JP6476743B2 - 流体制御装置 - Google Patents

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本発明は、受入ポートと吐出ポートとが連通する弁体収容室に、第1弁体が開弁位置と閉弁位置とに移動自在に収容されている流体制御装置に関する。
図7は、従来の流体制御装置を例示している(適切な先行技術文献を開示することができない。)。この流体制御装置は、第1弁体3により内部空間が第1室4aと第2室4bとに分割される弁体収容室4と、流体供給部の流体を弁体径方向から第1室4aに受け入れる受入ポート5と、受入ポート5から第1室4aに受け入れた流体を弁体軸芯Xの方向に吐出する吐出ポート6とを有する。
そして、受入ポート5から第1室4aに受け入れた流体が、第1弁体3が吐出ポート6を開く開弁位置に移動するに伴って、吐出ポート6から吐出される。
従来の流体制御装置は、第1室4aが、第1弁体3の外周面が摺接する内周面18を備え、その内周面18の周方向一箇所において受入ポート5が連通しているので、受入ポート5から第1室4aに流入した直後の流体の流れ方向が、受入ポート5に近い周方向の一箇所において、第1弁体3に対して弁体径方向から衝突しながら弁体軸芯Xに沿う方向に変更される。
このため、受入ポート5から流入した流体の流体圧力が第1弁体3に対して周方向の特定箇所において弁体径方向に押圧するように作用し、第1弁体3の弁体収容室4の内周面に対する「片当たり」が生じて、第1弁体3の開弁位置と閉弁位置とに亘る円滑な移動が損なわれるおそれがある。
また、そのような「片当たり」によって第1弁体3の外周面に局部摩耗が生じると、第1弁体3の外周面と弁体収容室4の内周面との界面のシール性が損なわれる。このため、流体がその界面を通して例えば第2室4bに漏れ出して、第1弁体3をタイミングよく開閉移動させることができないおそれがあり、応答性が低下する。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、第1室に弁体軸芯方向から連通する吐出ポートを有しながら、第1弁体を開弁位置と閉弁位置とに亘ってタイミングよく円滑に移動させることができる流体制御装置を提供することを目的とする。
本発明による流体制御装置の特徴構成は、第1弁体が開弁位置と閉弁位置とに弁体軸芯方向に移動自在に収容され、前記第1弁体により内部空間が第1室と第2室とに分割される弁体収容室と、前記第1室に弁体径方向から連通し、流体供給部の流体を前記第1室に受け入れる受入ポートと、前記第1室に弁体軸芯方向から連通し、前記第1室に受け入れた流体を吐出する吐出ポートと、前記第2室に設けられ、前記第1弁体を前記吐出ポートを閉じる閉弁位置に移動するように付勢する付勢部材と、前記第1室の壁面に弁体軸芯周りで環状に開口する開口部を備えて前記受入ポートに連通する環状溝と、を有すると共に、前記開口部は、前記第1弁体の前記開弁位置への移動方向に向けて環状に開口している点にある。
本構成の流体制御装置は、第1室の壁面に弁体軸芯周りで環状に開口する開口部を備えて受入ポートに連通する環状溝を有しているので、受入ポートから流入する流体を、第1室に流入する前に、環状溝に沿って弁体軸芯周りで流動させることができる。
これにより、受入ポートから流入する流体を、流体圧力が第1弁体に対して周方向の特定箇所において弁体径方向に押圧するように作用しないように、弁体軸芯周りで開口する開口部の全域から第1室に流入させることができ、第1弁体の弁体収容室の内周面に対する「片当たり」が生じない。
したがって、本構成の流体制御装置であれば、開弁位置と閉弁位置とに亘る円滑な移動が損なわれるおそれも、第1弁体の外周面に局部摩耗が生じるおそれもないので、第1室に弁体軸芯方向から連通する吐出ポートを有しながら、第1弁体を開弁位置と閉弁位置とに亘ってタイミングよく円滑に移動させることができる。
また、本構成であれば、受入ポートから流入する流体の動圧を第1弁体の開弁位置への移動方向に作用させて、第1弁体を開弁位置に迅速に移動させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記第1弁体が前記閉弁位置に移動するよう前記流体供給部からの流体を前記第2室に導入する導入路と、前記第2室に導入された流体の圧力を維持する状態と開放する状態とに切替自在な第2弁体と、を有する点にある。
本構成であれば、流体供給部の流体を受入ポートから第1室に流入させて吐出ポートから吐出させるときは第2弁体を軽い力で操作することで、流体供給部の流体が有する流体圧力を利用して、第1弁体を開弁位置に移動させ、吐出させないときは第1弁体を閉弁位置に確実に移動させることができる。
