JP6477955B1 - 映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラム - Google Patents

映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光の散乱の程度を考慮して、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることができる映像信号変換装置を提供する。
【解決手段】映像信号変換装置1はRGB変換部11を備える。RGB変換部11は、3原色の入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binそれぞれの階調を、変換テーブルまたは変換式に基づいて変換して出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutを生成する。RGB変換部11は、光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を減少させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることができる映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラムに関する。
人の眼球における水晶体はたんぱく質で組織されており、加齢その他の要因によりたんぱく質が変性して混濁することがある。水晶体の混濁が進行する疾患は白内障と称される。水晶体のたんぱく質が混濁すると、水晶体を透過する光の割合(分光透過率)は人が色を認識できる可視光波長領域で一様に減衰するのではなく、短波長域で大きく減衰する。このため、白内障者は青色の色知覚が低下することから、テレビジョン受像機等に表示された映像を、黄色を帯びた状態で視認する。
特許文献1〜4には、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けるために、映像信号の輝度または色を補正する映像信号変換装置が記載されている。
特開2001−251641号公報 特開2009−25761号公報 国際公開第2016/017081号 特開2017−85461号公報
白内障者には、水晶体の混濁に起因する光の散乱がある白内障者と、光の散乱がない白内障者とが存在する。従って、光の散乱の有無を考慮しないと、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることはできない。
本発明は、光の散乱の程度を考慮して、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることができる映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号それぞれの階調を、変換テーブルまたは変換式に基づいて変換して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成するRGB変換部を備え、前記RGB変換部は、光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調に対して前記出力R信号、前記出力G信号、及び前記出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させる映像信号変換装置を提供する。
本発明は、光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号を受信し、前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号の階調に対して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させて、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する映像信号変換方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号を受信する受信ステップと、前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号の階調に対して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させて、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する生成ステップとを実行させる映像信号変換プログラムを提供する。
本発明の映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラムによれば、光の散乱の程度を考慮して、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることができる。
一実施形態の映像信号変換装置を示すブロック図である。 図1における変換テーブル保持部13が備える変換テーブルを示すブロック図である。 軽度白内障者用R信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 軽度白内障者用G信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 軽度白内障者用B信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 中度白内障者用R信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 中度白内障者用G信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 中度白内障者用B信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 重度白内障者用R信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 重度白内障者用G信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 重度白内障者用B信号変換テーブルによる変換特性を示す特性図である。 一実施形態の映像信号変換プログラムを実行するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 一実施形態の映像信号変換装置の動作、一実施形態の映像信号変換方法及び映像信号変換プログラムで実行される処理を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
図1において、一実施形態の映像信号変換装置1には、映像信号として、3原色のR(赤)信号Rin、G(緑)信号Gin、及びB(青)信号Binが入力される。映像信号は動画像信号であってもよいし、静止画信号であってもよい。映像信号変換装置1は、RGB変換部11及び変換テーブル保持部13を備える。RGB変換部11は、補間変換部12を備える。RGB変換部11が補間変換部12を備えることは必須ではないが、補間変換部12を備える方が好ましい。
