JP6482563B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、調光可能なLED駆動回路に関し、さらに詳しくは、LEDに流す電流を調整し調光するLED駆動回路に関する。
商用交流電源と白熱電球の間に調光器を挿入し、白熱電球の発光量を調節することが古くから行われている。この調光器は、トライアックを含み、商用交流電源の交流波形の一部を切り取るようにして実効値を調整している。最近では白熱電球からLEDを光源とするLED電球に置き換えが進んでおり、調光器に対応するLED電球も存在する。
特許文献1には、印加される電圧波形(位相切り替え)を検出し、検出結果から調光係数を求め、調光係数に基づいてLEDに流す電流を生成するLED電球が示されている。特許文献1には、パルス幅変調(PWM)または定電流により制御された電流で、LEDを駆動することが記載されている。特に、定電流により制御された電流でLEDを駆動する場合には、商用電源の電圧変動の影響を受けにくく、LEDが点滅しないという特徴がある。
特表2011−528488(段落0017〜段落0020)
調光器により調光された白熱電球は、明るい状態で活動的な印象を与える色温度の高い発光になり、暗い状態で落ち着いた印象を与える色温度の低い発光になる。これに対し、特許文献1に記載のLED駆動回路(LED電球)では、安定した調光を行うことはできるが、白熱電球のような発光色の変化を簡単には実現できない。
本発明は、LEDを駆動する電流を調整することによって、調光を行ったときに発光色を簡単に変えられるLED駆動回路を提供することを目的とする。
LED駆動回路は、可変定電流源と、複数のLEDが直列接続し且つ第1発光色で発光する第1LED列と、複数のLEDが直列接続し且つ第2発光色で発光する第2LED列と、電流検出素子とスイッチ素子を含む電流制限回路とを有し、第1LED列の閾値電圧が前記第2LED列の閾値電圧より大きく、可変定電流源に対し前記第1LED列と前記第2LED列が並列接続され、電流制限回路は第1LED列を介して前記電流検出素子に流れこむ電流に基づいて第2LED列を流れる電流を制限することを特徴とする。
さらに、LED駆動回路では、可変電流源と第1LED列及び第2LED列との間に配置される第3LED列を更に有することが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、可変定電流源に対し第1LED列及び前記第2LED列と並列接続された第3LED列と、他の電流検出素子と他のスイッチ素子を含む他の電流制限回路とを更に有し、他の電流制限回路は他の電流検出素子に流れこむ電流に基づいて第3LED列を流れる電流を制限することが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、第3LED列を更に有し、第3LED列のアノードが可変定電流源15の電流を出力する端子に接続され、第3LED列のカソードが可変定電流源15の電流が帰還する端子に接続されることが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、スイッチ素子の電流出力端子と電流検出素子の間に配置された出力抵抗を更に有することが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、スイッチ素子がデプレッション型FETであることが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、電流制限回路がバイポーラトランジスタを含み、バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に電流検出素子が接続され、バイポーラトランジスタのコレクタから出力される電圧でスイッチ素子が制御されることが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、スイッチ素子がエンハンスメント型FETであることが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、電流検出素子がサーミスタを含むことが好ましい。
さらに、LED駆動回路では、CIE表色系において、第2LED列の発光色を示す色座標は、第1LED列の発光色を示す色度座標と第4LED列の発光色を示す色度座標の間に配置され、それぞれの色度座標を結ぶ折れ線が黒体輻射軌跡に沿うように配置されている、ことが好ましい。
LED駆動回路は、外部から制御されて出力電流値を変更できる可変定電流源と、複数のLEDが直列接続し且つ第1発光色で発光する第1LED列と、複数のLEDが直列接続し且つ第2発光色で発光する第2LED列と、電流検出素子とスイッチ素子を含む電流制限回路とを備え、第1LED列の閾値電圧が前記第2LED列の閾値電圧より大きく、可変定電流源に対し前記第1LED列と前記第2LED列が並列接続され、第1LED列から出力された電流が電流検出素子に流れ込むとともに、第2LED列から出力された電流が前記スイッチ素子に流れ込み、第1LED列を流れる電流が第2LED列を流れる電流を制限することを特徴とする。
