JP6479564B2 - データ処理装置並びにこれを用いた構造物及び発電装置 - Google Patents

データ処理装置並びにこれを用いた構造物及び発電装置 Download PDF

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Description

本発明は、不揮発ロジックを有するデータ処理装置、並びに、これを用いた構造物及び発電装置に関する。
近年、不揮発ロジックの開発が進んでいる。不揮発ロジックは、電力供給が遮断された後もデータを保持し、電力供給が再開されたときに電力供給が遮断された直前の状態からデータ処理を再開できる論理演算回路である。
不揮発ロジックは種々の装置において利用されている。例えば、特許文献1では、電源の投入回数をカウントするカウンタにおいて不揮発ロジックを利用している。
特開2014−75696号公報
しかしながら、特許文献1では、不揮発ロジックが論理演算によって電源の投入回数(スカラー量)を求めているだけであり、電源に関するベクトル量のデータを生成することができなかった。電源に関するベクトル量のデータを生成することができれば、電源に関する多種多様な解析の可能性が拡がり不揮発ロジックの応用範囲が拡がることが期待できる。
本発明は、上記の状況に鑑み、電源に関するベクトル量のデータを生成することができるデータ処理装置並びにこれを用いた構造物及び発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るデータ処理装置は、複数の電源と、前記複数の電源から出力される電力を用いて駆動する不揮発ロジックと、前記複数の電源の出力状態をそれぞれ検知する複数の検知部と、を有し、前記不揮発ロジックは、前記複数の検知部の検知結果に応じたデータ処理を実行する構成(第1の構成)とされている。
また、上記第1の構成から成るデータ処理装置において、前記不揮発ロジックは、論理演算部と、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、データ制御部とを備え、前記不揮発ロジックが駆動していない状態から前記不揮発ロジックへの電力供給によって前記不揮発ロジックが駆動している状態に切り替わった後に前記データ制御部は前記不揮発性記憶部から読み出したデータを前記揮発性記憶部に書き込み、前記論理演算部は前記データ処理を実行して前記揮発性記憶部に書き込まれているデータを更新し、更新されて前記揮発性記憶部に書き込まれているデータを前記データ制御部は前記揮発性記憶部から読み出して前記不揮発性記憶部に書き込む構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成るデータ処理装置において、前記複数の電源の少なくとも一つが外部エネルギーを電気に変換する発電素子である構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成るデータ処理装置において、前記複数の電源の少なくとも二つが圧電素子であり、少なくとも二つの前記圧電素子の各圧電軸が異なる方向になるように少なくとも二つの前記圧電素子が配置されている構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第3または第4の構成から成るデータ処理装置において、前記複数の電源から出力される電力を安定化された直流電力に変換し前記安定化された直流電力を前記不揮発ロジックに供給する電力変換部を有する構成(第5の構成)にするとよい。
また、本発明に係る構造物は、前記複数の電源の全てが前記発電素子である上記第3〜第5のいずれかの構成から成るデータ処理装置と、外部機器から電力の供給を受けて動作し前記不揮発ロジックのデータ処理結果を前記外部機器に送信する送信部と、を有する構成(第6の構成)とされている。
また、上記第6の構成から成る構造物において、前記送信部は、前記外部機器と近距離無線通信を行う無線通信部であり、前記外部機器から前記近距離無線通信によって電力の供給を受けて動作する構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る構造物において、前記送信部に電力を供給する充電池を備え、前記充電池は前記複数の電源から出力される電力の一部によって充電される構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第8の構成から成る構造物において、前記不揮発ロジックは、前記不揮発ロジックのデータ処理結果が所定の結果である場合に警告を示すデータを生成して前記送信部に出力し、前記送信部は前記不揮発ロジックから前記警告を示すデータを受け取ると前記外部機器に警告信号を送信する構成(第9の構成)にするとよい。
また、本発明に係る発電装置は、上記第3の構成から成るデータ処理装置と、外部機器から電力の供給を受けて動作し前記不揮発ロジックのデータ処理結果を前記外部機器に送信する送信部と、を備え、前記複数の電源それぞれが太陽電池である構成(第10の構成)とされている。
本発明によれば、データ処理によって生成されるデータに複数の電源間における出力状態の差異がどのように推移するかを反映させることができるので、電源に関するベクトル量のデータを生成することができるデータ処理装置並びにこれを用いた構造物及び発電装置を提供することができる。
第1実施形態のデータ処理装置を示す図 不揮発ロジックの一構成例を示す図 不揮発性記憶ゲートの一構成例を示す図 不揮発ロジックの模式的なレイアウトパターン構成例を示す図 不揮発性記憶ゲートの他の構成例を示す図 第1実施形態のデータ処理装置の動作例を説明するためのタイムチャート 第2実施形態のデータ処理装置を示す図 発電素子の一配置例を示す図 発電素子の他の配置例を示す図 送信システムの一構成例を示す図 送信システムの他の構成例を示す図 橋の外観図 太陽光発電装置を示す図