RGB変換部11は、変換テーブル保持部13に保持された変換テーブルに基づいて、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を変換して、出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutを生成する。出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutは、テレビジョン受像機またはモニタ装置等の任意の表示装置3に供給されて、映像が表示される。
表示装置3に表示される映像を見る白内障者は、操作部2を操作して、自分自身の白内障の程度を選択する。操作部2は、白内障の程度を示す白内障程度指定信号をRGB変換部11に供給する。RGB変換部11は白内障程度指定信号を受信する。白内障の程度には、白内障の進行の程度の他に光の散乱の程度が含まれる。光の散乱の程度とは光の散乱が“ある”及び“なし”の2段階であってもよい。白内障程度指定信号は、白内障の程度に加えて光の散乱の程度を指定する信号である。以下、光の散乱の程度を2段階とする。
後述するように、変換テーブル保持部13は、光の散乱の有無に応じて、白内障の程度ごとに変換テーブルを保持している。RGB変換部11は、白内障程度指定信号によって指定された光の散乱の有無及び白内障の程度に応じて変換テーブルを選択する。RGB変換部11は、選択した変換テーブルに基づいて、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutに変換する。
変換テーブル保持部13の代わりに、後述する変換テーブルによる変換特性のように、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutに変換する変換式を保持する変換式保持部を設けてもよい。この場合、RGB変換部11は、白内障程度指定信号によって指定された光の散乱の有無及び白内障の程度に応じて変換式を選択する。RGB変換部11は、選択した変換式に基づいて、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutに変換する。
図1においては、映像信号変換装置1を表示装置3の外部に設けているが、映像信号変換装置1を表示装置3に内蔵させてもよい。また、映像信号変換装置1が変換テーブル保持部13を備えるが、映像信号変換装置1の外部に設けられた記憶装置が変換テーブルまたは変換式を記憶していてもよい。この場合、RGB変換部11が記憶装置より変換テーブルまたは変換式を読み出して、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を変換すればよい。外部の記憶装置は、映像信号変換装置1とインターネット等のネットワークによって接続されたサーバであってもよい。
図2に示すように、変換テーブル保持部13は、光の散乱がない白内障者用の散乱なし白内障者用変換テーブルと、光の散乱がある白内障者の散乱あり白内障者用変換テーブルとを保持している。
散乱なし白内障者用変換テーブルは、軽度白内障者用R信号変換テーブルTR01、軽度白内障者用G信号変換テーブルTG01、軽度白内障者用B信号変換テーブルTB01を含む。散乱なし白内障者用変換テーブルは、中度白内障者用R信号変換テーブルTR02、中度白内障者用G信号変換テーブルTG02、中度白内障者用B信号変換テーブルTB02を含む。散乱なし白内障者用変換テーブルは、重度白内障者用R信号変換テーブルTR03、重度白内障者用G信号変換テーブルTG03、重度白内障者用B信号変換テーブルTB03を含む。
以下、軽度白内障者用R信号変換テーブルTR01、軽度白内障者用G信号変換テーブルTG01、軽度白内障者用B信号変換テーブルTB01を、それぞれ、変換テーブルTR01、TG01、TB01と略記する。中度白内障者用R信号変換テーブルTR02、中度白内障者用G信号変換テーブルTG02、中度白内障者用B信号変換テーブルTB02を、それぞれ、変換テーブルTR02、TG02、TB02と略記する。重度白内障者用R信号変換テーブルTR03、重度白内障者用G信号変換テーブルTG03、重度白内障者用B信号変換テーブルTB03を、それぞれ、変換テーブルTR03、TG03、TB03と略記する。
散乱あり白内障者用変換テーブルは、軽度白内障者用R信号変換テーブルTR11、軽度白内障者用G信号変換テーブルTG11、軽度白内障者用B信号変換テーブルTB11を含む。散乱あり白内障者用変換テーブルは、中度白内障者用R信号変換テーブルTR12、中度白内障者用G信号変換テーブルTG12、中度白内障者用B信号変換テーブルTB12を含む。散乱あり白内障者用変換テーブルは、重度白内障者用R信号変換テーブルTR13、重度白内障者用G信号変換テーブルTG13、重度白内障者用B信号変換テーブルTB13を含む。
以下、軽度白内障者用R信号変換テーブルTR11、軽度白内障者用G信号変換テーブルTG11、軽度白内障者用B信号変換テーブルTB11を、それぞれ、変換テーブルTR11、TG11、TB11と略記する。中度白内障者用R信号変換テーブルTR12、中度白内障者用G信号変換テーブルTG12、中度白内障者用B信号変換テーブルTB12を、それぞれ、変換テーブルTR12、TG12、TB12と略記する。重度白内障者用R信号変換テーブルTR13、重度白内障者用G信号変換テーブルTG13、重度白内障者用B信号変換テーブルTB13を、それぞれ、変換テーブルTR13、TG13、TB13と略記する。
ここでは、白内障の程度を軽度、中度、重度の3段階に分けて、それぞれの変換テーブルを設定しているが、白内障の程度を軽度及び重度の2段階に分けてもよく、4段階以上に分けてもよい。さらに、白内障の程度を1つのみとし、単に散乱の有無によって変換テーブルを異ならせてもよい。勿論、白内障の程度を2段階以上に分けて変換テーブルを設定することが好ましい。
図3〜図11を用いて、各変換テーブルによる変換特性を説明する。入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binが8ビットである場合を例とする。
図3〜図5は、軽度白内障者用RGB信号変換テーブルによる変換特性を示す。図3に示す一点鎖線は変換テーブルTR01によるR信号の変換特性、破線は変換テーブルTR11によるR信号の変換特性を示している。入力R信号Rinを変換テーブルTR01及びTR11によって変換した出力R信号Routはそれぞれ式(1)及び(2)で表される。
Rout=-0.0009×Rin+1.2579×Rin−2.1774 …(1)
Rout=0.0016×Rin+0.6353×Rin−7.2819 …(2)
軽度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力R信号Rinの最小階調である階調0から最大階調である階調255の全体で非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。式(1)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64、64〜127、127〜191において1を超える傾きを有しており、階調191〜255において1未満の傾きを有している。
一方、軽度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力R信号Rinの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を減少させる。式(2)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64において1を大きく下回る傾きを有し、階調64〜127、127〜191、191〜255において1を超える傾きを有している。
