JP6475994B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は自走式掃除機に関する。
この発明の背景技術としては、自走しながら床面上の塵埃を空気と共に筐体内に吸引し、塵埃を除去した空気を外部に排出するようにした掃除機において、赤外線センサのような光学式の床面検知センサを筐体の床面との対向面に設置して床面を監視し、掃除機が床面の段差(クリフ)などに落込まないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−130781号公報
しかしながら、従来のこのような自走式掃除機においては、床面の色が異なると床面からの反射光の強度が異なるため、床面検知センサが正確に床面を検知することができなくなり、掃除機が下向きの段差(クリフ)に落下するなどの誤動作を生じていた。この発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、床面の色の変化に対して床面検知センサの検知能力を正しく維持して掃除機の誤動作を防止するようにしたものである。
この発明は、掃除用部材を有して床面を自走可能な筐体と、筐体から床面に向かって露出する光学式の床面検知センサと、掃除用部材を制御すると共に、床面検知センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、
前記床面検知センサは、床面に向かって光束を照射する発光素子と、床面からの反射光を受光する受光素子と、前記光束のひらきを狭く制限する絞り素子とを備え、
前記筐体は床面と対向する板状の底板を有すると共に、前記底板は床面側に開口する1つの開口部を有し、
前記発光素子および前記受光素子は、前記底板における前記開口部の近傍に設けられており、
前記絞り素子は、前記底板の前記開口部の端縁の一部が、前記光束の一部を遮光するように前記発光素子の光軸に対して前記受光素子とは反対側からのみ前記発光素子の光軸近傍まで前記発光素子の前方で重なるように延設されることにより構成されている自走式掃除機を提供するものである。
また、本発明は、掃除用部材を有して床面を自走可能な筐体と、筐体から床面に向かって露出する光学式の床面検知センサと、掃除用部材を制御すると共に、床面検知センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部と、前記受光素子が受光した光の強度を所定値と比較する制御ユニットとを備え、
前記床面検知センサは、床面に向かって光束を照射する発光素子と、床面からの反射光を受光する受光素子と、前記光束のひらきを狭く制限する絞り素子とを備え、
前記筐体は床面と対向する板状の底板を有すると共に、前記底板は床面側に開口する開口部を有し、
前記発光素子および前記受光素子は、前記底板における前記開口部の近傍に設けられており、
前記絞り素子は、前記底板の前記開口部の端縁の一部が、前記光束の一部を遮光するように前記発光素子の前方まで延設されることにより構成されており、
前記光束が照射される床面から前記筐体の前記底板までの距離が所定距離以内の場合に前記受光素子の強度が前記所定値より大きくなり、かつ、前記距離が前記所定距離を超える場合に前記受光素子の強度が前記所定値以下となるように、前記絞り素子は前記光束のひらきを狭く制限するように構成されている自走式掃除機を提供するものである。
この発明によれば、床面を照射する発光素子の光束のひらきが絞り素子により狭く制限されるので、光束の光強度分布の幅が狭くなり、床の色の変化(反射率の変化)によって受光素子が受光する反射光の強度変化が小さくなる。従って、床面の色の変化によって生じる床面までの検出距離の変動の幅が小さくなり、検出精度が向上し、掃除機の誤動作が防止される。
この発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上面斜視図である。 図1に示す自走式掃除機の底面図である。 図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。 図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。 床面検知センサの従来の構成と作用を示す説明図である。 第1実施形態の床面検知センサの図5対応図である。 図6に示す床面検知センサの変形例を示す説明図である。 第2実施形態の床面検知センサの図7対応図である。 第3実施形態の床面検知センサの図7対応図である。
この発明は、掃除用部材を有して床面を自走可能な筐体と、筐体から床面に向かって露出する光学式の床面検知センサと、掃除用部材を制御すると共に、床面検知センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、前記床面検知センサは、床面に向かって光束を照射する発光素子と、床面からの反射光を受光する受光素子と、前記光束のひらきを狭く制限する絞り素子とを備える自走式掃除機である。
前記絞り素子が、発光素子の光軸に関して受光素子と反対側で前記光束を遮光する遮光部材であってもよい。
前記絞り素子が前記光束を制限して通過させる貫通孔を有する素子からなってもよい。
前記絞り素子が前記光束を制限して通過させるスリットを有する素子からなってもよい。
前記絞り素子が筐体と一体に形成されてなってもよい。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る自走式掃除機の上から見た斜視図であり、図2は図1に示される自走式掃除機の底面図であり、図3は図1に示す自走式掃除機の制御回路のブロック図である。また、図4は図1に示す自走式掃除機の側面から見た内部構成説明図である。