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のデータ処理装置を示す図である。図1に示すデータ処理装置100は、発電素子1A〜1Cと、逆流防止ダイオード2A〜2C及び5A〜5Cと、LDO(Low Drop Out)と呼ばれる低飽和レギュレータ3と、不揮発ロジック4と、レベルシフタ6A〜6Cと、を備える。発電素子としては、例えば、太陽光を電気に変換する太陽電池、2枚の圧電板を貼り合わせた構造であって加えられた力を電気に変換するバイモルフなどを挙げることができる。
なお、本実施形態や後述する他の実施形態では、説明を簡単にするために、逆流防止ダイオードの順方向電圧や接続経路における損失などは零とみなす。
発電素子1A〜1Cはそれぞれ外部エネルギーを受け取ったときにその外部エネルギーを電気に変換する。発電素子1A〜1Cの各出力端は逆流防止ダイオード2A〜2Cの各アノードに接続されている。逆流防止ダイオード2A〜2Cの各カソードは低飽和レギュレータ3の入力端に共通接続されている。
したがって、発電素子1A〜1Cの各出力電圧を合成した電圧(発電素子1A〜1Cの各出力電圧のうち最も大きい電圧)である電圧V1が低飽和レギュレータ3の入力端に供給される。また、逆流防止ダイオード2A〜2Cが設けられているので、低飽和レギュレータ3の入力端から出力電圧が電圧V1より小さい発電素子に向かって電流が流れることはない。
低飽和レギュレータ3は、入力端に供給された電圧V1を降圧して、安定化した直流電圧(目標電圧と同一値又は略同一値の直流電圧)に変換し、その安定化した直流電圧を出力端から出力する。しかしながら、電圧V1が小さいときは上記の降圧によるレギュレーティングが行えないので、低飽和レギュレータ3の出力電圧V2は零となる。なお、安定化した直流電圧から零への移行時または零から安定化した直流電圧への移行時には、低飽和レギュレータ3の出力電圧V2は過渡的な値をとる。低飽和レギュレータ3の出力端は不揮発ロジック4の電源端及びレベルシフタ6A〜6Cの各電源端に接続されている。また、不揮発ロジック4の接地端及びレベルシフタ6A〜6Cの各接地端は接地電位に保持されている。
これにより、低飽和レギュレータ3が安定化した直流電圧を出力している場合に、不揮発ロジック4及びレベルシフタ6A〜6Cはそれぞれ電圧V2と接地電位との差を電源電圧として用いて駆動する。
レベルシフタ6A〜6Cはそれぞれ、入力端に供給された電圧が閾値以上であれば電源端に供給された安定化した直流電圧と同一レベル(以下、Highレベルともいう)の電圧を出力端から出力し、入力端に供給された電圧が閾値未満であれば接地電位と同一レベル(以下、Lowレベルともいう)の電圧を出力端から出力する。また、発電素子1A〜1Cの各出力端が逆流防止ダイオード5A〜5Cそれぞれを経由してレベルシフタ6A〜6Cの各入力端に接続されている。そして、レベルシフタ6A〜6Cの各出力端は不揮発ロジック4の各データ入力端にそれぞれ接続されている。
したがって、発電素子1Aの出力電圧V3が閾値以上であればレベルシフタ6AはHighレベルの電圧V4を不揮発ロジック4に出力し、発電素子1Aの出力電圧V3が閾値未満であればレベルシフタ6AはLowレベルの電圧V4を不揮発ロジック4に出力する。すなわち、レベルシフタ6Aは発電素子1Aの出力電圧V3が閾値であるか否かを検知し、その検知結果を不揮発ロジック4に出力している。なお、HighレベルからLowレベルへの移行時またはLowレベルからHighレベルへの移行時には、レベルシフタ6Aの出力電圧V4は過渡的な値をとる。
同様に、レベルシフタ6Bは発電素子1Bの出力電圧V5が閾値であるか否かを検知し、その検知結果を不揮発ロジック4に出力しており、レベルシフタ6Cは発電素子1Cの出力電圧V7が閾値であるか否かを検知し、その検知結果を不揮発ロジック4に出力している。
また、逆流防止ダイオード5A〜5Cが設けられているので、レベルシフタ内において電源端と入力端が短絡したとしてもレベルシフタの入力端から出力電圧が上記の安定化した直流電圧より小さい発電素子に向かって電流が流れることはない。
図2Aは、不揮発ロジック4の一構成例を示す図である。不揮発ロジック4は、論理演算部41と、揮発性記憶部42と、不揮発性記憶部43と、データ制御部44と、を備えている。不揮発性記憶部43は、例えば、強誘電体素子、フローティングゲートMOSトランジスタ、磁気抵抗効果素子、相変化素子のいずれかを有し、これらいずれかの素子によってデータを不揮発的に記憶する構成とすることができる。
論理演算部41は、レベルシフタ6A〜6Cの各出力電圧を用いた論理演算、即ちレベルシフタ6A〜6Cの各出力電圧に応じたデータ処理を行う。
揮発性記憶部42に書き込まれているデータは論理演算部41の論理演算結果(データ処理結果)によって更新される。
データ制御部44は、揮発性記憶部42から読み出したデータを不揮発性記憶部43に書き込むことができるとともに、不揮発性記憶部43から読み出したデータを揮発性記憶部42に書き込むことができる。また、データ制御部44は、外部からの命令に従って揮発性記憶部42を制御して、揮発性記憶部42に書き込まれているデータを揮発性記憶部42から外部出力させることができる。
揮発性記憶部42と、不揮発性記憶部43と、データ制御部44とによって構成される不揮発性記憶ゲート45の一構成例を図2Bに示す。図2Bに示す構成例において、不揮発性記憶ゲート45は、第1および第2の不揮発性記憶部431,432と、第1の不揮発性記憶部431に隣接して配置され、第1の不揮発性記憶部431 へのデータ書込みおよび第1の不揮発性記憶部431からのデータ読出しのための外部制御信号を受信する第1のデータインタフェース制御部441と、第2の不揮発性記憶部432に隣接して配置され、第2の不揮発性記憶部432へのデータ書込みおよび第2の不揮発性記憶部432からのデータ読出しのための外部制御信号を受信する第2のデータインタフェース制御部442と、第1および第2のデータインタフェース制御部44に隣接して配置され、データ入力端子からデータ入力信号D、クロック入力端子からクロック信号CLKを受信し、データ出力端子からデータ出力信号Qを出力する揮発性記憶部42とを備える。
なお、図2Aにおける「外部からの命令」は、図2Bに示すFRST,E1,E2,PL1,PL2に相当する。