ここでは、白内障者を光の散乱がない白内障者と光の散乱がある白内障者とに分けているが、散乱の程度が中間の白内障者も存在する。そこで、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(1)で示す変換特性と式(2)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力R信号Rinを出力R信号Routに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力R信号Rinを式(1)で示す変換特性と式(2)で示す変換特性との間に位置する出力R信号Routに変換すればよい。
図4に示す一点鎖線は変換テーブルTG01によるG信号の変換特性、破線は変換テーブルTG11によるG信号の変換特性を示している。入力G信号Ginを変換テーブルTG01及びTG11によって変換した出力G信号Routはそれぞれ式(3)及び(4)で表される。
Gout=-0.0013×Gin+1.3508×Gin−3.0924 …(3)
Gout=0.0009×Gin+0.8457×Gin−10.3410 …(4)
軽度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力G信号Ginの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を増大させる。式(3)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64、64〜127、127〜191において1を超える傾きを有しており、階調191〜255において1未満の傾きを有している。式(3)で示す変換特性における階調0〜191までの傾きは、式(1)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、軽度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力G信号Ginの階調0から最大階調未満の所定の中間階調である階調170程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調170程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(4)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64において1を大きく下回る傾きを有し、階調64〜127及び127〜191において1を超える傾きを有し、階調191〜255において1未満の傾きを有する。式(4)で示す変換特性における階調64〜191までの傾きは、式(2)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(3)で示す変換特性と式(4)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力G信号Ginを出力G信号Goutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力G信号Ginを式(3)で示す変換特性と式(4)で示す変換特性との間に位置する出力G信号Goutに変換すればよい。
図5に示す一点鎖線は変換テーブルTB01によるB信号の変換特性、破線は変換テーブルTB11によるB信号の変換特性を示している。入力B信号Binを変換テーブルTB01及びTB11によって変換した出力B信号Boutはそれぞれ式(5)及び(6)で表される。
Bout=-0.0044×Bin+2.1688×Bin−5.7943 …(5)
Bout=-0.0002×Bin+1.1236×Bin−10.4670 …(6)
軽度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力B信号Binの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもB信号の階調を増大させる。
式(5)で示す変換特性は、入力B信号Binの階調0〜64及び64〜127において1を大きく上回る傾きを有する。式(5)で示す変換特性は、階調127〜191において傾きが階調64〜127におけるそれよりも小さくなり、階調191〜255において傾きが0で出力B信号Boutは階調255の一定値である。式(5)で示す変換特性における階調0〜127の傾きは、式(3)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、軽度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力B信号Binの階調0から中間階調である階調127までの範囲においては非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調127を超えて階調255までの範囲においてはリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(6)で示す変換特性は、入力B信号Binの階調0〜64において1未満の傾きを有し、階調64〜127及び127〜191において1を超える傾きを有し、階調191〜255において1未満の傾きを有する。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(5)で示す変換特性と式(6)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力B信号Binを出力G信号Boutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力B信号Binを式(5)で示す変換特性と式(6)で示す変換特性との間に位置する出力B信号Boutに変換すればよい。
図6〜図9は、中度白内障者用RGB信号変換テーブルによる変換特性を示す。図6に示す一点鎖線は変換テーブルTR02によるR信号の変換特性、破線は変換テーブルTR12によるR信号の変換特性を示している。入力R信号Rinを変換テーブルTR02及びTR12によって変換した出力R信号Routはそれぞれ式(7)及び(8)で表される。
Rout=-0.0022×Rin+1.6237×Rin−5.4976 …(7)
Rout=0.0028×Rin+0.4091×Rin−13.1520 …(8)
中度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力R信号Rinの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(7)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64、64〜127、127〜191において1を超える傾きを有し、階調191〜255において1未満の傾きを有する。式(7)で示す変換特性の階調0〜191における傾きは、式(1)で示す変換特性のそれよりも大きい。