上記のLED駆動回路に含まれる可変定電流源は、調光器など外部に設置される装置から得られる信号に基づき、出力しようとする電流値を変更し、第1及び第2LED列に電流を供給する。可変定電流源の出力しようとする電流値が小さい電流領域にある場合、閾値電圧の小さい第2LED列にのみ電流が流れる。このとき可変定電流源の電流出力端子の電圧は第2LED列の閾値電圧より高く、第1LED列の閾値電圧より低い。可変定電流源の出力しようとする電流値が電流制限回路の上限値をわずかに超えるような電流領域である場合、可変定電流源の電流出力端子の電圧が上昇し第1LED列の閾値電圧を超えるようになる。このとき第1LED列にも電流が流れ、この電流が電流検出素子の電圧降下を大きくし、電流制限回路に含まれるスイッチ素子により第2LED列を流れる電流を減少させるよう制限する。可変定電流源の出力しようと電流値がさらに大きい電流領域にある場合、第1LED列を流れる電流は電流制限回路に含まれるスイッチ素子をカットオフし第2LED列を流れる電流を0にするよう制限する。この結果、第1LED列にのみ電流が流れるようになる。以上のようにして電流値を制御して調光する上記のLED駆動回路は、可変定電流源の出力する電流値が小さいとき第2発光色で発光し、中間的な電流値では第2発光色と第1発光色が混じった状態で発光し、さらに電流値が増加したら第1発光色だけで発光する。
LED駆動回路では、可変定電流源の出力する電流に応じて第1LED列のみ発光する電流領域、第1及び第2LED列が発光する電流領域、第2LED列のみが発光する電流領域が現れ、調光時の発光色の変化を簡単に実現できる。
LED駆動回路10の回路図である。 図1に示すLED駆動回路10の動作を説明するための図である。 他のLED駆動回路30の回路図である。 図3に示すLED駆動回路30の動作を説明するための図である。 更に他のLED駆動回路50の回路図である。 更に他のLED駆動回路60の回路図である。 更に他のLED駆動回路70の回路図である。 更に他のLED駆動回路80の回路図である。 更に他のLED駆動回路90の回路図である。 図9に示すLED駆動回路90の動作を説明するための図である。 図9に示すLED駆動回路90の発光色を説明するための図である。 更に他のLED駆動回路100の回路図である。 図12に示すLED駆動回路100の動作を説明するための図である。 更に他のLED駆動回路110の回路図である。
以下図面を参照して、本発明に係るLED駆動回路について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1は、LED駆動回路10の回路図である。
図1に示すようにLED駆動回路10は、可変定電流源15、第1LED列11、第2LED列12、電流制限回路14等を含んで構成される。
可変定電流源15は、図示していない外部からの制御信号により出力電流の値を変更できる様に構成され、図中の矢印の方向に電流を出力する。
第1LED列11は、複数のLED11aが直列に接続され、第1発光色で発光する。第2LED列12は、複数のLED12aが直列に接続され、第2発光色で発光する。LED11a及びLED12aのアノードは、可変定電流源15の電流を出力する端子(電流出力端子と呼ぶ)に接続している。
電流制限回路14は、電流検出素子である電流検出抵抗14b、及び、スイッチ素子であるデプレッション型FET14a等を含んで構成されている。FET14aのドレインは第2LED列12のカソードに接続し、ソースは電流検出抵抗14bの右端子と第1LED列11のカソードに接続し、ゲートは電流検出抵抗14bの左端子と可変定電流源15の電流が戻る端子に接続している。
第1LED列11に含まれるLED11aの直列段数は、第2LED列12に含まれるLED12aの直列段数より大きい。すなわち第1LED列11の閾値電圧は第2LED列12の閾値電圧よりも大きい。また、LED11aとLED12aの順方向ドロップ電圧は等しい。閾値電圧は、順方向ドロップ電圧と直列段数の積である。また、第1発光色とは、例えば色温度が2700K程度を言う。LED11aは、青色発光するLEDダイを黄色蛍光体で被覆して製造することができる。第2発光色とは、例えば色温度が1600K程度を言う。LED12aは、青色発光するLEDダイと橙色から赤色の間の色で発光する蛍光体とを組み合わせることにより製造することができる。
第2LED列12を、もともと色温度の低い赤色や橙色を発光するLEDで構成してもよい。LED11aとLED12aの順方向ドロップ電圧が異なる場合には、LED12aの直列段数と順方向ドロップ電圧の積からなる第2LED列12の閾値電圧が、第1LED列11の閾値電圧より小さくなるように、第1LED列11及び第2LED列12の直列段数を設定する。
LED駆動回路10では可変定電流源15から出力された電流Ioが第1LED列11及び第2LED列12に流れ込む。第1LED列11を流れる電流I1は電流検出抵抗14bに流れ込むとともに、第2LED列12を流れる電流I2はFET14aのドレイン及びソースを経て電流検出抵抗14bに流れ込む。
図2は、LED駆動回路10の動作を説明するための図であり、横軸は可変定電流源15が出力する電流Io、縦軸は各部に流れる電流Iを示している。
以下、図2によりLED駆動回路10の動作を説明する。LED駆動回路10全体を流れる電流Itは、第1LED列11を流れる電流I1と第2LED列12を流れる電流I2との和である。電流Itは、可変定電流源15が出力する電流Ioと等しく、図2において、45°の傾きを有する直線となる。