すなわち、吐出ポートを閉じる閉弁位置に第1弁体を移動させるときは、第2弁体により、第2室に導入した流体の圧力を維持する状態に切り替える。
これにより、第1室の流体の圧力と導入路を通して第2室に導入した流体の圧力とが等しくなり、そこに第1弁体を閉弁位置に向けて付勢する付勢力が加わるため、第1弁体を閉弁位置に確実に移動させることができる。
吐出ポートを開く開弁位置に第1弁体を移動させるときは、第2弁体により、第2室に導入した流体の圧力を開放する状態に切り替える。
これにより、第2室の側から第1弁体を閉弁位置に向けて押圧する流体の押圧力が軽減され、第1弁体を開弁位置に移動させることができる。
そのため、付勢部材の付勢力を、受入ポートから第1室に受け入れた流体の圧力により作用する、第1弁体を開弁位置に向けて移動させようとする力よりも小さくなるように設定しておく。これにより、流体供給部の流体が有する流体圧力を利用して第1弁体を開弁位置に移動させることができる。
したがって、本構成の流体制御装置であれば、流体供給部から供給される流体の流体圧力が高い場合であっても、流体供給部の流体を流体供給路に流入させるときは、第2弁体を軽い力で操作することで第1弁体を開弁位置に移動させることができ、流体供給路に流入させないときは第1弁体を閉弁位置に確実に移動させることができる。
第1弁体が閉弁位置にある第1実施形態の流体制御装置を示す断面図である。 第1弁体が開弁位置にある第1実施形態の流体制御装置を示す断面図である。 図1におけるIII−III線矢視断面図である。 第1弁体が閉弁位置にある第2実施形態の流体制御装置を示す断面図である。 第1弁体が開弁位置にある第2実施形態の流体制御装置を示す断面図である。 図4におけるVI−VI線矢視断面図である。 従来技術を説明する断面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図3は、本実施形態の流体制御装置Aを示し、例えば自動車用エンジンと変速機との動力伝達を入り切りする油圧クラッチBの油圧回路B1に接続される。
油圧回路B1は、エンジンにより駆動されるオイルポンプPから吐出されたオイル(流体の一例)を油圧クラッチBに供給するオイル供給路B2を有している。
図1,図2に示すように、流体制御装置Aは、アキュムレータ1に蓄えたオイルをオイル供給路B2に流入させるオイル流入路2を有し、アイドリングストップシステムにより停止しているエンジンの再始動時に、アキュムレータ1に蓄えたオイルをオイル流入路2からオイル供給路B2に流入させて、油圧クラッチBに油圧を供給する。
油圧クラッチBが「流体圧利用機器」に相当し、オイル供給路B2が「流体供給路」に相当し、オイル流入路2が「流体流入路」に相当し、アキュムレータ1が「流体供給部」にする。
流体制御装置Aは、ピストン型の第1弁体3により円筒形の内部空間が第1室4aと第2室4bとに分割される弁体収容室4と、アキュムレータ1からのオイルを第1室4aに受け入れる単一の受入ポート5および受入ポート5から第1室4aに受け入れたオイルを第1室4aから吐出する吐出ポート6と、アキュムレータ1からのオイルを第2室4bに導入する導入路7と、第2室4bに導入されたオイルの圧力を維持する状態と開放する状態とに切替自在な第2弁体8と、第2室4bに設けられ、第1弁体3を吐出ポート6を閉じる閉弁位置に向けて付勢する付勢部材9と、第2弁体8の切替作動を制御する制御部10とを有する。
弁体収容室4は、外形が例えば四角形の筒壁部分11aと、筒壁部分11aの前端側を塞ぐ四角形の前端壁部分11bと、後端側を塞ぐ四角形の後端壁部分11cとを備えた弁箱11の内側に形成され、オイル流入路2の途中箇所に接続してある。
第1室4aは前端壁部分11bと第1弁体3との間に形成され、第2室4bは第1弁体3と後端壁部分11cとの間に形成されている。
なお、弁体収容室4は、外形が円形の筒壁部分11aと、円形の前端壁部分11bおよび後端壁部分11cとを備えた弁箱11の内側に形成してあってもよい。
受入ポート5は、第1弁体3の径方向(弁体径方向)から第1室4aに連通し、吐出ポート6は、第1弁体3の軸芯方向(弁体軸芯方向)から第1室4aに連通している。
受入ポート5は前端壁部分11bの周方向一箇所に円形に貫通形成され、オイル流入路2のうちの上流側部分2aに連通接続されている。吐出ポート6は前端壁部分11bに弁体軸心Xと同芯の円形に貫通形成され、オイル流入路2のうちの下流側部分2bに連通接続されている。
