JP6477598B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置及びこれに用いられる導光部材に関する。
一般に、回転する無端の中間転写ベルトに沿う位置にそれぞれ配置された複数の画像形成部を備えるタンデム型の画像形成装置が知られている。タンデム型の画像形成装置において、前記画像形成部各々は、ドラム状の像担持体(感光体)とその周囲に配置された帯電部、現像部、転写部、除電部、及びクリーニングを備えている。そして、前記画像形成部各々は、それぞれ異なる色のトナー像を前記中間転写ベルトの表面に順次重ねて形成する。以下、タンデム型の画像形成装置において、複数の前記画像形成部の配列方向に沿って中間転写ベルトが回転する方向のことをベルト回転方向と称する。
また、タンデム型の画像形成装置において、前記画像形成部各々の前記除電部が、転写後除電光を照射する機能と転写前除電光を照射する機能とを兼ねることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、長手方向に沿って複数の反射面が形成された長尺な導光部材を用いて、導光部材の前記長手方向の一端から入射した光を、前記長手方向に交差する方向へ出力するライン照明装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来から、画像形成装置の前記除電部の一例として、透明部材からなる前記導光部材を用いて、光源の光を前記反射面で反射させて前記転写部と前記クリーニング部との間から前記ベルト回転方向の上流側へ向かう第1除電光と、前記反射面で透過させて前記ベルト回転方向の下流側に位置する他の像担持体へ向かう第2除電光とに分けて出力する構成が知られている。
特開2011−221405号公報 特開2008−140726号公報
しかしながら、前記導光部材の前記長手方向の一端に光源が設けられた構成では、前記光源とは反対の他端側に位置する前記反射面を透過した光は、前記他端側へ向けて斜めに出射する。このように、前記他端側において斜めに出射した光は、像担持体上の帯電前の領域に照射されず無駄に外部へ出力される。また、他端側に位置する前記反射面を反射した光の一部は、像担持体上の帯電後の領域に照射されず無駄に外部へ出力される。
本発明の目的は、複数の画像形成部各々の除電部が転写後除電および転写前除電の各機能を兼ねる場合に、除電部の導光部材から外部に出力される光を無駄なく像担持体に照射することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、複数の画像形成部と、除電部とを備える。前記複数の画像形成部それぞれは、回転する無端のベルトに沿う位置に配置されている。前記画像形成部は、それぞれ、像担持体、前記像担持体の表面上に担持されたトナー像を前記ベルトの表面に転写する転写部、及び前記像担持体の表面を清掃するクリーニング部をそれぞれ含む。前記複数の画像形成部は、前記像担持体から前記ベルトの表面に前記トナー像を転写させて前記ベルトの表面に画像を形成する。
前記除電部は、前記画像形成部各々に設けられている。前記除電部は、それぞれ、透明部材からなる長尺状の導光部材、及び前記導光部材の長手方向の一端に設けられ前記像担持体の除電に用いられる光を出射する光源を含む。
前記導光部材は、透過反射部を有する。この透過反射部は、前記長手方向に並んで複数設けられ、前記光源各々から前記長手方向の一端に入射して他端に導かれる光を透過及び反射させて、前記転写部と前記クリーニング部との間から前記転写ベルトの回転方向の上流側へ向かう第1除電光と前記回転方向の下流側へ向かう第2除電光とに分けて出力する。
また、前記除電部は、第1反射部を有する。この第1反射部は、前記複数の透過反射部のうち、前記導光部材の前記長手方向の他端側に位置する端部透過反射部から前記回転方向の下流側へ向かう前記第2除電光を前記回転方向の上流側へ向かう方向へ反射する。
本発明によれば、除電部の導光部材から外部に出力される光を無駄なく像担持体に照射することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示された画像形成装置の画像形成部の一例を示す図である。 図3は、図2に示された画像形成部の除電部を示す図である。 図4は、図3に示された除電部の導光部材を示す図である。 図5は、図4に示された導光部材の断面形状を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1に示すように、画像形成装置10は、複数の画像形成部1〜4、中間転写ベルト5(本発明のベルトの一例)、光走査装置6、二次転写ローラー7、定着装置8、排紙トレイ9、トナーコンテナー21〜24、給紙カセット31、及び搬送路32などを備える。画像形成装置10は、給紙カセット31から搬送路32に沿って供給されるシート状の用紙に、情報処理装置から入力される画像データに基づくカラー画像又はモノクロ画像を形成するカラープリンターである。また、ファクシミリ、コピー機、及び複合機なども、本発明に係る画像形成装置の一例である。
