended Kalman filter」IEEE Trans. Ind. Electron., vol. 54, no. 1, pp. 272-280, Jan. 2007を参照されたい。
簡単な誘導モーターモデルを使用することによって、EKF推定器の構造が簡単になる。簡単な従来の誘導モーターモデルはパラメーターとして速度を暗に仮定するので、対応するEKFは必然的に適応推定器として作動し、その推定器は一般的に、低速で収束する推定誤差動態をもたらす。
式(2)の完全誘導モーターモデルに基づいてEKF推定器を検討することによって、この制限の影響を緩和する。
によって表されるフィルターのサンプリングレートと、前方差分法とを用いて、式(2)のシステムは、
Figure 0006485644
のように離散化される。
動態の線形化は、
Figure 0006485644
のように表され、それゆえ、A=TA+Iであり、ただし、Iは恒等行列である。
予測
予測状態推定値が、
Figure 0006485644
であり、予測共分散推定値が、
Figure 0006485644
である。
更新
測定残差が、
Figure 0006485644
であり、残差共分散が、
Figure 0006485644
であり、近最適カルマン利得が、
Figure 0006485644
であり、更新済み状態推定値が、
Figure 0006485644
であり、更新済み共分散推定値が、
Figure 0006485644
であり、一般的なオブザーバー形の場合、
Figure 0006485644
である。
統合制御設計
仮定及び一般的処理
システムがパラメーター不確定性
Figure 0006485644
と、不確定非線形性
Figure 0006485644
とを受ける一般的な場合を考える。以下に説明される速度制御ステップにおいて、以下の実用上の仮定を用いることができる。
仮定
パラメーター不確定性及び非線形不確定性はいずれも有界であり、すなわち、
Figure 0006485644
である。ただし、
Figure 0006485644
、θmin=[θ1min,,,,,θpmin、θman=[θ1man,,,,,θpmanは既知の定数である。2つのベクトルに関する演算≦は成分に関して実行され、δは既知の境界関数である。
パラメーター不確定性は適応及び投影によって扱われる。
Figure 0006485644
を、推定誤差が
Figure 0006485644
であるようなθ及び
Figure 0006485644
の推定値を表すものとする。式(16)を考えると、不連続投影による変更を加えた以下の適応則を用いることができる。
Figure 0006485644
ただし、Γ>0は対角行列であり、
Figure 0006485644
は後に合成される適応関数のベクトルである。投影マッピング
Figure 0006485644
は以下の形をとる。
Figure 0006485644
任意のτの場合に、式(18)〜式(19)における適応則が式(16)及び
Figure 0006485644
を確実にすることを示すことができる。
誘導モーターの場合、パラメーター不確定性は、低速で時間とともに変化する抵抗及び負荷トルクに起因する可能性があり、不確定非線形性は、状態推定誤差
Figure 0006485644
から生じる可能性がある。
誘導モーターの場合に限定されるとき、状態推定誤差
Figure 0006485644
は、
Figure 0006485644
のように有界である。ただし、
Figure 0006485644
は既知である。同様に、状態推定誤差の有界性は式(4)〜式(5)によって保証される。
適応バックステッピング誘導モーター制御
図1Aは速度センサーレス制御方法及びシステムのアーキテクチャ全体を示す。図1Bは、磁束及び速度推定器209が結合されている代替の実施形態を示す。制御設計はバックステッピング技法を用いて実行され、4つのステップを含む。
ステップ1−速度制御、
ステップ2−トルク制御、
ステップ3−磁束外側ループ制御、及び、
ステップ4−磁束内側ループ制御。
第1のステップは速度制御ループであり、第1の仮想制御信号として電磁トルクを出力する。第2のステップはトルク制御ループであり、電磁トルクを調節する。第3のステップは磁束制御外側ループであり、第4のステップは磁束制御内側ループであり、磁束の大きさを調節する。状態推定誤差が、上記の仮定の下で、全ての制御設計ステップ内で明確に考慮に入れられる。
図1A及び図1Bの参照符号は以下のとおりである。
201 速度制御(ステップ1)
202 トルク制御(ステップ2)
203 磁束制御外側ループ(ステップ3)
204 磁束制御内側ループ(ステップ4)
104 クラーク変換/パワーエレクトロニクス
105 誘導モーター
106 磁束推定器
107 速度推定器
208 制御変換
111 所望のローター角速度
112 推定ローター角速度
113 推定ローター角速度誤差
214 所望のトルク
215 推定トルク
216 推定トルク誤差
117 所望の磁束モジュール
118 推定磁束モジュール
119 推定磁束誤差
124 測定電圧入力
125 電流測定
126 推定磁束
127 入力電圧コマンド
209 磁束/速度推定器
220 磁束ループ仮想制御
221 推定磁束ループ制御
222 磁束ループ仮想制御誤差