第1の不揮発性記憶部431は、MOSトランジスタQ1a,Q1bと、強誘電体キャパシタ51a,51bとを備え、第2の不揮発性記憶部432は、MOSトランジスタQ2a,Q2bと、強誘電体キャパシタ52a,52bとを備える。
揮発性記憶部42は、インバータ58,60,64,70,72,74と、パススイッチ62,66,68を備える。
第1のデータインタフェース制御部441は、インバータ76と、パススイッチ78とマルチプレクサ54を備え、第2のデータインタフェース制御部442は、インバータ80と、パススイッチ82とマルチプレクサ56を備える。
インバータ58の入力端は、データ入力信号Dの印加端に接続されている。インバータ58の出力端は、インバータ60の入力端に接続されている。インバータ60の出力端は、パススイッチ66を介して、マルチプレクサ54の第1入力端(1)に接続されている。さらに、インバータ60の出力端は、インバータ64の入力端に接続され、インバータ64の出力端は、パススイッチ62を介してインバータ60の入力端に接続されている。
マルチプレクサ54の出力端は、インバータ72の入力端に接続されている。インバータ72の出力端は、インバータ74の入力端に接続されている。インバータ74の出力端は、データ出力信号Qの引出端に接続されている。また、インバータ72の出力端は、マルチプレクサ56の第1入力端(1)に接続されている。マルチプレクサ56の出力端は、インバータ70の入力端に接続されている。インバータ70の出力端は、パススイッチ68を介して、マルチプレクサ54の第1入力端(1)に接続されている。
このように、不揮発性記憶ゲート45は、図2Bに示すように、ループ状に接続された2つの論理ゲート(図2Bではインバータ72,70)を用いて、入力されたデータ入力信号Dを保持するループ構造部LOOP(図中の54,72,56,70で囲まれた部分)を有する揮発性記憶部42を備える。揮発性記憶部42は、さらにインバータ60、64によるループを有している。
インバータ76の入力端はマルチプレクサ54の第1入力端(1)に接続されている。より詳細には、インバータ76の入力端には、パススイッチ66を介してインバータ60の出力端が接続されるか、またはパススイッチ68を介してインバータ70の出力端が接続される。インバータ76の出力端は、パススイッチ78を介して、マルチプレクサ56の第2入力端(0)に接続されている。
インバータ80の入力端は、マルチプレクサ56の第1入力端(1)に接続されている。より詳細には、インバータ80の入力端には、インバータ72の出力端が接続される。インバータ80の出力端は、パススイッチ82を介して、マルチプレクサ54の第2入力端(0)に接続されている。
強誘電体キャパシタ51aの正極端は、第1プレートラインに接続され、強誘電体素子駆動用信号PL1が供給される。強誘電体キャパシタ51aの負極端は、マルチプレクサ56の第2入力端(0)に接続されている。強誘電体キャパシタ51aの両端間には、MOSトランジスタQ1aが接続されている。MOSトランジスタQ1aのゲートは、強誘電体素子両端短絡信号FRSTの印加端に接続されている。
強誘電体キャパシタ51bの正極端は、マルチプレクサ56の第2入力端(0)に接続されている。強誘電体キャパシタ51bの負極端は、第2プレートラインに接続され、強誘電体素子駆動用信号PL2が供給される。強誘電体キャパシタ51bの両端間には、MOSトランジスタQ1bが接続されている。MOSトランジスタQ1bのゲートは、強誘電体素子両端短絡信号FRSTの印加端に接続されている。
強誘電体キャパシタ52aの正極端は、第1プレートラインに接続され、強誘電体素子駆動用信号PL1が供給される。強誘電体キャパシタ52aの負極端は、マルチプレクサ54の第2入力端(0)に接続されている。強誘電体キャパシタ52aの両端間には、MOSトランジスタQ2aが接続されている。MOSトランジスタQ2aのゲートは、強誘電体素子両端短絡信号FRSTの印加端に接続されている。
強誘電体キャパシタ52bの正極端は、マルチプレクサ54の第2入力端(0)に接続されている。強誘電体キャパシタ52bの負極端は、第2プレートラインに接続され、強誘電体素子駆動用信号PL2が供給される。強誘電体キャパシタ52bの両端間には、MOSトランジスタQ2bが接続されている。MOSトランジスタQ2bのゲートは、強誘電体素子両端短絡信号FRSTの印加端に接続されている。
なお、上記した構成要素のうち、パススイッチ62,66は、クロック信号CLKに応じてオン/オフされ、トライステートインバータ58およびパススイッチ68は、反転クロック信号CLKB(クロック信号CLKの論理反転信号)に応じてオン/オフされる。トライステートインバータ58とパススイッチ62は互いに排他的(相補的)にオン/オフされる。また、パススイッチ66とパススイッチ68は互いに排他的(相補的)にオン/オフされる。一方、パススイッチ78,82は、いずれも強誘電体素子書込み信号E1に応じてオン/オフされる。また、マルチプレクサ54,56は、いずれも通常動作信号E2に応じてその信号経路が切り換えられる。
本実施形態においては、図2Cに示すように、不揮発ロジック4のレイアウトパターンにおいて、論理演算部41と不揮発性記憶ゲート45のセルピッチLCPが等しい。また、論理演算部41と不揮発性記憶ゲート45に用いられる電源ライン(VVDD1)26と接地ライン(VGND1)28の線幅が等しい。すなわち、図2Cに示すように、論理演算部41と不揮発性記憶ゲート45は、セルピッチLCPが等しくなるように、電源ライン26と接地ライン28の間に配置され、しかも電源ライン26と接地ライン28の線幅が等しいことによって、不揮発性記憶ゲート45を使用する際、論理演算部41と同一の配置が可能となる。ここで、論理演算部41としては、例えばインバータINV、NANDゲート、NORゲートなどが含まれる。