第1弁体3は、円錐面12を有する円錐台形状に形成された先端部分3aと、円柱形状に形成された後端部分3bとを同芯状に備えた軸状に形成されている。第1弁体3は、図1に示すように先端部分3aの一部が吐出ポート6の内側に入り込む閉弁位置と、図2に示すように先端部分3aが吐出ポート6から抜け出る開弁位置とに亘って弁体軸芯Xの方向に移動自在に収容されている。
導入路7を通して第2室4bに導入したオイルの圧力により、第1弁体3を吐出ポート6に押し付ける閉弁位置に移動させて受入ポート5と吐出ポート6との連通を遮断する。
第2弁体8は、第2室4bとオイル供給路B2の途中とを直接連通する連通路13に接続した電磁式切替弁V1の弁体である。
切替弁V1は、通電により第2室4bのオイルを弁体収容室4を通さずに外部に放出可能であり、第2室4bとオイル供給路B2とを連通して第2室4bのオイルの圧力を開放し、通電停止により第2室4bとオイル供給路B2との連通を遮断する。
導入路7は、流路断面積が連通路13よりも小さい絞り流路であり、第1室4aと第2室4bとを連通するよう第1弁体3に貫通形成してある。
なお、図示しないが、第2室4bとオイル流入路2の下流側部分2bと連通する連通路を設けて、この連通路に接続した電磁式切替弁の弁体を第2弁体として設けてあってもよい。
付勢部材9は、後端壁部分11cと第1弁体3との間に圧縮変形状態で装着したコイルバネで構成してあり、図1に示すように、円錐面12が吐出ポート6の周縁に当接する閉弁位置に向けて第1弁体3を移動付勢する。
コイルバネ(付勢部材)9の付勢力は、受入ポート5から第1室4aに受け入れたオイルにより第1弁体3を開弁位置に向けて移動させるように作用する力よりも小さくなるように設定してある。
受入ポート5は、第1弁体3が閉弁位置に移動している状態で、後述する環状溝16を介して、第1弁体3の円錐面12と前端壁部分11bとの間に残された第1室4aに連通している。
第1弁体3の前端部分3aに形成した円錐面12が、受入ポート5から第1室4aに流入したオイルの圧力を受け止める受圧面として機能する。
オイルの圧力が円錐面12に作用することにより、第1弁体3を開弁位置に向けて弁体軸芯Xの方向に移動させる分力が発生する。
弁箱11は、図3に示すように受入ポート5が周方向の一箇所において弁体径方向から溝内部に連通する環状溝16を弁体軸芯Xと同芯で前端壁部分11bに有する。
この環状溝16は、弁体収容室4の内径と同じ外径を有し、前端壁部分11bの第1室4aに臨む壁面に弁体軸芯Xの周りで環状に開口する溝開口部17を備えている。
溝開口部17は、筒壁部分11aの壁面に沿って第1弁体3の開弁位置への移動方向に向けた環状に開口している。
なお、受入ポート5は一つに限られるものではなく、環状溝16の周方向の複数箇所に対して受入ポート5が連通するものでもよい。
上記流体制御装置の作動について説明する。
エンジンの駆動中は、切替弁V1は非通電状態に維持されて図1に示すように第2弁体8が閉弁位置に移動しており、アキュムレータ1に充填してあるオイルが受入ポート5、第1室4aおよび導入路7を通して第2室4bに導入されている。
このとき、円錐面12にはアキュムレータ1のオイル圧力が作用しているが、円錐面12の弁体軸芯Xの方向における投影面積は、第1弁体3の後端部分3bの第2室4bに臨む面積よりも小さいので、第1弁体3は、第2室4bに導入されたオイルの圧力により閉弁位置に移動している。
このため、アキュムレータ1のオイルはオイル供給路B2に流入しない。
なお、付勢部材9は、アキュムレータ1のオイル圧力の変動にかかわらず、その付勢力により第1弁体3を閉弁位置に安定的に保持する機能を有している。
アイドリングストップシステムによりエンジンが停止すると、オイルポンプPの駆動が停止してオイルが油圧クラッチBに供給されず、油圧クラッチBに油圧を供給しない。
エンジンの再始動時には、制御部10は、切替弁V1への通電により図2に示すように第2弁体8を開弁位置に移動させ、第2室4bに導入されたオイルの圧力を開放する。
このとき、導入路7を通して第1室4aから第2室4bにオイルが流入するが、導入路7は流路断面積が連通路13よりも小さい絞り流路で構成してあるので、導入路7を通した第2室4bへのオイルの流入により第1弁体3の開弁位置への移動が妨げられることはない。
これにより、受入ポート5から第1室4aに流入したオイルの圧力で第1弁体3がコイルバネ9の付勢力に抗して開弁位置に移動し、第1室4aに流入したオイルがオイル流入路2を通してオイル供給路B2に流入して、油圧クラッチBに油圧を供給する。
受入ポート5は環状溝16の溝内部に溝側面から連通しているので、受入ポート5から環状溝16に流入したオイルは周方向に分散されながら、溝開口部17の周方向略全域から第1弁体3の開弁位置への移動方向と同じ方向に向けて第1室4aに流入する。