223〜224 結合された電圧入力
モータードライブの構成要素はハードウェア回路として、又は他の電子構成要素として実装することができる。
従来技術との比較
本発明の実施形態によるコントローラーの構造を説明する前に、従来技術のコントローラーとの違いに関する詳細に言及する。従来技術のコントローラーは、図1Aに示される実施形態では必要とされない変換パワーエレクトロニクス104のための電流制御103によって生成される電流123に焦点を合わせる。また、従来技術は、内側ループ224及び外側ループ203を有する図1Aの磁束制御と比べて、相対的に簡単な磁束制御102を有する。図1Aのトルク制御ループ202及び制御変換208は、図5には存在しない。
また、それらの実施形態は複数の「仮想」制御信号、例えば、ν、ν、ν及びνを使用することに留意されたい。制御が仮想である理由は、信号が実際の物理的な値を表すのではなく、中間値を表すためである。
ステップ1−速度制御
図2は、速度制御ループ201の構造及び動作を示す。そのループは、角度ω(t)を受信するモデル補償ブロック310と、線形安定化フィードバックブロック320と、速度動態ブロックと、2つの加算器340及び350とを含む。
速度追跡誤差を差350
Figure 0006485644
と定義し、その時間導関数を
Figure 0006485644
のように求める。
第1の仮想制御信号νを定義し、νと推定電磁トルク
Figure 0006485644
との間の差を
Figure 0006485644
と定義することができる。
それゆえ、速度追跡誤差動態330は、
Figure 0006485644
のように書き換えることができる。
第1の仮想制御信号νは2つの部分を有する。
Figure 0006485644
ただし、ν1aは、
Figure 0006485644
によって与えられるフィードフォワードモデル補償であり、ν1sは線形安定化制御320からのフィードバックである。
Figure 0006485644
したがって、式(24)は以下のように書き換えることができる。
Figure 0006485644
全体として、第1の仮想制御信号νは、
Figure 0006485644
であり、その導関数は以下のように求められ、
Figure 0006485644
その式はトルク制御ステップにおいて用いられる。
ステップ2−トルク制御
図3Aは、モデル補償410と、適応420と、非線形フィードバック430と、線形安定化フィードバック440と、トルク動態450とを有するトルク制御ループ202を示す。3つの加算器460、470及び480が用いられる。
式(23)、式(30)及び式(3)によれば、
Figure 0006485644
が成り立つ。ただし、
Figure 0006485644
の場合に、ν=a21bu+a22buであり、
Figure 0006485644
である。
は状態推定誤差に起因する外乱を表すことに留意されたい。dは通常、時間とともに変化するが、低速で時間とともに変化するその成分を推定することができ、その結果として性能を改善することができる。この場合、dを特定するための適応則420は、
Figure 0006485644
とすることができる。ただし、
Figure 0006485644
はdの推定を表す。
Figure 0006485644
と表される。第2の仮想制御信号νは、
Figure 0006485644
のように書き換えられる。ただし、フィードフォワードモデル補償項は、
Figure 0006485644
であり、フィードバック安定化項ν2sは、名目安定化項ν2s1と、制御項ν2s2とを有する。
Figure 0006485644
したがって、式(31)は、
Figure 0006485644
のように整理し直すことができる。
上記の仮定が与えられたとすると、
Figure 0006485644
は有界である。したがって、以下の条件が成り立つようなν2s2が存在する。
Figure 0006485644
ただし、εは任意の小さなしきい値パラメーターである。上記の条件を満たすν2s2の一例は、
Figure 0006485644
である。ただし、
Figure 0006485644
であり、
Figure 0006485644

Figure 0006485644
の限界である。
第1の仮想制御信号ν及び第2の仮想制御信号νは、速度z及びトルクzが有界であることを確実にする。正定関数
Figure 0006485644
及びその時間導関数
Figure 0006485644
を定義する。
それゆえ、Vs2は、
Figure 0006485644
によって制限される。ただし、λ=2min(k,k)であり、関数minは最小値を返す。
状態推定器設計が有限時間収束、すなわち、或るt後に
Figure 0006485644
を保証することができる場合には、バーバラの補題(Barbalat’s lemma)及び
Figure 0006485644
の場合の式(41)から、追跡誤差は経時的に0に接近する、すなわち、t→∞のとき、z、z→0である。
ステップ3−磁束外側ループ制御
図3Bは、モデル補償415と、線形安定化フィードバック425と、動態435と、2つの加算器445及び455とを備える磁束制御外側ループの構造及び動作を示す。
磁束追跡制御もバックステッピングを用いる。磁束モジュール追跡誤差を