不揮発性記憶ゲート45の他の構成例を図2Dに示す。図2Dに示す構成例において、不揮発性記憶ゲート45は、揮発性記憶部42に対応するループ構造部LOOPと、不揮発性記憶部43に対応する不揮発性記憶部NVMと、データ制御部44に対応する回路分離部SEPを有するほか、さらに、セット/リセット制御部SRCと、クロックパルス制御部CPCと、テスト回路部TESTと、を有しており、セット/リセット機能を備えたDフリップフロップ(レジスタ)として機能する。
ループ構造部LOOPは、否定論理積演算器NAND1〜NAND4と、パススイッチSW1、SW2、SW5、SW6と、インバータINV5及びINV5’と、3ステートインバータINV8及びINV8’と、を有する。
インバータINV8の入力端は、データDの入力端に接続されている。インバータINV8’の入力端は、スキャンデータSDの入力端に接続されている。インバータINV8及びINV8’の出力端は、いずれもパススイッチSW6を介して、否定論理積演算器NAND1の第1入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND1の第2入力端は、内部セット信号SNLの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND1の出力端は、否定論理積演算器NAND2の第1入力端に接続される一方、パススイッチSW1を介して、否定論理積演算器NAND4の第1入力端にも接続されている。否定論理積演算器NAND2の第2入力端は、内部リセット信号RNLの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND2の出力端は、パススイッチSW5を介して、否定論理積演算器NAND1の第1入力端に接続されている。
否定論理積演算器NAND4の第2入力端は、内部リセット信号RNLの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND4の出力端は、インバータINV5を介して、出力データQの出力端に接続される一方、インバータINV5’を介して、スキャン出力データSOの出力端にも接続されている。また、否定論理積演算器NAND4の出力端は、否定論理積演算器NAND3の第1入力端にも接続されている。否定論理積演算器NAND3の第2入力端は、内部セット信号SNLの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND3の出力端は、パススイッチSW2を介して、否定論理積演算器NAND4の第1入力端に接続されている。
インバータINV8の制御端は、反転スキャン制御信号SCB(スキャン制御信号SCBの論理反転信号)の入力端に接続されている。インバータINV8’の制御端はスキャン制御信号SCの入力端に接続されている。従って、インバータINV8とインバータINV8’は、互いに排他的(相補的)にその出力端がハイインピーダンス状態とされる。
パススイッチSW1の制御端とパススイッチSW5の制御端は、いずれも内部クロック信号CPLの入力端に接続されている。パススイッチSW2の制御端とパススイッチSW6の制御端は、いずれも反転内部クロック信号CPLB(内部クロック信号CPLの論理反転信号)の入力端に接続されている。従って、パススイッチSW1及びSW5と、パススイッチSW2及びSW6とは、互いに排他的(相補的)にオン/オフされる。より具体的に述べると、パススイッチSW1及びSW5がオンとされているときには、パススイッチSW2及びSW6がオフとされ、逆に、パススイッチSW1及びSW5がオフとされているときには、パススイッチSW2及びSW6がオンとされる。
このように、図2Dに示す構成例の不揮発性記憶ゲート45においても、ループ状に接続された論理ゲート(マスタ側では否定論理積演算器NAND1及びNAND2、スレーブ側では否定論理積演算器NAND3及びNAND4)を用いて、入力されたデータ信号Dを保持するというループ構造部LOOP(揮発性記憶部42)の基本構成は、先述の図2Bに示す構成例と同様である。ただし、図2Dに示す構成例の不揮発性記憶ゲート45を形成するループ構造部LOOPは、マルチプレクサ54及び56が取り除かれており、データ退避/復帰時のクロック停止処理を必要としない点や、スキャンパスを用いたシリアルデータの入出力機能を備えている点などに特徴を有している。
不揮発性記憶部NVMは、強誘電体素子CL1a、CL1b、CL2a、及び、CL2bと、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ1a、Q1b、Q2a、及び、Q2bと、を有する。
強誘電体素子CL1aの正極端は、D系統の第1プレートラインPL1Dに接続されている。強誘電体素子CL1aの負極端は、回路分離部SEP(インバータINV9)を介して、ループ構造部LOOPを形成する否定論理積演算器NAND4の第1入力端に接続されている。強誘電体素子CL1aの両端間にはトランジスタQ1aが接続されている。トランジスタQ1aのゲートは、D系統のFリセット信号FRSTDの印加端に接続されている。
強誘電体素子CL1bの正極端は、回路分離部SEP(インバータINV9)を介してループ構造部LOOPを形成する否定論理積演算器NAND4の第1入力端に接続されている。強誘電体素子CL1bの負極端は、D系統の第2プレートラインPL2Dに接続されている。強誘電体素子CL1bの両端間には、トランジスタQ1bが接続されている。トランジスタQ1bのゲートは、D系統のFリセット信号FRSTDの印加端に接続されている。
強誘電体素子CL2aの正極端は、U系統の第1プレートラインPL1Uに接続されている。強誘電体素子CL2aの負極端は、回路分離部SEP(インバータINV10)を介して、ループ構造部LOOPを形成する否定論理積演算器NAND3の第1入力端に接続されている。強誘電体素子CL2aの両端間には、トランジスタQ2aが接続されている。トランジスタQ2aのゲートは、U系統のFリセット信号FRSTUの印加端に接続されている。
強誘電体素子CL2bの正極端は、回路分離部SEP(インバータINV10)を介して、ループ構造部LOOPを形成する否定論理積演算器NAND3の第1入力端に接続されている。強誘電体素子CL2bの負極端は、U系統の第2プレートラインPL2Uに接続されている。強誘電体素子CL2bの両端間には、トランジスタQ2bが接続されている。トランジスタQ2bのゲートは、U系統のFリセット信号FRSTUの印加端に接続されている。