画像形成装置10は、所謂タンデム型のものである。画像形成部1〜4は、中間転写ベルト5のベルト回転方向D1に沿って並設されている。画像形成部1ではY(イエロー)、画像形成部2ではM(マゼンタ)、画像形成部3ではC(シアン)、画像形成部4ではK(ブラック)に対応するトナー像が形成される。
図2は、画像形成部1及び画像形成部2の概略構成を示す模式図である。図2に示すように、画像形成部1及び画像形成部2は、感光体ドラム11(本発明の像担持体の一例)と、感光体ドラム11に対応して設けられた帯電部12、現像部13、一次転写ローラー15(本発明の転写部の一例)、及びクリーニング装置16(本発明のクリーニング部の一例)を備える。また、画像形成部1及び画像形成部2それぞれには、除電部14が設けられている。なお、画像形成部3及び画像形成部4も同様に構成されているためここでは説明を省略する。
感光体ドラム11各々は、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1に沿って並設されている。感光体ドラム11は、静電潜像及びトナー像を担持する像担持体である。帯電部12各々は、帯電ローラー121を有する。帯電部12は、帯電ローラー121を用いて、不図示の電源から供給される電力により感光体ドラム11を所定電位に帯電させる。そして、帯電部12により帯電された感光体ドラム11に、光走査装置6によってレーザー光が照射され、画像データに基づく静電潜像が感光体ドラム11の外周面に形成される。現像部13各々は、現像ローラー131を有する。現像部13は、現像ローラー131を用いて、感光体ドラム11に形成された前記静電潜像をトナー(現像剤)により現像する。なお、現像部13による前記静電潜像の現像には、トナーと共に滑材又は研磨剤などの外添材が用いられる。現像部13各々には、各色に対応する着脱可能なトナーコンテナー21〜24からトナーが補給される。
一次転写ローラー15各々は、感光体ドラム11に形成されたトナー像を中間転写ベルト5に転写する。中間転写ベルト5は、画像形成部1〜4各々の感光体ドラム11の上方を走行し、感光体ドラム11各々に形成された各色のトナー像が順次重ね合わせて転写される被転写部材である。中間転写ベルト5上のトナー像は、二次転写ローラー7により、給紙カセット31から搬送路32を経て搬送される用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、定着装置8で加熱されて用紙に定着する。クリーニング装置16各々は、一次転写ローラー15による前記トナー像の中間転写ベルト5への転写後の感光体ドラム11を清掃するクリーニングローラー又はクリーニングブレード等のクリーニング部材161を有する。
除電部14各々は、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の上流側の感光体ドラム11の外周面における一次転写ローラー15とクリーニング部材161との間の位置に、感光体ドラム11を除電するための除電光L1を照射する。換言すると、除電部14各々は、感光体ドラム11の回転方向において一次転写ローラー15の下流側であってクリーニング部材161の上流側に除電光L1を照射する。また、除電部14各々は、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の下流側の感光体ドラム11の外周面における現像ローラー131と一次転写ローラー15との間の位置に、感光体ドラム11を除電するための除電光L2を照射する。換言すると、除電部14各々は、感光体ドラム11の回転方向において現像ローラー131の下流側であって一次転写ローラー15の上流側に除電光L2を照射する。このように、感光体ドラム11の前記トナー像の中間転写ベルト5への転写前後において感光体ドラム11の除電が行われることにより、感光体ドラム11の所謂メモリー画像が抑制される。
なお、本実施形態では、イエローに対応する画像形成部1の感光体ドラム11には除電光L2は照射されない。これは、イエローの画像は目立たないため、イエローに対応する感光体ドラム11に除電光L2が照射されなくても画像メモリーの問題は顕在化しにくいからである。即ち、画像形成装置10では、前記ベルト回転方向D1の最上流側に配置された感光体ドラム11がイエローに対応するものであり、前記ベルト回転方向D1における感光体ドラム11各々の下流側の位置に除電部14が配置されている。もちろん、画像形成装置10が、画像形成部1の感光体ドラム11に除電光L2を照射する別の除電部を備えていてもよい。