Figure 0006485644
と定義し、
Figure 0006485644
と、その時間導関数
Figure 0006485644
とを表す。ただし、
Figure 0006485644
である。
ψは到達可能な信号に依存することに留意されたい。第3の仮想制御信号νと、ν
Figure 0006485644
との間の不一致を表す状態z、すなわち、
Figure 0006485644
とを用いる。
第1の仮想制御信号νを書き換えるのと同様に、第3の仮想制御信号νは、
Figure 0006485644
のように書き換えられる。ただし、フィードフォワードモデル補償はν3a=−ψであり、フィードバック安定化項はν3s=−k3s1である。したがって、
Figure 0006485644
が成り立つ。ただし、k=k3s1である。
ステップ4−磁束内側ループ制御
図3Cは、モデル補償461と、適応462と、非線形フィードバック465と、線形安定化フィードバックと、動態と、3つの加算器466、467及び468とを備える磁束制御内側ループの構造及び動作を示す。
仮想制御信号不一致の導関数は、
Figure 0006485644
である。ただし、
Figure 0006485644
の場合にν=a21bu+a22buであり、
Figure 0006485644
である。
到達可能な信号の関数はψであり、dは状態推定誤差からの外乱結果を表す。dは時間とともに変化するが、適応及び不連続投影によって、低速で時間とともに変化するその成分を推定することができる。
Figure 0006485644
ただし、
Figure 0006485644
はdの推定値である。
第4の仮想制御ν
Figure 0006485644
と表す。ただし、フィードフォワードモデル補償は、
Figure 0006485644
であり、フィードバック項は、
Figure 0006485644
によって与えられる名目安定化項ν4s1と、制御項ν4s2とを含む。
Figure 0006485644
を定義する。それゆえ、
Figure 0006485644
である。
上記の仮定を与えられると、dは有界である。また、適応則式(48)は、
Figure 0006485644
の有界性を確実にする。結果として、
Figure 0006485644
が有界であることがわかる。それゆえ、ν4s2は、
Figure 0006485644
のように求めることができる。ただし、εは任意の小さな設計パラメーターである。上記の不等式を満たすν4s2の一例は、
Figure 0006485644
である。ただし、
Figure 0006485644
であり、
Figure 0006485644

Figure 0006485644
の限界である。
第3の仮想制御信号v及び第4の仮想制御信号vはz及びzの有界性を保証する。リアプノフ関数候補
Figure 0006485644
を検討し、その時間導関数を求めると、
Figure 0006485644
を導出することができる。ただし、λ=2min(k,k)である。これは、z及びzの有界性を暗示する。z及びzの動態がパラメーター不確定性、すなわち、
Figure 0006485644
のみを受けるものと仮定すると、或る有限時間t後に、z及びzの動態の零解は漸近的に安定する、すなわち、t→∞のとき、z、z→0である。
制御入力は、
Figure 0006485644
によって求めることができる。
制御入力電圧が一意解を有する場合、
Figure 0006485644
が成り立ち、その式は磁束モジュール推定値が0になるべきであることを意味する。
磁束及び速度推定器
図4は、図1Bの磁束及び速度推定器209をより詳細に示す。磁束及び速度推定器の一実施形態は、誘導モーターモデル510に基づいて設計されたEKF515であり、誘導モーターモデルはステーター及び磁束動態512と、速度動態514とを備える。EKF515は、被測定信号:ステーター電圧124及びステーター電流125に従って磁束及び速度を推定する。

Claims (18)

  1. 誘導モーターの角速度を、前記モーターに接続されたモータードライブハードウェア回路によって実行される演算ループおよび演算ブロックを含む演算に基づいて制御する方法であって、
    前記演算は、
    前記誘導モーターのステーター電流及びステーター電圧を測定するステップであって、推定ステーター電流、推定ローター磁束振幅及び推定ローター速度を求める、ステップと、
    基準ローター速度及び前記推定ローター速度に基づいて第1の仮想制御信号を求めるステップと、
    前記第1の仮想制御信号及び推定電磁トルクに基づいて第2の仮想制御信号を求めるステップと、
    基準ローター磁束及び前記推定ローター磁束振幅に基づいて第3の仮想制御信号を求めるステップと、
    前記第3の仮想制御信号及び前記第3の仮想制御信号の推定値に基づいて第4の仮想制御信号を求めるステップと、
    前記第2の仮想制御信号及び前記第4の仮想制御信号から制御入力電圧を計算するステップと、
    前記制御入力電圧を前記誘導モーターに印加するステップと、
    を含み、前記ステップはモータードライブにおいて実行され、
    前記演算ループは、
    電磁トルクを前記第1の仮想制御信号として出力する速度制御ループと、