このように、図2Dに示す構成例の不揮発性記憶ゲート45においても、強誘電体素子(CL1a、CL1b、CL2a、CL2b)のヒステリシス特性を用いて、ループ構造部LOOPに保持されたデータDを不揮発的に記憶するという不揮発性記憶部NVMの基本構成は、先述の図2Bに示す構成例と同様である。ただし、ただし、図2Dに示す構成例の不揮発性記憶ゲート45を形成する不揮発性記憶部NVMは、テスト回路部TESTを用いて強誘電体素子(CL1a、CL1b、CL2a、CL2b)の特性評価を行うべく、第1プレートライン、第2プレートライン、及び、Fリセット信号ラインをそれぞれ2系統(U系統/D系統)ずつ有する点に特徴を有している。
回路分離部SEPは、ループ構造部LOOPと不揮発性記憶部NVMとを電気的に分離する手段として、3ステートインバータINV9及びINV10を有する。インバータINV9及びINV10は、いずれも制御信号E1に応じて、各々の出力端がハイインピーダンス状態とされる。
セット/リセット制御部SRCは、センスアンプ(差動アンプ)SAと、論理積演算器AND1及びAND2と、を有する。センスアンプSAの第1入力端は、不揮発性記憶部NVMのD系統出力端(強誘電体素子CL1aの負極端と強誘電体素子CL1bの正極端との接続ノード)に接続されている。センスアンプSAの第2入力端は、不揮発性記憶部NVMのU系統出力端(強誘電体素子CL2aの負極端と強誘電体素子CL2bの正極端との接続ノード)に接続されている。センスアンプSAの第1出力端(反転形式)は、論理積演算器AND1の第1入力端に接続されている。論理積演算器AND1の第2入力端は、外部セット信号SNの入力端に接続されている。論理積演算器AND1の出力端は、内部セット信号SNLの出力端として機能する。センスアンプSAの第2出力端は、論理積演算器AND2の第1入力端に接続されている。論理積演算器AND2の第2入力端は外部リセット信号RNの入力端に接続されている。論理積演算器AND2の出力端は、内部リセット信号RNLの出力端として機能する。センスアンプSAの制御端は、センスアンプイネーブル信号SAEの入力端に接続されている。
クロックパルス制御部CPCは、否定論理積演算器NAND5を有する。否定論理積演算器NAND5の第1入力端は、外部クロック信号CPの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND5の第2入力端(反転入力形式)は、データ保持制御信号HSの入力端に接続されている。否定論理積演算器NAND5の出力端は、内部クロック信号CPLの出力端として機能する。従って、内部クロック信号CPLは、データ保持制御信号HSがハイレベル(クロック無効状態)であるときには、外部クロック信号CPに依ることなく、常にハイレベルの信号となり、データ保持制御信号HSがローレベル(クロック有効状態)であるときには、外部クロック信号CPの論理反転信号となる。
テスト回路部TESTは、3ステートインバータINV11〜INV14と、パススイッチSW7〜SW10と、を有する。
インバータINV11及びINV12の入力端は、いずれも第1デジタルプレートラインPL1_Dに接続されている。インバータINV11の出力端は、U系統の第1プレートラインPL1Uに接続されている。インバータINV12の出力端は、D系統の第1プレートラインPL1Dに接続されている。インバータINV11の制御端は、U系統の反転アナログイネーブル信号TESTUB(アナログイネーブル信号TESTUの論理反転信号)の入力端に接続されている。インバータINV12の制御端は、D系統の反転アナログイネーブル信号TESTDB(アナログイネーブル信号TESTDの論理反転信号)の入力端に接続されている。
パススイッチSW7の入力端は、U系統の第1アナログプレートラインPL1U_Aに接続されている。パススイッチSW7の出力端は、U系統の第1プレートラインPL1Uに接続されている。パススイッチSW7の制御端は、U系統のアナログイネーブル信号TESTUの入力端に接続されている。パススイッチSW8の入力端は、D系統の第1アナログプレートラインPL1D_Aに接続されている。パススイッチSW8の出力端は、D系統の第1プレートラインPL1Dに接続されている。パススイッチSW8の制御端は、D系統のアナログイネーブル信号TESTDの入力端に接続されている。
インバータINV13及びINV14の入力端は、いずれも第2デジタルプレートラインPL2_Dに接続されている。インバータINV13の出力端は、U系統の第2プレートラインPL2Uに接続されている。インバータINV14の出力端は、D系統の第2プレートラインPL2Dに接続されている。インバータINV13の制御端は、U系統の反転アナログイネーブル信号TESTUB(アナログイネーブル信号TESTUの論理反転信号)の入力端に接続されている。インバータINV14の制御端は、D系統の反転アナログイネーブル信号TESTDB(アナログイネーブル信号TESTDの論理反転信号)の入力端に接続されている。
パススイッチSW9の入力端は、U系統の第2アナログプレートラインPL2U_Aに接続されている。パススイッチSW9の出力端は、U系統の第2プレートラインPL2Uに接続されている。パススイッチSW9の制御端は、U系統のアナログイネーブル信号TESTUの入力端に接続されている。パススイッチSW10の入力端は、D系統の第2アナログプレートラインPL2D_Aに接続されている。パススイッチSW10の出力端はD系統の第2プレートラインPL2Dに接続されている。パススイッチSW10の制御端は、D系統のアナログイネーブル信号TESTDの入力端に接続されている。
上記構成から成るテスト回路部TESTにおいて、U系統のアナログイネーブル信号TESTUと、D系統のアナログイネーブル信号TESTDは、互いに背反論理とされる。具体的に述べると、U系統のアナログイネーブル信号TESTUがハイレベル(イネーブル論理)とされているときには、D系統のアナログイネーブル信号TESTDがローレベル(ディセーブル論理)とされる。逆に、U系統のアナログイネーブル信号TESTUがローレベル(ディセーブル論理)とされているときには、D系統のアナログイネーブル信号TESTDがハイレベル(イネーブル論理)とされる。
