JP6480223B2 - 印字ユニット及びプリンタ - Google Patents
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Description
一方で、サーマルヘッドはヘッドフレームに設けられた規制部により、プラテンローラ側への回動が規制されており、プリンタカバーの開位置においてヘッドフレームに対する位置決めが行われている。
また、ヘッドフレームに対して着脱可能なカッター機構を取り外すだけで、ヘッドブロックの交換作業を行うことができるので、交換作業の効率化及び低コスト化を図ることができる。しかも、ロック部が既存のカッター機構に配設されているため、ロック部を設けるのに伴う部品点数の増加を抑制できる。
この構成によれば、ヘッドブロックをプラテンローラ側に向けて取り外すことができるので、上述したようにヘッドフレーム内のヘッドブロックに対してプラテンローラ側とは反対側に設定されるヘッドブロックの交換スペースを、最小限に抑えることができる。
この構成によれば、ロック部がカッター機構の着脱方向に沿って延設されているため、カッター機構の着脱動作に伴いロック部とヘッドブロックとの係止及び係止の解除が切り替えられることになる。そのため、操作性をさらに向上させることができる。
この構成においても、カッター機構をヘッドフレームから取り外し、ロック部とヘッドブロックとの係止を解除することで、ヘッドブロックのプラテンローラ側への回動の制限が解除されるので、上述した発明と同様の作用効果を得ることができる。
この構成によれば、例えば回動軸がヘッドブロックの貫通孔内に挿入されている場合等と異なり、収容凹部から回動軸が離脱する方向にヘッドブロックを移動させるだけで、ヘッドブロックと回動軸との連結を簡単に解除できる。これにより、操作性をさらに向上させることができる。
この構成によれば、上述した印字ユニットを備えているため、小型化及び設計の自由度の向上を図った上で、優れた操作性を具備させることができる。
《第1実施形態》
[サーマルプリンタ]
図1、図2は、サーマルプリンタ1の断面図であって、図1はプリンタカバー6の開位置を示し、図2はプリンタカバー6の閉位置(装着位置)を示す。なお、本実施形態では、図1に示す例において、紙面上下方向を単に上下方向L1、紙面に直交する方向を左右方向L2、上下方向L1及び左右方向L2に直交する方向を前後方向L3として説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、互いに分離可能に組み合わされるプラテンユニット2及びヘッドユニット3を有する印字ユニット9と、印字ユニット9が組み込まれるとともに、記録紙Pが巻回されたロール紙Rを収容するケーシング4と、を備えている。
プリンタカバー6は、ヒンジ部7を介してケーシング本体5に回動可能に連結されている。また、図2に示すように、プリンタカバー6の閉位置において、ロール紙収容部5aの開口縁と、プリンタカバー6の先端部と、の間には、記録紙Pを外部(上方)に排出する排出口8が形成されている。
一方、ヘッドユニット3は、例えばサーマルヘッド12及び可動刃(カッター機構)11が主に組み込まれたユニットであって、ケーシング本体5に組み付けられている。図示の例において、ヘッドユニット3は、ロール紙収容部5aに隣接して配設された内部プレート5b上に、サーマルヘッド12をロール紙収容部5a側に向けた状態で固定されている。
図3は印字ユニット9の側面図であり、図4は印字ユニット9の分解斜視図である。図5は印字ユニット9の断面図である。
図3〜図5に示すように、プラテンユニット2は、上述したプラテンローラ10及び固定刃13と、これらプラテンローラ10及び固定刃13を支持するプラテンフレーム21と、プラテンフレーム21を支持するサブフレーム22と、を備えている。
各軸支持部24における前後方向L3の一端部(前端部)には、プラテンローラ10の後述する軸受29が保持されている。また、各軸支持部24のうち、左右方向L2の一端側に位置する軸支持部24の下端部には、左右方向L2の外側に向けて突出する突出片26が形成されている。
また、プラテン軸27の他端部(プラテン軸27のうち、左右方向L2における他端側の軸受29よりも外側に位置する部分)には、プラテン用歯車31が装着されている(図4参照)。このプラテン用歯車31は、プラテンユニット2とヘッドユニット3とが組み合わされたとき、ヘッドユニット3側の後述するプラテン駆動用歯車52(図4参照)に噛合して、プラテンローラ10に回転力を伝達する。これにより、プラテンローラ10と、サーマルヘッド12と、の間で記録紙Pを挟み込みながら紙送りすることが可能とされている。
各側壁部33の前端部には、プラテンローラ10の各軸受29が各別に遊挿されている。
図3〜図5に示すように、ヘッドユニット3は、上述したサーマルヘッド12を有するヘッドブロック38及び可動刃11と、これらヘッドブロック38及び可動刃11を着脱可能に支持するヘッドフレーム41と、を備えている。
側壁部42には、プラテンローラ10の軸受29が各別に係合される係合凹部44が形成されている。これら係合凹部44は、上方に向けて開口するとともに、前後方向L3に沿う幅が下方に向かうに従い漸次縮小している。また、係合凹部44の内周縁には、閉位置において、プラテンローラ10の軸受29に上方から係合するストッパ部45が、前方に向けて突設されている。
図4〜図6に示すように、ヘッドブロック38は、ヘッドフレーム41に配設された回動軸54に回動可能に支持されたヘッドサポート55と、ヘッドサポート55に固定された上述したサーマルヘッド12と、を備えている。なお、回動軸54は、左右方向L2に沿って延設されるとともに、その両端部がヘッドフレーム41の各側壁部42に各別に支持されている。
駆動機構73は、可動刃フレーム71上に搭載された正逆転可能なカッター用モータや、カッター用モータ及び可動刃本体72間に接続される輪列機構等を有している。そして、可動刃本体72は、カッター用モータの駆動力が輪列機構を介して伝達されることで、スライド移動する。