    前記電磁トルクを調節するトルク制御ループと、
    磁束の大きさを調節する磁束制御外側ループ及び磁束制御内側ループと、を含む
    方法。
  2. 前記角速度は可変である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記推定ステーター電流、前記推定ローター磁束振幅及び前記推定ローター速度は拡張カルマンフィルター(EKF)によって求められる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記推定ステーター電流、前記推定ローター磁束振幅及び前記推定ローター速度は独立して求められる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記速度制御ループは、モデル補償ブロックと、線形安定化ブロックと、動態ブロックとを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記モデル補償ブロック及び前記線形安定化フィードバックブロックは、速度追跡誤差の動態から求められる、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1の仮想制御信号及び前記第2の仮想制御信号は、前記速度追跡誤差及びトルクが有界であることを確実にする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記トルク制御は、モデル補償ブロックと、線形安定化フィードバックブロックと、非線形フィードバックブロックと、適応則ブロックと、動態ブロックとを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記モデル補償ブロック、前記線形安定化フィードバックブロック、前記非線形フィードバックブロック、及び前記適応則ブロックは、前記第1の仮想制御と推定電磁トルクとの間の誤差の動態から求められる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記磁束制御外側ループはモデル補償ブロックと、線形安定化フィードバックブロックと、動態ブロックとを含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記モデル補償ブロック及び前記線形安定化フィードバックブロックは、磁束の大きさの基準と前記磁束の前記大きさの基準の推定値との間の誤差の動態から求められる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記磁束制御内側ループは、モデル補償ブロックと、線形安定化フィードバックブロックと、非線形フィードバックブロックと、適応則ブロックと、動態ブロックとを含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記モデル補償ブロック、前記線形安定化フィードバックブロック、前記非線形フィードバックブロック及び前記適応則ブロックは、前記第3の仮想制御信号と前記誤差の推定値との間の誤差の動態から求められる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の仮想制御信号はフィードフォワードモデル補償と、線形安定化制御ブロックからのフィードバックとを含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第3の仮想制御信号及び前記第4の仮想制御信号は、磁束モジュール追跡誤差の有界性と、前記第4の仮想制御信号の不一致とを保証する、請求項1に記載の方法。
  16. 誘導モーターの角速度を、前記モーターに接続されたモータードライブハードウェア回路によって実行される演算ループおよび演算ブロックを含む演算に基づいて制御するモータードライブであって、
    前記演算ループおよび前記演算ブロックは、
    基準ローター速度及び推定ローター速度に基づいて第1の仮想制御信号を求めるための速度制御ループと、
    前記第1の仮想制御信号及び推定電磁トルクに基づいて第2の仮想制御信号を求めるためのトルク制御ループと、
    基準ローター磁束基準及び推定ローター磁束振幅に基づいて第3の仮想制御信号を求めるための磁束制御外側ループと、
    前記第3の仮想制御信号及び前記第3の仮想制御信号の推定値に基づいて第4の仮想制御信号を求めるための磁束制御内側ループと、
    を備え、前記第2の仮想制御信号及び前記第4の仮想制御信号に基づいて前記誘導モーターに制御入力電圧が印加される、モータードライブ。
  17. 電磁トルクを前記第1の仮想制御信号として出力するための速度制御ループと、
    前記電磁トルクを調節するためのトルク制御ループと、
    磁束の大きさを調節するための磁束制御外側ループ及び磁束制御内側ループと、
    を更に備える、請求項16に記載のモータードライブ。
  18. 前記速度制御ループによって速度追跡誤差が求められ、前記速度制御ループは、
    モデル補償ブロックと、
    線形安定化ブロックと、
    動態ブロックと、
    を更に備える、請求項16に記載のモータードライブ。
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