一方、中度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力R信号Rinの階調0から中間階調である階調180程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調180程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(8)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64において傾きが0で出力R信号Routは階調0の一定値である。式(8)で示す変換特性は、階調64〜127において1を超える傾きを有し、階調127度〜191において傾きが階調64〜127におけるそれよりも大きくなり、階調191〜255において1未満の傾きを有する。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(7)で示す変換特性と式(8)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力R信号Rinを出力R信号Routに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力R信号Rinを式(7)で示す変換特性と式(8)で示す変換特性との間に位置する出力R信号Routに変換すればよい。
図7に示す一点鎖線は変換テーブルTG02によるG信号の変換特性、破線は変換テーブルTG12によるG信号の変換特性を示している。入力G信号Ginを変換テーブルTG02及びTG12によって変換した出力G信号Routはそれぞれ式(9)及び(10)で表される。
Gout=-0.0034×Gin+1.9285×Gin−6.9237 …(9)
Gout=0.0020×Gin+0.6501×Gin−17.5830 …(10)
中度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力G信号Ginの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を増大させる。式(9)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64、64〜127、127〜191において1を大きく上回る傾きを有し、階調191〜255において傾きが0で出力G信号Routは階調255の一定値である。式(9)で示す変換特性における階調0〜191の傾きは、式(7)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、中度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力G信号Ginの階調0から中間階調である階調150程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調150程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもG信号の階調を増大させる。
式(10)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64において傾きが0で出力G信号Routは階調0の一定値である。式(10)で示す変換特性は、階調64〜127において1を超える傾きを有し、階調127〜191において傾きが階調64〜127におけるそれよりも大きくなり、階調191〜255において1未満の傾きを有する。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(9)で示す変換特性と式(10)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力G信号Ginを出力G信号Goutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力G信号Ginを式(9)で示す変換特性と式(10)で示す変換特性との間に位置する出力G信号Goutに変換すればよい。
図8に示す一点鎖線は変換テーブルTB02によるB信号の変換特性、破線は変換テーブルTB12によるB信号の変換特性を示している。入力B信号Binを変換テーブルTB02及びTB12によって変換した出力B信号Boutはそれぞれ式(11)及び(12)で表される。
Bout=-0.0065×Bin+2.6584×Bin−3.6196 …(11)
Bout= 0.0002×Bin+1.1566×Bin−25.1270 …(12)
中度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力B信号Binの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもB信号の階調を増大させる。
式(11)で示す変換特性は、入力B信号Binの階調0〜64及び64〜127度において1を大きく上回る傾きを有し、階調127〜191において1を大きく下回る傾きを有し、階調191〜255において傾きが0で出力B信号Boutは階調255の一定値である。式(11)で示す変換特性における階調0〜127の傾きは、式(9)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、中度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力B信号Binの階調0から階調130程度の中間階調までの範囲においては非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調130程度を超えて階調255までの範囲においてはリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(12)で示す変換特性は、入力B信号Binの階調0〜64において傾きが0で出力B信号Boutは階調0の一定値である。式(12)で示す変換特性は、階調64〜127及び127〜191において1を大きく上回る傾きを有し、階調191〜255において傾きが0で出力B信号Boutは階調255の一定値である。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(11)で示す変換特性と式(12)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力B信号Binを出力B信号Boutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力B信号Binを式(11)で示す変換特性と式(12)で示す変換特性との間に位置する出力B信号Boutに変換すればよい。
図9〜図11は、重度白内障者用RGB信号変換テーブルによる変換特性を示す。図9に示す一点鎖線は変換テーブルTR03によるR信号の変換特性、破線は変換テーブルTR13によるR信号の変換特性を示している。入力R信号Rinを変換テーブルTR03及びTR13によって変換した出力R信号Routはそれぞれ式(13)及び(14)で表される。
Rout=-0.0043×Rin+2.1480×Rin−5.8814 …(13)
Rout=0.0053×Rin−0.2269×Rin−7.4907 …(14)