可変定電流源15の出力する電流Ioの値が小さい場合、すなわち暗く調光されている場合、第2LED列12にのみ電流I2が流れる(It=I2、I1=0、電流範囲Ia)。このとき、可変定電流源15の電流出力端子の電圧(電流が戻ってくる端子の電圧を0Vとする。以下同様。)は、第2LED列12の閾値電圧より大きく、第1LED列11の閾値電圧より小さい。
LED列の閾値電圧とは、LED列に含まれるLEDの直列回路において全てのLEDの順方向ドロップ電圧を足し合わせたものである。例えば、LEDの順方向ドロップ電圧が全て3.2Vで直列段数が10段なら、閾値電圧は3.2(V)×10段=32(V)となる。LED駆動回路10において、可変定電流源15の出力端子が安定して定電流駆動できる電圧変動幅が小さいときには、第1LED列11の直列段数と第2LED列12の直列段数の差を2〜3段程度にして閾値電圧の差を小さくしておくとよい。
電流制限回路14は電流I2の上限値を定めている(電流領域Iaの右端)。電流I2が上限値にあるとき電流I2を増加させると、電流検出抵抗14bの電圧降下が大きくなり、FET14aが電流を減らそうとする。すなわち、電流制限回路14はネガティブフィードバックにより電流I2の上限値を設定している。電流I2の上限値は、電流検出抵抗14bの抵抗値とFET14aの特性とに応じて決定される。
可変定電流源15の出力する電流Ioが電流制限回路14の上限値を超える(電流範囲Ib)と、電流Ioのうち電流制限回路14の上限値を超えた部分の電流が第1LED列11に流れるようになる。電流I1により電流検出抵抗14bの電圧降下が増え、FET14aに流れる電流I2が減る。電流I2が減った分だけ電流I1がさらに増えるが、電流I1の増え方より電流I2の減り方が少ないため、電流I1と電流I2が同時に流れるような動作点(可変定電流源15の出力端子の電圧)が決まる(It=I1+I2)。
可変定電流源15の出力する電流Ioの値がさらに大きくなる(電流範囲Ic)と、第2LED列12に流れる電流が0(A)となる(It=I1)。
可変定電流源15の出力する電流Ioが電流範囲Iaにある場合は、第2LED列12のみが第2発光色で発光し、電流Ioに応じで第2LED列11からの光の輝度が変化する。電流Ioが電流範囲Ibにある場合は、第1LED列11及び第2LED列12が同時に発光し、電流Ioに応じて第1LED列11及び第2LED列12からの光の輝度が変化する。更に、第1LED列11からの第1発光色の輝度と第2LED列12の第2発光色の輝度の割合が、電流Ioに応じて変化するためLED駆動回路10からの光の発光色が変化する。電流Ioが電流範囲Icにある場合は、第1LED列11のみが第1発光色で発光し、電流Ioに応じて第1LED列11からの光の輝度が変化する。
第1LED列11の発光色(第1発光色)の色温度を2700K、第2LED列12の発光色(第2発光色)の色温度を1600Kとすると、暗い調光状態(電流範囲Ia)では、LED駆動回路10は赤味の強い光で発光する。一方、明るい調光状態(電流範囲Ic)では、LED駆動回路10は赤味の弱い白色の光で発光をする。中間の調光状態(電流範囲Ib)では、LED駆動回路10は、第1LED列11の発光と第2LED列12の発光が混じり合い、調光レベルが上がるのに応じて赤味が薄くなるように、中間的な色温度で発光する。
第1発光色を得るために例示した第1LED列11の構成は、青色発光するLEDダイと黄色蛍光体の組み合わせであったが、第1発光色を得るにはこの組み合わせに限られない。例えば、赤色発光するLEDダイと緑色発光するLEDダイと青色発光するLEDダイを組み合わせて所望の色温度を実現してもよい。要は第1LED列11全体の発光色が第1発光色になっていればよい。第2LED列12の第2発光色についても同様である。
LED駆動回路10は電流検出素子として電流検出抵抗14bを使用していたが、LED駆動回路10において電流検出素子は抵抗に限られない。電流検出素子は、電流を検出してスイッチ素子を制御できる素子であればよく、例えばトランジスタや電流センサーICであっても良い。
LED駆動回路10に含まれる可変定電流源15を制御する信号として、調光器の出力電圧波形を加工した信号であることを例示した。しかしながら、制御信号は、調光器の出力電圧波形に基づくものに限られず、例えばリモコンや電源線を介したデジタル制御信号であっても良い。
図3は、他のLED駆動回路30の回路図である。
LED駆動回路10とLED駆動回路30との違いは、LED駆動回路10の電流検出抵抗14bを、電流制限回路34に含まれる電流検出抵抗34b(電流検出素子)とソース抵抗34c(出力抵抗)に分割した点のみである。なお、第1LED列11のカソードは、電流検出抵抗34bの右端子に接続されている。
図4は、LED駆動回路30の動作を説明するための図であり、横軸は可変定電流源15が出力する電流Io、縦軸は各部に流れる電流Iを示している。
以下、図4によりLED駆動回路30の動作を説明する。LED駆動回路30全体を流れる電流Itは、第1LED列11を流れる電流I1と第2LED列12を流れる電流I2との和である。電流Itは、可変定電流源15が出力する電流Ioと等しく、図4において、45°の傾きを有する直線となる。