これにより、受入ポート5から第1室4aに流入したオイルの圧力(動圧)が、第1弁体3に対して周方向の略全域において開弁方向に押圧する分力となり、第1弁体3の弁体収容室4の内周面に対する「片当たり」を防止することができる。
アキュムレータ1のオイルを油圧クラッチBに供給することにより、アキュムレータ1のオイル圧力が低下すると、第1室4aのオイルの圧力と第2室4bのオイルの圧力とが導入路7を介して等しくなり、第1弁体3は、付勢部材9の付勢力により閉弁位置に移動する。
制御部10は、例えばエンジンの始動開始から所定時間が経過すると、切替弁V1への通電を停止して第2弁体8を閉弁位置に移動させる。
オイルポンプPが駆動され、所定圧力のオイルがオイル供給路B2に吐出されると、そのオイルがオイル流入路2を逆流して付勢部材9の付勢力に抗して第1弁体3を開弁させ第1室4aに流入する。第1室4aに流入したオイルは、受入ポート5を通して上流側部分2aに流入してアキュムレータ1に充填される。
アキュムレータ1へのオイルの充填に伴って、第1室4aのオイルが導入路7を通して第2室4bに流入し、第1室4aのオイルの圧力と第2室4bのオイルの圧力とが等しくなると、第1弁体3は、付勢部材9の付勢力により閉弁位置に移動する。
〔第2実施形態〕
図4〜図6は、本実施形態の流体制御装置Aを示す。
本実施形態の流体制御装置Aは、第1室4aと第2室4bとを連通する断面円形の貫通路14を弁体軸心Xと同心で第1弁体3に設け、第2室4bとオイル供給路B2とを連通する連通路13として、貫通路14、吐出ポート6およびオイル流入路2の下流側部分2bで構成してある。
そして、第2室4bのオイルを第1室4aを通して吐出ポート6からオイル供給路B2に排出するように、第2弁体8を第1弁体3に形成した貫通路14を開閉する電磁式切替弁V2として構成してある。この電磁式切替弁V1は、第1弁体3を吐出ポート6の側に付勢するコイルバネ9により第1弁体3の側に移動するように付勢されている。
第2弁体8は、ソレノイド15への通電により第1弁体3から離間できるように構成してある。
また、本実施形態における弁箱11は、図6に示すように受入ポート5が周方向の二箇所において連通する環状溝16を弁体軸芯Xと同芯で有する。
この環状溝16は、第1弁体3に対して弁体径方向から対向する溝開口部17を備えている。
溝開口部17は、筒壁部分11aの内壁面に、溝幅方向の一端側を前端壁部分11bの壁面に沿わせて、第1弁体3の外周面に向けた環状に開口している。
二つの受入ポート5は環状溝16に対して接線方向から連通しているので、受入ポート5から環状溝16に流入したオイルは周方向に分散されながら、溝開口部17の略全域から弁体径方向に向けて第1室4aに流入する。
これにより、受入ポート5から流入したオイルの圧力(動圧)が、第1弁体3に対して周方向の略全域において開弁方向に押圧する分力となり、第1弁体3の弁体収容室4の内周面に対する片当たりを防止することができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
本発明は、アキュムレータのオイルを油圧クラッチのオイル供給路に流入させる流体制御装置の他、各種用途の流体制御装置に利用できる。
1 アキュムレータ(流体供給部)
3 第1弁体
4 弁体収容室
4a 第1室
4b 第2室
5 受入ポート
6 吐出ポート
7 導入路
8 第2弁体
9 付勢部材
17 開口部
16 環状溝
X 弁体軸芯

Claims (2)

  1. 第1弁体が開弁位置と閉弁位置とに弁体軸芯方向に移動自在に収容され、前記第1弁体により内部空間が第1室と第2室とに分割される弁体収容室と、
    前記第1室に弁体径方向から連通し、流体供給部の流体を前記第1室に受け入れる受入ポートと、
    前記第1室に弁体軸芯方向から連通し、前記第1室に受け入れた流体を吐出する吐出ポートと、
    前記第2室に設けられ、前記第1弁体を前記吐出ポートを閉じる閉弁位置に移動するように付勢する付勢部材と、
    前記第1室の壁面に弁体軸芯周りで環状に開口する開口部を備えて前記受入ポートに連通する環状溝と、
    を有すると共に、
    前記開口部は、前記第1弁体の前記開弁位置への移動方向に向けて環状に開口している流体制御装置。
  2. 前記第1弁体が前記閉弁位置に移動するよう前記流体供給部からの流体を前記第2室に導入する導入路と、
    前記第2室に導入された流体の圧力を維持する状態と開放する状態とに切替自在な第2弁体と、
    を有する請求項1に記載の流体制御装置。
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