次に、図3乃至図6を参照しつつ、除電部14について説明する。
除電部14は、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の上流側に配置された感光体ドラム11と中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の下流側に配置された感光体ドラム11との間に配置されている。除電部14は、クリーニング装置16の筐体の上面に取り付けられている。除電部14は、光源141と、長尺状の導光部材142と、導光部材142を覆うカバー部材17(図3参照)と、を有する。
導光部材142は、感光体ドラム11の軸方向D2に沿って延びる棒状の部材であり、前記軸方向D2に長い形状に形成されている。導光部材142は、感光体ドラム11よりも長尺状であり、長手方向が感光体ドラム11の前記軸方向D2と平行になるように配置されている。
光源141は、感光体ドラム11を除電するための光を出射するLED光源などである。光源141は、導光部材142の長手方向の一方側の端部に設けられている。光源141から出射される光は、導光部材142の前記長手方向の一方側に形成されている入光面143に入射する。そして、導光部材142の内部では、入光面143から入射する光が反射を繰り返して他端の端面144へ向かう光伝搬方向D3(図3参照)へ導かれる。
導光部材142は、例えば透明な樹脂などの材料で形成されている。図4に示されるように、導光部材142は、前記長手方向に直交する断面が概ね円形状を有する円柱部151と、前記長手方向に直交する断面が台形状の台形部152とを有する。導光部材142は、円柱部151と台形部152とが一体に形成されたものである。
導光部材142は、第1光学面145、及び第2光学面146(本発明の光学面の一例を有する。
第1光学面145は、円柱部151の外周面であり、円弧状の曲面である。第2光学面146は、台形部152の外周面の一部であって、第1光学面145に対向する位置にある平坦面である。
本実施形態では、導光部材142は、第1光学面145が上流側の感光体ドラム11に向けられており、第2光学面146が下流側の感光体ドラム11に向けられた状態で、クリーニング装置16の筐体の上面に設置されている。
カバー部材17は、導光部材142の上面及び第2光学面146を覆うように設けられている。カバー部材17は、導光部材142からの光を透過させる必要があるため、透明な樹脂などの材料で形成されている。カバー部材17は、導光部材142の上面に対向する対向面、及び第2光学面146に対向する対向面を有している。カバー部材17は、各対向面と導光部材142の上面及び第2光学面146との間に微小な隙間が形成される位置に配置されている。カバー部材17は、クリーニング装置16の筐体の上面に取り付けられている。このカバー部材17が設けられているため、除電部14の導光部材142への粉塵又はトナーの付着が防止される。
導光部材142は、複数の透過反射部172を有する。複数の透過反射部172は、第2光学面146に形成されている。透過反射部172は、第2光学面146において前記長手方向に予め定められた間隔W1で複数形成されている。つまり、複数の透過反射部172は、第2光学面146において前記長手方向に等しい間隔W1を隔てて一直線上に配置されている。
透過反射部172は、第2光学面146に形成された断面三角形状の溝である。以下の説明において、第2光学面146において透過反射部172を除く平坦面を平面部171と称する。つまり、第2光学面146は、平面部171と透過反射部172とを有する。透過反射部172は、第2光学面146から導光部材142の内部側へ向けて凹んだ溝であり、具体的には、平面部171から所定の傾斜角度を有する2つの反射面によって断面三角形状に形成されており、導光部材142の短手方向へ延びる溝である。透過反射部172は、所謂三角プリズムと称されるものである。
図5に示されるように、導光部材142の内部を進む光が透過反射部172における光源141側の反射面173に照射した場合、その光の一部は、透過反射部172の反射面173により反射して第1光学面145から除電光L1(本発明の第1除電光の一例)として出射される。また、導光部材142の内部を進む光が透過反射部172の反射面173に照射した場合、その光の一部は、透過反射部172の反射面173を透過して第2光学面146から除電光L2(本発明の第2除電光の一例)として出射される。