重度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力R信号Rinの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。式(13)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64及び64〜127において1を大きく上回る傾きを有する。式(13)で示す変換特性は、階調127〜191において傾きが階調64〜127におけるそれよりも小さくなり、階調191〜255において傾きが0で出力R信号Routは階調255の一定値である。
式(13)で示す変換特性の階調0〜127における傾きは、式(7)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、重度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力R信号Rinの階調0から中間階調である階調180程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもR信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調180程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもR信号の階調を増大させる。
式(14)で示す変換特性は、入力R信号Rinの階調0〜64において傾きが0で出力R信号Routは階調0の一定値である。式(14)で示す変換特性は、階調64〜127において0に近い小さい傾きを有し、階調127〜191において1を大きく上回る傾きを有し、階調191〜255において1未満の傾きを有する。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(13)で示す変換特性と式(14)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力R信号Rinを出力R信号Routに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力R信号Rinを式(13)で示す変換特性と式(14)で示す変換特性との間に位置する出力R信号Routに変換すればよい。
図10に示す一点鎖線は変換テーブルTG03によるG信号の変換特性、破線は変換テーブルTG13によるG信号の変換特性を示している。入力G信号Ginを変換テーブルTG03及びTG13によって変換したG信号Routはそれぞれ式(15)及び(16)で表される。
Gout=0.0047×Gin+0.0299×Gin−12.0260 …(15)
Gout=-0.0057×Gin+2.4596×Gin−4.5749 …(16)
重度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力G信号Ginの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を増大させる。式(15)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64及び64〜127において1を大きく上回る傾きを有し、階調127〜191において1未満の傾きを有し、階調191〜255において傾きが0でG信号Routは階調255の一定値である。
式(15)で示す変換特性における階調0〜127までの傾きは、式(9)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、重度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力G信号Ginの階調0から中間階調である階調170程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調170程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもG信号の値を増大させる。
式(16)で示す変換特性は、入力G信号Ginの階調0〜64において傾きが0でG信号Routは階調0の一定値である。式(16)で示す変換特性は、階調64〜127において0に近い小さい傾きを有し、階調127〜191において1を大きく上回る傾きを有し、階調191〜255において1未満の傾きを有する。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(15)で示す変換特性と式(16)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力G信号Ginを出力G信号Goutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力G信号Ginを式(15)で示す変換特性と式(16)で示す変換特性との間に位置する出力G信号Goutに変換すればよい。
図11に示す一点鎖線は変換テーブルTB03によるB信号の変換特性、破線は変換テーブルTB13によるB信号の変換特性を示している。入力B信号Binを変換テーブルTB03及びTB13によって変換した出力B信号Boutはそれぞれ式(17)及び(18)で表される。
Bout=-0.0074×Bin+2.8202×Bin+5.3328 …(17)
Bout=0.0043×Bin+0.1126×Bin−15.2680 …(18)
重度で散乱なしの白内障者のために、RGB変換部11は、一点鎖線で示すように、入力B信号Binの階調0〜255の全体で非変換のリニアな特性よりもB信号の階調を増大させる。式(17)で示す変換特性は、階調0〜64において1を大きく上回る傾きを有し、階調64〜127において1を上回る傾きであって、階調0〜64における傾きより小さい傾きを有し、階調127〜255において傾きが0で出力B信号Boutは階調255の一定値である。
式(17)で示す変換特性における階調0〜127の傾きは、式(11)で示す変換特性におけるそれよりも大きい。
一方、重度で散乱ありの白内障者のために、RGB変換部11は、破線で示すように、入力B信号Binの階調0から中間階調である階調170程度までの範囲において非変換のリニアな特性よりもG信号の階調を減少させる。また、RGB変換部11は、階調170程度を超えて階調255までの範囲においてリニアな特性よりもG信号の階調を増大させる。
式(18)で示す変換特性は、入力B信号Binの階調0〜64において傾きが0で出力B信号Boutは階調0の一定値である。式(18)で示す変換特性は、階調64〜127において0に近い小さい傾きを有し、階調127〜191において1を大きく上回る傾きを有し、階調191〜255において傾きが0で出力B信号Boutは階調255の一定値である。
同様に、散乱の程度を3段階以上とする場合には、補間変換部12は、式(17)で示す変換特性と式(18)で示す変換特性との間の変換特性を補間することによって生成することが好ましい。補間変換部12は、補間によって生成した変換特性に基づいて、入力B信号Binを出力B信号Boutに変換する。補間変換部12は、散乱の程度に応じて、入力B信号Binを式(17)で示す変換特性と式(18)で示す変換特性との間に位置する出力B信号Boutに変換すればよい。