次に、上記構成から成るデータ処理装置100の動作例について図3を参照して説明する。図3は発電素子1Aのみが発電した場合のデータ処理装置100の動作を示すタイムチャートである。
発電素子1A〜1C全てが発電していない状態から発電素子1Aのみが発電を開始し低飽和レギュレータ3の出力電圧V2が安定化した直流電圧に達するまでの期間は、不揮発ロジック4の電源端に供給される電圧が不揮発ロジック4を駆動するために十分な大きさでないため、不揮発ロジック4は駆動せず、不揮発ロジック4は電源オフの状態である。
発電素子1Aのみが発電を開始してから低飽和レギュレータ3の出力電圧V2が安定化した直流電圧に達すると(t1時点になると)、不揮発ロジック4は駆動し、不揮発ロジック4は電源オンの状態になる。
その後t2時点に至るまで、低飽和レギュレータ3の入力電圧V1及び発電素子1Aの出力電圧V3は、低飽和レギュレータ3が降圧によるレギュレーティングを行える範囲で発電素子1Aの発電状態に応じて変動する。したがって、t1時点からt2時点までの期間、不揮発ロジック4は駆動し、レベルシフタ6Aの出力電圧V4はHighレベルになり、レベルシフタ6Bの出力電圧V6及びレベルシフタ6Cの出力電圧V8はLowレベルになる。
不揮発ロジック4が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わると、不揮発ロジック4においてデータ復帰が実行され、不揮発性記憶部43から読み出されたデータが揮発性記憶部42に書き込まれる。
データ復帰が実行された後、レベルシフタ6A〜6Cの各出力電圧V4、V6、V8に応じたデータ処理(本例ではV4=High、V6=Low、V8=Lowに応じたデータ処理)が論理演算部41によって実行され、揮発性記憶部42に書き込まれているデータが論理演算部41の論理演算結果(データ処理結果)によって更新される。
揮発性記憶部42に書き込まれているデータの更新が終了した後、データ退避が実行され、揮発性記憶部42から読み出されたデータが不揮発性記憶部43に書き込まれる。
データ退避が終了した後、不揮発ロジック4は、電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わるまで(t2時点に達するまで)、待機状態になる。t2時点になると、不揮発ロジック4の電源端に供給される電圧が不揮発ロジック4を駆動するために十分な大きさでなくなるため、不揮発ロジック4は駆動しなくなり、不揮発ロジック4は電源オフの状態になる。
上記のような動作により、データ処理によって生成されるデータに複数の発電素子1A〜1C間における出力状態の差異がどのように推移するかを反映させることができるので、発電素子1A〜1Cに関するベクトル量のデータを生成することができる。
例えば不揮発ロジック4の1回目駆動時に発電素子1Aのみが発電し、不揮発ロジック4の2回目駆動時に発電素子1Bのみが発電し、不揮発ロジック4の3回目駆動時に発電素子1Cのみが発電していれば、不揮発ロジック4の3回目駆動が終了したときには1A→1B→1Cの推移に応じたデータが不揮発ロジック4に記憶されている。
また、例えば不揮発ロジック4の1回目駆動時に発電素子1Cのみが発電し、不揮発ロジック4の2回目駆動時に発電素子1Bのみが発電し、不揮発ロジック4の3回目駆動時に発電素子1Aのみが発電していれば、不揮発ロジック4の3回目駆動が終了したときには1C→1B→1Aの推移に応じたデータが不揮発ロジック4に記憶されている。
また、例えば不揮発ロジック4の1回目駆動時に発電素子1Aのみが発電し、不揮発ロジック4の2回目駆動時に発電素子1A及び1Bが発電し、不揮発ロジック4の3回目駆動時に発電素子1Bのみが発電し、不揮発ロジック4の4回目駆動時に発電素子1B及び1Cが発電し、不揮発ロジック4の5回目駆動時に発電素子1Cのみが発電していれば、不揮発ロジック4の5回目駆動が終了したときには1A→1A&1B→1B→1B&1C→1Cの推移に応じたデータが不揮発ロジック4に記憶されている。
なお、本実施形態では、発電素子1A〜1Cの出力状態変動に伴う電圧V1の変動が不揮発ロジック4の電源電圧に伝搬して不揮発ロジック4の駆動が不安定になることを防止するために、低飽和レギュレータ3を設けている。しかしながら、発電素子1A〜1Cの出力状態変動が小さい場合や不揮発ロジック4が電源電圧の変動に対して高耐性である場合などには、低飽和レギュレータ3を設けない構成あるいは低飽和レギュレータ3の代わりに平滑コンデンサなどの簡易な電圧安定化手段を設ける構成にしてもよい。
なお、本実施形態では、不揮発ロジック4がデータ復帰を実行したが、不揮発ロジック4の駆動毎に生成されるデータを統合せずに個別に記憶する態様でよければデータ復帰を実行しなくてもよい。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態のデータ処理装置を示す図である。なお、図4において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図4に示すデータ処理装置200は、図1に示すデータ処理装置100においてレベルシフタ6A〜6Cをアナログ−デジタル変換器(ADC)7A〜7Cに置換した構成である。
図1に示すデータ処理装置100では不揮発ロジック4が発電素子1A〜1Cの各出力電圧が閾値であるか否かの検知結果に応じたデータ処理を行うのに対して、図4に示すデータ処理装置200では、不揮発ロジック4が発電素子1A〜1Cの各出力電圧の値そのものに応じたデータ処理を行うことができる。したがって、本実施形態では、不揮発ロジック4が発電素子1A〜1Cに関するより詳細なベクトル量のデータを生成することができる。
<発電素子の配置例>
上述した第1実施形態及び第2実施形態における発電素子1A〜1Cの配置例を図5及び図6に示す。ここでは、発電素子1A〜1C全てをバイモルフとする。