図4と図2との違いは、図4に示される中間の電流領域Ib2の幅が図1の電流領域Ibより広くなっていることである。このため、電流領域Ib2において第2LED列12に流れる電流I2が図2に比べて緩やかに減少し、第1LED列11に流れる電流I1が緩やかに上昇している。この理由は、電流制限回路34において、FET14aにソース抵抗34cと電流検出抵抗34bからなる合成抵抗の電圧降下がフィードバックする際、第1LED列11を流れる電流I1がフィードバックに寄与できる割合が、図2の例と比較して小さくなっているためである。なお、電流検出抵抗34bは前記合成抵抗の一部であり、電流検出抵抗34bの値は電流検出抵抗14bより小さな値に設定されている。例えば、R14b=R34b+R34cと設定することができる。ここで、R14bは電流検出抵抗14bの抵抗値であり、R34bは電流検出抵抗34bの抵抗値であり、R34cはソース抵抗34cの抵抗値である。
この結果、LED駆動回路30は、LED駆動回路10に比べ中間の電流範囲Ib2が広いため、第1発光色から第2発光色への変化が滑らかになる。また、抵抗値R14b、R34b、R34cを調整することにより中間の電流領域の位置や幅を変更できる。
図5は、更に他のLED駆動回路50の回路図である。
LED駆動回路10とLED駆動回路50との違いは、LED駆動回路10の第1LED列11を、第1LED列51と第3LED列53とに分割し、第3LED列53のカソードに第1LED列51及び第2LED列12のアノードを接続しただけである。
第1LED列51に含まれるLED51aの直列段数(第1LED列51の閾値電圧)は、第2LED列12に含まれるLED12aの直列段数(第2LED列12の閾値電圧)より大きくなるように設定されている。なお、電流制限回路54において、電流検出素子である電流検出抵抗54bは、図1の電流検出抵抗14bとは、異なる値に調整される場合が多い。
LED駆動回路50では、可変定電流源15が大きな電流Ioを供給しているとき、第2LED列12が消灯し、第1LED列51及び第3LED列53が発光するように構成されている。すなわち、可変定電流源15が大きな電流Ioを供給しているとき、LED駆動回路50は、図1で示したLED駆動回路10が電流領域Ic(図2参照)で動作しているのと同じ状態になる。この時(明るく調光しているとき)、LED駆動回路50とLED駆動回路10は発光色が一致する。
一方、可変定電流源15が中間的な電流Ioを供給しているとき(図2の電流領域Ibに相当)、及び、可変定電流源15が小さな電流Ioを供給しているとき(図2の電流領域Iaに相当)、第3LED列53が発光しているため、LED駆動回路50はLED駆動回路10とは異なった発光色となる。
図6は、更に他のLED駆動回路60の回路図である。
LED駆動回路10とLED駆動回路60との違いは、LED駆動回路60が、第1LED列11及び第2LED列12と並列に配置された第4LED列63と、他の電流制限回路65とを更に有する点である。LED駆動回路60は、第4LED列63及び電流制限回路65によって、更にLED列の多段化を図っている。
LED駆動回路60において、第1LED列11に含まれるLED11aの直列段数(第1LED列11の閾値電圧)と、第2LED列12に含まれるLED12aの直列段数(第2LED列12の閾値電圧)と、第4LED列63に含まれるLED63aの直列段数(第4LED列63の閾値電圧)とは、この順番で小さくなるように設定されている。電流制限回路64に含まれる電流検出抵抗64b(電流検出素子)の値は電流制限回路65に含まれる電流検出抵抗65b(他の電流検出素子)の値より小さくなるように設定され、電流検出抵抗64bの左端子が電流検出抵抗65bの右端子に接続されている。
LED駆動回路60では、可変定電流源15が小さな電流Ioを供給しているときは第4LED列63のみが点灯する。さらに、可変定電流源15が電流Ioを増加させると、第4LED列63が消灯して、第2LED列12のみが点灯する。さらに、可変定電流源15が電流Ioを増加させると、第2LED列12が消灯して、第1LED列11のみが点灯する。
上記の様に、LED駆動回路60では、第4LED列63及び電流制限回路65を用いて、LED駆動回路10において2列だったLED列を、3段に多段化した。LED駆動回路60では、多段化により調光にともなう発光色の変化の自由度を広げることができる。
図7は、更に他のLED駆動回路70の回路図である。
LED駆動回路10とLED駆動回路70の違いは、LED駆動回路70において、LED駆動回路10に含まれる電流制限回路14を、図7に示す電流制限回路70xに置き換えた点のみである。
電流制限回路70xは、スイッチ素子であるエンハンスメント型FET71と電流検出素子である電流検出抵抗73、プルアップ抵抗74、バイポーラトランジスタ72等を含んで構成される。FET71のドレインは、プルアップ抵抗74の上端子と第2LED列12のカソードと接続している。FET71のゲートは、プルアップ抵抗74の下端子とトランジスタ72のコレクタに接続している。FET71のソースは、電流検出抵抗73の上端子とトランジスタ72のベースと第1LED列11のカソードに接続している。電流検出抵抗73の下端子は、トランジスタ72のエミッタと可変定電流源15の電流が戻る端子に接続している。
電流制限回路70xは、電流制限回路又は定電流回路として広く知られた回路である。電流制限回路70xは、ベース−エミッタ間電圧として0.6Vを維持するようにネガティブフィードバックが掛ると、第2LED列12に流れる電流I2を制限する。また第1LED列11に流れる電流I1が多くなり、トランジスタ72が飽和すると、FET71がカットオフする。すなわちLED駆動回路10等に含まれる電流制限回路14等と同様に動作をする。