以上の図3〜図11に示す変換特性によって、RGB変換部11は、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binそれぞれの階調を、次のように変換して出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutを生成すればよい。
RGB変換部11は、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binに対して出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutを変換しないリニアな特性を基準とする。RGB変換部11は、白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、リニアな特性を基準として、最小階調から中間階調までの範囲で、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を第1の変換特性で減少させる。
RGB変換部11は、白内障程度指定信号によって光の散乱がない白内障であることが指定されたとき、階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調までの全ての範囲で、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を第2の変換特性で増大させる。
RGB変換部11は、第1の変換特性として、白内障程度指定信号が示す白内障の程度に応じて、白内障の程度が重くなるほど、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を減少させる程度を増大させるのがよい。
散乱がある白内障者が見る映像は、光の散乱によって白みを帯びる。入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を第1の変換特性で減少させることによって白みを低減させて、晴眼者が見る映像に近付けることができる。白内障の程度が重くなるほどより強く白みを帯びるため、白内障の程度が重くなるほど階調を減少させる程度を増大させることによって、晴眼者が見る映像に近付けることができる。
図3に示すように、RGB変換部11は、第1の変換特性として、白内障の程度が所定の程度より軽いとき、最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、入力R信号Rinの階調を減少させるのがよい。図6及び図9に示すように、RGB変換部11は、第1の変換特性として、白内障の程度が前記所定の程度以上に重いとき、中間階調を超えて最大階調までの範囲で、入力R信号Rinの階調を増大させるのがよい。
図4、図5、図7、図8、図10、図11に示すように、RGB変換部11は、第1の変換特性として、中間階調を超えて最大階調までの範囲で、入力G信号Gin及び入力B信号Binの階調を増大させるのがよい。
RGB変換部11は、第1の変換特性として、入力G信号Ginの階調を減少させる程度を入力R信号Rinの階調を減少させる程度以下とし、入力B信号Binの階調を減少させる程度を入力G信号Ginの階調を減少させる程度以下とするのがよい。このことは、図3と図6と図9とを比較し、図4と図7と図10とを比較し、図5と図8と図11とを比較すれば理解される。
上述のように白内障者が見る映像は黄色を帯びており、入力R信号Rinと入力G信号Ginと入力B信号Binとの階調の減少のさせ方を上記の関係とすることにより、黄色の成分の比率を低減させて、晴眼者が見る映像に近付けることができる。
RGB変換部11は、光の散乱の程度に応じて、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの階調を、第1の変換特性と第2の変換特性との間の変換特性となるように補間して変換する補間変換部12を備えることが好ましい。RGB変換部11が補間変換部12を備えれば、変換テーブル保持部13に2つの変換特性の変換テーブルを保持するだけで、光の散乱の程度に応じた最適な出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutに変換することができる。変換テーブル保持部13の代わりに2つの変換特性を示す変換式を保持する変換式保持部を設ける場合も同様である。
本発明者は、以下の検証によって、図3〜図11に示す変換特性によって白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像とほぼ同等に近付けることができることを確認している。白内障者は、片眼ずつ白内障の手術を受ける。片眼のみ白内障の手術を受けた白内障者は、手術を受けていない片眼で出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutの映像を見て、手術を受けた片眼で入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binの映像を見て、両者を比較する。
両者に大差がなければ、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像とほぼ同等であると判断できる。本発明者は、白内障の程度が異なる複数の白内障者による検証によって、本実施形態による効果を確認している。
図1における映像信号変換装置1は回路等のハードウェアによって構成してもよいし、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって構成してもよい。ハードウェアとソフトウェアとを混在させて映像信号変換装置1を構成してもよい。
図12に示すように、コンピュータ10の中央処理装置101(以下、CPU101)が本実施形態の映像信号変換プログラムを実行することによって、コンピュータ10を映像信号変換装置として機能させることができる。記憶部102には、映像信号変換プログラムが記憶されている。記憶部102は、半導体メモリ、光ディスク、ハードディスク等の任意の非一時的な記憶媒体である。記憶部102はROMであって、記憶部102から読み出された映像信号変換プログラムが図示していないRAMに展開されてCPU101によって実行されてもよい。
操作部20は、コンピュータ10に接続されたキーボードまたはマウスである。コンピュータ10には、表示装置30が接続されている。
図12において、CPU101には、R信号Rin、G信号Gin、及びB信号Binが入力される。白内障者は、操作部20を操作して、光の散乱の程度、及び、白内障の程度を選択する白内障程度指定信号をCPU101に供給する。CPU101は、映像信号変換プログラムを実行して、入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutに変換する。出力R信号Rout、出力G信号Gout、及び出力B信号Boutは表示装置30に供給されて、映像が表示される。
図13に示すフローチャートを用いて、図1に示す映像信号変換装置1の動作、映像信号変換装置1で実行される映像信号変換方法、CPU101が映像信号変換プログラムに基づいて実行する処理を説明する。
図13において、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS1にて、白内障の程度として散乱ありが選択されたか否かを判定する。ステップS1は、白内障程度指定信号を受信する受信ステップである。散乱ありが選択されなければ(NO)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS2にて、白内障の程度として軽度が選択されたか否かを判定する。