図5に示す配置例では、各発電素子の圧電軸が他の2つの発電素子の圧電軸それぞれに直交するように発電素子1A〜1Cを配置している。これにより、バッテリレスの3軸モーションロガーを実現することができる。なお、第1実施形態に図5に示す配置例を適用した場合は各軸におけるモーション(加速度)の有無をロギングすることになり、第2実施形態に図5に示す配置例を適用した場合は各軸におけるモーション(加速度)の大きさをロギングすることになる。
図6に示す配置例では、発電素子1A〜1Cの圧電軸を同一方向に揃え、圧電軸に直交する方向に発電素子1A〜1Cを並べている。これにより、第1方向の順番すなわち発電素子1A→発電素子1B→発電素子1Cの順で発電したか、第2方向の順番すなわち発電素子1C→発電素子1B→発電素子1Aの順で発電したか、を区別して記憶することができる。したがって、例えば、不揮発ロジック4が記憶しているデータを参照することによって、発電素子1A〜1Cに力を与える移動体が第1方向に移動しているか第2方向に移動しているかを把握することが可能となる。
<送信システム>
図7は、第1実施形態に係るデータ処理装置を備える送信システムの一構成例を示す図である。なお、図7において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図7に示す送信システムは、上述した第1実施形態に係るデータ処理装置と、外部機器(不図示)と近距離無線通信を行うNFC(Near Field Communication)部8と、を備えている。
NFC部8は、NFC部8から所定範囲内の領域に位置する外部機器から近距離無線通信によって電力を受け取って駆動する。また、NFC部8は、データ出力を要求する命令を不揮発ロジック4のデータ制御部44に送る。このとき、不揮発ロジック4が駆動していれば、NFC部8は不揮発ロジック4の揮発性記憶部42に書き込まれているデータを不揮発ロジック4から受け取り、その受け取ったデータを近距離無線通信によって外部機器に送信する。
これにより、外部機器は、図7に示す送信システムとの有線接続作業を行うことなく、不揮発ロジック4のデータ処理結果を取得することができる。また、NFC部8が外部機器から電力を受け取って駆動するため、図7に示す送信システムをバッテリレスの送信システムにすることができる。
図8は、第1実施形態に係るデータ処理装置を備える送信システムの他の構成例を示す図である。なお、図8において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図8に示す送信システムは、上述した第1実施形態に係るデータ処理装置と、電流制限部9と、充電池10と、外部機器(不図示)との間で無線通信を行う無線通信部11と、を備えている。
低飽和レギュレータ3の入力端は電流制限部9を経由して充電池10に接続されている。電流制限部9の電流制限内の電流が充電池10に流れることで発電素子1A〜1Cから出力される電力の一部が充電池10に供給され、充電池10が充電される。
また、充電池10は無線通信部11に接続されており、無線通信部11は充電池10から放電される電力によって駆動する。これにより、無線通信部11の送信可能距離が長く、無線通信部11の消費電力が大きい場合でも無線通信部11を駆動することができる。
無線通信部11は、例えば外部機器との無線通信が確立した直後に、データ出力を要求する命令を不揮発ロジック4のデータ制御部44に送る。このとき、不揮発ロジック4が駆動していれば、無線通信部11は不揮発ロジック4の揮発性記憶部42に書き込まれているデータを不揮発ロジック4から受け取り、その受け取ったデータを外部機器に送信する。
これにより、外部機器は、図8に示す送信システムとの有線接続作業を行うことなく、不揮発ロジック4のデータ処理結果を取得することができる。また、外部機器と図8に示す送信システムとの距離が離れていても、外部機器は不揮発ロジック4のデータ処理結果を取得することができる。
また、不揮発ロジック4は、データ処理結果が所定の結果(例えば、送信システムを設置している構造物が崩壊する予兆を示す結果など)である場合に警告を示すデータを生成して無線通信部11に出力するとともに、無線通信部11は、不揮発ロジック4から警告を示すデータを受け取ると外部機器に警告信号を送信することが望ましい。なお、上述の通り、無線通信部11は、充電池10から放電される電力によって駆動するため、不揮発ロジック4が警告を示すデータを無線通信部11に出力した直後に出力電力V1や出力電圧V2が小さくなった場合であっても、無線通信部11は突発的に発生する警告に対応することができる。
これにより、外部機器は、遅滞なく警告信号を受信することができる。したがって、外部機器の所有者などが警告に対して迅速に対処することができる。
<構造物>
図9は構造物の一つである橋の外観図である。図9に示す橋の内部に例えば図7に示す送信システムを設け、橋の上面F1上において図9中の点線枠の位置に発電素子1A〜1Cを設けることで、橋を行き交う移動体(人や乗用車など)の数や移動方向をバッテリレスで不揮発ロジック4が記憶しておくことができる。この場合、NFC部8も橋の表面であって人の手の届きやすい場所に設けることで、簡単にデータをNFC対応の外部機器に転送することができる。図7に示す送信システムはバッテリレスであるためメンテナンスフリーであり、構造物の内部に埋め込むのに適している。
メンテナンスフリーという利点を活かして、橋以外の土木構造物(例えばトンネルなど)、ビルディングなどの建築構造物、あるいは建築構造物を構成する部材であるドアなどに図7に示す送信システムを設けてもよい。
なお、図8に示す送信システムは、寿命の長い充電池10を用いて実質的にメンテナンスフリーとするか、充電池10の交換がし易い構造としメンテナンスを容易にすることで、土木構造物、建築構造物、あるいは建築構造物を構成する部材などに埋め込むのに適した送信システムとなる。
<太陽光発電装置>
図10は太陽光発電装置の一例を示す図である。図10に示す太陽光発電装置は、図7に示す送信システムにおいて発電素子1A〜1Cを太陽電池とし、低飽和レギュレータ3の出力電圧V2を不揮発ロジック4のみならず外部負荷12にも供給する構成である。