この発明に係る自走式掃除機(以下、掃除ロボットという)は、床面を自走しながら、床面上の塵埃を空気と共に吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面を掃除するようになっている。
掃除ロボット1Aは、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の上面に排気口41を備える。図2に示すように底板2aには、回転ブラシ3、一対のサイドブラシ4、吸引口11、一対の駆動輪5、後輪7、前輪8、および床面検知センサ12が設けられている。なお、床面検知センサ12はその検知面が底板2aから床面に向かって露出している。
また、筐体2内には、図4に示すように吸引口11に接続された吸引路10と、吸引路10の下流側に設けられた集塵部20と、集塵部20の下流側に設けられた電動送風機30と、電動送風機30と排気口41とを接続する排気路40とを備える。
筐体2は、図1に示すように、蓋2b1および蓋2b1の後方位置に形成された排気口41を有する平面視円形の天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。天板2bには掃除ロボット1Aの作動条件や作動指令を入力する操作パネル31が設けられている。
底板2a(図2)には、前輪8および一対の駆動輪5の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成されている。また、側板2cの前方には、図1に示すように掃除ロボット1Aの進行方向の障害物を検出する複数の超音波センサ9が設けられている。
一対の駆動輪5は、筐体2の底板2aと平行な軸5a(図2)を中心に回転可能に設けられており、一対の駆動輪5が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪5が互いに逆方向に回転すると筐体2が回転するようになっている。
一対の駆動輪5の回転軸は、後述する一対の走行モータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各走行モータは筐体2の底板2aの内面に直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪8はローラからなり、進路上に現れた段差に接触したとき、筐体2が上りの段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪5が接触する床面から少し浮き上がる位置に筐体2の底板2aに回転自在に設けられている。
後輪7は自在車輪からなり、床面と接触するように筐体2の底板2aの一部に回転自在に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向の中間に一対の駆動輪5を配置し、前輪8を床面から浮かせ、掃除ロボット1Aの全重量を一対の駆動輪5と後輪7によって支持できるように、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪8によって遮ることなく吸込口11に導くことができる。
前述の回転ブラシ3は、筐体2の底板2aと平行な軸を中心に回転可能に吸込口11の入口に設けられている。また、底板2aにおける吸込口11の左右両側のサイドブラシ4は、底板2aと垂直な軸を中心に回転するようになっている。回転ブラシ3は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシを植設することにより形成されている。
サイドブラシ4は、回転軸と、回転軸の下端に放射状に設けられた複数本のブラシ束を有している。回転ブラシ3の回転軸および一対のサイドブラシ4の回転軸は、筐体2の底板2aの内面に支持されると共に、その付近に設けられた後述するブラシ駆動モータと、プーリおよびベルトを含む動力伝達機構を介して連結されている。
筐体2の底板2aにおける前輪8の前方には、前述のように床面を検知する床面検知センサ12が配置され、床面における下りの段差を検知するようになっている。床面検知センサ12によって下りの段差が検知されると、その検知信号が後述の制御部に送信され、制御部が両駆動輪5を停止するよう制御する。それによって、掃除ロボット1Aの下り段差への落下が防止される。また、制御部は、床面検知センサ12が下りの段差を検知すると、下りの段差を回避して走行するように制御してもよい。
筐体2の側板2cの後端には、内蔵するバッテリーの充電を行う充電端子(図示しない)が設けられている。室内を自走しながら掃除する掃除ロボット1Aは、掃除が終了すると室内に設置されている充電台に帰還する。
これにより、充電台に設けられた端子部に充電端子が接触し、バッテリーの充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台は、通常、室内の側壁に沿って設置される。なお、バッテリーは、各種モータ等の各駆動制御要素に電力を供給する。
図4に示す集塵部20は、吸引路10に接続される集塵ボックス21と、集塵ボックス21に着脱可能に設けられたフィルタ22とを有している。集塵ボックス21は、通常、筐体2内に収納されているが、集塵ボックス21内に捕集された塵埃を廃棄する際は、筐体2の蓋2b1(図1)を開いて出し入れされるようになっている。
