JP6475115B2 - 遠心式回転機械の動特性測定装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態のターボ圧縮機および動特性測定装置を示す模式図である。なお、図が煩雑になることを避けるため、図1においては、同一の構成要素について一部符号の表記を省略している(図3、図4においても同様)。
以上のように、本実施形態では、磁力発生器21を冷却媒体により冷却する冷却装置30が設けられているので、磁力発生器21の温度上昇を抑制することができる。
図3は、第2実施形態のターボ圧縮機および動特性測定装置を示す模式図である。以下の説明においては、第1実施形態と共通する構成(同じ符号を付してある)および当該構成によって奏される効果については省略し、主に第1実施形態と異なる点について説明を行う。
本実施形態では、冷却装置30は、第1羽根車3を加振する磁力発生器21が収容された収容室31Aと、中間冷却器12によって冷却された流体を冷却媒体として収容室31Aに供給する冷媒供給流路35と、を有して構成される。ここで、収容室31Aが面する第1羽根車3の背面空間の圧力は、圧縮流体が低圧側(シール11よりも軸方向内側)に漏れる影響により、第1羽根車3で圧縮された圧縮流体の圧力よりも多少低くなっている。一方、収容室31Aに供給される冷却媒体は、第1羽根車3で圧縮された圧縮流体を冷却したものなので、第1羽根車3の背面空間の圧力よりも高圧となっている。このため、第1羽根車3の背面空間から収容室31Aに流体が流入することがなく、第1実施形態で用いたシール部材34を不要とすることができる。
図4は、第3実施形態のターボ圧縮機および動特性測定装置を示す模式図である。以下の説明においては、第1実施形態および第2実施形態と共通する構成(同じ符号を付してある)および当該構成によって奏される効果については省略し、主に第1実施形態および第2実施形態と異なる点について説明を行う。
本実施形態では、冷却装置30は、第2羽根車4を加振する磁力発生器21が収容された収容室31Bと、第2羽根車4によって圧縮または圧送された流体を、中間冷却器12によって冷却された流体との熱交換によって冷却する熱交換器13と、熱交換器13によって冷却された流体を冷却媒体として収容室31Bに供給する冷媒供給流路39と、を有して構成される。ここで、収容室31Bが面する第2羽根車4の背面空間の圧力は、圧縮流体が低圧側(シール11よりも軸方向内側)に漏れる影響により、第2羽根車4で圧縮された圧縮流体の圧力よりも多少低くなっている。一方、収容室31Bに供給される冷却媒体は、第2羽根車4で圧縮された圧縮流体を冷却したものなので、第2羽根車4の背面空間の圧力よりも高圧となっている。このため、第2羽根車4の背面空間から収容室31Bに流体が流入することがなく、第1実施形態で用いたシール部材34を不要とすることができる。なお、第1羽根車3に対向する収容室31Aに、熱交換器13で冷却された流体を冷却媒体として供給するように構成することも可能である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
2 回転軸
3 羽根車(第1羽根車)
4 羽根車(第2羽根車)
12 中間冷却器
13 熱交換器
20 動特性装置
21 磁力発生器
22 移動装置
30 冷却装置
31 収容室
32 冷媒供給流路
33 冷媒排出流路
34 シール部材
35 冷媒供給流路
39 冷媒供給流路
Claims (7)
- 回転軸の軸端部に取り付けられた羽根車の回転によって流体を圧縮または圧送する遠心式回転機械の動特性測定装置であって、
前記羽根車を磁力で加振する磁力発生器と、
前記磁力発生器を冷却媒体により冷却する冷却装置と、
を備え、
前記冷却装置は、
前記磁力発生器を収容する収容室と、
前記羽根車によって圧縮または圧送される前の流体を前記冷却媒体として前記収容室に供給する冷媒供給流路と、
前記収容室の前記羽根車に対向する壁面と、当該壁面を貫く前記磁力発生器との間に設けられたシール部材と、
を有して構成される遠心式回転機械の動特性測定装置。 - 回転軸の軸端部に取り付けられた羽根車の回転によって流体を圧縮または圧送する遠心式回転機械の動特性測定装置であって、
前記羽根車を磁力で加振する磁力発生器と、
前記磁力発生器を冷却媒体により冷却する冷却装置と、
を備え、
前記羽根車として、先に流体を圧縮または圧送する第1羽根車と、前記第1羽根車の後に流体をさらに圧縮または圧送する第2羽根車とが設けられており、
前記第1羽根車の下流側且つ前記第2羽根車の上流側に、前記第1羽根車によって圧縮または圧送された流体を冷却する中間冷却器が設けられているとき、
前記冷却装置は、
前記第1羽根車を加振する前記磁力発生器が収容された収容室と、
前記中間冷却器によって冷却された流体を前記冷却媒体として前記収容室に供給する冷媒供給流路と、
を有して構成される遠心式回転機械の動特性測定装置。 - 回転軸の軸端部に取り付けられた羽根車の回転によって流体を圧縮または圧送する遠心式回転機械の動特性測定装置であって、
前記羽根車を磁力で加振する磁力発生器と、
前記磁力発生器を冷却媒体により冷却する冷却装置と、
を備え、
前記羽根車として、先に流体を圧縮または圧送する第1羽根車と、前記第1羽根車の後に流体をさらに圧縮または圧送する第2羽根車とが設けられており、
前記第1羽根車の下流側且つ前記第2羽根車の上流側に、前記第1羽根車によって圧縮または圧送された流体を冷却する中間冷却器が設けられているとき、
前記冷却装置は、
前記第2羽根車を加振する前記磁力発生器が収容された収容室と、
前記第2羽根車によって圧縮または圧送された流体を、前記中間冷却器によって冷却された流体との熱交換によって冷却する熱交換器と、
前記熱交換器によって冷却された流体を前記冷却媒体として前記収容室に供給する冷媒供給流路と、
を有して構成される遠心式回転機械の動特性測定装置。 - 前記冷却媒体を前記収容室から排出する冷媒排出流路が、前記羽根車の吸込側に接続されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遠心式回転機械の動特性測定装置。
- 前記冷媒排出流路は、前記冷却装置により冷却される前記磁力発生器が加振する前記羽根車の吸込側に接続されている請求項4に記載の遠心式回転機械の動特性測定装置。
- 回転軸の軸端部に取り付けられた羽根車の回転によって流体を圧縮または圧送する遠心式回転機械の動特性測定装置であって、
前記羽根車を磁力で加振する磁力発生器と、
前記磁力発生器を冷却媒体により冷却する冷却装置と、
を備え、
前記磁力発生器を少なくとも前記回転軸の軸方向の移動成分をもって移動させる移動装置がさらに設けられており、
前記冷却装置は前記磁力発生器とともに前記移動装置を冷却する遠心式回転機械の動特性測定装置。 - 前記磁力発生器を少なくとも前記回転軸の軸方向の移動成分をもって移動させる移動装置がさらに設けられており、
前記冷却装置は前記磁力発生器とともに前記移動装置を冷却する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遠心式回転機械の動特性測定装置。
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