ここで、図3に示されるように、感光体ドラム11において、静電潜像が形成される領域を画像形成領域A1とし、感光体ドラム11の前記軸方向D2の両端に位置する前記静電潜像が形成されない領域を非画像形成領域A2とする。この場合、透過反射部172は、第2光学面146において、非画像形成領域A2に対応する位置P1,P2にも設けられている。なお、第2光学面146において、最も光源141側に設けられた透過反射部172Aの位置が位置P1であり、最も光源141から離れた側(つまり、端面144側)に設けられた透過反射部172B(本発明の端部透過反射部の一例)の位置が位置P2である。
なお、本実施形態では、透過反射部172の間隔は、等間隔である。しかし、導光部材142では、光源141から入射する光が一端から他端に向けて導かれる間に光量が徐々に低下する。そのため、導光部材142では、前記長手方向において透過反射部172が形成される間隔W1が、光源141から遠ざかるに従って短くなるようにしてもよい。これにより、導光部材142の入光面143から遠い位置において、透過反射部172による光の反射量及び透過量が増加するため、導光部材142の前記長手方向における除電光L1及び除電光L2の均一化が図られる。
そして、除電部14は、光源141から出射された光を透過反射部172で反射させて、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の上流側の感光体ドラム11の外周面における一次転写ローラー15とクリーニング装置16との間の位置に除電光L1を照射する。また、除電部14は、光源141から出射された光を透過反射部172で透過させて、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の下流側の感光体ドラム11の外周面における現像ローラー131と一次転写ローラー15との間の位置に除電光L2を照射する。言い換えると、導光部材142が有する複数の透過反射部172は、光源141から前記長手方向の一端の入光面143に入射して反対側の端面144へ導かれる光を透過及び反射させて、一次転写ローラー15とクリーニング装置16との間から中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の上流側へ向かう除電光L1と、前記ベルト回転方向D1の下流側へ向かう除電光L2とに分けて出力する。
透過反射部172の反射面173(図5参照)の傾斜角度は、光源141から出射された光の透過反射部172による透過量及び反射量が予め定められた関係となるように適宜定められる。例えば、透過反射部172の傾斜角度は、中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の上流側の感光体ドラム11に到達する除電光L1の光量と中間転写ベルト5の前記ベルト回転方向D1の下流側の感光体ドラム11に到達する除電光L2の光量との比率が10:1となるように定められる。
以上のように、本実施形態では、上流側及び下流側の感光体ドラム11各々を除電するための除電光L1、L2が1つの導光部材142によって供給される。これにより、感光体ドラム11に対する転写前除電及び転写後除電を行うための構成を簡素化することができる。
ところで、導光部材142の前記長手方向の一方側の端部に光源141が設けられた構成では、光源141とは反対側の他方側の端部の近傍に位置する透過反射部172Bの反射面173を透過した光は、前記光伝搬方向D3側へ向けて斜めに出射する。このように、前記他方側の端部において斜めに出射した光は、感光体ドラム11上の帯電前の画像形成領域A1に照射されず、無駄に外部へ出力される。また、前記他方側の端部に位置する透過反射部172Bの反射面173を反射した光の一部も、感光体ドラム11上の帯電後の画像形成領域A1に照射されず、無駄に外部へ出力される。
このため、除電部14の導光部材142から外部に出力される光を無駄なく感光体ドラム11の画像形成領域A1に照射することが可能なように、反射部41(本発明の第1反射部の一例)、及び反射部42(本発明の第2反射部の一例)が、導光部材142に設けられている。つまり、除電部14は、反射部41及び反射部42を備えている。