軽度が選択されれば(YES)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS4にて、散乱なしで軽度白内障者用のR信号変換テーブルTR01、G信号変換テーブルTG01、B信号変換テーブルTB01を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱なしで軽度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。
ステップS2にて軽度が選択されなければ(NO)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS3にて、白内障の程度として中度が選択されたか否かを判定する。中度が選択されれば(YES)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS5にて、散乱なしで中度白内障者用のR信号変換テーブルTR02、G信号変換テーブルTG02、B信号変換テーブルTB02を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱なしで中度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。
ステップS3にて中度が選択されなければ(NO)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS6にて、散乱なしで重度白内障者用のR信号変換テーブルTR03、G信号変換テーブルTG03、B信号変換テーブルTB03を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱なしで重度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。ステップS4〜S6は、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する生成ステップである。
一方、ステップS1にて散乱ありが選択されれば(YES)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS7にて、白内障の程度として軽度が選択されたか否かを判定する。
軽度が選択されれば(YES)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS9にて、散乱ありで軽度白内障者用のR信号変換テーブルTR11、G信号変換テーブルTG11、B信号変換テーブルTB11を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱ありで軽度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。
ステップS7にて軽度が選択されなければ(NO)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS8にて、白内障の程度として中度が選択されたか否かを判定する。中度が選択されれば(YES)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS10にて、散乱ありで中度白内障者用のR信号変換テーブルTR12、G信号変換テーブルTG12、B信号変換テーブルTB12を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱ありで中度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。
ステップS8にて中度が選択されなければ(NO)、RGB変換部11(CPU101)は、ステップS11にて、散乱ありで重度白内障者用のR信号変換テーブルTR13、G信号変換テーブルTG13、B信号変換テーブルTB13を選択する。RGB変換部11(CPU101)は、この散乱ありで重度白内障者用のRGB変換テーブルを用いて入力R信号Rin、入力G信号Gin、及び入力B信号Binを変換して、処理を終了させる。ステップS9〜S11は、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する生成ステップである。
図13では図示を省略しているが、補間変換部12(CPU101)は、光の散乱の程度に応じて、入力R信号、入力G信号、及び入力B信号の階調を、第1の変換特性と第2の変換特性との間の変換特性となるように補間して変換する補間変換ステップを実行することが好ましい。
以上のように、本実施形態の映像信号変換装置、映像信号変換方法、及び映像信号変換プログラムによれば、光の散乱の程度を考慮して、白内障者が見る映像を晴眼者が見る映像に近付けることができる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 映像信号変換装置
2,20 操作部
3,30 表示装置
10 コンピュータ
11 RGB変換部
12 補間変換部
13 変換テーブル保持部
101 中央処理装置(CPU)
102 記憶部

Claims (21)

  1. 3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号それぞれの階調を、変換テーブルまたは変換式に基づいて変換して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成するRGB変換部を備え、
    前記RGB変換部は、
    光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、
    前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調に対して前記出力R信号、前記出力G信号、及び前記出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させる
    映像信号変換装置。
  2. 前記RGB変換部は、前記白内障程度指定信号が示す白内障の程度に応じて、白内障の程度が重くなるほど、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させる程度を増大させる請求項1に記載の映像信号変換装置。
  3. 前記RGB変換部は、
    白内障の程度が所定の程度より軽いとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号の階調を減少させ、
    白内障の程度が前記所定の程度以上に重いとき、前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力R信号の階調を増大させる
    請求項2に記載の映像信号変換装置。
  4. 前記RGB変換部は、前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力G信号及び前記入力B信号の階調を増大させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像信号変換装置。
