JP6481107B2 - ブラシレスdcモータの駆動回路及び方法 - Google Patents
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Description
まず、図4に示すモータ駆動回路のノイズ低減装置の場合、コモンモードノイズ低減装置を適用したモータ駆動回路図である。実施例1のモータ駆動回路は、電源1、電力変換装置であるインバータ(電力変換装置)2、インバータ2により駆動される電動モータ(負荷である以下モータと記す。)3及びコモンモードノイズ低減装置4を備える。
電源1は、車両の強電バッテリである。なお、実施例1の車両は、電動車両またはハイブリッド車両とし、電源1は、車両後方側に配置されている。
モータ3は、駆動輪である前輪を駆動するためのモータ・ジェネレータであり、車両前方側に配置されている。
Yコンデンサ8は、コモンモード電流のループ経路を短くするためのBMIフィルタであり、2つのコンデンサ素子8a,8bを備える。Yコンデンサ8は、一対の給電ライン5a,5bとYコンデンサ駆動回路9を介して終端が接地(モータ3の筐体3aに接続)された中間接地線8cの始端とをそれぞれコンデンサ素子8a,8bを介してY字型に接続したものである。
すなわち、ブラシレスDCモータを駆動するため筐体に設けられたモータ駆動回路部と、前記モータ駆動回路部に接続された電源回路部と、前記電源回路部に設けられた第1、第2及び第3電源と、前記第1電源に一端が接続されると共に他端が回路上のグランドに接続されたノイズ除去用の第1コンデンサと、前記第2電源に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランドに接続されたノイズ除去用の第2コンデンサと、前記第3電源に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランドに接続されたノイズ除去用の第3コンデンサと、前記回路上のグランドと前記筐体との間に設けられ前記第1、第2及び第3コンデンサに対して直列接続された第4コンデンサと、を備え、前記第4コンデンサの第2容量は前記第1、第2及び第3コンデンサの第1容量よりも小さく、かつ、前記第4コンデンサの第2耐電圧は前記第1、第2及び第3コンデンサの第1耐電圧より高電圧で、耐電圧試験時に前記電源回路部に供給される試験用電圧は、互いに直列接続された第1、第2及び第3コンデンサと第4コンデンサとにより分圧されることにより、電源ラインにおけるノイズ対策が達成できると共に、耐電圧試験すなわち絶縁耐圧試験時における印加電圧は分圧される第4コンデンサ側に高電圧がかかり、最小数のコンデンサによって、ノイズ対策と耐電圧試験の両方に有効となる電源回路部を得ることができる。
また、並列接続された各第1、第2及び第3コンデンサに対して1個のみの第4コンデンサが直列で筐体に共通接続されているため、各第1、第2及び第3コンデンサ毎に第4コンデンサを接続する必要がなく、電源回路部の簡略化に寄与することができる。
尚、図4で示された従来構成と同一部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、電源回路部であり、この電源回路部1には周知の3相のモータ駆動回路部20が接続され、前述の電源回路部1とモータ駆動回路部20とによってブラシレスDCモータ3を駆動するためのモータ駆動回路21が構成されている。
前記筐体23は、前記ブラシレスDCモータ3のモータカバー3aを用いるか、又は、前述のシャーシ等を用い、ブラシレスDCモータ3に内臓又は一体構成として製品化されることが一般的である。
前記各電源CW1,CCW1及びGNDは、第1〜第5インダクタL1,L2及びL3を経由すると共に、前記回路上のグランドFGCに接地されたノイズ除去用のYコンデンサからなる第1、第2、第3コンデンサ8a,8b,8cに接続された後に前記モータ駆動回路部20に供給されている。
すなわち、前記各電源CW1,CCW1及びGNDである図示しないリード線とシャーシ(又はケース)間にAC1500Vrmsを印加した時の漏れ電流を2mA以下にしなければならないと云う規定に合格する必要がある。
この場合、各第1〜第3コンデンサ8a〜8cに各第4コンデンサ9を接続すると、3個の第4コンデンサ9が必要となるため、各第1〜第3コンデンサ8a〜8cを図2のように、各一端を前記回路上のグランドFGCに共通接続し、この回路上のグランドFGCに接続した第4コンデンサ9を筐体のグランドCGに接地している。