図3に示すように、掃除ロボット1A全体の動作制御を行う制御回路は、制御部15a、掃除ロボット1Aの動作に係る設定条件や作動指令を入力する操作パネル31、走行マップ18aを記憶する記憶部18、電動送風機30を駆動するためのモータドライバ30a、駆動輪5の走行モータ51を駆動するためのモータドライバ51a、回転ブラシ3とサイドブラシ4を駆動するブラシ用モータ17を駆動するためのモータドライバ17a、床面検知センサ12を制御する制御ユニット12a、超音波センサ9を制御する制御ユニット9a等を備える。
制御部15aはCPU、ROM、RAMからなるマイクロコンピュータを備え、記憶部18に予め記憶されたプログラムデータに基いて、モータドライバ30a、51a、17aに個別に制御信号を送信し、電動送風機30、走行モータ51およびブラシ用モータ17を駆動制御して、一連の掃除運転を行う。なお、プログラムデータには、床面の広い領域を清掃する通常モード用と、壁際に沿って清掃する壁際モード用のプログラムデータなどが含まれる。
また、制御部15aは、ユーザーによる設定条件や作動指令を操作パネル31から受け入れて記憶部18に記憶させる。この記憶部18に記憶される走行マップ18aは、掃除ロボット1Aの設置場所周辺の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部18に記憶させるか、あるいは掃除ロボット1A自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
このように構成された掃除ロボット1Aにおいて、操作パネル31からの掃除運転開始の指令により、電動送風機30、駆動輪5、回転ブラシ3およびサイドブラシ4が駆動する。これにより、回転ブラシ3、サイドブラシ4、駆動輪5および後輪7が床面に接触した状態で、掃除ロボット1Aは所定の範囲を自走しながら吸込口11から床面の塵埃を含む空気を吸い込む。
このとき、回転ブラシ3の回転によって床面上の塵埃は掻き上げられて吸込口11に導かれる。また、サイドブラシ4の回転によって吸込口11の側方の塵埃が吸込口11に導かれる。
吸込口11から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、筐体2の吸引路10(図4)を通り、集塵ボックス21内に流入する。集塵ボックス21内に流入した気流は、フィルター22を通過して塵埃が除去された後、電動送風機30に流入して排気路40に導かれ、排気口41から外部へ排出される。この際、集塵ボックス21内の気流に含まれる塵埃は、フィルター22によって捕獲され、集塵ボックス21内に堆積する。
また、掃除ロボット1Aは、前述のように進路上の障害物を検出した場合および掃除領域の周縁に到達した場合、駆動輪5が一旦停止し、次に左右の駆動輪5を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、掃除ロボット1Aは、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走して掃除をすることができる。
また、掃除ロボット1Aは、前述のように、左右の駆動輪5と後輪7の3点で接触しており、前進時に急停止しても後輪7が床面から浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。
そのため、掃除ロボット1Aが前進中に下りの段差の手前で急停止しても、それによって掃除ロボット1Aが前のめりに傾いて下りの段差へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪5は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
<床面検知センサについて>
図5は床面検知センサ12の従来の構成と作用を示す説明図である。同図に示すように床面検知センサ12は、光学式センサであり、ケース13を有し、ケース13の中に発光素子(赤外線発光ダイオード)14aと、受光素子(フォトトランジスタ)14bを備えると共に、発光素子14aと受光素子14bを保護する透明保護板15を備える。
図5は、発光素子14aからの出射された光束LFが透明保護板15を介して正常な位置にある黒い床面FBと、下り段差の位置にある白い床面FW1とを照射し、その反射光が透明保護板15を介して受光素子14bに受光される状況を示している。
受光素子14bが受光した光の強度に対応する出力は制御ユニット12a(図3)で所定値と比較される。制御ユニット12aは、受光素子14bが受光した光の強度が所定値より大きいと、床面は正常であると判断し、所定値以下であると、床面は正常でない、つまり「下りの段差」であると判断する。そして、これらの判断結果は制御部15aへ入力される。
図5に示すように、発光素子14aから出射される光束LFは、光軸Xaを中心に角度θ(例えば、20度)のひらき(発散角)を有して円錐状に発散する。光束LFの光軸Xaに直交する光の強度分布は、一般的に光軸Xaを中心として光軸Xaから半径方向に離れるに従って低下するガウス分布を示す。
従って、光の反射率の低い黒い床面FBに関しては、光軸Xaに沿った強度の高い光が底板2aから距離HBだけ離れた床面FBを照射し、かつ、受光感度の高い光軸Xbに沿った反射光、つまり、光軸XaとXbの交点P1から床面FBの反射光が受光素子14bへ入射したとき、制御ユニット12aは「床面は正常である」と判断するようにしている。