図1、3、5、6で示してきたLED駆動回路10、30、50、60では電流制限回路14、34、54、64、65のスイッチ素子としてデプレッション型FET14aを使用していた。しかしながら、LED駆動回路ではスイッチ素子はデプレッション型FETに限定されず、図7に示す様に、エンハンスメント型FETやバイポーラトランジスタであっても良い。
図8は、更に他のLED駆動回路80の回路図である。
LED駆動回路10とLED駆動回路80との違いは、LED駆動回路80において、LED駆動回路10の構成に加えて、第5LED列85を追加した点のみである。第5LED列85は、複数のLED85aが直列接続したものであり、アノードは可変定電流源15の電流出力端子に接続し、カソードは可変定電流源15の電流が戻る端子に接続している。第5LED列85は、第1LED列11と同様に第1発光色で発光する。第5LED列85におけるLED85aの直列段数は、第1LED列11におけるLED11aの直列段数より1段だけ大きい。LED11aとLED85aは同じLEDである。
FET14aがカットオフするとき電流検出抵抗14bの電圧降下は3V、LED85aの順方向電圧ドロップは3Vより若干大きくなるように設定されている。LED駆動回路80は、図2に示した電流領域Ia、Ibでは図1に示したLED駆動回路10と同じ動作をする。すなわち、電流領域Iaでは第2LED列12のみが発光し、電流領域Ibでは第1LED列11と第2LED列12が発光する。電流領域Ia、Ibでは第5LED列85に流れる電流I5は0(A)である。
可変定電流源15が出力する電流Ioが、FET14aがカットオフする電流と等しいとき(図2では電流領域Icの左端)、電流検出抵抗14bの電圧降下は3Vとなる。このとき、第5LED列85の閾値電圧が第1LED列11の閾値電圧より3Vより僅かに高いため、第1LED列11には電流I1(I1=Io)が流れ、第5LED列85には電流が流れない(I5=0)。電流Ioを増加させ電流検出抵抗14bの電圧降下がLED85aの順方向電圧ドロップより大きくなると第5LED列85にも電流I5が流れるようになる。
LED駆動回路80では、第5LED列85を流れる電流I5が電流検出抵抗14bを経由しないので電力の損失が少ない。すなわち、LED駆動回路80では、電流Ioで調光する際、電流Ioにより発光色を変化させられるばかりでなく、可変定電流源15が大きな電流Ioを供給しているとき、輝度が高く電力利用効率のよい照明装置を提供できる。
図9は、更に他のLED駆動回路90の回路図である。
LED駆動回路90は、図3に示したLED駆動回路30及び図6に示したLED駆動回路60の構成を組み合わせて利用している。LED駆動回路90の第1LED列91、第2LED列92、第4LED列93、及び、電流制限回路94、95は、LED駆動回路60の第1LED列11、第2LED列12、第4LED列63、及び、電流制限回路64、65に相当する。LED駆動回路90の電流制限回路94、95が、FET94a、95a、ソース抵抗94c、95c(出力抵抗)、及び電流検出抵抗94b、95bから構成される点は、LED駆動回路30と同様である。
第1LED列91は、LED91aが12個直列接続した5つのLED列911、912、913、914、915が並列接続したものである。なお、第1LED列91は、LED91aが5個並列接続したLEDが12個直列接続したLED列と等価である。第1LED列91を直列並列回路とした理由は、LED駆動回路90を明るく点灯させるとき、各LED91aに電流を集中させず、放熱効率や発光効率を高い状態に維持しておくためである。第2LED列92及び第4LED列93は、それぞれLED92a,93aが9段、7段直列接続したものである。例えば、電流検出抵抗94b,95bを数10Ω、ソース抵抗94c、95cを数Ωと設定することができる。LED駆動回路90における各要素の配線方法は、LED駆動回路30及びLED駆動回路60における各要素の配線方法に準じている。
図10は、LED駆動回路90の動作を説明するグラフであり、横軸は可変定電流源15が出力する電流Io、縦軸は各部に流れる電流Iを示している。
以下、図10によりLED駆動回路90の動作を説明する。LED駆動回路90全体を流れる電流Itは、第1LED列91を流れる電流I1、第2LED列92を流れる電流I2、及び第4LED列93を流れる電流I4の和である。電流Itは、可変定電流源15が出力する電流Ioと等しく、図10において、斜め45°の傾きを有する直線となる。
LED駆動回路90において、可変定電流源15の出力する電流Ioの値が小さい場合、すなわち暗く調光されている場合、第4LED列93にのみ電流I4が流れる(It=I4、I1=I2=0、電流範囲Ia3)。電流Ioが増加し電流制限回路94の最大電流を超えると第2LED列92にも電流I2が流れ始める(It=I2+I4、I1=0、電流範囲Ib3)。電流Ioがさらに増加すると電流制限回路94のFET94aがカットオフする(It=I2、I1=I4=0、電流範囲Ic3)。電流Ioがさらに増加し電流制限回路95の最大電流を超えると第1LED列91にも電流I1が流れ始める(It=I1+I2、I4=0、電流範囲Id3)。電流Ioがさらに増加し電流制限回路95のFET95aがカットオフすると電流Itは電流I1のみになる(It=I1、I2=I4=0、電流範囲Ie3)。