すなわち、ブラシレスDCモータ3を駆動するため筐体23に設けられたモータ駆動回路部20と、前記モータ駆動回路部20に接続された電源回路部1と、前記電源回路部1に設けられた第1、第2及び第3電源CW1,CCW1,GNDと、前記第1電源CW1に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランドFGCに接続されたノイズ除去用の第1コンデンサ8aと、前記第2電源CCW1に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランドFGCに接続されたノイズ除去用の第2コンデンサ8bと、前記第3電源GNDに一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランドFGCに接続されたノイズ除去用の第3コンデンサ8cと、前記回路上のグランドFGCと前記筐体23との間に設けられ前記第1、第2及び第3コンデンサ8a〜8cに対して直列接続された第4コンデンサ9と、を備え、前記第4コンデンサ9の第2容量は前記第1、第2及び第3コンデンサ8a〜8cの第1容量よりも小さく、かつ、前記第4コンデンサ9の第2耐電圧は前記第1、第2及び第3コンデンサ8a〜8cの第1耐電圧より高電圧で、耐電圧試験時に前記電源回路部1に供給される試験用電圧E0は、互いに直列接続された前記第1、第2及び第3コンデンサ8a〜8cと前記第4コンデンサ9とにより分圧されることを特徴とするブラシレスDCモータの駆動回路及び方法である。
3 ブラシレスDCモータ
3a モータカバー
8a〜8c 第1〜第3コンデンサ
9 第4コンデンサ
20 モータ駆動回路部
21 モータ駆動回路
22 回路基板
23 筐体
CW1 第1電源
CCW1 第2電源
GND 第3電源
E0 試験用電圧
FGC 回路上のグランド
CG 筐体のグランド
Claims (2)
- ブラシレスDCモータ(3)を駆動するため筐体(23)に設けられたモータ駆動回路部(20)と、
前記モータ駆動回路部(20)に接続された電源回路部(1)と、
前記電源回路部(1)に設けられた第1、第2及び第3電源(CW1,CCW1,GND)と、
前記第1電源(CW1)に一端が接続されると共に他端が回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第1コンデンサ(8a)と、
前記第2電源(CCW1)に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第2コンデンサ(8b)と、
前記第3電源(GND)に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第3コンデンサ(8c)と、
前記回路上のグランド(FGC)と前記筐体(23)との間に設けられ前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)に対して直列接続された第4コンデンサ(9)と、を備え、
前記第4コンデンサ(9)の第2容量は前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)の第1容量よりも小さく、かつ、前記第4コンデンサ(9)の第2耐電圧は前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)の第1耐電圧より高電圧で、耐電圧試験時に前記電源回路部(1)に供給される試験用電圧(E0)は、互いに直列接続された前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)と前記第4コンデンサ(9)とにより分圧されることを特徴とするブラシレスDCモータの駆動回路。 - ブラシレスDCモータ(3)を駆動するため筐体(23)に設けられたモータ駆動回路部(20)と、
前記モータ駆動回路部(20)に接続された電源回路部(1)と、
前記電源回路部(1)に設けられた第1、第2及び第3電源(CW1,CCW1,GND)と、
前記第1電源(CW1)に一端が接続されると共に他端が回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第1コンデンサ(8a)と、
前記第2電源(CCW1)に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第2コンデンサ(8b)と、
前記第3電源(GND)に一端が接続されると共に他端が前記回路上のグランド(FGC)に接続されたノイズ除去用の第3コンデンサ(8c)と、
前記回路上のグランド(FGC)と前記筐体(23)との間に設けられ前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)に対して直列接続された第4コンデンサ(9)と、を用い、
前記第4コンデンサ(9)の第2容量は前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)の第1容量よりも小さく、かつ、前記第4コンデンサ(9)の第2耐電圧は前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)の第1耐電圧より高電圧で、耐電圧試験時に前記電源回路部(1)に供給される試験用電圧(E0)は、互いに直列接続された前記第1、第2及び第3コンデンサ(8a,8b,8c)と前記第4コンデンサ(9)とにより分圧されることを特徴とするブラシレスDCモータの駆動方法。
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