発電素子1A〜1Cを互いに離して配置することによって、太陽光の入射方向がどのように推移したかを不揮発ロジック4が記憶しておくことができる。これにより、日射計を設ける必要がなくなる。
<その他の変形例>
上記の実施形態では、発電素子の個数を3にしているが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、発電素子を含む電源が複数あればよい。
例えば、3つの発電素子の代わりに、発電素子とボタン電池などの一次電池との組み合わせであってもよい。この場合、一次電池によって不揮発ロジックを確実に駆動させることができ、さらに発電素子によって発電される電力によっても不揮発ロジックを駆動させることができるので、一次電池の寿命を延ばすことができるとともに、一次電池が寿命に達した後も不揮発ロジックによるデータ処理を継続することができる。
例えば、3つの発電素子の代わりに複数の電池の組み合わせであってもよい。この場合、複数の電池が破損した場合にどのような順番で破損したかを不揮発ロジックが記憶しておくことができる。これにより、破損原因の解析などを行うことができる。また、複数の電池の性能差がどのように推移したかを不揮発ロジックが記憶しておくこともできる。
上記の実施形態では、発電素子が正負の電圧を出力するタイプのものである場合、負の電圧は有効利用されない構成であるが、例えば逆流防止ダイオード2A〜2Cの代わりに全波整流回路を用い、逆流防止ダイオード5A〜5Cを廃止してレベルシフタ6A〜6Cやアナログ−デジタル変換器7A〜7Cを負電圧入力対応のものにすれば、負の電圧を有効利用することができる。
また、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、第1実施形態で用いているレベルシフタにインバータ機能を付加して論理レベルを反転させることができる。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
1A〜1C 発電素子
2A〜2C、5A〜5C 逆流防止ダイオード
3 低飽和レギュレータ(LDO)
4 不揮発ロジック
6A〜6C レベルシフタ
7A〜7C アナログ−デジタル変換器(ADC)
8 NFC部
9 電流制限部
10 充電池
11 無線通信部
12 外部負荷
41 論理演算部
42 揮発性記憶部
43 不揮発性記憶部
44 データ制御部
45 不揮発性記憶ゲート
100、200 データ処理装置
F1 橋の上面

Claims (9)

  1. 複数の電源と、
    揮発ロジックと、
    前記複数の電源の出力状態をそれぞれ検知する複数の検知部と、
    前記複数の電源から出力される電力を安定化された直流電力に変換することにより前記安定化された直流電力を用いて前記不揮発ロジックを駆動するとともに前記安定化された直流電力を前記複数の検知部の共通の電源電圧として用いる電力変換部と、
    を有し、
    前記安定化された直流電力を用いて駆動する前記不揮発ロジックは、前記安定化された直流電力を共通の電源電圧として用いる前記複数の検知部の検知結果に応じたデータ処理を実行することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記不揮発ロジックは、
    論理演算部と、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、データ制御部とを備え、
    前記不揮発ロジックが駆動していない状態から前記不揮発ロジックへの電力供給によって前記不揮発ロジックが駆動している状態に切り替わった後に前記データ制御部は前記不揮発性記憶部から読み出したデータを前記揮発性記憶部に書き込み、
    前記論理演算部は前記データ処理を実行して前記揮発性記憶部に書き込まれているデータを更新し、
    更新されて前記揮発性記憶部に書き込まれているデータを前記データ制御部は前記揮発性記憶部から読み出して前記不揮発性記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記複数の電源の少なくとも一つが外部エネルギーを電気に変換する発電素子であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記複数の電源の少なくとも二つが圧電素子であり、少なくとも二つの前記圧電素子の各圧電軸が異なる方向になるように少なくとも二つの前記圧電素子が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記複数の電源の全てが前記発電素子である請求項3または請求項4に記載のデータ処理装置と、
    記不揮発ロジックのデータ処理結果を部機器に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする構造物。
  6. 前記送信部は、前記外部機器と近距離無線通信を行う無線通信部であり、前記外部機器から前記近距離無線通信によって電力の供給を受けて動作することを特徴とする請求項に記載の構造物。
  7. 前記送信部に電力を供給する充電池を備え、
    前記充電池は前記複数の電源から出力される電力の一部によって充電されることを特徴とする請求項に記載の構造物。
  8. 前記不揮発ロジックは、前記不揮発ロジックのデータ処理結果が所定の結果である場合に警告を示すデータを生成して前記送信部に出力し、
    前記送信部は前記不揮発ロジックから前記警告を示すデータを受け取ると前記外部機器に警告信号を送信することを特徴とする請求項に記載の構造物。
  9. 請求項3に記載のデータ処理装置と、
    外部機器から電力の供給を受けて動作し前記不揮発ロジックのデータ処理結果を前記外部機器に送信する送信部と、を備え、
    前記複数の電源それぞれが太陽電池であることを特徴とする発電装置。
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