LED駆動回路90の動作は、LED駆動回路60と比べて基本的に等しいが、LED駆動回路30のように第2LED列92及び第4LED93が同時に点灯している期間(電流範囲Ib3)と、第1LED列91及び第2LED92が同時に点灯している期間(電流範囲Id3)とが長くなっているところが異なる。
図11は、LED駆動回路90の発光色を説明するための図であり、横軸及び縦軸はCIE表色系の色度座標x及びyを示す。
以下、図11によりLED駆動回路90の発光色の変化について説明する。図11において、点111は第1LED列91の発光色である2700Kの色度座標、点112は第2LED列92の発光色である色度座標、点113は第4LED列93の発光色である1600Kの色度座標である。点線で示した曲線115は黒体輻射軌跡である。
LED駆動回路90の発光色は実線で示した折れ線114にそって変化する。LED駆動回路90の発光色は、可変定電流源15(図9参照)が出力する電流Io(図10参照)を増加させる(暗い方から明るい方に調光する)と、点113から点112に向かって変化する(図10の電流範囲Ia3から電流範囲Ib3を経て電流範囲Ic3に至る範囲)。可変定電流源15(図9参照)が出力する電流Ioをさらに変化させると、点112から点111に向かって変化する(図10の電流範囲Ic3から電流範囲Id3を経て電流範囲Ie3に至る範囲)。
図11において、破線116はLED駆動回路10(図1参照)の発光色の変化を示している。第1LED列11と第2LED列12しか有していない2色発光系のLED駆動回路10では、第1LED列11が2700Kで発光し、第2LED列12が1600Kで発光するとき、破線116にそって発光色が変化する。このため、LED駆動回路10では、黒体輻射軌跡から離れた発光色で物体を照明する場合には、その物体の色(物体色)を忠実に表現できなくなる。
これに対してLED駆動回路90では、2色発光系の駆動回路に比べて黒体輻射軌跡に近い発光色を維持し続けることができる。LED駆動回路90は、2色発光系の駆動回路に比べて物体色を自然に見せることが可能となっている。図11において、点112は黒体輻射軌跡を示す曲線115の上側に位置している。点112は、黒体輻射軌跡を示す曲線115が平坦な領域(概ねx値が0.48から0.54の間)の近傍に位置されれば良く、さらに曲線115のピーク近傍(概ね0.51程度)に位置することが好ましい。
LED駆動回路90は、第2LED列92及び第4LED列93が同時に点灯する期間Ib3(図10参照)と、第1LED列91及び第2LED列92が同時に点灯する期間Id3(図10参照)とが、LED駆動回路60と比べて長く設定されている。したがって、LED駆動回路90では、白熱電球の調光に似た感覚で発光色を変化させることができる。
LED駆動回路90では第1LED列91の発光色を2700K、第4LED列93の発光色を1600Kとしていたが、発光色の組み合わせはこれに限られない。例えば日本では高い色温度の発光色が好まれるため、第1LED列91の発光色を6500K程度に設定しても良い。第1LED列91の発光色を6500K程度に設定した場合でも、調光に伴う発光色は黒体輻射軌跡に沿って変化することが好ましい。例えば、CIR表色系において、第2LED列92の発光色を示す色座標のx成分を、第1LED列91の発光色を示す色度座標と第4LED列93の発光色を示す色度座標の間に設定する。さらに、第1LED列91の発光色の色座標、第2LED列92の発光色を示す色座標、及び第4LED列93の発光色を示す色度座標を結ぶ折れ線が、黒体輻射軌跡に沿うように第2LED列92の発光色を示す色座標のy成分を設定する。上記の様に、第2LED列92の発光色を示す色座標のx成分及びy成分を設定すれば、第1LED列91の発光色を6500K程度に設定した場合でも、調光に伴う発光色は黒体輻射軌跡に沿って変化するようなLED駆動回路90を構成することができる。
LED駆動回路90では、第4LED列93の発光色を1600Kとし、全体として黒体輻射軌跡に似せて発光色を変化させていた。しかしながら、LED駆動回路90の回路構成を維持したまま、第4LED列93の発光色を暗闇で目立つ色(例えば青)として、第4LED列93だけの発光を常夜灯として使用することもできる。この場合は、第4LED列93の直列段数を小さくしておき、第2LED列92の発光色を1600K程度にしておく必要がある。
図12は、更に他のLED駆動回路100の回路図である。
図12に示す様にLED駆動回路100は、可変定電流源15、第1LED列11、第2LED列12、電流制限回路114等を含んで構成される。第1LED列11、第2LED列12、可変定電流源15は、図1に示したLED駆動回路10の第1LED列11、第2LED列12、可変定電流源15と同じものであるので説明を省略する。
第1LED列11は、アノードが可変定電流源15の電流出力端子に接続し、カソードが電流制限回路114に含まれる電流検出素子である電流検出抵抗114bの右端に接続している。第2LED列12は、アノードが電流制限回路114に含まれるFET114aのソースに接続し、カソードが電流検出抵抗114bの右端に接続している。