一方、光の反射率の高い白い床面FW1に関しては、光軸Xaから半径方向に大きく離れた強度の低い光が床面2aから距離HW1だけ離れた床面FW1を照射し、光軸Xbに沿った反射光、つまり、光束LFの光軸Xaから半径方向に離れた光と光軸Xbとの交点P2から床面FW1の反射光が受光素子14bへ入射する。
このとき、白い床面FW1の光の反射率が黒い床面FBより十分に高く、その反射光が黒い床面FBの反射光と同程度の光強度を有する場合には、制御ユニット12aは「床面は正常である」と判断してしまう。
従って、図5に示す白い床面FW1(底板2aから距離HW1の深さにある)は、「下り段差」と判断されないことになる。
そこで、この実施形態では、図6に示すように、発光素子14aから照射される光束LFのひらき(発散角)を狭く制限する絞り素子B1を発光素子14aの照射光路中に設置している。この絞り素子B1は、発光素子14aの光軸Xaに関して受光素子14bの反対側で光束LFの一部を遮光するようになっている。
これによって、白い床面FW1には光束LFの光軸Xaから半径方向に大きく離れた強度の低い光は届かなくなるので、光軸Xaに近い光と光軸Xbとの交点P3に白い床面FW2が存在するときには、底板2aから距離HW2にある白い床面FW2からの反射光が受光素子14bに受光され、床面は正常であると判断される。つまり、「床面は正常」と判断される白い床面までの距離がHW1からHW2に短縮される。
従って、床面の色、つまり光の反射率が変化しても、「床面は正常」と検知される床面までの距離の変化が小さくなり、床面センサ12の下り段差を検知する精度が向上する。
図7はこの実施例の変形例であり、絞り素子B1が底板2aと一体に形成されている。
(第2実施形態)
図8はこの実施形態の床面検知センサの構成を示す説明図である。
図8に示すようにこの実施形態では、図6に示す絞り素子B1を絞り素子B2に置換している。絞り素子B2は通過させる光束LFのひらきを狭く制限する細長い貫通孔42を備える。なお、絞り素子B2も底板2aと一体に形成できる。その他の構成と機能は第1実施形態と同等である。
(第3実施形態)
図9はこの実施形態の床面検知センサの構成を示す説明図である。
図9に示すようにこの実施形態では、図6に示す絞り素子B1を絞り素子B3に置換している。絞り素子B3は通過させる光束LFのひらきを狭く制限するスリット43を備える。なお、絞り素子B3も底板2aと一体に形成できる。その他の構成と機能は第1実施形態と同等である。
1A 掃除ロボット
2 筐体
2a 底板
2b1
2b 天板
2c 側板
3 回転ブラシ
4 サイドブラシ
5 駆動輪
7 後輪
8 前輪
9 超音波センサ
10 吸引路
11 吸引口
12 床面検知センサ
13 ケース
14a 発光素子
14b 受光素子
15 保護板
20 集塵部
21 集塵ボックス
22 フィルタ
30 電動送風機
31 操作パネル
40 排気路
41 排気口
42 貫通孔
43 スリット
B1〜B3 絞り素子

Claims (3)

  1. 掃除用部材を有して床面を自走可能な筐体と、筐体から床面に向かって露出する光学式の床面検知センサと、掃除用部材を制御すると共に、床面検知センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部とを備え、
    前記床面検知センサは、床面に向かって光束を照射する発光素子と、床面からの反射光を受光する受光素子と、前記光束のひらきを狭く制限する絞り素子とを備え、
    前記筐体は床面と対向する板状の底板を有すると共に、前記底板は床面側に開口する1つの開口部を有し、
    前記発光素子および前記受光素子は、前記底板における前記開口部の近傍に設けられており、
    前記絞り素子は、前記底板の前記開口部の端縁の一部が、前記光束の一部を遮光するように前記発光素子の光軸に対して前記受光素子とは反対側からのみ前記発光素子の光軸近傍まで前記発光素子の前方で重なるように延設されることにより構成されている自走式掃除機。
  2. 掃除用部材を有して床面を自走可能な筐体と、筐体から床面に向かって露出する光学式の床面検知センサと、掃除用部材を制御すると共に、床面検知センサの出力を受けて筐体の自走動作を制御する制御部と、前記受光素子が受光した光の強度を所定値と比較する制御ユニットとを備え、
    前記床面検知センサは、床面に向かって光束を照射する発光素子と、床面からの反射光を受光する受光素子と、前記光束のひらきを狭く制限する絞り素子とを備え、
    前記筐体は床面と対向する板状の底板を有すると共に、前記底板は床面側に開口する開口部を有し、
    前記発光素子および前記受光素子は、前記底板における前記開口部の近傍に設けられており、
    前記絞り素子は、前記底板の前記開口部の端縁の一部が、前記光束の一部を遮光するように前記発光素子の前方まで延設されることにより構成されており、
    前記光束が照射される床面から前記筐体の前記底板までの距離が所定距離以内の場合に前記受光素子の強度が前記所定値より大きくなり、かつ、前記距離が前記所定距離を超える場合に前記受光素子の強度が前記所定値以下となるように、前記絞り素子は前記光束のひらきを狭く制限するように構成されている自走式掃除機。
  3. 前記制御ユニットは、前記受光素子の強度が前記所定値より大きい場合に正常であると判断し、かつ、前記受光素子の強度が前記所定値以下の場合に正常でないと判断するよう構成された請求項2記載の自走式掃除機。
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