具体的には、反射部41は、第2光学面146において透過反射部172Bを塞ぐように、第2光学面146に直接に取り付けられている。反射部41は、例えばミラーである。なお、反射部41は、光を反射可能な金属箔、または光を反射させる塗装が塗布された反射プレートなどであってもよい。このように反射部41が設けられているため、反射部41は、導光部材142の前記長手方向の他端側に位置する透過反射部172Bから前記ベルト回転方向D1の下流側へ向かう除電光L2を前記ベルト回転方向D1の上流側へ向かう方向へ反射する。これにより、透過反射部172Bの反射面173を透過した光を、上流側の感光体ドラム11の画像形成領域A1を照射して除電する光L2a(図5参照)として有効活用することができる。また、反射部41が設けられていない場合は、透過反射部172Bの反射面173を透過した光が他の部材に乱反射してフレア光として画像形成領域A1に照射されていた。しかし、本実施形態では、反射部41が設けられることによって、前記フレア光の発生を抑制することが可能である。
また、反射部42は、導光部材142の前記長手方向の他端側の端面144に直接に取り付けられている。反射部42は、例えばミラーである。なお、反射部42は、光を反射可能な金属箔、または光を反射させる塗装が塗布された反射プレートなどであってもよい。このように反射部42が設けられているため、反射部42は、導光部材142を伝播した光や透過反射部172Bで反射した光、或いは反射部41によって反射されて導光部材142に入射した光が端面144から外部に透過することを防ぎ、これらの光を導光部材142の内部へ反射する。これにより、端面144に到達した光を外部に透過させずに、感光体ドラム11の画像形成領域A1を照射して除電する光L2b,L2c(図5参照)として有効活用することができる。また、反射部42が設けられていない場合は、端面144を透過した光が前記フレア光として画像形成領域A1に照射されていたが、本実施形態では、反射部42が設けられることによって、前記フレア光の発生を抑制することが可能である。
なお、上述の実施形態では、導光部材142に反射部41及び反射部42が設けられた構成を例示した。しかし、本発明は、反射部41だけが導光部材142に設けられた構成であってもよい。また、上述の実施形態では、反射部41及び反射部42が導光部材142に直接に取り付けられた構成を例示した。しかし、本発明は、カバー部材17において第2光学面146に対向する前記対向面に反射部41が取り付けられた構成であってもよい。
1〜4:画像形成部
5:中間転写ベルト
6:光走査装置
7:二次転写ローラー
8:定着装置
9:排紙トレイ
10:画像形成装置
11:感光体ドラム
12:帯電部
13:現像部
14:除電部
15:一次転写ローラー
16:クリーニング装置
17:カバー部材
41:反射部
42:反射部
121:帯電ローラー
131:現像ローラー
141:光源
142:導光部材
145:第1光学面
146:第2光学面
172:透過反射部

Claims (4)

  1. 回転する無端のベルトに沿う位置にそれぞれ配置され、像担持体、前記像担持体の表面上に担持されたトナー像を前記ベルトの表面に転写する転写部、及び前記像担持体の表面を清掃するクリーニング部をそれぞれ含み、前記像担持体から前記ベルトの表面に前記トナー像を転写させて前記ベルトの表面に画像を形成する複数の画像形成部と、
    前記画像形成部各々に設けられ、透明部材からなる長尺状の導光部材、及び前記導光部材の長手方向の一端に設けられ前記像担持体の除電に用いられる光を出射する光源を含む除電部と、を備え、
    前記導光部材は、
    前記長手方向に並んで複数設けられ、前記光源各々から前記長手方向の一端に入射して他端に導かれる光を透過及び反射させて、前記転写部と前記クリーニング部との間から前記ベルトの回転方向の上流側へ向かう第1除電光と前記回転方向の下流側へ向かう第2除電光とに分けて出力する透過反射部を有し、
    前記除電部は、前記複数の透過反射部のうち、前記導光部材の前記長手方向の他端側に位置する端部透過反射部から前記回転方向の下流側へ向かう前記第2除電光を前記回転方向の上流側へ向かう方向へ反射する第1反射部と、を有する画像形成装置。
  2. 前記除電部は、前記導光部材の前記長手方向の他端側の端面から外部に透過する光を前記導光部材の内部へ反射する第2反射部、を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記端部透過反射部は、前記導光部材において前記像担持体上の非画像形成領域に対応する位置に設けられている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記導光部材は、前記透過反射部を透過して前記回転方向の下流側へ向かう前記第2除電光が出射される平坦な光学面を有し、
    前記透過反射部は、前記光学面から内部側へ向けて形成された断面三角形状の溝である請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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