電流制限回路14は、スイッチ素子であるデプレッション型のFET114a、電流検出抵抗114b、プルアップ抵抗114c、バイポーラトランジスタ114d等を含んで構成される。FET114aのドレイン及びプルアップ抵抗114cの上端は、第1LED列11のアノードに接続している。FET114aのゲート及びプルアップ抵抗114cの下端は、トランジスタ114dのコレクタに接続している。トランジスタ114dのベースは、電流検出抵抗114bの右端に接続している。トランジスタ114dのエミッタ及び電流検出抵抗114bの左端は、可変定電流源15の電流が戻る端子に接続している。
LED駆動回路100とLED駆動回路10との主な差異は、LED駆動回路100においてスイッチ用のFET114aを第2LED列12のアノード側に配置した点、及び、プルアップ抵抗114cとトランジスタ114dからなる増幅回路を挿入した点である。増幅回路により、電流検出抵抗114bの両端間電圧が0.6V(シリコントランジスタにおけるベース−エミッタ間の順方向電圧降下)をわずかに超えただけで、FET114aのゲート電圧が下がり、FET114aはカットオフする。したがって、LED駆動回路100は、可変定電流源15の出力電流Ioを徐々に大きくしていくと、特定の電流値で第2LED列が消灯し第1LED列が点灯するような挙動を示す。
LED駆動回路100は、図7に示したLED駆動回路70を変形したものとみなすこともできる。例えば、LED駆動回路70において第2LED列2をFET71と電流検出抵抗73の間に配すれば、LED駆動回路100と同じ構成となる。すなわち、LED駆動回路70において、FET71のドレインに第2LED列のアノードを接続し、電流検出抵抗73の上端に第2LED列のカソードを接続し、FET71のドレインと抵抗74の上端を第1LED列11のアノードに接続すると、LED駆動回路100と同じ構成となる。
図13はLED駆動回路100の動作を説明するための図であり、横軸は可変定電流源15が出力する電流Io、縦軸は各部に流れる電流Iを示す。
以下、図13によりLED駆動回路100の動作を説明する。LED駆動回路100全体を流れる電流Itは、第1LED列11を流れる電流I1と第2LED列12を流れる電流I2との和である。電流Itは、可変定電流源15が出力する電流Ioと等しく、図13において、45°の傾きを有する直線となる。
図13において可変定電流源15の出力する電流Ioの値が小さい場合、すなわち暗く調光されている場合、第2LED列12にのみ電流I2が流れる(It=I2、I1=0、電流範囲Ia)。このとき可変定電流源15の電流出力端子の電圧(電流が戻ってくる端子の電圧を0Vとする。以下同様。)は、第2LED列12の閾値電圧より大きく、第1LED列11の閾値電圧より小さい。
LED列の閾値電圧とは、LED列に含まれるLEDの直列回路において全てのLEDの順方向ドロップ電圧を足し合わせたものであり、例えばLEDの順方向ドロップ電圧が全て3.2Vで直列段数が10段なら、閾値電圧は3.2(V)×10段=32(V)となる。LED駆動回路100において可変定電流源15の出力端子が安定して定電流駆動できる電圧変動幅が小さいときには、第1LED列11の直列段数と第2LED列12の直列段数の差を2〜3段程度にして閾値電圧の差を小さくしておくとよい。
電流制限回路114aは電流I2の上限値を定めている(電流領域Iaの右端)。電流I2が上限値にあるとき、電流検出抵抗114bの両端間電圧は0.6Vである。この状態からさらに電流I2を増加させるとトランジスタ114dのコレクタ−エミッタ間がオンする。この結果、FET114aがオフし、電流I2が0(A)となり第1LED列11に電流I1が流れる。この変化は急激に起こるため、図13の電流範囲Ibの間における電流I1及びI2の変化率は、図2の電流範囲Ibの間における電流I1及びI2変化率より大きい(急峻である)。
可変定電流源15の出力する電流Ioの値が上限値よりさらに大きくなる(電流範囲Ic)と、電流Itは第1LED列11に流れる電流I1となる(It=I1)。
LED駆動回路100において、例えば、第1LED列11の発光色(第1発光色)の色温度を2700K、第2LED列12の発光色(第2発光色)の色温度を1600Kに設定することができる。その場合、LED駆動回路100が明るい調光状態(電流範囲Ic)では、高い色温度で調光が行われ、暗い調光状態(電流範囲Ic)では赤味の強い色温度で調光が行われ、中間の調光状態(電流範囲Ib)をほとんど無くすことが可能となる。
LED駆動回路100ではスイッチ素子としてデプレッション型のFET114aを使用していた。しかしながら、LED駆動回路100のFET114aは、LED駆動回路10のFET14aと異なり、電流の上限値の設定にデプレッション型FET特有の閾値特性を利用していない。LED駆動回路100において、電流の上限値の設定は、電流制限抵抗114bとトランジスタ114dのベース−エミッタ間順方向電圧降下で決まる。そこで、LED駆動回路100のFTT114aを、エンハンスメント型FETやバイポーラトランジスタで置き換えることもできる。また、LED駆動回路100のトランジスタ114dは、基準電圧源とコンパレータを組み合わせたものに置き換えることもできる。
図14は、更に他のLED駆動回路110の回路図である。
図14に示すLED駆動回路110と図12に示すLED駆動回路100との差異は、LED駆動回路100における電流制限回路114が、LED駆動回路110では、電流制限回路114´に変更されている点のみである。電流制限回路114´では、図12に示す電流制限回路114の電流流検出抵抗114bを、抵抗114e、サーミスタ114f、及び抵抗114gで置き換えている。