次に、上述したサーマルプリンタ1の作動について説明する。図7〜図11は、ヘッドブロック38の着脱動作を説明するための説明図であって、ヘッドユニット3の部分断面図である。なお、以下の説明では、両ユニット2,3を分離した後、ヘッドブロック38を取り外す場合の動作を主に説明する。
まず、プリンタカバー6の開位置とする。具体的に、ケーシング本体5に設けられた図示しないレバー部材を操作すると、レバー部材の操作に連動して、解除レバー77が回動軸54周りに回動する。すると、解除レバー77が突出片26を介してプラテンユニット2を上方に向けて押し上げる。
以上により、ヘッドユニット3からヘッドブロック38が取り外される。
以上により、ヘッドブロック38を交換することができる。
この構成によれば、可動刃11をヘッドフレーム41から取り外すことで、ロック部75によるヘッドブロック38の後方への回動規制を解除できるので、ヘッドブロック38の交換作業時においてヘッドブロック38を後方に向けて引き抜くことができる。この場合、ヘッドフレーム41内のヘッドブロック38に対して前方に設定されるヘッドブロック38の交換スペースを、最小限に抑えることができる。そのため、ヘッドブロック38に対して前方のスペースに部品を配置できる等、ヘッドフレーム41内での設計の自由度を向上させ、製品の小型化を図ることができる。
この構成によれば、例えば回動軸54がヘッドブロック38の貫通孔内に挿入されている場合等と異なり、収容凹部61から回動軸54が離脱する方向にヘッドブロック38を移動させるだけで、ヘッドブロック38と回動軸54との連結を簡単に解除できる。これにより、操作性をさらに向上させることができる。
なお、上述した実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して、その説明を省略する。また、この実施形態では、上述した実施形態との差異を分かり易く説明するために、上述した実施形態と同一の部材については図示していないが、当然それらの部材も具備している。
以上により、ヘッドフレーム41Aからヘッドブロック38Aが取り外される。
2 プラテンユニット
3 ヘッドユニット
5a ロール紙収容部(記録紙収容部)
9 印字ユニット
10 プラテンローラ
11 可動刃(カッター機構)
12 サーマルヘッド
38 ヘッドブロック
41 ヘッドフレーム
54 回動軸
61 収容凹部
62 スリット
64 ヘッド付勢部材(付勢部材)
75 ロック部
81 係合凹部
82 ロック部
Claims (6)
- サーマルヘッドが配設されたヘッドブロックを有するヘッドユニットと、
記録紙を紙送りするプラテンローラを有し、前記ヘッドユニットに分離可能に組み合わされるプラテンユニットと、を備えた印字ユニットにおいて、
前記ヘッドユニットは、
前記ヘッドブロックが着脱可能に取り付けられるとともに、前記プラテンローラに接近離間する方向に前記ヘッドブロックを回動可能に支持するヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームと前記ヘッドブロックとの間に介在し、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢する付勢部材と、
前記ヘッドフレームに着脱可能に取り付けられたカッター機構と、を備え、
前記カッター機構は、前記ヘッドブロックに係止されるとともに、前記ヘッドブロックの前記プラテンローラ側への回動を制限するロック部を有することを特徴とする印字ユニット。 - 前記ヘッドブロックは、前記カッター機構が前記ヘッドフレームから取り外された状態で、前記プラテンローラ側に向けて取り外し可能とされている請求項1に記載の印字ユニット。
- 前記ロック部は、前記カッター機構の着脱方向に沿って延設され、
前記ヘッドブロックは、前記カッター機構の着脱方向に沿って前記ロック部が遊挿されるスリットを有する請求項1または2に記載の印字ユニット。 - サーマルヘッドが配設されたヘッドブロックを有するヘッドユニットと、
記録紙を紙送りするプラテンローラを有し、前記ヘッドユニットに分離可能に組み合わされるプラテンユニットと、を備えた印字ユニットにおいて、
前記ヘッドユニットは、
前記ヘッドブロックが着脱可能に取り付けられるとともに、前記プラテンローラに接近離間する方向に前記ヘッドブロックを回動可能に支持するヘッドフレームと、
前記ヘッドフレームと前記ヘッドブロックとの間に介在し、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに向けて付勢する付勢部材と、
前記ヘッドフレームに着脱可能に取り付けられたカッター機構と、を備え、
前記ヘッドフレームは、前記ヘッドブロックに形成された係合凹部に遊挿されるとともに、前記ヘッドブロックの前記プラテンローラ側への回動を制限するロック部を有し、かつ、
前記ヘッドブロックは、前記カッター機構が前記ヘッドフレームから取り外された状態で、前記カッター機構が取り外されたことにより生じた開放スペースに引き上げられることにより、前記係合凹部と前記ロック部との係合が解除され、前記プラテンローラが前記ヘッドユニットから分離されたことにより生じた開放スペースを介して前記ヘッドフレームから取り外し可能とされていることを特徴とする印字ユニット。 - 前記ヘッドブロックは、前記プラテンローラ側に向けて開放されるとともに、前記ヘッドフレームの回動軸を収容する収容凹部を有する請求項1ないし4の何れか1項に記載の印字ユニット。
- 請求項1ないし5の何れか1項に記載の印字ユニットを有するプリンタにおいて、
記録紙を収容する記録紙収容部を有するケーシング本体側に前記ヘッドユニットが組み付けられ、
ヒンジ部を介して前記ケーシング本体に回動可能に連結され、前記記録紙収容部を開閉するプリンタカバー側に、前記プラテンユニットが組み付けられていることを特徴とするプリンタ。
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