  5. 前記RGB変換部は、前記入力G信号の階調を減少させる程度を前記入力R信号の階調を減少させる程度以下とし、前記入力B信号の階調を減少させる程度を前記入力G信号の階調を減少させる程度以下とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像信号変換装置。
  6. 前記RGB変換部は、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第1の変換特性で減少させ、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がない白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第2の変換特性で増大させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像信号変換装置。
  7. 前記RGB変換部は、光の散乱の程度に応じて、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を、前記第1の変換特性と前記第2の変換特性との間の変換特性となるように補間して変換する補間変換部をさらに備える請求項6に記載の映像信号変換装置。
  8. 光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号を受信し、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号の階調に対して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させて、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する
    映像信号変換方法。
  9. 前記白内障程度指定信号が示す白内障の程度に応じて、白内障の程度が重くなるほど、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させる程度を増大させる請求項8に記載の映像信号変換方法。
  10. 白内障の程度が所定の程度より軽いとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号の階調を減少させ、
    白内障の程度が前記所定の程度以上に重いとき、前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力R信号の階調を増大させる
    請求項9に記載の映像信号変換方法。
  11. 前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力G信号及び前記入力B信号の階調を増大させる請求項8〜10のいずれか1項に記載の映像信号変換方法。
  12. 前記入力G信号の階調を減少させる程度を前記入力R信号の階調を減少させる程度以下とし、前記入力B信号の階調を減少させる程度を前記入力G信号の階調を減少させる程度以下とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の映像信号変換方法。
  13. 前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第1の変換特性で減少させ、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がない白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第2の変換特性で増大させる
    請求項8〜12のいずれか1項に記載の映像信号変換方法。
  14. 光の散乱の程度に応じて、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を、前記第1の変換特性と前記第2の変換特性との間の変換特性となるように補間して変換する請求項13に記載の映像信号変換方法。
  15. コンピュータに、
    光の散乱の程度を含む白内障の程度を指定する白内障程度指定信号を受信する受信ステップと、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、3原色の入力R信号、入力G信号、及び入力B信号の階調に対して出力R信号、出力G信号、及び出力B信号の階調を変換しないリニアな特性を基準として、最小階調から最大階調未満の所定の中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させて、出力R信号、出力G信号、及び出力B信号を生成する生成ステップと、
    を実行させる映像信号変換プログラム。
  16. 前記生成ステップとして、前記白内障程度指定信号が示す白内障の程度に応じて、白内障の程度が重くなるほど、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を減少させる程度を増大させる請求項15に記載の映像信号変換プログラム。
  17. 前記生成ステップとして、
    白内障の程度が所定の程度より軽いとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号の階調を減少させ、
    白内障の程度が前記所定の程度以上に重いとき、前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力R信号の階調を増大させる
    請求項16に記載の映像信号変換プログラム。
  18. 前記生成ステップとして、前記リニアな特性を基準として、前記中間階調を超えて前記最大階調までの範囲で、前記入力G信号及び前記入力B信号の階調を増大させる請求項15〜17のいずれか1項に記載の映像信号変換プログラム。
  19. 前記生成ステップとして、前記入力G信号の階調を減少させる程度を前記入力R信号の階調を減少させる程度以下とし、前記入力B信号の階調を減少させる程度を前記入力G信号の階調を減少させる程度以下とする請求項15〜18のいずれか1項に記載の映像信号変換プログラム。
  20. 前記生成ステップとして、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がある白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記中間階調までの範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第1の変換特性で減少させ、
    前記白内障程度指定信号によって光の散乱がない白内障であることが指定されたとき、前記最小階調から前記最大階調までの全ての範囲で、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を第2の変換特性で増大させる
    請求項15〜19のいずれか1項に記載の映像信号変換プログラム。
  21. 前記コンピュータに、さらに、光の散乱の程度に応じて、前記入力R信号、前記入力G信号、及び前記入力B信号の階調を、前記第1の変換特性と前記第2の変換特性との間の変換特性となるように補間して変換する補間変換ステップを実行させる請求項20に記載の映像信号変換プログラム。
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