図12に示すLED駆動回路100において、LED11a、12a及びトランジスタ11dの順方向電圧降下は、温度で変化する。したがって、LED駆動回路100では、電流範囲Ibが狭いため(図13参照)、温度変化により、高い色温度で点灯していたもの(第1LED列の点灯)が、低い色温度で点灯する(第2LED列の点灯)ようになる可能性がある。
そこで、図14に示すLED駆動回路110では、抵抗114e、サーミスタ114f、及び抵抗114gを用いて、電流検出抵抗に温度補償機能を付与している。なお、電流検出抵抗に温度補償機能を付与せずに、可変定電流源15に温度補償機能を付与するようにしても良い。しかしながら、図12に示すLED駆動回路100では、可変定電流源15と他の部分は別個独立の回路ブロックであるので、図14に示すLED駆動回路110のように、電流検出抵抗に温度補償機能を付与した方が、回路の取扱い容易である。
10、30、50、60、70、80、90、100、110 LED駆動回路
11、51、91 第1LED列
11a、12a、51a、53a、63a、85a、91a、92a、93a LED
12、92 第2LED列
14、34、54、64、65、70x、94、95、114、114´ 電流制限回路
14a、94a、95a デプレッション型FET
14b、34b、54b、64b、65b、73、94b、95b 電流検出抵抗
34c、94c、95c ソース抵抗
53 第3LED列
63、93 第4LED列
71 エンハンスメント型FET
72 バイポーラトランジスタ
74 プルアップ抵抗
85 第5LED列
111、112、113 色度座標
114f サーミスタ

Claims (11)

  1. 電流出力端子対を有する可変定電流源と、
    複数のLEDが直列接続し、第1発光色で発光する第1LED列と、
    複数のLEDが直列接続し、前記第1発光色とは異なる第2発光色で発光する第2LED列と、
    前記第1LED列を流れる電流及び前記第2LED列を流れる電流を検出する電流検出素子と、スイッチ素子を含む電流制御回路と、を有し、
    前記可変定電流源に対し前記第1LED列と前記第2LED列とが並列接続され、
    前記電流出力端子対間の電圧が第1LED列の第1閾値電圧より小さい場合には、前記第2LED列のみが発光する様に、前記第1LED列の前記第1閾値電圧が前記第2LED列の第2閾値電圧より大きくなるように設定され、
    前記電流検出素子によって検出される電流が閾値電流より大きい場合には、前記第1LED列のみが発光する様に、前記電流制御回路は前記スイッチ素子を制御して前記第2LED列を流れる電流を制限する、
    ことを特徴とするLED駆動回路。
  2. 前記可変定電流源の前記電流出力端子間の電圧が前記第1閾値電圧以上であって、前記電流検出素子によって検出された電流が前記閾値電流以下の場合に、前記第1LED列及び前記第2LED列が共に発光する、請求項1に記載のLED駆動回路。
  3. 前記可変電流源と前記第1LED列及び前記第2LED列との間に配置される第3LED列を更に有する、請求項1に記載のLED駆動回路。
  4. 前記可変定電流源に対し前記第1LED列及び前記第2LED列と並列接続された第3LED列と、
    他の電流検出素子と他のスイッチ素子を含む他の電流制限回路と、を更に有し、
    前記他の電流制限回路は、前記他の電流検出素子に流れこむ電流に基づいて、前記第3LED列を流れる電流を制限する、請求項1記載のLED駆動回路。
  5. 第3LED列を更に有し、
    前記第3LED列のアノードが前記電流出力端子対の電流を出力する端子に接続され、前記第3LED列のカソードが前記電流出力端子対の電流が帰還する端子に接続される、請求項1に記載のLED駆動回路。
  6. 前記スイッチ素子の電流出力端子と前記電流検出素子の間に配置された出力抵抗を更に有する、請求項1〜5の何れか一項に記載のLED駆動回路。
  7. 前記スイッチ素子がデプレッション型FETである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のLED駆動回路。
  8. 前記電流制限回路がバイポーラトランジスタを含み、前記バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に前記電流検出素子が接続され、前記バイポーラトランジスタのコレクタから出力される電圧で前記スイッチ素子が制御される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のLED駆動回路。
  9. 前記スイッチ素子がエンハンスメント型FETである、請求項8に記載のLED駆動回路。
  10. 前記電流検出素子がサーミスタを含む、請求項8又は9に記載のLED駆動回路。
  11. CIE表色系において、前記第2LED列の発光色を示す第2色度座標は、前記第1LED列の発光色を示す第1色度座標前記第3LED列の発光色を示す第3色度座標の間に配置され、前記第2色度座標を経由して前記第1色度座標から前記第3色度座標を結ぶ折れ線が黒体輻射軌跡に沿うように配置されている、請求項4に記載のLED駆動回路。
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