JP2003222261A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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Abstract
の構造を改善する。 【解決手段】 電磁弁1は、弁室12を有する黄銅製の
弁本体10を有し、主弁20が弁室12に配設される。
主弁20を操作する副弁66は、プランジャ60の先端
に取付けられ、ステンレス製のパイプ部材40の内部を
摺動する。パイプ部材40の外側にはコイル部材70が
取付けられる。パイプ部材40は、高周波ろう付けW3
により弁本体に接着される。取付部16の段付底部17
に環状溝18を設け、フラックスの溜りとする。
Description
ルの流路の開閉を行う電磁弁に関し、特に、パイロット
式の電磁弁に関するものである。
(主弁)に通路を有し、電磁コイルにより駆動されるプ
ランジャにより通路の開閉を行い、上記通路の開閉によ
り生じる弁体前後の圧力差とばね力とにより弁体が変位
して、弁座との当接が行なわれる。
ト式電磁弁においては、弁体が配置される弁本体と電磁
コイルが装着されるパイプ部材との接着について配慮が
されていなかった。本発明は、かかる接着に際して、溶
接により接着を確実にした電磁弁を提供するものであ
る。
を有する弁本体と、弁本体内に摺動自在に挿入されて弁
座に対して離接する主弁と、主弁を操作する副弁を有す
るプランジャと、プランジャが挿入されるパイプ部材
と、パイプ部材の外側に嵌装されてプランジャを駆動す
るコイル部材を備え、弁本体は、パイプ部材が挿入され
る円筒状の取付部を有し、パイプ部材は弁本体にろう付
け手段により接着されると共に、取付部の段付底部に環
状の溝を備えるものである。
に配設されるリング状のストッパを備える。そして、環
状の溝はろう付けの際に発生するフラックスの溜りとし
て機能する。さらに、弁本体は黄銅製であり、パイプ部
材はステンレスでつくられるものである。
施の態様を説明する。図1は、本発明の電磁弁の全体構
造を示す断面図である。全体を符号1で示す電磁弁は、
円筒形状の弁本体10を有し、弁本体10の中心部には
弁室12が形成される。弁本体10は、黄銅材で作成さ
れる。
プ41と、出口側のパイプ42が、ろう付け部W1,W
2により接合される。弁室12には、主弁20が摺動自
在に挿入され、主弁20の先端部は弁座14に対して離
接して冷媒の通路を開閉する。主弁20は、中心部を貫
通して冷媒の出口側に開口する通路22を有し、通路2
2のプランジャ側の部分は細穴24に形成される。この
通路に平行して均圧穴26が設けられ、この均圧穴26
は、弁室12と主弁20の上部の空間28との間を連通
する。
6が形成され、この取付部にステンレス製のパイプ部材
40が挿入される。弁本体10の取付部16の底部17
には、リング状のストッパ50が配置されて、パイプ部
材40の下端部を支持する。このストッパ50も弁本体
10の材料と同様の黄銅でつくられる。
ンジャ60が摺動自在に挿入される。このプランジャ6
0は磁性材料でつくられ、中心部に通路62が設けられ
る。この通路62は、半径方向に設けられる通路64を
介して、主弁20との間の空間28とプランジャ60の
上部の空間とを連通する。このプランジャ60の主弁2
0に対向する端部にはボール状の副弁66が取付けられ
る。この副弁66は、スチールボールであって、主弁2
0の細穴24の開口部を開閉する。
くられる吸引子90が取付けられる。一方、パイプ部材
40の外周部には、電磁コイル部材70が嵌装され、電
磁コイル部材70はハウジング部材72を介して、ネジ
80により吸引子90に固着される。吸引子90は、パ
イプ部材40と溶接されている。吸引子90とプランジ
ャ60の間には、コイルスプリング100が設けられ、
プランジャ60を常時主弁20側に付勢する。この作用
によって、副弁66は、主弁20の細穴24を常時閉じ
ている。
リング100のばね力により弁座14に当接され、流路
は閉じられている。弁室12の冷媒は、主弁20の均圧
穴26を通ってプランジャ60との間の空間28に充填
されている。この状態で、コイル部材70に通電される
と電磁力が発生し、吸引子90はプランジャ60を吸引
してプランジャ60を上昇させる。
4を開き、冷媒は出口側へ流出する。空間28と弁室1
2との差圧により、主弁20は弁座14から離れて流路
を開く。コイル部材70の通電が断たれると、プランジ
ャ60は下降し、副弁66が主弁20の細穴24を閉じ
る。弁室12の冷媒は均圧穴26を通って、主弁20の
上部の空間28に流入し、差圧を解消する。この作用に
よって、主弁20は弁座14に当接され、流路は閉じら
れる。
黄銅製の弁本体10の取付部16に対して、ステンレス
製のパイプ部材40を固着する手段として、高周波ろう
付け手段W3が使用される。
10の取付部16の内周部とステンレス製のパイプ部材
40の外周部との間の隙間に溶融したろうや溶剤のフラ
ックスが流入して弁本体とパイプ部材を接着する。接着
を確実なものにするためには、パイプ部材と弁本体の間
の間隙にフラックスが完全に充填することが望ましい。
しかしながら、余分のフラックスが主弁20の上部の空
間28等に流入すると冷媒に混入し、作動不良の原因と
もなる。
も示すように、弁本体10の取付部16の内周部の底部
17に環状の溝18を設けたものである。この溝18は
余分なフラックスの溜りとして機能し、弁側へのフラッ
クスの流れ込みを防止する。環状の溝18の断面形状と
本数は適宜に設定されるが、本例にあっては、V形の溝
が2本設けられている。
の弁本体に対してステンレス製のパイプ部材を高周波ろ
う付けにより接着する際に、余分のフラックスの溜りを
設けたものである。高周波ろう付け時に、充分なろうを
供給して接着を確実にし、余分なフラックスを吸収する
ことで堅固なろう付けを達成することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 弁室を有する弁本体と、弁本体内に摺動
自在に挿入されて弁座に対して離接する主弁と、主弁を
操作する副弁を有するプランジャと、プランジャが挿入
されるパイプ部材と、パイプ部材の外側に嵌装されてプ
ランジャを駆動するコイル部材を備えた電磁弁であっ
て、 弁本体は、パイプ部材が挿入される円筒状の取付部を有
し、パイプ部材は弁本体にろう付け手段により接着され
ると共に、取付部の段付底部に環状の溝を備える電磁
弁。 - 【請求項2】 パイプ部材と取付部の段付底部の間に配
設されるリング状のストッパを備える請求項1記載の電
磁弁。 - 【請求項3】 環状の溝はろう付けの際に発生するフラ
ックスの溜りとして機能する請求項1記載の電磁弁。 - 【請求項4】 弁本体は黄銅製であり、パイプ部材はス
テンレス製である請求項1記載の電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002023561A JP2003222261A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002023561A JP2003222261A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003222261A true JP2003222261A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27746240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002023561A Pending JP2003222261A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003222261A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002023561A patent/JP2003222261A/ja active Pending
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